JP2005178142A - プリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタ - Google Patents

プリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタ Download PDF

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田 憲 史 畑
Sumihito Anzai
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Abstract

【課題】 プリンタにおけるキャリッジの負荷位置決め制御のホールド電流に起因するキャリッジモータの過熱を確実かつ未然に防止し得るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタを提供する。
【解決手段】 本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタは、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、ホールド動作が中断された場合、ホールド動作中断以前におけるホールド動作継続時間としてのホールド時間に応じた休止時間を、ホールド動作の再開前に設定するものである。
【選択図】 図10

Description

本発明は、プリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタに係り、特に、モータにより駆動されるプリンタのキャリッジの発熱対策制御を行うプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法、並びに、そのようなプリンタ制御装置を備えたプリンタに関する。
プリンタの一種としてのインクジェット・プリンタは、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを印刷媒体上において印刷媒体搬送方向に直交する主走査方向に駆動しながら、印刷ヘッドに形成された多数のインク吐出部としてのインクノズルからインクを吐出することにより印刷媒体表面に印刷を行う。
印刷ヘッドを搭載したキャリッジはキャリッジモータ(以下、「CRモータ」ということがある。)により駆動されるので、キャリッジの駆動動作に伴ってキャリッジモータの発熱現象が発生する。このキャリッジモータの発熱に対して何等の対策も講ずることなくキャリッジの連続駆動動作を行うと、最悪の場合、モータからの発煙が生じたり、モータから異臭が発生したりすることがあり、プリンタの品質管理上、好ましくない。
そこで、キャリッジモータの発熱対策として、一連の駆動動作の駆動時間又は駆動量が所定の駆動時間又は駆動量を超えた場合には、後続の駆動動作を開始する前に、キャリッジモータを冷却するための待ち時間を設定するということが行われている。
尚、キャリッジモータの発熱対策として、一連の駆動動作の駆動時間が所定の駆動時間を超えた場合に、後続の駆動動作を開始する前に設定する休止時間の調整に関する発明が、これまでに提案され、公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
一方、インクジェット・プリンタは、上述のように、印刷ヘッドに形成された多数のインクノズルからインクを吐出することにより印刷媒体表面に印刷を行うので、各インクノズルのインク吐出状態は、常に良好に維持されていなければならない。
そのため、通常のインクジェット・プリンタにおいては、所定条件に応じて適時に及び必要に応じて随時、インクノズルのメンテナンスが実行されるように、動作制御が行われている。
インクノズルのメンテナンス、即ち、クリーニングの主な方法には、吸引クリーニング及びフラッシングという二つの方法がある。
フラッシングは、インクノズル内に残留しているインクの吐き捨てを行う簡易なクリーニング方法である。
他方、吸引クリーニングは、印刷ヘッドにキャップを装着して負圧によりインクノズルからの吸引を行う主要なクリーニング方法である。
この吸引クリーニングに際しては、キャップが印刷ヘッドに正確に装着されていなければ、正常かつ効果的なクリーニングを行うことができないので、吸引クリーニングの開始から終了までの間、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを所定位置に正確に停止させ、かつ、その位置取りを保持させなければならない。
そこで、吸引クリーニングに際しては、キャリッジを所定位置に正確に停止させた後、キャリッジモータへの通電を切断してしまうのではなく、所定の電流、いわゆるホールド電流を通電し続けることにより、キャリッジの位置取りを所定位置に保持させる負荷位置決め制御のホールド動作が行われている。
尚、想定外の負荷が制御対象に付加されるときに制御対象を目標位置に移動させ停止させる制御装置及び制御方法の発明も、これまでに提案され、公知となっている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−079179号公報 特開2001−158144号公報
上記負荷位置決め制御のホールド動作においては、印刷の際のキャリッジの駆動動作とは異なり、キャリッジは移動せずに所定位置に留まったままであるが、キャリッジモータへの通電は継続的に行われているので、キャリッジモータには、その電流値に応じた発熱量が発生することとなる。
特に、近時のインクジェット・プリンタの中には、インクカートリッジをキャリッジに搭載せず、チューブを通じてインクを供給するオフキャリッジ構造の採用により大容量のインクカートリッジを実現したため、吸引クリーニングを複数回連続して実行することができる機種や、プリンタの横幅を縮小するため、印刷ヘッドにキャップを装着する構造が従来のものとは異なっていて、負荷位置決め制御において従前の機種より大きい値のホールド電流を流す必要のある機種が徐々に増加してきている。
従って、斯かる機種では、キャリッジの移動を伴わない負荷位置決め制御のホールド動作時においても、他の機種より大きい発熱量が発生することとなる。
然るに、従来は、ホールド電流が比較的小さかったためにそれによる発熱量も比較的小さく、負荷位置決め制御の開始から終了までの間には、印刷の際におけるキャリッジの一連の駆動動作と後続の駆動動作との間に待ち時間を設定する発熱対策制御と同様の対策は、全く行われていなかった。
しかし、負荷位置決め制御におけるホールド電流は、上述のように、機種によっては増大する傾向にあり、このホールド電流によるキャリッジモータの発熱に対して何等の対策も講ずることなく連続して負荷位置決め制御を行うと、印刷の際の駆動動作と同様に、最悪の場合、モータからの発煙が生じたり、モータから異臭が発生したりすることがあり、プリンタの品質管理上、好ましくない。
また、この問題は、インクノズルの吸引クリーニングを実行する際の負荷位置決め制御に限らず、他の任意の目的のために行われる総ての負荷位置決め制御に共通する問題である。
