JP2007166058A - 画像処理装置、出力制御方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザに取得先を選択する操作を強いることなく、各グループに設定された認証レベルごとに必要なオリジナルデータを決められた取得先から取得して出力ですることである。
【解決手段】 読取手段により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化する。そして、グループ化された各グループに所定の認証レベルを設定する。そして、設定された所定の認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する。さらに、ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替えて、該取得先から認証レベルに適応したオリジナルデータを取得して出力する構成を特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 読取手段により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化する。そして、グループ化された各グループに所定の認証レベルを設定する。そして、設定された所定の認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する。さらに、ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替えて、該取得先から認証レベルに適応したオリジナルデータを取得して出力する構成を特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ユーザの認証レベルに応じて、オリジナルデータの取得先を切り替えてオリジナルデータの出力を制御する画像処理装置に関するものである。
従来から、原稿画像のオリジナルデータの格納位置を示す情報(ポインタ情報)をバーコードなどの形態で付加することが行なわれている。そして、そのような原稿をスキャナ等の画像読取装置で読み取り、読み取った原稿画像中のポインタ情報に基づいてオリジナル原稿画像データを取得することが行なわれている。
この技術を用いると、例えば、取得した原稿画像データを印刷することにより従来の原稿複写による画像劣化を防ぐことができる。
そして、1枚の原稿中に複数の画像データのポインタ情報を付加することにより、1枚の原稿から複数の画像データを取得可能にすることも行なわれている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-252843号公報
このような、複数のオリジナルデータへのポインタ情報を持つ原稿を読み取った場合、一旦サムネイルなどのプレビュー表示を行い、その後、プレビューされたサムネイルを見ながら必要なデータを選択して印刷を行っていた。そのため、複数データの中からユーザが必要なデータを探す手間がかかってしまい、効率よくオリジナル原稿を出力できず、ユーザの利便性が損なわれてしまう等の課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的はユーザに取得先を選択する操作を強いることなく各グループに設定された認証レベルごとに必要なオリジナルデータを決められた取得先から取得して出力できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
読取手段で読み取られる原稿のオリジナルデータを登録先から取得して出力する画像処理装置であって、前記読取手段により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化するグループ化手段と、前記グループ化手段でグループ化された各グループに認証レベルを設定する設定手段と、設定された認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する付加手段と、ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替える制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の出力制御方法は以下に示す構成を備える。
読取手段で読み取られる原稿のオリジナルデータを登録先から取得して出力する画像処理装置の出力制御方法であって、前記読取手段により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化するグループ化ステップと、前記グループ化ステップでグループ化された各グループに認証レベルを設定する設定ステップと、設定された認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する付加ステップと、ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替える制御ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに取得先を選択する操作を強いることなく、各グループに設定された認証レベルごとに必要なオリジナルデータを決められた取得先から取得して出力することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示す図である。
