JP2005175788A - 番組情報システム - Google Patents

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Toshiaki Mizushima
敏明 水島
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Abstract

EPG情報を記憶するメモリを共有化することで、EPG情報取得に要する時間を短縮する。
【課題】EPG情報を取得するためには、多くの時間を必要とするうえに、一度電源をオフにすると全てのEPG情報を取得し直さなければならない。或いは不揮発性メモリを具備するば、必要なメモリ容量が大きくなり、コストアップにつながりだけでなく、一度電源をオフにすると、次に電源を入れた時には、不揮発性メモリに保持されているEPG情報は古くなっている。
【解決手段】共同住宅などで、各家庭のテレビ受信機をネットワーク接続し、各テレビ受信機が獲得したEPG情報を各EPG記憶部で分散管理する。各テレビ受信機は、ネットワーク接続された他のテレビ受信機内に記憶されているEPG情報を参照することができ、自機の有する情報と他機の有する情報を基に最新のEPG構築することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、番組の主情報に番組に関する情報を多重して送信されるテレビ放送において、その番組情報を抽出して記憶する番組情報記憶装置に関する。
近年、テレビジョン放送において、番組の主情報(映像、音声等)に番組表を作成するために必要な情報(番組表情報)を多重化して放送し、受信装置側でこの番組表情報を基に番組表を作成しこれを画面上に表示し、視聴者が画面上において番組の選択、予約を行うEPG(Electronic Program Guide)が実用化されている。
例えば、MPEG2を用いたデジタル放送では、視聴者が番組を選択、予約する際の手助けとなる情報としてSI(Service Information)が伝送される。これは、放送局毎に、一定時間間隔で送出される情報であり、放送局を識別するためのサービスID、番組を識別するための番組ID、番組タイトル、番組の放送開始時間、番組の放送時間長が含まれる。また、番組が属するグループ(番組の種別など)を識別するグループIDが含まれる場合もある。
番組情報が記憶できるテレビ放送受信器としては、一般にテレビ、ビデオレコーダがある。一般にテレビは図11に示すようなシステム構造を有している。
アンテナ(1)は、屋外において所定の方向に向けて配置されており、デジタル放送波を受信する。このアンテナ(1)は、一般に周波数変換器を備え、受信/周波数変換した信号をチューナ(2)に与える。
チューナ(2)は、受信した高周波デジタル変調信号のうちから特定の周波数の信号を取り出す。すなわち、デジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つを選択する処理を行う。また、チューナ(2)は、復調回路、逆インターリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したデジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
デマルチプレクサ(DEMUX)(3)は、前記トランスポート・ストリームをMPEG2(Moving Picture Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム、及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)などに分離する。デマルチムレクサ(3)は、ビデオストリームとオーディオストリームをAVデコーダ(4)に供給し、PSI/SI等をシステムコントローラ(12)に供給する。なお、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、この中から任意のチャンネルを選択するための処理は、上記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているといったデータを取り出すことで可能となる。またトランスポート・ストリームの選定(トランスポンダの選定)もPSI/SIの情報に基づいて行うことができる。更に、SIには番組情報(番組名、番組開始時間、番組継続時間、番組内容情報、番組ジャンル情報当)が含まれている。これらの情報はシステムコントローラ(12)によって、メモリ(15)に格納され、EPG表示や番組予約等において利用される。
映像処理回路(5)はAVデコーダ(4)から映像データを受け取り、D/A変換を行い、例えばNTSCフォーマットのコンポジット信号に変換する。音声信号処理回路(6)はAVデコーダ(4)から出力された音声データを受け取り、D/A変換を行い、右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成する。映像出力回路(7)及び音声出力回路(8)は出力抵抗、増幅器等を備え、映像出力回路(7)からは受信映像が表示部(11)を通じて出力され、音声出力回路(8)からはスピーカ(9)を通じて音声が出力される。
OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示回路(13)は、システムコントローラ(12)から出力指示された文字情報に基づく映像信号を加算器(14)に出力する。加算器(14)は上記映像信号を映像処理回路(5)から出力される映像信号に組み込む処理を行う。上記OSD表示回路(13)により、前述のPSIに含まれるサービス情報に基づくEPG(Electronic Program Guide)画面表示が実現される。
メモリ(例えば、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ等)(15)には、番組情報(EPG画面を構成するためのサービス情報等)、ユーザ入力情報、システムコントローラ(12)により実行されるプログラム(予約処理プログラム等)、番組予約情報(開始時間、終了時間又は番組継続時間、受信チャンネル、録画/視聴の種別情報等)などが格納される。
リモコン送信機(17)は、当該放送受信装置に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機(17)に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光部(16)は、上記信号光を受光し、これを電機信号に変換してシステムコントローラ(12)に与える。
システムコントローラ(12)は、上記リモコン送信機(17)などによるユーザ指示に対応した各種処理を行う。
特開平10−13756号公報
