JP4714015B2 - デジタル放送システムにおけるロケーション解決サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送システムにおけるロケーション解決サーバに関し、特に受信端末がネットワーク上の通信サーバに置かれたコンテンツを取得する際の通信サーバのロケーションを取得する技術に関する。
2000年12月開始のBSデジタル放送や、2002年春開始されたCS110度デジタル放送では、従来の映像・音声による放送に加えて、データ放送が開始された。データ放送は、番組に付随する情報を呼び出して提示する機能、随時ニュースや気象情報などを呼び出して提示する機能を有しており、社団法人電波産業界により策定された規格により行われている。
このデータ放送のコンテンツを記述するためのマルチメディア符号化方式としては、BML(Broadcast Markup Language)と呼ばれるマークアップ・ランゲージが採用されている(非特許文献1参照)。
BSデジタル放送/CS110度デジタル放送におけるデータ放送規格によると、デジタル放送受信端末IRD(Integrated Receiver/Decoder)では、通信回線たとえば電話回線を介して放送事業者と視聴者間の双方向の通信が可能となっている。これにより、データ放送では、視聴者がクイズやゲームなどに参加したり、テレビショッピングを行ったりすることができるなど、高機能な放送が可能となった。
2003年12月より開始されている地上デジタル放送においては、BSデジタル放送/CS110度デジタル放送同様、データ放送が実施され、現行のアナログ放送と同一のプログラムを提供するサイマルの放送が実施されている。
また、地上デジタル放送においては、データ放送の規格(BSデジタル放送時の規格は、bml version 1.0、CS110度デジタル放送開始時の規格は、bml version 2.0であった)が改定されて、bml version 3.0となった。
双方向放送では、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を利用した通信と、「通信コンテンツ」と呼ばれるHTTP(Hypertext Transfer Protocol)で接続されたWWWサーバ(以下、通信サーバと呼ぶ)上に配置されたBMLコンテンツについてデジタル放送受信端末で受信して視聴できるようになった。
さらに、従来のBSデジタル放送においても、受信端末が地上デジタル放送対応であること、および最初に取得表示されたエントリーコンポーネントのモジュールID0000に配置されたBMLコンテンツ(startup.BML)が、bml version1.0で符号化およびマルチパート化されているならば、受信したBML中のECMA Scriptにて、デジタル放送受信端末が地上デジタル放送対応であるかどうかを調べた上で、他のモジュールに配置されたbml version 3.0のBMLコンテンツを起動させることが許可された。
同様に、従来のCS110度デジタル放送においても、受信端末が地上デジタル放送対応であること、および最初に取得表示されたエントリーコンポーネントのモジュールID0000に配置されたBMLコンテンツ(startup.BML)が、bml version 2.0で符号化およびマルチパート化されているならば、受信したBML中のECMA Scriptにて、デジタル放送受信端末が地上デジタル放送対応であるかどうかを調べた上で、他のモジュールに配置されたbml version 3.0のBMLコンテンツを起動させることが許可された。
したがって、条件付ながらBSデジタル放送およびCS110度デジタル放送においても、通信コンテンツの利用が実質可能となった。
2007年頃に開始を予定しているサーバ型放送では、受信端末におけるリアルタイム放送から通信コンテンツへの遷移に加えて、受信端末のコンテンツ蓄積部に蓄積されたコンテンツから通信コンテンツへの遷移も可能となる。
ところで、受信端末において、データ放送で受信中のコンテンツから、通信サーバ上の通信コンテンツに遷移するためには、通信サーバのロケーションを新たに取得する必要がある。このため、ロケーション解決サーバが用意され、このロケーション解決サーバは、受信端末から遷移先の通信サーバのロケーション要求を受けて、受信端末にロケーションを回答する。従来のロケーション解決サーバで用いられた方法は、DNS(Domain Name System)方式である。これは、ロケーション解決サーバが通信サーバのロケーションに相当するドメイン名を、IPアドレスに対応付けて格納する仕組みである(非特許文献2参照)。
たとえば、受信端末がリアルタイムのデータ放送の提示状態から通信コンテンツへ遷移する場合、データ放送で送信しているBMLコンテンツの中に、あらかじめ遷移先の通信サーバのドメイン名を記述しておく。受信端末はそのBMLを解析し、遷移先の通信サーバのドメイン名、たとえば、“car.co.jp”をロケーション解決サーバであるDNSサーバに送信する。DNSサーバはそのドメイン名に対応付けられたIPアドレス、たとえば“192.168.3.50”を受信端末に回答する。その結果、受信端末は、送信されたIPアドレスを用いて、対応する通信サーバに接続できる。
「デジタル放送ハンドブック」山田宰監修/映像情報メディア学会編、株式会社オーム社発行、2003年6月20日 「マスタリングTCP/IP入門編」竹下隆史、村山公保、荒井透、苅田幸雄 共著、株式会社オーム社発行、2002年2月26日
しかしながら、BMLコンテンツ中に遷移先の通信サーバのドメイン名を指定する記述をしてしまうと、ロケーション解決サーバでは、指定されたドメイン名に対応する通信サーバのIPアドレスを受信端末に返すだけであり、遷移先の通信サーバはデータ放送のBMLコンテンツ内にドメイン名が記述された時点で決まってしまっていることになる。
このようにBMLコンテンツ中に遷移先のドメイン名をいったん記述してしまうと、遷移先の通信サーバの管理会社の変更でドメイン名が変更になるなどのBMLの記述を修正・変更する必要がある場合には、BMLコンテンツの著作権所有者に修正・変更することの可否を確認した上でないと修正・変更することができない可能性がある。
BMLの記述の修正・変更内容によっては、コンテンツ管理も煩雑になるうえ、コンテンツ制作者の負担増になる可能性もある。
また、視聴者がデータ放送の、たとえばゲームに参加している状態において、視聴者の回答操作に応じて、遷移先の通信サーバを異ならせることを可能とするような柔軟な通信サーバのロケーションの取得ができないという問題があった。
本発明は、以上の点を鑑み、BMLコンテンツの中に遷移先の通信サーバのロケーションを直接明示するようにマークアップ・ランゲージで記述せずとも、ロケーション解決サーバからロケーションを取得できるデジタル放送システムにおけるロケーション解決サーバを提供することを目的とする。さらに、柔軟に遷移先のロケーションを取得することを可能とするロケーション解決サーバを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項に記載のロケーション解決サーバは、以下の構成とした。すなわち、デジタル放送設備からデータ放送コンテンツを受信する受信端末からの要求に基づいて通信サーバのロケーションを、通信ネットワークを介して受信端末に送信するロケーション解決サーバであって、受信端末から要求の通信サーバのロケーションを特定可能とするロケーションを直接明示しないロケーション識別情報を、ロケーションに対応付けしたロケーション対応表をあらかじめ記憶する通信サーバロケーション情報記憶手段と、受信端末から送られてきたロケーション識別情報に基づき、ロケーション対応表から対応するロケーションを検索して受信端末に送信する通信サーバロケーション検索手段と、を備える構成とした。
