JP2005181876A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動両面が不可の記録紙であっても、給紙可能であればユーザによる手動両面印刷を可能にし、利便性を向上させること。
【解決手段】少なくとも搬送方向の長さを検知する紙サイズ検知部101aを有し、セットされた記録紙を給紙する給紙ユニット101と、装置の状態を表示するとともに所望の操作を指示するオペレーションパネル260と、反転搬送路により両面搬送を行なう両面ユニット110と、を具備する画像形成装置において、両面印刷時に、紙サイズ検知部101aによる記録紙の長さが反転搬送路による自動両面の印刷が不可の長さであると検知した場合、オペレーションパネル260に手動両面の印刷指示を行ない、所定の制御を実行するエンジンCPU201を備える。
【選択図】 図4
【解決手段】少なくとも搬送方向の長さを検知する紙サイズ検知部101aを有し、セットされた記録紙を給紙する給紙ユニット101と、装置の状態を表示するとともに所望の操作を指示するオペレーションパネル260と、反転搬送路により両面搬送を行なう両面ユニット110と、を具備する画像形成装置において、両面印刷時に、紙サイズ検知部101aによる記録紙の長さが反転搬送路による自動両面の印刷が不可の長さであると検知した場合、オペレーションパネル260に手動両面の印刷指示を行ない、所定の制御を実行するエンジンCPU201を備える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、手動両面機能を備えた複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置において、記録紙の両面に画像を印刷する装置が普及している。すなわち、通常の画像形成プロセスにしたがって記録紙の片面に印刷し、その記録紙を定着後にスイッチバックして反転して再給紙して裏面に画像を印刷し、所定の排紙口に排紙する、いわゆる自動両面機能を備えたものが一般的である(たとえば、特許文献1,2,3参照)。
しかしながら、上記に示されるような、両面機能を備えた画像形成装置にあっては、自動両面が不可である記録紙の長さ方向のサイズであった場合、両面印刷ができないことから、当該記録紙の印刷を拒否するため、このような不定形での両面印刷を行なうことができないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動両面が不可の記録紙であっても、給紙可能であればユーザによる手動両面印刷を可能にし、利便性を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、少なくとも搬送方向の長さを検知する長さ検知手段を有し、セットされた記録紙を給紙する給紙手段と、装置の状態を表示するとともに所望の操作を指示する操作指示手段と、反転搬送路により両面搬送を行なう両面搬送手段と、を具備する画像形成装置において、両面印刷時に、前記長さ検知手段による記録紙の長さが前記反転搬送路による自動両面の印刷が不可の長さであると検知した場合、前記操作指示手段に手動両面の印刷指示を行ない、所定の制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、両面印刷時に、給紙手段にセットされた両面印刷対象の記録紙を長さ検知手段で検知し、その記録紙の長さが反転搬送路による自動両面の印刷が不可の長さであると検知した場合、操作指示手段に手動両面の印刷指示にユーザに促し、ユーザの所定の操作によって両面印刷の制御を実行することにより、自動両面が不可の記録紙であっても、給紙可能であればユーザによる手動両面による印刷が可能になる。
また、請求項2にかかる発明は、前記制御手段は、前記手動両面の場合、当該記録紙を他の自動両面とは異なる排紙口に排紙することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、請求項1において、給紙可能で自動両面が不可の記録紙での手動両面を行う場合、当該記録紙を他の自動両面とは異なる排紙口に排紙することにより、他の記録紙との混在の防止を図ることが可能になる。
また、請求項3にかかる発明は、前記制御手段は、前記手動両面の場合、片面印刷後の記録紙が前記給紙手段にセットされ、前記操作指示手段による裏面印刷の指示が行なわれてから、当該裏面印刷を実行することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、請求項1において、給紙可能で自動両面が不可の記録紙での手動両面を行う場合、片面印刷後の記録紙が前記給紙手段にセットされ、操作指示手段による裏面印刷の指示が行なわれてから、当該裏面印刷を実行することにより、他の割込みによる混乱を防止することが可能になる。
