JP2005168413A - コンバイン - Google Patents

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JP2005168413A
JP2005168413A JP2003413900A JP2003413900A JP2005168413A JP 2005168413 A JP2005168413 A JP 2005168413A JP 2003413900 A JP2003413900 A JP 2003413900A JP 2003413900 A JP2003413900 A JP 2003413900A JP 2005168413 A JP2005168413 A JP 2005168413A
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Yoshitaka Shinpo
喜崇 新保
Masabumi Takagi
正文 高木
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Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Co Ltd
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Abstract

【課題】 オペレータの身体のバランスを保つことができるようにすること。
【解決手段】 ステアリングコラムにステアリングホイールを設け、同ステアリングホイールの後方位置に運転席を配置した運転部を具備するコンバインにおいて、ステアリングホイールの右側近傍位置に、オペレータの手掛かりとなる手掛かり体を配設した。このようにして、ステアリングホイールの右側近傍位置に手掛かり体を配設しているため、機体の旋回作業や畦越え作業をする際には、オペレータは、左手でステアリングホイールを把持すると共に、右手で手掛かり体を把持することにより、身体のバランスを保つことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンバインに関する。
従来、コンバインの一形態として、ステアリングコラムにステアリングホイールを設け、同ステアリングホイールの後方位置に運転席を配置した運転部を具備し、同運転部の前方位置に刈取部を配設したものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、運転部の右側部に乗降口を形成して、同乗降口を通して機体の右側方から乗降を行うようにしている。
ここで、乗降口は地上高が高いため、機体の右側前部には乗降用ステップと、乗降用補助手掛かり体を設けて、これらを介して運転部への乗降を行うようにしている。
特開2001−278132号公報
ところが、上記したコンバインでは、機体の旋回時や畦越えをする際に、機体が大きく揺れることがあり、この際、オペレータは身体のバランスを保つためにステアリングホイールをしっかり把持することになるが、同ステアリングホイールは回動するために安定感に欠け、オペレータが恐怖感を感じることがある。
また、オペレータが運転部に乗降する際に、乗降口の近傍には手掛かりとなるようなものがないために、スムーズに乗降できないという不具合がある。
そこで、本発明では、ステアリングコラムにステアリングホイールを設け、同ステアリングホイールの後方位置に運転席を配置した運転部を具備するコンバインにおいて、ステアリングホイールの右側近傍位置に、オペレータの手掛かりとなる手掛かり体を配設したことを特徴とするコンバインを提供するものである。
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
(1)手掛かり体は、運転部の乗降口の近傍位置に基端部を配置すると共に、先端部をステアリングホイール側に向けて伸延させて、同先端部をステアリングホイールの近傍位置に配置したこと。
(2)運転部の床部の前端縁部に沿わせて運転部前壁を立設し、同運転部前壁の右側上端部に手掛かり体の基端部を固設し、同基端部より先端部をステアリングホイールの後端部と略同一の高さまで上方へ立ち上げると共に、同ステアリングホイールの前端部の近傍位置まで伸延させて形成したこと。
(1)請求項1記載の本発明では、ステアリングコラムにステアリングホイールを設け、同ステアリングホイールの後方位置に運転席を配置した運転部を具備するコンバインにおいて、ステアリングホイールの右側近傍位置に、オペレータの手掛かりとなる手掛かり体を配設している。
このようにして、ステアリングホイールの右側近傍位置に手掛かり体を配設しているため、機体の旋回作業や畦越え作業をする際には、オペレータは、左手でステアリングホイールを把持すると共に、右手で手掛かり体を把持することにより、身体のバランスを保つことができる。
この際、ステアリングホイールが回動しても、手掛かり体は固定されているため、オペレータはしっかり身体のバランスを保つことができて、安心して機体の旋回作業や畦越え作業を行うことができると共に、作業上の安全性を向上させることができる。
