JP2005181737A - 光学接続構造 - Google Patents

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Kyoichi Sasaki
恭一 佐々木
Masayoshi Suzuki
正義 鈴木
Tatsushi Kobayashi
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Abstract

【課題】 光ファイバ同士の接続作業を容易に行うこと、また作業者が、光ファイバ及びアダプタを装着する基板やその基板に実装してある部品を損傷したりすることなく容易にかつ安全に行うこと。
【解決手段】 上方開放型のアダプタ1に、光ファイバ2を有する2個の接続部材3、3が対向して搭載され、このアダプタ1に接続固定部材4が装着されることで接続部材3をアダプタ1に垂直方向に固定する。接続固定部材4は、下方に開口部が設けられ、開口部を挟んで対向するようガイド片が設けられたC形形状に形成され、アダプタ1上に接続部材3を装着したとき、アダプタ1及び接続部材3を挿通させてガイド片がアダプタ1のスライド溝1aと係合することでアダプタ1に装着される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光学接続構造に係り、特に、単心及び多心光ファイバを接続するのに好適な光学接続構造に関する。
光ファイバの軸方向の抜き差しを容易にしたプッシュプル方式が提案されており、単心接続用においては、FC、SC、MU、LC等、多心接続用としてはMPO、MPX、MTPタイプ等の接続部品が用いられている。
これらのプッシュ・プル式コネクタは、接続される光ファイバの軸方向に抜き差しするため、バックプレーン等の装置壁面に取り付けられたアダプタとの接続に関しては、簡便に光ファイバの接続を行うことができるが、プリント基板(例えば、マザーボード等)上や装置内での光ファイバの接続に用いる際には、抜き差し方向への作業者の視野が悪くなり、そのため作業時間が長くなる恐れがあった。
また、光ファイバ軸方向と平行である接続方向と挿抜方向が同一方向であり、安定的な保持力が必要となるため、挿抜力を大きくする必要があり、ラッチで係合させる場合、または係合を解除させる場合、過加重で基板に設置したアダプタまたは、基板自体が破損したり、反動で光ファイバ接続部品が周囲の部品と接触し、光ファイバまたは周囲の部品を破損させたりする恐れがあった。
上記不具合を解決する為に、アダプタ上方からプラグを装着させる光コネクタが考案されており、アダプタ上方から押圧を加えてバネ部材により光ファイバを整列部材に押し当て位置合わせ固定すること(以下、第1の従来例という)、また、アダプタに上方から装着した後、光ファイバ軸方向に移動させ、アダプタとプラグをラッチにより嵌合させること(第2の従来例という)などが行われている。その他、光ファイバの光接続を良好に行えるように工夫されたものも提案されている
更に、この種に関連する装置として、例えば光ファイバの接続、切り離しを嵌合ピンの位置あわせで行うものが提案され(例えば、特許文献1参照。)、また、光ファイバを固定するための部品が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
(特許文献1及び2参照)。
特開2000−258662号公報(第3−6頁、図1−図9) 特開2001−66464号公報(第2−4頁、図1−図13)
しかしながら、上記第1の従来例においては、上方から押圧力を加えると、アダプタを介して基板にも押圧力が働き、そのため、基板に曲げ応力が作用して、基板に搭載されている光学部品お電子部品が基板から外れたり破損したりすることがあり、著しい場合には基板自体が破損するという恐れがあった。
また、上記第2の従来例においては、ラッチを係合させる為の光ファイバ軸方向への挿抜力が必要となり、現状のプッシュプル式からの問題は解決されていなかった。
一方、上記特許文献1及び2に記載のものは、光接続について工夫されているものの、第1及び第2の従来例と同様、接続時、基板に対して押圧力が作用する問題点について配慮されていなかった。
そして、特許文献1及び2に記載されたものは、いずれも、光ファイバと基板との関係について考慮されておらず、従って、接続時、基板に対する押圧力の問題について配慮されていない。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、光ファイバ同士の接続作業を容易に行うことができ、また作業者が、光ファイバ及びアダプタを装着する基板やその基板に実装してある部品を損傷したりすることなく容易にかつ安全に行うことができる光学接続構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、上方が開放された形状をなす上方開放型のアダプタに、少なくとも1本の光ファイバを装着した接続部材が相対して搭載され、該アダプタに前記光ファイバの軸方向に摺動可能に取り付けられた接続固定部材により、前記接続部品が前記光ファイバを互いに突き合わせた状態で押圧されて固定されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の光学接続構造において、前記接続部材は、プラグに装着されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の光学接続構造において、前記接続部材は、前記プラグに対して摺動可能に設けられることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか記載の光学接続構造において、前記光ファイバを該光ファイバの軸方向へ押圧して、相対する前記光ファイバの先端を互いに突き合わせる押圧手段が具備されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の光学接続構造において、前記押圧手段が、バネであることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか記載の光学接続構造において、相対する前記光ファイバの先端を互いに突き合わせる光ファイバ位置合わせ手段を具備していることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6記載の光学接続構造において、前記光ファイバ位置合わせ手段は、前記接続固定部材が前記アダプタ上で光ファイバの軸方向に摺動して、前記接続部材同士を突き合わせることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか記載の光学接続構造において、前記光ファイバは、前記接続固定部材が前記アダプタ上で摺動したとき、相対する2個の前記接続部材のうち、いずれか一方の接続部材内で、他方の接続部材を挿通する光ファイバと互いに突き合わせて接続されることