JP2005182857A - テープストレージ - Google Patents

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JP2005182857A
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Takahito Shibayama
卓人 柴山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】テープストレージにおいて、テープドラムへの電源の発熱による熱影響を低減し、また小型化を図る。
【解決手段】真空断熱材8を、発熱体である電源3とテープドラム4との空間を仕切るように配置することにより、電源3の熱がテープドラム4へ影響するのを軽減することができる。特に、これらの間にプリント基板2を有するときには電源3とプリント基板2の間、及びプリント基板2とテープドラム4の間に真空断熱材8を配設することにより、より効果的な熱影響の防止を図ることができる。これにより、テープドラム4の熱による劣化を軽減することができ、信頼性が向上する。また、真空断熱材8は断熱性能が高いため薄くてわずかなスペースがあれば断熱することができ、テープストレージの小型化が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源などの熱源より発生した熱からテープドラムやプリント基板を保護する真空断熱材を有するテープストレージに関するものである。
近年、電子データのバックアップにおいてはCDやDVD等の光記録メディアが躍進しているものの、従来からある磁気テープは、より大容量のデータをバックアップするのに向いており、その記録スピードや取り扱いの面で優れている。その磁気テープを用いた記録装置をテープストレージと称している。
テープストレージは、狭い箱体に電源をはじめ、テープに記録したり読取ったりするためのテープドラム、プリント基板など多くの部品が詰め込まれており、電源等の電気部品の発熱体から放出される熱が、熱に弱い部品悪影響を与えないように対策がとられている。特に磁気テープや、テープドラムが熱に弱い。
そこで、テープドラムへの電源からの熱を低減するために空間を設けたり、プラスチック板を挟んだり、ファンにより送風したりするなどして熱を軽減する方法がある(特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来のテープストレージを説明する。
図3は、従来のテープストレージの断面図である。図3において、テープストレージ1はプリント基板2と、電源3と、テープドラム4と、プラスチック板5と、ファン6とを箱体7の内部に備えている。
以上のように構成されたテープストレージ1について、以下その動作を説明する。
テープストレージ1を稼動させることにより電源3に熱が生じる。しかし、電源3とテープドラム4との間に設けた空間とプラスチック板5とにより、電源3からテープドラム4への熱の影響を低減できる。また、ファン6を回すことにより外部に電源3の熱を排出できるので、テープドラム4への熱の影響を低減できる。
特開2002−230870号公報
しかしながら、上記の構成では電源とテープドラムの間に空間を設けた上、プラスチックなどの板で遮っているので、熱影響の低減のためにスペースを大きくとる必要があり、本体を小型化することが難しい問題があった。
本発明は従来の課題を解決するもので、テープドラムと電源との間に断熱性の高い真空断熱材を配置することにより、小スペースでテープドラムへの電源の熱の影響を大きく低減し、テープドラムの信頼性を向上したテープストレージを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のテープストレージは、プリント基板と、電源と、テープドラムとを箱体内部に備え、前記テープドラムを前記プリント基板と電源とによる高温から保護するための真空断熱材を配設したものである。
これによって、発熱体である電源等からのテープドラムへの熱影響を大きく低減でき、熱による劣化を抑えられ、テープドラムの信頼性が向上する。また、真空断熱材は薄くても断熱性能が高いので、わずかなスペースがあれば断熱することができ、テープストレージを小型化することができる。
本発明のテープストレージは、断熱性能が高い真空断熱材をテープドラム保護のために効果的に配設することにより、小型化を図りながらテープドラムの信頼性を向上することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、プリント基板と、電源と、テープドラムを箱体の内部に備え、前記テープドラムを高温から保護するための真空断熱材を用いたものである。電源等の発熱体の高温からテープドラムを保護するように真空断熱材を配置すれば、真空断熱材は断熱性が高いのでテープドラムへの熱の影響を大きく低減でき、熱による劣化を抑え、テープドラムの信頼性を向上することができる。また、真空断熱材は薄くても断熱能力が高くわずかなスペースがあれば断熱することができ、テープストレージを小型化することができる。
また、テープドラムにかかる熱負荷が減るので、ファンの能力を下げることができ、ファンの小型化や、無くすことができる。それにより、コストの低減とテープストレージ小型化ができる。
更に、真空断熱材は1MHz以上の周波数の磁界に対するシールド効果を有するため、テープストレージ周囲や周辺部品から発生する磁界によって磁気テープに記録されたデータが破損することを防ぐことができる。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、発熱体である電源と熱に弱い部品であるテープドラムとの空間を仕切るように真空断熱材を配置したものである。真空断熱材を用いて仕切ることにより、空気の対流熱と輻射熱とを防ぐことができ、テープドラムへの電源の熱の影響を効果的に低減でき、テープドラムの熱による劣化が抑えられて信頼性が向上する。また、真空断熱材は薄く、わずかなスペースしかなくとも高い断熱効果が得られ、テープストレージを小型化できる。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、電源と箱体との間に真空断熱材を配置したものである。真空断熱材は断熱性能が高いので、箱体と電源との間のわずかなスペースでも断熱効果が得られ、箱体の温度上昇を抑えることができる。それにより、周囲の機器への悪影響を抑えることができる。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、電源とプリント基板との間を仕切るように真空断熱材を配置したものである。