JP2005182629A - 情報送受信システムおよび方法、送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びにプログラム - Google Patents

情報送受信システムおよび方法、送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 容易に情報を送受信することができるようにする。
【解決手段】 パーソナルコンピュータ11は、送信する情報を符号化することで、複数のフレームからなる動画コードを生成する。フレームの左側の4ブロックには送信する実際の実情報に対応するコードが格納され、右側の2ブロックにはフレームの順番を示すコードが格納される。また、先頭のフレームには、フレームの左側の4ブロックに先頭を示すコードが格納される。表示装置12は、動画コードを所定のフレームレートで表示する。カメラ付携帯電話機13は、表示装置12に表示された動画コードを撮影し、先頭のフレームが認識された後、フレームの順番情報が連続している場合に、左側の4ブロックを認識する。本発明は、情報を送受信するシステムに適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報送受信システムおよび方法、送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びにプログラムに関し、特に、情報を迅速かつ容易に送受信できるようにした情報送受信システムおよび方法、送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びにプログラムに関する。
従来、情報をコード化する技術には、主にバーコードおよび2次元コードが用いられている。
しかしながら、バーコードおよび2次元コードは、静止画コードであるため、コード化できる情報量に制限があるという問題があった。
そこで特許文献1には、ユーザが複数の2次元コードを、1個ずつ時間を隔ててパーソナルコンピュータに認識させることで、それぞれの2次元コードに対応する処理をパーソナルコンピュータに連続して行わせる方法が提案されている。
特開2000−148904号公報
しかしながら、特許文献1の発明では、連続する2次元コードのうち、1つの2次元コードが読み飛ばされたとしても、それをエラーとして捉えることができないという課題があった。
また、狭い領域に細かなテクスチャで描かれているために、バーコードおよび2次元コードは鮮明でなければいけないという問題があった。すなわち、紙媒体に印刷されるのが好ましく、たとえ、バーコードおよび2次元コードをディスプレイに表示できたとしても、それを読み取る読み取り側に、専用リーダや精密な位置合わせが必要となる。
さらにバーコードおよび2次元コードを紙媒体に印刷する場合、情報を送信したいユーザに対しての情報の伝達に遅延が生じてしまうという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、情報を迅速かつ容易に送受信できるようにするものである。
本発明の情報送受信システムは、複数のブロックで構成される表示単位を表示することで情報を送信する送信装置と、複数の表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置からなる情報送受信システムであって、送信装置は、表示単位のうちの第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納手段と、表示単位のうちの第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納手段と、コードが格納された表示単位を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶された複数の表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信手段とを備え、受信装置は、送信手段により表示された複数の表示単位を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定手段と、判定手段により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実情報を認識する認識手段とを備えることを特徴とする。
本発明の情報送受信方法は、複数のブロックで構成される表示単位を表示することで情報を送信する送信装置と、複数の表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置からなる情報送受信システムの情報送受信方法であって、表示単位のうちの第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納ステップと、表示単位のうちの第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納ステップと、コードが格納された表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信ステップと、送信ステップの処理により表示された複数の表示単位を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実情報を認識する認識ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の送信装置は、第1のブロックと第2のブロックにより構成される表示単位の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納手段と、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納手段と、コードが格納された表示単位を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶された複数の表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
第2の情報格納手段は、送信手段により送信される先頭の表示単位の第2のブロックに、表示単位が先頭であることを示すコードを格納するようにすることができる。
送信手段は、先頭から最後の順番までの複数の表示単位を繰り返し表示するようにすることができる。
本発明の送信方法は、第1のブロックと第2のブロックにより構成される表示単位の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納ステップと、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納ステップと、コードが格納された表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、第1のブロックと第2のブロックにより構成される表示単位の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納ステップと、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納ステップと、コードが格納された表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の受信装置は、所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の表示単位を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する第1の判定手段と、第1の判定手段により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識手段とを備えることを特徴とする。
撮影手段により撮影された表示単位の第2のブロックに、表示単位の先頭を示すコードが格納されているか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、第2の判定手段により、表示単位の第2のブロックに、先頭を示すコードが格納されていると判定された場合、認識手段は、先頭を示すコードが格納されている表示単位から、実情報の認識を開始し、再び第2の判定手段により、表示単位の第2のブロックに、先頭を示すコードが格納されていると判定された場合、実情報の認識を終了するようにすることができる。
第1の判定手段により順番が連続していないと判定された場合、認識手段は、第2の判定手段により表示単位の第2のブロックに先頭を示すコードが格納されていると判定された表示単位から再び認識を開始するようにすることができる。
本発明の受信方法は、所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の表示単位を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の表示単位を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第1の本発明においては、表示単位のうちの第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードが格納され、表示単位のうちの第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードが格納され、コードが格納された表示単位が記憶され、記憶された複数の表示単位が、所定の表示レートで表示されることで情報が送信される。そして、表示された複数の表示単位が撮影され、撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かが判定され、順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実情報が認識される。
第2の本発明においては、第1のブロックと第2のブロックにより構成される表示単位の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコードが格納され、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードが格納され、コードが格納された表示単位が記憶され、記憶された複数の表示単位が、所定の表示レートで表示されることで情報が送信される。
第3の本発明においては、所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の表示単位が撮影され、撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かが判定され、順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報が認識される。
第1の本発明によれば、容易に情報を送受信することができる。特に、送受信する情報量の制限を無くすことができる。また、迅速に情報を送受信することができる。
第2の本発明によれば、容易に情報を送信することができる。特に、送信する情報量の制限を無くすことができる。また、迅速に情報を送信することができる。
第3の本発明によれば、容易に情報を受信することができる。特に、受信する情報量の制限を無くすことができる。また、迅速に情報を受信することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が、本明細書に記載されていることを確認するためのものである。したがって、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