上記の如く従来のデジタルテレビでは、視聴しているチャンネル以外のチャンネルのEPG情報は、再送周期が遅いために、その取得に長い時間を要する。従って、テレビの電源を入れてから、視聴中のチャンネル以外のチャンネルのEPGの表示がされるまで、かなりの時間を要することになる。
同様に、例えば、BSデジタル放送の番組を視聴しているときには、CSデジタル放送のEPG情報を取得することができないので、テレビの電源を入れた後に最初のBSデジタル放送のチャンネルからCSデジタル放送のチャンネルに切り換えるか、あるいはその逆でCSデジタル放送のチャンネルからBSデジタル放送のチャンネルに切り換えた場合に、EPG情報が表示されるまで長い時間を待たなければならない。
さらに、上記のように長い時間をかけて全てのチャンネルのEPG情報を取得しても、その全てのEPG情報を蓄積、保持しておくためには大容量のメモリ(揮発性メモリ及び不揮発性メモリ)が必要になるという問題がある。
また、一度取得したEPG情報を不揮発性メモリに記憶しておくことで、一旦電源オフした後に再び電源を入れた場合に、取得に時間のかかるEPG情報を不揮発性メモリに蓄積されたEPG情報より取得する事で、素早くEPG情報を表示する方法が利用される場合がある。
しかし、この方法を利用しても、以前に電源オフする前に取得されていなかったEPG情報は、不揮発性メモリに記憶されていないので、電源を入れた後に放送波から取得する必要がある。
さらに、電源オフしてから次に電源を入れるまでに長い時間が経過している場合には、不揮発性メモリに記憶されているEPG情報は古いデータになっている。従って、表示したい番組のEPG情報が不揮発性メモリに記憶されているEPG情報に含まれていない場合や、放送スケジュールが変更になる場合などが発生する可能性がる。この場合、最新のEPG情報を取得する必要があり、結局、従来通り、電源を入れた後に放送波から取得することになり、最新のEPG情報の表示に時間がかかるという問題が発生することにかわりはない。
本願発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、テレビ放送を受信する放送受信部と、該放送受信部が受信したテレビ放送信号から番組情報を抽出する番組情報抽出部と、番組情報を蓄積、保持する番組情報蓄積部と、ネットワーク接続するためのネットワークI/F部とを具備したテレビ放送受信器、及び複数の該テレビ放送受信器を接続するネットワークとで構成され、各テレビ放送受信器の番組情報蓄積部は、他のいずれのテレビ放送受信器からアクセス可能であることを特徴とする番組情報システムである。
さらに、上記ネットワークに接続された第一のテレビ受信器において、上記番組情報蓄積部に保持されていない番組情報がある場合に、該保持されていない番組情報をネットワークを介して、上記ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器に要求することができ、該第二のテレビ放送受信器は、該要求を受けた番組情報が番組情報蓄積部に保持されている場合は、該要求された番組情報を第一のテレビ放送受信器にネットワークを介して送信するように構成することもできる。
又は、ネットワークに接続された第一のテレビ放送受信器が、ネットワークを介して、ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部の番組情報も読み出すことができるように構成することもできる。
又は、各テレビ放送受信器にIPアドレスが設定され、ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスを保持しているIPアドレス管理装置がネットワークに接続され、ネットワークに接続された第一のテレビ放送受信器が、ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器にアクセスするときには、該IPアドレス管理装置を経由し、第一のテレビ放送受信装置のIPアドレスがIPアドレス管理装置に登録されている場合に第二のテレビ放送受信装置の番組情報蓄積部から番組情報を読み出すことが可能であるように構成することもできる。
又は、各テレビ放送受信器にIPアドレスが設定され、ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスが各テレビ放送受信器に登録され、ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器において、ネットワークに接続された第一のテレビ放送受信器のIPアドレスが登録されている場合に、第一のテレビ放送受信器が第二のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部の番組情報を読み出すことができるように構成することもできる。
さらに、上記番組情報蓄積部には、番組情報と該番組情報をテレビ放送信号から抽出、獲得した日時とともに保持されており、第一のテレビ放送受信器は、自器の保持する番組情報の該日時及び第二のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部より読み出された或いは獲得された番組情報の日時とを比較し、最も新しい日時の番組情報で第一のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部に保持された番組情報を更新するように構成することが望ましい。
また、本願発明は、テレビ放送を受信する放送受信部と、該放送受信部が受信したテレビ放送信号から番組情報を抽出する番組情報抽出部と、番組情報を蓄積、保持する番組情報蓄積部と、ネットワーク接続するためのネットワークI/F部とを具備したテレビ放送受信器であって、該ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器から上記番組情報蓄積部にアクセスされることが可能であり、該ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部にアクセスすることが可能であることを特徴とする番組情報システムでもある。
さらに、上記番組情報蓄積部に保持されていない番組情報がある場合に、該保持されていない番組情報を、ネットワークを介して、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器に要求し、受信することが可能であり、ネットワークを介して番組情報の要求を受信したときには、上記番組情報蓄積部に要求された番組情報が保持されている場合には、該要求された番組情報を送信するように構成することができる。
又は、上記番組情報蓄積部に保持された番組情報は、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器から読み出されることが可能であり、また、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部の番組情報を読み出すことができるように構成することができる。
