JP2005165108A - 写真処理装置の管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 管理用コンピュータに転送される動作履歴データの項目を容易に変更できるようにする。
【解決手段】 写真処理装置20でのプリント動作を開始する前に、3段階のレベルの転送モードのなかのいずれかの転送モードの名称をモード名記憶部33に記憶させる。すると、写真処理装置20にエラーが発生してデータ採取命令が供給された場合に、モード名記憶部33に記憶された名称に係る転送モードに対応する動作履歴データだけがメインメモリ35からローカルメモリ36に転送される。その後、写真処理装置20でのプリント動作を再開した後でデータ転送命令が供給された場合には、ローカルメモリ36に転送された動作履歴データがローカルメモリ36から管理用コンピュータ10に転送される。
【選択図】図1




Description

本発明は、感光媒体に対して露光および現像処理を施す写真処理装置の管理システムに関するものである。
各写真店には写真処理装置がそれぞれ設置されているのが一般的である。そして、一般ユーザによって撮影済みのフィルムが持ち込まれると、写真処理装置において、フィルムに記録された画像に基づいて感光媒体である印画紙等に対して露光処理が行われた後、露光済みの印画紙に対する現像処理等の種々の処理が行われる。
写真処理装置では、ソフトウエアの不具合またはメカ的要因などによって何らかのエラーが発生することがある。かかる場合には、写真処理装置からネットワークを介してサービス拠点(管理本部)の管理用コンピュータ(ホストコンピュータ)に対してエラーメッセージが送信されることがある(例えば、特許文献1参照)。ここで、写真処理装置のメインメモリには、エラーが発生する前の動作履歴(ログ)データが記憶されていることが多い。従って、エラーメッセージが管理用コンピュータに送信されると、サービスマンは写真処理装置のメインメモリに記憶された動作履歴データをネットワークを介して管理用コンピュータに転送して、その動作履歴データを取得する。そして、その動作履歴データを分析することによってエラーの発生原因を特定して、その写真処理装置の処置方法を決定することができる。
特開2003−75931号公報
しかしながら、写真処理装置のメインメモリには、処理能力に影響が出ないようにするために必要最低限の動作履歴データしか記憶されないことが多い。従って、エラーの種類によっては、その動作履歴データだけではエラーの発生原因を特定することができない場合がある。そのため、かかる事態が発生する度に、エラーの発生原因を分析するために、サービスマンが写真店に出向かなければならなくなって、サービスマンが写真店に出向く回数が増える。また、サービス拠点の開発部門では、写真処理装置のメインメモリにより多くの動作履歴データを記憶させるための新規のソフトウエアを作成したり、その動作確認等の作業が必要となる。そして、写真店では、新規のソフトウエアによるバージョンアップ作業およびバージョンアップ後における再現作業が必要となってしまう。
また、写真処理装置のメインメモリからネットワークを介して管理用コンピュータに動作履歴データを転送している間は、写真処理装置における作業を中断しなければならない。従って、特に、写真処理装置のメインメモリから管理用コンピュータにデータを転送するのに長時間が必要な場合には、著しく作業効率が悪くなる。
そこで、本発明の主な目的は、管理用コンピュータに転送される動作履歴データの項目を容易に変更することができる写真処理装置の管理システムを提供することである。
また、本発明のその他の目的は、動作履歴データの転送に伴って写真処理装置における作業が中断されるのを抑制することができる写真処理装置の管理システムを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
第1の観点では、本発明の写真処理装置の管理システムは、写真処理装置と、前記写真処理装置と通信手段を介して接続されており前記写真処理装置との間でデータを送受信可能な管理用コンピュータとを備えた写真処理装置の管理システムにおいて、前記写真処理装置が、前記写真処理装置の動作履歴データを記憶する主記憶部と、前記主記憶部に記憶される動作履歴データに係る全項目名中の一又は複数の項目名から構成された項目名群を、複数の転送モードのそれぞれについて記憶する転送項目名記憶部と、前記複数の転送モードの中のいずれかの転送モードの名称を記憶するモード名記憶部と、前記主記憶部に記憶された動作履歴データの中から、前記モード名記憶部に記憶された名称に係る転送モードについて前記転送項目名記憶部に記憶された項目名群に対応する動作履歴データを抽出するデータ抽出部と、前記データ抽出部によって抽出された動作履歴データを前記通信手段を介して前記管理用コンピュータに転送する転送部とを備えているものである。