更に、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものでもない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、情報送受信システムが提供される。この情報送受信システム(例えば、図1の情報送受信システム1)は、複数のブロック(例えば、図10の2×3の6ブロック)で構成される表示単位(例えば、フレーム)を表示することで情報を送信する送信装置(例えば、図1のパーソナルコンピュータ11および表示装置12)と、複数の表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置(例えば、図1のカメラ付携帯電話機13)からなる情報送受信システムであって、送信装置は、表示単位のうちの第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)に、表示単位の順番を示す順番情報のコード(例えば、図13で規定される順番コード)を格納する第1の情報格納手段(例えば、図3の順番情報格納部122)と、表示単位のうちの第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)に、実際の情報である実情報のコード(例えば、図11および図12で規定されるコード)を格納する第2の情報格納手段(例えば、図3の実情報格納部124)と、コードが格納された表示単位を記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶部111)と、記憶手段により記憶された複数の表示単位を、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示することで情報を送信する送信手段(例えば、図1の表示装置12)とを備え、受信装置は、送信手段により表示された複数の表示単位を撮影する撮影手段(例えば、図6のCCDカメラ216)と、撮影手段により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定手段(例えば、図7の順番情報判定部322)と、判定手段により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実情報を認識する認識手段(例えば、図7の情報認識部326)とを含む。
本発明によれば、情報送受信方法が提供される。この情報送受信方法は、複数のブロック(例えば、図10の2×3の6ブロック)で構成される表示単位(例えば、フレーム)を表示することで情報を送信する送信装置(例えば、図1のパーソナルコンピュータ11および表示装置12)と、複数の表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置(例えば、図1のカメラ付携帯電話機13)からなる情報送受信システムの情報送受信方法であって、表示単位のうちの第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)に、表示単位の順番を示す順番情報のコード(例えば、図13で規定される順番コード)を格納する第1の情報格納ステップ(例えば、図9のステップS52およびステップS57)と、表示単位のうちの第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)に、実際の情報である実情報のコード(例えば、図11および図12で規定されるコード)を格納する第2の情報格納ステップ(例えば、図9のステップS51およびステップS56)と、コードが格納された表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップ(例えば、図8のステップS3)と、記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の表示単位を、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示することで情報を送信する送信ステップ(例えば、図8のステップ6)と、送信ステップの処理により表示された複数の表示単位を撮影する撮影ステップ(例えば、図15のステップS101およびステップS107)と、撮影ステップの処理により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップ(例えば、図16のステップS109)と、判定ステップの処理により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実情報を認識する認識ステップ(例えば、図16のステップS111)とを含む。
本発明によれば、送信装置が提供される。この送信装置(例えば、図1のパーソナルコンピュータ11および表示装置12)は、第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)と第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)により構成される表示単位(例えば、図10のフレーム)の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコード(例えば、図13で規定される順番コード)を格納する第1の情報格納手段(例えば、図3の順番情報格納部122)と、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコード(例えば、図11および図12で規定されるコード)を格納する第2の情報格納手段(例えば、図3の実情報格納部124)と、コードが格納された表示単位を記憶する記憶手段(例えば、図2の記憶部111)と、記憶手段により記憶された複数の表示単位を、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示することで情報を送信する送信手段(例えば、図1の表示装置12)とを含む。
この第2の情報格納手段は、送信手段により送信される先頭の表示単位の第2のブロックに、表示単位が先頭であることを示すコード(例えば、図12で規定されるコード)を格納するものとすることができる。
この送信手段は、先頭から最後の順番までの複数の表示単位を繰り返し表示するものとすることができる。
また、本発明によれば、送信方法が提供される。この送信方法は、第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)と第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)により構成される表示単位(例えば、フレーム)の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコード(例えば、図13で規定される順番コード)を格納する第1の情報格納ステップ(例えば、図9のステップS52およびステップS57)と、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコード(例えば、図11および図12で規定されるコード)を格納する第2の情報格納ステップ(例えば、図9のステップS51およびステップS56)と、コードが格納された表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップ(例えば、図8のステップS3)と、記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の表示単位を、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示することで情報を送信する送信ステップ(例えば、図8のステップ6)とを含む。
また、本発明によれば、第1のプログラムが提供される。この第1のプログラムは、第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)と第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)により構成される表示単位(例えば、フレーム)の第1のブロックに、表示単位の順番を示す順番情報のコード(例えば、図13で規定される順番コード)を格納する第1の情報格納ステップ(例えば、図9のステップS52およびステップS57)と、表示単位の第2のブロックに、実際の情報である実情報のコード(例えば、図11および図12で規定されるコード)を格納する第2の情報格納ステップ(例えば、図9のステップS51およびステップS56)と、コードが格納された表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップ(例えば、図8のステップS3)と、記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の表示単位を、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示することで情報を送信する送信ステップ(例えば、図8のステップ6)とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、受信装置が提供される。この受信装置(例えば、図1のカメラ付携帯電話機13)は、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示されている、第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)と第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)により構成される複数の表示単位を撮影する撮影手段(例えば、図6のCCDカメラ216)と、撮影手段により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する第1の判定手段(例えば、図7の順番情報判定部322)と、第1の判定手段により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識手段(例えば、図7の情報認識部326)とを含む。
この撮影手段により撮影された表示単位の第2のブロックに、表示単位の先頭を示すコード(例えば、図12のコード)が格納されているか否かを判定する第2の判定手段(例えば、図7の実情報判定部324)をさらに含み、第2の判定手段により、表示単位の第2のブロックに、先頭を示すコードが格納されていると判定された場合(例えば、図15のステップS103でYESと判定された場合)、認識手段は、先頭を示すコードが格納されている表示単位から、実情報の認識を開始し、再び第2の判定手段により、表示単位の第2のブロックに、先頭を示すコードが格納されていると判定された場合(例えば、図16のステップS113でYESと判定された場合)、実情報の認識を終了するものとすることができる。
この第1の判定手段により順番が連続していないと判定された場合(例えば、図16のステップS109でNOと判定された場合)、認識手段は、第2の判定手段により表示単位の第2のブロックに先頭を示すコードが格納されていると判定された表示単位から再び認識を開始するものとすることができる。