図1において、200はインターネット通信網である。201は所定のOSがインストールされてデータ処理サービスを行うウェブサーバである。そして、ウェブサーバ201は、インターネット200上に接続され、インターネットユーザーに特定のサービスを提供する。
204は個人ユーザの端末とインターネット200との接続処理を行うサービスプロバイダである。なお、サービスプロバイダ204は、所定のOSがインストールされてデータ処理サービスを行う。
203はファイアーウォールであり、これにより下に図示したLAN2011内部と外部通信網(インターネット200)とを接続し、セキュリティー管理などを行う。
210は機器管理サーバで、LAN2011で接続された211〜214、220の各機器を管理する。211はファイルサーバであり、LAN2011で接続された複数のユーザがデータを共有することができる。
220はデジタル複写機などの画像処理装置であり、主に画像の入出力機能を有する。
この画像処理装置220において、140はユーザが各種の操作を行うための操作部である。10はイメージスキャナで、操作部140やパソコン212、213からの指示にしたがって画像を読み取る。20はプリンタで、パソコン212、213やファイルサーバ211からのデータを用紙に印刷する。
30はコントローラユニットであり、操作部140やパソコン212、213からの指示に基づいてスキャナ部10、プリンタ部20に対する画像データの入出力の制御を行う。
例えば、スキャナ10が取り込んだ画像データをコントローラ内部のメモリに蓄積したり、パソコン212、213に出力したり、あるいはプリンタ20で印刷するなどの制御を行う。
214はプリンタであり、パソコン212、213やファイルサーバ211からの画像データを記録媒体上にプリントすることができる。212、213は端末装置として接続されたパソコンである。インターネット200を介してウェブサーバ201から提供された情報を閲覧したり、画像データを画像形成装置220やプリンタ214に出力したりすることができる。
なお、上記構成はインターネットにファイアーウォール203を介してLAN2011が接続されている構成となっているが、サービスプロバイダ204を介してファイアーウォールが接続される構成でもかまわない。
また、上記各サーバ、パソコン212、213等には、CPU,RAM,ROMを含むコントロールユニットと、表示装置、キーボード等の入出力デバイスや、ハードディスク等を備えている。そして、ハードディスク等に記憶されたOSをRAM上にロードし、さらに、各種のアプリケーションプログラムをCPUが実行することで、各種のデータ処理を行う。
また、上記各サーバ、パソコン212、213等には、ネットワークを介して相互に通信するためのネットワークコントローラ(NIC)等を備え、所定のプロトコルで通信可能に構成されている。
図2は、図1に示した画像処理装置220の外観構成を説明する図である。
図2において、画像入力デバイスであるスキャナ部10は、原稿画像をランプにより照射し、CCDラインセンサ(図示せず)で読み取り、電気信号に変換することで画像データとして処理を行う。原稿用紙を原稿フィーダ142にセットし、装置使用者が操作部140から読み取り起動指示することにより、フィーダ142は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部20は、画像データを用紙上の画像に変換する部分である。本実施形態では、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式により説明を行うが、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等であっても構わない。プリント動作の起動は、装置内部のコントローラ(後述)からの指示によって開始する。プリンタ部20には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103、2104がある。また、画像形成された用紙は排紙トレイ132上に排出される。
図3は、図2に示した画像処理装置の構成を説明する断面図である。
図3において、101は原稿台ガラスであり、原稿自動送り装置142から給送された原稿が順次、所定位置に載置される。102は例えばハロゲンランプから構成される原稿照明ランプで、原稿台ガラス101に載置された原稿を露光する。
103、104、105は走査ミラーであり、図示しない光学走査ユニットに収容され、往復動しながら、原稿からの反射光をCCDユニット106に導く。CCDユニット106はCCDに原稿からの反射光を結像させる結像レンズ107、例えばCCDから構成される撮像素子108、撮像素子108を駆動するCCDドライバ109等から構成されている。
撮像素子108からの画像信号出力は例えば8ビットのデジタルデータに変換された後、コントローラ部139に入力される。また、110は感光ドラムであり、前露光ランプ112によって画像形成に備えて除電される。
113は1次帯電器であり、感光ドラム110を一様に帯電させる。117は露光手段であり、例えば半導体レーザである。露光手段117は、画像形成や装置全体の制御を行うコントローラ部139で処理された画像データに基づいて感光ドラム110を露光し、静電潜像を形成する。
118は現像器であり、黒色の現像剤(トナー)が収容されている。119は転写前帯電器であり、感光ドラム110上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧をかける。
120、122、124、142、144は給紙ユニットであり(120は手差し給紙ユニット)である。