本発明の目的は、プリンタにおけるキャリッジの負荷位置決め制御のホールド電流に起因するキャリッジモータの過熱を確実かつ未然に防止し得るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタを提供することである。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の基本構成によれば、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、上記キャリッジの所定位置における位置取りを保持する負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、上記ホールド電流又は電圧の通電が中断された場合、上記ホールド電流又は電圧の通電中断以前における通電継続時間としてのホールド時間に応じた休止時間を、上記ホールド電流又は電圧の通電再開前に設定する休止時間コントローラを備えていることを特徴とする。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の上記基本構成において、上記ホールド電流又は電圧の通電中断は、上記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものとするとよい。
又は、上記ホールド電流又は電圧の通電中断は、上記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものとしてもよい。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の具体的構成によれば、
印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、上記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御における上記ホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出器と、
上記ホールド動作の継続時間としてのホールド時間を計測するホールド時間カウンタと、
上記ホールド時間と必要な休止時間との対応関係を示す参照テーブルが記録されたメモリと、
上記ホールド動作が中断された場合、上記参照テーブルを参照して、上記ホールド動作の中断以前における上記ホールド時間に応じた上記休止時間を、上記ホールド動作の再開前に設定する休止時間コントローラと、
を備えていることを特徴とする。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の上記具体的構成において、上記ホールド動作の中断は、上記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものとするとよい。
又は、上記ホールド動作の中断は、上記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものとしてもよい。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の上記基本構成又は具体的構成において、上記負荷位置決め制御は、上記印刷ヘッドに形成されたインク吐出部の吸引クリーニングを目的として行われるものとするとよい。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御方法の基本構成によれば、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、上記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、上記ホールド動作が中断された場合、上記ホールド動作中断以前におけるホールド動作継続時間としてのホールド時間に応じた休止時間を、上記ホールド動作の再開前に設定する休止時間設定過程を備えていることを特徴とする。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の具体的構成によれば、
印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、上記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御における上記ホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出過程と、
上記ホールド動作の開始及び中断の検出に応じて、上記ホールド動作の継続時間としてのホールド時間を計測するホールド時間計測過程と、
上記ホールド動作が中断された場合、上記ホールド時間と必要な休止時間との対応関係を示す参照テーブルを参照して、上記ホールド動作の中断以前における上記ホールド時間に応じた上記休止時間を、上記ホールド動作の再開前に設定する休止時間設定過程と、
を備えていることを特徴とする。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の上記基本構成又は具体的構成において、上記ホールド動作の中断は、上記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものとするとよい。
又は、上記ホールド動作の中断は、上記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものとしてもよい。
上記負荷位置決め制御は、上記印刷ヘッドに形成されたインク吐出部の吸引クリーニングを目的として行われるものとするとよい。
本発明の実施の一形態に係るプリンタによれば、
印刷媒体を搬送する印刷媒体搬送機構と、
吐出可能なインク色ごとに複数のインク吐出部を有する印刷ヘッドと、
上記印刷ヘッドを搭載したキャリッジを上記印刷媒体上において印刷媒体搬送方向に直交する主走査方向に駆動するキャリッジモータを含むキャリッジ駆動機構と、
上記キャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、上記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御における上記ホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出器と、
上記ホールド動作の継続時間としてのホールド時間を計測するホールド時間カウンタと、
上記ホールド時間と必要な休止時間との対応関係を示す参照テーブルが記録されたメモリと、
上記ホールド動作が中断された場合、上記参照テーブルを参照して、上記ホールド動作の中断以前における上記ホールド時間に応じた上記休止時間を、上記ホールド動作の再開前に設定する休止時間コントローラと、
を備えていることを特徴とする。
本発明の実施の一形態に係るプリンタの上記構成において、上記ホールド動作の中断は、上記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものとするとよい。
又は、上記ホールド動作の中断は、上記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものとしてもよい。
上記負荷位置決め制御は、上記印刷ヘッドに形成されたインク吐出部の吸引クリーニングを目的として行われるものとするとよい。
本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタは、上記構成により、キャリッジの負荷位置決め制御に起因するキャリッジモータの過熱を確実に防止することができる。
以下、本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタの実施の一形態について、図面を参照しながら説明する。
