JP2005165944A - ヘルプ情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが求めているヘルプ情報を精度良く判断して表示する。
【解決手段】 各機能と各ヘルプ情報との関連度を示す値がそれぞれ記憶されたヘルプ項目テーブルを設ける。制御部は、ヘルプボタンが押圧操作されると、上記ヘルプ項目テーブルから、現在選択されている機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値を読み出すと共に、ユーザが過去に選択した機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値をそれぞれ読み出す。そして、現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値と、ユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値とを、それぞれ各ヘルプ情報毎に加算し、この加算結果に基づいて、表示すべきヘルプ情報を決定して表示する。現在及び過去の操作に基づく総合的な判断により、表示するヘルプ情報を精度良く判断することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System),PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ装置等の端末装置に設けて好適なヘルプ情報表示装置に関する。
以下の特許文献1に、利用者のスキルを評価して、機器の操作習得に必要なヘルプ情報を表示するヘルプ画面表示方法及びヘルプ画面表示装置が開示されている。
特開平8−166945公報(第4頁〜第6ページ:図7)
しかし、全ての操作項目に対して均等に習熟度が向上するユーザは稀であり、大概のユーザは、習熟度の高い操作項目と習熟度の低い操作項目とを併有することとなる。従来のヘルプ画面表示装置は、このようなユーザに対しても操作履歴等に基づいて、ユーザの習熟度を画一的に判断するようになっていたため、例えばそのユーザの習熟度を中級と判断してしまうと、そのユーザが、習熟度の低い項目に対してヘルプ情報の表示を求めているにもかかわらず、中級のヘルプ情報を表示することとなる。そして、この場合、ユーザは、その項目の、より上位のヘルプ情報(低級のヘルプ情報)を表示させるべく、最初からヘルプ情報の表示操作をやり直す必要があり、ユーザに対してかえって面倒な操作を要求する結果となっていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、習熟度に応じて階層的に記憶されたヘルプ情報のうち、ユーザの習熟度に対応する階層のヘルプ情報を正確に判定して表示することができことができるようなヘルプ情報表示装置の提供を目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段として、複数のヘルプ情報が記憶されたヘルプ情報記憶手段と、複数の機能の中からユーザが過去に選択した機能を示す情報を記憶する選択機能記憶手段と、上記各機能と上記各ヘルプ情報との関連度を示す値がそれぞれ記憶された関連度記憶手段に加え、第1,第2の読み出し手段、加算手段、決定手段及び制御手段を有する。
ヘルプ情報を表示手段に表示する際、第1の読み出し手段は、上記現在選択されている機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値を上記関連度記憶手段から読み出す。また、ヘルプ情報を表示手段に表示する際、第2の読み出し手段は、上記選択機能記憶手段に記憶されている上記ユーザが過去に選択した機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値を上記関連度記憶手段からそれぞれ読み出す。
加算手段は、上記第1の読み出し手段で読み出された上記現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値と、上記第2の読み出し手段で読み出された上記ユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値とを、それぞれ各ヘルプ情報毎に加算した値を算出する。
そして、決定手段により、上記加算手段で算出された値に基づいて、表示すべきヘルプ情報が決定されると、制御手段が、この決定手段で決定されたヘルプ情報を上記ヘルプ情報記憶手段から読み出して上記表示手段に表示制御する。
すなわち、「現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値」と、「ユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値」とを加算処理し、この加算結果に基づいて、真に表示すべきヘルプ情報を判断している。
これにより、現在選択されている機能、及び過去に選択された機能に基づいて、総合的に表示すべきヘルプ情報を判断することができる。このため、精度良く、ユーザが求めているヘルプ情報を表示することができる。
本発明は、ユーザが求めているヘルプ情報を、精度良く判定して表示することができる。
また、ヘルプ情報の表示を行ってから所定時間、ユーザから所定の入力操作が無い場合には、よりわかり易い内容のヘルプ情報を表示し直すことができる。このため、ユーザの習熟度に合った、より分かり易いヘルプ情報を提供することができる。
