JP2005181721A - ハーフトーン位相シフトマスク - Google Patents

ハーフトーン位相シフトマスク Download PDF

Info

Publication number
JP2005181721A
JP2005181721A JP2003422899A JP2003422899A JP2005181721A JP 2005181721 A JP2005181721 A JP 2005181721A JP 2003422899 A JP2003422899 A JP 2003422899A JP 2003422899 A JP2003422899 A JP 2003422899A JP 2005181721 A JP2005181721 A JP 2005181721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase shift
film
halftone phase
light
shift mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003422899A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kurose
英司 黒瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Leading Edge Technologies Inc
Original Assignee
Semiconductor Leading Edge Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Leading Edge Technologies Inc filed Critical Semiconductor Leading Edge Technologies Inc
Priority to JP2003422899A priority Critical patent/JP2005181721A/ja
Publication of JP2005181721A publication Critical patent/JP2005181721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

【課題】 ハーフトーン位相シフトマスクにおけるフォトレジストの膜減りを防止することを目的とする。
【解決手段】 透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜1を用いて形成された位相シフト部を備え、上記位相シフト部は、中央部に上記透過光の位相を反転させない膜2を有することを特徴とする。上記ハーフトーン位相シフト膜1は、光透過率が4〜20%であり、上記膜2は、光透過率が0〜100%の膜であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハーフトーン位相シフトマスクに関する。特に、光リソグラフィ装置に用いられるハーフトーン位相シフトマスクの構造、その製造方法、露光方法、露光装置に関する。
図14は、従来のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。
従来のハーフトーン位相シフトマスクは、透明基板3上に選択的にハーフトーン位相シフト膜1を形成した構造を有する(特許文献1参照)。
フォトリソグラフィにおいて、157nm以上の波長を有する光を適用し露光を行なう場合は、一般に透明基板材料として石英ガラスが適用され、大きさは6インチ角、厚さは0.25インチである。また、ハーフトーン位相シフト膜1の材料としては、ドライエッチングレートが他の材料と比較して大きいモリブデンシリサイド(MoSi)が適用され、透過率4〜20%の光学特性を有し、位相差180°となる厚さに設定される。ハーフトーン位相シフト膜の厚さDは、露光波長をλ、ハーフトーン位相シフト膜の屈折率をnとすると、次式で表される。
D=λ/2(n−1)
従来のハーフトーン位相シフトマスクを適用し、露光装置を用いてフォトレジストへ転写すると、ハーフトーン位相シフト領域を通った光と、ハーフトーン位相シフト膜のない透過領域を通った光の回折光とが重なり合い、強いサイドローブ光となる。これにより、フォトレジストの膜減りを生じさせる。特にラインパターンや、ラインやホールパターンが密である場合には、ハーフトーン位相シフト領域を挟む複数の透過領域の回折光が重なり合うため、フォトレジストの膜減りが顕著となる。
図15は、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成された100nm孤立ラインパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果である。ハーフトーン位相シフト膜を透過した光と、ハーフトーン位相シフト膜で形成されたラインを挟む両側の透過領域からの回折光とが重なり合い、ライン中央に光強度の強め合いのピークが発生する。
図16は、上記と同様に、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成された100nm孤立ラインパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジストの断面形状をシミュレーションにて求めた結果である。図15に示した光強度分布の、ライン中央の強め合いのピークが転写され、フォトレジストの膜減りが発生する。
図17は、従来のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。
従来のハーフトーン位相シフトマスクは、透明基板3上に選択的にハーフトーン位相シフト膜1を形成した構造を有する。