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項6〜8のいずれか記載の光学接続構造において、前記光ファイバ位置合わせ手段は、前記アダプタに設けられたファイバ導入溝と、前記接続部材内に前記アダプタ方向に移動可能に設けられた移動部材とにより構成されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項6〜8のいずれか記載の光学接続構造において、前記光ファイバ位置合わせ手段は、前記接続部材内に前記アダプタ方向に移動可能に設けられた移動部材と、該移動部材の下部に設けられたファイバ導入溝と、前記アダプタとにより構成されていることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項1〜10のいずれか記載の光学接続構造において、前記接続固定部材若しくは接続部材に光ファイバをアダプタ方向に押圧する押圧部材を具備していることを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項11記載の光学接続構造において、前記押圧部材は、回転可能なカム部材若しくは回転体であることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、請求項1〜12のいずれか記載の光学接続構造において、前記相対する接続部材を光ファイバの軸方向に沿って挟み込む把持部を具備していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、アダプタに接続部材を垂直方向から装着でき、アダプタに対する接続部材の固定力と、光ファイバ同士の接続押圧力とをそれぞれ別方向にすることができるように構成したので、接続作業者の視野方向(上方)から接続作業を行う際に、基板に実装してある光部品や電子部品が外れるのを防ぐことができるばかりでなく、基板自体を損傷させるのも防止することができ、接続作業を簡単にかつ良好に行うことができる効果が得られ、その為、歩留りが向上して接続作業効率が向上するという効果も得られる。
請求項2に係る発明によれば、接続部材がプラグに装着されることで、手や他の部品等の接触によって接続部材の端部及び光ファイバの端部が汚染されるのを防止することができる効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、プラグに対し、接続部材を摺動させることでプラグの先端より接続部材の端部を内側に位置させることができるので、接続部材同士が接触して破損するという可能性をより少なくできる効果が得られる。
請求項4に係る発明によれば、押圧手段が光ファイバを軸方向に押圧することで、相対する光ファイバの先端を互いに突き合わせることができ、良好な光接続が簡単に得られる。
請求項5に係る発明によれば、押圧手段がバネからなっているので、光ファイバの光接続を簡単な構成で確実に実現できる効果が得られる。
請求項6に係る発明によれば、光ファイバ位置合わせ手段によって相対する光ファイバの先端を互いに突き合わせることができるので、良好な光接続を実現できる効果が得られる。
請求項7に係る発明によれば、接続固定部材を光ファイバの軸方向に摺動させることで、光ファイバ同士を突き合わせることができるので、良好な光接続を実現できる効果が得られる。
請求項8に係る発明によれば、いずれか一方の接続部材の内部で相対する光ファイバが互いに接続されるので、光ファイバの接続を簡単に行うことができる効果が得られる。
請求項9に係る発明によれば、アダプタ上で摺動した接続固定部材が、移動部材をアダプタ方向に押圧して光ファイバをファイバ導入溝に押し込み、固定するので、良好な光接続を実現できる効果が得られる。
請求項10に係る発明によれば、アダプタ上で摺動した接続固定部材が、移動部材をアダプタ方向に押して光ファイバをファイバ導入溝に押し込み、固定するので、良好な光接続を実現できる効果が得られる。
請求項11に係る発明によれば、接続固定部材が、アダプタ上で光ファイバの軸方向に摺動したとき、移動部材をアダプタ上に押圧させるので、移動部材によって光ファイバ同士を良好に突き合わせることができる効果が得られる。
請求項12に係る発明によれば、押圧部材が回転自在なカム部材若しくは回転体であるので、カム部材若しくは回転体が回転することで光ファイバをアダプタ側に簡単に押圧することができる効果が得られる。
請求項13に係る発明によれば、把持部が相対する接続部材を光ファイバの軸方向に沿って挟み込むので、接続部材を互いに確実に突き合わせることができると共に、光ファイバをも互いに確実に突き合わせて接続することができ、光学接続構造としての信頼性を高めることができる効果が得られる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1から図4はこの発明の第1の実施の形態に係る光学接続構造を示す図である。
図1に示すこの光学接続構造は、上方が開放して形成された上方開放型のアダプタ1に、光ファイバ2が装着された2つの接続部材3、3が相対して搭載され、このアダプタ1に対して接続固定部材4が摺動して装着されることで、相対する接続部材3同士をアダプタ1に対して垂直方向に押圧して固定すると共に、互いに突き合わせることができるようになっている。アダプタ1の長手方向の両端には側壁1b、1bが起立して形成されている。
接続固定部材4は、図2に示すように、下方に開口部4aが設けられると共に、その開口部4aを挟んで対向するようにガイド片4b、4bが設けられた略C形形状に形成されており、アダプタ1上に接続部材3が対向して搭載されたとき、そのアダプタ1及び接続部材3を挿通させてガイド片4b、4bがアダプタ1のスライド溝1aと係合することで、アダプタ1に対しその長手方向に沿い摺動可能に装着されるようになっている。
その際、アダプタ1には、押圧手段として例えば板ばね等のようなバネ5が設けられ、このバネ5の弾性力により、2個の接続部材3、3が互いに光ファイバ2の軸方向に押圧力を受けることで、突き合せられるようになっている。
このような光学接続構造の接続例について、図3及び図4を用いて以下に説明する。
図3は、接続例の一例を示している。図3において、まず、2個の接続部材3に光ファイバ2を装着しておき、その状態でアダプタ1に対し上方から2個の接続部材3を搭載して相対させておき(図3(a))、次いで、そのアダプタ1を片側から接続固定部材4に挿入させて接続固定部材4のガイド片4bをアダプタ1のスライド溝1aに一致させ、その状態でアダプタ1上で接続固定部材4をスライドして2個の接続部材3、3間に跨るように接続固定部材4を配置させると、接続固定部材4が2個の接続部材3をアダプタ1に対し下方に向かって押さえ付けて固定すると共に(図3(b))、バネ5の弾性力によって接続部材3、3同士が互いに光ファイバ2の軸方向へ押圧されるので、双方の接続部材3の光ファイバ2同士が良好に突き合わせられて接続されることとなる。