本発明は、一例として図1に示す携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、例えばW−CDMA方式(Wideband-Code Division Multiple Access)に基づいて通信を行うようになっており、受信時には、基地局から送信された無線周波信号をアンテナ1で受信する。このアンテナ1で受信された無線周波数信号は、アンテナ共用器2(DUP)を介して受信回路3(RX)に供給される。
受信回路3は、周波数シンセサイザ4(SYN)から供給された受信局部発振信号と、アンテナ1で受信された無線周波信号をミキシング処理することで、無線周波信号を中間周波信号に周波数変換してCDMA信号処理部6に供給する。なお、周波数シンセサイザ4から出力される上記受信局部発振信号の周波数は、制御部5からの制御信号SYCによって制御される。
CDMA信号処理部6は、上記受信中間周波信号に直交復調処理を施すと共に、受信チャネルに割り当てられた拡散符号(PN符号)を用いて逆拡散処理を施すことで、該受信中間周波信号を、データレートに応じた所定のフォーマットの受信データに変換して符号処理部7に供給する。なお、CDMA信号処理部6は、上記受信データのデータレートを示す情報を、受信データレートとして制御部5に供給する。
符号処理部7は、CDMA信号処理部6から供給された受信データに対して、制御部5から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施した後、ビタビ復号等を用いた復号処理と誤り訂正復号処理を行って、ベースバンドの受信データを再生する。
PCM符号処理部8は、制御部5で判別された通信の種別(音声通信或いはデータ通信)に応じて異なる信号処理を行う。
具体的には、音声通信時には、PCM符号処理部8は、符号処理部7から供給された受信データをPCM復号処理してアナログ受話信号を出力する。このアナログ受話信号は、受話増幅器9にて増幅された後スピーカ部10を介して発音される。
また、データ通信時には、PCM符号処理部8は、符号処理部7から供給された受信データを制御部5に供給する。制御部5は、上記受信データをメモリ11(RAM)に格納する。また必要に応じて、上記受信データを図示しない外部インタフェースを介してPDA装置(PDA:Personal Digital Assistance)やノート型パーソナル・コンピュータへ出力する。
次に、送信時において、音声通信時における話者の送話音声は、マイクロホン部12で集音され、送話増幅器13で適正レベルまで増幅される。そして、PCM符号処理部8でPCM符号化処理が施された後、送信データとして符号処理部7に供給される。
符号処理部7は、この音声通信時には、PCM符号処理部8から供給された送信データに基づいて、入力音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいてデータレートを決定する。そして、上記送信データを上記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施したのちCDMA信号処理部6に供給する。
また、PDA装置やノート型パーソナル・コンピュータから出力されたデータ、或いはデジタルカメラ装置から供給された画像データは、外部インタフェースを介して制御部5に供給され、制御部5からPCM符号処理部8を介して符号処理部7に供給される。さらに、電子メール(携帯メール)のデータ等も制御部5に供給され、この制御部5からPCM符号処理部8を介して符号処理部7に供給される。
符号処理部7は、このデータ通信時には、PCM符号処理部8から供給された上記送信データを、予め設定されたデータレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施してCDMA信号処理部6に供給する。
なお、上記音声通信時及び上記データ通信時のいずれのデータレートも、送信データレートとして制御部5に通知される。
CDMA信号処理部6は、符号処理部7で圧縮されたバースト信号に対して、送信チャネルに割り当てられたPN符号を用いて拡散処理を施す。そしてこの拡散符号化された送信信号に対して直交変調処理を行い、この直交変調信号を送信回路14(TX)に供給する。
送信回路14は、上記直交変調信号を周波数シンセサイザ4から供給された送信局部発振信号とミキシング処理して無線周波信号に変換する。そして、送信回路14は、制御部5から通知された送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅し、送信無線周波信号として出力する。この送信回路14から出力された送信無線周波信号は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給され、このアンテナ1から上記基地局へ向けてバースト送信される。
ここで、この携帯電話機には、ユーザが当該携帯電話機の操作に迷った際、操作部に設けられているヘルプキー15を操作することで、そのユーザの習熟度に対応するガイド情報(ヘルプ情報)が表示部16に表示されるようになっている。
詳しくは後述するが、当該携帯電話機のROM18には、各ヘルプ項目と各設定メニューの関連度を示すヘルプ項目テーブル、ユーザの習熟度に対応するヘルプ情報、操作履歴(各機能の使用履歴,操作キャンセルの履歴、ヘルプ情報を使用した機能の履歴等)が記憶されている。