図18は、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成されたピッチ200nmで径100nmのホールパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果である。図18(b)、(c)は、図18(a)に示すラインA−Bでカットした面の断面構造および光強度分布である。ハーフトーン位相シフト膜を透過した光と、ハーフトーン位相シフト膜で形成された透過領域からの回析光とが重なり合い、ホールパターンの脇に強め合いのピークが発生する。
図19は、上記と同様に、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成されたピッチ200nmで径100nmのホールパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジスト形状をシミュレーションにて求めた結果である。図19(a)は図19(b)に示すラインA−Bでカットした面の断面形状である。図18に示した光強度分布の、ホールパターンの脇の強め合いのピークが転写され、フォトレジストの膜減りが発生する。
特開平4−136854号公報
上述した通り、従来のハーフトーン位相シフトマスクを適用し、露光装置を用いてフォトレジストへ転写すると、ハーフトーン位相シフト領域を通った光と、透過領域を通った光の回折光とが重なり合い、フォトレジストの膜減りを生じさせる。
本発明は、ハーフトーン位相シフトマスクにおけるフォトレジストの膜減りを防止することを目的とする。
この発明に係るハーフトーン位相シフトマスクは、透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜を用いて形成された位相シフト部を備え、
上記位相シフト部は、中央部に上記透過光の位相を反転させない位相無反転部を有することを特徴とする。
上記ハーフトーン位相シフト膜は、光透過率が4〜20%であり、
上記位相無反転部は、光透過率が0〜100%の膜であることを特徴とする。
上記位相シフト部は、所定のパターン幅に形成され、
上記位相無反転部は、上記所定のパターン幅に対し、10〜50%の幅を有することを特徴とする。
上記ハーフトーン位相シフトマスクは、さらに、上記位相シフト部に隣接する、所定のホール幅或いは所定のホール径のホールパターン部を有し、
上記位相無反転部は、上記ホールパターン部の端から所定のホール幅或いは所定のホール径の10〜100%の距離が離れた上記位相シフト部の中央部に配置されたことを特徴とする。
上記ハーフトーン位相シフト膜は、250nm以下の波長領域の光に対し耐光性を有する材料を用いることを特徴とする。
上記ハーフトーン位相シフト膜は、材料として、タンタルシリサイド(TaSi)とジルコンシリサイド(ZrSi)とモリブデンシリサイド(MoSi)とクロムフロライド(CrF)とシリコンオキサイド(SiO2)とのうち少なくとも1つを含有することを特徴とする。
上記位相無反転部は、所定の膜により形成され、
上記所定の膜は、250nm以下の波長領域の光に対し耐光性を有する材料を用いることを特徴とする。
上記位相無反転部は、所定の膜により形成され、
上記所定の膜は、材料として、タンタルシリサイド(TaSi)とジルコンシリサイド(ZrSi)とモリブデンシリサイド(MoSi)とクロムフロライド(CrF)とシリコンオキサイド(SiO2)とのうち少なくとも1つを含有することを特徴とする。
本発明によれば、位相180°のハーフトーン位相シフト膜を透過した光と、中央部に配置された位相0°の膜を透過した光が相殺され、中央部の光強度を抑えることができる。よって、フォトレジストの膜減りを防止することができ、露光後のフォトレジストの形状を良好な形状に形成することができる。
また、フォトレジストの膜減りを考慮すること無しにハーフトーン位相シフト膜の透過率の最適化が可能となり、さらに、解像度を向上させることができる。
また、本発明によれば、特に、ラインパターン中央の光強度を抑えることができる。
また、本発明によれば、特に、ホールパターン間の残しパターン中央の光強度を抑えることができる。
実施の形態1.
以下に説明するように、実施の形態1では、ハーフトーン位相シフトマスクを用いて露光する際に発生するサイドローブを抑制し、サイドローブの光強度によるフォトレジストの膜減りを著しく低減し、かつ光強度のコントラストを向上させ、フォトレジストの解像度を著しく向上させる。
図1は、実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。
図1において、ハーフトーン位相シフトマスク100は、透明基板3と、透明基板3上に透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜1を用いて形成された位相シフト部10とを備えている。透明基板3には、膜が形成されていない部分が存在する。上記位相シフト部10は、中央部に上記透過光の位相を反転させない位相無反転部としての膜2を有し、形成されている。言い換えれば、ハーフトーン位相シフトマスク100は、透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜1で形成されたパターンの中央に、ハーフトーン位相シフト膜1に対して逆位相すなわち位相0°の膜2を挿入する形で配置した構造となる。
上記ハーフトーン位相シフト膜1は、250nm以下の波長領域の光に対し耐光性を有する材料を用いており、例えば、材料として、タンタルシリサイド(TaSi)とジルコンシリサイド(ZrSi)とモリブデンシリサイド(MoSi)とクロムフロライド(CrF)とシリコンオキサイド(SiO2)とのうち少なくとも1つを含有する。
また、膜2も同様に、250nm以下の波長領域の光に対し耐光性を有する材料を用いており、例えば、材料として、タンタルシリサイド(TaSi)とジルコンシリサイド(ZrSi)とモリブデンシリサイド(MoSi)とクロムフロライド(CrF)とシリコンオキサイド(SiO2)とのうち少なくとも1つを含有する。ここで、ハーフトーン位相シフト膜1と膜2とは、同じ材料の膜でも異なる材料の膜でも、膜厚を変えることにより位相を変化させることができる。各膜の屈折率によって所望の位相ずれがおこる膜厚を導き出すことができる。また、ハーフトーン位相シフト膜1と膜2とは、位相を変化させる材料と透過率を制御する材料との2層膜で構成してもよい。
