JP2005173160A - 像振れ補正装置および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一律に増幅ゲインを大きくすると、像振れ補正装置の駆動特性が悪化してしまう。
【解決手段】 光学素子を駆動して振動に伴う像振れを補正する像振れ補正装置であって、振動を検出する振動検出手段と、光学素子を駆動する駆動機構と、振動検出手段の出力に基づいて駆動機構を制御する制御手段と、重力方向に対する装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを有し、制御手段は、姿勢検出手段の出力に応じて駆動機構の駆動特性を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ等の光学機器に搭載され、像振れを補正する像振れ補正装置に関するものである。
現在のカメラは露出決定やピント合せ等の撮影にとって重要な作業は全て自動化されているため、カメラの操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性は非常に少なくなっている。また最近では、カメラに加わる手振れによって生じる像振れを補正するシステムも研究されており、撮影者の撮影失敗を誘発する要因は殆ど無くなってきている。
ここで、手振れによる像振れを補正するシステムについて簡単に説明する。撮影時のカメラの手振れは、周波数として通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタのレリーズ時点においてこのような手振れを起こしていても像振れの無い写真を撮影可能とするためには、第1に手振れによるカメラの振動(具体的には、加速度や速度等)を正確に検出し、この検出結果に応じてカメラの振動による光軸変化を、補正レンズを変位させることで補正する必要がある。
図5は従来の像振れを補正するシステム(補正光学ユニットや振動検出センサ等を備えた像振れ補正装置)の概略構成を示す斜視図であり、図中の矢印81pに示すカメラ縦振れ及び矢印81yに示すカメラ横振れによる像振れを補正するシステムを示すものである(特許文献1参照)。
すなわち、このシステムにおいて、補正光学装置85(補正レンズに推力を与えるコイル87p、87yおよび補正レンズの位置を検出する位置検出素子86p、86yを有する)は、カメラ縦振れ振動およびカメラ横振れ振動をそれぞれ検出(振動検出方向を矢印84p、84yで示す)する振動検出センサ83y、83pの出力を目標値として駆動され、像面88での像振れを補正する。
図6は従来の像振れ補正制御を説明するためのブロック概念図である。
同図において、目標位置信号(振れ信号)dINが入力されると演算部により増幅ゲインが含まれる力係数Kが積算され目標位置まで補正光学系を駆動するための駆動信号Fとして補正光学装置に出力される。駆動信号Fによって補正光学系が駆動されると、補正光学装置内の機械的積分作用により加速度信号a、速度信号v、変位信号dOUTを生じる。
補正光学装置内では摩擦力及び速度に対応した粘性力Cが加算点P2に反転入力されてフィードバックループを形成する。また、演算部内では変位信号dOUTが加算点P1に反転入力されることによるフィードバックループが形成される。つまり、増幅ゲインを変更して力係数Kを変更し、駆動信号Fを変更することにより補正光学系の駆動特性を変更することができる。
ここで、図6に示す概念図からゲイン(入力信号dINに対する出力信号dOUTの振幅比)及び位相(入力信号dINに対する出力信号dOUTの位相遅れ)を式で表すと下記のようになる。
上記式(1)、(2)からわかるように、補正光学装置内の摩擦力及び速度に対応した粘性力Cが大きくなるとゲインが小さくなり、位相遅れが大きくなることがわかる。また、増幅ゲインを大きくして力係数Kを大きくすると、共振周波数が高周波側にシフトするとともにゲインは増え、位相遅れが少なくなる。すなわち、駆動特性がよくなることがわかる。
図7は従来の像振れ補正装置の特性を説明した図であり、図7(a)がゲイン(入力信号dINに対する出力信号dOUTの振幅比)を示した図、図7(b)が位相(入力信号dINに対する出力信号dOUTの位相遅れ)を示した図である。
図7(a)において、101は像振れ補正装置が水平状態(重力方向が光軸に対して直交する方向となっている状態)の場合のゲイン特性を示し、102は像振れ補正装置が上向き状態(重力方向が光軸方向となっている状態)の場合のゲイン特性を示す。図7(b)において、103は像振れ補正装置が上記水平状態の場合の位相特性を示し、104は像振れ補正装置が上記上向き状態の場合の位相特性を示す。
これらの図を見ればわかるように像振れ補正装置が上向き状態の場合は、水平状態の場合よりも駆動特性が悪くなっていることがわかる。