当該携帯電話機の上記制御部5は、現在の画面状況,所操作履歴及びタイマ17からの計時情報に基づいて計測するユーザの入力間隔等に基づいて、当該携帯電話機の操作におけるユーザの習熟度を検出し、この習熟度に対応するヘルプ情報を選択して表示部16に表示する。また、このヘルプ情報を表示してから所定時間、何ら入力操作がなされない場合、該表示したヘルプ情報では、操作の理解が困難となっているものと判断し、先に表示した習熟度のヘルプ情報よりも下位の習熟度のヘルプ情報(より簡単なヘルプ情報)を表示制御するようになっている。
[ヘルプ情報の表示動作]
図2及び図3のフローチャートに、ユーザの習熟度に対応するヘルプ情報が表示されるまでの流れと、先に表示した習熟度のヘルプ情報よりも下位の習熟度のヘルプ情報が表示されるまでの流れを示す。なお、この図2及び図3のフローチャートは一連の流れを示しており、図2のフローチャートのステップS5の処理が終了すると、図3のフローチャートのステップS6へ処理が移行するものと理解されたい。
ユーザは、当該携帯電話機を操作していて操作が分からなくなった場合、操作部に設けられているヘルプボタン15を押圧操作する。図2のステップS1では、制御部5が、このヘルプボタン15が押圧操作されたか否かを判別しており、ヘルプボタン15の押圧操作を検出したタイミングでヘルプ情報の表示モードに移行し、処理をステップS2に進める。
なお、この例では、ヘルプボタン15が押圧操作されたことをトリガとしてヘルプ情報の表示モードに移行することとしたが、カーソルの移動操作や文字等の入力操作が一定時間以上停止したことをトリガとしてヘルプ情報の表示モードに移行してもよい。
次に、ヘルプ情報の表示モードに移行すると、制御部5は、ステップS2において、現在の画面状況を検出する。この現在の画面状況の検出は、制御部5が、現在、表示部6に表示している情報に基づいて検出する。例えば、ユーザにより、着信音や効果音等の設定を行う音設定画面の表示が指定された場合、制御部5は、着信音や効果音等の各項目を表示部16に表示制御する。制御部5は、このように、現在、表示している情報に基づいて、現在の画面状況を検出する。
次に、制御部5は、ステップS3において、ユーザが当該携帯電話機を操作することで蓄積された過去の操作履歴を検出する。具体的には、RAM11には、上記操作履歴として、着信音設定や待ち受け画面設定等の、使用された機能を示す「使用履歴」、誤って起動が指定された後に、該起動がキャンセルされた機能を示す履歴(キャンセル履歴)、及び使用された(表示された)ヘルプ情報の履歴等の各履歴が記憶されるようになっている。
すなわち、RAM11には、各機能毎に、使用の有無を示す情報(使用履歴)の記憶領域が設けられている。これら各記憶領域には、その機能が未使用である場合は「0」が記憶されているのであるが、その機能の使用が検出されると、制御部5により「1」が記憶されるようになっている。これにより、ユーザにより様々な機能が使用されることで、上記「1」が記憶された記憶領域が増えることとなる。従って、この「1」が記憶された記憶領域の数や機能の種別等を、習熟度の判定材料として用いることができる。
なお、この例では、各機能の記憶領域に対して、その機能の使用の有無を示す「1」,「0」の情報を記憶することとしたが、これは、各機能が使用される毎に、その機能の記憶領域に対して所定の数値を加算して記憶するようにしてもよい。この場合、その機能が使用される毎に、対応する記憶領域に記憶される数値が徐々に大きな値となる。このため、各機能毎に、その機能が使用された回数等を検出することができる。
また、RAM11には、各機能毎に、起動の指定後における起動キャンセル操作の有無を示す情報(キャンセル履歴)の記憶領域が設けられている。これら各記憶領域には、その機能に対してキャンセル操作がなされていない場合は「0」が記憶されているのであるが、その機能のキャンセル操作が検出されると、制御部5により「1」が記憶されるようになっている。これにより、ユーザによりキャンセル操作がなされる毎に、上記「1」が記憶された記憶領域が増えることとなる。従って、この「1」が記憶された記憶領域の数や機能の種別等を、習熟度の判定材料として用いることができる。
なお、この例では、各機能の記憶領域に対して、その機能のキャンセル操作の有無を示す「1」,「0」の情報を記憶することとしたが、これは、キャンセル操作がなされる毎に、そのキャンセル操作がなされた機能の記憶領域に対して所定の数値を加算して記憶するようにしてもよい。この場合、その機能の使用がキャンセルされる毎に、対応する記憶領域に記憶される数値が徐々に大きな値となる。このため、各機能毎に、その機能の使用がキャンセルされた回数等を検出することができる。
また、RAM11には、各機能毎に、ヘルプ情報の使用(表示)の有無を示す情報(ヘルプ表示履歴)の記憶領域が設けられている。これら各記憶領域には、その機能に対してヘルプ情報の表示がなされていない場合は「0」が記憶されているのであるが、その機能のヘルプ情報が表示されると、制御部5により「1」が記憶されるようになっている。これにより、ユーザによりヘルプ情報の表示操作がなされる毎に、上記「1」が記憶された記憶領域が増えることとなる。従って、この「1」が記憶された記憶領域の数や機能の種別等は、習熟度の判定材料として用いることができる。