この構成によると、動作履歴データに係る項目名群がそれぞれ記憶された複数の転送モードの中のいずれかの転送モードを選択してその転送モードの名称をモード名記憶部に記憶させると、主記憶部に記憶された動作履歴データの中から選択された転送モードについての項目群に対応する動作履歴データが抽出されて通信手段を介して管理用コンピュータに転送される。従って、管理用コンピュータに転送される動作履歴データの項目を容易に変更することができる。そのため、管理用コンピュータに転送される動作履歴データの項目をエラーの発生原因を特定するのに好ましい項目に変更することによって、サービスマンが写真処理装置の設置場所に出向く回数を減らすことができる。また、写真処理装置により多くの項目の動作履歴データを記憶させるための新規のソフトウエアを作成したり、その動作確認等の作業が不要となる。また、写真処理装置のオペレータにとっては、新規のソフトウエアによるバージョンアップ作業およびバージョンアップ後における再現作業を行わなくてもよくなる。
第2の観点では、本発明の写真処理装置の管理システムは、写真処理装置と、前記写真処理装置と通信手段を介して接続されており前記写真処理装置との間でデータを送受信可能な管理用コンピュータとを備えた写真処理装置の管理システムにおいて、前記写真処理装置が、前記写真処理装置の動作履歴データを記憶する主記憶部と、前記主記憶部から転送されたデータを記憶する補助記憶部と、前記主記憶部に記憶される動作履歴データに係る全項目名中の一又は複数の項目名から構成された項目名群を、複数の転送モードのそれぞれについて記憶する転送項目名記憶部と、前記複数の転送モードの中のいずれかの転送モードの名称を記憶するモード名記憶部と、前記主記憶部に記憶された動作履歴データの中から、前記モード名記憶部に記憶された名称に係る転送モードについて前記転送項目名記憶部に記憶された項目名群に対応する動作履歴データを抽出するデータ抽出部と、前記データ抽出部によって抽出された動作履歴データを前記補助記憶部に転送する第1の転送部と、前記補助記憶部に転送された動作履歴データを前記通信手段を介して前記管理用コンピュータに転送する第2の転送部とを備えているものである。
この構成によると、動作履歴データに係る項目名群がそれぞれ記憶された複数の転送モードの中のいずれかの転送モードを選択してその転送モードの名称をモード名記憶部に記憶させると、主記憶部に記憶された動作履歴データの中から選択された転送モードについての項目群に対応する動作履歴データが抽出されて補助記憶部に転送された後でさらに通信手段を介して管理用コンピュータに転送される。従って、管理用コンピュータに転送される動作履歴データの項目を容易に変更することができる。そのため、管理用コンピュータに転送される動作履歴データの項目をエラーの発生原因を特定するのに好ましい項目に変更することによって、サービスマンが写真処理装置の設置場所に出向く回数を減らすことができる。また、写真処理装置により多くの項目の動作履歴データを記憶させるための新規のソフトウエアを作成したり、その動作確認等の作業が不要となる。また、写真処理装置のオペレータにとっては、新規のソフトウエアによるバージョンアップ作業およびバージョンアップ後における再現作業を行わなくてもよくなる。
また、本発明では、主記憶部に記憶された動作履歴データが通信手段を介して管理用コンピュータに直接転送されるのではなく、主記憶部から補助記憶部に転送された後でさらに補助記憶部から通信手段を介して管理用コンピュータに転送される。ここで、写真処理装置の主記憶部から通信手段を介して管理用コンピュータにデータを転送している間、および、写真処理装置の主記憶部から補助記憶部にデータを転送している間は、写真処理装置における作業を中断しなければならないのに対して、写真処理装置の補助記憶部から通信手段を介して管理用コンピュータにデータを転送している間は、写真処理装置における作業を中断しなくてもよい。従って、主記憶部から補助記憶部にデータが転送されるのに必要な時間が、主記憶部から通信手段を介して管理用コンピュータにデータが転送されるのに必要な時間よりも短い場合には、主記憶部から通信手段を介して管理用コンピュータにデータが直接転送されるときと比較して、写真処理装置における作業を中断しなければならない時間が短縮される。その結果、写真処理装置での処理能力が向上する。
本発明の写真処理装置の管理システムにおいて、前記管理用コンピュータは、前記モード名記憶部に記憶される転送モードの名称を前記通信手段を介して変更可能であることが好ましい。
この構成によると、サービスマンは、写真処理装置の設置場所に出向いて写真処理装置に対して直接操作を行うことによって写真処理装置のモード名記憶部に記憶される転送モードの名称を変更しなくても、管理用コンピュータに対して操作を行うことによって写真処理装置のモード名記憶部に記憶される転送モードの名称を変更することができる。従って、サービスマンが写真処理装置の設置場所に出向く回数をさらに減らすことができ、作業効率をより向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る写真処理装置の管理システムの概略構成を示す図である。