かかる構成によれば、通信サーバロケーション検索手段は、受信端末から受信したロケーションを直接明示しないロケーション識別情報、たとえば、データ放送コンテンツに付随する番組特定情報および番組配列情報である番組識別情報、受信端末を識別できる受信端末識別情報、リモコンの操作内容を示す視聴者選択ボタン情報、の内の少なくともいずれか一つに基づき、通信サーバロケーション情報記憶手段に記憶されたロケーション対応表を検索し、対応するロケーションを受信端末に送信することができる。
請求項に記載のロケーション解決サーバは、請求項に記載のロケーション解決サーバにおいて、通信サーバロケーション検索手段は、通信サーバのロケーションを他のロケーション解決サーバにおいて特定させて取得する転送ロケーション取得手段を有し、通信サーバロケーション情報記憶手段に記憶されたロケーション対応表では、受信端末から要求されたロケーションを特定できない場合は、転送ロケーション取得手段が他のロケーション解決サーバに対してロケーション取得要求をしてロケーションを取得する構成とした。
かかる構成によれば、通信サーバロケーション検索手段は、通信サーバロケーション情報記憶手段の記憶しているロケーション対応表では、要求されたロケーションを特定できない場合に、他のロケーション解決サーバからロケーションを取得することができる。
請求項に記載の発明によれば、通信サーバロケーション情報記憶手段が、受信端末から要求の通信サーバのロケーションを特定可能とするロケーションを直接明示しないロケーション識別情報を、ロケーションに対応付けしたロケーション対応表として記憶しており、通信サーバロケーション検索手段は、ロケーション対応表から受信したロケーション識別情報に応じたロケーションを検索できる。その結果、従来のDNS方式のようにデータ放送コンテンツの中に通信サーバのロケーション、たとえばドメイン名を直接明示するようにマークアップ・ランゲージで記述する必要がない。
さらに、遷移先の通信サーバのロケーションを変更する場合に、データ放送コンテンツを変更せずとも、ロケーション解決サーバ側のみで変更可能であり、データ放送コンテンツの管理が容易になる。
請求項に記載の発明によれば、通信サーバロケーション検索手段は、通信サーバロケーション情報記憶手段の記憶しているロケーション対応表では、要求されたロケーションを特定できない場合に、他のロケーション解決サーバからロケーションを取得することができるので、通信サーバのロケーションを特定できる確度が高まる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、BSデジタル放送、CS110度デジタル放送(以下、CSデジタル放送と略称する)または地上デジタル放送に対応する固定の受信端末と、ロケーション解決サーバと、通信サーバの接続関係を示す全体図である。
図1に示すように、BSデジタル放送の場合、BSデジタル放送局1AからBS衛星3Aを経由して受信端末5Aに、デジタル放送が送られる。このとき映像、音声、データ放送コンテンツ(以下、放送BMLコンテンツと称する)およびPSI(Program Specific Information:番組特定情報)、SI(Service Information:番組配列情報)情報が多重化され、変調されてBSデジタル放送局1Aから送出される。
CSデジタル放送の場合、CSデジタル放送局1Bから、複数チャンネルのCSデジタル放送をまとめてCS衛星3Bに送信する多チャンネルCSプラットホーム事業者の多チャンネルCSプラットホーム2B、さらにCS衛星3Bを経由して受信端末5Bに、デジタル放送が送られる。
また地上デジタル放送の場合、地上デジタル放送局1Cから、地上デジタル放送設備3Cを経由して受信端末5Cに、デジタル放送が送られる。
なお、図1中BSデジタル放送局1A、CSデジタル放送局1B、地上デジタル放送局1Cは一つで代表させたが通常複数存在する。また、受信端末5A、5B、5CはBSデジタル放送、CSデジタル放送、地上デジタル放送ごとに個別に対応するように説明したが、一台の受信端末でBSデジタル放送、CSデジタル放送、地上デジタル放送を受信できる共用型の受信端末でも良い。以下では、受信端末5A、5B、5Cを受信端末5と総称する。
受信端末5は、通信ネットワーク7を介して、ロケーション解決サーバ9と、各種の通信サーバ11(BSデジタル通信サーバ11A、CSデジタル通信サーバ11B、地上デジタル通信サーバ11C)と、通信サーバ12(BSデジタル放送事業者の通信サーバ12A、CSデジタル放送事業者の通信サーバ12B、地上デジタル放送事業者の通信サーバ12C)と接続可能となっている。
BSデジタル通信サーバ11Aは、通信コンテンツ(以下、通信BMLコンテンツと称する)を格納したBSデジタル通信事業者が所有している通信サーバである。BSデジタル通信事業者はBSデジタル放送事業者と連携若しくは非連携して、BSデジタル放送の放送BMLコンテンツに記述されている情報に基づいて、ロケーション解決サーバ9から通信サーバ11Aのロケーションを受信端末5が取得できるようにする。
なお、ロケーションとは、ネットワーク上の端末やサーバなどを識別するためのアドレスのことであり、TCP/IPによるインターネット通信ではIPアドレスが相当する。
CSデジタル通信サーバ11Bは、通信BMLコンテンツを格納したCSデジタル通信事業者が所有している通信サーバである。CSデジタル通信事業者はCSデジタル放送事業者と連携若しくは非連携して、CSデジタル放送の放送BMLコンテンツに記述されている情報に基づいて、ロケーション解決サーバ9から通信サーバ11Bのロケーションを受信端末5が取得できるようにする。
また、地上デジタル通信サーバ11Cは、通信BMLコンテンツを格納した地上デジタル通信事業者が所有している通信サーバである。地上デジタル通信事業者は地上デジタル放送事業者と連携若しくは非連携して、地上デジタル放送の放送BMLコンテンツに記述されている情報に基づいて、ロケーション解決サーバ9から通信サーバ11Cのロケーションを受信端末5が取得できるようにする。
図1中、通信サーバ11A、11B、11Cは一つで代表したが、通常複数ある。
さらに、BSデジタル放送事業者、CSデジタル放送事業者、地上デジタル放送事業者は、それぞれ自前の通信サーバ12A、12B、12Cを有しており、自社のデジタル放送の放送BMLコンテンツに記述されている情報に基づいて、ロケーション解決サーバ9からそれぞれの通信サーバ12A、12B、12Cのロケーションを受信端末5が取得できるようにする。
以下に、地上デジタル放送の場合を例に受信端末5とロケーション解決サーバ9の詳細な構成を説明する。
地上デジタル放送設備3Cから送られてくるデータ放送の電波は受信端末5のアンテナで受信される。このデータ放送の電波は、映像、音声、放送BMLコンテンツ、およびPSI、SI情報を含んでいる。
