JP2005182094A - 暗証番号入力方法および暗証番号入力装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】本発明は、暗証番号を入力する暗証番号入力方法および暗証番号入力装置に関し、暗証番号を入力する際に、入力者の手の動きや位置から第三者に暗証番号を推察されることを防止することを目的とする。
【構成】 1つの数字を表示する表示部と、表示部に表示する数字を変える指示を入力する1つの数字キーと、表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーとを設け、数字キーが押下される毎に、乱数で発生させた1つの数字を表示部に順次表示するステップと、確定キーが押下される毎に、表示部に表示されている1つの数字を順次取り込むステップと、順次取り込まれた数字列を暗証番号として出力するステップとを有する。
【選択図】 図1
【構成】 1つの数字を表示する表示部と、表示部に表示する数字を変える指示を入力する1つの数字キーと、表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーとを設け、数字キーが押下される毎に、乱数で発生させた1つの数字を表示部に順次表示するステップと、確定キーが押下される毎に、表示部に表示されている1つの数字を順次取り込むステップと、順次取り込まれた数字列を暗証番号として出力するステップとを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、暗証番号を入力する暗証番号入力方法および暗証番号入力装置に関するものである。
従来、ATM(現金自動入出金装置)は、現金の入出金などを行う場合、利用者がタッチパネル上から本人の氏名などの個人情報を入力あるいはカードから個人情報を読み取った後、暗証番号を入力させて本人確認を行い、入出金などを行うようにしている。
この際、暗証番号の入力は、タッチパネル部に表示されるテンキーを順次選択して入力している。これでは、選択したテンキーの位置と回数から暗証番号を推察されて盗用される可能性が有り、これを避けるために、タッチパネル部に表示されるテンキーの表示位置座標を乱数を用いて変えることにより、第三者への暗証番号の漏洩を防止していた(特許文献1)。
また、表示画面上に0〜9の数字からなる回転数字板を回転させ、回転しながら変わっている所望の数字がポインタの位置に来たときに、確定ボタンを順次押して入力し、手の位置で数字を推測されるのを避けて、当該手の動きでは第三者からいずれの数字を選択したのかを推察されにくいようにした技術がある(特許文献2)。
特開平09−054862号公報
特開平09−237196号公報
上述した前者の方法では、テンキーの構成は変わらず、表示位置座標が変わるだけなので、テンキーの表示面積が大きく、手の動作から暗証番号を推察される可能性が大きいという問題があった。
また、上述した後者の方法では、回転数字板のポインタの位置が固定であるために、暗証番号の入力時の漏洩防止効果が弱いという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するため、数字を表示する表示部と、表示部に表示する数字を変える数字キーと、表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーとを設け、数字キーが押下される毎に、乱数で発生させた1つの数字を表示部に順次表示し、確定キーが押下される毎に、表示部に表示されている1つの数字を暗証番号とするようにしている。
また、0から9までの数字をそれぞれ表示する表示部と、表示部に表示されている0から9までの数字のうちのいずれか1つを指すポインタの位置を変えるポインタキーと、表示部に表示された数字を暗証番号として入力する確定キーとを設け、ポインタキーが押下される毎に、乱数で発生させた数字に対応する表示部上の数字の位置をポインタで指し、確定キーが押下される毎に表示部上のポインタで指されている数字を暗証番号とするようにしている。
従って、暗証番号を入力する際に、入力者の手の動きや位置から第三者に暗証番号を推察されることを防止することが可能となる。
本願発明は、暗証番号入力時に、乱数で0から9のいずれかの数字を発生させて表示あるいは表示されている0から9のうちの該当数字をポインタで指し、確定キーが押下されたときに乱数で発生して表示あるいはポインタで指した数字を暗証番号として入力する構成を採用しているため、暗証番号入力時に、入力者の手の動きや位置から推測されることを防止することが可能となる。