図4は、接続例の他の例を示している。図4において、予めアダプタ1に接続固定部材4を搭載しておいて、そのアダプタ1の一端側まで接続固定部材4をスライドさせた後(図4(a))、アダプタ1の他端側に光ファイバ2が装着された一方の接続部材3を装着する(図4(b))。
次いで、アダプタ1上の上記接続部材3に被さるように他端側まで接続固定部材4をスライドさせた後、アダプタ1の一端側に光ファイバ2が装着された他方の接続部材3を搭載して、接続部材3同士を相対させる(図4(c))。その後、接続固定部材4をアダプタ1の中央側までスライドして2個の接続部材3、3間に配置させる(図4(d))と、接続固定部材4が2個の接続部材3をアダプタ1に対し下方に向かって押さえ付けて固定すると共に、バネ5の弾性力によって接続部材3、3が互いに光ファイバ2の軸方向へ押圧されるので、双方の接続部材3の光ファイバ2同士が良好に接続されることとなる。
即ち、上記のように、光ファイバ2の接続方向と垂直方向に、接続部材3をアダプタ1に装着することから、接続部材3であるコネクタの挿抜力と光ファイバ2の接続押圧力とを別方向にすることができるので、それぞれを必要最小限の固定力で実現でき、接続作業を容易に行える。
更に、アダプタ1に対して上方から接続部材3を搭載する際に、従来例のようにラッチを使用したりすることがなく、接続部材3のアダプタ1への固定力が接続固定部材4とアダプタ1間で行われるため、アダプタ1の取り付けられている基板へ上方から押圧力が何等かかることがなくなり、基板が破損する危険性がなくなる。また、接続状態時においても、基板に対し、接続部材3の固定力による応力が残らないため、基板が変形するのを防ぐことができる。
従って、この実施形態によれば、プリント基板(例えば、マザーボード等)上や装置内での光ファイバ2の接続において、アダプタ1に接続部材3を垂直方向から装着でき、アダプタ1に対する接続部材3の固定力と、光ファイバ2同士の接続押圧力とをそれぞれ別方向にすることができるため、接続作業者の視野方向(上方)から接続作業を行う際に、基板に実装してある光部品や電子部品が外れるのを防ぐことができるばかりでなく、基板自体を損傷させるのも防止することができ、接続作業を簡単にかつ良好に行うことができる。その為、歩留りが向上して接続作業効率が向上する。
図5及び図6は、この発明の第2の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この実施形態では、図5に示すように、接続部材3がコ字状をなすプラグ6の分岐部6a、6b間に装着される場合に適用したものであって、その接続部材3を取り扱う際に、プラグ6を把持することで接続部材3を取り扱えるようになっている。
これにより、手や他の部品等の接触によって接続部材3の端部及び光ファイバ2の端部が汚染されるのを防止することができる。
また、アダプタ1に接続部材3を装着する際、プラグ6の分岐部6a、6b間で接続部材3を摺動させて装着することで、図6に示すように、プラグ6の先端より接続部材3の端部を内側に位置させ、この状態でもう一方のプラグ6と共に互いに突き合わせることで、アダプタ1に対する2個の接続部材3の位置合わせを正確に行うことができ、更に、接続部材同士が接触して破損するという可能性をより少なくすることができる。
図7及び図8は、この発明の第3の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この実施形態では、前述した接続固定部材4を改良したものである。
通常、接続固定部材4としては,接続部材種,光ファイバ種,設置環境により、適宣選択して使用される。特に、接続部材の形状およびアダプタの形状により接続固定部材の形状は決定されるため、特に限定されない。接続固定部材を構成する材料としては、接続部材をアダプタに垂直方向に固定できれば特に限定されないが、各種プラスチック,金属,セラミックが好ましく使用される。更に、数種類の複合材料により構成されても構わない。
そこで、接続固定部材4をアダプタ1に装着したときの、例えば接続部材表面の損傷を回避する場合には、接続固定部材4において、図7に示すように、接続部材と接触する内側にプラスチック材料部7を用い、アダプタと係合される箇所には金属を用いることができる。
また、接続固定部材4の内部には、図8に示すように、接続部材3をアダプタ1に押し付けるため、下方に付勢された板バネ8を装着してもよい。
このように、接続固定部材4が金属で構成されると、それ自身の弾性力でアダプタ1に良好に装着することができると共に、内部に設けられる接続部材3を保護することができ、しかも内部に設けられたプラスチック材料部7の弾性力によって、アダプタ1に対し接続部材3を傷が付いたりすることなく良好に押さえ付けることができる。
図9及び図10は、この発明の第4の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合は、図9(b)に示すように、アダプタ1に接続固定部材4が装着されたとき、接続固定部材4が接続部材3との間で若干の隙間を形成できる程度の大きさに形成されている。そして、アダプタ1上に接続部材3、3を搭載し、これに接続固定部材4を摺動して取り付けたとき、接続固定部材4に設けられたカム部材9により、接続部材3に対して垂直方向に押圧力を加えて固定している。そのため、接続固定部材4は、上部に設けられた空間部9b内に回動可能にカム部材9が取り付けられ、アダプタ1に装着されたとき、アダプタ1上の接続部材3との間で若干の隙間が設けられたとき、カム部材を回動させることで、アダプタ1と接続部材3、3とで強固に組み付けられるようになっている。そのため、接続固定部材4は、図9(a)に示すように内側の寸法Lが若干大きめに形成されているのが好ましい。
カム部材9としては、図9及び図10に示すように、接続固定部材4に対して支点部9aを中心として回動できるように取り付けられたレバー式のものでも良いが、これに限らず、接続部材形状、プラグ形状、更には光学接続構造体を収納する樋等を考慮して適宣選択すればよく、その形状に特に制限はない。
また、図11に示すようにカム部材9にバネ部10を設けてもよい。図11ではバネ部10がカム部材9に一体に形成されているが、別体で加工されたバネ材10をカム部材に装着することで構成されたものでもよい。
この実施形態によれば、接続固定部材4に設けられたカム部材9により、接続部材3をアダプタ1上に押圧させて固定すると共に、接続部材3に装着された光ファイバ2を突き合わせることができるので、基本的には前述した第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
図12は、この発明の第5の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合は、図9に示した実施形態を応用したものであって、図12(a)に示すように、接続固定部材4に回転体11がピン11aによって回転自在に取り付けられる一方、同図(b)に示すように、接続部材3に上方に若干向けて突出する突起部12が設けられている。