図1に示す写真処理装置20の管理システム1は、サービス拠点2に設置された管理用コンピュータ10と、写真店3に設置された写真処理装置20とを含んでいる。ここで、管理用コンピュータ10に接続されたモデム10aと写真処理装置20に接続されたモデム20aとは、例えば一般公衆回線などの通信ネットワークによって接続されている。従って、管理用コンピュータ10と写真処理装置20とは、通信ネットワークを介してデータを互いに送受信することができる。なお、モデム10aおよびモデム20aは、管理用コンピュータ10および写真処理装置20にそれぞれ内蔵されていてもよい。
管理用コンピュータ10は、例えば汎用のパーソナルコンピュータであって、それに接続された写真処理装置20に対して種々の命令を供給すると共に、写真処理装置から供給されたデータを受信して管理する。なお、図1では、管理用コンピュータ10には、1台の写真処理装置20だけが接続されている場合について図示しているが、複数台の写真処理装置20が接続されていてもよい。
写真処理装置20は、例えばレーザ光によるデジタル走査露光方式が採用されたものであって、スキャナ部21と、プリンタ部22と、プロセッサ部23と、仕上げ処理部24と、制御ユニット25とを具備している。
スキャナ部21では、主に、フィルムの各コマに記録された画像の読み取り処理、および、読み取られた画像データに対してデジタル変換などの各種処理が行われる。プリンタ部22では、主に、感光材料である印画紙に対してデジタル画像データに基づく露光処理が施される。プロセッサ部23では、露光済みの印画紙に対して現像、漂白定着、安定化などの処理が施される。仕上げ処理部24では、プロセッサ部23から排出された画像が顕在化した印画紙に対して乾燥処理が施され、さらに乾燥して排出された印画紙がオーダーごとに仕分けられる。
制御ユニット25は、スキャナ部21、プリンタ部22、プロセッサ部23および仕上げ処理部24における写真処理装置20全般の動作を制御するものである。従って、制御ユニット25は、写真処理装置20に対するオペレータからの命令を受信可能であると共に、管理用コンピュータ10から通信ネットワークを介して供給される命令を受信可能である。そして、制御ユニット25は、写真処理装置20に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、写真処理装置20の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、写真処理装置20における各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。そして、これら各種部材およびソフトウェアによって、転送部31と、転送項目名記憶部32と、モード名記憶部33と、転送データ抽出部34と、メインメモリ35と、ローカルメモリ36とが形成されている。
転送部31は、写真処理装置20でエラーが発生した場合に、管理用コンピュータ10からのデータ採取命令にしたがって、エラーが発生するまでにメインメモリ35に記憶された動作履歴データをローカルメモリ36に転送する。また、転送部31は、管理用コンピュータ10からのデータ転送命令にしたがって、ローカルメモリ36に記憶された動作履歴データを管理用コンピュータ10に転送する。
なお、本実施の形態の写真処理装置20では、メインメモリ35から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10にデータを転送している間、および、メインメモリ35からローカルメモリ36にデータを転送している間は、写真処理装置20における作業を中断しなければならない。一方、ローカルメモリ36から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10にデータを転送している間は、写真処理装置20における作業を中断しなくてもよい。ここで、本実施の形態の写真処理装置20の管理システム1では、メインメモリ35またはローカルメモリ36から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10にデータが転送される場合の転送速度は64Kbpsであって、メインメモリ35からローカルメモリ36にデータが転送される場合の転送速度は2.5Mbpsである。
ここで、写真処理装置20ではエラーが発生した場合に、メインメモリ35からローカルメモリ36に転送されるデータの項目についての転送モードを設定することができる。本実施の形態の写真処理装置20における転送モードとしては、後述する詳細モード、標準モードおよび最小モードの3段階のレベルの転送モードがある。これらの3つの転送モードのいずれかが設定されている場合には、メインメモリ35に記憶される動作履歴データの一部だけがメインメモリ35からローカルメモリ36に転送される。