本発明によれば、受信装置が提供される。この受信装置(例えば、図1のカメラ付携帯電話機13)は、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示されている、第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)と第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)により構成される複数の表示単位(例えば、図10のフレーム)を撮影する撮影ステップ(例えば、図15のステップS101およびステップS107)と、撮影ステップの処理により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップ(例えば、図16のステップS109)と、判定ステップの処理により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識ステップ(例えば、図16のステップS111)とを含む。
本発明によれば、第2のプログラムが提供される。この第2のプログラムは、所定の表示レート(例えば、5fps)で表示されている、第1のブロック(例えば、図10の左側の4ブロック)と第2のブロック(例えば、図10の右側の2ブロック)により構成される複数の表示単位(例えば、図10のフレーム)を撮影する撮影ステップ(例えば、図15のステップS101およびステップS107)と、撮影ステップの処理により撮影された複数の表示単位の第1のブロックに基づいて、複数の表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップ(例えば、図16のステップS109)と、判定ステップの処理により順番が連続していると判定された場合、複数の表示単位の第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識ステップ(例えば、図16のステップS111)とをコンピュータに実行させる。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した情報送受信システム1の構成例を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ11は、表示装置12とケーブルを介して接続されており、表示装置12は、パーソナルコンピュータ11から供給された画像情報に基づく画像を表示する。カメラ付携帯電話機13は、表示装置12に表示された画像を撮影する。この情報送受信システム1においては、パーソナルコンピュータ11が、表示装置12を介してカメラ付携帯電話機13に情報を送信する。
本発明では、パーソナルコンピュータ11が、所定の情報を動画コードに変換し(符号化し)、表示装置12が変換された動画コードを表示する。そして、カメラ付携帯電話機13が動画コードを撮影し、動画コードを元の情報(所定の情報)に逆変換(符号化)することで、データを送受信する。
図2は、図1のパーソナルコンピュータ11の詳細な構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、および動画コード符号化部104は、内部バス105を介して相互に接続されている。この内部バス105にはまた、入出力インターフェース106も接続されている。
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラム、または、記憶部111からRAM103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。動画コード符号化部104は、CPU101からの制御に基づいて、情報を動画コードに符号化する。
入出力インターフェース106には、キーボード、マウスなどよりなる入力部107、CRT,LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部108、スピーカ109、情報を出力する出力部110、ハードディスクなどより構成される記憶部111、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部112が接続されている。通信部112は、電話回線やCATVを含む各種のネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インターフェース106にはまた、必要に応じてドライブ113が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどによりなるリムーバブルメディア121が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部111にインストールされる。
なお、本実施の形態では、動画コード符号化部104が送信する情報を符号化して動画コードとし、出力部110は、その動画コードを出力し、図1の表示装置12に表示させることで、他の機器(図1においては、カメラ付携帯電話機13)に情報を送信するものである。
図3は、図2のパーソナルコンピュータ11の動画コード符号化部104の機能的構成例を示すブロック図である。
動画コード符号化部104には、動画コード制御部121、順番情報格納部122、順番コード記憶部123、実情報格納部124、実コード記憶部125、およびフレーム生成部126が設けられている。
動画コード制御部121は、情報を符号化して動画コードにするために、順番情報格納部122および実情報格納部124を制御する。順番コード記憶部123は、動画コードの順番を示す情報である順番情報に対するコードを記憶しており、実コード記憶部125は、動画コードの実際の情報である実情報に対するコードを記憶している。順番情報格納部122は、対応する順番情報に対するコードを、順番コード記憶部123から取得し、これを所定のブロックに格納する。また実情報格納部124は、送信する実際の情報(実情報)に対するコードを、実コード記憶部125から取得し、これを所定のブロックに格納する。フレーム生成部126は、順番情報格納部122により格納された所定のブロック(本例においては右側の2ブロック)、および、実情報格納部124により格納された所定のブロック(本例においては左側の4ブロック)を取得し、これらに基づいて、動画コードの1フレーム(複数のブロックで構成される表示単位)を生成する。フレーム生成部126は、生成した1フレームを出力する。
出力された1フレームの動画コードは、CPU101からの制御に基づいて、一旦、記憶部111に記憶される。そして、送信する情報が全て動画コードに変換されたとき、CPU101は、記憶された動画コードを読み出し、所定のフレームレート(例えば、5fps(Frame Per Second))で出力部110に出力させる。出力部110は、この例の場合、表示装置12に動画コードを所定のフレームレートで出力する。表示装置12は、この動画コードを所定のフレームレートで表示する。
このように、動画コード符号化部104は、送信する情報を符号化して動画コードにする。換言すると、動画コード符号化部104は、送信する情報に基づいて、動画コードを生成する。
図4は、図1のカメラ付携帯電話機13の外観の構成を表している。
カメラ付携帯電話機13は、その筐体が、中央のヒンジ部211により表示部212と本体213が結合されており、ヒンジ部211を介して折り畳み可能とされている。上側の筐体としての表示部212には、上端左部に送受信用のアンテナ214が引出しおよび収納可能な状態に取り付けられており、アンテナ214を介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
また表示部212には、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部215が設けられており、カメラ部215のCCDカメラ216によって所望の撮像対象を撮像することができる。
表示部212は、カメラ部215がユーザによってほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図5に示されるように、カメラ部215の背面側中央に設けられたスピーカ217が正面側に位置することになり、これにより通常の音声通話状態に切り換わる。
また、表示部212には、その正面に液晶ディスプレイ218が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名、電話番号および送信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、カメラ部215のCCDカメラ216で撮像した画像を表示することができる。
一方、下側の筐体としての本体213には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話および電源キー、クリアキー、および電子メールキー等の操作キー219が設けられており、操作キー219を用いて各種指示を入力することができる。また本体213には、操作キー219の下部にメモボタン220やマイクロフォン221が設けられており、メモボタン220によって通話中の相手の音声を録音することができるとともに、マイクロフォン221によって通話時のユーザの音声を集音する。
さらに本体213には、操作キー219の上部に回動自在なジョグダイヤル222が本体213の表面から僅かに突出した状態で設けられており、ジョグダイヤル222に対する回動操作に応じて液晶ディスプレイ218に表示されている電話帳リストや電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作等の種々の動作を実行する。
例えば本体213は、ユーザによるジョグダイヤル222の回動操作に応じて液晶ディスプレイ218に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、ジョグダイヤル222が本体213の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
なお、本体213の背面側には、図示せぬバッテリパックが装着されており、終話および電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
ところで本体213には、本体213の左側面上部に抜差自在なメモリスティック(出願人会社の商標)223を装着するためのメモリスティックスロット224が設けられており、メモボタン220が押下されるとメモリスティック223に通話中の相手の音声を記録したり、ユーザの操作に応じて電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ216で撮像した画像を記録することができる。
ここでメモリスティック223は、本願出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモリカードの一種である。このメモリスティック223は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm]の小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込みおよび読み出しが可能となっている。