なお、この例では、各機能の記憶領域に対して、その機能のヘルプ情報の表示の有無を示す「1」,「0」の情報を記憶することとしたが、これは、ヘルプ情報の表示操作がなされる毎に、その表示が指定されたヘルプ情報に対応する機能の記憶領域に対して所定の数値を加算して記憶するようにしてもよい。この場合、ヘルプ情報が表示される毎に、対応する記憶領域に記憶される数値が徐々に大きな値となる。このため、ヘルプ情報の表示指定の多い機能や、各機能毎のヘルプ情報の表示指定回数等を検出することができる。
次に、制御部5は、ステップS4において、このヘルプボタン15が押圧操作されるまでになされた、入力操作から次の入力操作がなされるまでの時間である入力間隔を検出する。具体的には、制御部5は、タイマ17からの計時情報に基づいて、ユーザの入力間隔を常時検出してRAM11に記憶しており、ヘルプボタン15の押圧操作を検出すると、ヘルプボタン15が押圧操作される例えば10数秒前からヘルプボタン15が押圧操作されるまでの間の各入力間隔をRAM11から読み出し、これらの平均入力間隔を算出する。
機器操作におけるユーザの習熟度が高い場合、操作速度が速くなるため、入力間隔も短くなる。反対に、機器操作におけるユーザの習熟度が低い場合、操作速度が遅くなるため、入力間隔も長くなる。このため、このような入力間隔は、習熟度の判定材料として用いることができる。
次に、制御部5は、ステップS5において、上記ステップS3で検出した操作履歴、及び上記ステップS4で検出した入力間隔に基づいて、当該携帯電話機に対するユーザの機器操作の習熟度を総合的に判定する。例えば、ユーザにより多くの機能が操作されており、入力間隔が短い場合、そのユーザは、当該携帯電話機の操作に関して高い習熟度を有するものと判定される。反対に、ユーザにより操作された機能が少なく、入力間隔も長い場合、そのユーザは、当該携帯電話機の操作に関して低い習熟度を有するものと判定される。
次に、このようにユーザの習熟度を判定すると、制御部5は、図3のフローチャートのステップS6において、そのユーザの習熟度は上級であるか否かを判別する。RAM11には、例えば着信音設定における上級用のヘルプ情報,着信音設定における中級用のヘルプ情報及び着信音設定における初級用のヘルプ情報、効果音設定における上級用のヘルプ情報,効果音設定における中級用のヘルプ情報及び効果音設定における初級用のヘルプ情報・・・・等のように、各項目のヘルプ情報が、上級用,中級用及び初級用に分別され、階層的に記憶されている。
このため、制御部5は、ユーザの習熟度が上級である場合、ステップS7において、RAM11から上級用のヘルプ情報を読み出し、これを表示部16に表示制御する。また、ユーザの習熟度が上級ではない場合、制御部5は、ステップS8において、ユーザの習熟度が中級であるか否かを判別する。そして、ユーザの習熟度が中級である場合、ステップS9において、RAM11から中級用のヘルプ情報を読み出し、これを表示部16に表示制御する。また、ユーザの習熟度が上級或いは中級ではない場合、制御部5は、ステップS10において、RAM11から初級用のヘルプ情報を読み出し、これを表示部16に表示制御する。これにより、ユーザの習熟度に応じたヘルプ情報を表示することができる。
〔表示動作の具体例〕
以下、このようなユーザの習熟度に応じたヘルプ情報の表示動作を具体的に説明する。
(ヘルプ項目テーブル)
まず、ROM18には、図4に示すようなヘルプ項目テーブルが記憶されている。このヘルプ項目テーブルは、設定時に表示される各設定項目と各設定項目に対応するヘルプ情報との関連度を数値で示したテーブルとなっている。
例えば、「音設定」という大項目の中には「着信音設定」,「効果音設定」,「ボタン音設定」,「イヤホン設定」の各設定メニューが存在する。
「着信音設定」の設定メニューに対する関連度は、「着信音設定用のヘルプ情報」の関連度が一番高く、続いて「効果音設定用のヘルプ情報」、「ボタン音設定用のヘルプ情報」、「イヤホン設定用のヘルプ情報」の順に関連度が低くなる。このため、「着信音設定」の設定メニューに対する関連度は、「着信音設定用のヘルプ情報」が「5」、「効果音設定用のヘルプ情報」が「4」、「ボタン音設定用のヘルプ情報」が「3」、「イヤホン設定用のヘルプ情報」が「1」となっている(関連度は「5」が最高値で「0」が最低値)。
同様に、「ボタン音設定」の設定メニューに対する関連度は、「着信音設定用のヘルプ情報」が「3」、「効果音設定用のヘルプ情報」が「4」、「ボタン音設定用のヘルプ情報」が「5」、「イヤホン設定用のヘルプ情報」が「1」となっている。
なお、「待受画面設定用のヘルプ情報」、「照明設定用のヘルプ情報」、及び「文字サイズ設定用のヘルプ情報」は、「着信音設定」の設定メニューに対する関連度は無いため、該関連度としては「0」となっている。
これに対して、「画面設定」という大項目の中には「待受画面設定」,「照明設定」,「文字サイズ設定」の各設定メニューが存在する。
「待受画面設定」の設定メニューに対する関連度は、「待受画面設定用のヘルプ情報」の関連度が一番高く、続いて「照明設定用のヘルプ情報」、「文字サイズ設定用のヘルプ情報」の順に関連度が低くなる。このため、「待受画面設定」の設定メニューに対する関連度は、「待受画面設定用のヘルプ情報」が「5」、「照明設定用のヘルプ情報」が「3」、「文字サイズ設定用のヘルプ情報」が「2」となっている。