膜2の厚さDは、露光波長をλ、ハーフトーン位相シフト膜の屈折率をn、整数をNとすると、次式で表される。
D=2N・λ/2(n−1)
図2は、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜1で形成された100nm孤立ラインパターンの中央に、幅30nmで、15%の透過率を有する位相0°の膜2を挿入する形で配置した実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果を示す図である。
図2に示すように、位相180°のハーフトーン位相シフト膜1を透過した光と、位相0°の膜2を透過した光が相殺され、ライン中央の光強度が抑えられる。
図3は、実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジストの断面形状をシミュレーションにて求めた結果を示す図である。
図3に示すように、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜1で形成された100nm孤立ラインパターンの中央に、幅30nmの透過率15%の透過率を有する位相0°の膜2を配置した、本実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスク100を使用することにより、フォトレジストの膜減りは発生せず、良好な形状となる。また、配置される膜2は、上記幅に限らず、ハーフトーン位相シフト膜1で形成されたパターン幅に対し、10〜50%程度の幅を有する膜であれば良好な形状となる。
図4は、実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用した際の、従来技術との対比によるフォーカスマージン向上効果とサイドローブ抑制効果を示した図である。
図4に示すように、従来のハーフトーン位相シフトマスクに比べ、フォーカスマージンは約20%向上し、ラインパターン中央部の光強度は約10%まで抑制できる。また、位相180°のハーフトーン位相シフト膜1で形成されたラインパターンの中央に挿入される位相0°の膜2の透過率は、0〜100%の範囲で、どの透過率でも同様に効果が得られる。ここで、ハーフトーン位相シフト膜1の光透過率は4〜20%であれば構わない。
以上のように、新規ハーフトーン位相シフトマスクを用いて露光することで、サイドローブを抑制し、サイドローブの影響によるフォトレジストの膜減りを低減し、かつ光強度のコントラストを向上させ、フォトレジストの解像度を向上させることができる。
実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを用いて、半導体装置の基となる試料、例えばウエハに露光装置により露光することで、サイドローブの影響によるフォトレジストの膜減りを低減し、かつ光強度のコントラストを向上させ、フォトレジストの解像度を向上させることができる。
図5は、実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクの製造工程を示す図である。
図5において、工程(a)は、透明基板3上にハーフトーン位相シフト膜1を堆積させる堆積工程、工程(b)は、エッチストップ膜6を堆積させる堆積工程、工程(c)は、電子線レジスト5を塗布後、電子ビーム4による露光工程、工程(d)は、現像工程、工程(e)は、電子線レジスト5をマスクとしたエッチストップ膜6とハーフトーン位相シフト膜1のエッチング工程、工程(f)は、電子線レジスト5を除去する除去工程、工程(g)は、膜2の堆積工程、工程(h)は、電子線レジスト5を塗布後、電子ビーム4による露光工程、工程(i)は、現像工程、工程(j)は、電子線レジスト5をマスクとした膜2のエッチング工程、工程(k)は、電子線レジスト5の除去工程、工程(l)は、膜2のエッチバック工程、工程(m)は、エッチストップ膜6エッチバック工程を示す。
透明基板(3)上に、スパッタ、真空蒸着等により、ハーフトーン位相シフト膜1を形成し(工程(a))、その上にエッチストップ膜6を成膜する(工程(b))。このエッチストップ膜6は、ハーフトーン位相シフト膜1、膜2とのエッチング選択比が大きい膜が必要で、Poly−Si等が有効である。
さらに、その上に電子線レジスト5を塗布する(工程(c))。
透明基板3の材料としては、適用する露光光の波長において、透過率80%以上の高いものでなければならない。例えば、露光光の波長157nm以上において、85%以上の透過率を有する石英ガラスは有効である。ハーフトーン位相シフト膜1の材料としては、上述したようにタンタルシリサイド(TaSi)、ジルコンシリサイド(ZrSi)、モリブデンシリサイド(MoSi)、クロムフロライド(CrF)、シリコンオキサイド(SiO2)が有効である。ハーフトーン位相シフト膜1の成膜の際、膜厚は位相180°が得られ、光透過率が4〜20%となる膜厚で成膜する。
次に、電子ビーム4による描画と現像工程により、電子線レジストは、レジスト領域と無レジスト領域に区別されてパターニングが行なわれる。
電子線レジスト現像工程においては、ポジ型の電子線レジスト5を適用した場合、電子ビーム4が照射された領域は電子線レジスト5が現像液に溶解し、ハーフトーン位相シフト膜1が露出する。電子ビームが照射されない領域は、電子線レジスト5が現像液に溶解しないので、電子線レジストのパターンが残存する(工程(d))。
次いで、電子線レジスト5をマスクとして、エッチストップ膜6をエッチングし、その後、エッチストップ膜6をハードマスクとしてハーフトーン位相シフト膜1をエッチングする(工程(e))。この際、ハーフトーン位相シフト膜1と透明基板3のエッチング選択比は十分でなければならない。
その後、電子線レジスト5を剥離除去する(工程(f))。