PSI、SI情報には、ネットワーク情報(ネットワークIDなどを含む)、有料放送の情報、放送事業者情報若しくはブロードキャスティング情報、チャンネル情報(チャンネルIDなどを含む)若しくはサービス情報(サービスIDなどを含む)、および番組情報として番組ID、番組名、番組開始時間、番組時間長、番組内のローカル・イベント情報などの情報が含まれている。
なお、ローカル・イベント情報とは、番組内のローカル・イベント(シーンなど)の識別に用いられる情報であり、ローカル・イベントIDなどを含む。
放送BMLコンテンツは、データ放送として視聴者に提示する映像・音声情報と文字情報のほかに、放送BMLコンテンツが配信されたネットワーク情報、放送事業者情報若しくはブロードキャスティング情報、チャンネル情報若しくはサービス情報、番組情報(番組IDなどを含む)、BMLコンテンツを識別する情報またはBMLコンテンツの各ページを識別する情報、などをBMLで記述したマークアップ・ランゲージ番組情報を含んでいる。
前記、PSI、SI情報およびマークアップ・ランゲージ番組情報を合わせて、以下特に断らない限り番組識別情報と総称する。また、SI情報中の番組内のローカル・イベント(シーンなど)の識別に用いられる情報および、マークアップ・ランゲージ番組情報中のBMLコンテンツの各ページを識別する情報を、ここでは単に、ローカル・イベントIDと代表的に称する。
放送BMLコンテンツは、さらに遷移先の通信サーバのロケーションを取得するために、受信端末が取得すべき情報の種類をBMLで記述した指示を含んでいる。
(受信端末の構成)
まず、図2を参照(適宜、図1参照)して受信端末の構成を説明する。
図2は受信端末の機能ブロック図である。主として遷移先の通信サーバのロケーションを取得するための機能について示してある。
受信端末5は、コンテンツ受信部21、コンテンツ蓄積部22、コンテンツ提示部23、動作情報記憶部24、コンテンツ解析部25、受信端末動作制御部26、リモコン動作判断部28、ロケーション取得要求部29、IPアドレス受信部30、通信コンテンツ取得要求部31、通信コンテンツ受信部32、通信コンテンツ解析部33を有している。
コンテンツ受信部21は、映像、音声、放送BMLコンテンツおよびPSI、SI情報を受信するものである。コンテンツ受信部21は、受信した放送BMLコンテンツをコンテンツ蓄積部22とコンテンツ解析部25に転送する。また、コンテンツ受信部21は、受信した放送BMLコンテンツ中にBMLで記述されたマークアップ・ランゲージ番組情報および、PSI、SI情報、つまり、放送BMLコンテンツに係る番組識別情報を動作情報記憶部24に転送する。
なお、コンテンツ受信部21は、放送BMLコンテンツ中に含まれるBMLを全て、動作情報記憶部24に転送するようにしても良い。
コンテンツ蓄積部22は、受信した放送BMLコンテンツ、または通信サーバ11C、12Cから受信した通信BMLコンテンツを蓄積するものである。
コンテンツ提示部23は、受信端末動作制御部26に制御されて、必要に応じて視聴者が選択した放送BMLコンテンツまた通信BMLコンテンツをコンテンツ蓄積部22から読み出し、図示省略の提示装置に提示するものである。なお、図2では地上デジタル放送の映像・音声(つまり地上波デジタルTVの映像・音声)を提示する機能ブロックは省略している。
動作情報記憶部24は、放送BMLコンテンツの受信に係る動作情報を記憶するものである。
動作情報とは、前記放送BMLコンテンツに係る番組識別情報、受信端末を識別できる受信端末識別情報(たとえば、受信端末IDまたは受信端末のIPアドレス、CAS[コンディショナル・アクセス・システム]カード43に記録されているCASカードIDなど)、視聴者選択ボタン情報などからなる。
なお、コンテンツ受信部21が、放送BMLコンテンツ中に含まれるBMLを全て、動作情報記憶部24に転送してくる場合は、それを全て記憶するようにしても良い。
動作情報記憶部24は、不揮発性メモリと揮発性メモリから構成されている。
たとえば、受信端末ごとに付される受信端末IDは不揮発メモリに記憶される。
揮発メモリは、電源がオフされたときに記憶内容が消去される。揮発メモリには、A、B2つの領域があり、A領域に記憶された情報は電源オンの間は消去されないが、B領域に記憶された情報は、電源オン状態でもチャンネルが変更されたときあるいは、提示コンテンツが変更されたとき記憶内容が消去される。CASカードIDは、揮発メモリのA領域に記憶され、放送BMLコンテンツに係る番組識別情報と、リモコンの操作内容を示す視聴者選択ボタン情報とは、揮発メモリのB領域に記憶される。
コンテンツ解析部25は、放送BMLコンテンツの解析を行うものである。コンテンツ解析部25は、前記解析を行い、遷移先の通信サーバのロケーションを要求する場合に、BMLで記述指示された、必要とされる情報の種類を受信端末動作制御部26に指示する。
受信端末動作制御部26は、受信端末5全体を制御するものである。受信端末動作制御部26は、特にロケーション取得要求時にコンテンツ解析部25から指示された情報をロケーション識別情報として送信するようにロケーション取得要求部29を制御する。さらにCASカード43の情報を読み出し、動作情報記憶部24に転送して記憶させる。
リモコン動作判断部28は、リモコン41からの信号を受けて受信端末5のオン、オフ、チャンネル選択、地上デジタル放送TV/データ放送の選択などの視聴者による各種のボタン操作を判断するものである。リモコン動作判断部28は、前記判断した結果を受信端末動作制御部26に送る。
ロケーション取得要求部29は、通信サーバのロケーション取得要求をするものである。ロケーション取得要求部29は、通信サーバのロケーション取得要求時に、受信端末動作制御部26に制御されて、指定された種類の動作情報を動作情報記憶部24から取得してロケーション識別情報とし、ロケーション解決サーバ9に送信する。
IPアドレス受信部30は、ロケーション解決サーバ9から遷移先の通信サーバのロケーションであるIPアドレスを受信するものである。IPアドレス受信部30は、受信端末動作制御部26の、ロケーション解決サーバ9からIPアドレスを受信したか否かの問い合わせに応じて、受信したIPアドレスを受信端末動作制御部26に送る。
通信コンテンツ取得要求部31は、ロケーション解決サーバ9から受信したIPアドレスに対応する通信サーバ11、または通信サーバ12に通信BMLコンテンツ取得要求を送るものである。
通信コンテンツ受信部32は、通信サーバ11、または通信サーバ12から送られてきた通信BMLコンテンツを受信するものである。通信コンテンツ受信部32は、受信した通信BMLコンテンツを通信コンテンツ解析部33に送る。
通信コンテンツ解析部33は、受信した通信BMLコンテンツに含まれるBMLを解析するものである。通信コンテンツ解析部33は、前記解析した結果を受信端末動作制御部26に送る。また、通信コンテンツ解析部33は、通信BMLコンテンツをコンテンツ蓄積部22に送る。
(ロケーション解決サーバの構成)
次に、図3を参照(適宜、図1参照)してロケーション解決サーバの構成を説明する。
図3はロケーション解決サーバの機能ブロック図である。