そして、アダプタ1に接続部材3及び接続固定部材4がそれぞれ装着されたとき、接続固定部材4の回転体11が突起部12と接触することで、接続部材3にアダプタ1に対して下方に向かう垂直方向の押圧力が生じるように構成されたものであり、従って、基本的には、前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
図13は、この発明の第6の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合は、図13(a)に示すように、接続固定部材4の内部において、その長さ方向の左側端部の上部内壁に下方に向かう突合部13が設けられると共に、アダプタ1上に装着された左側の接続部材3に切欠14が設けられている。
そして、13図(a)に示すように、アダプタ1上に2個の接続部材3がそれぞれ搭載された状態にあるとき、その接続部材同士を突き合わせるために同図(b)に示すように、アダプタ1に接続固定部材4がスライドして装着されると、突合部13が左側の接続部材3の切欠14に係合することで、その左側の接続部材3を右側の接続部材3側に移動させ、これによって、接続部材3、3同士を突き合わせるようになっている。
その際、接続部材3に光ファイバ2の軸方向に押圧力がかかるようにアダプタ1に押圧手段としてのバネ5が設けられ、バネ5の弾性力によって接続部材3同士を光ファイバ2の軸方向にも押圧させることで、光ファイバ2同士が互いに光接続されるようになっている。また、接続部材3の全てに切欠14を設けておくと、アダプタ1上における左右の位置に拘わることなく接続部品3を搭載することができるので、接続部材をいちいち位置に応じて選択的に設けなければならないという煩雑さがない。
従って、この実施形態によれば、基本的には前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
但し、突合部13を有する接続固定部材4に限定されるものではなく、例えば図14に示すように、把持部50の一端部に、接続部材3に設けられた切欠14と係合する押さえ片51が設けられ、把持部50をアダプタ1上でスライドさせたとき、押さえ片51が切欠14と係合して、その弾性力で左側の接続部材3を右側の接続部材3と突き合わせ、これによって光ファイバ同士が互いに光接続されるようにしてもよい。つまり、押さえ片51が光ファイバ同士を軸方向で光接続させる押圧手段として用いて構成すれば、接続固定部材4に突合部13を設けることが不要になる。
しても良い。
上記した押圧手段としては、既存の如何なる方法を用いて与えても構わず、板バネ、スプリング、樹脂等の弾性力等が使用可能である。
このように、接続部材3に光ファイバ2が装着されている場合、接続部材同士が押圧手段により光ファイバの断面方向(径方向)にも押圧力をかけることが可能であるが、接続部材が光ファイバに対して摺動する場合、光ファイバは、プラグ又は、図示しない光ファイバ固定部材に固定されると共に、プラグ又は光ファイバ固定部材に押圧力がかかることで、光ファイバの先端を固定することができる。
また、図15及び図16は、この発明の第7の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
図15(a)において、左側の光ファイバ2の先端にはプラグ6及びガイドピン16を介して繋がれた接続部材3が装着されている。この接続部材3には2本一対からなる光ファイバ2が接続されている光学接続構造である。従って、図16に示すように、プラグ6のガイドピン16が接続部材3の内部を二カ所に亘って挿通しており、両接続部材3はガイドピン16を挿通するピン用貫通孔と、光ファイバ2を挿通するファイバ用貫通孔とがそれぞれ設けられている。
接続固定部材4には、図15(a)に示すように、内部において一端部の上部に第1の突合部17が設けられると共に、その外側の一端部にその長さ方向に沿って延在する腕4cの先端に第2の突合部18が設けられている。
この実施形態の接続作業は、以下の通りに行う。
まず、光ファイバ2が装着されたプラグ6のガイドピン16を、接続部材3の上記ピン用貫通孔に挿入して光ファイバ2とガイドピン16と接続部材3の仮組付体を二組作っておく。その場合、それぞれの接続部材3の上記ファイバ貫通孔にはその途中位置まで光ファイバ2が挿通された状態となっている。
そして、それら仮組付体をアダプタ1にそれぞれ搭載して両接続部材3を相対させておく(図15(a))。次いで、図15(a)において、接続固定部材4を左側からアダプタ1にスライドさせ、その接続固定部材4の第1の突合部17が左側の接続部材3と接触させると共に、その接触状態のままで該接続部材3を右側の接続部材3側に押すようにして移動させると、右側の接続部材3のファイバ貫通孔に挿入されている光ファイバ2は、右側の接続部材3のファイバ貫通孔をつきぬけて、左側の接続部材3のファイバ貫通孔に入り込む(図15(b))。
しかる後、接続固定部材4を更に右側にスライドさせて第2の突合部18を図15(c)に示すようにプラグ6と接触させると共に、その接触状態のままで右側になおスライドさせると、左側の接続部材3の押圧力によって、右側の接続部材3がそれと組付けられているプラグ6側に寄るように移動されるので、右側の接続部材3を突き抜けた光ファイバ2が、左側の接続部材3のファイバ貫通孔に更に挿入されることにより、左側の接続部材3内で双方の光ファイバ2同士が互いに突き合わせられる。即ち、左側の接続部材3内で双方の光ファイバ同士が互いに突き合わせられ、しかもバネ5の弾性力により右側のアダプタ6を介し右側の接続部材6が左側に押圧され続けるという光学接続構造が得られる。
この実施形態によれば、接続固定部材3がアダプタ1に装着されることで、相対する接続部材3を互いに突き合わせることができると共に、一方の接続部材3内で光ファイバ同士を互いに軸方向に突き合わせることができるので、基本的には前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
しかも、光ファイバ2の先端にプラグ6及びガイドピン16を介して繋がれた接続部材3であっても、接続部材3をアダプタ1上でスライドさせるだけで、両接続部材3を確実に突き合わせて位置決めすることができ、光接続を良好に行うことができる。
但し、接続部材3、3同士の位置合わせは、上記実施形態に限られるものではなく、例えば図17に示すように、アダプタ1及び接続固定部材4の内壁に接触させてその内壁面を基準面とすることでも良く、また、図18に示すように接続部材3、3間に位置合わせ手段としての機能を果たすガイドピン16等を装着してもよい。
更には、図19に示すように、半円柱状の突起物20をアダプタ1に長さ方向に沿って設けると共に、その突起物20と係合する溝21を接続部材3に設け、半円柱状の突起物20に接続部材3を沿わせることで、アダプタ1上に接続部材3を装着しても良い。