本発明は、乱数によって発生させた0から9の数字の1つを表示あるいはポインタで指し確定キーを押下して暗証番号入力し、暗証番号入力時に、入力者の手の動きや位置から推測されることを防止することを実現した。
図1は、本発明の1実施例構成図(その1)を示す。
図1において、表示部1は、0から9までのうちの乱数で発生させた1つの数字を表示するものであって、例えば後述する図3の(a)の画面11上に暗証番号入力時に表示される1つの数字を表示する部分である。
数字キー2は、表示部1に表示する乱数の数字を変える指示を入力するものであって、
例えば後述する図3の(a)の画面11上に暗証番号入力時に表示される数字キーである。
例えば後述する図3の(a)の画面11上に暗証番号入力時に表示される数字キーである。
確定キー3は、表示部1に表示された乱数の1つの数字を、暗証番号として入力するときに押下するキーであって、例えば後述する図3の(a)の画面11上に暗証番号入力時に表示される確定キーである。
ATM4は、現金自動入出金装置であって、ここでは、暗証番号を入力するものであり、処理部5などから構成されるものである。
処理部5は、プログラムに従い各種処理を行うものであって、ここでは、暗証番号入力処理を行うものであり、暗証番号入力部6、乱数発生部7、取引処理部8などから構成されるものである。
暗証番号入力部6は、取引処理部8から暗証番号入力が必要なときにその指示を受けて、表示部1、数字キー2、確定キー3を画面11上に図示のように表示し、利用者が数字キー2を押下したときに乱数発生部7によって発生させた乱数の数字を表示部1に表示したり、確定キー2が押下されたときに表示部1に表示されている数字を暗証番号として取り込んだりなどするものである(図2および図3を用いて後述する)。
乱数発生部7は、システムが持つ時刻をもとに乱数で0から9のいずれかの数字を発生するものである。
取引処理部8は、暗証番号で本人確認などしてOKのときに入出金の取引などを行うものである。
次に、図2のフローチャートの順番に従い図1の構成の動作を詳細に説明する。
図2は、本発明の動作説明フローチャート(その1)を示す。
図2において、S1は、 暗証番号N桁目の数字が表示されるまで数字キー2を押下する。これは、利用者が図1の数字キー2を押下する毎に、暗証番号入力部6が乱数発生部7によって発生させた乱数の、0から9までの数字の1つの数字を、表示部1に表示することを繰り返し、利用者が表示部1に乱数で発生されて表示された数字を、暗証番号のN桁目(最初は、1桁目、次は2桁目、その次は3桁目というように)と等しくする。
S2は、確定キーを押下する。これは、S1で利用者が数字キー2を押下、あるいは押下することを繰り返し、表示部1に暗証番号のN桁目(最初は1桁目、2回目は2桁目・・・)が表示されたので、確定キー3を押下して暗証番号として確定して入力する。そして、S3に進む。
S3は、暗証番号の桁数か判別する。これは、S1、S2を暗証番号の桁数Nだけ繰り返して入力終了(確定キー3を押下して入力終了)したか判別する。尚、確定した暗証番号は、図示しないが、暗証番号フィールドにその桁数を表す「*」の数で何桁入力したかを分かるようになっているので、当該*の数を利用者が数えて入力した暗証番号の桁数を確認できる。YESの場合には、利用者は確定キーを暗証番号の桁数の数だけ押下して入力したので終了する。NOの場合には、暗証番号の次の桁数の入力を、S1に戻り繰り返す。
以上によって、利用者は、図1の数字キー2を押下して乱数で発生させた1つの数字が表示部1に表示されるので、これを見て入力しようとする数字であれば確定キー3を押下して確定して次の桁の入力、入力しようとする数字でなければ数字キー2を押下することを繰り返して入力しようとする数字を表示させて確定キー3を押下し確定して次の桁の入力を行うことを繰り返し、所定桁の暗証番号を入力することにより、暗証番号入力時に、入力者の手の動きや位置から当該暗証番号が推測されることを防止できる。
図3は、本発明の動作説明図(その1)を示す。これは、図1、図2で乱数で発生させて表示部1に乱数の数字を表示させて暗証番号を入力するときの詳細説明を示す。
図3の(a)は、暗証番号入力時に、画面11上に表示部1、数字キー2、確定キー3を表示する例を示す。
図3の(a)において、画面11は、ATM4の表示装置上に表示された画面の例を示す。ここでは、画面11の右側に、ご入金、ご出金、通帳記入、残高照会などのメニューキーを表示し、下段の(a−1)に記載したように、これらいずれかの処理を選択して暗証番号の入力が必要となったときに、本願発明に係る、表示部1、数字キー2、確定キー3が当該画面11上に図示のように表示される。