プリント基板への熱の影響を大きく低減でき、プリント基板やプリント基板に設置された部品の熱による劣化を抑えることができ、信頼性が向上する。また、プリント基板を伝わって広がる熱を低減することができ、プリント基板が二次熱源となるのを抑えることができる。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明において、電源を冷却するための風路の一部を真空断熱材で形成したものである。これにより、放熱したい方向以外への熱の拡散を抑えることができ、ファンの送風により局所的に排気することで、効率よく熱を放熱することができる。それにより、周りの部品が熱により劣化するのを抑えることができ、信頼性が向上する。さらにファンの能力を下げることができ、ファンを小型化することができる。それにより、コストの低減とテープストレージの小型化ができる。また、真空断熱材は薄いのでわずかなスペースがあれば断熱することができ、テープストレージを小型化することができる。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の発明において、芯材としてシリカを主成分としたものである。シリカは耐熱性があり、特に高温使用時に優れた断熱性能と長期信頼性を有する高性能な真空断熱材を提供でき、テープストレージの信頼性を長期わたって維持することができる。
以下、本発明によるテープストレージの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるテープストレージの斜視透視図である。図2は、図1に示す真空断熱材の断面図である。
図1及び図2において、テープストレージ6は、箱体7の内部のほぼ中央部にプリント基板2を配設し、後部に電源3を有する。前部に装填した磁気テープ9とプリント基板2との間にテープドラム4を有し、電源の近傍で箱体7の側面にファン6と、その対面に吸気口10を備え、プリント基板2とテープドラム4との間に真空断熱材8aを、プリント基板2と電源3との間に真空断熱材8bを、電源3と箱体7との間に真空断熱材8cを配設して構成される。テープドラム4は高速で回転し、カートリッジから引き出した磁気テープにデータを記録したり読み出したりする。
真空断熱材8aは、テープドラム4と電源3との間の空間を仕切るように配置することで、電源3の発熱によって高温となった空気、および輻射熱を遮る。本実施の形態1では、プリント基板2の発熱の影響も防ぐことができる。
真空断熱材8bは、プリント基板2と電源3との空間を仕切るように配置することで、電源3の発熱がプリント基板2に影響しないようにし、かつ真空断熱材8cと箱体7とで電源2の熱を排気する風路を形成する。ファン6は吸気口10から吸入した外気を風路を通して電源3を効率良く冷却したのち排気する。真空断熱材8bに隙間10pを設けておくことで、プリント基板2の熱を誘引排気することができる。
真空断熱材8cは、箱体7の内側に配設することで、箱体の温度上昇を抑える。
真空断熱材8a,8b,8cは、多孔質体である芯材12をラミネートフィルムからなる外包材11で覆い、内部を真空引きして封止したものである。狭い空間に配設することを考えれば、厚みは0.2mm以上4.0mm以下が好ましい。真空断熱材8が0.2mm以上4.0mm以下でも十分な断熱性能が得られ、断熱に必要なスペースが僅かで済み、テープストレージ6を小型化、もしくは仕様を変えずに適用することができる。
また、芯材10はシリカを主成分とするものが耐熱性に優れて好ましい。特に80℃付近の高温での優れた断熱性能と長期信頼性を有する高性能な真空断熱材となる。これにカーボンブラックを適量加えることにより、特に高温での断熱性能が一段と優れる真空断熱材を提供できる。これは、シリカ粉体の凝集粒子が解砕されて微細化するとともに空隙径も小さくなり、固体熱伝導率及び気体熱伝導率ともに低下することによる。更にグラスウール等の無機繊維を適量加えれば、繊維が骨材として作用して成形に優れるものとなり、取り扱い性、粉立ちを改善できる。
また、芯材10にバインダー成分を含ませてもよい。これにより、真空断熱材の折れ、曲がり、粉立ちを抑制又は防止でき、更に取り扱い性が向上する。
なお、本実施例ではテープストレージについて述べたが、
以上のように、本発明にかかるテープストレージは、真空断熱材の使用により、熱に弱いテープドラムという磁気記録装置、及び磁気テープという記録媒体を電源等の発熱体による熱影響から保護しつつ小型化を可能とするものであり、同様に磁気記録を行うハードディスク(HDD)や光記録ストレージについても、テープドラム4が磁気や光学ヘッドに置き換わり、また、テープがディスクに置き換わるだけであり、真空断熱材8を用いることによる同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態1によるテープストレージの斜視透視図 本発明の実施の形態1による真空断熱材の断面図 従来のテープストレージの斜視図
符号の説明
1 テープストレージ
2 プリント基板
3 電源
4 テープドラム
6 ファン
7 箱体
8a,8b,8c 真空断熱材

Claims (6)

  1. プリント基板と、電源と、テープドラムとを箱体内部に備え、前記テープドラムを前記プリント基板と電源とによる高温から保護するための真空断熱材を有するテープストレージ。
  2. テープドラムと電源との空間を仕切るように真空断熱材を配置した請求項1記載のテープストレージ。
  3. 電源とテープストレージの箱体との間に真空断熱材を配置した請求項1または請求項2記載のテープストレージ。
  4. 電源とプリント基板との間を仕切るように真空断熱材を配置した請求項1から請求項3のうちいずれか一項記載のテープストレージ。
  5. 電源を冷却するためファンを有し、ファンの送風のための風路の一部を真空断熱材で形成した請求項1から請求項4のうちいずれか一項記載のテープストレージ。
  6. 真空断熱材の芯材が少なくともシリカを主成分とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項記載のテープストレージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515155A (ja) * 2011-03-09 2014-06-26 トムソン ライセンシング リセットボタンとライトガイドを有するセットトップボックス
US9363547B2 (en) 2011-03-09 2016-06-07 Thomson Licensing Set top box having reset button and light guide

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