JP2005156662A - 地図情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 道路の修正等に伴い改訂された既製のディジタル地図データを入力して、システム固有の必要情報を付加する編集作業の際、ディジタル地図データの改訂前後の差分情報を的確に表示して、編集作業の負荷を軽減する。
【解決手段】 ディジタル地図データの改訂前後の差分情報を、道路などの物理的接続状態を示す接続情報、および各接続情報に付随する属性情報のそれぞれについて抽出して保持し、必要情報を付加する編集作業の際、上記接続情報および属性情報のそれぞれの差分情報を表示して作業を支援する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、地図をディジタルデータとして処理し、システム固有の必要情報を付加して表示する地図情報システムに関し、特に、ディジタル地図データの改訂に伴う表示用データの更新に関するものである。
地図情報システムでは、従来より基本となる既存地図データに各種施設マークや特殊道路等の付加価値の高い情報が追加された、より実用性の高いディジタル道路地図データ(付加価値データ)を作成して需要者に供給している。一方、基本となる既存地図データは、新規道路の追加、既存道路の修正等に伴いその都度、改訂され発行されている。これに伴い、付加価値データも、改訂された既存地図データに付加情報を再度、盛り込んで、新しい付加価値データに更新する必要がある。
従来の地図情報システムは、改訂前の既存地図データと付加価値データとの2つの道路地図データを比較し、共通部分及び差分を抽出する比較抽出手段を備えて、それを表示させることによって、改訂後の既存地図データに対し、手動作業により付加情報を入力し、新しい付加価値データに更新している(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の別例の地図情報システムでは、現在の地図データベース(上記付加価値データに相当)の基礎を成す元データ(上記既存地図データに相当)と新たに入手した元データとの差分を抽出し、関連して更新される一纏まりのノードとリンクを編集単位として取り出し、編集単位毎の操作手順のリスト作成して、編集操作を実行して地図データを更新している(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−248875号公報 特開平10−10970号公報
このような従来の特許文献1記載のシステムでは、既存地図データの改訂箇所を作業者が目視にて検出しながら、付加情報を入力する必要があり、新しい付加価値データの更新処理は、作業性の悪いものであった。
従来の特許文献2記載のシステムでは、改訂前後の地図データの差分を抽出して差分情報に基づいて編集操作リストを作成して、編集作業を支援している。しかしながら、改訂箇所として抽出する差分情報は、道路に相当するリンク、および交差点などに対応するノードについて、即ち物理的な接続状態を示す接続情報のみ考慮されており、それらに付随する属性情報の改訂、例えば国道x番線がy番線に変更等の差分情報は検出されないものであった。このため、属性情報の改訂箇所を作業者が目視にて検出しながら、付加情報の入力などの編集作業を行う必要があり、システムが供給する地図データの更新処理の効率化には限界があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、新規道路の追加、既存道路の修正等に伴い改訂された既製のディジタル地図データを入力して、必要情報を付加する編集作業の際、ディジタル地図データの改訂前後の差分情報を的確に表示することにより、上記編集作業の負荷を軽減し、表示用地図データを信頼性良く効率的に更新できる地図情報システムを得ることを目的とする。
この発明に係る地図情報システムは、ディジタル地図データを入力してシステム固有の必要情報を付加させて編集し、表示用データに変換する編集変換手段を有するデータ処理装置と、上記表示用データを表示させる表示装置とを備える。また、上記データ処理装置には、上記ディジタル地図データを入力すると、既に入力された既存ディジタル地図データと、両ディジタル地図データにおける、道路などの物理的接続状態を示す接続情報、および各接続情報に付随する属性情報のそれぞれについて比較し、それぞれの差分情報を抽出する比較抽出手段と、該抽出された差分情報を保持する記憶手段と、該差分情報を表示させる差分表示手段とを備える。そして、上記ディジタル地図データの入力に伴う上記編集変換手段による上記必要情報の付加時に、上記接続情報および属性情報のそれぞれの差分情報を閲覧可能としたものである。
このような地図情報システムでは、ディジタル地図データを入力すると、既に入力された既存ディジタル地図データとの差分情報を、接続情報と属性情報との双方で表示して閲覧可能にしたため、編集変換手段による必要情報の付加時に作業負荷が軽減でき、表示用地図データを信頼性良く効率的に更新できる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による地図情報システムについて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による地図情報システムの概略構成を示す図である。