又は、IPアドレスが設定され、ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスを保持しているIPアドレス管理装置にIPアドレスを登録しているテレビ放送受信器によって上記番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出されることが可能であり、該IPアドレス管理装置にIPアドレスを登録することで、ネットワークに接続している他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出すことが可能であるように構成することもできる。
又は、IPアドレスが設定され、ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスを登録することで、ネットワークに接続している他のテレビ放送受信器によって上記番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出されることが可能であり、ネットワークに接続されたテレビ放送受信器にIPアドレスを登録することで、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出すように構成することもできる。
さらに、上記番組情報蓄積部には、番組情報と該番組情報をテレビ放送信号から抽出、獲得した日時とともに保持されており、自器の保持する番組情報の該日時及びネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部より読み出された或いは獲得された番組情報の日時とを比較し、最も新しい日時の番組情報で上記番組情報蓄積部に保持された番組情報を更新するように構成することが望ましい。
上記の如く、本願発明による番組情報システムを使用した場合、従来技術による単体のデジタルテレビよりもEPG情報を迅速に獲得することができる。また、EPG情報管理サーバにEPG情報のためのメモリを具備し、統括的にEPG情報を記憶、保持できるため、システム全体としてもメモリの必要容量を低減することができる。
さらには、テレビ受信機そのものにEPG情報用のメモリ領域を設けなくても、EPG情報管理サーバに保持されている情報を参照するだけで最新の情報を得ることができる。
特に、本発明は共聴システムなどを有する共同住宅においては構築が容易であり、ネットワークに接続できるテレビ受信機の数が多くなるほど、すなわち規模の大きな共同住宅程、本発明の効果は増大する。
本発明では、各テレビ受信機がEPG情報を保持するための不揮発性メモリを有し、各テレビがネットワーク接続することで、各テレビの不揮発性メモリに記憶されたEPG情報をネットワーク接続されている他のテレビ受信機に公開することで、EPG情報を共有化する。以下、図面に従って、本発明を実施するための形態について説明を行う。
(実施例1)
第一の実施例は、図1に示す如く、各テレビ受信機(10)がネットワーク(20)を介して接続され、各テレビ受信機が保持しているEPG情報を共有化する。図1では、各テレビは、夫々アンテナと接続されているが、集合住宅における共聴システムのように1本のアンテナを共有していても構わない。
第一の実施例は、図1に示す構成となっている。テレビ受信機側(10)では、アンテナ(1)は、屋外において所定の方向に向けて配置されており、デジタル放送波を受信する。このアンテナ(1)は、一般に周波数変換器を備え、受信/周波数変換した信号をチューナ(2)に与える。
チューナ(2)は、受信した高周波デジタル変調信号のうちから特定の周波数の信号を取り出す。すなわち、デジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つを選択する処理を行う。また、チューナ(2)は、復調回路、逆インターリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したデジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
デマルチプレクサ(DEMUX)(3)は、前記トランスポート・ストリームをMPEG2(Moving Picture Group2)のビデオストリーム、オーディオストリーム(AVストリーム)、及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)などを含むデータストリームに分離する。デマルチプレクサ(3)は、AVストリームをAVデコーダ(4)に供給し、データストリームをシステムコントローラ(12)に供給する。なお、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、この中から任意のチャンネルを選択するための処理は、上記PSI/SIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているといったデータを取り出すことで可能となる。
またトランスポート・ストリームの選定(トランスポンダの選定)もPSI/SIの情報に基づいて行うことができる。更に、PSIには番組情報(番組名、番組開始時間、番組継続時間、番組内容情報、番組ジャンル情報当)が含まれている。これらの情報はシステムコントローラ(12)によって、メモリ(15)内のEPG情報記憶部(19)に記憶され、EPG表示や番組予約等において利用される。
映像処理回路(5)はAVデコーダ(4)から映像データを受け取り、D/A変換を行い、例えばNTSCフォーマットのコンポジット信号に変換する。音声信号処理回路(6)はAVデコーダ(4)から出力された音声データを受け取り、D/A変換を行い、右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成する。映像出力回路(7)及び音声出力回路(8)は出力抵抗、増幅器等を備え、映像出力回路(7)からは受信映像が、CRT、液晶パネル、PDPなどのディスプレイである表示部(11)を通じて出力され、音声出力回路(8)からはスピーカ(9)を通じて音声が出力される。
OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示回路(13)は、システムコントローラ(12)から出力指示された文字情報に基づく映像信号を加算器(14)に出力する。加算器(14)は上記映像信号を映像処理回路(5)から出力される映像信号に組み込む処理を行う。上記OSD表示回路(13)により、前述のPSIに含まれるサービス情報に基づくEPG(Electronic Program Guide)画面表示が実現される。