またメモリスティック223は、大容量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用する機器で互換性を確保することができる独自のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S]、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。
従ってカメラ付携帯電話機13は、このようなメモリスティック223を装着可能に構成されているために、メモリスティック223を介して他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができる。
図6は、カメラ付携帯電話機13の構成を表している。
カメラ付携帯電話機13は、表示部212および本体213の各部を統括的に制御する主制御部250に対して、電源回路部251、操作入力制御部252、画像エンコーダ253、カメラインターフェース部254、LCD(Liquid Crystal Display)制御部255、画像デコーダ256、多重分離部257、変復調回路部258、音声コーデック259、記録再生部263、動画コード復号部264、および記憶部265がバス260を介して互いに接続されて構成されている。
電源回路部251は、ユーザの操作により終話および電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することによりカメラ付携帯電話機13を動作可能な状態に起動する。
カメラ付携帯電話機13は、CPU、ROM、およびRAM等でなる主制御部250の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン221で集音した音声信号を音声コーデック259によってディジタル音声信号に変換、圧縮し、これを変復調回路部258でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部262でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ214を介して送信する。
またカメラ付携帯電話機13は、音声通話モード時にアンテナ214で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理およびアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック259によって伸張し、アナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ217を介して出力する。
さらにカメラ付携帯電話機13は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー219およびジョグダイヤル222の操作によって入力された電子メールのテキストデータを操作入力制御部252を介して主制御部250に送出する。主制御部250は、テキストデータを変復調回路部258でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部262でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ214を介して基地局へ送信する。
これに対してカメラ付携帯電話機13は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ214を介して基地局から受信した受信信号を変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制御部255を介して液晶ディスプレイ218に電子メールとして表示する。
その後カメラ付携帯電話機13は、ユーザの操作に応じて受信した電子メールを記録再生部263を介してメモリスティック223に記録することも可能である。
カメラ付携帯電話機13は、画像信号を送信しない場合には、CCDカメラ216で撮像した画像信号をカメラインターフェース部254およびLCD制御部255を介して液晶ディスプレイ218に直接表示する。また、カメラ付携帯電話機13は、CCDカメラ216で撮影した画像コードを、カメラインターフェース部254およびバス260を介して画像コード復号部264に出力し、復号させる。
カメラ付携帯電話機13は、データ通信モード時に画像信号を送信する場合、CCDカメラ216で撮像された画像信号をカメラインターフェース部254を介して画像エンコーダ253に供給する。
画像エンコーダ253は、CCDカメラ216から供給された画像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2やMPEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像信号に変換し、これを多重分離部257に送出する。このとき同時にカメラ付携帯電話機13は、CCDカメラ216で撮像中にマイクロフォン221で集音した音声を音声コーデック259を介してディジタルの音声信号として多重分離部257に送出する。
多重分離部257は、画像エンコーダ253から供給された符号化画像信号と音声コーデック259から供給された音声信号とを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化信号を変復調回路部258でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部262でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ214を介して送信する。
これに対してカメラ付携帯電話機13は、データ通信モード時に例えば簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ214を介して基地局から受信した受信信号を変復調回路部258でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化信号を多重分離部257に送出する。
多重分離部257は、多重化信号を分離することにより符号化画像信号と音声信号とに分け、バス260を介して符号化画像信号を画像デコーダ256に供給すると共に音声信号を音声コーデック259に供給する。画像デコーダ256は、符号化画像信号をMPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号方式でデコードすることにより再生動画像信号を生成し、これをLCD制御部255を介して液晶ディスプレイ218に供給する。これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表示される。
このとき同時に音声コーデック259は、音声信号をアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ217に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声信号が再生される。この場合も電子メールの場合と同様にカメラ付携帯電話機13は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータをユーザの操作により記録再生部263を介してメモリスティック223に記録することが可能である。
動画コード復号部264は、動画コードを、符号化方式に対応した復号方式で復号することにより、符号化される前の情報を取得(生成)する。また、動画コード復号部264は、動画コードを復号して取得した情報を主制御部250に出力する。主制御部250は、この情報に基づく処理を実行する。
記憶部265は、名前(相手先の名前)、電話番号、および電子メールのアドレス等を対応付けて記憶しており、主制御部250の指示に基づいて、これを読み出したり、新たに記憶する。また、記憶部265は、動画コード復号部264により復号された情報を記憶する。
図7は、図6のカメラ付携帯電話機13の動画コード復号部264の機能的構成例を示すブロック図である。
動画コード復号部264には、動画コード制御部321、順番情報判定部322、順番コード記憶部323、実情報判定部324、実コード記憶部325、および情報認識部326が設けられている。
動画コード復号部264の動画コード制御部321には、CCDカメラ216により撮影された動画コードが入力される。
動画コード制御部321は、動画コードを復号して情報を生成(取得)するために、順番情報判定部322および実情報判定部324を制御する。順番コード記憶部323は、動画コードの順番を示す情報である順番情報に対するコードを記憶しており、実コード記憶部325は、動画コードに含まれる実際の情報(実情報)に対するコードを記憶している。具体的には、順番コード記憶部323は、図4の順番コード記憶部123と同様のコードを記憶しており、実コード記憶部325は、図4の実コード記憶部125と同様のコードを記憶している。順番情報判定部322は、動画コードに格納されている所定のブロック(本例においては右側の2ブロック)が、順番コード記憶部323に記憶されているコードに対応しているか否かを判定する。また実情報判定部324は、動画コードに格納されている所定のブロック(本例においては左側の4ブロックに格納された実情報)が、実コード記憶部325に記憶されているコードに対応しているか否かを判定する。情報認識部326は、順番情報判定部322の判定結果、実情報判定部324の判定結果、および実コード記憶部325に記憶されているコードに基づいて、動画コードに含まれる情報を認識し、認識結果を出力する。
カメラ付携帯電話機13の主制御部250は、動画コード復号部264により認識された情報(動画コードに基づいて生成された(復号された)情報)を受けると、その情報に基づく処理を実行する。
本実施の形態では、図7の動画コード復号部264は、図3の動画コード符号化部104に対応付けられており、動画コード復号部264は、符号化され、生成された動画コードを復号する。すなわち、動画コード復号部264は、動画コードに基づいて、符号化する前の情報(実情報)を取得する。
以下の実施の形態では、0から9までの数字列(実情報)を送受信することを前提として、情報を動画コード化する方法について説明する。
最初に、図8のフローチャートを参照して、図2のパーソナルコンピュータ11における情報送信処理を説明する。この処理は、図2のパーソナルコンピュータ11が情報を符号化し、動画コードとして送信するものであり、ユーザにより情報を送信する指令が入力部107に入力されたとき開始される。
ステップS1において、CPU101は、入力部107に対してユーザにより入力された、送信する情報(実情報)を、入出力インターフェース106および内部バス105を介して取得する。例えば、ユーザが「0123」という番号を送信する、という指令を入力した場合、CPU101はこれを取得する。そして、CPU101は、取得した情報を動画コード符号化部104に送信する。
ステップS2において、動画コード符号化部104は、CPU101から供給された、送信する情報(この例の場合、「0123」という番号)を符号化して動画コードとする。すなわち、動画コード符号化部104は、送信する情報に基づいて、動画コードを生成する。この処理の詳細は、図9を参照して後述する。