ロケーション解決サーバ9は、ロケーション要求受信部51、通信サーバロケーション検索部52、IPアドレス送信部53、通信サーバロケーション情報記憶部55、通信サーバロケーション情報管理部56、通信サーバロケーション情報設定部57、ロケーション解決要求送信部58、ロケーション解決情報受信部59を有している。
ロケーション要求受信部51は、受信端末5から通信サーバのロケーション取得要求を受信するものである。ロケーション要求受信部51は、受信端末5からロケーション取得要求時にロケーション識別情報を受信し、通信サーバロケーション検索部52に送る。
通信サーバロケーション検索部52は、ロケーション要求受信部51によって受信したロケーション識別情報に基づき通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されている後述のIPアドレス対応表の中から対応するIPアドレスを検索するものである。
通信サーバロケーション検索部52は、対応するIPアドレスが検索できないときは、ロケーション解決要求送信部58から上位層のロケーション解決サーバへロケーション取得要求を、ロケーション識別情報を付して送る。通信サーバロケーション検索部52は、IPアドレス検索結果をIPアドレス送信部に53に送る。
IPアドレス送信部53は、ロケーション取得要求のあった受信端末5に通信サーバのロケーションであるIPアドレスを送信するものである。
通信サーバロケーション情報記憶部55は、受信端末5からロケーション取得要求があったときに、受信端末5から受信したロケーション識別情報に基づいて通信サーバのロケーション、つまりIPアドレスが特定できるように、どのような内容のロケーション識別情報の場合はどのIPアドレスを選定するかを決めるIPアドレス対応表をあらかじめ記憶しているものである。
通信サーバロケーション情報管理部56は、通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されているIPアドレス対応表を更新管理するものである。
通信サーバロケーション情報管理部56は、通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されているIPアドレス対応表を、所定時間ごとに更新し、現時点で放送されている放送BMLコンテンツに対応したIPアドレス対応表が常に通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されているように管理する。
通信サーバロケーション情報設定部57は、IPアドレス対応表の登録、削除、更新を行うものである。
通信サーバロケーション情報記憶部55の記憶するIPアドレス対応表の更新管理の方法をさらに詳しく説明する。
地上デジタル放送局1C(図1参照)は、放送予定の放送BMLコンテンツに対応して、ロケーション識別情報の内容に応じて、あらかじめ自社または地上デジタル通信事業者によって用意されている複数の通信BMLコンテンツのうちのどの通信BMLコンテンツに遷移可能とするか、つまりその通信BMLコンテンツを格納している通信サーバのIPアドレスを特定できるようにしたIPアドレス対応表を、前もってロケーション解決サーバ9の通信サーバロケーション情報設定部57に送る。
通信サーバロケーション情報設定部57は、追加のIPアドレス対応表の登録、放送BMLコンテンツに対応するIPアドレス対応表の削除をしたりするために、IPアドレス対応表の更新スケジュールを設定する。
通信サーバロケーション情報管理部56は、登録するIPアドレス対応表を格納し、通信サーバロケーション情報設定部57で設定された更新にしたがって通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されているIPアドレス対応表に追加登録、削除などして更新する。
なお、IPアドレス対応表の変更が必要なときは、通信サーバロケーション情報設定部57は、通信サーバロケーション情報管理部56に格納された対応するIPアドレス対応表を変更する。もし、変更すべきIPアドレス対応表がすでに通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されている場合は、通信サーバロケーション情報管理部56が所定時間ごとのタイムスケジュールに従った通常のIPアドレス対応表の更新とは異なる割り込みによる変更を行う。
ロケーション解決要求送信部58は、通信サーバロケーション検索部52が通信サーバロケーション情報記憶部55のIPアドレス対応表から対応するIPアドレスを検索できないとき、上位層のロケーション解決サーバへロケーション取得要求をするものである。ロケーション解決要求送信部58は、上位層のロケーション解決サーバへロケーション識別情報を送信する。
上位層のロケーション解決サーバも前記説明と同様の別のIPアドレス対応表を記憶しており、ロケーション識別情報に基づいてIPアドレスを検索できる構成である。
ロケーション解決情報受信部59は、上位層のロケーション解決サーバからIPアドレスの検索結果を受信するものである。ロケーション解決情報受信部59は、上位層のロケーション解決サーバからのIPアドレス検索結果を通信サーバロケーション検索部52に送る。
図4は、ロケーション解決サーバを階層化して配置した場合のネットワーク構成を示す図である。
図1に示したもと同じ通信サーバ11(11A、11B、11C)と通信サーバ12(12A、12B、12C)が、外部通信ネットワーク7Aに接続している。また、上位層のロケーション解決サーバ9Bが、外部通信ネットワーク7Aに接続している。
受信端末5は、外部通信ネットワーク7Aと接続した個々のローカル通信ネットワーク7Bに接続している。下位層のロケーション解決サーバ9Aは、個々のローカル通信ネットワーク7B毎に配置されている。
受信端末5が通信サーバのロケーション取得要求をする場合、まず下位層のロケーション解決サーバ9Aに接続する。ロケーション解決サーバ9Aは、通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶しているIPアドレス対応表ではIPアドレスが特定できないとき、上位層のロケーション解決サーバ9BにアクセスしてIPアドレスの提供を受ける。
(ロケーション取得の流れ)
次に、図5から図7に基づき適宜図2および図3を参照して受信端末がロケーション解決サーバからロケーションを取得して通信サーバに遷移する制御の流れを説明する。
図5は、流れ全体の概要を説明する図である。
ここでの放送BMLコンテンツ61は、たとえば視聴者参加の性格判断クイズ番組で、参加している視聴者がリモコン41のボタンを操作して選択することにより、性格が判定されていくもので、性格判断クイズの回答画面(たとえば、ローカル・イベントID“XA”)において、屋外活動が好きかどうかのYes/Noの選択項目が用意され、視聴者の選択操作に応じて、遷移先の通信BMLコンテンツを異ならせるものとする。
そのために、放送BMLコンテンツ61は、ロケーション取得要求部29が、ロケーション識別情報として、CASカードID、ローカル・イベントIDを含む番組識別情報、視聴者選択ボタン情報を動作情報記憶部24から取得するように、放送BMLコンテンツに含まれたBMLで記述指示しているものとする。
(受信端末における制御の流れ)