ここまでの説明は、従来のハーフトーン位相シフトマスクの製造工程と同様である。しかし、本実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスク100の場合、工程(c)〜(f)に示す電子線レジスト露光工程〜ハーフトーン位相シフト膜1のエッチング工程において、所望の幅のラインパターンの中央に、以下に説明する膜2を埋め込むためのスペースパターンを形成しておく。スペースの幅8は、所望のラインの幅7の10〜50%の幅がよい。以下、本実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスク100については、さらに膜(2)の成膜以降の工程が続く。
工程(g)に示すように、スパッタ、真空蒸着等により、膜2を形成する。膜2の材料としては、タンタルシリサイド(TaSi)、ジルコンシリサイド(ZrSi)、モリブデンシリサイド(MoSi)、クロムフロライド(CrF)、シリコンオキサイド(SiO2)が有効である。成膜の際、膜厚は少なくとも幅8のスペースを完全に埋め込み、かつ位相0°が得られる膜厚よりも厚めに成膜しておく。
次いで、電子線レジスト5を塗布し、電子ビームで露光する(工程(h))。この露光で形成するパターンは、幅7のラインに精度良く重ね、幅7のラインよりも細い幅9のラインとする。この際、ラインパターンの幅9は以下の式で表される幅にするのが良い。
(幅9)=((幅7)+(幅8))/2
次いで、現像し(工程(i))、電子線レジスト5をマスクとして、膜2をエッチングする。この際、エッチストップ膜6がハードマスクとして働き、ハーフトーン位相シフト膜1はエッチングされずに残る(工程(j))。
その後、電子線レジスト5を剥離除去する(工程(k))。
次いで、エッチストップ膜6を利用し、全面エッチバックして、エッチストップ膜6より上部に出ている膜2を取り去る(工程(l))。この際、膜2と透明基板3のエッチング選択比は十分でなければならない。膜2の膜厚は、ハーフトーン位相シフト膜1の膜厚とエッチストップ膜6の膜厚の和となるため、その膜厚が位相0°が得られる膜厚になるように、予めエッチストップ膜6の成膜の際、膜厚を所望の膜厚に設定しておく。
その後、エッチストップ膜6を全面エッチバックにより取り去り(工程(m))、本実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスク100が完成する。エッチバックの際、エッチストップ膜6と、ハーフトーン位相シフト膜1、膜2、透明基板3とのエッチング選択比は十分でなければならない。
図6は、実施の形態1における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(ラインセンター透過率0%)を示す図である。
図7は、実施の形態1における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(ラインセンター透過率80%以上)を示す図である。
図7では、所望のパターン(ここでは、ラインパターン)の中央に解像しない程度の太さの抜きパターンを配置している。
ここで、ライン中央に配置する膜2の光透過率は0〜100%で良いので、光透過率0%に設定する場合は、図6(a)に示すように、膜2をハーフトーン位相シフト膜1で形成されたラインの中央に挿入しても、図6(b),(c)に示すように、上層または下層に配置しても良い。光強度0%に設定する場合の膜の材料としては、Cr等が有効である。
また、透明基板3は80%以上の光透過率を有するものであるから、膜2の光透過率を80%以上に設定する場合は、図7に示すように、ハーフトーン位相シフト膜1で形成されたラインの中央のスペースに如何なる膜も配置せず、開口しておくだけでも効果が得られる。
以上のように、従来のハーフトーン位相シフトマスクを適用し、露光装置を用いてフォトレジストへ転写すると、ハーフトーン位相シフト領域を通った光と、透過領域を通った光の回折光とが重なり合い、フォトレジストの膜減りを生じさせる。しかし、実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを適用し、露光装置を用いてフォトレジストへ転写すると、ラインパターンを形成する位相180°のハーフトーン位相シフト膜を透過した光と、ラインの中央に配置された位相0°の膜を透過した光が相殺され、ライン中央の光強度が抑えられる。よって、フォトレジストの膜減りは発生せず、良好な形状となる。従来、フォトレジストの膜減りが起こるため、よりコントラストを向上できる高透過率のハーフトーン位相シフト膜が適用できなかったが、この新規ハーフトーン位相シフトマスクを適用することで、フォトレジストの膜減りを考慮すること無しにハーフトーン位相シフト膜の透過率の最適化が可能となり、さらなる解像度向上につながる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ラインパターンの場合を説明したが、実施の形態2では、ホールパターンの場合を説明する。
図8は、実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。
図8において、実施の形態1と同様、ハーフトーン位相シフトマスク100は、透明基板3と、透明基板3上に透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜1を用いて形成された位相シフト部10を備えている。透明基板3には、膜が形成されていない部分である上記位相シフト部10に隣接する、所定のホール幅或いは所定のホール径のホールパターン部が存在する。上記位相シフト部10は、中央部に上記透過光の位相を反転させない位相無反転部としての膜2を有し、形成されている。言い換えれば、ハーフトーン位相マスク100は、透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜1で形成されたホールパターンの脇に、ハーフトーン位相シフト膜1に対して逆位相すなわち位相0°の膜2を挿入する形で配置した構造となる。さらに、いいかえれば、ハーフトーン位相シフトマスク100は、透明基板上に透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相膜1で形成されたホールパターン脇の残しパターン部に、ハーフトーン位相シフト膜1に対して逆位相すなわち位相0°の膜2を配置する。