最初に、本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタの主な適用対象であるインクジェットプリンタの概略構成及び制御方法について説明する。
図1は、インクジェットプリンタの概略構成を示したブロック図である。
図1に示したインクジェットプリンタは、紙送りを行う紙送りモータ(以下、PFモータともいう。)1と、紙送りモータ1を駆動する紙送りモータドライバ2と、印刷紙50にインクを吐出するヘッド9が固定され、印刷紙50に対し平行方向かつ紙送り方向に対し垂直方向に駆動されるキャリッジ3と、キャリッジ3を駆動するキャリッジモータ(以下、CRモータともいう。)4と、キャリッジモータ4を駆動するCRモータドライバ5と、CRモータドライバ5にモータ駆動指令値を払い出すDCユニット6と、ヘッド9の目詰まり防止のためのインクの吸い出しを制御するポンプモータ7と、ポンプモータ7を駆動するポンプモータドライバ8と、ヘッド9を駆動制御するヘッドドライバ10と、キャリッジ3に固定されたリニア式エンコーダ11と、所定の間隔にスリットが形成されたリニア式エンコーダ11用符号板12と、PFモータ1用のロータリ式エンコーダ13と、印刷処理されている紙の終端位置を検出する紙検出センサ15と、プリンタ全体の制御を行うCPU16と、CPU16に対して周期的に割込み信号を発生するタイマIC17と、ホストコンピュータ18との間でデータの送受信を行うインタフェース部(以下、IFともいう。)19と、ホストコンピュータ18からIF19を介して送られてくる印刷情報に基づいて印刷解像度やヘッド9の駆動波形等を制御するASIC20と、ASIC20及びCPU16の作業領域やプログラム格納領域として用いられるPROM21,RAM22及びEEPROM23と、印刷紙50を支持するプラテン25と、PFモータ1によって駆動されて印刷紙50を搬送する搬送ローラ27と、CRモータ4の回転軸に取付けられたプーリ30と、プーリ30によって駆動されるタイミングベルト31とから構成されている。
DCユニット6は、CPU16から送られてくる制御指令、エンコーダ11,13の出力に基づいて紙送りモータドライバ2及びCRモータドライバ5を駆動制御する。また、紙送りモータ1及びCRモータ4はいずれもDCモータで構成されている。
図2は、インクジェットプリンタのキャリッジ3周辺の構成を示した斜視図である。
図2に示すように、キャリッジ3は、タイミングベルト31によりプーリ30を介してキャリッジモータ4に接続され、ガイド部材32に案内されてプラテン25に平行に移動するように駆動される。キャリッジ3の印刷紙に対向する面には、ブラックインクを吐出するノズル列及びカラーインクを吐出するノズル列を有する記録ヘッド(印刷ヘッド)9が設けられ、各ノズルはインクカートリッジ34からインクの供給を受けて印刷紙にインク滴を吐出して文字や画像を印刷する。
また、キャリッジ3の非印刷領域には、非印刷時に記録ヘッド9のノズル開口を封止するためのキャッピング装置35と、図1に示したポンプモータ7を有するポンプユニット36とが設けられている。
ヘッド9に形成されている多数のインクノズルの吸引クリーニング等のために、キャリッジ3が印刷領域から非印刷領域に移動して、負荷位置決め制御により所定位置に停止させられると、レバー(図示せず)にキャリッジ3が当接して、キャッピング装置35が上方に移動し、ヘッド9を封止する。このとき、キャリッジ3は、負荷位置決め制御により上記所定位置における位置取りを保持させられている。従って、その間、キャリッジモータ4には、キャリッジ3の位置取りを保持するためのホールド電流が継続的に通電されているので、ホールド電流の大きさ(電流値)に応じた発熱量がキャリッジモータ4において発生する。
ヘッド9のノズル開口列に目詰まりが生じた場合や、インクカートリッジ34の交換等を行ってヘッド9から強制的にインクを吸引して吐出する場合は、キャッピング装置35によりヘッド9を封止した状態でポンプユニット36を動作させ、ポンプユニット36からの負圧により、ノズル開口列からインクを吸引して吐出する。これにより、ヘッド9内部に形成されているインクノズル内の気泡がインクとともにキャップ37に排出され、さらには、ノズル開口列の近傍に付着している塵埃や紙粉も洗浄除去される。
図3は、キャリッジ3に取付けられたリニア式エンコーダ11の構成を模式的に示した説明図である。
図3に示したエンコーダ11は、発光ダイオード11aと、コリメータレンズ11bと、検出処理部11cとを備えている。検出処理部11cは、複数(4個)のフォトダイオード11dと、信号処理回路11eと、2個のコンパレータ11fA,11fBとを有している。
発光ダイオード11aの両端に抵抗を介して電圧VCCが印加されると、発光ダイオード11aから光が発せられる。この光はコリメータレンズ11bにより平行光に集光されて符号板12を通過する。符号板12には、所定の間隔(例えば1/180インチ(1インチ=2.54cm))毎にスリットが設けられている。
符号板12を通過した平行光は、図示しない固定スリットを通って各フォトダイオード11dに入射し、電気信号に変換される。4個のフォトダイオード11dから出力される電気信号は信号処理回路11eにおいて信号処理され、信号処理回路11eから出力される信号はコンパレータ11fA,11fBにおいて比較され、比較結果がパルスとして出力される。コンパレータ11fA,11fBから出力されるパルスENC−A,ENC−Bがエンコーダ11の出力となる。
図4は、CRモータ正転時及び逆転時におけるエンコーダ11の2つの出力信号の波形を示したタイミングチャートである。
図4(a),(b)に示すように、CRモータ正転時及び逆転時のいずれの場合も、パルスENC−AとパルスENC−Bとは位相が90度だけ異なっている。CRモータ4が正転しているとき、即ち、キャリッジ3が主走査方向に移動しているときは、図4(a)に示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が進み、CRモータ4が逆転しているときは、図4(b)に示すように、パルスENC−AはパルスENC−Bよりも90度だけ位相が遅れるようにエンコーダ4は構成されている。そして、上記パルスの1周期Tは符号板12のスリット間隔(例えば1/180インチ)に対応し、キャリッジ3が上記スリット間隔を移動する時間に等しい。
一方、PFモータ1用のロータリ式エンコーダ13は符号板がPFモータ1の回転に応じて回転する回転円板である以外は、リニア式エンコーダ11と同様の構成となっており、2つの出力パルスENC−A,ENC−Bを出力する。インクジェットプリンタにおいては、PFモータ1用のロータリ式エンコーダ13の符号板に設けられている複数のスリットのスリット間隔は1/180インチであり、PFモータ1が上記1スリット間隔だけ回転すると、1/1440インチだけ紙送りされるような構成となっている。
図5は、給紙及び紙検出に関連する部分を示した透視図である。
図5を参照して、図1に示した紙検出センサ15の位置について説明する。図5において、プリンタ60の給紙挿入口61に挿入された印刷紙50は、給紙モータ63により駆動される給紙ローラ64によってプリンタ60内に送り込まれる。プリンタ60内に送り込まれた印刷紙50の先端が例えば光学式の紙検出センサ15により検出される。紙検出センサ15によって先端が検出された紙50は、PFモータ1により駆動される紙送りローラ65及び従動ローラ66によって紙送りが行われる。