転送項目名記憶部32は、詳細モード、標準モードおよび最小モードの3段階のレベルの転送モードについて、メインメモリ35に記憶される動作履歴データに係る全項目名中の複数の項目名から構成された項目名群をそれぞれ記憶している。つまり、転送項目名記憶部32には、詳細モードが設定されている場合に転送される動作履歴データの項目名群、標準モードが設定されている場合に転送される動作履歴データの項目名群、最小モードが設定されている場合に転送される動作履歴データの項目名群がそれぞれ記憶されている。
ここで、3つの転送モードのそれぞれが設定されている場合に転送される動作履歴データの項目名群について説明する。詳細モードでは、写真処理装置20でエラーが発生したときにメインメモリ35に記憶されている全てのメモリデータが転送される。従って、転送項目名記憶部32には、詳細モードに対応する項目名群として、例えば写真処理装置20における種々な設定値、ハードウエア上のレジスタの値などのメインメモリ35に記憶されている全項目名を含む項目名群が記憶されている。なお、本実施の形態では、詳細モードにおいては約8Mバイトのデータが転送される。
標準モードでは、写真処理装置20でエラーが発生したときにメインメモリ35に記憶されている全てのメモリデータからフォントデータを省いたデータが転送される。従って、転送項目名記憶部32には、標準モードに対応する項目名群として、メインメモリ35に記憶されている全項目名からフォントデータに対応する項目名を除く項目名群が記憶されている。ここで、フォントデータを省くのは、フォントデータはフロントプリントなどで使用されるが、フロントプリントの文字化け等の不具合でない限り、エラー解析には必要のないデータであって、フロントプリントの文字化け等の不具合は発生する可能性が低いからである。このようにフォントデータが省かれるので、標準モードで転送されるデータ量は詳細モードで転送されるデータ量よりも少なくなり、約6Mバイトのデータが転送される。
最小モードでは、写真処理装置20で発生する可能性が比較的高い通常のエラーを解析するために必要な処理履歴のみを含む最小限のデータだけが転送される。従って、転送項目名記憶部32には、最小モードに対応する項目名群として、メインメモリ35に記憶されている全項目名からフォントデータや処理データ等に対応する項目名を除く項目名群が記憶されている。このようにフォントデータや処理データ等が省かれるので、最小モードで転送されるデータ量は標準モードで転送されるデータ量よりも少なくなり、約600Kバイトのデータが転送される。
モード名記憶部33は、3段階のレベルである詳細モード、標準モードおよび最小モードのなかのいずれか1つの転送モードの名称を記憶する。ここで、モード名記憶部33に記憶される転送モードの名称は、サービス拠点2の管理用コンピュータ10を操作することによって通信ネットワークを介して変更することができる。
転送データ抽出部34は、写真処理装置20に対してメインメモリ35からローカルメモリ36に動作履歴データを転送する旨のデータ採取命令が供給された場合に、モード名記憶部33に記憶された名称に係る転送モードについて、転送項目名記憶部32に記憶された項目名群に対応する動作履歴データを抽出して記憶する。なお、後述するように、転送データ抽出部34によって抽出された動作履歴データが通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送される。
メインメモリ35は、例えば写真処理装置20における種々な設定値、フォントデータ、処理データ、処理履歴などの写真処理装置20の動作に関するあらゆる動作履歴データを記憶する。
ローカルメモリ36は、写真処理装置20にエラーが発生して、管理用コンピュータ10からデータ採取命令が供給された場合に、メインメモリ35から転送される動作履歴データを記憶する。なお、ローカルメモリ36に転送された動作履歴データは、管理用コンピュータ10からデータ転送命令が供給された場合に、通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送される。
次に、本実施の形態の管理システム1において、写真処理装置20から管理用コンピュータ10に動作履歴データが転送される場合の動作について、図2を参照して説明する。図2は、写真処理装置20から管理用コンピュータ10に動作履歴データが転送される場合の動作を示すフローチャートである。
まず、写真処理装置20でのプリント動作が開始される前に、サービス拠点2の管理用コンピュータ10が操作されることによって、通信ネットワークを介して、制御ユニット25のモード名記憶部33に対して転送モードが設定される。つまり、モード名記憶部32には、メインメモリ35からローカルメモリ36に転送させることを希望する動作履歴データの項目名群に対応する転送モードの名称が記憶させられる(ステップS101)。なお、本実施の形態では、モード名記憶部32には、詳細モード、標準モードおよび最小モードのいずれかの転送モードの名称が記憶させられる。