同様に、「文字サイズ設定」の設定メニューに対する関連度は、「待受画面設定用のヘルプ情報」が「2」、「照明設定用のヘルプ情報」が「2」、「文字サイズ設定用のヘルプ情報」が「5」となっている。
なお、「着信音設定のヘルプ情報」,「効果音設定のヘルプ情報」,「ボタン音設定のヘルプ情報」,「イヤホン設定のヘルプ情報」は、「待受画面設定」の設定メニューに対する関連度は無いため、該関連度としては「0」となっている。
(表示するヘルプ情報の選択)
制御部5は、上記ステップS2において、カーソルで、現在、ポイントされている設定メニューを検出し、この現在、ポイントされている設定メニュー、及び直前にポイントされた設定メニューに基づいて、表示を行うヘルプ情報を決定する。
具体的には、制御部5は、タイマ17からの計時情報に基づいて、カーソルによりポイントされた設定メニューのポイント時間を監視しており、所定時間以上(例えば3秒以上)継続してポイントされていた設定メニューの設定メニュー名を、順次RAM11に記憶するようになっている。
現在、「効果音設定」の設定メニューがカーソルによりポイントされていたとすると、制御部5は、この「効果音設定」の設定メニューに対して「1」以上の関連度を有するヘルプ項目を選択し、各ヘルプ項目の関連度をROM18から読み出し、これらをRAM11に書き込む(関連度が「0」のヘルプ項目は除外する。)。
また、制御部5は、「効果音設定」の設定メニューがポイントされる直前にポイントされていた設定メニュー(上記所定時間以上ポイントされていた設定メニュー)を、RAM11に記憶されている上記設定メニュー名に基づいて検出する。例えば、この直前にポイントされていた設定メニューが「ボタン音設定」の設定メニューであった場合、制御部5は、この「ボタン音設定」の設定メニューに対して「1」以上の関連度を有するヘルプ項目を選択し、各ヘルプ項目の関連度をROM18から読み出し、これらをRAM11に書き込む(前述と同様に、関連度が「0」のヘルプ項目は除外する。)。
図5に、RAM11に書き込まれた、「効果音設定」の設定メニューに対して「1」以上の関連度を有するヘルプ項目と各ヘルプ項目の関連度、及び「ボタン音設定」の設定メニューに対して「1」以上の関連度を有するヘルプ項目と各ヘルプ項目の関連度を示す。なお、この図5において、上記「効果音設定」の設定メニュー及び「ボタン音設定」の設定メニューに対して関連度が「0」である、「待受画面設定用のヘルプ情報」,「照明設定用のヘルプ情報」及び「文字サイズ用のヘルプ情報」のヘルプ項目及び関連度が図示されているが、これら関連度が「0」のヘルプ項目の読み出しは行われないものと理解されたい。
(関連度の重み付け処理)
ここで、図4に示すように「効果音設定」の設定メニューに対する各ヘルプ情報の関連度は、「着信音設定用のヘルプ情報」が「4」、「効果音設定用のヘルプ情報」が「5」、「ボタン音設定用のヘルプ情報」が「4」、「イヤホン設定用のヘルプ情報」が「1」となっている。このため、RAM11に書き込まれる「効果音設定」の設定メニューに対する各ヘルプ情報の関連度は、図5中、カッコ書で示すように、それぞれ「4」、「5」、「4」、「1」となるのであるが、制御部5は、現在、ポイントされている設定メニューに対応する各関連度は、数値を例えば2倍にする重み付け処理を行い、RAM11に書き込む。このため、RAM11に書き込まれる「効果音設定」の設定メニューに対する各ヘルプ情報の関連度は、順に「8」、「10」、「8」、「2」としてRAM11に書き込まれることとなる。
(各関連度の加算処理)
次に、このようにRAM11に対して、「効果音設定」の設定メニューに対する各ヘルプ情報の関連度(=現在、ポイントされている設定メニューに対応する各関連度)、及び「ボタン音設定」の設定メニューに対する各ヘルプ情報の関連度(現在、ポイントされている設定メニューの直前にポイントされていた設定メニューに対応する各関連度)を書き込むと、制御部5は、各ヘルプ情報毎に、対応する両者の関連度を加算処理する。
例えば、「効果音設定」の設定メニューに対する「着信音設定用のヘルプ情報」の関連度は「8」、「ボタン音設定」の設定メニューに対する「着信音設定用のヘルプ情報」の関連度は「3」である。このため、制御部5は、この「着信音設定用のヘルプ情報」に対応する両者の関連度を加算処理することで「11(8+3)」の関連度の数値を算出する。同様に、「効果音設定」の設定メニューに対する「効果音設定用のヘルプ情報」の関連度は「10」、「ボタン音設定」の設定メニューに対する「効果音設定用のヘルプ情報」の関連度は「4」である。このため、制御部5は、この「効果音設定用のヘルプ情報」に対応する両者の関連度を加算処理することで「14(10+4)」の関連度の数値を算出する。同様に、「効果音設定」の設定メニューに対する「ボタン音設定用のヘルプ情報」の関連度は「8」、「ボタン音設定」の設定メニューに対する「ボタン音設定用のヘルプ情報」の関連度は「5」である。このため、制御部5は、この「ボタン音設定用のヘルプ情報」に対応する両者の関連度を加算処理することで「13(8+5)」の関連度の数値を算出する。
そして、制御部5は、このような加算処理により、最大値の関連度が算出されたヘルプ情報を、表示すべきヘルプ情報として決定する。この例の場合、図5に示すように効果音設定用のヘルプ情報が「14」の関連度の値を示しており、これが最大値となる。このため、効果音設定用のヘルプ情報が、表示すべきヘルプ情報として決定されることとなる。