続いてキャリッジガイド部材32に沿って移動するキャリッジ3に固定された記録ヘッド(図示せず)からインクが滴下されることにより印刷が行われる。所定の位置まで紙送りが行われると、現在、印刷されている印刷紙50の終端が紙検出センサ15によって検出される。印刷が終了した印刷紙50は、PFモータ1により駆動される歯車67A,67Bを介して歯車67Cにより駆動される排紙ローラ68及び従動ローラ69によって排紙口62から外部に排出される。尚、紙送りローラ65の回転軸には、ロータリ式エンコーダ13が連結されている。
図6は、プリンタの紙送りに関連する部分を詳細に示した透視図である。
図5に示したプリンタの部分のうち紙送りに関連する部分について、図5及び図6を参照して、より詳細に説明する。
プリンタ60の給紙挿入口61から挿入され、給紙ローラ64によってプリンタ60内に送り込まれた印刷紙50の先端が紙検出センサ15により検出されると、PFモータ1により小歯車87を介して駆動される大歯車67aの回転軸であるスマップ(Smap)軸83の周囲に設けられた紙送りローラ65と、給紙側から送られてきた印刷紙50を垂直方向下向きに押圧するホルダ89の紙送り方向排紙側先端部に設けられた従動ローラ66とにより、印刷紙50の紙送りが行われる。
PFモータ1はプリンタ60内のフレーム86にねじ85により固定されており、大歯車67a周囲の所定箇所にはロータリ式エンコーダ13が配設され、かつ、大歯車67aの回転軸であるスマップ軸83にはロータリ式エンコーダ用符号板14が連結されている。
紙送りローラ65と従動ローラ66とにより紙送りが行われた印刷紙50は、印刷紙50を支持するプラテン84上を通過し、小歯車87,大歯車67a,中間歯車67b,小歯車88及び排紙歯車67cを介してPFモータ1により駆動される排紙ローラ68と、従動ローラであるギザローラ69とにより挟持されて紙送りが行われ、排紙口62から外部に排出される。
印刷紙50がプラテン84上に支持されている間に、キャリッジ3がプラテン84上の空間をガイド部材32に沿って左右に移動し、キャリッジ3に固定された記録ヘッド(図示せず)からインクが吐出されて印刷が行われる。
次に、上述したインクジェットプリンタのCRモータ4を制御するDCモータ制御装置であるDCユニット6の構成、及び、DCユニット6による制御方法について説明する。
図7は、DCモータ制御装置であるDCユニット6の構成を示したブロック図であり、図8は、DCユニット6により制御されるCRモータ4のモータ電流及びモータ速度を示したグラフである。
図7に示したDCユニット6は、位置演算部6aと、減算器6bと、目標速度演算部6cと、速度演算部6dと、減算器6eと、比例要素6fと、積分要素6gと、微分要素6hと、加算器6iと、D/Aコンバータ6jと、タイマ6kと、加速制御部6mとから構成されている。
位置演算部6aは、エンコーダ11の出力パルスENC−A,ENC−Bの各々の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジを検出し、検出されたエッジの個数を計数し、この計数値に基づいて、キャリッジ3の位置を演算する。この計数はCRモータ4が正転しているときは1個のエッジが検出されると「+1」を加算し、逆転しているときは、1個のエッジが検出されると「−1」を加算する。パルスENC−A及びENC−Bの各々の周期は符号板12のスリット間隔に等しく、かつ、パルスENC−AとパルスENC−Bとは位相が90度だけ異なっている。このため、上記計数のカウント値「1」は符号板12のスリット間隔の1/4に対応する。これにより上記計数値にスリット間隔の1/4を乗算すれば、計数値が「0」に対応するキャリッジ3の位置からの移動量を求めることができる。このときエンコーダ11の解像度は符号板12のスリットの間隔の1/4となる。上記スリットの間隔を1/180インチとすれば解像度は1/720インチとなる。
減算器6bは、CPU16から送られてくる目標位置と、位置演算部6aによって求められたキャリッジ3の実際の位置との位置偏差を演算する。
目標速度演算部6cは、減算器6bの出力である位置偏差に基づいてキャリッジ3の目標速度を演算する。この演算は位置偏差にゲインKPを乗算することにより行われる。このゲインKPは位置偏差に応じて決定される。尚、このゲインKP の値は図示しないテーブルに格納されていてもよい。
速度演算部6dは、エンコーダ11の出力パルスENC−A,ENC−Bに基づいてキャリッジ3の速度を演算する。この速度は次のようにして求められる。まず、エンコーダ11の出力パルスENC−A,ENC−Bの各々の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジを検出し、符号板12のスリット間隔の1/4に対応するエッジ間の時間間隔を、タイマカウンタによってカウントする。このカウント値をTとし、符号板12のスリット間隔をλとすればキャリッジの速度はλ/(4T)として求められる。尚、ここでは、速度の演算は、出力パルスENC−Aの1周期、例えば立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでをタイマカウンタによって計測することにより求めている。
減算器6eは、目標速度と、速度演算部6dによって演算されたキャリッジ3の実際の速度との速度偏差を演算する。
比例要素6fは、上記速度偏差に定数Gpを乗算し、乗算結果を出力する。積分要素6gは、速度偏差に定数Giを乗じたものを積算する。微分要素6hは、現在の速度偏差と、1つ前の速度偏差との差に定数Gdを乗算し、乗算結果を出力する。比例要素6f、積分要素6g及び微分要素6hの演算は、エンコーダ11の出力パルスENC−Aの1周期ごとに、例えば出力パルスENC−Aの立ち上がりエッジに同期して行う。
比例要素6f、積分要素6g及び微分要素6hの出力は、加算器6iにおいて加算される。そして加算結果、即ちCRモータ4の駆動電流が、D/Aコンバータ6jに送られてアナログ電流に変換される。このアナログ電圧に基づいて、ドライバ5によりCRモータ4が駆動される。
また、タイマ6k及び加速制御部6mは、加速制御に用いられ、比例要素6f、積分要素6g及び微分要素6hを使用するPID制御は、加速途中の定速及び減速制御に用いられる。
タイマ6kは、CPU16から送られてくるクロック信号に基づいて所定時間ごとにタイマ割込み信号を発生する。
加速制御部6mは、上記タイマ割込信号を受ける度ごとに所定の電流値(例えば20mA)を目標電流値に積算し、積算結果、即ち加速時におけるDCモータ4の目標電流値が、D/Aコンバータ6jに送られる。PID制御の場合と同様に、上記目標電流値はD/Aコンバータ6jによってアナログ電流に変換され、このアナログ電流に基づいて、ドライバ5によりCRモータ4が駆動される。
ドライバ5は、例えば4個のトランジスタを備えており、D/Aコンバータ6jの出力に基づいて上記トランジスタを各々ON又はOFFさせることにより(a)CRモータ4を正転又は逆転させる運転モード、(b)回生ブレーキ運転モード(ショートブレーキ運転モード、即ち、CRモータの停止を維持するモード)、(c)CRモータを停止させようとするモード、を行わせることが可能な構成となっている。
次に、図8(a),(b)を参照してDCユニット6の動作、即ち、DCモータ制御方法について説明する。