本発明(請求項1)にかかる画像形成装置は、両面印刷時に、給紙手段にセットされた両面印刷対象の記録紙を長さ検知手段で検知し、その記録紙の長さが反転搬送路による自動両面の印刷が不可の長さであると検知した場合、操作指示手段に手動両面の印刷指示にユーザに促し、ユーザの所定の操作によって両面印刷の制御を実行することにより、自動両面が不可の記録紙であっても、給紙可能であればユーザによる手動両面による印刷が可能になるため、不定形サイズでの両面印刷ができ、利便性が向上するという効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかる画像形成装置は、請求項1において、給紙可能で自動両面が不可の記録紙での手動両面を行う場合、当該記録紙を他の自動両面とは異なる排紙口に排紙するため、他の記録紙(ジョブ)との混在の防止を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかる画像形成装置は、請求項1において、給紙可能で自動両面が不可の記録紙での手動両面を行う場合、片面印刷後の記録紙が前記給紙手段にセットされ、操作指示手段による裏面印刷の指示が行なわれてから、当該裏面印刷を実行するため、他のジョブなどの割込みによる混乱を防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明は、両面印刷機能を有する画像形成装置において自動両面印刷が不可の記録紙サイズであっても印刷拒否せずに、給紙口に設定可能な記録紙サイズであれば、手動による両面印刷が可能であることをユーザに認識させて印刷手順を指示することにより、不定形サイズに対する両面印刷を実現するものである。以下、この構成および動作について具体的に説明する。なお、この画像形成装置としてレーザプリンタに周辺機器を接続したシステムを例にとって説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるレーザプリンタを用いた画像形成システムの概略構成を示す説明図である。図において、符号100はプリンタであり、給紙ユニット101、レジストユニット102、定着ユニット103などを備え、レーザ書き込みおよび電子写真プロセスにしたがって画像を形成するものである。また、符号110は反転機構(スイッチバック)により記録紙を反転し再給紙する両面ユニット、符号115は排紙口を複数(本例では3ビン)有し、任意の排紙口に印刷ジョブを排紙するメイルボックスユニット、符号120はジョブ印刷毎にシフトして仕分けするスタック処理、ステイプル(綴じ)処理などの後処理を行なうフィニッシャーユニットである。
図1は、本発明の実施の形態にかかるレーザプリンタを用いた画像形成システムの概略構成を示す説明図である。図において、符号100はプリンタであり、給紙ユニット101、レジストユニット102、定着ユニット103などを備え、レーザ書き込みおよび電子写真プロセスにしたがって画像を形成するものである。また、符号110は反転機構(スイッチバック)により記録紙を反転し再給紙する両面ユニット、符号115は排紙口を複数(本例では3ビン)有し、任意の排紙口に印刷ジョブを排紙するメイルボックスユニット、符号120はジョブ印刷毎にシフトして仕分けするスタック処理、ステイプル(綴じ)処理などの後処理を行なうフィニッシャーユニットである。
図2は、図1におけるレーザプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。図において、プリンタ100は、大きくは、画像形成のための機械制御および画像書き込み、給紙制御、状態監視などを行なうプリンタエンジン200、ホストマシン300とのインターフェイス制御および画像データの編集制御を行なうプリンタコントローラ250を備えている。
プリンタエンジン200は、エンジン全体を制御プログラムにしたがって統括的に制御するエンジンCPU201、エンジンインターフェイス255を介してプリンタコントローラ250とのインターフェイス制御を行なうコントローラインターフェイス202、オプション280に対するインターフェイス処理を行なうオプションインターフェイス203、フラッシュROM204、画像形成にかかわる各設定条件や装置の状態などを入力する入力ポート205、画像形成プロセスを実現するための所定の出力処理を行なう出力ポート206、メンテナンス情報などを記憶するEEPROM207、エンジン制御用のプログラムなどが格納されているエンジンROM208、バッファレジスタの機能を持ちワーキングメモリとして用いられるRAM209、その他入力部210、制御モードなどの切り換え設定を行なうためのDIPSW211、搬送タイミングや温度・トナー濃度などを検知する各センサー212、その他出力部213、メインモータや搬送モータなどの各モータ214、給紙ローラやレジストローラなどの駆動/停止を行なうための各クラッチ215、帯電・転写・現像などの高圧印加を行なう各高圧プロセス216などを備えている。また、このプリンタエンジン200にはEEPROM291を有する交換ユニット290が接続されている。