図に示すように、地図情報システムは、新規道路の追加、既存道路の修正等に伴い改訂される既製のディジタル地図データ1を入力してシステムが供給する表示用地図データ9を作成するデータ処理装置2と、表示用地図データ9を表示する表示装置10とで構成される。
ディジタル地図データ1は、各ディジタル地図メーカが提供する既製の地図データであり、道路の物理的な接続を、ノードおよびリンクという概念でデータ化した道路接続情報1a(以下、接続データ1aと称す)と、接続データ1aに付随する道路属性情報1b(以下、属性データ1bと称す)とで構成される。ノード、リンクはそれぞれ独自の番号をもって体系化されており、「ノード」とは、一般に、道路の交差点や折曲点を特定するための座標位置のことである。また、「リンク」とは、始点ノードと終点ノードをつないだものであって、道路の形に沿った折れ線ベクトルと理解できる。
また、1つのリンク中において道路の折曲点(補間点)の数を「補間点数」といい、その各位置座標を「補間点座標」という。これらの補間点数や補間点座標もノード、リンク番号と共にデータ化されている。各ディジタル地図メーカが提供する既製の地図データは、同じ対象領域の同時期の地図データであれば、ノード、リンクの番号体系は等しい。
データ処理装置2は、既に入力されて保持される既存ディジタル地図データ3と、ディジタル地図データ1が入力されると該ディジタル地図データ1と既存ディジタル地図データ3とを比較して差分を抽出する第一データ変換処理部4(以下、比較抽出処理部4と称す)と、抽出された差分情報5a、5bを保持する差分データ記憶部5と、差分情報5a、5bに関して、システム固有の必要情報を作業者が付加入力する編集入力処理部6と、付加入力された必要情報を用いてディジタル地図データ1を編集して、表示用の地図データに変換し、前回作成された既存の表示用地図データ9を更新する第二データ変換処理部8とを備える。なお、上記編集入力処理部6と第二データ変換処理部8とで、編集変換手段を構成する。
また、表示装置10は、大画面制御装置10aを備えて大画面表示装置10bに表示用地図データ9を表示する。
比較抽出処理部4は、ディジタル地図データ1と既存ディジタル地図データ3とにおける、接続データおよび属性データのそれぞれについて比較し、それぞれの差分情報である接続差異データ5a、属性差異データ5bを抽出して差分データ記憶部5に保持する。またこのとき、既存ディジタル地図データ3を、入力されたディジタル地図データ1により更新する。編集入力処理部6は、差分データ記憶部5に保持された接続差異データ5a、属性差異データ5bを差分表示部7にて表示させ、作業者が必要情報を付加入力する操作を支援する。第二データ変換処理部8は、既存の表示用地図データ9を参照し、比較抽出処理部4を介して入力されるディジタル地図データ1と、編集入力処理部6にて付加入力された必要情報とに基づいて、表示用地図データ9を再作成して更新する。
以下、動作の詳細を説明する。
図2は、比較抽出処理部4での処理を示すフローチャートである。
まず、比較対象地図データであるディジタル地図データ1について、ノードおよびリンクを確認し(S1)、全てのノードi(iはノード番号)についてS2〜S12の処理を行う。
ノードiについて、比較先地図データである既存ディジタル地図データ3に、同一番号、同一座標のノードが存在するか否か判定し(S2)、存在する場合、即ち一致するノードが存在する場合、該ノードに付加された属性データに変更点があるか否か判定する(S3)。S3にて属性データに変更点があれば、差分データ記憶部5のデータベースに属性差異データ5bを書き込み(S4)、変更点がなければ書き込みはスキップする。
次いで、接続先ノードまでのリンクを構成するノードおよび補間点の個数、座標が、既存ディジタル地図データ3に全て一致するか否か判定し(S5)、一致する場合、さらに該リンクに付加された属性データが、既存ディジタル地図データ3に等しいか否か判定する(S6)。S6にて属性データが等しければ属性データ変化なし(S7)として、全てのノードについて終了していない場合は(S13)、次のノードに設定して(S14)、S2に戻る。S13にて全てのノードについて終了している場合は、比較抽出処理を終了する。
S5にて一致せず変更点がある場合、接続データに変更ありとして、差分データ記憶部5のデータベースに接続差異データ5aを書き込む(S8)。次いで、該リンクに付加された属性データが、既存ディジタル地図データ3に等しいか否か判定する(S9)。S9にて属性データが等しければS7に移る。
S6、S9にて、該リンクに付加された属性データに変更点があれば、差分データ記憶部5のデータベースに属性差異データ5bを書き込み(S10)、S13に移る。
S2にて、一致するノードが存在しない場合、属性データ、接続データの双方が変更ありとなり、差分データ記憶部5のデータベースに属性差異データ5bおよび接続差異データ5aを書き込み(S11、S12)、S13に移る。
上述したように比較抽出処理部4により抽出された接続差異データ5a、属性差異データ5bを保持する差分データ記憶部5のデータベース構造の例を図3に示す。