CRモータ4が停止しているときに、CPU16からDCユニット6へ、CRモータ4を起動させる起動指令信号が送られると、加速制御部6mから起動初期電流値I0がD/Aコンバータ6jに送られる。この起動初期電流値I0は、起動指令信号とともにCPU16から加速制御部6mに送られてくる。そしてこの電流値I0は、D/Aコンバータ6jによってアナログ電圧に変換されてドライバ5に送られ、ドライバ5によってCRモータ4が起動開始する(図8(a),(b)参照)。起動指令信号を受信した後、所定の時間ごとにタイマ6kからタイマ割込信号が発生される。加速制御部6mは、タイマ割込信号を受信する度ごとに、起動初期電流値I0に所定の電流値(例えば20mA)を積算し、積算した電流値をD/Aコンバータ6jに送る。すると、この積算した電流値は、D/Aコンバータ6jによってアナログ電流に変換されてドライバ5に送られる。そして、CRモータ4に供給される電流の値が上記積算した電流値となるように、ドライバ5によってCRモータが駆動されCRモータ4の速度は上昇する(図8(b)参照)。このためCRモータ4に供給される電流値は、図8(a)に示すように階段状になる。尚、このときPID制御系も動作しているが、D/Aコンバータ6jは加速制御部6mの出力を選択して取込む。
加速制御部6mの電流値の積算処理は、積算した電流値が一定の電流値ISとなるまで行われる。時刻t1において積算した電流値が所定値IS となると、加速制御部6mは積算処理を停止し、D/Aコンバータ6jに一定の電流値ISを供給する。これによりCRモータ4に供給される電流の値が電流値ISとなるようにドライバ5によって駆動される(図8(a)参照)。
そして、CRモータ4の速度がオーバーシュートするのを防止するために、CRモータ4が所定の速度V1になると(時刻t2参照)、CRモータ4に供給される電流を減小させるように加速制御部6mが制御する。このときCRモータ4の速度は更に上昇するが、CRモータ4の速度が所定の速度Vcに達すると(図8(b)の時刻t3参照)、D/Aコンバータ6jが、PID制御系の出力、即ち加算器6iの出力を選択し、PID制御が行われる。
即ち、目標位置と、エンコーダ11の出力から得られる実際の位置との位置偏差に基づいて目標速度が演算され、この目標速度と、エンコーダ11の出力から得られる実際の速度との速度偏差に基づいて、比例要素6f、積分要素6g及び微分要素6hが動作し、各々比例、積分、及び微分演算が行われ、これらの演算結果の和に基づいて、CRモータ4の制御が行われる。尚、上記比例、積分及び微分演算は、例えばエンコーダ11の出力パルスENC−Aの立ち上がりエッジに同期して行われる。これによりDCモータ4の速度は所望の速度Veとなるように制御される。尚、所定の速度Vcは、所望の速度Veの70〜80%の値であることが好ましい。
時刻t4からDCモータ4は、所望の速度となるからキャリッジ3も所望の一定の速度Veとなり、印刷処理を行うことが可能となる。
印刷処理が終了し、キャリッジ3が目標位置に近づくと(図8(b)の時刻t5参照)、位置偏差が小さくなるから目標速度も小さくなり、このため速度偏差、即ち減算器6eの出力が負になり、DCモータ4の減速が行われ、時刻t6に停止する。
以上、DCモータがCRモータ4である場合の駆動制御の内容について説明したが、DCモータが紙送りモータ(PFモータ)1又は給紙モータである場合においても、駆動制御の内容はほぼ同様のものとなる。
また、駆動制御の内容については、モータへの通電方式を電流制御によるものを例として説明したが、モータへの通電方式はPWM制御(電圧制御)によるものであってもよい。
この場合、図7のD/Aコンバータ6jはPWM信号生成部となり、ドライバ5はPWM信号によってモータへの通電をON/OFFにより制御する。PWM信号は、一定周期の中でのON/OFFの比率を示す信号である。即ち、100%のときはドライバの印加電圧がそのままモータに供給され、50%のときはドライバの印加電圧の半分の電圧が等価的にモータに供給される。
電流値制御による説明の中で用いた電流値は、PWM制御においては、PWM信号によりON/OFFの比率で表される。
キャリッジモータ4は上述のように制御され、印刷ヘッド9を搭載したキャリッジ3は印刷過程においてキャリッジモータ4により主走査方向に繰り返し往復駆動されるので、キャリッジの駆動動作には、キャリッジモータの発熱現象が伴う。
そして、キャリッジ3の連続駆動動作によりキャリッジモータ4の発熱抵抗が増加すると、最悪の場合、モータからの発煙が生じたり、モータから異臭が発生したりすることがあり、プリンタの品質管理上、好ましくない。
そこで、キャリッジモータ4の過熱を回避するために、一連の駆動動作の駆動時間又は駆動量が所定の駆動時間又は駆動量を超えた場合には、後続の駆動動作を開始する前に、キャリッジモータ4を自然冷却するための待ち時間を設定するということが、一つの対策として行われている。
一方、インクジェット・プリンタにおいては、印刷ヘッドに形成されている各インクノズルのインク吐出状態を常に良好に維持するために、所定条件に応じて適時に及び必要に応じて随時、インクノズルのメンテナンス、即ち、吸引クリーニング及びフラッシングという二つの方法によるクリーニングが実行されるように、動作制御が行われている。
これら二つのクリーニング方法のうち、フラッシングは、インクノズル内に残留しているインクの吐き捨てを行う簡易なクリーニング方法であるのに対し、吸引クリーニングは、印刷ヘッドにキャップを装着して負圧によりインクノズルからの吸引を行う主要なクリーニング方法である。
そして、吸引クリーニングに際しては、キャッピング装置35のキャップ37が印刷ヘッド9(9a,9b)に正確に装着されていなければ、正常かつ効果的なクリーニングを行うことができないので、吸引クリーニングの開始から終了までの間、印刷ヘッド9を搭載したキャリッジ3をキャッピング装置35上の所定位置に正確に停止させ、かつ、その位置取りを保持させなければならない。
そこで、吸引クリーニングに際しては、キャリッジ3を所定位置に正確に停止させた後、キャリッジモータ4への通電を切断してしまうのではなく、所定のホールド電流を通電し続けることにより、キャリッジ3の位置取りを所定位置に保持させる負荷位置決め制御が行われている。
負荷位置決め制御のホールド動作においては、印刷の際のキャリッジの駆動動作とは異なり、キャリッジは移動せずに所定位置に留まったままであるが、キャリッジモータへの通電は継続的に行われているので、キャリッジモータには、その電流値に応じた発熱量が発生することとなる。
従来は、ホールド電流が比較的小さかったためにそれによる発熱量も比較的小さく、負荷位置決め制御の開始から終了までの間には、印刷の際におけるキャリッジの一連の駆動動作と後続の駆動動作との間に待ち時間を設定する発熱対策制御と同様の対策は、全く行われていなかった。
しかし、特に、近時のインクジェット・プリンタの中には、インクカートリッジをキャリッジに搭載せず、チューブを通じてインクを供給するオフキャリッジ構造の採用により大容量のインクカートリッジを実現したため、吸引クリーニングを複数回連続して実行することができる機種や、プリンタの横幅を縮小するため、印刷ヘッドにキャップを装着する構造が従来のものとは異なっていて、負荷位置決め制御において従前の機種より大きい値のホールド電流を流す必要のある機種が徐々に増加してきている。
従って、斯かる機種では、キャリッジの移動を伴わない負荷位置決め制御においても、他の機種より大きい発熱量が発生することとなり、いずれの機種においても全般的に、負荷位置決め制御におけるホールド電流は、増大する傾向にある。