ステップS3において、CPU104は、動画コード符号化部104により生成(符号化)された動画コードと符号化前の情報(ステップS1で取得された情報)を、内部バス105および入出力インターフェース106を介して記憶部111に記憶させる。記憶部111は、符号化前の情報とそれに基づいて生成した動画コードを対応付けて記憶する。このように、符号化された動画コードを一旦記憶部111に記憶させることで、繰り返し動画コードを表示させることができる。
ステップS4において、CPU104は、記憶部111に記憶されている、送信する情報に対応する動画コードを内部バス105および入出力インターフェース106を介して読み出し、読み出した動画コードを、所定のフレームレートで出力部110に送信する。CPU104は、先頭から最後の順番までの複数のフレームを繰り返し表示する。具体的には、送信する情報に対応する動画コードが全部で5フレームである場合、CPU104は、1乃至5フレームを順番に送信し終えると、再び1フレーム目から送信する。
ステップS5において、出力部110は、CPU104から供給される所定のフレームレートの動画コードを、表示装置12に順次出力する。ステップS6において、表示装置12は、出力部110から供給された動画コードをそのまま(所定のフレームレートで)繰り返し表示する。
図8の処理では、パーソナルコンピュータ11が、送信する情報を符号化して動画コードとし、動画コードを繰り返し出力する。表示装置12は、パーソナルコンピュータ11から供給されるデータに基づいて、動画コードを繰り返し表示する。すなわち、表示装置12は、先頭から最後の順番までの複数のフレームを繰り返し表示する。なお、実際にはステップS4乃至ステップS6の処理は、連続的に繰り返し行なわれている。
次に、図9のフローチャートを参照して、図8のステップS2における送信する情報を符号化して動画コードとする処理(符号化処理)の詳細を説明する。なお、この処理は、基本的にCPU104からの制御に基づいて、図3の動画コード符号化部104が実行する処理である。
ステップS51において、実情報格納部124は、動画コード制御部121からの制御に基づいて、実コード記憶部125からデータの先頭であることを示すコードを読み出し、図10に示されるような2×3のブロックにおいて、左側の4ブロックにデータの先頭であることを示すコードを格納する。図10は、本実施の形態における動画コードのある1フレームを示している。ここで、ブロックとは、図10の1フレームを6分割した場合の最小単位のブロックのことである。
図10に示されるように、1フレームは2×3の6つのブロック401−1乃至401−6により構成されており、左側の4ブロック、すなわちブロック401−1乃至401−4には、実情報に対応するコード、すなわち実際の情報の中身が格納され、右側の2ブロック、すなわちブロック401−5およびブロック401−6には、順番情報に対応するコードが格納される。また、1つのブロックは、30ピクセル×30ピクセルの大きさとされており、1フレームは60ピクセル×90ピクセルの大きさとされている。
左側の4ブロックには、例えば、図11および図12に示されるような規定に基づいて、実情報が格納される。図11は、実コード記憶部125に記憶されている、数字(実情報)に対応するコードを示している。図11において、「0」は、動画コードのブロック401−1乃至401−4が白であり、「1」は、動画コードのブロック401−1が黒、ブロック401−2乃至401−4が白である。「2」は、動画コードのブロック401−3が黒、ブロック401−1、401−2、および401−4が白であり、「3」は、動画コードのブロック401−1および401−3が黒、ブロック401−2および401−4が白である。「4」は、動画コードのブロック401−2が黒、ブロック401−1、401−3、および401−4が白であり、「5」は、動画コードのブロック401−1および401−2が黒、ブロック401−3および401−4が白である。「6」は、動画コードのブロック401−4が黒、401−1乃至401−3が白であり、「7」は、動画コードのブロック401−2および401−4が黒、ブロック401−1および401−3が白である。「8」は、動画コードのブロック401−3および401−4が黒、ブロック401−1および401−2が白であり、「9」は、動画コードのブロック401−1乃至401−3が黒、ブロック401−4が白である。
なお、本実施の形態では、白のブロックと白のブロックの境界を明確にするために、白いブロックに黒い線の枠を付けるようにしたが、枠を付けないようにしてもよい。また、ブロックのサイズ(30ピクセル×30ピクセル)はこれに限定されず、表示されるディスプレイや撮影する装置にあわせた大きさにすればよい。
先頭を示す場合、左側の4ブロックには、例えば図12に示されるようなブロックが格納される。図12に示されるように、先頭を示すコードは、ブロック401−2および401−3が黒、ブロック401−1および401−4が白とされる。
すなわち、図9のステップS51の処理では、左側の4ブロックに図12に示されるコードが格納される。
このような、図11および図12に示されるような動画コードの実情報の部分(左側の4ブロック)に当たるコードは、図3の実コード記憶部125に記憶されており、適宜読み出される。
図9に戻って、ステップS52において、順番情報格納部122は、動画コード制御部121からの制御に基づいて、順番コード記憶部123からn=1に対応する順番のコードを読み出し、図10に示されるような2×3のブロックにおいて、右側の2ブロックにn=1を示す順番情報のコードを格納する。なお、図9において、nは送信するフレーム数を示す。
図10の右側の2ブロックには、図13に示される規定に基づいて順番情報が格納される。図13は、順番コード記憶部123に記憶されている、順番(A,B,C,Dの順番)に対応するコードを示している。図13において、「A」は、動画コードのブロック401−5および401−6が白であり、「B」は、動画コードのブロック401−5が黒、ブロック401−6が白である。「C」は、動画コードのブロック401−6が黒、ブロック401−5が白であり、「D」は、動画コードのブロック401−5および401−6が黒である。
1番目を示す場合、右側の2ブロックには、Aに対応するブロックが格納され、2番前を示す場合、右側の2ブロックには、Bに対応するブロックが格納され、3番目を示す場合、右側の2ブロックには、Cに対応するブロックが格納され、4番目を示す場合、右側の2ブロックには、Dに対応するブロックが格納される。そして、5番目を示す場合、再びAに対応するブロックが格納され、6番目を示す場合、再びBに対応するブロックが格納される。すなわち、任意の整数kについて、A=4k、B=4k+1、C=4k+2、およびD=4k+3が成立する(ただし、k=1,2,3,・・・)。
すなわち、図9のステップS52の処理では、右側の2ブロックに図13のAに対応するコードが格納される。
このような、図13に示されるような動画コードの順番情報(右側の2ブロック)に対するコードは、図3の順番コード記憶部123に記憶されており、適宜読み出される。
ステップS53において、フレーム生成部126は、ステップS51の処理によりコードが格納された左側の4ブロック(この場合、先頭を示すコードが格納された左側の4ブロック)と、ステップS52の処理により順番情報が格納された右側の2ブロックを合わせて、先頭フレーム(先頭であることを示すフレーム)とする。すなわち、図14のフレーム#1(1フレーム目)が生成される。フレーム生成部126は、生成した動画コード(符号化した情報)を出力する。上述したように、この動画コードは、一旦記憶部111に記憶される。
図14において、横軸は時刻tとされている。フレーム#1(1フレーム目)は時刻t0から時刻t1までの間に表示され、フレーム#2(2フレーム目)は時刻t1から時刻t2までの間に表示され、フレーム#3(3フレーム目)は時刻t2から時刻t3までの間に表示され、フレーム#4(4フレーム目)は時刻t3から時刻t4までの間に表示され、フレーム#5(5フレーム目)は時刻t4から時刻t5までの間に表示される。例えば、5fpsのフレームレートで表示される場合、1つのフレームが表示される時間は、t1−t0=t2−t1=t3−t2=t4−t3=t5−t4=0.2秒とされる。
図9に戻って、ステップS54において、動画コード制御部121は、n=2(送信するフレーム数を2(フレーム#2))と設定し、ステップS55において、送信する情報のうち、n−1番目の数字(実情報)を取得する。1回目のステップS55の処理の場合、n=2であるので、n−1番目は1番目となる。すなわち、n−1は、送信する情報の実際の番号を示している。具体的には、「0123」という情報を送信する場合、動画コード制御部121は、1番目の「0」を取得する。
ステップS56において、実情報格納部124は、動画コード制御部121からの制御に基づいて、左側の4ブロックにn−1番目の数字(1回目の処理の場合、1番目の数字「0」)を格納する。具体的には、実情報格納部124は、実コード記憶部125に記憶されているコードから、「0」(実情報)に対応するコード(ブロック401−1乃至401−4が白であるというコード)を読み出し、これを、左側の4ブロックに格納する。
ステップS57において、順番情報格納部122は、動画コード制御部121からの制御に基づいて、右側の4ブロックにnに対応する順番情報のコードを格納する。1回目の処理の場合、n=2であり、n=2はBに対応しているので、右側の2ブロックには、図13のBに対応するブロックが格納される。
ステップS58において、フレーム生成部126は、ステップS56の処理によりコードが格納された左側の4ブロック(この場合、0を示すコードが格納された左側の4ブロック)と、ステップS57の処理により順番情報が格納された右側の2ブロック(この場合、Bを示すコードが格納された右側の2ブロック)を合わせて、2番目のフレームとする。すなわち、図14のフレーム#2(2フレーム目)が生成される。フレーム生成部126は、生成した2フレーム目の動画コード(符号化した情報)を出力する。
ステップS59において、動画コード制御部121は、送信する情報を全て符号化し終えたか否かを判定する。例えば、送信する情報が「0123」である場合、動画コード制御部121は、先頭フレームを含む5フレームを動画コードとして生成し終えたか否かを判定する。送信する情報を全て符号化し終えていない、すなわち、まだ符号化していない実情報があると判定された場合、ステップS60において、動画コード制御部121は、n=n+1と設定する。1回目のステップS60においては、n=2+1=3に設定される。その後、処理はステップS55に戻りそれ以降の処理が繰り返される。具体的には、フレーム#3(3フレーム目)の動画コードが生成される。この処理は、送信する情報が「0123」という4つの数字により構成される場合、フレーム#5が生成される(5フレーム分符号化される)まで処理が繰り返される。
ステップS59において、送信する情報を全て符号化し終えたと判定された場合、処理は終了される。すなわち、「0123」という情報に基づいて、図14に示されるフレーム#1乃至フレーム#5が生成される。
図9の処理をまとめると以下のようになる。先頭のフレームには、左側の4ブロックに先頭を示すコードが格納されるとともに、順番を示すコードが右側のコードに格納される。次に、送信する実情報に対するコードが左側の4ブロックに格納されるとともに、順番情報に対するコードが右側の2ブロックに格納され、左側の4ブロックと右側の2ブロックを合わせて1フレームが生成される処理が順次繰り返されることで、実情報が順番情報を含む動画コードとして符号化され、送信される。