このような位置合わせ手段が設けられることで、接続部材同士を確実に位置決めできるので、接続作業を正確に行うことができる。
なお、図19においては、位置合わせ手段としての半円柱状の突起物20がアダプタ1に、かつ溝21が接続固定部材4にそれぞれ設けられた例を示したが、その逆であっても良いのは勿論である。
上記の光学接続構造は、接続部材3により光ファイバ2を互いに位置決めされる構造であったが、光ファイバ2の位置合わせとしては、上記に限定されるものではなく、例えば、接続部材3に装着された他の部材とアダプタ1とにより位置合わせすることも可能である。図20〜図22は、そのような第8の実施の形態に係る接続構造を示している。
つまり、この実施形態の光学接続構造においては、図20〜図22に示すように、光ファイバ2を導くファイバ導入溝22がアダプタ1に設けられる一方、接続部材3の先端部に移動部材23を挿入するための挿入部24が設けられる。接続部材3の端部には、アダプタ1に設けられた凹と嵌合する突部3aが設けられ、接続部材3をアダプタ1に搭載したとき、突部3aと上記凹とが嵌合することで、接続部材3がアダプタ1と位置合わせされるようになっている。
そして、図21に示すように、アダプタ1上に光ファイバ2を有する接続部材3が装着されたとき、その接続部材3の挿入部24に移動部材23を挿入しておき、その状態で図22に示すように、アダプタ1に接続固定部材4がスライドして装着されると、接続固定部材4が移動部材23を挿入部24内で下方に押圧すると共に、その押圧力が光ファイバ2に作用することで、光ファイバ2がアダプタ1内のファイバ導入溝22に押し込まれ、これによって、接続部材3同士の光ファイバ2が互いに位置合わせを行うことができるようになっている。
この場合、光ファイバ2の位置合わせが、アダプタ1に設けられたファイバ導入溝22によって行うため、接続部材3の形状が接続特性へ及ぼす影響は少ない。
従って、接続部材3の挿入部24内に移動可能に設けられる移動部材23を用いることでも、光ファイバ2同士の位置合わせを良好に行うことができ、しかも、基本的には前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
このような移動部材23としては、上記実施形態に限らず、例えば図23に示すように、接続部材3と異なる接続部材3を用いることも可能である。図23は、この発明の第9の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
図23に示す実施形態でも、光ファイバ2を有する左側の接続部材3と、光ファイバ2を有する右側の接続部材3とを用いるが、この場合、右側の接続部材3は、接続部材3と若干異なる形状をなしていて、光ファイバ2を挿通していることが同じとなっている。
そして、アダプタ1上に接続部材3及び接続部材3が載置したとき、これら両接続部材3及び3間に移動部材26を挿入しておき、その状態で接続固定部材4をスライドさせてアダプタ1に装着すると、両接続部材3及び3間の一個の移動部材26が光ファイバ2同士を下方に押し込むようになっている。
この実施形態によれば、一個の移動部材26が2本の光ファイバ2を下方に押さえ込み、アダプタ1に設けられたファイバ導入溝22内で光ファイバ同士を位置合わせするようになっており、これによっても接続作業を容易に行える。
従って、図22に示すように、相対する光ファイバ2のそれぞれが個々の移動部材23でアダプタ1に固定されていてもよく、また図23に示すように、1個の移動部材26で固定されても良いことが理解できよう。
また、図23においては、アダプタ1にファイバ導入溝22が設けられた例を示したが、図24(a)に示すように、図22、図23に示す実施形態とは逆に、移動部材27自体にファイバ導入溝28を設けてもよい。そして、移動部材27が図24(b)に示すように、接続固定部材4によって押圧されたとき、移動部材27のファイバ導入溝28内で相対する2本の光ファイバ2を位置合わせさせることもできる。
上述したように、移動部材23、26、27をアダプタ1方向に移動させる手段として、接続部材3を接続固定部材4でアダプタ1に固定すると同時に、移動部材によって光ファイバ2をアダプタ1に固定する方法を用いることができる。
また、光ファイバの先端への押圧手段として、上記したように接続部材3を移動させることで光ファイバの先端同士を互いに接触させ、その後、プラグやアダプタに設置されているバネや、樹脂等の弾性力を利用する方法を用いることができる。
移動部材の材料及び形状としては、光ファイバを破損させるおそれがない限り、特に限定されないが、プラスチック、金属、ゴム系の材料が好ましく使用される。また、光ファイバとの接触部分にのみゴム系を用い、他の部分はプラスチックで構成した複合構造であってもかまわない。
そしてまた、移動部材として、図25に示すようにカム部材を用いることもできる。図25は、この発明の第10の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
即ち、図25に示す実施形態においては、(a)に示すように、接続部材3に回転自在にカム部材29を取り付けておき、そのカム部材29を有する接続部材3が(b)に示すように、アダプタ1上に載置されたとき、アダプタ1上で接続固定部材4を左側にスライドさせて、接続固定部材4が接続部材3のカム部材29を倒すことにより、カム部材29が光ファイバ2をアダプタ1側に押し込むようになっている。
その後、接続固定部材4を図25(c)に示すように、更に左側に移動させると、接続固定部材4の端部に設けられた突合部30が、光ファイバ固定部材31に当接して、光ファイバ固定部材31を接続部材3方向に移動させることで、接続部材3側の光ファイバ2と光ファイバ固定部材31側の光ファイバ2とを突き合わせることができるようになっている。この場合、接続部材3の端部には、アダプタ1に設けられた凹と嵌合する突部3aが設けられ、接続部材3をアダプタ1に搭載したとき、突部3aと上記凹とが嵌合することで、接続部材3が動かないようになっている。
従って、カム部材29からなる移動部材を用いることでも、光ファイバ2同士を互いに突き合わせることができる。
但し、移動部材としては、上記カム部材29に限らず、接続部材3と一体化されていてもよいのは勿論である。
上記のように、光ファイバ2をアダプタ1へ載置して固定することにより、接続部材を介さず、溝と移動部材により光ファイバを位置合わせすることから、接続部材に高精度な加工を必要としない。また、1本の溝上で相対する光ファイバを接続することから、光ファイバを安定的に接続できる。また、接続部材への装着時に、高度な位置合わせ精度が必要なくなり、光ファイバを接続部材へ装着する工程を簡単化することができる。