次に図6に基づいて、適宜図2を参照し受信端末における制御の流れを説明する。
図6は受信端末における放送BMLコンテンツから通信BMLコンテンツに遷移する場合の制御の流れを示すフローチャートである。
ステップS101では、コンテンツ受信部21が映像、音声、放送BMLコンテンツ61(図5参照)およびPSI、SI情報を受信する。コンテンツ受信部21は、受信した放送BMLコンテンツ61をコンテンツ蓄積部22、コンテンツ解析部25に送る。また、コンテンツ受信部21は、PSI、SI情報と放送BMLコンテンツ61のBML中に記述されたマークアップ・ランゲージ番組情報、つまり、受信した放送BMLコンテンツ61に係る番組識別情報を動作情報記憶部24に送る。
ステップS102では、コンテンツ蓄積部22が放送BMLコンテンツ61を蓄積する。
ステップS103では、動作情報記憶部24が、放送BMLコンテンツ61に係る番組識別情報を一時記憶する。
ステップS104では、コンテンツ解析部25が放送BMLコンテンツ61を解析する。コンテンツ解析部25は、放送BMLコンテンツ61に含まれているBMLの記述にしたがって、CASカードID、ローカル・イベントIDを含む番組識別情報、視聴者選択ボタン情報を動作情報記憶部24から読み出して、ロケーション識別情報とする指示を受信端末動作制御部26に送る。
ステップS105では、受信端末動作制御部26は、リモコン信号を受信したかどうかチェックする。受信した場合(Y)は、ステップS106へ進み、受信していない場合(N)はステップS101へ戻る。
ステップS106では、受信端末動作制御部26は、リモコン信号(dボタン)を受信したかどうかをチェックする。受信した場合(Y)は、ステップS107へ進み、受信していない場合(N)はステップS115へ進む。
ステップS115では、受信端末動作制御部26はリモコン41からの電源オフ(OFF)信号を受信したどうかチェックする。
電源オフの信号を受信した場合(Y)は一連の制御を終了する。電源オフの信号を受信しない場合(N)はステップS116進み、その他の処理をする。たとえば、リモコン操作に応じたチャンネル変更などの処理を行う。その後ステップS101に戻り制御を続ける。
ステップS106からステップS107に進んだ場合、受信端末動作制御部26は、視聴者のリモコン操作により、通信BMLコンテンツへの遷移を要求されたかどうかをチェックする。遷移を要求された場合(Y)は、ステップS108へ進み、要求されていない場合(N)はステップS114へ進む。
ステップS114では、受信端末動作制御部26が、コンテンツ提示部23を制御して、コンテンツ蓄積部22に蓄積されている放送BMLコンテンツ61を視聴者に提示させる。その後ステップS101に戻り制御を続ける。
ステップS107からステップS108に進んだ場合、受信端末動作制御部26がロケーション取得要求部29を制御して、ロケーション識別情報63(図5参照)を取得させる。つまり、ロケーション取得要求部29は、受信端末動作制御部26に指令され前記ステップS104で指示された内容の動作情報を動作情報記憶部24から取得し、ロケーション識別情報63とする。
このとき、受信端末5に、CASカード43が挿入されていない場合は、ロケーション識別情報の中にはCASカードIDが含まれていない。また、ローカル・イベントID“XA”の画面において、Yesと回答した場合と、Noと回答した場合では、ロケーション識別情報63の中に含まれる視聴者選択ボタン情報は異なる。
ステップS109では、ロケーション取得要求部29がロケーション解決サーバ9にロケーション取得要求をし、ロケーション識別情報を送る。
それに対して、ロケーション解決サーバ9は、ロケーション識別情報に基づいてIPアドレスを検索し、遷移先の通信BMLコンテンツを格納している通信サーバのIPアドレスを送り返してくる。IPアドレスを特定できなかった場合、ロケーション解決サーバ9は、ロケーション未解決として回答してくる。
ステップS110では、受信端末動作制御部26は、IPアドレス受信部30がIPアドレスを受信したかどうかチェックする。
IPアドレスを受信した場合(Y)はステップS111へ進む。IPアドレスを受信できず、ロケーション未解決の場合(N)は、ステップS116へ進み、たとえばその他の処理として、遷移先通信BMLコンテンツ取得不能を視聴者に提示して、「取消」ボタンまたは「戻り」ボタンの操作を促す。その後ステップS101に戻り、制御を続ける。
ステップS111では、通信コンテンツ取得要求部31が通信サーバ11、または通信サーバ12に通信BMLコンテンツ取得要求をする。
通信BMLコンテンツ取得要求を受けた通信サーバ11、または通信サーバ12は、通信BMLコンテンツを送信してくる。
ステップS112では、通信コンテンツ受信部32が、通信BMLコンテンツを受信する。通信コンテンツ受信部32は、受信した通信BMLコンテンツを通信コンテンツ解析部33に送る。
通信コンテンツ解析部33は、通信BMLコンテンツを解析し、受信端末動作制御部26にBML記述の制御命令を送る。また、通信BMLコンテンツをコンテンツ蓄積部22に送る。そして、コンテンツ蓄積部22が、受信した通信BMLコンテンツを蓄積する。
ステップS113では、コンテンツ提示部23が受信端末動作制御部26に制御されて、コンテンツ蓄積部22に蓄積された通信BMLコンテンツを視聴者に提示する。
ロケーション識別情報中にCASカードIDが含まれていなかった場合は、たとえば一般用の通信BMLコンテンツに遷移してその内容が提示される。
ロケーション識別情報中にCASカードIDが含まれている場合は、会員用(CASカード登録者用)の一般用とは異なった、たとえば会員割引を紹介する内容の通信BMLコンテンツに遷移してその内容が提示される。
図5に示すように、ローカル・イベントID“XA”の画面においてYesを選択していた場合は、通信サーバ11C1に格納された屋外活動のイベント情報を提示する通信BMLコンテンツを、Noを選択していた場合は、通信サーバ11C2に格納された屋内展示会、美術館などのイベント情報を提示する通信BMLコンテンツに遷移してその内容が提示される。
これにより、放送BMLコンテンツから通信サーバ上の通信BMLコンテンツへの遷移の一連の制御を終了する。
通信BMLコンテンツ提示後は、視聴者のリモコン操作を受けて、電源オフ、地上デジタル放送(TV)への切り替え、放送BMLコンテンツ提示への戻りなどがなされる。
なお、ステップS101において、コンテンツ受信部21は、放送BMLコンテンツ61中のBMLで記述されたマークアップ・ランゲージ番組情報を動作情報記憶部24に転送するものとしたが、ステップ104においてコンテンツ解析部25がBMLを解析した結果からBMLで記述されたマークアップ・ランゲージ番組情報を取得して、動作情報記憶部24に転送しても良い。
(ロケーション解決サーバにおける制御の流れ)
次に図7に基づいて、適宜図3を参照しロケーション解決サーバにおける制御の流れを説明する。
図7は、ロケーション解決サーバが受信端末からロケーション取得要求を受けてロケーションの取得を行う制御の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、ロケーション要求受信部51が、受信端末5からのロケーション取得要求を受信する。ロケーション要求受信部51は、要求に付随しているロケーション識別情報を通信サーバロケーション検索部52に送る。