その後、写真処理装置20でのプリント動作が開始される(ステップS102)。このとき、プリント動作が行われると共に、写真処理装置20における動作履歴データがメインメモリ35に記憶される。そして、写真処理装置20においてエラーが発生したか否かが繰り返し判断される(ステップS103)。ここで、エラーが発生したと判断された場合には(S103:YES)、写真処理装置20でのプリント動作が中断される(ステップS104)。
そして、写真処理装置20では、メインメモリ35からローカルメモリ36に動作履歴データを転送する旨のデータ採取命令が供給されたか否かが繰り返し判断される(ステップS105)。ここで、データ採取命令が供給されたと判断された場合には(S105:YES)、転送データ抽出部34において、モード名記憶部33に記憶された名称に係る転送モードについて転送項目名記憶部32に記憶された項目名群に対応する動作履歴データが抽出される(ステップS106)。すると、転送データ抽出部34で抽出された動作履歴データがメインメモリ35からローカルメモリ36に転送される(ステップS107)。
その後、メインメモリ35からローカルメモリ36への動作履歴データの転送が終了したか否かが繰り返し判断されて(ステップS108)、転送が終了したと判断された場合には(S108:YES)、写真処理装置20でのプリント動作が再開される(ステップS109)。
そして、写真処理装置20でのプリント動作が行われつつ、写真処理装置20では、ローカルメモリ36から管理用コンピュータ10にデータを転送する旨のデータ転送命令が供給されたか否かが繰り返し判断される(ステップS110)。ここで、データ転送命令が供給されたと判断されると(S110:YES)、写真処理装置20でのプリント動作が継続された状態で、先にローカルメモリ36に転送された動作履歴データがローカルメモリ36から管理用コンピュータ10に転送される。
以上説明したように、本実施の形態の写真処理装置20の管理システム1では、詳細モード、標準モードおよび最小モードのいずれかの転送モードを選択して、モード名記憶部33にその転送モードの名称を記憶させるだけで、メインメモリ35からローカルメモリ36に転送された後でさらに通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送される動作履歴データの項目を容易に変更することができる。従って、メインメモリ35からローカルメモリ36に転送されるデータの項目をエラーの発生原因を特定するのに好ましい項目に変更しておくことによって、サービスマンが写真店3に出向く回数を減らすことができる。また、写真処理装置20により多くの動作履歴データを記憶させるための新規のソフトウエアを作成したり、その動作確認等の作業が不要となる。また、写真処理装置20のオペレータにとっては、新規のソフトウエアによるバージョンアップ作業およびバージョンアップ後における再現作業を行わなくてもよくなる。
また、メインメモリ35に記憶された動作履歴データが、通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に直接転送されるのではなく、メインメモリ35からローカルメモリ36に転送された後でさらにローカルメモリ36から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送される。従って、メインメモリ35からローカルメモリ36にデータが転送されるのに必要な時間が、メインメモリ35から管理用コンピュータ10にデータが転送されるのに必要な時間よりも短い場合には、写真処理装置20における作業を中断しなければならない時間が短縮される。その結果、写真処理装置20での処理能力が向上する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る写真処理装置の管理システムについて、図3を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係る写真処理装置の管理システムの概略構成を示す図である。
本実施の形態の管理システム101が、第1の実施の形態の管理システム1と主に異なる点は、図1の管理システム1では、動作履歴データがメインメモリ35からローカルメモリ36に転送された後でさらにローカルメモリ36から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送されるのに対して、図3の管理システム101では、動作履歴データがメインメモリ135から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に直接転送される点である。なお、図3の管理システム101において、図1の管理システム1と同様の構成であるものについては、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