つまり、像振れ補正装置が上向き状態では、補正光学系を支持する支持ピンと、この支持ピンと係合する部材との間の摩擦力が増大するため、補正光学装置内での駆動力に反転入力される力(粘性力C)が増大することとなり、上記式(1)、(2)からわかるように、結果的に補正光学系の駆動特性が悪化することになる。
このため、駆動特性を良好とさせるためには、増幅ゲインを増やして補正光学装置に入力する駆動力を増やすことが考えられる。
特開平5-215992号公報(段落番号0008、0009、第8図)
図8は、像振れ補正装置が水平状態にある場合において、一律に増幅ゲインを上げたときのゲイン(入力信号dINに対する出力信号dOUTの振幅比)の特性(a)と、位相(入力信号dINに対する出力信号dOUTの位相遅れ)の特性(b)を示したものである。
図8(a)において、101に示すゲイン特性は上述した図7(a)に示すゲイン特性に相当し、105は像振れ補正装置が水平状態にある場合において、増幅ゲインを増やしたときのゲイン特性を示す。図8(b)において、103に示す位相特性は、上述した図7(b)に示す位相特性に相当し、106は像振れ補正装置が水平状態にある場合において、増幅ゲインを増やしたときの位相特性を示す。
これらの図を見ればわかるように、像振れ補正装置が水平状態および上向き状態のうちいずれの状態にあるかに関わらず、増幅ゲインを増やしてしまうと、補正光学系を支持する支持ピンと、この支持ピンと係合する部材との間の摩擦力が少ない水平状態では、式(1)、(2)から分かるように摩擦力の項Cが小さいにもかかわらずKが増えるため、共振周波数が高周波側にシフトするとともに共振周波数帯でのゲインのピークが上がりすぎてしまい、発振してしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は、重力が加わる方向に関係なく、手振れ周波数領域における補正光学系の駆動特性を良好にすることのできる像振れ補正装置を提供することにある。
本発明は、光学素子を駆動して振動に伴う像振れを補正する像振れ補正装置であって、振動を検出する振動検出手段と、光学素子を駆動する駆動機構と、振動検出手段の出力に基づいて駆動機構を制御する制御手段と、重力方向に対する該装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを有し、制御手段は、姿勢検出手段の出力に応じて駆動機構の駆動特性を変更することを特徴とする。
また、本発明の光学機器は、上記の像振れ補正装置と、光学素子を含む光学系とを有することを特徴とする。
本発明によれば、姿勢検出手段の出力に応じて駆動機構の駆動特性(例えば、ゲイン特性や位相特性)を変更することにより、従来のように像振れ補正装置の姿勢に関わらず一律に増幅ゲインを上げてしまうことによる装置の駆動特性の悪化を防止することができる。
すなわち、振動検出手段の出力から得られる振れ信号と増幅ゲインデータとに基づいて、駆動機構を駆動するための駆動信号を生成し、姿勢検出手段の出力に応じて、増幅ゲインデータの値を変更することで、良好な駆動特性を得ることができる。
具体的には、姿勢検出手段の出力に対し、駆動機構内で発生する光学素子の駆動に対する抵抗力が大きいほど増幅ゲインデータの値を大きくすることで、良好な駆動特性を得ることができる。これは、上記の抵抗力が小さければ、増幅ゲインデータの値を大きくさせることはなく、従来のように像振れ補正装置が水平状態(抵抗力が小さい状態)において、増幅ゲインデータの値を大きくさせることによるゲインのピークの上昇を抑えることができる。
姿勢に応じた増幅ゲイン値を記憶したメモリを設け、制御手段において、メモリから姿勢検出手段の出力に応じた増幅ゲイン値を読み出すようにすれば、像振れ補正装置の姿勢に応じた駆動信号を容易に生成することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例1である像振れ補正装置を搭載した交換レンズと、該交換レンズが着脱可能に装着されるカメラとで構成されるカメラシステムにおける回路構成を示すブロック図である。図2は、本実施例におけるカメラシステムの一連の動作(撮影動作)を示すフローチャートであり、図3は、本実施例における像振れ補正装置の特性を説明した図である。
図1において、200はカメラ、300は交換レンズを示している。まず、カメラ200内の構成について説明する。
201はマイクロコンピュータで構成されるカメラCPUで、後述の如くカメラ200内に設けられた種々の回路の動作を制御するとともに、カメラ200に交換レンズ300が装着されているときには、カメラ接点群202を介してレンズCPU301との通信を行う。