メモリ(例えば、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ等)(15)には、番組情報(EPG画面を構成するためのサービス情報等)、ユーザ入力情報、システムコントローラ(12)により実行されるプログラム(予約処理プログラム等)、番組予約情報(開始時間、終了時間又は番組継続時間、受信チャンネル、録画/視聴の種別情報等)などが格納される。
リモコン送信機(17)は、当該放送受信装置に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機(17)に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光部(16)は、上記信号光を受光し、これを電機信号に変換してシステムコントローラ(12)に与える。
システムコントローラ(12)は、上記リモコン送信機(17)などによるユーザ指示に対応した各種処理を行う。
視聴者からの操作によりEPGを表示する場合には、システムコントローラ(12)は、EPG情報記憶部(19)からEPG情報を読み出す。その時、取得できていないEPG情報(例えば取得されていないチャンネル、時間帯に関する情報)があれば、ネットワークI/F部(18)を介してネットワーク(20)にアクセスして、ネットワーク(20)に接続されている全ての他のテレビ受信機に所望のEPG情報をリクエストする。
同時に、他のテレビ受信機からネットワークI/F部(18)を介してEPG情報のリクエストを受けた場合、システムコントローラ(12)は、EPG情報記憶部(19)をサーチし、リクエストを受けたEPG情報が見つかれば、そのEPG情報をネットワークI/F(18)を介して、リクエストをしたテレビ受信機に送信する。
このように、他のテレビ受信機のEPG情報記憶部から所望のEPG情報が見つかれば、その情報と自機のEPG情報記憶部(19)に記憶された情報を元にEPGを表示する。一方、所望のEPG情報が見つからなかった場合は、EPG中の取得できていない情報表示部分に「データ取得中」等の表示を行ってEPG表示し、テレビ放送波中からそのEPG情報が取得できたときに、その情報を表示するようにする。
次に、本願発明の第一の実施例におけるテレビ受信機における処理について、図2に基づいてさらに詳細に説明する。テレビ受像機の電源がオンになると(ステップ201)、各回路部に電源が供給される(ステップ202)。番組を視聴中の場合は(ステップ203)、アンテナ(1)、チューナ(2)を用いてテレビ放送波を受信し(ステップ216)、デマルチプレクサ(3)において受信されたテレビ放送波から、SIやPSIなどが含まれるデータパケットと、映像、音声が含まれるAVストリームに分離され、システムコントローラ(12)によってデータストリームからEPG情報が抽出される(ステップ217)。抽出されたEPG情報とそのEPG情報を獲得した日時を自機のEPG情報記憶部(19)に上書きすることで、記憶情報を更新する(ステップ218)
同時に、番組視聴中であるかどうかにかかわらず、リモコン(17)を操作し、リモコン受信機(16)を介してEPG表示をするための操作がなされた場合(ステップ204)、EPG情報記憶部(19)をチェックし(ステップ205)、未獲得のEPG情報がない場合は(ステップ206)、EPGを表示する(ステップ211)。すなわち、EPG情報が記憶されていないチャンネルや時間帯がない場合は、その記憶されているEPG情報を元にEPGを表示する。
一方、未獲得のEPGがある場合は(ステップ206)、未獲得のEPG情報をネットワークI/F部(18)を介してネットワーク(20)に接続された他の全てのテレビ受信機にリクエストをする(ステップ207)。すなわちEPG情報が未獲得であるチャンネルや時間帯を指定して、他のテレビ受信機にリクエストをする。
他のテレビ受信機がリクエストをしたEPG情報を持っている場合はその情報が送られてくる(ステップ208)。この場合、全てのテレビ受信機がリクエストしたEPG情報を持っているかどうかを確認するのに要する一定時間(例えば5秒)待って、リクエストしたEPG情報が送られて来なければ、他のテレビ受信機もリクエストしたEPG情報を持っていないと判断する。或いは、各テレビ受信機が、リクエストをしたEPG情報を持っていない場合は、そのことを示すメッセージが送られてきて、全ての他のテレビ受信機からそのメッセージが送られてきたら、他のテレビ受信機も全てリクエストしたEPG情報を持っていないと判断するようにしても構わない。
リクエストしたEPG情報が得られなかった場合は(ステップ208)、その時点で得られているEPG情報のみでEPG表示を行い(ステップ211)、EPG情報が獲得できていないチャンネルや時間帯に対しては、「データ獲得中」などの情報が獲得できていない旨のメッセージも同時に表示する(ステップ211)。
リクエストしたEPG情報が複数のテレビ受信機から得られた場合は(ステップ208)、各EPG情報が獲得された日付を比較し最新の情報を選んで(ステップ209)、EPG情報記憶部(19)に記憶する(ステップ210)。そして、そのEPG情報記憶部(19)に記憶されているEPG情報を用いてEPGを表示する(ステップ211)。
同時に、上記の如くネットワークI/F部(18)を介して他のテレビ受信機からEPG情報のリクエストがあった場合(ステップ213)、リクエストされたEPG情報がEPG情報記憶部(19)に記憶されているかどうかを確認し、リクエストされたEPG情報がある場合は(ステップ214)、そのEPG情報をリクエストをしたテレビ受信機に対してネットワークI/F部(18)及びネットワーク(20)を介して送信する(ステップ215)。
テレビ受像機の電源がオフにされるまで、上記ステップ203からステップ218までの処理が繰り返し行われる(ステップ212)。
(実施例2)
第二の実施例は、図1と同じ構成であるが、図3に示すように各テレビ受信機のEPG情報記憶部(19)を公開メモリにし、どのテレビ受信機からもアクセスしてEPG情報を読み出すことができるようにする。しかし、EPG情報記憶部(19)は自機においてのみ書き込み可能で他のテレビ受信機からはリードオンリーに設定することで、EPG情報記憶部(19)が他のテレビ受信機によって知らない間に書き換えられてしまっているという事態を避けるようにする。
第一の実施例では、他のテレビ受信機に対して所望のEPGデータをリクエストすることによって、相手のテレビ受信機からそのEPGデータを送ってもらう必要がある。第二の実施例では、ネットワーク(20)に接続されているテレビ受信機の各EPG情報記憶部に直接アクセスをして、自機のEPG情報記憶部の如くEPG情報を読み出すことができる。すなわち、各テレビ受信機のEPG情報記憶部は、ネットワーク(20)によって全てのテレビ受信機に共有されることになる。