図3の(b)は、表示例を示す。これは、利用者が暗証番号の入力が必要となったときに表示された図3の(a)の数字キー2を順次押下して、乱数で発生した数字を表示部1に表示して確定キー3を押下して確定するときの当該乱数の数字のパターンの例を示す。ここでは、図示のように、
・パターン1(暗証番号の1桁目の入力のときの乱数の数字のパターン1):
・パターン2(暗証番号の2桁目の入力のときの乱数の数字のパターン2):
・パターン3(暗証番号の3桁目の入力のときの乱数の数字のパターン3):
・パターン4(暗証番号の4桁目の入力のときの乱数の数字のパターン4):
・・・
・パターンn(暗証番号のN桁目の入力のときの乱数の数字のパターンN):
とする。今、暗証番号「3079」を入力する場合、
(1)暗証番号の1桁目:乱数としてパターン1が発生されるので、数字キー2を3回押下して入力する数字「3」が表示部1に表示されるので、この状態で確定キー3を押下し、暗証番号の1桁目の「3」を入力する。
・パターン1(暗証番号の1桁目の入力のときの乱数の数字のパターン1):
・パターン2(暗証番号の2桁目の入力のときの乱数の数字のパターン2):
・パターン3(暗証番号の3桁目の入力のときの乱数の数字のパターン3):
・パターン4(暗証番号の4桁目の入力のときの乱数の数字のパターン4):
・・・
・パターンn(暗証番号のN桁目の入力のときの乱数の数字のパターンN):
とする。今、暗証番号「3079」を入力する場合、
(1)暗証番号の1桁目:乱数としてパターン1が発生されるので、数字キー2を3回押下して入力する数字「3」が表示部1に表示されるので、この状態で確定キー3を押下し、暗証番号の1桁目の「3」を入力する。
(2)暗証番号の2桁目:乱数としてパターン2が発生されるので、数字キー2を7回押下して入力する数字「0」が表示部1に表示されるので、この状態で確定キー3を押下し、暗証番号の1桁目の「0」を入力する。
(3)同様に、暗証番号の3桁目は数字キー2を5回、4桁目は数字キーを6回をそれぞれ押下し、暗証番号の3桁目、4桁目の「7」、「9」をそれぞれ入力する。
以上のように、数字キー2を押下あるいは押下を繰り返し表示部1に乱数で発生した、毎回異なる数字のうちの入力しようとする数字を表示させて確定キー3を押下することを繰り返し、暗証番号を入力することにより、入力者の手の動きや位置から当該暗証番号が推測されることを防止できる。尚、乱数は、例えばシステム時刻(例えば年月日時分秒ミリ秒のうちの必要な桁数)を初期値として発生するので、発生毎にその数は異なり、同じ装置でも同じ乱数列が発生することはない。
図4は、本発明の1実施例構成図(その2)を示す。
図4において、表示部21は、0から9までの数字をそれぞれ表示するものであって、例えば既述した図3の(a)の画面11上に表示される表示部1の代わりに、暗証番号入力時に0から9までの数字をそれぞれ表示する表示部である。
ポインタキー22は、表示部21に表示された0から9のうちのいずれかの数字をポイントする(指す)ポインタを乱数で発生させた数字の位置に移動させるキーであって、例えば既述した図3の(a)の画面11上に表示される数字キー2の代わりに、表示部21に表示された0から9のうちのいずれかの数字をポイントするポインタを乱数で発生させた数字の位置に移動させるために表示されたポインタキーである。
確定キー23は、表示部21に表示された0から9のうちのポインタでポイントされた1つの数字を、暗証番号として入力するときに押下するキーであって、例えば既述した図3の(a)の画面11上に表示される確定キー3と同様なものであり、ポインタでポイントされる表示部21中の1つの数字を確定して暗証番号として入力するためのものである。
ATM4は、現金自動入出金装置であって、ここでは、入出力処理などで必要となったときに暗証番号を入力するものであり、処理部5などから構成されるものである。
処理部5は、プログラムに従い各種処理を行うものであって、ここでは、暗証番号入力処理を行うものであり、暗証番号入力部61、乱数発生部7、取引処理部8などから構成されるものである。
暗証番号入力部61は、取引処理部8から暗証番号入力が必要なときにその指示を受けて、表示部21、ポインタキー22、確定キー23を図3の(a)の画面11上に図示しないが上述したように表示し、利用者が表示されたポインタキー22を押下したときに乱数発生部7によって発生させた乱数の数字と一致する表示部21上の数字にポインタでポイント表示したり、確定キー23を押下したときに表示部21上のポインタでポイントされている数字を暗証番号として取り込んだりなどするものである(図5を用いて後述する)。
乱数発生部7は、システムが持つ時刻をもとに乱数で0から9のいずれかの数字を発生させるものである。