カメラ接点群202は、交換レンズ300に対して信号の送受信を行うための信号伝達接点202aと、カメラ200側の電源209から交換レンズ300側に電源を供給するための電源用接点202bと、交換レンズ300側とつながり接地されているグランド用接点202cとで構成されている。
203は外部より操作可能な電源スイッチであり、この電源スイッチ203がON状態になると、カメラCPU201が起動することでカメラシステム内の各アクチュエータ、センサや回路等への電源が供給され、カメラシステムが動作可能な状態となる。
204は外部より操作可能な2段ストローク式のレリーズ操作部材で、この出力信号はカメラCPU201に入力される。
カメラCPU201は、レリーズ操作部材204の第1ストローク操作に応答するスイッチSW1がON状態であれば、撮影準備動作を行う。この撮影準備動作としては、例えば、カメラCPU201が測光回路205の駆動を制御することによって被写体輝度の測定を行わせ、この測定結果に基づいて露出値の演算を行う。また、カメラCPU201は、後述する焦点検出回路208の駆動を制御することによって撮影光学系の焦点調節状態を検出し、この検出結果に基づいて交換レンズ300内に設けられた合焦レンズの駆動を制御することによって撮影光学系を合焦状態とする。
一方、第2ストローク操作に応答するスイッチSW2がON状態になると、カメラCPU201は、交換レンズ300内のレンズCPU301(交換レンズ300内に設けられた種々の回路やユニットの動作を制御するとともに、交換レンズ300がカメラ200に装着されたときにはレンズ接点群302を介してカメラCPU201との通信を行うもの)に後述の絞り動作命令に関する信号を送信する。また、カメラCPU201は、露光回路206に露光開始命令(具体的には、シャッタ速度等)に関する信号を送信することで露光動作(不図示のシャッタの開閉動作によるフィルムへの露光)を行わせ、露光回路206から露光終了信号を受信すると給送回路207に給送開始命令を送信してフィルムを1駒分、巻上げる動作を行わせる。
本実施例では、フィルムを用いたカメラ200について説明したが、フィルムの代わりにCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子を用いることもできる。
208は焦点検出回路であり、スイッチSW1がON状態となることに応じてカメラCPU201から送信されてくる焦点検出開始命令に従って、撮影画面内に設けられた焦点検出エリアに対応した被写体に関して撮影光学系の焦点調節状態を検出し、この検出結果に基づいて撮影光学系を合焦状態とするために必要な合焦レンズの移動量を決定する。この合焦レンズの移動量に関する情報は、カメラCPU201に送信される。
次に、交換レンズ300内における構成について説明する。
302は、交換レンズ300内に設けられたレンズ接点群であり、カメラ200に対して信号の送受信を行うための信号伝達接点302aと、カメラ200側から電源供給を受けるための電源用接点302bと、カメラ200側とつながり接地されるグランド用接点302cとで構成されている。
303は外部より操作可能なISスイッチで、後述の像振れ補正動作(IS動作ともいう)を行うか否かを選択するためのスイッチであり、ON状態でIS動作の設定を行うことができる。
304は振動検出ユニット(振動検出手段)であり、レンズCPU301からの命令に従いカメラ200(カメラシステム)の縦振れ(ピッチ方向の振れ)及び横振れ(ヨー方向の振れ)を加速度あるいは速度等として検出する振動検出部304aと、この振動検出部304aの出力信号を電気的あるいは機械的に積分した変位を示す振れ信号をレンズCPU301に出力する演算出力部304bとで構成されている。
305は、例えば加速度センサからなり、カメラ(カメラシステム)の重力方向を検知する姿勢センサ(姿勢検出手段)である。この姿勢センサ305は、レンズCPU301の命令に基づいてカメラの重力方向を検知し、この結果をレンズCPU301に出力する。なお、加速度センサによる姿勢の検出方法については、図9及び図10を用いて後述する。
306は増幅ゲイン可変回路であり、姿勢センサ305の出力(重力検出値)に基づいてレンズCPU301内のメモリ301aにあらかじめ記憶しておいた増幅ゲインテーブルより重力検出値に対応した増幅ゲイン値を読み出し、この値を補正光学ユニット307に入力する駆動信号を生成する際の力係数内の増幅ゲインとして設定する(図6参照)。
なお、本実施例では、メモリ301aをレンズCPU301に内蔵しているが、レンズCPU301とは別に設けてもよい。また、本実施例では、メモリ301a内に予め記憶された増幅ゲインテーブルから重力検出値に対応した増幅ゲイン値を読み出しているが、重力検出値から該値に対応した増幅ゲイン値を演算によって求めるようにしてもよい。ただし、増幅ゲインテーブルから重力検出値に対応した増幅ゲイン値を読み出すようにすれば、処理速度を向上させることができる。