そのために、各テレビ受信機のEPG情報記憶部はネットワーク上で共有(公開)されるようにパーミッションが設定されている。従って、各テレビ受信機のEPG情報記憶部は、ネットワークに接続されている全てのテレビ受信機からアクセスし、その情報を読み出すことが可能になり、新たなテレビ受信機がネットワーク(20)に接続されれば、自動的にその新しいテレビ受信機からも各テレビ受信機のEPG情報記憶部へアクセスできるようになる。また、新しく接続されたテレビ受信機のEPG情報記憶部も同様にパーミッションを設定することで、他のテレビ受信機からもアクセスできるようになる。或いは、工場出荷時にデフォルトとして予めパーミッションをそのように設定しておいても構わない。
次に、本願発明のテレビ受信機における処理について、図4に基づいて説明する。テレビ受像機の電源がオンになると(ステップ401)、各回路部に電源が供給される(ステップ402)。番組を視聴中の場合は(ステップ403)、アンテナ(1)、チューナ(2)を用いてテレビ放送波を受信し(ステップ411)、デマルチプレクサ(3)において受信されたテレビ放送波から、SIやPSIなどが含まれるデータストリームと、映像、音声が含まれるAVストリームに分離され、システムコントローラ(12)によってPSIからEPG情報が抽出される(ステップ412)。抽出されたEPG情報とそのEPG情報を獲得した日時を自機のEPG情報記憶部(19)に上書きすることで、記憶情報を更新する(ステップ413)
同時に、番組視聴中であるかどうかにかかわらず、リモコン(17)を操作し、リモコン受信機(16)を介してEPG表示をするための操作がなされた場合(ステップ404)、ネットワークI/F部(18)を介してネットワーク(20)に接続されている各テレビ受信機のEPG情報記憶部(19)を夫々チェックする(ステップ405)。各EPG情報記憶部に記憶されているEPG情報を自機のEPG情報記憶部(19)に記憶することで自機のEPG情報記憶部(19)の記憶情報を更新していく(ステップ409)。この時、重複する情報がないかをチェックしながら行い、重複する情報(同じチャンネル、同じ時間帯等)があれば(ステップ406)、その情報に付随する日付(その情報を獲得した日時)を比較し、最も新しい情報を選択する(ステップ407)。このようにして、自機のEPG情報記憶部の情報が更新され(ステップ408)、EPGが表示部(11)に表示される。
テレビ受信機の電源がオフされるまで、上記ステップ403からステップ410までの動作が繰り返される。
テレビ受信機の電源がオフされると(ステップ410)、図4に記載の処理を含むあらゆる処理が停止されるが、EPG情報記憶部(19)とネットワークI/F部(18)のみは動作させ、他のテレビ受信機からのアクセスを受け付けられるようにする。
(実施例3)
上記第二の実施例において、IPアドレス管理装置を設けてもよい。第三の実施例は、図5に示す構成となり、各テレビ受信機の構成は、第二の実施例と同じである。
第三の実施例では、各テレビ受信機にIPアドレスを付し、各テレビ受信機のIPアドレスをIPアドレス管理装置(50)におけるIPアドレス記憶部(52)に登録する。各テレビ受信機がネットワーク(20)にアクセスするときは、必ずIPアドレス管理装置を介して、IPアドレスを確認するものとする。アクセスしたテレビ受信機のIPアドレスがIPアドレス管理装置(50)に登録されている場合のみネットワーク(20)へのアクセスが可能になる。すなわち、物理的にテレビ受信機をネットワーク(20)に接続しただけでは、ネットワーク(20)に接続された他のテレビ受信機のEPG情報記憶部にアクセスしてEPG情報を読み取ることはできない。ネットワーク(20)へアクセスするためには、必ずIPアドレスの認証が必要であり、予めIPアドレスをIPアドレス管理装置に登録する必要がある。
具体的な動作を図6及び図7のフローチャートに示す。以下図6、図7及び図8のフローチャートを用いて説明する。図6はテレビ受信機の動作フローチャートであり、図7はIPアドレス管理装置(50)の動作フローチャートであり、図8はIPアドレス管理装置(50)の新規IPアドレス登録のフローチャートである。
まず、ネットワーク(20)に接続されるテレビ受信機はそのテレビ受信機固有のIPアドレスをIPアドレス管理装置(50)に登録する。具体的には、図8に示すように、新規接続の場合は(ステップ801)、IPアドレス管理装置(50)の管理者がIPアドレス管理装置(50)を操作して、新しいIPアドレスを入力し(ステップ802)、IPアドレス記憶部(53)に記憶させる(ステップ803)。
或いは、新たにネットワークに接続されたテレビ受信機からネットワーク(20)を通じ、ネットワークI/F部(52)を介して新しいIPアドレスを入力して(ステップ802)、管理CPU(51)にてそのIPアドレスをIPアドレス記憶部(53)に記憶するようにしてもよい。この時、テレビ受信機からは、ユーザのテレビ受信機操作によって、新しいIPアドレスである旨を示すメッセージと共にIPアドレスが送られてきてもよいし、IPアドレスのみが送られてきて、管理CPU(51)が、そのIPアドレスがIPアドレス記憶部(53)に記憶されているかどうかを確認することで新規であるか否かを判断するようにしても構わない。
或いは、新たにテレビ受信機がネットワーク(20)に物理的に接続されたときに、プラグアンドプレイで自動的に新規のIPアドレスが送られてくるようにしても構わない。
或いは、新たにテレビ受信機がネットワーク(20)に物理的に接続された状態で、EPG表示操作を行った際に認証のためにIPアドレスが送信され(後述)、ネットワークI/F部(52)を介してそのIPアドレスを受信した時に、管理CPU(51)が新規登録するかどうかのメッセージをネットワークI/F部(52)を介して返し、ネットワークI/F部(52)を介して新規登録する旨のメッセージが返ってきたことで新規登録すると判断し(ステップ801)、そのIPアドレスを新規アドレスとして認識し(ステップ802)、管理CPU(51)で自動的に新規のIPアドレスをIPアドレス記憶部(53)に記憶するようにしても構わない。
次にテレビ受信機の動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。テレビ受像機の電源がオンになると(ステップ601)、各回路部に電源が供給される(ステップ602)。
まず、このテレビ受信機が新たにネットワーク(20)に接続されたのでれば(ステップ616)、新規登録を行うことができる。ネットワーク新規接続の場合は、自機のIPアドレスを設定する(ステップ617)。具体的には、テレビ受信機のメニュー画面からIPアドレスの設定項目を選んで設定すればよい。次に、IPアドレス管理装置に登録を行う場合は(ステップ618)、ネットワークI/F部(18)を介して、設定したIPアドレスと共に新規登録申請を行うことでIPアドレス管理装置(50)のIPアドレス記憶部(53)にIPアドレスが登録される(ステップ619)。この時点で新規登録しない場合は(ステップ618)、ステップ603の動作に移る。