図9は、15%の透過率をハーフトーン位相シフト膜1で形成されたピッチ200nmで1辺が100nm角のホールパターンにおいて、隣り合うホールパターン間の残1部の中央に、幅20nmで50%の透過率を有する位相0°の膜2を挿入する形で配置した新規ハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果を示す図である。
図9(a)は、新規ハーフトーン位相シフトマスクの平面構造を示す図である。
図9(b)は、新規ハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(A−Bのカット面)を示す図である。
図9(c)は、新規ハーフトーン位相シフトマスクの光強度分布を示す図である。
図9(b)、(c)は図9(a)に示すラインA−Bでカットした面の断面構造および光強度分布である。位相180°のハーフトーン位相シフト膜を透過した光と、位相0°の膜を透過した光が相殺され、ホールパターン間の残し部中央の光強度が抑えられる。
また、図10は、実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジストの断面形状をシミュレーションにて求めた結果を示す図である。
なお、図10(a)は図10(b)に示すラインA−Bでカットした面の断面形状である。15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜1で形成されたピッチ200nmで径100nmのホールパターンにおいて、隣り合うホールパターン間の残し部の中央に、幅20nmの50%の透過率を有する位相0°の膜2を配置した。実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスク100を使用することにより、フォトレジストの膜減りは発生せず、良好な形状となる。
ここで、上記膜2は、上記ホールパターン部の端から所定のホール幅或いは所定のホール径の10〜100%の距離が離れた上記位相シフト部10の中央部に配置されるのが望ましい。図9では、一例として、上記ホールパターン部の端から所定のホール幅100nmの40%の距離(ホールパターン部の1辺と直角方向に40nm、ホールパターン部の直角につながる2辺の端を結ぶ対角方向に56.6nm)が離れた上記位相シフト部10の中央部に配置されている。
図11は、実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用した際の、フォーカスマージン向上効果とサイドローブ抑制効果を示した図である。
従来のハーフトーン位相シフトマスクに比べ、フォーカスマージンは約5%向上し、ホールパターン間の残し部中央の光強度は約55〜90%まで抑制できる。また、位相180°のハーフトーン位相シフト膜1で形成されたホールパターン間の残し部の中央に挿入される位相0°の膜2の透過率は、0〜90%の範囲で効果が得られる。
以上のように、新規ハーフトーン位相シフトマスクを用いて露光することで、サイドローブを抑制し、サイドローブの影響によるフォトレジストの膜減りを低減し、かつ光強度のコントラストを向上させ、フォトレジストの解像度を向上させることができる。
実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクの製造工程は、図5と同様である。ハーフトーン位相シフト膜1の成膜の際、膜厚は位相180°が得られ、光透過率が4〜20%となる膜厚で、成膜するのも同様である。ただし、本実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスク100の場合、工程(c)〜(f)に示す電子線レジスト露光工程〜ハーフトーン位相シフト膜1のエッチング工程において、実施の形態1では所望の幅のラインパターンの中央に、以下に説明する膜2を埋め込むためのスペースパターンを形成しておくのに対し、実施の形態2では、ホールパターン間の残しパターンの中央に、図8の工程(g)以下で説明する膜2を埋め込むためのスペースパターンを形成しておく。スペースの幅8は、所望のホールパターン間の残しパターンの幅7の10〜50%の幅がよい。また、ハーフトーン位相シフト膜1で形成されるホールパターンのエッジから、ホールパターン径、或いはホールパターン幅の10〜100%程度の距離をおいて膜2が配置されるようにするとよい。
図12は、実施の形態2における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(膜2の光透過率0%)を示す図である。
図13は、実施の形態1における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(膜2の光透過率80%以上)を示す図である。
図13では、所望のパターン(ここでは、ホールパターン間の残しパターン)の中央に解像しない程度の太さの抜きパターンを配置している。
ホールパターン間の残しパターン中央に配置する膜2の光透過率は0〜90%で良いので、光透過率0%に設定する場合は、図12に示すように、ハーフトーン位相シフト膜1で形成されたホールパターン間の残しパターンの中央に挿入しても(図12(a))、上層または下層に配置しても良い(図12(b)、(c))。光強度0%に設定する場合の膜の材料としては、Cr等が有効である。
また透明基板3は、80%以上の光透過率を有するものであるから、膜2の光透過率を80%以上に設定する場合は、図13に示すように、ハーフトーン位相シフト膜1で形成されたホールパターン間の残しパターンの中央のスペースに如何なる膜を配置せず、開口しておくだけでも効果が得られる。