121、123、125、143、145は給紙ローラで、これらの駆動により、転写用紙が装置内へ給送される。126はレジストローラ126で、給送さえる用紙がこの配設位置で一旦停止し、感光ドラム110に形成された画像との書き出しタイミングがとられ再給送される。
127は転写帯電器であり、感光ドラム110に現像されたトナー像を給送される転写用紙に転写する。128は分離帯電器であり、転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム110より分離する。転写されずに感光ドラム110上に残ったトナーはクリーナー111によって回収される。
129は搬送ベルトで、転写プロセスの終了した転写用紙を定着器130に搬送し、例えば熱により定着される。131はフラッパであり、定着プロセスの終了した転写用紙の搬送パスを、ソーター132または中間トレイ137の配置方向のいずれかに制御する。
また、133〜136は給送ローラであり、一度定着プロセスの終了した転写用紙を中間トレイ137に反転(多重)または非反転(両面)して給送する。138は再給送ローラであり、中間トレイ137に載置された転写用紙を再度、レジストローラ126の配設位置まで搬送する。
139は排紙カウンタで、印刷された用紙が本体の外へ排紙されるたびにカウントアップされ、1つのジョブが終了するとカウンタ値がクリアされる。
コントローラユニット3には後述するマイクロコンピュータ、画像処理部等を備えており、操作部140からの指示に従って、前述の画像形成動作を行う。
図4は、図2に示した操作部140の構成を説明する平面図である。
図4において、LCD表示部1032は、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をコントローラユニット30に伝える。
テンキー1028はコピー枚数など、数字の入力時に使用する。スタートキー1029は原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。ストップキー1030は稼働中の画像処理装置の動作を止めるときに使用する。リセットキー1031は操作部からの設定を初期化する時に用いる。
また、1023はガイドキーであり、キーの機能が解らないとき押すとそのキーの説明が表示される。1024はコピーモードキーであり、複写を行うときに押す。1025はファクスキーであり、ファクスに関する設定を行うときに押す。1026はファイルキーであり、ファイルデータを出力したいときに押す。1027はプリンタキーであり、コンピュータ等の外部装置からのプリント出力に関する設定などを行うときに使用する。
1031は、音声ガイドキーであり、音声によるガイドを行うときに、キーを押下して設定を行い、設定をオフにする場合には再度、押下して設定を解除することができる。
501はスピーカーで、音声によるガイドがスピーカーを通して出力する。502はハンドセットであり、これを使用して音声を入力したり、音声ガイドを聞くことができる。ハンドセット502は、操作部140に一体として構成する必要はなく、分離してハンドセット502がRJ11等のジャックを介して通信処理部と接続されている構成であってもよい。
図5は、図4に示した操作パネル140のLCD表示部に表示される基本画面を示す図である。
図5において、1001は拡張機能キーであり、このキー1001を押すことによって両面複写、多重複写、移動、とじ代の設定、枠消しの設定等のモードに入る。
1002は画像モードキーであり、複写画像に対して網掛け、影付け、トリミング、マスキングを行うための設定モードに入る。1003はユーザーモードキーであり、モードメモリの登録、標準モード画面の設定がユーザごとに行える。
1004は応用ズームキーであり、原稿のX方向、Y方向を独立に変倍するモード、原稿のサイズと複写サイズから変倍率を計算するズームプログラムのモードに入る。
1005、1006、1007はM1キー、M2キー、M3キーであり、それぞれのモードメモリを呼び出す際に押す。1008はコールキーであり、前回設定されていた複写モードを呼び出す際に押す。
1009はオプションキーであり、フィルムから直接複写するためのフィルムプロジェクター等のオプション機能の設定を行う。1010はソーターキーであり、ソート出力、グループ出力等のモード設定を行う。
1011は原稿混載キーであり、原稿フィーダにA4サイズとA3サイズ、またはB5サイズとB4サイズの原稿を一緒にセットする際に押す。
1012は等倍キーであり、複写倍率を100%にする際に押す。1013は用紙選択キーであり、複写用紙の選択を行う際に押す。1014、1015はそれぞれ縮小キー、拡大キーであり、定形の縮小、拡大を行う際に押す。
1016はズームキーであり、1%刻みで非定形の縮小、拡大を行う際に押す。1017は濃度表示であり、濃度キーを押すと表示が左右へ変化する。
1018、1020は濃度キーであり、1018を押すごとに濃く複写され、1020を押すごとに薄く複写される。1019はAEキーであり、新聞のように地肌の濃い原稿を自動濃度調整複写するときに押す。
1021はHiFiキーであり、写真原稿のように中間調の濃度が多い原稿の複写の際に押す。1022は文字強調キーであり、文字原稿の複写で文字を際立たせたい場合に押下する。
図6は、図1に示した画像処理装置220のスキャナ10、プリンタ20の構成を示すブロック図である。