ここで、レンズCPU301および増幅ゲイン可変回路306によって、本願請求項に記載の制御手段に相当するコントローラ310が構成される。
307は補正光学ユニットであり、図4に示すように、補正レンズLと、支持枠1と、補正レンズLをピッチ方向及びヨー方向に駆動するための永久磁石7、8、ヨーク5、6およびコイル2とを有している。ここで、補正光学ユニット307の構成について図4を用いて説明する。なお、図4は、補正光学ユニット307の概略構成を示す断面図である。
図4において、Lは撮影光学系内に配置される補正レンズ(光学素子)である。1は補正レンズLを支持する支持枠であり、支持枠1にはコイル2が接着等により固定されている。また、支持枠1には、支持ピン3が圧入等の固定方法によって、例えば、支持枠1の周方向において均等な角度範囲の3箇所の位置に固定されている。
支持ピン3は、後述する地板4に形成されたカム穴部4aに係合することによって、補正レンズL、支持枠1及びコイル2で構成されるユニットの光軸方向における変位を阻止するとともに、上記のユニットが光軸に直交する面内で動作できるように支持している。
補正レンズLは支持枠1に支持されているため、支持枠1に設けられた支持ピン3を介して地板4に支持される。そして、永久磁石7、8やヨーク5、6等による駆動機構によって、補正レンズL及び支持枠1がピッチ方向及びヨー方向に駆動され、像振れが補正される。
4は地板であり、コイル2の対向面において、永久磁石7、8が吸着したヨーク5、6がネジ止め等により固定されている。9は地板4に回転可能に支持されたロックリングであり、このロックリング9にはコイル10が接着等により固定されている。
11aおよび11bはそれぞれ吸着ヨーク及び吸着コイルであり、地板4にネジ止め等で固定されている。コイル10及び吸着コイル11bに通電されていない場合、ロックリング9は不図示のチャージバネの付勢力により支持枠1を係止する方向に回転して、ロックリング9に設けられた不図示の係止突起部と支持枠1の係止突起部が係合することにより、支持枠1は地板4に対してロック(位置決め)された状態(係止状態)となる。
一方、コイル10及びコイル10との対向面に設けられ、不図示の永久磁石が吸着されたヨーク等に通電が行われると、ロックリング9が支持枠1との係止状態を解除する方向に回転することで、ロックリング9に設けられた不図示の係止突起部と支持枠1の係止突起部とが非係止状態となる。これにより、支持枠1は、動作可能な状態となる。
ここで、吸着コイル11bに通電が行われると、吸着ヨーク11aとロックリング9に設けられた不図示の金属片が吸着することでロックリング9は非係止状態に保持される。
12はプリント基板であり、補正レンズLの位置を検出するためのPSDや各種電気素子が実装されている。
図1において、308は合焦ユニットであり、光軸方向に移動可能な合焦レンズ308bと、レンズCPU301の出力(カメラCPU201から送信された合焦レンズの移動量に対応する)に基づいて合焦レンズ308bの駆動を制御する制御回路308aとで構成されている。
309は絞りユニットであり、交換レンズ300内における光通過口の開口領域を形成する絞り部材309bと、レンズCPU301の出力(カメラCPU201から送信された絞り上方に対応する)に基づいて絞り部材309bの駆動を制御する制御回路309aとで構成されている。
次に、本実施例におけるカメラシステムの動作(カメラCPU201及びレンズCPU301の動作)について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS5001において、カメラCPU201は、電源スイッチ203がON状態であるか否かを判別する。この結果、電源スイッチ203がON状態であれば、カメラ200内の電源209から、カメラ200内の電気部品や交換レンズ300に電源供給がなされ、カメラ200と交換レンズ300との間で通信が開始される。
ここで、カメラ200内に新しい電池が装填された場合や、カメラ200に交換レンズ300が装着された場合も同様に、カメラ200内の電源209から交換レンズ300への電源供給がなされ、カメラ200と交換レンズ300との間で通信が開始される。
上記の様にカメラ200と交換レンズ300との間で通信が開始されると、ステップS5002において、カメラCPU201はレリーズ操作部材204の第1ストロークによりスイッチSW1がON状態となるまで待機し、ON状態となったときにステップS5003へ進む。
ステップS5003において、レンズCPU301は、ISスイッチ303がON状態(IS動作選択)になっているか否かを判別する。ここで、IS動作の選択がなされていればステップS5004へ進み、IS動作選択がなされていなければステップS5020へ進む。