プリンタコントローラ250は、ホストマシン300とのインターフェイス制御を行なうホストインターフェイス251、プリンタコントローラ250の制御プログラムが格納されているプログラムROM252、各フォントデータが格納されているフォントROM253、オペレーションパネル260とのインターフェイス制御を行なうパネルインターフェイス254、プリンタエンジン200とのインターフェイス制御を行なうエンジンインターフェイス255、オプションRAM256、RAM257、コントローラCPU258などを備えている。また、このプリンタコントローラ250には、フォントROM253の他にフォントカートリッジ270が接続されている。
図3は、図1におけるレーザプリンタを用いた画像形成システムの給紙搬送系・作像系などの経路や配置関係を示す説明図である。図において、Sは給紙搬送の経路や反転搬送・排紙経路における記録紙の搬送タイミングを検知するセンサー、Pは搬送経路の切り換えを行なう切り替え爪の切替駆動用のソレノイド、Rは給紙・搬送・排紙などを行なう各ローラ(回転体)を示している。
すなわち、R1は給紙ユニット101における第1トレイの第1給紙ローラ、R2は給紙ユニット101における第2トレイの第2給紙ローラ、R3はレジストローラ、R4は感光体ユニット(OPC)・転写ローラ、R5は定着ローラ、R6は中継およびフィニッシャー側への排紙を行なう分岐左排紙ローラ、R7はメイルボックス側へ排紙する分岐上排紙ローラ、R8は中継搬送ローラ、R9は中継排紙ローラ、R10はフィニッシャー入口ローラ、R11はフィニッシャー出口ローラ、R12は両面ユニット側へ排紙する分岐右排紙ローラ、R13は両面反転上ローラ、R14は両面反転中ローラ、R15は両面反転下ローラ、R16は両面搬送ローラ、R17は両面給紙ローラ、R18はメイルボックス搬送ローラ、R19はメイルボックス1ビン排紙ローラ、R20はメイルボックス2ビン排紙ローラ、R21はメイルボックス3ビン排紙ローラである。
また、S1はレジストセンサー、S2は定着出口センサー、S3は分岐センサー、S4は中継センサー、S5は両面入口センサー、S6は両面出口センサー、S7は排紙口5センサー、S8はフィニッシャー入口センサー、S9は排紙口4センサー、S10はフィニッシャー紙有無センサー、S11はフィニッシャー満杯センサー、S12はメイルボックス搬送センサー、S13はメイルボックス1ビン紙有無センサー、S14はメイルボックス2ビン紙有無センサー、S15はメイルボックス3ビン紙有無センサー、S16はメイルボックス1ビン満杯センサー、S17はメイルボックス2ビン満杯センサー、S18はメイルボックス3ビン満杯センサー、S19は排紙口5紙有無センサー、S20は排紙口5満杯センサーである。
また、P1は分岐切替ソレノイド(1)、P2は分岐切替ソレノイド(2)、P3は両面反転切替ソレノイド、P4はメイルボックス排紙切替ソレノイド(1)、P5はメイルボックス排紙切替ソレノイド(2)である。
上記の分岐切替ソレノイド(1)P1と分岐切替ソレノイド(2)P2による排紙先は、P1オフで中継ユニット方向に搬送路が切り替えられ、P1オン・P2オフでメイルボックス方向に搬送路が切り替えられ、P1オン・P2オンで両面ユニット方向に搬送路が切り替えられる。また、本体・分岐側から両面ユニットへ記録紙を搬送する場合、P3オフで、記録紙の後端が反転位置まで達し、記録紙を反転させる場合、両面反転切替ソレノイドP3をオンとする。また、メイルボックス排紙切替ソレノイド(1)P4とメイルボックス排紙切替ソレノイド(2)P5によるメイルボックスの排紙先は、P4オンで排紙口1方向に、P4オフ・P5オンで排紙口2方向、P4オフ・P5オフで排紙口3方向にそれぞれ切り替えられる。