そのため、インクノズルの吸引クリーニングを実行する際の負荷位置決め制御に限らず、他の任意の目的のために行われる総ての負荷位置決め制御におけるホールド電流によるキャリッジモータの発熱に対して何等の対策も講ずることなく連続して負荷位置決め制御を行うと、印刷の際の駆動動作と同様に、最悪の場合、モータからの発煙が生じたり、モータから異臭が発生したりすることがあり、プリンタの品質管理上、好ましくない。
そこで、本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタは、負荷位置決め制御のホールド電流に起因するキャリッジモータの過熱を確実かつ未然に防止すべく、負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、ホールド電流の通電を中断する休止時間を適宜設定することとする。
特に、印刷ヘッドに形成されたインク吐出部としてのインクノズルの吸引クリーニングのための負荷位置決め制御の場合は、通常、吸引クリーニング開始後にキャップ37に溜まったインクを排出するために、インクノズルからのインク吸引及び負荷位置決め制御によるキャリッジ3のホールド動作が一度中断されて、キャリッジ3はキャッピング装置35上の所定位置から移動するので、その後、インクノズルからのインク吸引及び負荷位置決め制御によるキャリッジ3のホールド動作が再開される前に、直前までのホールド動作の継続時間としてのホールド時間に応じた休止時間を設定することとする。
図9は、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の構成を示すブロック図であり、図10は、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置及びプリンタの動作、即ち、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御方法の手順を示すフローチャートであり、図11は、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタにおけるモータ温度TMと負荷位置決め制御中に設定する休止時間tPとの関係を示すグラフである。
本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の基本構成は、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、キャリッジの所定位置における位置取りを保持する負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、ホールド電流又は電圧の通電が中断された場合、ホールド電流又は電圧の通電中断以前における通電継続時間としてのホールド時間tHに応じた休止時間tPを、ホールド電流又は電圧の通電再開前に設定する休止時間コントローラ100を備えている。
図9に示す本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の具体的構成は、印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御におけるホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出器101と、ホールド動作の開始及び中断の検出に応じて、ホールド動作の継続時間としてのホールド時間tHを計測するホールド時間カウンタ102と、ホールド時間tHと必要な休止時間tPとの対応関係を示す参照テーブルが記録されたメモリ103と、ホールド動作が中断された場合、参照テーブルを参照して、ホールド動作の中断以前におけるホールド時間tHに応じた休止時間tPを、ホールド動作の再開前に設定する休止時間コントローラ100と、を備えている。
即ち、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の基本構成及び具体的構成における休止時間コントローラ100は、印刷ヘッドの吸引クリーニング等の動作時にキャリッジを所定位置に保持するホールド電流又は電圧によってキャリッジモータがある温度に達した場合、吸引クリーニング等の動作の開始から終了までの間に、即ち、負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、ホールド電流又は電圧の通電を適宜切断し、かつ、その通電切断を継続する休止時間tPを、ホールド時間tHに応じて、従って、キャリッジモータ温度TMに応じて、通電再開前に設定するものである。
休止時間tPは、休止時間設定判断時におけるキャリッジモータ温度TMに応じて設定されるのであるが、実際にはキャリッジモータ温度TMを直接検出しているわけではなく、ホールド時間tHからキャリッジモータ温度TMを推定して休止時間tPを設定しているので、上記具体的構成におけるメモリ103に記録された参照テーブルは、ホールド時間tHと必要な休止時間tPとの対応関係を示すものとなっている。但し、参照テーブルは、推定されるキャリッジモータ温度TMが付加的情報として併記されたものであってもよい。さらに、キャリッジモータ温度TMを直接検出するための構成が含まれている場合には、参照テーブルは、キャリッジモータ温度TMと休止時間tPとの対応関係のみを示すものであってもよい。その場合、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の具体的構成には、ホールド時間カウンタ102の代わりに、キャリッジモータ温度検出器が含まれることとなる。
尚、本発明の実施の一形態に係るプリンタには、本発明に係るプリンタ制御装置が組み込まれているものとする。
以下、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置及びプリンタの動作、即ち、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御方法の手順について、図9乃至図11を参照して説明する。
インクノズルの吸引クリーニングを含む任意の目的のための負荷位置決め制御によるホールド動作が開始されると(ステップS1)、そのホールド動作の開始がホールド動作検出器101により検出されてホールド時間カウンタ102及び/又は休止時間コントローラ100に通知される。ホールド動作の開始の検出は、ホールド時間カウンタ102に通知されるが、その通知は、ホールド時間カウンタ102に対して直接行われてもよいし、休止時間コントローラ100を介して行われてもよい。
ホールド動作の開始の検出に応じて、ホールド時間カウンタ102は、ホールド動作の継続時間としてのホールド時間tHの計測を開始する(ステップS2)。ホールド時間tHは、タイマIC17(図1参照)から出力されるクロック信号を直接又は間接に、ホールド時間カウンタ102によってカウントすることにより計測する。
その後、負荷位置決め制御によるホールド動作が中断されたかどうかをホールド動作検出器101により監視し(ステップS3)、ホールド動作の中断が検出されると、その検出結果がホールド時間カウンタ102及び/又は休止時間コントローラ100に通知される。そのホールド動作の中断の検出に応じて、ホールド時間カウンタ102は、ホールド動作が開始されてから中断されるまでのホールド時間を確定して、休止時間コントローラ100に通知する。