このように送信する情報を、複数のフレーム画像からなる動画コードとしたことにより、コード化できる情報量に制限を無くすことができる。また、これまでの静止画コード化の技術に比べて応用範囲が広がり、プログラムのソースコードや画像等の大容量のデータにおいてもコード化して配信することができる。
図8および図9の処理により符号化された情報は、動画コードとして一旦記憶111に記憶され(図8のステップS3)、所定のフレームレート(例えば、5fps(1秒間に5フレーム表示するレート)で出力され、表示装置12に表示される。
次に、図8および図9の処理で送信された動画コードを受信し、復号する処理について説明する。図15および図16のフローチャートは、図6のカメラ付携帯電話機13および図7の動画コード復号部264における情報受信処理を説明するフローチャートである。なお、この処理は、ユーザにより図6の操作キー219またはジョグダイヤル222に、符号化された情報、すなわち動画コードを受信する指令が入力されたとき開始される。
ステップS101において、CCDカメラ216は、主制御部250からの制御に基づいて、動画コードを1フレーム分撮影する。ユーザが動画コードを受信する指令を行った場合、主制御部250は、所定のフレームレート(図8の例の場合、5fps(1フレームを0.2秒毎))で表示装置12に表示された画像コードを撮影するようバス260およびカメラインターフェース部254を介してCCDカメラ216を制御する。CCDカメラ216が撮影した動画コードは、図17に示されるように、液晶ディスプレイ218に表示される。
図17においては、動画コードのブロック401−1、401−2、および401−5が黒で表示されており、ブロック401−3、401−4、および401−6は白で表示されている。また、液晶ディスプレイ218には、枠451およびゲージ452が表示されている。カメラ付携帯電話機13は、枠451の内部の動画コードを読み取るようになされている。ゲージ452は、動画コード認識度を示しており、ゲージ452が増えるに連れて、認識度が高くなる。すなわち、ゲージ452が最大となったとき、動画コードの認識が終了(成功)が示される。ユーザは、この枠451に6つのブロックの外枠をなるべく近づけるようにカメラ付携帯電話機13を移動させる。CCDカメラ216により撮影された1フレームの動画コードは、カメラインターフェース部254およびバス260を介して動画コード復号部264に供給される。
ステップS102において、動画コード復号部264は、2値化処理を行う。具体的には、動画コード制御部321は、枠451の内部を6分割(図10に示されるように、2×3のブロックに分割)し、各ブロックの明度平均値を求める。各ブロックでの明度平均値が所定の閾値以下である場合、そのブロックを0(黒)とし、所定の閾値以上である場合、そのブロックを255(白)として2値化する。なお、閾値は、証明変動やカメラの自動露出具合によるため、本実施の形態では閾値を固定としたが、可変としてもよい。
このように、1フレームの画像コードには6ビットのデータ量しかなく、1つのフレームのテクスチャが簡単であるので、カメラ付携帯電話機13は、低解像度でも動画コードを容易に認識することができる。すなわち、静止画コード化に比べ、大きな面積に少ないデータ量を格納すればよいため、誤認識を抑えることができる。
このステップS102の処理では、各ブロックの白黒情報を決定する場合に、ブロック内にあるピクセルの白黒情報の過半数を占める方の情報を採用した(すなわち、2値化によって、ブロックの白黒情報を決定した)。これにより、ピクセル単位で2値化する時に間違いが生じたとしても、ブロック単位ではその間違いを訂正することができる。また、このような手法により、動画コードを撮影する場合に、厳密な撮影を行う必要を無くすことができる。
このことは、ブロック内の情報が半分以下(すなわち、単位ブロックの過半数のピクセル数は46ピクセルであるので、45ピクセル以下)なら間違っても構わないことを示している。すなわち、撮影時に枠451の中から多少ずらして撮影したとしても、誤判定の確率を低減することができる。また、遠い位置に表示されている動画コードであっても、撮影する撮像装置(この例の場合、CCDカメラ216)のズーム機能を使用した撮影が可能であれば、正確に認識することができる。
ステップS103において、動画コード復号部264は、供給された1フレームの動画コードの左側の4ブロックに、先頭を示すコードが格納されているか否かを判定する。具体的には、動画コード復号部264の動画コード制御部321は、1フレームの動画コードの左側の4ブロックを実情報判定部324に供給する。実情報判定部324は、実コード記憶部325に記憶されているコード(具体的には、各ブロックが2値化された値)に基づいて、その4ブロックが先頭を示すコードであるか否かを判定する。なお、図7の実コード記憶部325には、上述した図3の実コード記憶部125と同様に、図11および図12に示されるコードが記憶されている。
ステップS103において、左側の4ブロックに先頭を示すコードが格納されていないと判定された場合、処理はステップS101に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、先頭を示すコードが格納されている動画コードが撮影されるまで処理が繰り返される。図14の例の場合、フレーム#1が撮影されるまで処理が繰り返される。
ステップS103において、左側の4ブロックに先頭を示すコードが格納されていると判定された場合、ステップS104において、動画コード制御部321は、n=1と設定する。図15および図16において、nはフレーム数を示す。
ステップS105において、情報認識部326は、先頭を示すコードを、1番目のフレームのデータとして認識する。
ステップS106において、動画コード制御部321は、n=n+1と設定する。1回目のステップS106の処理では、動画コード制御部321は、n=1+1=2と設定する。
ステップS107において、CCDカメラ216は、主制御部250からの制御に基づいて、動画コードをn番目のフレームとして1フレーム分撮影する。CCDカメラ216により撮影された1フレームの動画コードは、カメラインターフェース部254およびバス260を介して動画コード復号部264に供給される。1回目のステップS107の処理では、2番目のフレーム、すなわちフレーム#2(n=2)の動画コードが1フレーム分撮影されることになる。
ステップS108において、動画コード復号部264は、2値化処理を行う。この処理は、上述したステップS102の処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS109において、動画コード復号部264の順番情報判定部322は、n−1番目のフレーム(1回目のステップS109の場合、ステップS101で撮影された1番目のフレーム#1)と、n番目のフレーム(1回目のステップS109の場合、ステップS107で撮影された2番目のフレーム#2)の右側の2ブロックのコードの順番が連続しているか否かを判定する。具体的には、動画コード制御部321は、n−1番目のフレーム(例えば、1番目のフレーム)の右側の2ブロックと、n番目のフレーム(例えば、2番目のフレーム)の右側の2ブロックを順番情報判定部322に供給する。順番情報判定部322は、順番コード記憶部323に記憶されている順番を示すコードに基づいて、n−1番目のフレームの2ブロックとn番目のフレームの2ブロックが連続するコードであるか否かを判定する。なお、図7の順番コード記憶部323には、上述した図3の順番コード記憶部123と同様に、図13に示されるコード(順番情報)が記憶されている。すなわち、このステップでは、動画コードを順番通りに認識できているかの確認が行われている。
1回目のステップS109の処理の場合、順番情報判定部322は、1番目のフレームの右側の2ブロックが図13のAに対応するブロックであり、2番目のフレームの右側の2ブロックが図13のBに対応するブロックである場合に、n−1番目のフレームとn番目のフレームが連続していると判定する。
ステップS109において、n−1番目のフレームとn番目のフレームの右側の2ブロックのコードの順番が連続していないと判定された場合、処理はステップS101に戻り、それ以降の処理が繰り返される。例えば、フレームを読み飛ばして動画コードの撮影が行なわれた場合、重複してフレームが撮影された場合、または、2値化処理で誤りが合った場合(すなわち、正しく情報を受信することができなかった場合)に、ステップS109でNOと判定され、先頭フレームから再び読み込みが開始される。
ステップS109において、n−1番目のフレームとn番目のフレームの右側の2ブロックのコードの順番が連続していると判定された場合、ステップS110において、実情報判定部324は、n番目のフレームの左側の4ブロックのコード(実情報に対応するコード)が認識可能であるか否かを判定する。具体的には、動画コード制御部321がn番目のフレーム(1回目のステップS110の処理では、2番目のフレーム)の左側の4ブロックを実情報判定部324に供給する。実情報判定部324は、供給された4ブロックに対応するコードが、実コード記憶部325に記憶されているか否か(供給された4ブロックと同じコードが存在するか否か)を判定することで、このコードが認識可能であるか否かを判定する。
ステップS110において、n番目のフレームの左側の4ブロックのコードが認識可能であると判定された場合、すなわち、n番目のフレームの左側の4ブロックに対応するコードが実コード記憶部325に記憶されていると判定された場合、ステップS111において、情報認識部326は、実コード記憶部325に記憶されているコードに基づいて、n番目のフレームの左側の4ブロックに対応する情報を認識し、n−1番目の情報とする。これは、先頭の1フレームの4ブロックには、送信する情報の中身ではなく、先頭を示す情報が格納されるため、情報自体はn−1番目の情報となるからである。図9の処理に対応する処理の場合、「0123」という情報が動画コードとして送信されたため、1回目のステップS111では、1番目の情報として、「0」という情報が認識される。
ステップS112において、情報認識部326は、認識したn−1番目の情報(1回目のステップS112の処理の場合、「0」)を出力し、記憶部265は、これをn−1番目の情報として記憶する。
ステップS113において、動画コード復号部264は、n番目のフレームの動画コードの左側の4ブロックに、先頭を示すコードが格納されているか否かを判定する。この判定は、送信する情報に対応する全ての動画コード(この例の場合、先頭フレームから次の先頭フレームまで4+1+1=6フレーム)を一通り認識し終えたか否かを判定することと等価である。具体的には、動画コード復号部264の動画コード制御部321は、n番目のフレームの左側の4ブロックを実情報判定部324に供給する。実情報判定部324は、実コード記憶部325に記憶されているコードに基づいて、その4ブロックが先頭を示すコードであるか否かを判定する。