番組を視聴中の場合は(ステップ603)、アンテナ(1)、チューナ(2)を用いてテレビ放送波を受信し(ステップ613)、デマルチプレクサ(3)において受信されたテレビ放送波から、SIやPSIなどが含まれるデータストリームと、映像、音声が含まれるAVストリームに分離され、システムコントローラ(12)によってPSIからEPG情報が抽出される(ステップ614)。抽出されたEPG情報とそのEPG情報を獲得した日時を自機のEPG情報記憶部(19)に上書きすることで、記憶情報を更新する(ステップ615)
同時に、番組視聴中であるかどうかにかかわらず、リモコン(17)を操作し、リモコン受信機(16)を介してEPG表示をするための操作がなされた場合(ステップ604)、ネットワークI/F部(18)を介してネットワーク上(20)のIPアドレス管理装置(50)に対して認証信号を送る(ステップ605)。ここで、認証信号とは、例えば、認証要求メッセージと自機のIPアドレスを含む信号である。送られた認証信号は、IPアドレス管理装置(50)において、上で説明したように図7のフローチャートで送信されてきたIPアドレスがIPアドレス記憶部(53)に登録されているかどうかを確認する。
ここで、確認NGメッセージを受け取ると(ステップ606)、認証確認できなかったことを意味し、テレビ受信機はユーザに対してネットワーク(20)への新規登録を行うかどうかのメッセージを表示する。ここで、ユーザが新規登録をしないことを決定する操作を行うと(例えば、画面上に新規登録のYES/NOの選択肢を表示し、NOを選択する)(ステップ620)、自機のEPG情報記憶部(19)に記憶されている情報のみに基づいてEPGを表示する(ステップ611)
一方、新規登録することを決定する操作を行うと(例えば、画面上に新規登録のYES/NOの選択肢を表示し、YESを選択する)(ステップ620)、自機は新規登録申請を行ってIPアドレス管理装置(50)への登録を行う(ステップ621)。或いは、認証確認がOKであった場合は(ステップ606)、ネットワークI/F部(18)を介してネットワーク(20)に接続されている各テレビ受信機のEPG情報記憶部(19)を夫々チェックする(ステップ607)。
各EPG情報記憶部に記憶されているEPG情報を自機のEPG情報記憶部(19)に記憶することで自機のEPG情報記憶部(19)の記憶情報を更新していく(ステップ610)。この時、重複する情報がないかをチェックしながら行い、重複する情報(同じチャンネル、同じ時間帯等)があれば(ステップ608)、その情報に付随する日付(その情報を獲得した日時)を比較し、最も新しい情報を選択する(ステップ609)。このようにして、自機のEPG情報記憶部の情報が更新され(ステップ610)、EPGが表示部(11)に表示される。
テレビ受信機の電源がオフされるまで、上記ステップ603からステップ621までの動作が繰り返される。
テレビ受信機の電源がオフされると(ステップ612)、図6に記載の処理を含むあらゆる処理が停止されるが、EPG情報記憶部(19)とネットワークI/F部(18)のみは動作させ、他のテレビ受信機からのアクセスを受け付けられるようにする
(実施例4)
第四の実施例では、実施例3と同じ構造を有し、IPアドレス管理装置に登録されているIPアドレスを書くテレビ受信機に送信し、各テレビ受信機において各IPアドレスを有する機器からのアクセスを許可するパーミッションを設定する。
第四の実施例におけるテレビ受信機の動作のフローチャートを図9、IPアドレス管理装置をの動作のフローチャートを図10に示す。
第四の実施例では、各テレビ受信機にIPアドレスを付し、各テレビ受信機のIPアドレスをIPアドレス管理装置(50)におけるIPアドレス記憶部(52)に登録する。IPアドレス管理装置は、登録されたIPアドレスからのアクセスを可能にするようなパーミッション設定ファイルを作成して、各テレビ受信機に送信して、各テレビ受信機のパーミッションを設定変更する。従って、各テレビ受像機では、IPアドレス管理装置にIPアドレスを登録しているテレビ受信装置にアクセス許可が与えられる。すなわち、物理的にテレビ受信機をネットワーク(20)に接続しただけでは、ネットワーク(20)に接続された他のテレビ受信機のEPG情報記憶部にアクセスしてEPG情報を読み取ることはできない。ネットワーク(20)へアクセスするためには、必ずIPアドレスをIPアドレス管理装置(53)に登録し、ネットワーク(20)に接続されたテレビ受信機のパーミッション設定を変更する必要がある。
具体的な動作を図9、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、ネットワーク(20)に接続されるテレビ受信機はそのテレビ受信機固有のIPアドレスをIPアドレス管理装置(50)に登録する。具体的には、図10に示すように、新規接続の場合は(ステップ1001)、IPアドレス管理装置(50)の管理者がIPアドレス管理装置(50)を操作して、新しいIPアドレスを入力し(ステップ1002)、IPアドレス記憶部(53)に記憶させる(ステップ1003)。新たに登録されたIPアドレスを含めた全ての登録されているIPアドレスに対してアクセス許可を与えるパーミッション設定ファイルを作成して、全テレビ受信機に送信する(ステップ1004)。
或いは、新たにネットワークに接続されたテレビ受信機からネットワーク(20)を通じ、ネットワークI/F部(52)を介して新しいIPアドレスを入力して(ステップ1002)、管理CPU(51)にてそのIPアドレスをIPアドレス記憶部(53)に記憶するようにしてもよい。この時、テレビ受信機からは、ユーザのテレビ受信機操作によって、新しいIPアドレスである旨を示すメッセージと共にIPアドレスが送られてきてもよいし、IPアドレスのみが送られてきて、管理CPU(51)が、そのIPアドレスがIPアドレス記憶部(53)に記憶されているかどうかを確認することで新規であるか否かを判断するようにしても構わない。
或いは、新たにテレビ受信機がネットワーク(20)に物理的に接続されたときに、プラグアンドプレイで自動的に新規のIPアドレスが送られてくるようにしても構わない。
或いは、新たにテレビ受信機がネットワーク(20)に物理的に接続された状態で、EPG表示操作を行った際に他のテレビ受信機にアクセスできなかった場合に、IPアドレスが送信され(後述)、ネットワークI/F部(52)を介してそのIPアドレスを受信した時に、管理CPU(51)が新規登録するかどうかのメッセージをネットワークI/F部(52)を介して返し、ネットワークI/F部(52)を介して新規登録する旨のメッセージが返ってきたことで新規登録すると判断し(ステップ1001)、そのIPアドレスを新規アドレスとして認識し(ステップ1002)、管理CPU(51)で自動的に新規のIPアドレスをIPアドレス記憶部(53)に記憶するようにしても構わない。