取引処理部8は、暗証番号で本人確認などしてOKのときに入出金の取引などを行うものである。
次に、図5のフローチャートの順番に従い図4の構成の動作を詳細に説明する。
図5は、本発明の動作説明フローチャート(その2)を示す。
図5において、S11は、 暗証番号N桁目の数字をポインタが指すまでポインタキー22を押下する。これは、利用者が図4のポインタキー22を押下する毎に、暗証番号入力部61が乱数発生部7によって発生させた乱数の、0から9までの数字の1つの数字に対応する、表示部21上に表示されている0から9までの数字の1つをポインタでポイントすることを繰り返し、利用者が表示部21に乱数で発生されてポインタでポイントされた数字を、暗証番号のN桁目(最初は、1桁目、次は2桁目、その次は3桁目というように)と等しくする。
S12は、確定キー23を押下する。これは、S11で利用者がポインタキー22を押下、あるいは押下することを繰り返し、表示部21に表示されている0から9の数字のうちのポインタでポイントされている暗証番号のN桁目(最初は1桁目、2回目は2桁目・・・)の数字が指定されたので、確定キー23を押下して暗証番号として確定して入力する。そして、S13に進む。
S13は、暗証番号の桁数か判別する。これは、S11、S12を暗証番号の桁数Nだけ繰り返して入力終了(確定キー23を押下して入力終了)したか判別する。尚、確定した暗証番号は、図示しないが、暗証番号フィールドにその桁数を表す「*」の数で何桁入力したかを分かるようになっているので、当該*の数を利用者が数えて入力した暗証番号の桁数を確認できる。YESの場合には、利用者は確定キー23を暗証番号の桁数の数だけ押下して入力したので終了する。NOの場合には、暗証番号の次の桁数の入力を、S11に戻り繰り返す。
以上によって、利用者は、図4のポインタキー22を押下して乱数で発生させた1つの数字に対応する、表示部21上の0から9のうちの1つの数字をポインタでポイント表示するので、これを見て入力しようとする数字であれば確定キー23を押下して確定して次の桁の入力、一方、入力しようとする数字でなければポインタキー22を押下することを繰り返して入力しようとする数字を表示させて確定キー23を押下し確定して次の桁の入力を行うことを繰り返し、所定桁の暗証番号を入力することにより、暗証番号入力時に、入力者の手の動きや位置から当該暗証番号が推測されることを防止できる。
図6は、本発明の1実施例構成図(その3)を示す。
図6において、表示部31は、0から9までの数字を複数のグループに分割してグループ毎にその属する数字をそれぞれ表示するのであって、例えば既述した図3の(a)の画面11上に表示される表示部1の代わりに、暗証番号入力時に0から9までの数字を複数のグループに分割してグループ毎にその属する数字をそれぞれ表示する表示部である。
ポインタキー32は、乱数で発生させた数字を、ポインタでポイントするように当該ポインタを移動表示させるキーである。乱数で発生させた数字が、現在表示中のグループに属する数字にあるときはポインタをその数字に移動表示し、現在表示中のグループに属する数字でないときは、当該数字が属するグループの数字を全て表示した上で該当数字をポインタでポイント表示する。例えば既述した図3の(a)の画面11上に表示される数字キー2の代わりに当該ポインタキー32を表示し、当該ポインタキー32が押下されると、表示部31に表示されたグループに属する数字中に乱数で発生させた数字があればそれをポインタでポイントし、なければ当該数字が属するグループの数字を全て表示した上でその数字をポインタでポイント表示する。
確定キー33は、表示部31に表示されたグループに属する数字のうちのポインタでポイントされた1つの数字を、暗証番号として入力するときに押下するキーであって、例えば既述した図3の(a)の画面11上に表示される確定キー3と同様なものであり、ポインタでポイントされる表示部31中の1つの数字を確定して暗証番号として入力するためのものである。
ATM4は、現金自動入出金装置であって、ここでは、入出力処理などで必要となったときに暗証番号を入力するものであり、処理部5などから構成されるものである。
処理部5は、プログラムに従い各種処理を行うものであって、ここでは、暗証番号入力処理を行うものであり、暗証番号入力部62、乱数発生部7、取引処理部8などから構成されるものである。
暗証番号入力部62は、取引処理部8から暗証番号入力が必要なときにその指示を受けて、表示部31、ポインタキー32、確定キー33を図3の(a)の画面11上に図示しないが上述したように表示し、利用者が表示されたポインタキー32を押下したときに乱数発生部7によって発生させた乱数の数字が属するグループの全ての数字を表示した上で一致する数字にポインタでポイント表示したり、確定キー33を押下したときに表示部31上のポインタでポイントされている数字を暗証番号として取り込んだりなどするものである(図7を用いて後述する)。
