JP2005171614A - 天井点検口 - Google Patents
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Abstract
【課題】内枠に軸を取り付ける場合に比べて施工を楽に行なえ、天井点検口のコストダウンを図るようにする。
【解決手段】天井板の開口部に嵌められて建物側に固定される外枠1と、この外枠1の内部空間を開閉する内枠3とを備え、前記外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5とを、外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4の内面に取り付けた回転受け部材6と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5の外面に突出するように内枠3のコーナー接続金具7に一体に設けた回転部材8により接続した。
【選択図】 図9
【解決手段】天井板の開口部に嵌められて建物側に固定される外枠1と、この外枠1の内部空間を開閉する内枠3とを備え、前記外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5とを、外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4の内面に取り付けた回転受け部材6と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5の外面に突出するように内枠3のコーナー接続金具7に一体に設けた回転部材8により接続した。
【選択図】 図9
Description
本発明は、天井点検口に関するものである。
従来の天井点検口としては、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1に開示されているものは、内枠の相対向する二側方の枠片の下端側の外表面に設けられている回転軸と、この回転軸に対向する外枠の枠片に設けられた上記回転軸を着脱自在に枢支する軸受とからなる天井点検口の軸受構造において、上記軸受は、内枠に設けた回転軸を導入する拡開状の開口端部と、該開口端部に連続して、その内壁面を円弧状面とする案内溝と、該案内溝に連続して設けられたその底壁部に形成される上記回転軸を枢支する枢支部とよりなる軸嵌入溝を有し、上記開口端部と案内溝および案内溝と枢支部との間にはその内壁部分を膨出して回転軸の軸径よりもわずかに小ならしめる狭窄部を形成してなるものである。
特公平2−55585号公報
上記従来の特許文献1に開示されている天井点検口の構成では、内枠の相対向する二側方の枠片の下端側の外表面に回転軸を取り付ける構成となっており、内枠に軸を取り付けるのに手間がかかり、コストアップに繋がるという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、内枠に軸を取り付ける場合に比べて施工を楽に行なえ、コストダウンを図るようにすることにある。
本発明の請求項1に記載の天井点検口は、天井板の開口部に嵌められて建物側に固定される外枠と、この外枠の内部空間を開閉する内枠とを備え、前記外枠の1組の対向する立ち上がり壁と内枠の1組の対向する立ち上がり壁とを、外枠の1組の対向する立ち上がり壁の内面に取り付けた回転受け部材と内枠の1組の対向する立ち上がり壁の外面に突出するように内枠のコーナー接続金具に一体に設けた回転部材により接続してなることを特徴とする。
請求項2に記載の天井点検口は、回転受け部材には内枠の1組の対向する立ち上がり壁の外面に対向する面側における一側部の上端近傍に横向きの通路が形成され、この通路に繋がって下端が通路よりも下側に位置するように回転部材を受ける凹部が形成され、内枠のコーナー接続金具に一体に設けた回転部材は内枠が開いた状態において水平状態となって高さの低いU字状に形成されており、この回転部材が水平状態でのみ前記通路を通過可能に構成されていることを特徴とする。
以上のように、本発明の天井点検口は、内枠には別途軸を用意して取り付ける必要がなく、コーナー接続金具に一体に設けた回転部材を用いて外枠側の回転受け部材にセットすることにより、外枠に対し内枠は回動自在となり、内枠に別途用意した軸を取り付ける場合に比べて施工を楽に行なえ、コストダウンを図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図10に基づいて説明する。
図において、1は天井板2の開口部2aに嵌められて建物側に固定されるアルミニウム製のほぼ逆T字状の外枠で、この外枠1の内部空間を開閉するようにアルミニウム製のほぼ逆T字状の内枠3が設けられている。そして、この内枠3を外枠1に対して回動可能に支持するために外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4,4と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5とを、外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4,4の内面に取り付けた合成樹脂製の回転受け部材6と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5の外面に突出するように内枠3のコーナー接続金具7に一体に設けた回転部材8により接続している。
図において、1は天井板2の開口部2aに嵌められて建物側に固定されるアルミニウム製のほぼ逆T字状の外枠で、この外枠1の内部空間を開閉するようにアルミニウム製のほぼ逆T字状の内枠3が設けられている。そして、この内枠3を外枠1に対して回動可能に支持するために外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4,4と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5とを、外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4,4の内面に取り付けた合成樹脂製の回転受け部材6と内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5の外面に突出するように内枠3のコーナー接続金具7に一体に設けた回転部材8により接続している。