次にテレビ受信機の動作を図9のフローチャートに基づいて説明する。テレビ受像機の電源がオンになると(ステップ901)、各回路部に電源が供給される(ステップ902)。
まず、このテレビ受信機が新たにネットワーク(20)に接続されたのでれば(ステップ915)、新規登録を行うことができる。ネットワーク新規接続の場合は、自機のIPアドレスを設定する(ステップ916)。具体的には、テレビ受信機のメニュー画面からIPアドレスの設定項目を選んで設定すればよい。次に、IPアドレス管理装置に登録を行う場合は(ステップ917)、ネットワークI/F部(18)を介して、設定したIPアドレスと共に新規登録申請を行うことでIPアドレス管理装置(50)のIPアドレス記憶部(53)にIPアドレスが登録される(ステップ918)。この時点で新規登録しない場合は(ステップ919)、ステップ903の動作に移る。
新規登録する場合は(ステップ917)、その新しいIPアドレスをIPアドレス記憶部(53)に記憶する(ステップ918)。さらに新しく登録されたIPアドレスを含む登録された全てのIPアドレスに対してアクセス許可を与えるパーミッション設定のためのファイルが作成されて受信端末装置(50)から送られてきて、テレビ受信端末のパーミッション設定が変更される。
番組を視聴中の場合は(ステップ903)、アンテナ(1)、チューナ(2)を用いてテレビ放送波を受信し(ステップ912)、デマルチプレクサ(3)において受信されたテレビ放送波から、SIやPSIなどが含まれるデータストリームと、映像、音声が含まれるAVストリームに分離され、システムコントローラ(12)によってPSIからEPG情報が抽出される(ステップ913)。抽出されたEPG情報とそのEPG情報を獲得した日時を自機のEPG情報記憶部(19)に上書きすることで、記憶情報を更新する(ステップ914)
同時に、番組視聴中であるかどうかにかかわらず、リモコン(17)を操作し、リモコン受信機(16)を介してEPG表示をするための操作がなされた場合(ステップ904)、ネットワークI/F部(18)を介してネットワーク上(20)の各テレビ受信機にアクセスしてEPG情報記憶部(19)からEPG情報を読み出そうとする(ステップ905)。この時、各テレビ受信機は、夫々のパーミッション設定により、アクセスが許可されたIPアドレスを有するテレビ受信機からのアクセスであるかどうかを判断する。
ここで、パーミッション設定においてアクセス許可が与えられていない場合は、アクセスが拒否されるため(ステップ906)、新規登録を行うかどうかのメッセージを表示する。ここで、ユーザが新規登録をしないことを決定する操作を行うと(例えば、画面上に新規登録のYES/NOの選択肢を表示し、NOを選択する)(ステップ920)、自機のEPG情報記憶部(19)に記憶されている情報のみに基づいてEPGを表示する(ステップ910)
一方、新規登録することを決定する操作を行うと(例えば、画面上に新規登録のYES/NOの選択肢を表示し、YESを選択する)(ステップ920)、自機は新規登録申請を行ってIPアドレス管理装置(50)への登録を行い(ステップ921)、IPアドレス管理装置から、新しく登録されたIPアドレスを含む登録された全てのIPアドレスに対してアクセス許可を与えるパーミッション設定のためのファイルが送られてきて、テレビ受信端末のパーミッション設定が変更される(ステップ922)。或いは、パーミッション設定においてアクセス許可与えられている場合は(ステップ906)、ネットワークI/F部(18)を介してネットワーク(20)に接続されている各テレビ受信機のEPG情報記憶部(19)を夫々チェックする。
各EPG情報記憶部に記憶されているEPG情報を自機のEPG情報記憶部(19)に記憶することで自機のEPG情報記憶部(19)の記憶情報を更新していく(ステップ909)。この時、重複する情報がないかをチェックしながら行い、重複する情報(同じチャンネル、同じ時間帯等)があれば(ステップ907)、その情報に付随する日付(その情報を獲得した日時)を比較し、最も新しい情報を選択する(ステップ908)。このようにして、自機のEPG情報記憶部の情報が更新され(ステップ909)、EPGが表示部(11)に表示される(ステップ910)。
テレビ受信機の電源がオフされるまで、上記ステップ903からステップ922までの動作が繰り返される。
テレビ受信機の電源がオフされると(ステップ911)、図9に記載の処理を含むあらゆる処理が停止されるが、EPG情報記憶部(19)とネットワークI/F部(18)のみは動作させ、他のテレビ受信機からのアクセスを受け付けられるようにする
第一の実施例のブロック図 第一の実施例のフローチャート 第二の実施例の概要図 第二の実施例のフローチャート 第三の実施例の概要図 第三の実施例のテレビ受信機のフローチャート 第三の実施例のIPアドレス管理装置のフローチャート 第三の実施例のIPアドレス管理装置おける新規IPアドレス登録のフローチャート 第4の実施例のフローチャート 第4の実施例の新規IPアドレス登録のフローチャート 従来技術のブロック図
符号の説明
1 アンテナ
2 チューナ
3 デマルチプレクサ
4 AVデコーダ
5 映像処理回路
6 音声処理回路
7 映像出力回路
8 音声出力回路
9 スピーカ
10 テレビ受信機
11 表示部
12 システムコントローラ
13 OSD表示回路
14 加算器
15 メモリ
16 リモコン受光部
17 リモコン送信機
18 ネットワークI/F部
19 EPG情報記憶部
20 ネットワーク
50 IPアドレス管理装置
51 管理CPU
52 ネットワークI/F部
53 IPアドレス記憶部

Claims (12)

  1. テレビ放送を受信する放送受信部と、該放送受信部が受信したテレビ放送信号から番組情報を抽出する番組情報抽出部と、番組情報を蓄積、保持する番組情報蓄積部と、ネットワーク接続するためのネットワークI/F部とを具備したテレビ放送受信器、及び複数の該テレビ放送受信器を接続するネットワークとで構成され、
    各テレビ放送受信器の番組情報蓄積部は、他のいずれのテレビ放送受信器からアクセス可能であることを特徴とする番組情報システム。
  2. 上記ネットワークに接続された第一のテレビ受信器において、上記番組情報蓄積部に保持されていない番組情報がある場合に、該保持されていない番組情報をネットワークを介して、上記ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器に要求することができ、
    該第二のテレビ放送受信器は、該要求を受けた番組情報が番組情報蓄積部に保持されている場合は、該要求された番組情報を第一のテレビ放送受信器にネットワークを介して送信することを特徴とする請求項1に記載の番組情報システム。