ここで、負荷位置決め制御によるホールド動作が中断されるのは、上述のように、特にインクノズルの吸引クリーニングの場合、通常、吸引クリーニング開始後にキャップ37に溜まったインクを排出するために、キャリッジ3をキャッピング装置35上の所定位置から移動させる必要があるからであるが、インクノズルの吸引クリーニング以外の目的で負荷位置決め制御を行っていて、ホールド動作を中断する必然性がない場合は、ホールド動作の開始から所定時間経過後に強制的にホールド動作を中断することとしてもよい。また、インクノズルの吸引クリーニングのために行う負荷位置決め制御であっても、キャッピング装置35のキャップ37の容量が大きく、吸引クリーニング中にインクを排出する必要がない場合には、ホールド動作の開始から所定時間経過後に強制的にホールド動作を中断することとしてもよい。
ホールド動作が中断されて、ホールド動作の中断の検出及びその直前までのホールド時間tHが休止時間コントローラ100に通知されると、休止時間コントローラ100は、メモリ103から読み出した参照テーブルに基づき、そのホールド時間tHに応じた休止時間tPを設定し(ステップS4)、ホールド動作が再開される前に、設定した休止時間tPだけキャリッジモータ4へのホールド電流の通電を休止させる。
休止時間tPは、上述のように、休止時間設定判断時におけるキャリッジモータ温度TMに応じて設定されるが、実際にキャリッジモータ温度TMを直接検出しているわけではなく、ホールド時間tHからキャリッジモータ温度TMを推定して休止時間tPを設定しているので、本実施の形態における参照テーブルは、ホールド時間tHと必要な休止時間tPとの対応関係を示すものとなっている。但し、参照テーブルは、推定されるキャリッジモータ温度TMが付加的情報として併記されたものであってもよい。また、ホールド時間カウンタ102の代わりに、キャリッジモータ温度TMを直接検出するための構成、即ち、キャリッジモータ温度検出器が含まれている場合には、参照テーブルは、キャリッジモータ温度TMと休止時間tPとの対応関係のみを示すものであってもよい。
キャリッジモータ温度検出器ではなくホールド時間カウンタ102が含まれている本実施の形態においては、この休止時間tPを設定するために、所定の電流値のホールド電流を継続して通電すると、通電時間即ちホールド時間tHに応じてどの程度の発熱量がキャリッジモータ4に発生するかということを予め測定又は計算して、先ず、ホールド時間tHとモータ温度TMとの関係を求め、かつ、図11に示すようなモータ温度TMと必要な休止時間tPとの関係を求め、さらに、ホールド時間tHと必要な休止時間tPとの対応関係を示す参照テーブルを作成してメモリ103に記録しておく。
尚、キャリッジモータへの通電を切断している休止時間tPの間、キャリッジ3は、動作に支障のない任意の位置にあってよい。
ホールド動作が中断された時点でのモータ温度TMが、ホールド電流の電流値及びホールド時間tHに基づき、温度TM1,TM2,TM3であると推定計算された場合には、一例として図11に示すように、それぞれ休止時間tP1,tP2,tP3を設定することとする。従って、メモリ103に記録する参照テーブルとしては、計測されたホールド時間tHに応じて必要な休止時間tPが直ちに特定できるようなものが望ましい。
参照テーブルを構成するホールド時間tHと休止時間tPとは、一対一に対応していてもよいし、所定範囲のホールド時間tHごとにそれぞれ一つの休止時間tPが対応していてもよい。換言すると、キャリッジモータ温度TMと休止時間tPとは、一対一に対応していてもよいし、所定範囲のキャリッジモータ温度TMごとにそれぞれ一つの休止時間tPが対応していてもよい。
尚、キャリッジモータ4の制御が電流制御である場合は、ホールド電流の電流値からキャリッジモータ4の発熱量を直接推定計算するが、PWM制御(電圧制御)である場合は、制御機構の構成に応じて、例えば、I=(V×(D/W)−KE×v)/R等の方程式により電流値Iを算出し、その電流値Iからキャリッジモータ4の発熱量を推定計算する。ここで、Vは電源電圧、WはPWM制御信号の周期、DはPWM制御信号のパルス幅、KEは逆起電圧定数、vはキャリッジの駆動速度、Rはモータ抵抗である。但し、負荷位置決め制御のホールド動作時は、キャリッジ3は停止しているので、キャリッジの駆動速度v=0となる。
そして、設定した休止時間tPの経過後、負荷位置決め制御によるキャリッジ3のホールド動作を再開して後続のホールド動作へ移行する(ステップS5)。即ち、印刷ヘッドの吸引クリーニングを行っていた場合には吸引クリーニングの動作を再開し、後続の動作へ移行する。後続のホールド動作の再開前に休止時間tPを設定しているので、その間にキャリッジモータ4が自然に又は強制的に冷却され、モータ温度TMが低下することになる。
上述のように、本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタは、負荷位置決め制御によるキャリッジ3のホールド動作の開始から終了までの間に、ホールド電流の通電を中断する休止時間tPを適宜設定することとしたので、ホールド電流に起因するキャリッジモータの過熱を確実かつ未然に防止することができる。
尚、本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置及びプリンタにおける休止時間コントローラ100は、図1におけるCPU16を兼用することができ、CPU16に上述の具体的動作を実行させるためのプログラムは例えばPROM21等に格納しておくとよい。また、休止時間tPを設定するために予め作成された、ホールド時間tHと必要な休止時間tPとの対応関係を示す参照テーブルを記録するためのメモリ103としては、例えば、RAM22,EEPROM23等を使用することができる。
本発明に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタの構成は、インクジェット・プリンタの他、キャリッジ駆動機構を備えており且つ負荷位置決め制御が行われることのあるプリンタ全般に適用することができる。
インクジェットプリンタの概略構成を示したブロック図である。 インクジェットプリンタのキャリッジ3周辺の構成を示した斜視図である。 キャリッジ3に取付けられたリニア式エンコーダ11の構成を模式的に示した説明図である。 CRモータ正転時及び逆転時におけるエンコーダ11の2つの出力信号の波形を示したタイミングチャートである。 給紙及び紙検出に関連する部分を示した透視図である。 プリンタの紙送りに関連する部分を詳細に示した透視図である。 DCモータ制御装置であるDCユニット6の構成を示したブロック図である。 DCユニット6により制御されるDCモータ4のモータ電流及びモータ速度を示したグラフである。 本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御方法の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係るプリンタ制御装置及びプリンタ制御方法並びにプリンタにおけるモータ温度TMと負荷位置決め制御中に設定する休止時間tPとの関係を示すグラフである。
符号の説明
1 紙送りモータ(PFモータ)
2 紙送りドライバ
3 キャリッジ
4 キャリッジモータ(CRモータ)
5 キャリッジモータドライバ(CRモータドライバ)
6 DCユニット
6a 位置演算部
6b 減算器
6c 目標速度演算手段
6d 速度演算部
6e 減算器