この外枠1に対する内枠3の回動支持部について詳細に説明すると、外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4,4の内面に取り付けられる前記回転受け部材6は内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5の外面に対向する面側における一側部の上端近傍に横向きの通路9が形成され、この通路9に繋がって下端が通路9よりも下側に位置するように前記回転部材8を受ける凹部10が形成されている。なお、通路9の一端は回転受け部材6の一側部側に開口し、通路9の他端が凹部10に繋がっている。このように通路9および凹部10が形成された面とは反対側の回転受け部材6の面には回転受け部材6を外枠1の立ち上がり壁4に取り付けるための爪片11が複数個突出して設けられており、この爪片11を外枠1の立ち上がり壁4に形成した孔部12に差し込みスライド係合させることにより回転受け部材6は外枠1の立ち上がり壁4に取り付けられることになる。次に、前記内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5の外面に突出するように内枠3のコーナー接続金具7に一体に設けた回転部材8は内枠3が開いた状態において水平状態となって高さの低いU字状に形成されており、内枠3が閉じた状態において横向きとなるように構成されている。この回転部材8は内枠3を開いた状態の角度で前記回転受け部材6の通路9を通って凹部10内に挿入されて凹部10の底部で受けられ、かかる状態で内枠3を開閉方向に回動させることができる。外枠1に対し内枠3が閉じたときは回転部材8は横向きとなって上端に位置する一端8aが凹部10の内端の段部10aの側面に当接し、外枠1に対し内枠3が鉛直状態の開き角度よりもさらに大きく開いたときは回転部材8は水平状態よりもさらに傾き、他端8bが凹部10の内端の段部10aの下面に当接し、内枠3のさらなる回動を止めるように構成されている。以上のように内枠3側の回転部材8を外枠1側の回転受け部材6の凹部10内に位置させることにより内枠3は外枠1に対し回動自在となるのであるが、回転受け部材6ならびに回転部材8の取り付け位置は外枠1の1組の対向する立ち上がり壁4,4ならびに内枠3の1組の対向する立ち上がり壁5,5の一端近傍部に設定される。
なお図中、13は前記内枠3の内側下端の板部3a上に載り内枠3に固定される蓋材で、前記天井板2と同じ材料で作られている。ところで、図面では示されていないが、外枠1に対し内枠3を閉じた状態で保持するためのロック手段が設けられており、このロック手段を解除することによって外枠1に対し内枠3は開閉自在となる。
上記構成において、内枠3を外枠1に回動可能に支持するときは、天井板2の開口部2aに嵌められて建物側に固定された外枠1に対し、内枠3を開いた状態の角度で内枠3のコーナー接続金具7に一体に設けられて内枠3の両側に位置する前記回転部材8を外枠1側に取り付けられた前記回転受け部材6の通路9より凹部10内に挿入し、凹部10の底部で受ける。これにより、内枠3には別途軸部を用意する必要がなく、コーナー接続金具7に一体に設けた回転部材8を用いて回転受け部材6にセットすることにより、作業効率を向上させ、コストダウンを図ることができる。
1 外枠
2 天井板
2a 開口部
3 内枠
3a 板部
4 立ち上がり壁
5 立ち上がり壁
6 回転受け部材
7 コーナー接続金具
8 回転部材
8a 一端
8b 他端
9 通路
10 凹部
10a 段部
11 爪片
12 孔部
13 蓋材
2 天井板
2a 開口部
3 内枠
3a 板部
4 立ち上がり壁
5 立ち上がり壁
6 回転受け部材
7 コーナー接続金具
8 回転部材
8a 一端
8b 他端
9 通路
10 凹部
10a 段部
11 爪片
12 孔部
13 蓋材
Claims (2)
- 天井板の開口部に嵌められて建物側に固定される外枠と、この外枠の内部空間を開閉する内枠とを備え、前記外枠の1組の対向する立ち上がり壁と内枠の1組の対向する立ち上がり壁とを、外枠の1組の対向する立ち上がり壁の内面に取り付けた回転受け部材と内枠の1組の対向する立ち上がり壁の外面に突出するように内枠のコーナー接続金具に一体に設けた回転部材により接続してなることを特徴とする天井点検口。
- 回転受け部材には内枠の1組の対向する立ち上がり壁の外面に対向する面側における一側部の上端近傍に横向きの通路が形成され、この通路に繋がって下端が通路よりも下側に位置するように回転部材を受ける凹部が形成され、内枠のコーナー接続金具に一体に設けた回転部材は内枠が開いた状態において水平状態となって高さの低いU字状に形成されており、この回転部材が水平状態でのみ前記通路を通過可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の天井点検口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003412643A JP2005171614A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | 天井点検口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003412643A JP2005171614A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | 天井点検口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005171614A true JP2005171614A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34732989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003412643A Pending JP2005171614A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | 天井点検口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005171614A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013040540A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Nakazawa Chuzo Hanbai Kk | 天井点検口枠 |
CN104791654A (zh) * | 2014-01-21 | 2015-07-22 | Bjb两合公司 | 灯组件和灯以及灯组件处的支撑件和灯处的支撑元件以及灯支座和灯插座 |
-
2003
- 2003-12-11 JP JP2003412643A patent/JP2005171614A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013040540A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Nakazawa Chuzo Hanbai Kk | 天井点検口枠 |
CN104791654A (zh) * | 2014-01-21 | 2015-07-22 | Bjb两合公司 | 灯组件和灯以及灯组件处的支撑件和灯处的支撑元件以及灯支座和灯插座 |
JP2015138783A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | ベーヨツトベー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフトBJB GmbH & Co. KG | 照明設備、ランプ、照明設備における支持部、ランプにおける支持要素、ホルダ及びソケット |
US9482392B2 (en) | 2014-01-21 | 2016-11-01 | Bjb Gmbh & Co. Kg | Light fixture and lamp and support at the light fixture and support element at the lamp and lamp holder and lamp socket |
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