ステップS113において、左側の4ブロックに先頭を示す順番情報が格納されていないと判定された場合、すなわち、送信する情報に対応する全ての動画コードをまだ認識していないと判定された場合、処理はステップS106に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、2回目のステップS106乃至ステップS113では、3番目のフレームが撮影され、2番目のフレームと3番目のフレームの順番が連続しているか否か確認(判定)され、3番目のフレームが認識される。この処理は、次の先頭フレームが認識されるまで繰り返される。そして、このステップS106乃至ステップS113の処理が繰り返される毎にゲージ452の量は増加する。
ステップS113において、左側の4ブロックに先頭を示すコードが格納されていると判定された場合、ステップS114において、動画コード制御部321は、n−1=全てのフレーム数Nとする。すなわち、現在のnは、先頭を示すコードを2回読み込んだ(ステップS103とステップS113の計2回読み込んだ)ため、現在のnから1を減算した値を全てのフレーム数Nとする。この例の場合、全てのフレーム数は6−1=5フレームとされる。このステップS101乃至ステップS113までの処理で、全てのフレームのコード(この例の場合、「0123」)が認識され、記憶部265に記憶されたことになる。
ステップS115において、主制御部250は、記憶部265に記憶されたN−1個の情報に基づく処理を行う。N−1個となるのは、全てのフレーム数が5フレームであるのに対し、1番目のフレームの左側の4ブロックには、先頭を示すコードが格納されているので、情報自体はN−1個、この場合は4個の数字「0123」となるからである。ステップS115の処理の後、処理は終了される。このとき、ゲージ452は、最大とされる。なお、液晶ディスプレイ218に認識した結果得られた数字(情報)を表示するようにしても良い。
図15および図16の処理により、動画コードに符号化された情報を復号することができる。また、フレームの右側の2ブロックに順番情報を格納するようにしたので、順番を間違ったり、フレームを読み飛ばすことなく、復号することができる。
このように、カメラ付携帯電話機13は、表示装置12に表示された動画コードを撮影することで動画コードを取得し、取得した動画コードを復号することで、動画コードに符号化される前の実情報を取得する。
以上の例では、情報受信側の機器をカメラ付携帯電話機13としたが、これに限らず、動画像を撮影可能なPDA(Personal Digital Assistant)やデジタルカメラ等の画像受信装置であれば何でもよい。
本発明の情報受信側の機器(図1の例の場合、カメラ付携帯電話機13)をPDAに適用した場合の例を以下に説明する。図18は、PDA500の液晶ディスプレイ501に表示される画面例を示しており、図18Aから図18Cは、動画コードの認識状況を時系列に表わしている。このPDA500においては、動画コード読み取りプログラムが起動されており、表示装置12に表示された動画コードを撮影している。図18の各液晶ディスプレイ501には、図17のカメラ付携帯電話機13の液晶ディスプレイ218と同様に、枠511およびゲージ512が表示されており、ユーザは、この枠511に6つのブロックの外枠をなるべく近づけるようにPDA500を移動させる。
図18Aは、動画コードの撮影処理を開始した直後(例えば、図15および図16の2回目のステップS105乃至ステップS112の処理の実行中)に液晶ディスプレイ501に表示される画面例であり、図18Cは、動画コードの撮影処理終了時(例えば、図16のステップS115の処理の実行中)に液晶ディスプレイ501に表示される画面例である。
図18に示されるように、図18Aはゲージ512が最も少なく、図18Cになるに連れてゲージ512が増加している。また、図18Cには、撮影した動画コードの認識結果である電話番号が「09011111111」と表示されている。このように、PDA500に動画コードから取得した情報(動画コードを復号した情報)を表示させることができる。
また、図18に限らず、図19に示されるようにしてもよい。図19においては、動画コードがどこに写っていても、PDA500に内蔵されているソフトウエア側で認識する場所を変更できるようになされている。これにより、ユーザは、枠511にとらわれることなく、液晶ディスプレイ501上に表示されれば、どのように撮影しても良くなるので、気軽に動画コードを撮影することができる。
さらに、図18および図19に限らず、図20に示されるようにしてもよい。図20においては、PDA500に内蔵されているソフトウエア側で、枠511の大きさを可変とするようになされている。すなわち、動画コードが遠くに映し出されており、たとえズームで撮影したとしても十分な大きさが表示されなかった場合においても、ソフトウエア側で認識させる枠511を変更できるため、より認識率を高めるとともに、動画コードの撮影サイズを限定する必要がなくなる。これにより、より容易に動画コードを撮影することができる。
以上のように、情報送信側で情報を符号化して動画コードを生成するとともに、所定のフレームレートで表示するようにし、情報受信側で動画コードを撮影して1フレーム毎に認識するようにしたので、1フレーム当たりのデータ量を減らす(本実施の形態では6ビット)ことができ、もって、1枚のフレームのテクスチャを簡単にすることができる。また、低解像度の画像でコードの認識が可能であるので、受信側で専用リーダを使ったり、精密な位置合わせをする等の、ユーザにとって煩雑な作業を省くことができる。つまり、ユーザが所有しているカメラ付携帯電話機に本発明を適用させるだけで、動画コードを簡単に撮影し、情報を取得することができる。
さらに、表示装置12に表示される1フレームの動画コードに高解像度を要求する必要を無くすことができ、もって、安価な表示装置12で実現することができる。
なお、以上の例では、1フレームの動画コードを6ビット(実情報を4ビット、順番情報を2ビット)とし、0から9までの数字列を送受信することを前提として、動画コード化する方法を説明したが、これに限らず、実情報を8ビットや16ビットとするようにしてもよい。例えば、実情報のビット数を8ビットとした場合、アルファベット等の英数字(文字列)、ASCIIコード、およびJISコードを画像コード化することが可能となるため、ハイレベルな情報を、短時間で授受することができる。すなわち、1フレームにより多くのデータを格納できるので、短時間で情報の授受を行なうことができる。例えば、インターネットのアドレスの授受、高ビットレートのデータの送受信(通信)、および誤り訂正などを付加することもできる。ただし、極端に多いビット数の場合には、動画コードの誤認識率が高くなるため、適度なビット数とする。
さらに、機器のスペックによって、単位時間内にやり取りする情報量を多くするように調整してもよい。具体的には、表示装置の画像の切り換えに掛る時間(フレームレート)、撮像装置の撮影フレームレート、動画コード符号化および動画コード復号の処理速度等に合わせて、単位時間当たりの情報量を調整するようにしてもよい。
また、低解像度でも認識可能である動画コードは、テレビ放送、インターネット、および街頭に設けられる大型ディスプレイ等に表示させることによって、これまでの紙媒体による画像コード化技術と比較して、情報伝達の遅延を無くすことができる。静止画コードの場合、静止画コードが鮮明に写る紙等の媒体に印刷し、受信側で精密な位置合わせをし、さらに専用のリーダで読み取る必要があったが、本発明の動画コードでは、高解像度を必要としないため、迅速に情報を伝達することが可能となる他、たとえ表示装置に表示された動画コードがある程度不鮮明であっても、正確に認識する確率を上げることができる。また、動画コードをインターネットやテレビで配信することで、配信したい相手に迅速に情報を送信することができ、もって、情報伝達の遅延を無くすことができる。
このように、情報の即時性を有する動画コードの手法を適用することで、例えば、煩雑な無線LAN(Local Area Network)の初期設定を行うことができる。具体的な例としては、ユーザのカメラ付PDAに本発明を適用した動画コードによる自動初期設定プログラムを搭載させることで、インターネットカフェなどの公衆無線LANを配備している場所の設定を取得する場合に、動画コードを撮影するだけで、すぐネットに接続できるようになる。
さらに、ユーザは、動画コードを撮影するだけで、カメラ付携帯電話機13に電話番号やURL(Uniform Resource Locator)等を入力する、という面倒な作業を省くことができる。
また、動画コードによる大容量通信を可能とすることで、通信インフラが整備されていない地域や、ネットワーク環境下にいない場合、すなわち、ネットワークが利用できないような環境下であっても、迅速な情報のやり取りができる。さらに、Bluetooth(商標)やIrDA(Infrared Data Association)などの通信デバイスを有しておらず、同じ記録メディアが読み取れない端末同士であっても、本発明を適用した端末機器であれば、情報を授受することができる。
また、動画コード符号化部104と動画コード復号部264のアルゴリズムを独自のものとすることで、大多数に向けて配信した画像コードであっても、限定的な範囲で情報を共有することができる。
なお、図1の例では、情報を送信する側の機器として、パーソナルコンピュータ11と表示装置12を分けて記載したが、パーソナルコンピュータ11と表示装置12は一体型の送信装置であってもよい。すなわち、動画コード作成装置(図1の例では、パーソナルコンピュータ11)と、動画コードを表示するための画像表示装置(図1の例では、表示装置12)を少なくとも含むようなものであればなんでもよい。また、受信側の機器であるカメラ付携帯電話機13についても、カメラ(例えば、CCDカメラ)と動画コード復号部264が別々の機器であってもよい。また、受信側のカメラ付携帯電話機13は、動画コードを撮影するための撮像装置(図6の例では、カメラ付携帯電話機13のCCDカメラ216)と、動画コードを解析するための解析装置(図6の例では、動画コード復号部264)を少なくとも含むようなものであれば、これに限らず、PDA等の携帯型情報端末装置でもよい。
また、上述した実施の形態では、動画コードのフレームの左の4ブロックに実情報に対応するコードを格納し、右側の2ブロックに順番情報に対応するコードを格納するようにしたが、符号化側と復号側で整合の取れたフレーム上の位置であれば、その位置はどこでも構わない。
さらに、上述した実施の形態では、右側の4ブロックと左側の2ブロックにより構成されるフレームを生成するようにしたが、ブロック単位で構成される表示単位であれば、フレームに限定されず、何でもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図2に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア121よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM102や記憶部111が含まれるハードディスクなどで構成される。なお、情報受信側のカメラ付携帯電話機13についても同様である。
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