乱数発生部7は、システムが持つ時刻をもとに乱数で0から9のいずれかの数字を発生させるものである。
取引処理部8は、暗証番号で本人確認などしてOKのときに入出金の取引などを行うものである。
次に、図7のフローチャートの順番に従い図6の構成の動作を詳細に説明する。
図7は、本発明の動作説明フローチャート(その3)を示す。
図7において、S21は、ポインタキー32を押す。これは、利用者が暗証番号を入力するために、既述した図6のポインタキー32を押下する。
S22は、乱数で発生した数字が表示部31にあるか判別する。これは、S21でポインタキー32が押下されたときに、暗証番号入力部62が乱数発生部7によって発生させた乱数の、0から9までの数字の1つの数字が現在、表示部31上に表示されているグループの数字中にあるか判別する。YESの場合には、S24でポインタを表示、即ち、表示部31上に表示されているグループの数字中の該当数字をポインタでポイントするように表示する。一方、NOの場合には、現在、表示部31上に表示されているグループの数字中にないと判明したので、S23で乱数のある数字を含む組合せに切換(乱数で発生させた数字の属するグループに表示を切換)、S24で切り換えた後のグループに属する数字中の該当数字にポインタをポイント表示する。
S25は、暗証番号N桁の数字を指しているか判別する。これは、S24でポインタがポイントする数字が暗証番号N桁の数字を指している(数字と同一)か判別する。YESの場合には、ポインタがポイントしている数字が暗証番号N桁の数字と判明したので、S26で確定キー33を押下して確定入力し、S27に進む。一方、S25のNOの場合には、ポインタがポイントしている数字が暗証番号N桁の数字でないと判明したので、S21に戻り、ポインタキー32を押下して乱数で発生させた次の数字をポインタでポイントするようにして繰り返す。
S27は、暗証番号の桁数か判別する。これは、暗証番号の桁数だけ、S26の確定キー33を押下して暗証番号の数だけの入力を完了したか判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合には、S21に戻り繰り返す。
以上によって、利用者は、図6のポインタキー32を押下して乱数で発生させた1つの数字に対応する、表示部21上の該当グループ中の複数の数字のうちの1つの数字をポインタでポイント表示するので、これを見て入力しようとする数字であれば確定キー33を押下して確定して次の桁の入力、一方、入力しようとする数字でなければポインタキー32を押下することを繰り返して入力しようとする数字をポイントさせて確定キー33を押下し確定して次の桁の入力を行うことを繰り返し、所定桁の暗証番号を入力することにより、暗証番号入力時に、入力者の手の動きや位置から当該暗証番号が推測されることを防止できると共に、表示部31に表示する数0から9を複数のグループに分けて切り換えて該当数字をポインタでポイント表示することで、表示する部分の数を少なくすることが可能となる。
本発明は、乱数によって発生させた0から9の数字の1つを表示あるいはポインタで指して確定キーを押下して暗証番号入力し、暗証番号入力時に、入力者の手の動きや位置から推測されることを防止することが可能となる。
1,11,21:表示部
2:数字キー
11,21:ポインタキー
3,13,23:確定キー
4:ATM
5:処理部
6,61,62:暗証番号入力部
7:乱数発生部
8:取引処理部
2:数字キー
11,21:ポインタキー
3,13,23:確定キー
4:ATM
5:処理部
6,61,62:暗証番号入力部
7:乱数発生部
8:取引処理部
Claims (5)
- 暗証番号を入力する暗証番号入力方法において、
1つの数字を表示する表示部と、
前記表示部に表示する数字を変える指示を入力する1つの数字キーと、
前記表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーとを設け、
前記数字キーが押下される毎に、乱数で発生させた1つの数字を前記表示部に順次表示するステップと、
前記確定キーが押下される毎に、前記表示部に表示されている1つの数字を順次取り込むステップと、
前記順次取り込まれた数字列を暗証番号として出力するステップと
を有する暗証番号入力方法。 - 暗証番号を入力する暗証番号入力方法において、
0から9までの数字をそれぞれ表示する表示部と、
前記表示部に表示されている0から9までの数字のうちのいずれか1つを指すポインタの位置を変える指示を入力する1つのポインタキーと、