ステップS5004では、レンズCPU301が内部タイマをスタートさせ、ステップS5005にて、姿勢センサ305を介してカメラシステムの重力方向を検知する。
ステップS5006では、ステップS5005で得られた重力方向に基づいて増幅ゲインを決定する。具体的には、姿勢センサ305の出力(重力検出値)をもとに、レンズCPU301内のメモリ301aにあらかじめ記憶しておいた増幅ゲインテーブルより重力検出値に対応した増幅ゲイン値を読み出し、その値を補正光学ユニット307に入力する駆動信号を生成する際の力係数内の増幅ゲインとして設定する。
換言すれば、補正光学ユニット307にかかる重力の影響が大きくなるにしたがって(例えば、カメラシステムが水平状態から上向き状態に移行するにしたがって)増幅ゲインを段階的に大きくし、補正光学ユニット307の駆動力を段階的に大きくするようにしている。このように、本実施例では、補正光学ユニット307にかかる重力の影響に応じて、増幅ゲインを段階的に大きくしているため、従来のように一律に増幅ゲインを大きくした場合のようにゲインのピーク値が上昇してしまうのを防止することができる。しかも、重力の影響に応じて増幅ゲインを段階的に大きくすることで、重力の影響に応じたゲイン特性や位相特性を得ることができ、良好な駆動特性を得ることができる。
ステップS5007では、カメラCPU201が測光回路205や焦点検出回路208を駆動して測光情報や撮影光学系の焦点調節情報を得る。また、レンズCPU301は、カメラCPU201との通信によって上記の焦点調節情報を受信し、この焦点調節情報に基づいて合焦ユニット308を駆動して合焦動作を行う。
また、レンズCPU301は、振動検出ユニット304を介してカメラシステムの振れ検出を開始させる。さらに、補正光学ユニット307を駆動して振れ補正動作が可能な状態とする。すなわち、図4に示すようにコイル10及び吸着コイル11bに通電を行うことによって、ロックリング9および支持枠1の係合を解除し、これにより補正レンズLは光軸に直交する面内において動作可能となる。
ステップS5008では、レンズCPU301が上記タイマの計時内容が所定の時間T1に達したか否かを判別し、T1に達するまでこのステップで待機する。これは、振動検出ユニット304の出力が安定するまでの時間を確保するためである。
所定の時間T1が経過すると、ステップS5009において、レンズCPU301は振動検出ユニット304(演算出力部304b)の出力による目標値信号と、補正光学ユニット307に設けられた位置検出センサ(上述したPSD等)の出力に基づいて、増幅ゲイン可変回路306により駆動方向毎(ピッチ方向およびヨー方向)に設定された電流値内で補正光学ユニット307の駆動を制御、つまり補正レンズLの駆動による振れ補正制御を開始する。
ステップS5010では、カメラCPU201がレリーズ操作部材204の第2ストローク操作に応答するスイッチSW2がON状態であるか否かを判別し、ON状態であればステップS5011へ進み、OFF状態であればステップS5012に進む。
ステップS5011では、レンズCPU301が絞りユニット309の駆動を制御することによって絞り部材309bによって形成される開口径を設定するとともに、カメラCPU201が露光回路206の駆動を制御することによってフィルムへの露光動作を行わせる。なお、撮像素子を用いた場合には、被写体光が撮像素子で受光され、受光量に応じた電荷が蓄積された後に、蓄積された電荷の読み出しが行われる。この読み出された信号は、カメラ200内に設けられた信号処理回路によって所定の信号処理(例えば、色処理)が施され、カメラ200に設けた表示部に撮影画像として表示されたり、記録媒体に記録されたりする。
ここで、ステップS5011での露光動作が行われている間は、振れ補正光学ユニット307において補正レンズLが光軸と直交する面内を移動することで、カメラシステムに加わる振れによって生じる像振れが補正される。
ステップS5012では、再びスイッチSW1がON状態となっているか否かの判別を行い、スイッチSW1がON状態であればステップS5010に戻り、スイッチSW1がOFF状態であればステップS5013に進む。
ステップS5013において、レンズCPU301は振れ補正制御を停止させ、ステップS5014にて、コイル10及び吸着コイル11への通電を遮断することによりロックリング9を支持枠1に係合させて、補正光学ユニット307内の補正レンズLを所定の位置(光軸中心位置)に保持させる。
この様に露光動作を終了すると、ステップS5012にて、カメラCPU201がスイッチSW1のON/OFF状態を判別し、スイッチSW1がOFF状態であれば、上述したようにステップS5013へ進む。そして、レンズCPU301が振れ補正制御を停止し、ステップS5014にて、補正光学ユニット307(補正レンズL)を所定の位置(光軸中心位置)に保持させるようにコイル10及び吸着コイル11への通電を遮断する。