写真処理装置120の制御ユニット125には、転送部131と、転送項目名記憶部132と、モード名記憶部133と、転送データ抽出部134と、メインメモリ135とが形成されている。
制御部131は、写真処理装置20でエラーが発生した場合に、管理用コンピュータ10からのデータ転送命令にしたがって、メインメモリ135に記憶された動作履歴データを管理用コンピュータ10に転送する。
転送項目名記憶部132は、転送項目名記憶部32と同様に、詳細モード、標準モードおよび最小モードの3段階のレベルの転送モードについて、メインメモリ135に記憶される動作履歴データに係る全項目名中の複数の項目名から構成された項目名群をそれぞれ記憶している。なお、3つの転送モードのそれぞれが設定されている場合に転送される動作履歴データの項目名群は、第1の実施の形態と同様である。
モード名記憶部133は、3段階のレベルである詳細モード、標準モードおよび最小モードのうちのいずれか1つの転送モードの名称を記憶する。ここで、モード名記憶部133に記憶される転送モードの名称は、サービス拠点2の管理用コンピュータ10を操作することによってネットワークを介して変更することができる。
転送データ抽出部134は、写真処理装置120に対してメインメモリ135から管理用コンピュータ10に動作履歴データを転送する旨のデータ転送命令が供給された場合に、モード名記憶部133に記憶された名称に係る転送モードについて、転送項目名記憶部132に記憶された項目名群に対応する動作履歴データを抽出して記憶する。なお、後述するように、転送データ抽出部134によって抽出された動作履歴データが通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送される。
メインメモリ135は、例えば写真処理装置20における種々な設定値、フォントデータ、処理データ、処理履歴などの写真処理装置120の動作に関するあらゆる動作履歴データを記憶する。
次に、本実施の形態の管理システム101において、写真処理装置120から管理用コンピュータ10に動作履歴データが転送される場合の動作について、図4を参照して説明する。図4は、写真処理装置20から管理用コンピュータ10に動作履歴データが転送される場合の動作を示すフローチャートである。
まず、写真処理装置120でのプリント動作が開始される前に、サービス拠点2の管理用コンピュータ10が操作されることによって、通信ネットワークを介して、制御ユニット125のモード名記憶部133に対して転送モードが設定される。つまり、モード名記憶部133には、メインメモリ135から管理用コンピュータ10に転送させることを希望する動作履歴データの項目名群に対応する転送モードの名称が記憶させられる(ステップS201)。
その後、写真処理装置120でのプリント動作が開始される(ステップS202)。このとき、プリント動作が行われると共に、写真処理装置120における動作履歴データがメインメモリ135に記憶される。そして、写真処理装置120においてエラーが発生したか否かが繰り返し判断される(ステップS203)。ここで、エラーが発生したと判断された場合には(S203:YES)、写真処理装置120でのプリント動作が中断される(ステップS204)。
そして、写真処理装置120では、メインメモリ135から管理用コンピュータ10に動作履歴データを転送する旨のデータ転送命令が供給されたか否かが繰り返し判断される(ステップS205)。ここで、データ転送命令が供給されたと判断された場合には(S205:YES)、転送データ抽出部134において、モード名記憶部133に記憶された名称に係る転送モードについて転送項目名記憶部132に記憶された項目名群に対応する動作履歴データが抽出される(ステップS206)。すると、転送データ抽出部134で抽出された動作履歴データがメインメモリ135から管理用コンピュータ10に転送される(ステップS207)。
その後、メインメモリ135から管理用コンピュータ10への動作履歴データの転送が終了したか否かが繰り返し判断されて(ステップS208)、転送が終了したと判断された場合には(S208:YES)、写真処理装置20でのプリント動作が再開される(ステップS209)。