  3. ネットワークに接続された第一のテレビ放送受信器が、ネットワークを介して、ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部の番組情報を読み出すことができることを特徴とする請求項1に記載の番組情報システム。
  4. 各テレビ放送受信器にIPアドレスが設定され、ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスを保持しているIPアドレス管理装置がネットワークに接続され、
    ネットワークに接続された第一のテレビ放送受信器が、ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器にアクセスするときには、該IPアドレス管理装置を経由し、第一のテレビ放送受信装置のIPアドレスがIPアドレス管理装置に登録されている場合に第二のテレビ放送受信装置の番組情報蓄積部から番組情報を読み出すことが可能であることを特徴とする請求項1に記載の番組情報システム。
  5. 各テレビ放送受信器にIPアドレスが設定され、ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスが各テレビ放送受信器に登録され、
    ネットワークに接続された第二のテレビ放送受信器において、ネットワークに接続された第一のテレビ放送受信器のIPアドレスが登録されている場合に、第一のテレビ放送受信器が第二のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部の番組情報を読み出すことができることを特徴とする請求項1に記載の番組情報システム。
  6. 上記番組情報蓄積部には、番組情報と該番組情報をテレビ放送信号から抽出、獲得した日時とともに保持されており、第一のテレビ放送受信器は、自器の保持する番組情報の該日時及び第二のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部より読み出された或いは獲得された番組情報の日時とを比較し、最も新しい日時の番組情報で第一のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部に保持された番組情報を更新することを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の番組情報システム。
  7. テレビ放送を受信する放送受信部と、該放送受信部が受信したテレビ放送信号から番組情報を抽出する番組情報抽出部と、番組情報を蓄積、保持する番組情報蓄積部と、ネットワーク接続するためのネットワークI/F部とを具備したテレビ放送受信器であって、
    該ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器から上記番組情報蓄積部にアクセスされることが可能であり、該ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部にアクセスすることが可能であることを特徴とする番組情報システム。
  8. 上記番組情報蓄積部に保持されていない番組情報がある場合に、該保持されていない番組情報を、ネットワークを介して、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器に要求し、受信することが可能であり、
    ネットワークを介して番組情報の要求を受信したときには、上記番組情報蓄積部に要求された番組情報が保持されている場合には、該要求された番組情報を送信することを特徴とする請求項7に記載の番組情報システム。
  9. 上記番組情報蓄積部に保持された番組情報は、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器から読み出されることが可能であり、
    また、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部の番組情報も読み出すことができることを特徴とする請求項7に記載の番組情報システム。
  10. IPアドレスが設定され、
    ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスを保持しているIPアドレス管理装置にIPアドレスを登録しているテレビ放送受信器によって上記番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出されることが可能であり、
    該IPアドレス管理装置にIPアドレスを登録することで、ネットワークに接続している他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出すことが可能であることを特徴とする請求項7に記載の番組情報システム。
  11. IPアドレスが設定され、
    ネットワークに接続される全てのテレビ放送受信器のIPアドレスを登録することで、ネットワークに接続している他のテレビ放送受信器によって上記番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出されることが可能であり、
    ネットワークに接続されたテレビ放送受信器にIPアドレスを登録することで、ネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部に保持された番組情報を読み出すことができることを特徴とする請求項7に記載の番組情報システム。
  12. 上記番組情報蓄積部には、番組情報と該番組情報をテレビ放送信号から抽出、獲得した日時とともに保持されており、
    自器の保持する番組情報の該日時及びネットワークに接続された他のテレビ放送受信器の番組情報蓄積部より読み出された或いは獲得された番組情報の日時とを比較し、最も新しい日時の番組情報で上記番組情報蓄積部に保持された番組情報を更新することを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の番組情報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008219162A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Toshiba Corp 番組表表示装置及び番組表表示方法
JP2008289023A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Hitachi Ltd 放送受信装置
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CN102202232A (zh) * 2011-06-03 2011-09-28 深圳市网合科技股份有限公司 提供节目信息的装置及方法

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