以上のように、従来のハーフトーン位相シフトマスクを適用し、露光装置を用いてフォトレジストへ転写すると、ハーフトーン位相シフト領域を通った光と、透過領域を通った光の回析光とが重なり合い、フォトレジストの膜減りを生じさせる。
しかし、実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクを適用し、露光装置を用いてフォトレジストへ転写すると、ホールパターンを形成する位相180°のハーフトーン位相シフト膜を透過した光と、ホールパターン間の残しパターンの中央に配置された位相0°の膜を透過した光が相殺され、ホールパターン間の残しパターン中央の光強度が抑えられる。よって、フォトレジストの膜減りは発生せず、良好な形状となる。従来、フォトレジストの膜減りが起こるため、よりコントラストを向上できる高透過率のハーフトーン位相シフト膜が適用できなかったが、実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクを適用することで、フォトレジストの膜減りを考慮すること無しにハーフトーン位相シフト膜の透過率の最適化が可能となり、さらなる解像度向上につながる。
上記実施の形態におけるハーフトーン位相シフトマスクを光リソグラフィ装置、露光装置に用いることで、試料のフォトレジストの膜減りを考慮すること無しにハーフトーン位相シフト膜の透過率の最適化が可能となり、さらなる解像度向上につながる。
実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。 15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜1で形成された100nm孤立ラインパターンの中央に、幅30nmで、15%の透過率を有する位相0°の膜2を挿入する形で配置した実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果を示す図である。 実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジストの断面形状をシミュレーションにて求めた結果を示す図である。 実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用した際の、従来技術との対比によるフォーカスマージン向上効果とサイドローブ抑制効果を示した図である。 実施の形態1におけるハーフトーン位相シフトマスクの製造工程を示す図である。 実施の形態1における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(ラインセンター透過率0%)を示す図である。 実施の形態1における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(ラインセンター透過率80%以上)を示す図である。 実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。 15%の透過率をハーフトーン位相シフト膜1で形成されたピッチ200nmで1辺が100nm角の透過率を有する位相0°の膜2を挿入する形で配置した新規ハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果を示す図である。 実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用し、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジストの断面形状をシミュレーションにて求めた結果を示す図である。 実施の形態2におけるハーフトーン位相シフトマスクを使用した際の、フォーカスマージン向上効果とサイドローブ抑制効果を示した図である。 実施の形態2における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(膜2の光透過率0%)を示す図である。 実施の形態1における別のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造(膜2の光透過率80%以上)を示す図である。 従来のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。 15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成された100nm孤立ラインパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果である。 上記と同様に、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成された100nm孤立ラインパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジストの断面形状をシミュレーションにて求めた結果である。 従来のハーフトーン位相シフトマスクの断面構造を示す図である。 図18は、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成されたピッチ200nmで径100nmのホールパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合の光強度分布についてシミュレーションにて求めた結果である。 図19は、上記と同様に、15%の透過率を有するハーフトーン位相シフト膜で形成されたピッチ200nmで径100nmのホールパターンについて、波長157nmの露光光を用いた場合のフォトレジスト形状をシミュレーションにて求めた結果である。
符号の説明
1 ハーフトーン位相シフト膜、2 膜、3 透明基板、4 電子ビーム、5 電子線レジスト、6 エッチストップ膜、7 幅、8 幅、10 位相シフト部、100 ハーフトーン位相シフトマスク。

Claims (8)

  1. 透過光の位相を180°反転させるハーフトーン位相シフト膜を用いて形成された位相シフト部を備え、