図26〜図29は、この発明の第11の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合、まず、図26に示すように、8心光ファイバテープ心線(古河電工社製)から、その端部付近の被覆を除去することで光ファイバ素線(125μm径)を剥き出しにし、これをMT形コネクタ40(白山製作所社製、シングルモード用)に挿入・固定・研磨したものを2個用意する。この実施形態では、上記MT型コネクタ40を有する8心光ファイバテープ心線も「光ファイバ1」として図示している。
このような2個のMT型コネクタ40のうち、一方のMT型コネクタ40の先端には図26に示すようにガイドピン孔41が設けられている。図29に示す他方のMT型コネクタ40の先端には、上記ガイドピン孔41に挿入するガイドピン42が設けられている。
次に、図27に示すように、例えばABS樹脂製からなるアダプタ1を作製し、これにMT形コネクタ40を上方からそれぞれ搭載して装着する。このとき、他方のMT形コネクタ40から突出しているガイドピン42の先端を、一方のMT形コネクタ40のガイドピン孔41に挿入させる。
その後、図28に示すように、内部に押圧手段としての板バネ43を有する接続固定部材4を用意し、この接続固定部材4を、アダプタ1に被せてスライドすることで、図29に示すように板バネ43により、MT形コネクタ40をアダプタ1の上方からアダプタ面に押圧をかけることで固定する。その後、ステンレス製の把持部50を用い、把持部50の両側の挟持片52でMT形コネクタ40の端部を挟み込んで押圧をかけ、これによって、光ファイバ2同士を互いに突き合わせることで、光学接続構造を得る。
この実施形態によれば、アダプタ1に装着された接続固定部材4の板バネ43により、双方のMT形コネクタ40をアダプタ1側に押圧させることで互いに突き合わせ、しかも把持部50によって双方のMT形コネクタ40を挟み込むので、光ファイバ同士の位置合わせを良好にできると共に、その接続を簡単かつ確実に行うことができる。
その上、把持部50が相対する接続部材3同士を光ファイバの軸方向に沿って挟み込むので、接続部材3を互いに確実に突き合わせることができると共に、光ファイバ2をも互いに確実に突き合わせて接続することができ、光学接続構造としての信頼性を高めることができる。
従って、従来例のようなラッチを使用せず、アダプタ1を取り付けている基板に対して、上方からの押圧力が作用しないため、基板が破損することがない。また、基板に定常的に応力がかからないため、基板が変形するのを防ぐことができ、基板自体が破損するおそれがない。
この実施形態において、光ファイバ同士の接続点において接続損失を測定したところ、平均0.2dB以下であり、光学接続構造として十分使用可能であることが確認された。
図30〜図33は、この発明の第12の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合は、図30に示すように、一辺が例えば0.21mmの正三角形の断面を持つV字状のファイバ導入溝53を一個形成すると共に、一辺が1.2mmの正三角形の断面を持つ2個のガイドピン溝52を有するABS樹脂製の接続部材3(サイズ:5mm×84mm×3mm)を作製する。
一方、詳細に図示していないが、250μm径光ファイバ心線の被覆を端部から15mmを除去し、被覆端部から10mmのところで光ファイバ素線(125μm径)をカットし、接続部材3のファイバ導入溝内53に光ファイバ心線を接続部材端から5μm突き出して装着・固定する。このように形成された光ファイバ心線を、説明の便宜上、「光ファイバ2と称して説明する。
次に、図31(a)及び(b)に示すように、位置合わせ部材として、2本の0.7mmφのステンレスピン54を平行に固定したABS樹脂製のアダプタ1を作製し、2つの接続部材3を相対させてアダプタ1に上方から装着した。
その後、図32に示す接続固定部材4を用意し、これを図33に示すように、アダプタ1に装着してスライドさせ、接続固定部材4により接続部材3をアダプタ1の上方からアダプタ面に押圧をかけることで、光ファイバ2をアダプタ平面に押し付け、光ファイバ断面を位置合わせした。
その後、接続部材3端部にステンレス製の把持部50で押圧をかけることで、光ファイバ同士を互いに突き合わせて、図示のような光学接続構造を得た。
この実施形態の光学接続構造によれば、前述した第11の実施形態の場合と同様の優れた効果を生じるものであった。また、この光学接続構造においては、光ファイバ2が、接続部材3のファイバ導入溝53に固定されることにより、接続部材3とアダプタ1に印加される押圧力により、接続部材3をアダプタ1の面上に押し付けて光ファイバ2を固定するため、接続部材3の固定時の押圧力を光ファイバ2の位置合わせ・固定に応用することができ、光ファイバ2を接続部材3に対して正確に固定する工程を省略することができる。
その後,光ファイバ2同士の接続点において接続損失を測定したところ、平均0.2dB以下の結果が得られ、光学接続構造として十分使用できることが確認された。
図34〜図39は、この発明の第13の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合は、図34に示すように、一辺が0.3mmの正三角形の断面を持つ1本のV字状のファイバ導入溝58が、更に1mm×3mmからなる移動部材用の貫通孔59を有するABS樹脂製の接続部材3(サイズ:5mm×25mm×3mm)を作製した。
次に、第13の実施形態にて前述したように光ファイバ心線の加工を行うことで、接続部材3のファイバ導入溝58に光ファイバ2を入れて接続部材3に光ファイバ2を装着する。次に、図35に示すように、ウレタンフォーム61を貼り付けた移動部材60を用意し、この移動部材60をウレタンフォーム61を介して図36に示すように接続部材3の貫通孔59に挿入する。次に、図37に示すような一辺が0.21mmの正三角形の断面を持つV字状のファイバ導入溝64を有するABS樹脂製のアダプタ1を作製し、2つの接続部材3をアダプタ1に上方から相対させて装着した。
その後、図38に示すような接続固定部材4を用意し、これを図39に示すようにアダプタ1に装着し、スライドすることで接続部材3に装着されている移動部材60を、アダプタ1上のファイバ導入溝64に押し付けることで、光ファイバを位置合わせ・固定した。
次いで、両接続部材3の外端部にステンレス製の把持部50を装着し、該把持部50の両端側の挟持片52で挟み込んで押圧をかけることで、光ファイバ2同士を突き合わせ、光学接続構造を得た。
この実施形態による光学接続構造は、前述した第11及び第12の実施形態の場合と同様の優れた効果を生じるものであった。また、この光学接続構造においては、移動部材60を介し、接続固定部材4により、光ファイバ2を直接アダプタ1に位置合わせ後、固定されるため、接続固定部材4と接続部材3との位置合わせに高度な精度は必要とせず、高度な部品加工精度を必要としなくなった。
また、光ファイバ2の接続点において接続損失を測定したところ、平均0.2dB以下であり、光学接続構造として十分使用できることが確認された。