このように、現在、ポイントされている設定メニューに対応する各関連度の数値、及び過去(この例の場合は「直前」)にポイントされていた設定メニューの数値を加算処理し、この加算結果に基づいて、表示すべきヘルプ情報を決定することにより、ユーザが求めているヘルプ情報の判定精度の向上を図ることができる。
なお、この例では、現在、ポイントされている設定メニューに対応する各関連度の数値を2倍の数値に重み付け処理することとしたが、これは、現在、ポイントされている設定メニューの直前にポイントされていた設定メニュー(この例の場合は、「ボタン音設定」の設定メニュー)の数値を1/2倍の数値としてもよい。
また、RAM11に対して、現在、ポイントされている設定メニューに対応する各関連度、及び現在、ポイントされている設定メニューの直前にポイントされていた設定メニューの関連度を書き込むこととしたが、これは、ポイントされていた順に3つ以上の設定メニューの関連度をRAM11に書き込み、各設定メニューの関連度に対して、時間的に古いものから現在、ポイントされている設定メニューにかけて、順に重み付けの度合いを徐々に重くしてもよい。
(習熟度に対応したヘルプ情報の表示)
次に、ROM18には、図6に示すように各習熟度毎のヘルプ情報が、各設定メニュー毎に記憶されている。この図6においては、初級の習熟度を「0」、最上級の習熟度を「6」として示している。また、各習熟度に応じて表示される各設定メニューのヘルプ情報を、「A−1〜A−3」等のように示している。
具体的には、表示すべきヘルプ情報として「着信音設定用のヘルプ情報」が決定された場合、習熟度が「0」〜「2」のユーザに対しては「A−1(「A」は着信音設定用のヘルプ情報を示し、「1」は最も詳細な初級用のヘルプ情報を示す。)」の内容のヘルプ情報が表示される。また、表示すべきヘルプ情報として「着信音設定用のヘルプ情報」が決定された場合、習熟度が「3」〜「4」のユーザに対しては「A−2(「2」は中級用のヘルプ情報を示す。)」の内容のヘルプ情報が表示される。また、表示すべきヘルプ情報として「着信音設定用のヘルプ情報」が決定された場合、習熟度が「5」〜「6」のユーザに対しては「A−3(「3」は上級用のヘルプ情報を示す。)」の内容のヘルプ情報が表示される。
また、表示すべきヘルプ情報として「イヤホン設定用のヘルプ情報」が決定された場合、習熟度が「0」〜「2」のユーザに対しては「D−1(「D」はイヤホン設定用のヘルプ情報を示す。)」の内容のヘルプ情報が表示される。また、表示すべきヘルプ情報として「イヤホン設定用のヘルプ情報」が決定された場合、習熟度が「3」〜「6」のユーザに対しては「D−2」の内容のヘルプ情報が表示される。なお、この「イヤホン設定用のヘルプ情報」としては、「D−1」及び「D−2」の2種類のヘルプ情報のみであるが、必ずしも上級用,中級用,低級用の3種類のヘルプ情報が存在するわけではなく、このように2種類のヘルプ情報のみ設けられている場合もある。或いは、上級用,中級用,低級用の3種類のヘルプ情報のみならず、例えば上級と中級の間の等級のヘルプ情報、及び中級と低級の間の等級のヘルプ情報を加えた計5種類のヘルプ情報が存在する場合もある。
制御部5は、前述のように、表示すべきヘルプ情報を決定すると、ステップS6〜ステップS10で判別したユーザの習熟度に対応するヘルプ情報を、ROM18から読み出し、これを表示部16に表示制御する。具体的には、前述の例の場合、表示すべきヘルプ情報として「効果音設定用のヘルプ情報」が決定されている。このため、制御部5は、図6に示すように、ユーザの習熟度が「0」であった場合には「B−1」のヘルプ情報を、ユーザの習熟度が「1」〜「5」であった場合には「B−2」のヘルプ情報を、ユーザの習熟度が「6」であった場合には「B−3」のヘルプ情報を、ROM18から読み出し、これを表示部16に表示制御する。これにより、ユーザが希望するヘルプ情報を予測したうえで、そのユーザの習熟度に対応する内容のヘルプ情報を表示することができる。
とができる。また、ユーザが、真に表示を希望するヘルプ情報を表示することができる。 (ヘルプ情報の選択表示)
ここで、以上の説明では、上記加算処理の結果に基づいて、表示すべきヘルプ情報を決定することとしたが、これは、いくつかのヘルプ情報の中から所望のヘルプ情報をユーザに選択させるようにしてもよい。
この場合、制御部5は、上記加算処理の結果の数値が大きい順に、いくつかのヘルプ情報を選択し、この各ヘルプ情報の選択項目を、カーソルと共に表示部16に表示制御し、該カーソル操作でユーザにより選択されたヘルプ情報のうち、上記ユーザの習熟度に応じた内容のヘルプ情報を表示部16に表示制御する。
例えば、図5に示した例で説明すると、この例の場合、効果音設定用ヘルプ情報の数値は「14」で最大値である。続いて、ボタン音設定用ヘルプ情報の数値は「13」で2番目に大きな数値である。さらに、着信音設定用ヘルプ情報の数値は「11」で3番目に大きな数値であり、イヤホン設定用ヘルプ情報の数値は「3」で4番目に大きな数値である。このため、制御部5は、効果音設定用ヘルプ情報,ボタン音設定用ヘルプ情報,着信音設定用ヘルプ情報,イヤホン設定用ヘルプ情報を選択し、これら各ヘルプ情報の選択項目を、カーソルと共に表示部16に表示制御する。
ユーザは、これら各選択項目に基づいて、上記カーソル操作により、表示を希望するヘルプ情報の項目を選択する。制御部5は、このようにユーザにより選択されたヘルプ情報のうち、上記ユーザの習熟度に応じた内容のヘルプ情報を表示部16に表示制御する。