    上記位相シフト部は、中央部に上記透過光の位相を反転させない位相無反転部を有することを特徴とするハーフトーン位相シフトマスク。
  2. 上記ハーフトーン位相シフト膜は、光透過率が4〜20%であり、
    上記位相無反転部は、光透過率が0〜100%の膜であることを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
  3. 上記位相シフト部は、所定のパターン幅に形成され、
    上記位相無反転部は、上記所定のパターン幅に対し、10〜50%の幅を有することを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
  4. 上記ハーフトーン位相シフトマスクは、さらに、上記位相シフト部に隣接する、所定のホール幅或いは所定のホール径のホールパターン部を有し、
    上記位相無反転部は、上記ホールパターン部の端から所定のホール幅或いは所定のホール径の10〜100%の距離が離れた上記位相シフト部の中央部に配置されたことを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
  5. 上記ハーフトーン位相シフト膜は、250nm以下の波長領域の光に対し耐光性を有する材料を用いることを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
  6. 上記ハーフトーン位相シフト膜は、材料として、タンタルシリサイド(TaSi)とジルコンシリサイド(ZrSi)とモリブデンシリサイド(MoSi)とクロムフロライド(CrF)とシリコンオキサイド(SiO2)とのうち少なくとも1つを含有することを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
  7. 上記位相無反転部は、所定の膜により形成され、
    上記所定の膜は、250nm以下の波長領域の光に対し耐光性を有する材料を用いることを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
  8. 上記位相無反転部は、所定の膜により形成され、
    上記所定の膜は、材料として、タンタルシリサイド(TaSi)とジルコンシリサイド(ZrSi)とモリブデンシリサイド(MoSi)とクロムフロライド(CrF)とシリコンオキサイド(SiO2)とのうち少なくとも1つを含有することを特徴とする請求項1記載のハーフトーン位相シフトマスク。
JP2003422899A 2003-12-19 2003-12-19 ハーフトーン位相シフトマスク Pending JP2005181721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422899A JP2005181721A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 ハーフトーン位相シフトマスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422899A JP2005181721A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 ハーフトーン位相シフトマスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005181721A true JP2005181721A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34783621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003422899A Pending JP2005181721A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 ハーフトーン位相シフトマスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005181721A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049481A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd 結晶化装置、結晶化方法、および位相変調素子
JP2008046623A (ja) * 2006-07-21 2008-02-28 Dainippon Printing Co Ltd 階調マスク
KR100835462B1 (ko) 2006-05-25 2008-06-04 주식회사 하이닉스반도체 위상반전마스크 및 그 형성방법
JP2009047968A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタの製造方法
JP2009075245A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタの製造方法
JP2013167884A (ja) * 2006-07-21 2013-08-29 Dainippon Printing Co Ltd 階調マスク

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06337514A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マスクおよびパタン形成方法
JPH08279452A (ja) * 1995-03-16 1996-10-22 Lg Semicon Co Ltd 位相シフトマスクの製造方法
JPH08328235A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Sharp Corp フォトマスク及びその製造方法