図40は、この発明の第14の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この実施形態では、図38にて示した接続固定部材4の内側に円錐状の凹部66を設けると共に、この凹部66にステンレス等からなるボール67を嵌合させることで、図40に示すようにボール67を有する接続固定部材4を形成しておく。
このように形成された接続固定部材4を、図37に示すアダプタ1に装着すると、ボール67が移動部材60に接触し、この移動部材60をアダプタ1方向に押圧させることで、第12の実施形態と略同様の光学接続構造を得ることができる。
この実施形態の光学接続構造によれば、第11〜13の実施形態と同様の優れた効果を生じるものであった。また、この光学接続構造においては、ボール67と接続固定部材4との接触点が1箇所であるため、ボール67によって押圧力を印加した場合、ボール67の下部の押圧面に均等に押圧力を働かせることができるため、光ファイバ2の軸心合わせをより完全に行うことができる。
そして、光ファイバ2の接続点において接続損失を測定したところ、平均0.2bB以下であり、光学接続構造として十分使用できることが確認された。
図41及び図42は、この発明の第15の実施の形態に係る光学接続構造を示している。
この場合は、図38にて示した形状をなす接続固定部材4の上面に、2箇所の開放部69を設けることで、図42に示すような接続固定部材4を形成しておき、この接続固定部材4の開放部69に図41に示すカム部材68を、支点部68aを中心に回動自在に取り付けておく。
このようにしてカム部材68を有する接続固定部材4を、図39にて示すアダプタ1に装着し、カム部材68を倒すことで、カム部材68が移動部材60に接触して移動部材60をアダプタ1方向に移動させることで、光学接続構造を得た。
この実施形態の光学接続構造によれば、前述した第11〜第14の実施形態と同様の優れた効果を生じるものであった。また、この光学接続構造においては、接続固定部材4をスライドさせる際に、接続部材3と接触させる必要がなくなり、抵抗なくスムーズにスライドさせることが可能となった。
またこの実施形態によれば、接続固定部材4のスライド後にカム部材68を移動部材に接触させることができるため、スライドと同時に移動部材を移動させる際に不可能であった、移動部材へ強い押圧力を印加することが可能となり、より確実に光ファイバをファイバ導入溝64へ移動・固定することが可能となった。
そして、光ファイバ2の接続点において接続損失を測定したところ,平均0.2dbB以下であり、光学接続構造として十分使用できることが確認された。
なお、上述した実施形態の光学接続部材において、使用される接続部材の材料及び形状は特に限定されず,材料としてはジルコニア,ガラス,プラスチック,セラミック,金属等で作製されたものが好ましく使用される。また、断面形状は、円,四角状のものが好ましく使用される。光ファイバは光ファイバをアダプタに装着できるように接続部材に装着されていれば良く、接続部材に設けた貫通孔または溝等に装着して、光ファイバは接続部材に接着剤で永久固定させても、機械的に把持させ,取り替え可能としても構わない。
光ファイバ接続方法は何等限定されず、如何なる既存の光ファイバ接続方法も使用することができ、更に,屈折率整合剤を接合する光ファイバ間に塗布して接続しても、また、光ファイバ同士を突き合わせることによるPC(Physical Contact)接続を行ってもよい。本発明の光ファイバ接続部品に使用される光ファイバは、光ファイバ接続部品の適用目的に応じて適宜選択して使用され、例えば、石英またはプラスチック製のシングルモード光ファイバ、マルチモード光ファイバ等が好ましく使用される。
一方、屈折率整合剤を用いる場合は、材料、形態、設置方法は特に限定されず、材料としては、光ファイバの屈折率,材質により適宣材料を選択して使用すすればよく、例えば,シリコーンオイル,シリコーングリス等が好ましく使用される。また、屈折率整合剤の形態は液状でも固体状でもよく、例えばオイル状、グリス状、ジェル状、フィルム状のものでもよい。
光ファイバの位置合わせ手段はは、接続部材種,光ファイバ種,設置環境により,適宣選択して使用されるが、接続部材に貫通孔または溝を設け、その貫通孔または溝に位置合わせ部材を装着し位置合わせする場合、位置合わせ部材は円柱状、三角柱状の金属棒、プラスチック棒が好ましく使用される。接続部材外形を基準として位置合わせを行う場合、円筒状,三角筒状,四角筒状のガラス管,プラスチック管,金属管,セラミック管が好ましく使用される。更に、数種類の複合材料により構成されても構わない。
例えば,プラスチックまたはガラス製のV字溝を有する部材に金属管を整列させ固定したものが挙げられる。また、位置合わせ部材は接続部材に沿って摺動させることが可能にすることにより、接続部材の位置合わせ可能な位置までの移動距離を短くすることができ、位置合わせ部材および、光学接続構造自体のサイズを小さくすることができる。
この発明の第1の実施の形態に係る光学接続構造を示す説明図である。 接続固定部材を示す斜視図である。 図1における第1の実施の形態に係る光学接続構造を構成する際の、接続作業の一例を示す図であって、(a)はアダプタ上に接続部材を搭載した状態を示す説明図、(b)は(a)のアダプタに接続固定部材を装着した状態を示す説明図である。 同じく図1における第1の実施の形態に係る光学接続構造を構成する際の、接続作業の他の例を示す図であって、(a)はアダプタ上に接続固定部材を装着した状態を示す説明図、(b)は(a)のアダプタ上に接続部材を装着した状態を示す説明図、(c)は接続固定部材をアダプタ上で反対側に移動させて、別の接続部材を装着した状態を示す説明図、(d)はアダプタに接続固定部材によって接続部材同士を装着した状態を示す説明図である。 この発明の第2の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、プラグに接続部材を装着した状態を示す説明図である。 プラグ内に接続部材を収納した状態を示す説明図である。 この発明の第3の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、内部にプラスチック材料が設けられた接続固定部材の説明用斜視図である。 同じく板バネを設けた接続固定部材を示す説明用斜視図である。 この発明の第4の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、(a)は接続固定部材を示す側面断面図、(b)は光学接続構造の全体説明図である。 カム部材を示す斜視図である。 カム部材の他の例を示す斜視図である。 この発明の第5の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、(a)は接続固定部材を示す説明図、(b)は光学接続構造の全体説明図である。 この発明の第6の実施の形態に係る光学接続構造を示す説明図である。 図13における光学接続構造の変形例を示す説明図であって、把持部がアダプタに装着された状態を示す説明図である。 