これにより、ユーザが表示を希望する確立が高い順に、ヘルプ情報の項目を表示部16に表示することができ、また、その中から選択されたヘルプ情報を表示することができる。このため、ユーザが所望のヘルプ情報を選択するまでの時間を短くすることができる。
〔ヘルプ情報の変更表示〕
次に、表示されたヘルプ情報の等級(上級用,中級用又は初級用)が、そのユーザの習熟度に合った等級であった場合、そのユーザは、表示されたヘルプ情報から操作手順を理解することができ、一定時間内に、何らかの入力操作がなされるはずである。反対に、表示されたヘルプ情報のレベルが、そのユーザの習熟度に合ったレベルではない場合、そのユーザは、表示されたヘルプ情報から操作を理解することができないため、次の入力操作を行うまでに時間を要する。
このため、制御部5は、前述のようにヘルプ情報の表示を行うと、この表示を行ったタイミングから経過した時間を、タイマ17からの計時情報に基づいてカウントする。そして、制御部5は、図3のフローチャートのステップS11において、一定時間内にユーザからの入力操作がなされたか否かを判別する。
一定時間内にユーザからの入力操作を検出した場合、制御部5は、ステップS13において、その入力操作に応じた表示制御処理を行う。
これに対して、一定時間内にユーザからの入力操作を検出しなかった場合、制御部5は、ステップS12において、現在表示しているヘルプ情報の等級よりも、低い等級のヘルプ情報を、上記ROM18から読み出し、該現在表示している等級のヘルプ情報に代えて、この低い等級のヘルプ情報を表示部16に表示制御する。これにより、当該図2及び図3のフローチャートの各ルーチンの実行が終了する。
具体的には、前述のように判定されたユーザの習熟度が「5」であったため、図6に示す「A−3」の着信音設定用のヘルプ情報を表示したのであるが、上記一定時間内にユーザからの入力操作を検出しなかった場合、制御部5は、この表示しているヘルプ情報の等級を下げ、「A−2」の着信音設定用のヘルプ情報を表示部16に表示する。これにより、操作に迷っているユーザに対して、より詳細な内容のヘルプ情報を提供することができ、ユーザの操作をガイドすることができる。
なお、この例では、一定時間内に所定の入力操作がなされない場合、制御部5が、表示するヘルプ情報の等級を1つ下げて表示することとしたが、これは、等級を2つ以上下げてヘルプ情報の表示を行うようにしてもよい。
また、この例では、一定時間内に所定の入力操作がなされない場合、制御部5が、表示するヘルプ情報の等級を1つ下げて表示することとしたが、これは、等級を2つ以上下げてヘルプ情報を表示するようにしてもよい。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、当該実施の形態の携帯電話機は、各機能と各ヘルプ情報との関連度を示す値がそれぞれ記憶されたヘルプ項目テーブルを設け、ヘルプ情報を表示する際に、現在選択されている機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値と、ユーザが過去に選択した機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値をそれぞれヘルプ項目テーブルを読み出す。
そして、現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値と、ユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値とを、それぞれ各ヘルプ情報毎に加算し、この加算結果に基づいて、表示すべきヘルプ情報を決定する。
これにより、現在及び過去の操作に基づく総合的な判断に基づいて、表示するヘルプ情報を決定することができるため、ユーザが真に表示を希望するヘルプ情報を精度良く判断して表示することができる。
また、当該実施の形態の携帯電話機は、習熟度に応じて階層的に記憶されたヘルプ情報のうち、ユーザの習熟度に対応する階層(等級)のヘルプ情報を表示することができる。
また、ヘルプ情報の表示を行ってから所定の入力操作がなされるまでの時間を検出することで、表示した等級のヘルプ情報の適否を自動的に判別して、表示したヘルプ情報の等級が不適当と判断した場合に、よりわかり易い下位の等級のヘルプ情報を表示し直すことができる。このため、ユーザの習熟度に合った、より分かり易い内容のヘルプ情報を提供することができる。
[本発明の他の適用例]
なお、上述の各実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この他、PDA装置やパーソナルコンピュータ装置等の他の端末装置に適用してもよい。
最後に、上述した本発明を実施するための最良の形態は、本発明の一例として理解されたい。すなわち、本発明は、一例として掲げた上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 上記実施の形態となる携帯電話機のヘルプ情報の表示モードにおける、該ヘルプ情報の表示動作の流れを示すフローチャートである。 上記図2のフローチャートの続きとなる、上記ヘルプ情報の表示動作の流れを示すフローチャートである。 上記実施の形態となる携帯電話機のROMに記憶されているヘルプ項目テーブルを示す図である。 上記ヘルプ項目テーブルに記憶されている関連値の重み付け処理を説明するための図である。 上記実施の形態となる携帯電話機のROMに、ユーザの習熟度に対応して階層的に記憶されているヘルプ情報を説明するための図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 アンテナ共用器(DUP)、3 受信回路(RX)、4 周波数シンセサイザ(SYN)、5 制御部、6 CDMA信号処理部、7 符号処理部、8 PCM符号処理部、9 受話増幅器、10 スピーカ部、11 RAM、12 マイクロホン部、13 送話増幅器、14 送信回路(TX)、15 ヘルプキー、16 表示部、17 タイマ、18 ROM