図6において、751はスキャナ10全体の制御を行うCPUであり、制御プログラムを記憶した読み取り専用メモリ753(ROM)からプログラムを順次読み取り実行する。CPU751のアドレスバス、データバスはバスドライバ/アドレスデコーダ752からなる回路を介して各負荷に接続されている。また、コントローラユニット30のCPUと接続され、通信を行う。
754は入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置としてのランダムアクセスメモリ(RAM)である。755はI/Oインターフェースであり、給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うモーター類756、ランプ類757、また、搬送される用紙を検知する紙検知センサ類758等の装置の各負荷に接続される。
また、CCDユニット106により読み込まれた画像データは、コントローラ30に転送される。
プリンタ20において、701は前記プリンタ20の制御を行うCPUであり、制御手順(制御プログラム)を記憶した読み取り専用メモリ703(ROM)からプログラムを順次読み取り、実行する。
CPU701のアドレスバスおよびデータバスはバスドライバ/アドレスデコーダ702をへて各負荷に接続されている。
また、704は入力データの記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダムアクセスメモリ(RAM)である。705はI/Oインターフェースであり、給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うデバイスに接続される。これらのデバイスには、モーター類707、クラッチ類708、ソレノイド類709、搬送される用紙を検知するための紙検知センサ類710等が含まれている。
現像器118には現像器内のトナー量を検知する711のトナー残検センサが配置されており、その出力信号がI/Oポート705に入力される。715は高圧ユニットであり、CPU701の指示に従って、前述の1次帯電器113、現像器118、転写前帯電器119、転写帯電器127、分離帯電器128へ高圧を出力する。
CCDユニット106から出力された画像信号はコントローラユニット30により、後述する異なる画像処理を行い、画像データに従って117のレーザーユニットの制御信号を出力する。
レーザーユニット117から出力されるレーザ光は感光ドラム110を照射して露光する。なお、レーザ光は、非画像領域において受光センサであるところのビーム検知センサ713によって発光状態が検知され、その出力信号がI/Oポート705に入力される。そして、光量調整や、BD信号処理等が実行される。
図7は、図6に示したコントローラユニット30の構成を説明するブロック図である。
図7において、コントローラユニット30は画像入力デバイスであるスキャナ10や画像出力デバイスであるプリンタ20と接続する。また、コントローラユニット30は、一方ではLAN2011や公衆回線(WAN)2051接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
CPU2001はシステム全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2002が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。
操作部I/F2006は操作部(UI)140とのインタフェース部で、操作部140に表示する画像データを操作部140に対して出力する。
また、操作部140から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。
Network2010はLAN2011に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は公衆回線2051に接続し、情報の入出力を行う。
Bluetoohユニット500は携帯端末との情報通信を行うための入出力制御を行う。時刻計測ユニット2200にはリアルタイムクロックなどが用いられ、カレンダとして時刻の計測を行う。
スキャナ、プリンタ通信I/Fはスキャナ10、プリンタ20のCPU701とそれぞれ通信を行うためのI/Fである。以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
Image Bus I/F2005は、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコードをビットマップイメージに展開する。
デバイスI/F部2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ10やプリンタ20とコントローラ30を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
<ポインタ情報の検出>
図1に示したスキャナ10により読み込まれる原稿のオリジナルデータの所在を示すポインタ情報を、スキャナ10でスキャンした原稿から抽出する為のOCR/OMR処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図1に示したスキャナ10により読み込まれる原稿のオリジナルデータの所在を示すポインタ情報を、スキャナ10でスキャンした原稿から抽出する為のOCR/OMR処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、本処理は、スキャナ10から読み取られる原稿画像中に付加された2次元バーコード(QRコードシンボル)を復号して、データ文字列を出力する処理例である。なお、(300)〜(308)は各ステップを示す。また、各ステップは、図7に示したCPU2001がROM2003、ハードディスク2004に記憶される制御プログラムをRAM2002上にロードして実行することで実現される。