つぎに、以上のように構成されたプリンタシステムの基本的な動作について説明する。エンジンCPU201はプリンタコントローラ250から印字データを受け付け、その印字データを記録紙に画像形成するために、給紙指令および作像プロセスを実行する。給紙指令により給紙ローラR1またはR2により記録紙をレジストローラR3方向に搬送し、レジストセンサーS1の検知によってこの記録紙を一旦停止する。すなわち、レジストローラR3に付き当った位置で記録紙が一時的に待機状態になる。これとほぼ並行して帯電されたOPC表面に対し、光学系ユニットから印字データに応じたレーザ光を照射し、照射部分と非照射部分に電位差を生じさせて静電潜像を形成する。さらに現像ユニットによる現像プロセスによってこの静電潜像にトナーを付着させて顕像化(トナー像)する。このトナー像に対し、所定のタイミングで転写するように上記レジストローラR3で待機している記録紙を再搬送し、記録紙に転写する。さらにトナー像が転写された記録紙を定着ユニット103で加熱・加圧して定着処理を行なう。以後、この記録紙を、所定のソレノイドおよびセンサーのタイミングにより、いずれかの排紙トレイに搬送し排紙する。上記転写後のOPCは、クリーニングユニットにより残留トナーが除去され、さらに残留電荷も除去されてつぎの画像形成が可能な初期状態に戻る。また、定着後の記録紙を両面ユニット110に導いて反転して上記作像処理を行なって排紙することで自動両面印刷が可能になる。
つぎに、両面印刷時における記録紙が通る表面・裏面の経路について説明する。表面の経路は、図3において、給紙ローラR1から給紙する場合、記録紙はレジストセンサーS1を通りプロセス系(OPC、定着)を通過して表面を印刷し、その後、分岐ソレノイド(P1、P2)の切り替えにより、R12(反転入口方向)へ進む。記録紙後端がS5(両面入口センサー)を抜け、P3に達した時点で一旦停止し、ここから記録紙をスイッチバックして、R16からR17方向へ搬送し、S6(両面出口センサー)に達した時点で記録紙を一旦停止し、表面印刷終了、裏面印刷待ちとなる。裏面印刷の経路は、上記S6で待機している記録紙を再スタートし、S6からS1、プロセス系を通過させて印刷した後、分岐ソレノイド(P1)の切り替えにより本体排紙側R6、R8、R9、R11方向に順に進み、裏面印刷を完了する。
また、片面印刷時に記録紙が通る経路は、図3において、給紙ローラR1から給紙する場合、記録紙はレジストセンサーS1を通りプロセス系(OPC、定着)を通過して表面を印刷し、その後、分岐ソレノイド(P1、P2)の切り替えにより、R12(反転入口方向)以外の方向(本体側排紙口、メイルモックスなど)に進み、排紙を完了する。すなわち、この発明の手動両面印刷は、この片面印刷の経路を2回行なうことで実現する。
上述した画像形成における制御動作について図5に示すフローチャートを参照して説明する。まず、電源スイッチ(不図示)によってパワーオン(電源オン)が行なわれると、まず、このシステムのイニシャライズ(初期化)を実行する(ステップS11)。続いて、プリンタエンジン200のステータスチェック(ステップS12)、コントローラのインターフェイス制御(ステップS13)、エンジン〜オプションのインターフェイス制御(ステップS14)、キュータスク(ステップS15)、プリント制御(ステップS16)を順に実行する。
すなわち、パワーオン後、各状態の初期設定を行ない、プリンタエンジン200とプリンタコントローラ250のインターフェイス制御(給紙命令の受信、解像度設定要求の受理、給紙口・排紙口の切り替え要求の受信など)、メンテナンス発生要求やエラー発生などのプリンタエンジン200自身の内部状態をチェックする制御、給紙搬送タイミングや高圧プロセスのオン・オフなどのシーケンス制御を行なうタスク、プリントされる記録紙の情報を管理するキュータスクなどを行ない、これらを繰り返し実行する。
一方、上述したメインシーケンス動作とは独立した割り込み処理を実行する。図6のフローチャートに示すように、各処理を行なうための時間監視、制御のために割り込みモジュールによる動作チェックを行ない(ステップS21)、エンジンCPU201が設定した所定時間毎にこのルーチンに入り、必要な処理を実行する(ステップS22)。
つぎに、本発明の特徴となる両面印刷動作について図7に示すフローチャートを参照して説明する。この動作は図4に示すように、エンジンCPU201によって給紙ユニット101に設けられた紙サイズ検知部101aの検知信号、印刷要求信号にしたがってプリンタエンジン200を制御することで実行されるものである。図7において、まず、印刷要求があったか否かを判断し(ステップS31)、印刷要求があったならば、さらにこの印刷要求が両面モードの片面印刷要求であるか否かを判断する(ステップS32)。ここで、両面モードの片面印刷要求ではないと判断した場合、通常の片面印刷モードを実行し(ステップS33)、本動作をリターンする。