ステップS202では、通信サーバロケーション検索部52が、ロケーション識別情報63(図5参照)に基づき通信サーバロケーション情報記憶部55から対応するIPアドレスを検索する。
ステップS203では、通信サーバロケーション検索部52は、IPアドレス有かどうかをチェックする。
IPアドレス有とは、通信サーバロケーション情報記憶部55に記憶されているIPアドレス対応表の中に、受信したロケーション識別情報と一致するものがあって、IPアドレスが特定できた場合を言う。
IPアドレスを特定できた場合(Y)は、ステップS206へ進み、IPアドレスを特定できなかった場合(N)はステップS204へ進む。
ステップS204では、通信サーバロケーション検索部52は、ロケーション解決要求送信部58に、上位層のロケーション解決サーバにロケーション識別情報を送信させる。
ステップS205では、通信サーバロケーション検索部52は、IPアドレス有かどうかをチェックする。ここでIPアドレス有とは、ロケーション解決情報受信部59が上位層のロケーション解決サーバの有しているIPアドレス対応表においてロケーション識別情報と一致するものがあって、IPアドレスが特定でき、IPアドレスを提供された場合を言う。
IPアドレスの提供を受けた場合(Y)は、通信サーバロケーション検索部52は、そのIPアドレスをIPアドレス送信部53に送る。また、通信サーバロケーション検索部52は通信サーバロケーション情報記憶部55において、追加のIPアドレスとロケーション識別情報の対応関係として、ロケーション識別情報の中に含まれている番組識別情報に基づいて対応するIPアドレス対応表の位置に追加記憶させる。その後、ステップS206へ進む。IPアドレスの提供を受けられなかった場合(N)は、ステップS207へ進む。
IPアドレスが特定されて、ステップS206に進んだ場合、IPアドレス送信部53が、ロケーション取得要求をしてきた受信端末5にIPアドレスを送信する。
ここでは、IPアドレスが、図5に示すように性格判断クイズ番組の回答画面(ローカル・イベントID“XA”)において視聴者がYesを選択したかNoを選択したかによって異なる。Yesの場合はIPアドレス“192.168.3.50”が、Noの場合はIPアドレス“192.168.1.40”が送信される。
IPアドレスが特定できずにステップS207へ進んだ場合、IPアドレス送信部53が、ロケーション取得要求をしてきた受信端末5にロケーション未解決と送信する。
ステップS206または207で、受信端末5からのロケーション取得要求に対する一連の制御が終了する。
以上のロケーション取得の流れの説明は、地上デジタル放送の放送BMLコンテンツから通信サーバ上の通信BMLコンテンツへの遷移の場合を例に述べたが、受信端末5におけるBSデジタル放送の放送BMLコンテンツ提示状態またはCSデジタル放送の放送BMLコンテンツ提示状態から通信BMLコンテンツへの遷移の場合も同様に行える。
ただし、BSデジタル放送の規格内だけ、またはCSデジタル放送規格内だけにおいては、通信BMLコンテンツはまだ規格化されていないため、通信BMLコンテンツへの遷移を行うことができないが、デジタル放送の3波(地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送)の全てを受信可能な共用型の受信端末などにおいては、通信BMLコンテンツについても遷移可能である。
たとえば、BSデジタル放送またはCSデジタル放送の規格において、ES(Elementary Stream:MPEGで圧縮符号化されたデータの流れ)_IDが40で、モジュールID0000に配置されたBMLコンテンツ(startup.BML)がBMLバージョン1.0で、符号化およびマルチパート化されていれば、受信したBMLコンテンツ中のECMA Scriptにて、受信端末が地上デジタル放送に対応できるかを調べた上で、ES_ID40のモジュールID0000以外のモジュール、若しくはESにおいて配置されたBMLバージョン3.0などの通信BMLコンテンツを起動させることが可能である。
サーバ型放送事業者がテレビ塔などの地上放送設備を経てデジタル放送をし、固定の受信端末で受信している場合の、放送BMLコンテンツから通信ネットワークに接続した通信サーバ上の通信BMLコンテンツへの遷移も同様に可能である。
CSデジタル放送、BSデジタル放送、またはサーバ型放送事業者のCS衛星3Bを経由したデジタル放送を、地上受信設備で受信し、CATV局を経由して固定の受信端末5で受信している場合の、放送BMLコンテンツから通信ネットワークに接続した通信サーバ上の通信BMLコンテンツへの遷移も同様に可能である。
さらに、これまでは固定の受信端末について説明したが、携帯電話端末向けデジタル放送を携帯電話で受信している場合の、放送BMLコンテンツから通信ネットワークに接続した通信サーバ上の通信BMLコンテンツへの遷移、カーナビなどの移動体端末向けデジタル放送を移動体端末で受信している場合の、放送BMLコンテンツから通信ネットワークに接続した通信サーバ上の通信BMLコンテンツへの遷移も同様に可能である。
本実施の形態のBSデジタル放送局1AとBS衛星3A、CSデジタル放送局1Bと多チャンネルCSプラットホーム2BとCS衛星3B、地上デジタル放送局1Cと地上デジタル放送設備3Cは、それぞれ本発明のデジタル放送設備を、コンテンツ受信部21はコンテンツ受信手段を、動作情報記憶部24は動作情報記憶手段を、コンテンツ解析部25と受信端末動作制御部26とロケーション取得要求部29はロケーション解決要求手段を、IPアドレス受信部30はロケーション受信手段を、通信コンテンツ取得要求部31と通信コンテンツ受信部32は通信コンテンツ要求取得手段を、通信サーバロケーション情報記憶部55と通信サーバロケーション情報管理部56と通信サーバロケーション情報設定部57は、通信サーバロケーション情報記憶手段を、ロケーション要求受信部51と通信サーバロケーション検索部52とIPアドレス送信部53とロケーション解決要求送信部58とロケーション解決情報受信部59は通信サーバロケーション検索手段を構成する。特にロケーション解決要求送信部58とロケーション解決情報受信部59は転送ロケーション取得手段を構成する。
フローチャートのステップS104、S107〜S109は本発明のロケーション解決要求手段を構成する。
また、実施の形態のIPアドレス対応表は、本発明のロケーション対応表に、通信サーバ11、12は第2の通信サーバに、通信サーバ11、12上の通信BMLコンテンツは第2の通信コンテンツに対応する。
(実施の形態の効果)
以上の実施の形態によれば、受信端末5は、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送、サーバ型放送いずれの放送BMLコンテンツ提示状態においても、受信端末5の動作情報記憶部24に記憶された動作情報に応じて、たとえば番組識別情報、CASカードIDの有無、視聴者選択ボタン情報に応じて、異なる通信サーバ上の通信BMLコンテンツに柔軟に遷移できる。