まず、画像処理装置220内のコントローラユニット30内のRAM2002上に確保されるページメモリに格納された原稿のメモリイメージをCPU2001で走査する。そして、公知の像域分離処理の結果から、所定の2次元バーコードシンボルの位置を検出する(300)。
なお、QRコードの位置検出パターンは、四角形シンボルの4隅のうちの3隅に配置される同一の位置検出要素パターンから構成される。
次に、位置検出パターンに隣接する形式情報を復元し、シンボルに適用されている誤り訂正レベルおよびマスクパターンを得る(301)。
そして、シンボルの型番を決定した後(302)、形式情報で得られたマスクパターンを使って符号化領域ビットパターンをXOR演算することによってマスク処理を解除する(303)。
そして、モデルに対応する配置規則に従い、シンボルキャラクタを読取り、メッセージのデータ及び誤り訂正コード語を復元する(304)。そして、復元されたコード上に、誤りがあるかどうかの検出を行い(305)、誤りが検出された場合、ステップ(306)に分岐し、これを訂正する。なお、誤りが検出されない場合、ステップ(307)へ分岐する。
次に、誤り訂正されたデータより、モード指示子および文字数指示子に基づいて、データコード語をセグメントに分割する(307)。
最後に、仕様モードに基づいてデータ文字を復号し、結果を出力して(308)、本処理を終了する。
なお、2次元バーコード内に組み込まれたデータは、対応するファイルのアドレス情報を表しており、例えばファイルサーバ名およびファイル名からなるパス情報で構成される。或いは、対応するファイルへのURL(Uniform Resource Locator)で構成されるものであってもよい。
本実施形態では、ポインタ情報が2次元バーコードを用いて付与された原稿について説明したが、文字列でポインタ情報が記録されるようにしてもよい。
その場合は所定のルールに従った文字列のブロック(例えば予め決められた位置にある文字ブロック)を先の像域分離処理で検出する。そして、該ポインター情報を示す文字列ブロックの各文字を文字認識する事で、元ファイルのアドレス情報を得る事が可能である。
又、原稿中の文字列に対して隣接する文字と文字の間隔等に微小な変調を加えるなどすることにより、該文字間隔に情報を埋め込むことでもポインタ情報を付与できる。例えば、後述する文字認識処理を行う際に各文字の間隔を検出すれば、ポインタ情報が得られる。又、自然画の中に不可視の電子透かしとしてポインタ情報を付加する事も可能である。
このように本実施形態における画像処理装置は、スキャナ10を備え、読み取られる原稿のオリジナルデータをネットワーク上の登録先から取得して出力する。
そして、スキャナ10により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化するグループ化機能(後述する図9に示すステップ(403))を有する。これにより、入力した複数ページ分の原稿を任意ページ数毎に、グループに分割できる。
さらに、グループ化機能でグループ化された各グループに所定の認証レベルを設定する設定機能を有する。これにより、各グループの認証レベルを任意に設定することができる。
さらに、設定された所定の認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する付加機能(後述する図9に示すステップ(405))を有する。
また、ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替える制御機能(後述する図15に示す制御手順)とを有することを特徴とする。具体的な、切り替え処理は、図13において詳述する。そして、画像処理装置220はユーザを認証する仕組みと、認証したユーザの認証レベルを識別するための仕組みが備わっている。画像形成装置220の使用を許可するユーザ情報(ユーザIDやパスワード)と、各ユーザ情報に対応付けられた認証レベルとを有するユーザ情報テーブルをコントローラ30内のHDD2004などに記憶している。そして、操作部140などを用いて入力されたユーザIDとパスワードによってユーザ認証の要求を受け付けたら、ユーザ情報テーブルを参照して認証要求に対する許可/禁止応答を行うとともに、認証したユーザの認証レベルを認識する。
また、スキャナ10により読み取られた画像データを解析して得られるポインタ情報に基づいて、オリジナルデータのリンク情報を図14に示すように探索する。
さらに、ポインタ情報は、オリジナルデータのリンク情報を管理している所在情報である。本実施形態では、ファイルサーバ211上で管理される。
また、ネットワーク上のデータ処理装置、例えばファイルサーバ211は、ユーザの認証レベルと出力履歴との対応を管理する管理テーブル(後述する管理テーブルTAB)を備える。そして、コントローラ30が、スキャナ10により読み取られた画像データを解析して得られるポインタ情報を検出した場合に、管理テーブルを参照して、オリジナルデータの取得先を切り換える。
以下では、スキャナ10から読み取られる原稿のオリジナルデータへのリンク作成処理について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