また、運転部内において身体のバランスを失いかけた際に、咄嗟に捕まえることのできる手掛かり体がステアリングホイールの右側近傍に存在するため、オペレータにとって安心感が増す。
(2)請求項2記載の本発明では、手掛かり体は、運転部の乗降口の近傍位置に基端部を配置すると共に、同基端部をステアリングホイール側に向けて伸延させて、同ステアリングホイールの近傍位置に先端部を配置している。
このようにして、手掛かり体の基端部を運転部の乗降口の近傍位置に配置しているため、オペレータが運転部に乗降する際には、手掛かり体を手掛かりとして、スムーズに乗降することができる。
そして、手掛かり体の先端部はステアリングホイールの近傍位置に配置しているため、作業中においては、適宜先端部を楽に把持することができて、身体のバランスを容易に保つことができる。
(3)請求項3記載の本発明では、運転部の床部の前端縁部に沿わせて運転部前壁を立設し、同運転部前壁の右側上端部に手掛かり体の基端部を固設し、同基端部より先端部をステアリングホイールの後端部と略同一の高さまで上方へ立ち上げると共に、同ステアリングホイールの前端部の近傍位置まで伸延させて形成している。
このようにして、運転部前壁に手掛かり体を設けているため、同手掛かり体を支持するための専用支持部材を設ける必要性がない上に、運転部前壁に基端部を固設しているため、手掛かり体を強固に支持することができる。
しかも、運転部前壁の右側上端部に手掛かり体を設けているため、同手掛かり体を乗降口の近傍に配置することができて、同手掛かり体を運転時や作業時における身体のバランス保持以外に、乗降時においてもオペレータの手掛かりとして機能させることができる。
図1及び図2に示すAは、本発明に係るコンバインであり、同コンバインAは、左右一対のクローラ式の走行部1,1上に機体フレーム2を設け、同機体フレーム2の左側前端部に刈取フレーム3を介して刈取部4と搬送部5とを昇降自在に取り付け、同機体フレーム2上の左側前部に穀稈移送部6と脱穀部7と選別部8を配設すると共に、後部に排藁処理部9を配設する一方、機体フレーム2上の右側前部に運転部10を配設すると共に、右側中途部に穀粒貯留部11を配設している。12は穀粒搬出用のオーガである。
このようにして、刈取部4により穀稈を刈り取り、刈り取った穀稈を搬送部5により後上方の穀稈移送部6まで搬送して、同穀稈移送部6に穀稈を受け渡し、同穀稈移送部6により穀稈の株元を挟扼すると共に穂先を脱穀部7内に挿入した状態で後方へ移送させるようにしている。
この際、穀稈の穂先は脱穀部7により脱穀されると共に、脱穀された穀粒は選別部8により選別されて、精粒のみが穀粒貯留部11に搬送されて貯留され、必要に応じてオーガ12を介して搬出されるようにしている。
また、脱穀された穀稈は排藁として排藁処理部9に搬送され、同排藁処理部9にて細断・排出処理されるようにしている。
そして、運転部10は、図3〜図5にも示すように、床部20の前部にステアリングコラム21を立設し、同ステアリングコラム21の上端部に、ステアリングホイール22を後端部22a側よりも前端部22b側を高くした傾斜状態に取り付け、同ステアリングホイール22の後方位置に運転席23を配置し、同運転席23の左側方位置に操作コラム24を立設して、同操作コラム24に変速レバー25等の各種操作レバーを取り付けている。26,27は、ステアリングコラム21の上部より左右外側方へそれぞれ突出状に設けた左右一対の操作パネル部である。
ここで、運転席23は、座部23aと、同座部23aの後端部に立設した背もたれ部23bと、同背もたれ部23bの左右側端面の中途部にブラケット28,28を介して取り付けた肘掛け部23c,23cとから形成しており、各肘掛け部23c,23cは前後方向に伸延させて形成している。
また、運転部10の床部20の前端縁部には運転部前壁30を立設しており、同運転部前壁30は、床部20の前端縁部に沿わせて立設して、左側端部を前記操作コラム24の前端部に連設した前壁本体30aと、同前壁本体30aの右側端縁部を床部の右側端縁部の前部まで延設して形成した延設体30bとから形成している。
しかも、床部20の右側後部には、防塵部32の上半前部を被覆する防塵部被覆体33を側面視半円弧状に立ち上げて形成して、同防塵部被覆体33と前記延設体30bとの間で、かつ、床部20の上方に形成される開口部を、運転部10への乗降口34となしている。
さらには、床部20の下面右側縁部には乗降時の足掛かりとなるステップ体35を垂設し、また、延設体30bの上部には乗降時の手掛かりとなる取っ手36を設けている。37は、操作コラム24の上端部と前壁本体30aの左側端部にかけて前後方向に伸延させて形成した左側手掛かり形成体である。
上記のような構成において、本発明の要旨は、ステアリングホイール22の右側近傍位置に、オペレータの手掛かりとなる手掛かり体40を配設したことにある。