この後、編集入力処理部6にて付加情報を作業者が入力する際、差分表示部7にて、接続差異データ5a、属性差異データ5bを表示させて、作業者が接続差異データ5a、属性差異データ5bを閲覧可能にしたため、容易に接続データおよび属性データの変更点が確認でき、必要情報を付加入力する作業負荷が格段と軽減できる。
差分表示部7での表示画面のイメージを図4に示す。この場合、既存ディジタル地図データ3から変更点があったリンクについて、画面上で色を変更して表示すると共に、属性差異データ5bを子ウィンドゥにて表示している。この他、例えば、変更箇所一覧を表形式で表示し、選択された場所周辺の地図にジャンプする機能などを備えても良い。
次いで、第二データ変換処理部8により、改訂された表示用地図データ9を作成するが、この処理は、各ディジタル地図メーカが提供したディジタル地図データを、システムの表示系で共通的に扱うデータ形式に変換するもので、各ディジタル地図データのデータフォーマットの差異を吸収することができる。
この実施の形態では、上述したように、編集入力処理部6にて付加情報を作業者が入力する際、差分表示部7にて、接続差異データ5a、属性差異データ5bを表示させて、作業者が接続差異データ5a、属性差異データ5bを閲覧可能にしたため、容易に接続データおよび属性データの変更点が確認でき、必要情報を付加入力する作業負荷が格段と軽減できる。このため、表示用地図データ9を信頼性良く効率的に更新できる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2による地図情報システムについて説明する。
図5は、この発明の実施の形態2による地図情報システムの概略構成を示す図である。
上記実施の形態1では、データ処理装置2に入力される既製のディジタル地図データ1は1つとしたが、この実施の形態2では、図5に示すように、2種のディジタル地図データ1−1、1−2を入力してシステムが供給する表示用地図データ9を作成する。その他の構成は、上記実施の形態1と同様である。
2種のディジタル地図データ1−1、1−2は、例えば異なる地図メーカが提供した異種データであり、各ディジタル地図データ1−1、1−2は、上記実施の形態1で述べたように、道路接続情報(接続データ)1−1a、1−2aと、接続データ1−1a、1−2aに付随する道路属性情報(属性データ)1−1b、1−2bとで構成される。
該2種のディジタル地図データ1−1、1−2が並行入力されると、比較抽出処理部4は、ディジタル地図データ1−1、1−2と既存ディジタル地図データ3とを比較して差分情報を抽出する。このとき、一方のディジタル地図データ1−1から接続データの差分情報である接続差異データ5aを抽出し、他方のディジタル地図データ1−2から属性データの差分情報である属性差異データ5bを抽出し、それぞれ差分データ記憶部5に保持する。また、ディジタル地図データ1−1の接続データ1−1aと、ディジタル地図データ1−2の属性データ1−2bとで、既存ディジタル地図データ3を更新する。
編集入力処理部6は、差分データ記憶部5に保持された接続差異データ5a、属性差異データ5bを差分表示部7にて表示させ、作業者が必要情報を付加入力する操作を支援する。第二データ変換処理部8は、既存の表示用地図データ9を参照し、比較抽出処理部4を介して入力されるディジタル地図データ1−1の接続データ1−1aおよびディジタル地図データ1−2の属性データ1−2bと、編集入力処理部6にて付加入力された必要情報とに基づいて、表示用地図データ9を再作成して更新する。
この実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、編集入力処理部6にて付加情報を作業者が入力する際、差分表示部7にて、接続差異データ5a、属性差異データ5bを表示させて、作業者が接続差異データ5a、属性差異データ5bを閲覧可能にしたため、容易に接続データおよび属性データの変更点が確認でき、必要情報を付加入力する作業負荷が格段と軽減でき、表示用地図データ9を信頼性良く効率的に更新できる。
また、2種のディジタル地図データ1−1、1−2を並行入力して、一方のディジタル地図データ1−1から接続データの差分情報である接続差異データ5aを抽出し、他方のディジタル地図データ1−2から属性データの差分情報である属性差異データ5bを抽出して、それを利用する。例えば、ディジタル地図データの種類によっては、属性データあるいは接続データの一方のみ利用したい場合があり、属性データのみ利用するディジタル地図データと接続データのみ利用するディジタル地図データとの異なる種類の2種のディジタル地図データに基づいて表示用地図データ9の更新を容易に行うことができ、表示用地図データ9作成の自由度が向上する。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3による地図情報システムについて説明する。
図6は、この発明の実施の形態3による地図情報システムの概略構成を示す図である。