図9は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、本処理は、スキャナ10から読み取られる原稿のオリジナルデータへのリンク作成処理例である。なお、(400)〜(407)は各ステップを示す。また、各ステップは、図7に示したCPU2001がROM2003、ハードディスク2004に記憶される制御プログラムをRAM2002上にロードして実行することで実現される。
まず、ステップ(401)で、原稿台の原稿をスキャナ10で読み取る。そして、ステップ(402)で、UI画面上からオリジナルデータ作成モード(ICOPYモード)になっているかどうか判定する。ICOPYモードであると判断した場合は、ステップ(403)へ進み、ICOPYモードでないと判断した場合は、ステップ(407)へ進み、通常印刷をして、処理を終了する。なお、ステップ(407)の通常印刷とは、スキャナ10から読み取った原稿の画像データを、操作部140で設定された画像処理条件で処理して画像出力する複写処理である。
以下、ステップ(403)以降では、スキャナ10で原稿を読み取り、オリジナルデータのグループを作成しグループ毎にオリジナルデータの所在を示すポインタである二次元バーコードの付加を行う。
図10は、図1に示したスキャナ10に読み取られる原稿束に対するグループ化処理を説明する模式図である。
図10に示す例は、ODはオリジナル原稿で、グループA〜Dにそれぞれ二次元バーコードを付加してそれぞれ登録する例である。各グループに付加される二次元バーコードはグループごとに異なるものである。
図11は、図1に示した操作部140に表示されるグループ化設定のためのユーザインタフェース画面の一例を示す図である。このグループ化設定画面は、コントローラユニット30のCPU2001の制御により表示される。
なお、図11に示す画面例は、図10に示すオリジナル原稿ODをグループA〜Dに仕分けた場合の表示例である。
また、グループAは、スタートページP1〜P3の3ページから構成される。さらに、グループBは、スタートページP4〜P6の3ページから構成される。また、グループCは、スタートページP7〜P9の3ページから構成される。さらに、グループDは、スタートページP10〜P12の3ページから構成される。
図9に示すステップ(403)では、図11のようなUI画面が現れ、読み取った原稿をグループ分けして、OKボタンBT10を押されたことをCPU2001が検出すると、ステップ(404)へ進む。
そして、ステップ(404)で、図12に示す認証レベル設定ユーザインタフェース画面が表示される。
図12は、図1に示した操作部140に表示される認証レベル設定のためのユーザインタフェース画面の一例を示す図である。この認証レベル設定画面は、コントローラユニット30のCPU2001の制御により表示される。
図12に示す例では、グループAに「1」、グループBに「2」、グループCに「3」、グループDに「1」に認証レベルを設定した状態に対応する。なお、BT11はボタンで、表示された認証レベルを確定する場合にユーザにより設定される。なお、認証レベル数は、「1」〜「3」以外に、さらに細かく、あるいは、粗く設定してもよい。
また、これらの認証レベルは、後述するように、いずれかのグループの原稿をスキャナ10から読み込ませる場合に、操作部140でユーザ認証されるレベルと対応づけられている。また、各ユーザの認証レベルは、管理者モード等により、内部のメモリにテーブルとして記憶されているものとする。
なお、操作部140において、図12に示した認証レベル設定画面で、各グループに対して、認証レベルをテンキー1028等を操作して設定した後、ボタンBT11をユーザが押下する。これにより、処理がステップ(405)に移り、操作部140には、図13に示すリンク制御設定画面をコントローラユニット30のCPU2001の制御により表示する。
図13は、図1に示した操作部140に表示されるリンク設定のためのユーザインタフェース画面の一例を示す図である。このリンク設定画面は、コントローラユニット30のCPU2001の制御により表示される。
図13において、認証レベル「1」の人は、通常グループA及びグループDの資料がリンクされるがデータ作成者がグループAのみで良いと判断した場合はこの画面でグループDをこの削除することができる。
なお、本実施形態ではユーザ認証のレベルを1〜3に分類しているが、数字が大きいほどより上位の認証レベルであるものとする。そして、上位の認証レベルは下位の認証レベルの権限を包含する。従って、認証レベル2は認証レベル1の権限を包含し、認証レベル3は認証レベル1、認証レベル2それぞれの権限を包含する。図12、13の例ではグループCは認証レベル3のユーザしかアクセスすることができない。一方、グループBは認証レベル1、2のユーザがアクセスできる。そして、グループA、Dは認証レベル1〜3のユーザがアクセスできる。
ここで、原稿内のポインタは、図14に示すようにポインタ情報を管理するサーバ211上の管理領域211Aを指すようにする。また、管理領域211Aは、管理テーブルTABを参照するためのポインタも設定されている。
図14は、図1に示した画像処理装置220から読み取られる原稿のリンク先を説明する図である。
図14に示すように、実際のリンク先は、例えば図1に示したファイルサーバ211が記憶するテーブルを参照するようにしている。このため、各グループに入れるポインタ情報(図14に示す管理領域211Aを指す情報)は全て同じもので良く、ポインタのリンク先解析を単純に済ませることができる。