以上の動作を終了するとステップS5015へ進み、レンズCPU301が上記の内部タイマを一旦リセットして再度スタートさせ、ステップS5016及びS5017にて、再びスイッチSW1が所定時間T2内にON状態になったか否かの判別を行う。ここで、振れ補正を停止してから所定時間T2以内に再度スイッチSW1がON状態となったならばステップS5018へ進む。
ステップS5018において、カメラCPU201は、測光回路205の駆動制御を行うことによって被写体輝度の検出を行うとともに、焦点検出回路208の駆動制御を行うことによって撮影光学系の焦点調節状態を検出する。また、レンズCPU301は、カメラCPU201からの命令に基づいて合焦ユニット308の駆動回路308aの駆動制御を行うことによって合焦レンズ308bを所定の合焦位置まで移動させる。さらに、レンズCPU301は、補正光学ユニット307の駆動制御を行うことによって上述したように補正レンズLの係止状態を解除する。
ここで、振動検出ユニット304による振れ検出はそのまま継続されているため、ステップS5009に進んで、直ちに目標値信号と位置検出センサの出力(補正レンズLの現在位置に関するデータ)に基づいて補正レンズLを駆動し、振れ補正動作を再び開始する。以下は前述と同様の動作を繰り返す。
このような処理を行うことにより、撮影者のレリーズ操作部材204の操作によってスイッチSW1がON状態からOFF状態になった後に再度スイッチSW1がON状態になった場合において、スイッチSW1がON状態となるたびに振動検出ユニット304を起動することで、振動検出ユニット304の出力が安定するまで待機するといった不都合を無くすことが可能になる。
一方、ステップS5016において、振れ補正動作を停止させてから所定時間T2以内にスイッチSW1がON状態とならなかった場合には、ステップS5019へ進み、振れ検出を停止(振動検出ユニット304の動作を停止)する。その後はステップS5002に戻り、スイッチSW1がON状態となるまで待機する。
また、ステップS5003にてIS動作の選択がなされていなければステップS5020へ進み、カメラCPU201が測光回路205および焦点検出回路208を介して測光動作や焦点調節状態の検出を行う。そして、レンズCPU301が、焦点調節状態の検出結果に応じて合焦レンズ308bを合焦位置まで移動させる合焦動作を行う。
そして、ステップS5021にて、カメラCPU201がスイッチSW2がON状態となっているか否かを判別し、OFF状態であればステップS5023へ進み、再びスイッチSW1がON状態であるか否かの判別を行い、スイッチSW1がON状態でなければステップS5002に戻り、スイッチSW1がON状態となるまで待機する。
一方、ステップS5021にてスイッチSW2がON状態となっていないが、ステップS5023にてスイッチSW1がON状態である場合にはステップS5021へ戻る。そして、ステップS5021にて、スイッチSW2がON状態であることを検知すると、ステップS5022へ進み、レンズCPU301が絞りユニット309を制御(絞り部材309bを駆動)すると共にカメラCPU201が露光回路206を駆動して露光動作を行う。
そして、ステップS5023へ進み、カメラCPU201がスイッチSW1のON/OFF状態を判別し、その判別結果に基づいてステップS5002又はステップS5021へ戻る。
本実施例のカメラシステムでは、電源スイッチ203がOFF状態となるまで上述した一連の動作を繰り返し、OFF状態になるとカメラCPU201とレンズCPU301との通信が終了し、カメラ200から交換レンズ300への電源供給が終了する。
図3は本実施例における像振れ補正装置の特性を説明した図であり、図3(a)がゲイン(入力信号dINに対する出力信号dOUTの振幅比)を示した図、図3(b)が位相(入力信号dINに対する出力信号dOUTの位相遅れ)を示した図である。
図3(a)において、101は補正光学ユニット307にかかる重力の影響が少ない場合の一例である、像振れ補正装置(カメラシステム)が水平状態(図4において重力方向がA方向の状態)の場合において、姿勢センサ305の出力(重力検出値)に基づいて、レンズCPU301のメモリ301a内にあらかじめ記憶しておいた増幅ゲインテーブルより重力検出値に対応した増幅ゲイン値を設定した場合のゲイン特性を示す。
102は補正光学ユニット307にかかる重力の影響が大きい場合の一例である、像振れ補正装置が上向き状態(図4において重力方向がB方向の状態)の場合において、従来の増幅ゲインとした場合のゲイン特性を示す。