この実施の形態3では、図6に示すように、例えば異なる地図メーカが提供した異なる2種のデータディジタル地図データ1−3、1−4を並行入力してシステムが供給する表示用地図データ9を作成する。ここで、一方のディジタル地図データ1−3は、新規道路の追加、既存道路の修正等に伴い改訂された新ディジタル地図データ1−3であるが、他方は、新ディジタル地図データ1−3に対して世代の古い旧ディジタル地図データ1−4である。2種のデータディジタル地図データ1−3、1−4は、道路接続情報(接続データ)1−3a、1−4aと、接続データ1−3a、1−4aに付随する道路属性情報(属性データ)1−3b、1−4bとで構成される。
また、図に示すように、旧ディジタル地図データ1−4を、新ディジタル地図データ1−3を参照して新ディジタル地図データ1−3の世代に合わせた新地図データに編集する編集手段としての編集処理部11を、データ処理装置2に備える。なお、編集処理部11は、作業者による入力処理を含むものであっても良い。その他の構成は、上記実施の形態1と同様である。
該2種のディジタル地図データ1−3、1−4がデータ処理装置2に並行入力されると、比較抽出処理部4は、新ディジタル地図データ1−3と既存ディジタル地図データ3とを接続データおよび属性データのそれぞれについて比較し、それぞれの差分情報である接続差異データ5a、属性差異データ5bを抽出して差分データ記憶部5に保持する。また、このとき既存ディジタル地図データ3を、新ディジタル地図データ1−3により更新する。
編集処理部11では、上述したように、新ディジタル地図データ1−3を参照して旧ディジタル地図データ1−4を、新ディジタル地図データ1−3の世代に合わせた新地図データ1−44(図示せず)に編集する。
編集入力処理部6は、差分データ記憶部5に保持された接続差異データ5a、属性差異データ5bを差分表示部7にて表示させ、作業者が必要情報を付加入力する操作を支援する。第二データ変換処理部8は、既存の表示用地図データ9を参照し、比較抽出処理部4および編集処理部11を介して入力される新ディジタル地図データ1−3と新地図データ1−44とから得られる編集元地図データ、および編集入力処理部6にて付加入力された必要情報に基づいて、表示用地図データ9を再作成して更新する。ここでは、付加入力された必要情報を用いて編集元地図データを編集して、表示用の地図データに変換して表示用地図データ9を再作成するものであるが、編集元地図データは、新ディジタル地図データ1−3と新地図データ1−44とを例えば、一方の接続データと他方の属性データとを合成するなどして作成しても良いし、新地図データ1−44のみから作成しても良い。
この実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、編集入力処理部6にて付加情報を作業者が入力する際、差分表示部7にて、接続差異データ5a、属性差異データ5bを表示させて、作業者が接続差異データ5a、属性差異データ5bを閲覧可能にしたため、容易に接続データおよび属性データの変更点が確認でき、必要情報を付加入力する作業負荷が格段と軽減でき、表示用地図データ9を信頼性良く効率的に更新できる。
また、新旧2種のディジタル地図データ1−3、1−4を並行入力して、新ディジタル地図データ1−3から差分情報(接続差異データ5a、属性差異データ5b)を抽出し、編集処理部11にて旧ディジタル地図データ1−4を新地図データ1−44に編集して、編集元地図データに用いるようにした。このため、古い世代のディジタル地図データを含む2種のディジタル地図データ1−3、1−4に基づいて表示用地図データ9の更新を容易に行うことができ、表示用地図データ9作成の自由度がさらに向上する。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4による地図情報システムについて説明する。
図7は、この発明の実施の形態4による地図情報システムの概略構成を示す図である。
この実施の形態では、過去の編集、変換処理の履歴により、編集作業データとしての自動作業用履歴データ12を作成して保持し、作業者による付加情報の入力を行うに先立って、自動編集処理部13にて、比較抽出処理部4からの差分情報と自動作業用履歴データ12とに基づいて、必要情報を付加する自動編集を行う。図7に示すように、上記実施の形態2に自動編集機能を追加したもので、上記実施の形態2で作業者を介して付加入力していた必要情報の一部を、自動的に入力して地図データの編集を行うものである。この場合、編集入力処理部6、第二データ変換処理部8、自動作業用履歴データ12および自動編集処理部13で、編集変換手段を構成する。
次いで、残りの必要情報を編集入力処理部6にて作業者が入力するが、このとき、編集入力処理部6は、差分データ記憶部5に保持された接続差異データ5a、属性差異データ5bを差分表示部7にて表示させ、作業者が必要情報を付加入力する操作を支援する。この後、上記実施の形態2と同様に、第二データ変換処理部8は、表示用地図データ9を再作成して更新する。
ところで、システム固有の必要情報の付加は、主に、地図データに無い情報を追加する場合、また、地図データに含まれた情報を、見栄えを考慮して編集する場合等がある。例えば、地図データに無い情報を追加する場合で、さらに、あるリンク又はノードの位置によって追加される必要情報が決まる場合について、自動作業用履歴データ12を作成して保持し、自動編集処理部13にて必要情報を付加する自動編集を行うことができる。図8に、自動作業用履歴データ12のデータ構造の例を示す。