すなわち、手掛かり体40は、図3〜図5に示すように、運転部10の乗降口34の近傍位置となる運転部前壁30の右側上端部(前壁本体30aの右側上端部と延設部30bの上端部にかかる部分)に基端部40aを固設し、同基端部40aより先端部40bをステアリングホイール22の後端部22aと略同一の高さまで上方へ立ち上げると共に、同ステアリングホイール22の前端部の近傍位置まで伸延させて形成している。
しかも、手掛かり体40の先端部40bは、前後方向に伸延する右側の肘掛け部23cの仮想延長線Lの近傍位置に配置している。
このようにして、ステアリングホイール22の右側近傍位置に手掛かり体40を配設しているため、機体の旋回作業や畦越え作業をする際には、オペレータは、左手でステアリングホイール22を把持すると共に、右手で手掛かり体を把持することにより、身体のバランスを保つことができる。
この際、ステアリングホイール22が回動しても、手掛かり体40は固定されているため、オペレータはしっかり身体のバランスを保つことができて、安心して機体の旋回作業や畦越え作業を行うことができると共に、作業上の安全性を向上させることができる。
また、運転部10内において身体のバランスを失いかけた際に、咄嗟に捕まえることのできる手掛かり体40がステアリングホイール22の右側近傍に存在するため、オペレータにとって安心感が増す。
しかも、手掛かり体40の基端部40aを運転部10の乗降口34の近傍位置に配置しているため、オペレータが運転部10に乗降する際には、足掛かりとなるステップ体35と手掛かりとなる取っ手36に加えて手掛かり体40を手掛かりとして、スムーズに乗降することができる。
そして、手掛かり体40の先端部40bはステアリングホイール22の近傍位置に配置しているため、作業中においては、適宜先端部40bを楽に把持することができて、身体のバランスを容易に保つことができる。
ここで、先端部40bは、ステアリングホイール22の後端部22aと略同一の高さまで上方へ立ち上げると共に、同ステアリングホイール22の前端部22bの近傍位置まで伸延させて形成すると共に、前後方向に伸延する右側の肘掛け部23cの仮想延長線Lの近傍位置に配置しているため、オペレータが運転席23に着座して、右手でステアリングホイール22を把持している状態からでも、外側前方に少し手を伸ばすだけで先端部40bを把持することができると共に、作業中に先端部40bが視界の範囲に入って、同先端部40bが支障となるという不具合や、先端部40bが乗降するオペレータの作業着等に引っ掛かるという不具合が生じない。
さらには、運転部前壁30に手掛かり体40を設けているため、同手掛かり体40を支持するための専用支持部材を設ける必要性がない上に、運転部前壁30に基端部40aを固設しているため、手掛かり体40を強固に支持することができる。
そして、運転部前壁30の右側上端部に手掛かり体40を設けているため、同手掛かり体40を乗降口34の近傍に配置することができて、同手掛かり体40を運転時や作業時における身体のバランス保持以外に、乗降時においてもオペレータの手掛かりとして機能させることができる。
また、オペレータが刈取部4の刈取状況等を視認する際には、右手で手掛かり部40の先端部40bを把持することにより、上半身を大きく前方の刈取部4側に乗り出した状態を楽に保持することができるため、視認作業を確実に行うことができる。
本発明に係るコンバインの左側面図。 同コンバインの前半部の右側面図。 運転部の後上方からの斜視図。 同運転部の平面図。 同運転部の正面図。
符号の説明
A コンバイン
1 走行部
2 機体フレーム
3 刈取フレーム
4 刈取部
5 搬送部
6 穀稈移送部
7 脱穀部
8 選別部
9 排藁処理部
10 運転部

Claims (3)

  1. ステアリングコラムにステアリングホイールを設け、同ステアリングホイールの後方位置に運転席を配置した運転部を具備するコンバインにおいて、
    ステアリングホイールの右側近傍位置に、オペレータの手掛かりとなる手掛かり体を配設したことを特徴とするコンバイン。
  2. 手掛かり体は、運転部の乗降口の近傍位置に基端部を配置すると共に、先端部をステアリングホイール側に向けて伸延させて、同先端部をステアリングホイールの近傍位置に配置したことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 運転部の床部の前端縁部に沿わせて運転部前壁を立設し、同運転部前壁の右側上端部に手掛かり体の基端部を固設し、同基端部より先端部をステアリングホイールの後端部と略同一の高さまで上方へ立ち上げると共に、同ステアリングホイールの前端部の近傍位置まで伸延させて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のコンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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