107は補正光学ユニット307にかかる重力の影響が大きい場合の一例である、像振れ補正装置が上向き状態(図4において重力方向がB方向の状態)の場合において、姿勢センサ305の出力(重力検出値)に基づいて、レンズCPU301のメモリ301a内にあらかじめ記憶しておいた増幅ゲインテーブルより重力検出値に対応した増幅ゲイン値を設定した場合のゲイン特性を示す。
図3(b)において、103は補正光学ユニット307にかかる重力の影響が少ない場合の一例である、像振れ補正装置が水平状態(図4において重力方向がA方向の状態)の場合において、姿勢センサ305の出力(重力検出値)に基づいて、レンズCPU301のメモリ301a内にあらかじめ記憶しておいた増幅ゲインテーブルより重力検出値に対応した増幅ゲイン値を設定した場合の位相特性を示す。
104は補正光学ユニット307にかかる重力の影響が大きい場合の一例である、像振れ補正装置が上向き状態(図4において重力方向がB方向の状態)の場合において、従来の増幅ゲインとした場合の位相特性を示す。なお、像振れ補正装置が下向きの状態の場合も上向き状態の場合と同様である。
108は補正光学ユニット307にかかる重力の影響が大きい場合の一例である、像振れ補正装置が上向き状態(図4において重力方向がB方向の状態)の場合において、姿勢センサ305の出力(重力検出値)に基づいて、レンズCPU301のメモリ301内にあらかじめ記憶しておいた増幅ゲインテーブルより重力検出値に対応した増幅ゲイン値を設定した場合の位相特性を示す。
これらの図を見ればわかるように、重力検出値に対応した増幅ゲイン値を設定した場合には、補正光学系(補正レンズLおよび支持枠1)を支持している支持ピン3と地板4に設けられたカム穴部4aとの間の摩擦力が増加するため、上記式(1)、(2)からわかるように摩擦力の項Cが大きくなった分に対応した分だけKを増やすことで共振周波数が高周波側にシフトして、かつゲインがおさえられる。このため、通常使用領域における像振れ補正装置の駆動特性が重力の影響が少ない場合と同等となり、良好な駆動特性とすることが可能となる。
図9は、重力方向を検知するための姿勢センサ305の一例である加速度センサの構造を示す図で、図10は図9に示す加速度センサの検出軸と重力の関係を示す図であり、ここでは加速度センサにより姿勢検知を行うようにしている。
加速度センサの原理は、一般的にセンサ基台に対して適当なバネ系とダンパ系を介してオモリが取り付けられ、センサ基台に対するオモリの変位を電気信号に変換するようになっている。そして、オモリの変位を電気信号に変換する機構によって圧電式・動電式・光電式・歪抵抗式・静電容量式・サーボ式などがあり、応用目的に応じた各種の大きさ・構造・特性の加速度センサが従来から開発されている。
図9に示す加速度センサは、歪抵抗式の半導体加速度センサ401であり、シリコンウエハなどを半導体プロセスによって加工して製作されている。オモリ部402はビーム403によってフレーム部404に片持ち状態で支持されている。ビーム403には、ピエゾ抵抗素子405が配設されており、フレーム部404の両面にはガラス基板406、407が接合されている。オモリ部402の変位はピエゾ抵抗素子405によって電気信号に変換され、不図示の回路から出力されるようになっている。
多くの加速度センサにおけるオモリ部の変位方向はほぼ直線であり、この変位方向を検出軸あるいは最大感度軸と呼ぶ。そして、検出軸が重力加速度方向に対して完全に直交した配置(検出軸が水平になる配置)でないかぎり、重力加速度による直流成分が出力される。つまり、図10に示すように加速度センサ401の検出軸が重力Gの方向に対して90度とならない角度θをなしていると、加速度センサ401は検出軸に平行な重力成分(Gcosθ)に感応することになり、センサ出力はセンサ401の傾きに応じて角度θに対応した直流成分となる。
このような加速度センサ401を用いることにより、カメラ(カメラシステム)の姿勢を細かく検出することができる。
以上が本実施例におけるカメラシステムの構成であるが、本発明は、本実施例の構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればどのようなものであってもよいことは言うまでもない。
すなわち、上述した実施例では、補正光学ユニット307の重力方向を検知するセンサとして歪抵抗式の半導体加速度センサを用いているが、これに限定されるものではなく、上述したように他の方式の加速度センサを用いることもできる。また、上述した実施例におけるソフト構成とハード構成を、適宜置き換えることができる。