一方、ステップS32において両面モードの片面印刷要求であると判断した場合、さらにその紙サイズが自動両面を行なうことのできないサイズであるか否かを判断する(ステップS34)。なお、紙サイズの情報は給紙ユニット101の紙サイズ検知部101aの検知信号によってあらかじめ定められた両面可能サイズとの照合によって行なう。ここで、自動両面不可ではない紙サイズであると判断した場合には、通常の両面印刷モードを実行し(ステップS35)、本動作をリターンする。
一方、ステップS34において自動両面不可の紙サイズであると判断した場合、印刷モードにおける両面モードを解除し片面モードに変更し(ステップS36)、オペレーションパネル260に手動両面印刷とする旨のメッセージを表示して確認待ちとする(ステップS37)。続いて、手動両面印刷許可を受信したか否かを判断し(ステップS38)、これを受信したならば、片面モードで表面印刷を実行し(ステップS39)、当該表面印刷を終了する(ステップS40)。すなわち、表面印刷を行ない、この記録紙を両面ユニット以外の排紙口に排紙する。なお、この表面画像形成は前述した印刷プロセスによって行なわれる。
上記表面印刷が終了すると、オペレーションパネル260に手動両面印刷の裏面印刷のために給紙口に裏面紙セット指示のメッセージを表示して確認待ちとする(ステップS41)。裏面紙を給紙口にセット完了通知を受信したか否かを判断し(ステップS42)、裏面紙のセットが行なわれた場合には、片面モードにて裏面モードにて裏面印刷を実行し(ステップS43)、裏面印刷した記録紙を排紙口に排紙して裏面印刷を終了し(ステップS44)、この手動両面印刷を完了してつぎの印刷が可能な状態にする(ステップS45)。
上記手動両面印刷時におけるオペレーションパネル260上のメッセージ表示例を図8および図9に示す。記録紙のサイズが給紙口にセット可能であるが、自動両面を行なうことができない状態の場合、たとえば図8に示すように、「この記録紙サイズでの両面印刷は手動で行って下さい。表面印刷した紙を給紙部にセットし、裏面印刷を行ってください。」を表示し、ユーザによって確認ボタン261の押下を促す。また、この手動両面の場合、オペレーションパネル260上に、「手動での両面印刷待ち。」のメッセージを表示する。
なお、上述した手動による両面印刷における記録紙の排紙口を他の印刷ジョブとは異なる位置に排紙することによって、他の印刷ジョブとの混在を回避させることができる。また、この手動の両面印刷が完了するまで他のジョブ印刷を受け付けないかあるいは待機状態とすることにより印刷の混乱を回避することも可能である。また、上記メッセージをオペレーションパネル260に表示したが、このシステムではホストマシン300のディスプレイに表示してもよい。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、両面機能を備えた複写機やレーザプリンタなどに有用であり、特に、給紙可能な記録紙に対して自動両面が不可とされている記録紙であっても手動両面の指示および制御によって実現する複写機やレーザプリンタなどの画像形成システムに適している。
100 プリンタ
101 給紙ユニット
101a 紙サイズ検知部
200 プリンタエンジン
201 エンジンCPU
260 オペレーションパネル
101 給紙ユニット
101a 紙サイズ検知部
200 プリンタエンジン
201 エンジンCPU
260 オペレーションパネル
Claims (3)
- 少なくとも搬送方向の長さを検知する長さ検知手段を有し、セットされた記録紙を給紙する給紙手段と、
装置の状態を表示するとともに所望の操作を指示する操作指示手段と、
反転搬送路により両面搬送を行なう両面搬送手段と、
を具備する画像形成装置において、
両面印刷時に、前記長さ検知手段による記録紙の長さが前記反転搬送路による自動両面の印刷が不可の長さであると検知した場合、前記操作指示手段に手動両面の印刷指示を行ない、所定の制御を実行する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記手動両面の場合、当該記録紙を他の自動両面とは異なる排紙口に排紙することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記手動両面の場合、片面印刷後の記録紙が前記給紙手段にセットされ、前記操作指示手段による裏面印刷の指示が行なわれてから、当該裏面印刷を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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