また、本実施形態では、ポインタ情報とともに読み取った原稿自身のグループ番号と、原稿読み取りを指示したユーザの認証レベルもコード化する。例えば、図13に示すように、グループAの原稿をスキャンしたユーザの認証レベルが「1」であれば、グループDのデータのデータが出力される。ユーザの認証レベルは、グループAの原稿読取り時に、後述するユーザ認証処理で認証されたユーザの認証レベルである。
また、グループAの原稿をスキャンしたユーザの認証レベルが「2」のユーザであれば、グループAの原稿ではなく、グループBの原稿の画像データが出力されるようファイルサーバ211側の参照テーブルTABで管理している。
同様に、グループBの原稿をスキャンしたユーザの認証レベルが「2」であれば、グループBの原稿の画像データではなく、グループDの原稿の画像データが出力される。
同様に、グループBの原稿をスキャンしたユーザの認証レベルが「3」であれば、グループBの原稿の画像データではなく、グループCの原稿の画像データが出力されるようファイルサーバ211側の参照テーブルTABで管理している。
図9に示すステップ(405)では、図13に示したリンク設定画面が操作部140に表示される。そして、認証レベルごとの文書のリンク(グループ先)を作成する。そして、図13において、ボタンBT12が押下指示されると、ステップ(406)へ進む。
そして、ステップ(406)で、ステップ(405)で、作成したサーバ211にあるリンク先の記憶装置へ読み取った各グループの原稿の画像データを保存して、オリジナルデータの作成処理を終了する。
なお、ここで、グループAのオリジナルデータを取得するためのポインタ情報を二次元バーコード化し、プリンタ部20から印刷するようにしても良い。
これにより、図13において設定されたリンク先の記憶装置に、読み取った各グループの原稿の画像データを登録することができる。
この際、サーバ211には、各グループの原稿の画像データが記憶されているリンク先を示す参照テーブルTABも登録される。
次に、上記図9に示したフローチャートに基づいて、原稿から読み取られるオリジナルデータへリンクして、その原稿の画像データを取得して印刷する処理について説明する。
図15は、本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、本処理は、スキャナ10から読み取られる原稿のオリジナルデータの取得処理例である。なお、(501)〜(508)は各ステップを示す。また、各ステップは、図7に示したCPU2001がROM2003、ハードディスク2004に記憶される制御プログラムをRAM2002上にロードして実行することで実現される。
先ず、ステップ(501)で、スキャナ10で原稿を読み取り、ステップ(502)で、図7に示したスキャナ画像処理部2080で読み取った原稿に対して画像処理を行う。そして、リンク先の検索を行い、オリジナルデータへのポインタがあるかどうかCPU2001が判定する。ここで、オリジナルデータへのポインタがあると判定した場合は、ステップ(503)へ進む。なお、ここで、オリジナルデータへのポインタは、二次元バーコードに設定されているものとする。
一方、ステップ(502)で、オリジナルデータへのポインタがないと判定した場合は、ステップ(507)で、そのまま印刷するかどうかCPU2001が判定する。そして、印刷すると判断した場合は、ステップ(508)で、操作部140上でユーザが設定した複写モードに基づいて、通常印刷を行い、印刷しない場合は、本処理を終了する。
一方、ステップ(502)で、オリジナルデータへのポインタがあるとCPU2001が判定した場合は、ステップ(503)で、ユーザ認証を行い、ステップ(504)へ進む。
なお、ユーザ認証方法は、ユーザが操作部140から入力するパスワードによる認証や、ユーザ自身の生態認証や、ユーザが携帯するICカードによる認証など何でも良い。このユーザ認証に照合される
そして、ステップ(504)で、ユーザの出力情報テーブルのチェックを行う。
そして、ステップ(504)で、ユーザの出力情報テーブルのチェックを行う。
例えば上記図9に示す処理で作成した原稿に対してユーザの認証レベルが「3」のユーザCがオリジナル原稿の印刷を行う場合、グループA〜Dの全ての文書を印刷することができる。
ここで、初めて文書をスキャンした場合、図16に示すようなユーザの出力情報を管理している管理テーブルTABにユーザCの情報がないため、管理テーブルにユーザCの情報を加える必要がある。
図16、図17は、図1に示したファイルサーバ211に記憶される管理テーブルの一例を示す図である。
本例は、ユーザ毎に、認証レベルと、出力履歴を管理している例である。なお、管理テーブルTABは、ファイルサーバ211以外のサーバ装置の記憶装置で管理する構成としてもよい。
この処理については、図15に示すステップ(506)で詳述する。
なお、管理テーブルTABはリンク先であるファイルサーバ211の記憶装置内にあるものとする。
次に、ステップ(505)では、リンク先の記憶装置に登録された原稿の画像データをネットワークを介して取得して印刷する。
一方、上記ステップ(504)で、管理テーブルがないと判断した場合、グループAを出力してよいか操作部140に通知してユーザに尋ね、OKボタン等が指示されたとCPU2001が判断した場合、グループAの原稿の画像データを出力する。
また、OKボタン等が指示されていないとCPU2001が判断した場合、認証レベルが「3」のユーザCが原稿としてスキャンした原稿がグループAであった場合、グループBの原稿の画像データを出力する。原稿がグループBであった場合、グループCの原稿の画像データを出力する。