また、本発明は、一眼レフカメラ、レンズシャッタカメラ、ビデオカメラ等の光学機器に適用することができる。さらに、各請求項記載の発明または実施の各形態の構成が、全体として一つの装置を形成する様なものであっても、又は、分離もしくは他の装置と結合するようなものであっても、又は、装置を構成する要素のようなものであってもよい。例えば、カメラに振れ検出ユニットを設け、交換レンズに他の振れ補正装置の構成要素を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施例における補正光学系では、光軸に垂直な面内で補正レンズL(光学部材)を動かすシフト光学系について説明したが、両端に位置する光学部材の光軸に対する傾き角度を変えて像振れを補正する可変頂角プリズム等の光束変更手段を用いてもよい。
本発明の実施例1である像振れ補正装置を搭載した交換レンズとカメラの回路構成を示すブロック図である。 実施例1のカメラシステムにおける一連の動作を示すフローチャートである。 実施例1における像振れ補正装置の特性を説明した図(a、b)である。 補正光学ユニットの概略構成を示す断面図である。 従来の像振れを補正するシステムの概略構成を示す斜視図である。 従来の像振れ補正制御のブロック概念図である。 従来の像振れ補正装置の特性を説明した図(a、b)である。 従来の像振れ補正装置において増幅ゲインを一律に上げた場合の特性を説明した図(a、b)である。 実施例1において、重力方向を検知するための加速度センサの構造を示す図である。 上記の加速度センサの検出軸と重力の関係を示す図である。
符号の説明
201:カメラCPU
301:レンズCPU
304:振動検出ユニット
305:姿勢センサ
306:増幅ゲイン可変回路
307:補正光学ユニット

Claims (9)

  1. 光学素子を駆動して振動に伴う像振れを補正する像振れ補正装置であって、
    前記振動を検出する振動検出手段と、
    前記光学素子を駆動する駆動機構と、
    前記振動検出手段の出力に基づいて前記駆動機構を制御する制御手段と、
    重力方向に対する該装置の姿勢を検出する姿勢検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記姿勢検出手段の出力に応じて前記駆動機構の駆動特性を変更することを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記制御手段は、前記振動検出手段の出力から得られる振れ信号と増幅ゲインデータとに基づいて、前記駆動機構を駆動するための駆動信号を生成し、
    前記姿勢検出手段の出力に応じて、前記増幅ゲインデータの値を変更することを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記制御手段は、前記姿勢検出手段の出力に対し、前記駆動機構内で発生する前記光学素子の駆動に対する抵抗力が大きいほど前記増幅ゲインデータの値を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記姿勢に応じた前記増幅ゲイン値を記憶したメモリを有し、
    前記制御手段は、前記メモリから前記姿勢検出手段の出力に応じた増幅ゲイン値を読み出すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の像振れ補正装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の像振れ補正装置と、
    前記光学素子を含む光学系とを有することを特徴とする光学機器。
  6. 光学素子を駆動して振動に伴う像振れを補正する光学機器であって、
    前記光学素子を駆動する駆動機構と、
    前記振動を検出する振動検出手段の出力に基づいて前記駆動機構を制御する制御手段と、
    重力方向に対する該光学機器の姿勢を検出する姿勢検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記姿勢検出手段の出力に応じて前記駆動機構の駆動特性を変更することを特徴とする光学機器。
  7. 前記制御手段は、前記振動検出手段の出力から得られる振れ信号と増幅ゲインデータとに基づいて、前記駆動機構を駆動するための駆動信号を生成し、
    前記姿勢検出手段の出力に応じて、前記増幅ゲインデータの値を変更することを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
  8. 前記制御手段は、前記姿勢検出手段の出力に対し、前記駆動機構内で発生する前記光学素子の駆動に対する抵抗力が大きいほど前記増幅ゲインデータの値を大きくすることを特徴とする請求項7に記載の光学機器。
  9. 前記姿勢に応じた前記増幅ゲイン値を記憶したメモリを有し、
    前記制御手段は、前記メモリから前記姿勢検出手段の出力に応じた増幅ゲイン値を読み出すことを特徴とする請求項6から8のいずれか1つに記載の光学機器。
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