以上説明したように、本実施の形態の写真処理装置120の管理システム101では、詳細モード、標準モードおよび最小モードのいずれかのモードを選択して、モード名記憶部133にその転送モードの名称を記憶させるだけで、メインメモリ135から通信ネットワークを介して管理用コンピュータ10に転送される動作履歴データの項目を容易に変更することができる。従って、メインメモリ135から管理用コンピュータ10に転送されるデータの項目をエラーの発生原因を特定するのに好ましい内容に変更しておくことによって、サービスマンが写真店3に出向く回数を減らすことができる。また、写真処理装置120により多くの動作履歴データを記憶させるための新規のソフトウエアを作成したり、その動作確認等の作業が不要となる。また、写真処理装置120のオペレータにとっては、新規のソフトウエアによるバージョンアップ作業およびバージョンアップ後における再現作業を行わなくてもよくなる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、モード名記憶部に記憶される転送モードの名称が、管理用コンピュータが操作されることによって通信ネットワークを介して変更されているが、モード名記憶部に記憶される転送モードの名称は写真処理装置に対して直接操作が行われることによって変更されてもよい。
また、上述の実施の形態では、転送項目名記憶部には、詳細モード、標準モードおよび最小モードの3つの転送モードについての項目名群が記憶されているが、転送項目名記憶部に記憶される項目名群は、2つまたは4つ以上の転送モードに対応するものであってもよい。また、項目名群は、必ずしも複数の項目名から構成されている必要はなく、1つの項目名から構成されていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る写真処理装置の管理システムの概略構成を示す図である。 図1に示す管理システムにおいて写真処理装置から管理用コンピュータに動作履歴データが転送される場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る写真処理装置の管理システムの概略構成を示す図である。 図3に示す管理システムにおいて写真処理装置から管理用コンピュータに動作履歴データが転送される場合の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、101 写真処理装置の管理システム
2 サービス拠点
3 写真店
10 管理用コンピュータ
20、120 写真処理装置
31、131 転送部(第1の転送部;第2の転送部)
32、132 転送項目名記憶部
33、133 モード名記憶部
34、134 メインメモリ(主記憶部)
35 ローカルメモリ(補助記憶部)

Claims (3)

  1. 写真処理装置と、前記写真処理装置と通信手段を介して接続されており前記写真処理装置との間でデータを送受信可能な管理用コンピュータとを備えた写真処理装置の管理システムにおいて、
    前記写真処理装置が、
    前記写真処理装置の動作履歴データを記憶する主記憶部と、
    前記主記憶部に記憶される動作履歴データに係る全項目名中の一又は複数の項目名から構成された項目名群を、複数の転送モードのそれぞれについて記憶する転送項目名記憶部と、
    前記複数の転送モードの中のいずれかの転送モードの名称を記憶するモード名記憶部と、
    前記主記憶部に記憶された動作履歴データの中から、前記モード名記憶部に記憶された名称に係る転送モードについて前記転送項目名記憶部に記憶された項目名群に対応する動作履歴データを抽出するデータ抽出部と、
    前記データ抽出部によって抽出された動作履歴データを前記通信手段を介して前記管理用コンピュータに転送する転送部とを備えていることを特徴とする写真処理システムの管理システム。
  2. 写真処理装置と、前記写真処理装置と通信手段を介して接続されており前記写真処理装置との間でデータを送受信可能な管理用コンピュータとを備えた写真処理装置の管理システムにおいて、
    前記写真処理装置が、
    前記写真処理装置の動作履歴データを記憶する主記憶部と、
    前記主記憶部から転送されたデータを記憶する補助記憶部と、
    前記主記憶部に記憶される動作履歴データに係る全項目名中の一又は複数の項目名から構成された項目名群を、複数の転送モードのそれぞれについて記憶する転送項目名記憶部と、
    前記複数の転送モードの中のいずれかの転送モードの名称を記憶するモード名記憶部と、
    前記主記憶部に記憶された動作履歴データの中から、前記モード名記憶部に記憶された名称に係る転送モードについて前記転送項目名記憶部に記憶された項目名群に対応する動作履歴データを抽出するデータ抽出部と、
    前記データ抽出部によって抽出された動作履歴データを前記補助記憶部に転送する第1の転送部と、
    前記補助記憶部に転送された動作履歴データを前記通信手段を介して前記管理用コンピュータに転送する第2の転送部とを備えていることを特徴とする写真処理システムの管理システム。
  3. 前記管理用コンピュータは、前記モード名記憶部に記憶される転送モードの名称を前記通信手段を介して変更可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の写真処理装置の管理システム。
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