本発明を適用した情報送受信システムの全体の構成例を示す図である。 図1のパーソナルコンピュータの詳細な構成例を示すブロック図である。 図2の動画コード符号化部の機能的構成例を示すブロック図である。 図1のカメラ付携帯電話機の外観の構成を示す図である。 図4のカメラ部の背面側に設けられたスピーカを説明する図である。 図4のカメラ付携帯電話機の詳細な構成例を示すブロック図である。 図6の動画コード復号部の機能的構成例を示すブロック図である。 情報送信処理を説明するフローチャートである。 符号化処理を説明するフローチャートである。 動画コードを説明する図である。 図7の実コード記憶部に記憶される数字に対応するコードを説明する図である。 図7の実コード記憶部に記憶される先頭のコードを説明する図である。 図7の順番コード記憶部に記憶される順番に対応するコードを説明する図である。 図1の表示装置に表示されるフレームの例を示す図である。 情報受信処理を説明するフローチャートである。 情報受信処理を説明するフローチャートである。 図4の液晶ディスプレイの表示画面例である。 本発明をPDAに適用した場合の液晶ディスプレイの表示画面例である。 本発明をPDAに適用した場合の液晶ディスプレイの他の表示画面例である。 本発明をPDAに適用した場合の液晶ディスプレイのさらに他の表示画面例である。
符号の説明
11 パーソナルコンピュータ, 12 表示装置, 13 カメラ付携帯電話機, 104 動画コード符号化部, 121 動画コード制御部, 122 順番情報格納部, 123 順番コード記憶部, 124 実情報格納部, 125 実コード記憶部, 126 フレーム生成部, 216 CCDカメラ, 264 動画コード復号部, 218 液晶ディスプレイ, 321 動画コード制御部, 322 順番情報判定部, 323 順番コード記憶部, 324 実情報判定部, 325 実コード記憶部, 326 情報認識部, 401−1乃至401−6 ブロック, 451 枠, 452 ゲージ

Claims (12)

  1. 複数のブロックで構成される表示単位を表示することで情報を送信する送信装置と、複数の前記表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置からなる情報送受信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    前記表示単位のうちの第1のブロックに、前記表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納手段と、
    前記表示単位のうちの第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納手段と、
    前記コードが格納された前記表示単位を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された複数の前記表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信手段とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信手段により表示された複数の前記表示単位を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された複数の前記表示単位の前記第1のブロックに基づいて、複数の前記表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記順番が連続していると判定された場合、複数の前記表示単位の前記第2のブロックに格納されている前記実情報を認識する認識手段とを備える
    ことを特徴とする情報送受信システム。
  2. 複数のブロックで構成される表示単位を表示することで情報を送信する送信装置と、複数の前記表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置からなる情報送受信システムの情報送受信方法において、
    前記表示単位のうちの第1のブロックに、前記表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納ステップと、
    前記表示単位のうちの第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納ステップと、
    前記コードが格納された前記表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の前記表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信ステップと、
    前記送信ステップの処理により表示された複数の前記表示単位を撮影する撮影ステップと、
    前記撮影ステップの処理により撮影された複数の前記表示単位の前記第1のブロックに基づいて、複数の前記表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理により前記順番が連続していると判定された場合、複数の前記表示単位の前記第2のブロックに格納されている前記実情報を認識する認識ステップとを含む
    ことを特徴とする情報送受信方法。
  3. 複数の表示単位を表示することで情報を送信する送信装置において、
    第1のブロックと第2のブロックにより構成される前記表示単位の前記第1のブロックに、前記表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納手段と、
    前記表示単位の前記第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納手段と、
    前記コードが格納された前記表示単位を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された複数の前記表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  4. 前記第2の情報格納手段は、前記送信手段により送信される先頭の表示単位の前記第2のブロックに、前記表示単位が先頭であることを示すコードを格納する
    ことを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
  5. 前記送信手段は、先頭から最後の順番までの複数の前記表示単位を繰り返し表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  6. 複数の表示単位を表示することで情報を送信する送信装置の送信方法において、
    第1のブロックと第2のブロックにより構成される前記表示単位の前記第1のブロックに、前記表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納ステップと、
    前記表示単位の前記第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納ステップと、
    前記コードが格納された前記表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の前記表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする送信方法。
  7. 複数の表示単位を表示することで情報を送信するプログラムであって、
    第1のブロックと第2のブロックにより構成される前記表示単位の前記第1のブロックに、前記表示単位の順番を示す順番情報のコードを格納する第1の情報格納ステップと、
    前記表示単位の前記第2のブロックに、実際の情報である実情報のコードを格納する第2の情報格納ステップと、
    前記コードが格納された前記表示単位の記憶を制御する記憶制御ステップと、
    前記記憶制御ステップの処理により記憶が制御された複数の前記表示単位を、所定の表示レートで表示することで情報を送信する送信ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 複数の表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置において、
    所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の前記表示単位を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された複数の前記表示単位の前記第1のブロックに基づいて、複数の前記表示単位の順番が連続しているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記順番が連続していると判定された場合、複数の前記表示単位の前記第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  9. 前記撮影手段により撮影された前記表示単位の前記第2のブロックに、前記表示単位の先頭を示すコードが格納されているか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、
    前記第2の判定手段により、前記表示単位の前記第2のブロックに、前記先頭を示すコードが格納されていると判定された場合、前記認識手段は、前記先頭を示すコードが格納されている前記表示単位から、前記実情報の認識を開始し、再び前記第2の判定手段により、前記表示単位の前記第2のブロックに、前記先頭を示すコードが格納されていると判定された場合、前記実情報の認識を終了する
    ことを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  10. 前記第1の判定手段により前記順番が連続していないと判定された場合、前記認識手段は、前記第2の判定手段により表示単位の前記第2のブロックに前記先頭を示すコードが格納されていると判定された前記表示単位から再び認識を開始する
    ことを特徴とする請求項9に記載の受信装置。
  11. 複数の表示単位を撮影することで情報を受信する受信装置の受信方法において、
    所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の前記表示単位を撮影する撮影ステップと、
    前記撮影ステップの処理により撮影された複数の前記表示単位の前記第1のブロックに基づいて、複数の前記表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理により前記順番が連続していると判定された場合、複数の前記表示単位の前記第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識ステップと
    を含むことを特徴とする受信方法。
  12. 複数の表示単位を撮影することで情報を受信するプログラムであって、
    所定の表示レートで表示されている、第1のブロックと第2のブロックにより構成される複数の前記表示単位を撮影する撮影ステップと、
    前記撮影ステップの処理により撮影された複数の前記表示単位の前記第1のブロックに基づいて、複数の前記表示単位の順番が連続しているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理により前記順番が連続していると判定された場合、複数の前記表示単位の前記第2のブロックに格納されている実際の情報である実情報を認識する認識ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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