JP2002251000A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Semiconductor Leading Edge Technologies Inc 位相シフトマスクの製造方法、位相シフトマスク、位相シフトマスクブランクス及び半導体装置の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06337514A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マスクおよびパタン形成方法
JPH08279452A (ja) * 1995-03-16 1996-10-22 Lg Semicon Co Ltd 位相シフトマスクの製造方法
JPH08328235A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Sharp Corp フォトマスク及びその製造方法
JP2002251000A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Semiconductor Leading Edge Technologies Inc 位相シフトマスクの製造方法、位相シフトマスク、位相シフトマスクブランクス及び半導体装置の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049481A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd 結晶化装置、結晶化方法、および位相変調素子
KR100835462B1 (ko) 2006-05-25 2008-06-04 주식회사 하이닉스반도체 위상반전마스크 및 그 형성방법
JP2008046623A (ja) * 2006-07-21 2008-02-28 Dainippon Printing Co Ltd 階調マスク
JP2013167884A (ja) * 2006-07-21 2013-08-29 Dainippon Printing Co Ltd 階調マスク
JP2009047968A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタの製造方法
JP2009075245A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6599666B2 (en) Multi-layer, attenuated phase-shifting mask
US20160238924A1 (en) Structure and method for fixing phase effects on euv mask
US20070243491A1 (en) Method of making a semiconductor with a high transmission CVD silicon nitride phase shift mask
JP4879603B2 (ja) パターン形成方法及び位相シフトマスクの製造方法
JP2002261005A (ja) 極紫外線マスクの処理方法
US20080131790A1 (en) Structure Design and Fabrication on Photomask For Contact Hole Manufacturing Process Window Enhancement
JPH0798493A (ja) 位相シフトマスク及びその製造方法
US5495959A (en) Method of making substractive rim phase shifting masks
WO2005103820A1 (ja) レベンソン型位相シフトマスク及びその製造方法
JP2007114536A (ja) フォトマスクおよびその製造方法、並びにパターン転写方法
JP2005181721A (ja) ハーフトーン位相シフトマスク
KR20090084736A (ko) 포토마스크의 결함 수정 방법, 포토마스크의 제조 방법, 위상 시프트 마스크의 제조 방법, 포토마스크, 위상 시프트마스크, 포토마스크 세트 및 패턴 전사 방법
JP5085366B2 (ja) フォトマスクの欠陥修正方法及びフォトマスクの製造方法
US20070015089A1 (en) Method of making a semiconductor device using a dual-tone phase shift mask
JP3449857B2 (ja) ハーフトーン位相シフトマスクとその製造方法
WO2002065211A1 (fr) Masque a dephasage et son procede de fabrication
US5942355A (en) Method of fabricating a phase-shifting semiconductor photomask
WO2005036264A2 (en) Photomask having an internal substantially transparent etch stop layer
JPH08297357A (ja) エッジ強調型位相シフトマスクの製造方法
JP2005181722A (ja) ハーフトーン位相シフトマスク
JP3173314B2 (ja) 位相シフトマスクの製造方法
US6348288B1 (en) Resolution enhancement method for deep quarter micron technology
JP4345333B2 (ja) 位相シフトマスク及びそれを用いたパターン転写法
TWI785552B (zh) 光罩的製造方法
JP2002244270A (ja) 位相シフトマスクの製造方法および位相シフトマスク

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061019

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330