また、ロケーション解決サーバ9は、受信端末5が地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送、サーバ型放送いずれの放送BMLコンテンツ提示状態においても、受信端末5から受信したロケーション識別情報に応じて、同一の放送BMLコンテンツに対して異なるIPアドレスを送信することができる。たとえば、受信端末5側のCASカードIDの有無、視聴者選択ボタン情報などの動作情報に応じて異なる通信サーバ11、12上の通信BMLコンテンツに遷移するようにできる。
さらに、ロケーション解決サーバ9は、自身の通信サーバロケーション情報記憶部55のIPアドレス対応表でIPアドレスを特定できない場合は、上位層のロケーション解決サーバへロケーション取得要求をしてIPアドレスの提供を受けることができるので、IPアドレスを特定できる確度が高まる。
また、放送BMLコンテンツから遷移可能とされている通信BMLを提供する地上デジタル通信事業者、BSデジタル通信事業者、CSデジタル通信事業者などの各種のデジタル通信事業者のドメイン名が変更になった場合、従来のDNS方式では放送BMLコンテンツの中に記述されたドメイン名そのものを修正する必要があったが、本実施の形態では、ロケーション解決サーバ9上のIPアドレス対応表を変更するだけで容易に変更できる。その結果、従来必要であった放送BMLコンテンツ中に記載されたドメイン名の変更が不要となり、放送BMLコンテンツの管理の煩雑さが軽減できる。また、それに付随して当初の放送BMLコンテンツに対する変更時の著作権上の許可取得などの煩雑さがなくなる。
(第1の変形例)
次に、実施の形態の第1の変形例を説明する。
以上の実施の形態は、無線LAN802.11(a、b、g、xなど)、電灯線、BLUETOOTH、赤外線などの無線通信若しくは光ファイバ、同軸ケーブル、Etherケーブルなどの有線通信を利用したデジタル放送の配信を受信端末5で受信する場合にも適用できる。
この場合の受信端末5も、図1に示す通信ネットワーク7を介して通信BMLコンテンツを格納した各種の通信サーバ11、12に接続可能となっている。
そして実施の形態と同様に放送BMLコンテンツから通信BMLコンテンツに遷移することができる。
(第2の変形例)
次に本実施の形態の第2の変形例を説明する。
実施の形態および第1の変形例においては、ロケーション識別情報として番組識別情報、受信端末識別情報、視聴者選択ボタン情報を用いることとしたがこれに限定されない。個人情報、現在地情報、現在時刻情報を加えても良い。
個人情報としては、氏名、生年月日、性別、住所(郵便番号を含む)、電話番号、メールアドレス、視聴履歴情報、購入履歴情報が考えられる。このような個人情報は動作情報記憶部24の不揮発メモリに記憶させると都合が良い。
視聴履歴情報は、受信端末動作制御部26が、リモコン動作判断部28からリモコンのチャンネル操作信号を受けた時、時刻情報とともに必要な番組識別情報を動作情報記憶部24に記憶させて蓄積させれば容易に作成できる。
同様に購入履歴情報は、放送BMLコンテンツを用いて視聴者がショッピングを行ったときの記録を、受信端末動作制御部26が現在時刻情報とともに履歴として動作情報記憶部24に記憶蓄積させれば容易に作成できる。
現在地情報は、受信端末が携帯電話および移動体端末の場合には、複数の基地局で携帯電話また移動体端末からの電波を受信することにより基地局側で現在地を特定して携帯電話、移動体端末に伝える公知の技術により容易に得られる。特に移動体端末がGPS機能を有している場合は、GPS電波により移動体端末自身で現在地情報を得ることができる。
現在時刻情報は、図2に示したように受信端末5が備えている時計回路部27において、年月日、曜日、時刻が算出され、受信端末動作制御部26が読み出して、ロケーション取得要求部29に送ることにより、ロケーション識別情報の中の一つに加えることができる。
図8に、IPアドレス対応表の例を示す。最左欄に通信サーバのIPアドレス、それより右側の欄はロケーション識別情報の中身、つまりネットワークID、サービスID、番組ID、地域、性別、視聴者の年代を示している。
なお、このIPアドレス対応表を用いる場合は、通信サーバロケーション検索部52は、受信端末5から受信したロケーション識別情報に含まれる住所、生年月日を解析して、IPアドレス対応表の地域、年代の条件に合致するかどうかでIPアドレスを特定する。
このように受信端末5から受信したロケーション識別情報が、IPアドレス対応表に記述されたロケーション識別情報の部分と完全に一致せずとも、たとえば、受信した生年月日から算出した年齢が、年代条件に合致しているかどうか、受信した住所が地域条件に合致しているかどうかで、IPアドレスを特定しても良い。
さらに、受信したロケーション識別情報に対して、IPアドレス対応表の中のロケーション識別情報と合致している度合が最も高いロケーションを特定するようにしても良い。
このように、個人情報をロケーション識別情報の中に加えることにより、放送BMLコンテンツを見ている視聴者に、年齢や性別に応じた商品を紹介するような通信BMLコンテンツに柔軟に遷移可能とすることができる。また現在地や住所の情報をロケーション識別情報に加えることにより住所、現在地に応じた店舗情報、お土産情報などの紹介をするような通信BMLコンテンツに柔軟に遷移可能とすることができる。
さらに、現在時刻情報をロケーション識別情報に加えることにより、たとえば、夕食の準備をする時刻において主婦向けのレシピの紹介をするような通信BMLコンテンツに柔軟に遷移可能とすることができる。
また、ロケーション識別情報に加えた視聴履歴情報に基づき、視聴者の興味のありそうな放送番組、放送番組関連キャラクター商品などの紹介をする通信BMLコンテンツに柔軟に遷移可能とすることができる。さらに、ロケーション識別情報に加えた購入履歴情報に基づき、視聴者が好きなブランドの商品を紹介する通信BMLコンテンツに柔軟に遷移可能とすることができる。
なお、個人情報をロケーション識別情報の一部として受信端末5からロケーション解決サーバに送信するに当たっては、各情報をコード化したり、暗号化したりして送信することが望ましい。また、個人情報の送信を受信端末5側で許可または不許可と設定可能とすることが望ましい。
(第3の変形例)
次に、本実施の形態の第3の変形例を説明する。
以上の実施の形態およびその第1および第2の変形例では、受信端末5が放送BMLコンテンツを受信して提示している状態で説明したが、それに限定されない。
すでに取得してコンテンツ蓄積部22に蓄積した放送BMLコンテンツを呼び出して受信端末5で提示している状態において、通信BMLコンテンツに遷移する場合にも本発明は適用できる。
その場合は、呼び出した放送BMLコンテンツ中のBMLで記述されたマークアップ・ランゲージ番組情報を動作情報記憶部24に記憶させて、番組識別情報として用いる。
(その他の変形例)
以上の実施の形態およびその第1ないし第3の変形例においては、受信端末5がロケーション取得要求を送信すると、それを受信したロケーション解決サーバ9において、受信したロケーション識別情報に基づきIPアドレス対応表から検索してIPアドレスの特定を行うものとしたがそれに限定されない。
ロケーション解決サーバ9が複数用意され、放送BMLコンテンツにロケーション解決サーバ9のIPアドレスまたはドメイン名をBMLで記述して、ロケーション解決サーバを放送BMLコンテンツごとに任意に設定できるようにしても良い。