この発明の第7の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、(a)はアダプタ上にプラグ及び接続部材が搭載された状態を示す説明図、(b)はアダプタ上で接続固定部材がスライドした状態を示す説明図、(c)は接続固定部材によって光ファイバが一方の接続部材内で互いに突き合わせられた状態を示す説明図である。 アダプタに接続部材と接続固定部材とを装着した状態を示す説明用断面図である。 光学接続構造を構成する他の例を示す説明図である。 接続部材間に位置合わせ手段としてのガイドピンを装着した状態を示す説明図である。 位置合わせ手段としての半円柱状の突起物によって光ファイバを接続した状態を示す説明図である。 この発明の第8の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、光ファイバを有する接続部材をアダプタに搭載した状態を示す要部の斜視図である。 アダプタ上に装着された接続部材に、移動部材を挿入した状態を示す説明図である。 図21におけるアダプタ上に接続固定部材を装着した状態を示す説明図である。 この発明の第9の実施の形態に係る光学接続構造を示す説明図である。 移動部材に光ファイバを導くための溝を設けた説明図である。 この発明の第10の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、(a)は接続部材に光ファイバを装着した状態の説明図、(b)は(a)の接続部材をアダプタに搭載した状態を示す説明図、(c)は接続固定部材をスライドさせることでアダプタに装着した状態を示す説明図である。 この発明の第11の実施の形態の光学接続構造を示す図であって、MT形コネクタに光ファイバが接続された状態を示す説明図である。 アダプタを示す説明図である。 接続固定部材を示す説明図である。 接続部材及び接続固定部材を有するアダプタに、把持部を装着したときの状態を示す説明図である。 この発明の第12の実施の形態における光学接続構造を示す図であって、接続部材の斜視図である。 アダプタを示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 接続固定部材を示す説明図である。 接続部材及び接続固定部材を有するアダプタに、把持部を装着したときの状態を示す説明図である。 この発明の第13の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、接続部材の斜視図である。 移動部材を示す斜視図である。 接続部材に移動部材を装着した状態を示す斜視図である。 アダプタを示す説明図である。 接続固定部材を示す説明図である。 移動部材を有する接続部材と接続固定部材とを有するアダプタに、把持部を装着したときの状態を示す説明図である。 この発明の第14の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、接続固定部材にボールを装着した状態の説明図である。 この発明の第15の実施の形態に係る光学接続構造を示す図であって、カム部材の説明図である。 図41のカム部材を接続固定部材に取り付けた状態を示す説明図である。
符号の説明
1 アダプタ
2 光ファイバ
3 接続部材
4 接続固定部材
5 押圧手段としての板バネ
6 プラグ
9 カム部材
10 回転体
22、28、53、58 ファイバ導入溝
23、26、60 移動部材
50 把持部


Claims (13)

  1. 上方が開放された形状をなす上方開放型のアダプタに、少なくとも1本の光ファイバを装着した接続部材が相対して搭載され、該アダプタに前記光ファイバの軸方向に摺動可能に取り付けられた接続固定部材により、前記接続部品が前記光ファイバを互いに突き合わせた状態で押圧されて固定されていることを特徴とする光学接続構造。
  2. 請求項1記載の光学接続構造において、
    前記接続部材は、プラグに装着されていることを特徴とする光学接続構造。
  3. 請求項2記載の光学接続構造において、
    前記接続部材は、前記プラグに対して摺動可能に設けられることを特徴とする光学接続構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の光学接続構造において、
    前記光ファイバを該光ファイバの軸方向へ押圧して、相対する前記光ファイバの先端を互いに突き合わせる押圧手段が具備されていることを特徴とする光学接続構造。
  5. 請求項4記載の光学接続構造において、
    前記押圧手段が、バネであることを特徴とする光学接続構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか記載の光学接続構造において、
    相対する前記光ファイバの先端を互いに突き合わせる光ファイバ位置合わせ手段を具備していることを特徴とする光学接続構造。
  7. 請求項6記載の光学接続構造において、
    前記光ファイバ位置合わせ手段は、前記接続固定部材が前記アダプタ上で光ファイバの軸方向に摺動して、前記接続部材同士を突き合わせることを特徴とする光学接続構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載の光学接続構造において、
    前記光ファイバは、前記接続固定部材が前記アダプタ上で摺動したとき、相対する2個の前記接続部材のうち、いずれか一方の接続部材内で、他方の接続部材を挿通する光ファイバと互いに突き合わせて接続されることを特徴とする光学接続構造。
  9. 請求項6〜8のいずれか記載の光学接続構造において、
    前記光ファイバ位置合わせ手段は、前記アダプタに設けられたファイバ導入溝と、前記接続部材内に前記アダプタ方向に移動可能に設けられた移動部材とにより構成されていることを特徴とする光学接続構造。
  10. 請求項6〜8のいずれか記載の光学接続構造において、
    前記光ファイバ位置合わせ手段は、前記接続部材内に前記アダプタ方向に移動可能に設けられた移動部材と、該移動部材の下部に設けられたファイバ導入溝と、前記アダプタとにより構成されていることを特徴とする光学接続構造。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載の光学接続構造において、前記接続固定部材若しくは接続部材に光ファイバをアダプタ方向に押圧する押圧部材を具備していることを特徴とする光学接続構造。
  12. 請求項11記載の光学接続構造において、
    前記押圧部材は、回転可能なカム部材若しくは回転体であることを特徴とする光学接続構造。
  13. 請求項1〜12のいずれか記載の光学接続構造において、
    前記相対する接続部材を光ファイバの軸方向に沿って挟み込む把持部を具備していることを特徴とする光学接続構造。


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