前記表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーとを設け、
前記ポインタキーが押下される毎に、乱数で発生させた数字に対応する、前記表示部上の数字の位置を前記ポインタで指すステップと、
前記確定キーが押下される毎に、前記表示部上の前記ポインタで指されている1つの数字を順次取り込むステップと、
前記順次取り込まれた数字列を暗証番号として出力するステップと
を有する暗証番号入力方法。 - 暗証番号を入力する暗証番号入力方法において、
0から9までの数字を、複数のグループに分けてそのうちの1つのグループに属する数字を表示する表示部と、
前記表示部に表示されている数字を指すポインタの位置を変える指示を入力するポインタキーと、
前記表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーとを設け、
前記ポインタキーが押下される毎に、乱数で発生させた数字に対応する、前記表示部上の数字の位置を前記ポインタで指す、あるいは前記表示部上に数字が表示されていないときは当該数字の属するグループに切り換えて数字を表示した後に当該数字を前記ポインタで指すステップと、
前記確定キーが押下される毎に、前記表示部上の前記ポインタで指されている1つの数字を順次取り込むステップと、
前記順次取り込まれた数字列を暗証番号として出力するステップと
を有する暗証番号入力方法。 - 前記乱数で発生させた数字は、前記数字キーあるいは前記ポインタキーが押下されたときに、システム時刻をもとに乱数で発生させた0から9までのいずれかの数字としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の暗証番号入力方法。
- 暗証番号を入力する暗証番号入力装置において、
1つの数字を表示する表示部と、
前記表示部に表示する数字を変える指示を入力する1つの数字キーと、
前記表示部に表示された数字を暗証番号として入力するときに押下する1つの確定キーと、
前記数字キーが押下される毎に、乱数で発生させた1つの数字を前記表示部に順次表示する手段と、
前記確定キーが押下される毎に、前記表示部に表示されている1つの数字を順次取り込む手段と、
前記順次取り込まれた数字列を暗証番号として出力する手段と
を備えたことを特徴とする暗証番号入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003417415A JP2005182094A (ja) | 2003-12-16 | 2003-12-16 | 暗証番号入力方法および暗証番号入力装置 |
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JP2003417415A JP2005182094A (ja) | 2003-12-16 | 2003-12-16 | 暗証番号入力方法および暗証番号入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005182094A true JP2005182094A (ja) | 2005-07-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003417415A Pending JP2005182094A (ja) | 2003-12-16 | 2003-12-16 | 暗証番号入力方法および暗証番号入力装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007102402A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Fujitsu Ltd | 暗証番号入力方法及び暗証番号入力装置 |
NO20070842A (no) * | 2007-01-30 | 2008-02-11 | Micromouse As | Pinkode teminal uten tastatur |
JP2008276378A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 暗証番号入力装置 |
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2003
- 2003-12-16 JP JP2003417415A patent/JP2005182094A/ja active Pending
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