放送BMLコンテンツにロケーション解決サーバ9のIPアドレスが記述されている場合は、受信端末は放送BMLコンテンツ提示状態で、対応するIPアドレスのロケーション解決サーバ9にロケーション識別情報を送って通信サーバのロケーションを取得する。
放送BMLコンテンツにロケーション解決サーバ9のドメイン名が記述されている場合は、受信端末5は放送BMLコンテンツ提示状態で、DNS方式のロケーション解決サーバにアクセスして、IPアドレスを取得し、その後受信したIPアドレスのロケーション解決サーバ9にロケーション識別情報を送って通信サーバのロケーションを取得する。
このようにロケーション解決サーバ9を放送BMLコンテンツ側で指定することによって、放送BMLコンテンツ制作者側でのより柔軟なロケーション解決サーバ9の管理ができる。
たとえば、過去に放送された放送BMLコンテンツが受信端末5のコンテンツ蓄積部22に長く保存され、視聴者が高い頻度でその放送BMLコンテンツから通信BMLコンテンツへ遷移を行うことが多い場合、視聴者サービスの観点からそれに対応するロケーション解決サーバ9上のIPアドレス対応表を長く維持する必要がある。
前記のように、放送BMLコンテンツ側でロケーション解決サーバ9を振り分けることで、ロケーション解決サーバ9の容量問題を解決しやすくなる。また、一台のロケーション解決サーバ9への受信端末5からのロケーション取得要求の負荷をコントロールでき、受信端末5への早い応答が可能となる。
以上の実施の形態および変形例は、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送、サーバ型放送、通信ネットワーク利用放送の場合であったが、本発明はBMLなどのマークアップ・ランゲージで記述されたページを含むように構成されたコンテンツを送信するデジタル放送設備またはデジタル通信設備と、その受信端末と、受信端末が有線または無線を問わず接続可能なロケーション解決サーバおよび通信コンテンツを格納している通信サーバと、で構成されていれば適用可能である。
前記デジタル通信設備において、受信端末がある通信サーバ上の通信コンテンツを提示している状態で、他の通信サーバ上の通信コンテンツに遷移する場合においては、現在提示している通信コンテンツが本発明の第1の通信コンテンツに対応し、新たに遷移しようとする通信コンテンツが第2の通信コンテンツに対応する。
実施の形態に係る受信端末、通信サーバおよびロケーション解決サーバの接続関係を示す全体図である。 実施の形態に係る受信端末の機能ブロック図である。 実施の形態に係るロケーション解決サーバの機能ブロック図である。 ロケーション解決サーバを階層配置した場合を説明する図である。 受信端末がロケーション解決サーバからロケーションを取得して通信サーバに遷移する制御の流れ全体の概要を説明する図である。 受信端末における通信サーバのロケーションを取得する制御の流れを示すフローチャートである。 ロケーション解決サーバがロケーション解決を行う制御の流れを示すフローチャートである。 実施の形態の第2の変形例におけるIPアドレス対応表の構成を説明する図である。
符号の説明
1A BSデジタル放送局(デジタル放送設備)
1B CSデジタル放送局(デジタル放送設備)
1C 地上デジタル放送局(デジタル放送設備)
2B 多チャンネルCSプラットホーム(デジタル放送設備)
3A BS衛星(デジタル放送設備)
3B CS衛星(デジタル放送設備)
3C 地上放送設備(デジタル放送設備)
5、5A、5B、5C 受信端末
7、 通信ネットワーク
7A 外部通信ネットワーク
7B ローカル通信ネットワーク
9、9A、9B ロケーション解決サーバ
11A BSデジタル通信サーバ
11B CSデジタル通信サーバ
11C、11C1、11C2 地上デジタル通信サーバ
12A、12B、12C 通信サーバ
21 コンテンツ受信部(コンテンツ受信手段)
22 コンテンツ蓄積部
23 コンテンツ提示部
24 動作情報記憶部(動作情報記憶手段)
25 コンテンツ解析部(ロケーション解決要求手段)
26 受信端末動作制御部(ロケーション解決要求手段)
27 時計回路部
28 リモコン動作判断部
29 ロケーション取得要求部(ロケーション解決要求手段)
30 IPアドレス受信部(ロケーション受信手段)
31 通信コンテンツ取得要求部(通信コンテンツ要求取得手段)
32 通信コンテンツ受信部(通信コンテンツ要求取得手段)
33 通信コンテンツ解析部
41 リモコン
43 CASカード
51 ロケーション要求受信部(通信サーバロケーション検索手段)
52 通信サーバロケーション検索部(通信サーバロケーション検索手段)
53 IPアドレス送信部(通信サーバロケーション検索手段)
55 通信サーバロケーション情報記憶部(通信サーバロケーション情報記憶手段)
56 通信サーバロケーション情報管理部(通信サーバロケーション情報記憶手段)
57 通信サーバロケーション情報設定部(通信サーバロケーション情報記憶手段)
58 ロケーション解決要求送信部(通信サーバロケーション検索手段、転送ロケーション取得手段)
59 ロケーション解決情報受信部(通信サーバロケーション検索手段、転送ロケーション取得手段)
61 放送BMLコンテンツ
63 ロケーション識別情報
65 IPアドレス対応表(ロケーション対応表)

Claims (2)

  1. データ放送コンテンツを送出するデジタル放送設備と、前記データ放送コンテンツを受信する受信端末と、通信コンテンツを通信ネットワークを介して前記受信端末に送信する通信サーバと、前記受信端末からの要求に基づいて前記通信サーバのロケーションを前記通信ネットワークを介して前記受信端末に送信するロケーション解決サーバとから構成されるデジタル放送システムにおけるロケーション解決サーバであって、
    前記受信端末から要求の通信サーバのロケーションを特定可能とする当該ロケーションを直接明示しないロケーション識別情報を、当該ロケーションに対応付けしたロケーション対応表をあらかじめ記憶する通信サーバロケーション情報記憶手段と、
    前記受信端末から送られてきた前記ロケーション識別情報に基づき、前記ロケーション対応表から当該ロケーションを検索して前記受信端末に送信する通信サーバロケーション検索手段と、を備え、
    前記ロケーション識別情報は、前記データ放送コンテンツに付随する番組特定情報および番組配列情報である番組識別情報と、前記受信端末を識別できる受信端末識別情報と、リモコンの操作内容を示す視聴者選択ボタン情報とを含むことを特徴とするデジタル放送システムにおけるロケーション解決サーバ。
  2. 前記通信サーバロケーション検索手段は、前記通信サーバのロケーションを他のロケーション解決サーバにおいて特定させて取得する転送ロケーション取得手段を有し、
    前記通信サーバロケーション情報記憶手段に記憶されたロケーション対応表では、前記受信端末から要求されたロケーションを特定できない場合は、前記転送ロケーション取得手段が他のロケーション解決サーバに対してロケーション取得要求をしてロケーションを取得することを特徴とする請求項に記載のデジタル放送システムにおけるロケーション解決サーバ。
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