6f 比例要素
6g 積分要素
6h 微分要素
6j D/Aコンバータ
7 ポンプモータ
8 ポンプモータドライバ
9 印刷ヘッド(記録ヘッド)
10 ヘッドドライバ
11 リニア式エンコーダ
12 符号板
13 エンコーダ(ロータリ式エンコーダ)
14 ロータリ式エンコーダ用符号板
15 紙検出センサ
16 CPU
17 タイマIC
18 ホストコンピュータ
19 インタフェース部
20 ASIC
21 PROM
22 RAM
23 EEPROM
25 プラテン
30 プーリ
31 タイミングベルト
32 キャリッジのガイド部材(キャリッジ支持軸)
34 インクカートリッジ
35 キャッピング装置
36 ポンプユニット
37 キャップ
50 印刷用紙(記録紙)
60 プリンタ
61 給紙挿入口
62 排紙口
64 給紙ローラ
65 紙送りローラ
66 従動ローラ
67a 大歯車
67b 中間歯車
67c 排紙歯車
68 排紙ローラ
69 従動ローラ(ギザローラ)
83 スマップ軸
84 プラテン
87 小歯車
88 小歯車
89 ホルダ
100 休止時間コントローラ
101 ホールド動作検出器
102 ホールド時間カウンタ
103 メモリ
tH ホールド時間
tP 休止時間
TM キャリッジモータ温度

Claims (13)

  1. 印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、前記キャリッジの所定位置における位置取りを保持する負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、前記ホールド電流又は電圧の通電が中断された場合、前記ホールド電流又は電圧の通電中断以前における通電継続時間としてのホールド時間に応じた休止時間を、前記ホールド電流又は電圧の通電再開前に設定する休止時間コントローラを備えていることを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 前記ホールド電流又は電圧の通電中断は、前記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御装置。
  3. 前記ホールド電流又は電圧の通電中断は、前記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ制御装置。
  4. 印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、前記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御における前記ホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出器と、
    前記ホールド動作の開始及び中断の検出に応じて、前記ホールド動作の継続時間としてのホールド時間を計測するホールド時間カウンタと、
    前記ホールド時間と必要な休止時間との対応関係を示す参照テーブルが記録されたメモリと、
    前記ホールド動作が中断された場合、前記参照テーブルを参照して、前記ホールド動作の中断以前における前記ホールド時間に応じた前記休止時間を、前記ホールド動作の再開前に設定する休止時間コントローラと、
    を備えていることを特徴とするプリンタ制御装置。
  5. 前記ホールド動作の中断は、前記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものであることを特徴とする請求項4に記載のプリンタ制御装置。
  6. 前記ホールド動作の中断は、前記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものであることを特徴とする請求項4に記載のプリンタ制御装置。
  7. 前記負荷位置決め制御は、前記印刷ヘッドに形成されたインク吐出部の吸引クリーニングを目的として行われるものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のプリンタ制御装置。
  8. 印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、前記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御の開始から終了までの間に、前記ホールド動作が中断された場合、前記ホールド動作中断以前におけるホールド動作継続時間としてのホールド時間に応じた休止時間を、前記ホールド動作の再開前に設定する休止時間設定過程を備えていることを特徴とするプリンタ制御方法。
  9. 印刷ヘッドを搭載したキャリッジを駆動するキャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、前記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御における前記ホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出過程と、
    前記ホールド動作の開始及び中断の検出に応じて、前記ホールド動作の継続時間としてのホールド時間を計測するホールド時間計測過程と、
    前記ホールド動作が中断された場合、前記ホールド時間と必要な休止時間との対応関係を示す参照テーブルを参照して、前記ホールド動作の中断以前における前記ホールド時間に応じた前記休止時間を、前記ホールド動作の再開前に設定する休止時間設定過程と、
    を備えていることを特徴とするプリンタ制御方法。
  10. 前記ホールド動作の中断は、前記負荷位置決め制御の目的としての動作上必然的に行われるものであることを特徴とする請求項8又は9に記載のプリンタ制御方法。
  11. 前記ホールド動作の中断は、前記負荷位置決め制御の開始から所定時間が経過したことを条件として行われるものであることを特徴とする請求項8又は9に記載のプリンタ制御方法。
  12. 前記負荷位置決め制御は、前記印刷ヘッドに形成されたインク吐出部の吸引クリーニングを目的として行われるものであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のプリンタ制御方法。
  13. 印刷媒体を搬送する印刷媒体搬送機構と、
    吐出可能なインク色ごとに複数のインク吐出部を有する印刷ヘッドと、
    前記印刷ヘッドを搭載したキャリッジを前記印刷媒体上において印刷媒体搬送方向に直交する主走査方向に駆動するキャリッジモータを含むキャリッジ駆動機構と、
    前記キャリッジモータに所定のホールド電流又は電圧を通電することにより、前記キャリッジの所定位置での位置取りを保持するホールド動作を制御する負荷位置決め制御における前記ホールド動作の開始及び中断を検出するホールド動作検出器と、
    前記ホールド動作の継続時間としてのホールド時間を計測するホールド時間カウンタと、
    前記ホールド時間と必要な休止時間との対応関係を示す参照テーブルが記録されたメモリと、
    前記ホールド動作が中断された場合、前記参照テーブルを参照して、前記ホールド動作の中断以前における前記ホールド時間に応じた前記休止時間を、前記ホールド動作の再開前に設定する休止時間コントローラと、
    を備えていることを特徴とするプリンタ。
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