Claims (7)

  1. 複数のヘルプ情報が記憶されたヘルプ情報記憶手段と、
    複数の機能の中からユーザが過去に選択した機能を示す情報を記憶する選択機能記憶手段と、
    上記各機能と上記各ヘルプ情報との関連度を示す値がそれぞれ記憶された関連度記憶手段と、
    上記ヘルプ情報を表示手段に表示する際に、現在選択されている機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値を上記関連度記憶手段から読み出す第1の読み出し手段と、
    上記ヘルプ情報を表示手段に表示する際に、上記選択機能記憶手段に記憶されている上記ユーザが過去に選択した機能に対応する上記各ヘルプ情報の関連度を示す値を上記関連度記憶手段からそれぞれ読み出す第2の読み出し手段と、
    上記第1の読み出し手段で読み出された上記現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値と、上記第2の読み出し手段で読み出された上記ユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値とを、それぞれ各ヘルプ情報毎に加算した値を算出する加算手段と、
    上記加算手段で算出された値に基づいて、表示すべきヘルプ情報を決定する決定手段と、
    上記決定手段で決定されたヘルプ情報を上記ヘルプ情報記憶手段から読み出して上記表示手段に表示制御する制御手段と
    を有するヘルプ情報表示装置。
  2. 上記第1の読み出し手段で読み出された上記現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値、或いは、上記第1及び第2の読み出し手段で読み出された上記現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値、及びユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値に対して所定の重み付けを行う重み付け手段を有し、
    上記加算手段は、上記重み付け手段により重み付けされた各ヘルプ情報の関連度を示す値を上記加算処理することで、上記各ヘルプ情報毎に加算した値を算出する
    ことを特徴とする上記請求項1に記載のヘルプ情報表示装置。
  3. 上記選択機能記憶手段は、ユーザが過去に選択した機能を示す情報を履歴と共に記憶し、
    上記重み付け手段は、上記現在選択されている機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値に対して最も大きな値で重み付けすると共に、上記ユーザが過去に選択した機能に対応する各ヘルプ情報の関連度を示す値に対しては、上記履歴が新しい順に大きな値で重み付けする
    ことを特徴とする請求項2に記載のヘルプ情報表示装置。
  4. 上記ヘルプ情報記憶手段には、上記各機能毎に、それぞれユーザの機器操作の習熟度に応じた異なる内容のヘルプ情報が記憶されており、
    上記各機能毎のユーザの操作履歴に基づいて、該各機能毎のユーザの機器操作の習熟度をそれぞれ判定する習熟度判定手段を有し、
    上記決定手段は、上記加算手段で算出された値に基づいて決定したヘルプ情報のうち、上記習熟度判定手段の判定結果に応じた内容のヘルプ情報を、上記表示すべきヘルプ情報として決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘルプ情報表示装置。
  5. 上記制御手段は、上記ヘルプ情報を表示してから所定時間、ユーザから所定の入力がない場合は、上記表示手段に表示したヘルプ情報よりも習熟度が低い内容のヘルプ情報を表示制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載のヘルプ情報表示装置。
  6. 上記決定手段は、上記加算手段で算出された上記加算した値が最も大きな値となるヘルプ情報を、上記表示すべきヘルプ情報として決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘルプ情報表示装置。
  7. 上記制御手段は、上記加算手段で算出された値が最も大きな値を有するヘルプ情報から順に複数検出し、この複数検出したヘルプ情報のうち、いずれかをユーザが選択するための選択画面を上記表示手段に表示制御し、
    上記決定手段は、上記選択画面に基づいてユーザが選択したヘルプ情報を、上記表示すべきヘルプ情報として決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘルプ情報表示装置。
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