さらに、管理テーブルがあった場合は、管理テーブルのリンク先に従い、そのリンク先の記憶装置から登録された原稿の画像データをネットワークを介して取得して印刷を行う。
なお、管理テーブルの値がグループDとなっている場合は、全て印刷していますが、印刷を行いますか等を操作部140のUI画面を表示して、印刷を行う場合は、A〜Dのグループを選択して印刷を行う。
或いは、過去に出力したグループのデータは再出力させないというように設定することも可能である。この場合、管理テーブルの値がグループDになっている場合は、これ以上の印刷出力は禁止されることになる。
そして、ステップ(506)で、印刷後に管理テーブルを、ユーザCに対する認証レベルと出力履歴とを、図17に示すテーブルの内容に書き換えて、本処理を終了する。
これにより、オリジナルデータに認証レベルを設け、認証レベルに従ったオリジナルデータへのリンクをはることにより、認証レベルごとに必要なデータをユーザが意識せずに取り出すことを可能となり、ユーザの利便性が向上する。
また、ユーザごとの管理テーブルを書き換えることにより、出力されたシートのポインタ情報を書き換えることなく出力するオリジナルデータのリンク先を変更することも可能となる。
〔他の実施形態〕
以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図18は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図8,図9,図15に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
10 スキャナ
20 プリンタ
30 コントローラ
140 操作部
210 ファイルサーバ
212,213 パソコン
220 画像処理装置
20 プリンタ
30 コントローラ
140 操作部
210 ファイルサーバ
212,213 パソコン
220 画像処理装置
Claims (10)
- 読取手段で読み取られる原稿のオリジナルデータを登録先から取得して出力する画像処理装置であって、
前記読取手段により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化するグループ化手段と、
前記グループ化手段でグループ化された各グループに認証レベルを設定する設定手段と、
設定された認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する付加手段と、
ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替える制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記読取手段により読み取られた画像データを解析して得られるポインタ情報に基づいて、オリジナルデータのリンク情報を探索することを特徴とする請求項1の画像処理装置。
- 前記ポインタ情報は、オリジナルデータのリンク情報を管理している所在情報であることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記データ処理装置は、ユーザの認証レベルと出力履歴との対応を管理する管理テーブルを備え、
前記制御手段は、前記読取手段により読み取られた画像データを解析して得られるポインタ情報を検出した場合に、前記管理テーブルを参照して、オリジナルデータの取得先を切り換えることを特徴とする請求項1の画像処理装置。 - 読取手段で読み取られる原稿のオリジナルデータを登録先から取得して出力する画像処理装置の出力制御方法であって、
前記読取手段により読み取られた複数ページ分のオリジナルデータをグループ化するグループ化ステップと、
前記グループ化ステップでグループ化された各グループに認証レベルを設定する設定ステップと、
設定された認証レベル毎に、各グループのオリジナルデータを取得するためのリンク情報を付加する付加ステップと、
ユーザの認証レベルに基づいて、前記リンク情報を参照して印刷すべきグループの各オリジナルデータの取得先を切り替える制御ステップを有することを特徴とする出力制御方法。 - 前記読取手段により読み取られた画像データを解析して得られるポインタ情報に基づいて、オリジナルデータのリンク情報を探索することを特徴とする請求項5の出力制御方法。
- 前記ポインタ情報は、オリジナルデータのリンク情報を管理している所在情報であることを特徴とする請求項5の出力制御方法。
- 前記データ処理装置は、ユーザの認証レベルと出力履歴との対応を管理する管理テーブルを備え、
前記制御ステップは、前記読取手段により読み取られた画像データを解析して得られるポインタ情報を検出した場合に、前記管理テーブルを参照して、オリジナルデータの取得先を切り換えることを特徴とする請求項5の出力制御方法。 - 請求項5〜8のいずれかに記載の出力制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項5〜8のいずれかに記載の出力制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009017081A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
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