この実施の形態では、編集入力処理部6にて付加情報を作業者が入力するに先立って、自動編集処理部13にて必要情報を付加する自動編集を行うようにしたため、作業者によって入力する情報の個数が低減でき、必要情報を付加入力する作業負荷が格段と軽減できる。さらにその後、編集入力処理部6にて付加情報を作業者が入力する際においても、上記各実施の形態と同様に、差分表示部7にて、接続差異データ5a、属性差異データ5bを表示させて、作業者が接続差異データ5a、属性差異データ5bを閲覧可能にしたため、容易に接続データおよび属性データの変更点が確認でき、必要情報を付加入力する作業負荷が軽減できる。このため、システム固有の必要情報を付加させて入力されるディジタル地図データを編集、変換して表示用地図データ9を作成し、更新する処理が、一層、信頼性良く効率的に行える。
なお、この実施の形態では、上記実施の形態2に自動編集機能を追加した場合を示したが、このような自動編集機能は上記実施の形態1、3においても同様に適用できる。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5による地図情報システムについて説明する。
図9は、この発明の実施の形態5による地図情報システムの概略構成を示す図である。
この実施の形態では、上記実施の形態4において、差分データ記憶部5内の接続差異データ5a、属性差異データ5bを表示用地図データ9の一部として表示装置10にて表示可能としたものである。差分データ記憶部5内の接続差異データ5a、属性差異データ5bは、データ処理装置2内の差分表示部7で表示させて、必要情報を付加入力する作業を支援するものであるが、表示用地図データ9の一部として表示装置10にて表示させることにより、システム利用者が必要に応じて差分データ記憶部5内の接続差異データ5a、属性差異データ5bを容易に確認できる。
なお、この実施の形態では、差分情報(接続差異データ5a、属性差異データ5b)を表示装置10に表示可能としたが、編集入力処理部6にて入力された付加情報や自動編集処理部13にて付加された付加情報などを、表示装置10にて表示させてもよく、システム利用者が必要に応じて容易に確認できる。
また、この実施の形態は、上記実施の形態4に適用した場合について説明したが、上記実施の形態1〜3についても同様に適用できる。
さらに、上記各実施の形態では、表示装置10にシステムが有する大画面表示装置10bを用いたが、システムをインターネットなどのネットワークに接続して、ネットワークに接続される端末の画面にて表示させるようにしても良い。
この発明の実施の形態1による地図情報システムの概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による比較抽出処理部での処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による差分データ記憶部のデータベース構造の例を示す図である。 この発明の実施の形態1による差分表示部での表示画面のイメージを示す図である。 この発明の実施の形態2による地図情報システムの概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態3による地図情報システムの概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態4による地図情報システムの概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態4による自動作業用履歴データのデータ構造の例を示す図である。 この発明の実施の形態5による地図情報システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1,1−1,1−2 ディジタル地図データ、1−3 新ディジタル地図データ、
1−4 旧ディジタル地図データ、
1a,1−1a,1−2a,1−3a,1−4a 接続データ、
1b,1−1b,1−2b,1−3b,1−4b 属性データ、2 データ処理装置、
3 既存ディジタル地図データ、4 第一データ変換処理部(比較抽出処理部)、
5 差分データ記憶部、5a,5b 差分情報(接続差異データ,属性差異データ)、
6 編集入力処理部、7 差分表示部、8 第二データ変換処理部、
9 表示用地図データ、10 表示装置、11 編集手段としての編集処理部、
12 編集作業データとしての自動作業用履歴データ、13 自動編集処理部。

Claims (5)

  1. ディジタル地図データを入力してシステム固有の必要情報を付加させて編集し、表示用データに変換する編集変換手段を有するデータ処理装置と、上記表示用データを表示させる表示装置とを備えた地図情報システムにおいて、上記ディジタル地図データを入力すると、既に入力された既存ディジタル地図データと、両ディジタル地図データにおける、道路などの物理的接続状態を示す接続情報、および各接続情報に付随する属性情報のそれぞれについて比較し、それぞれの差分情報を抽出する比較抽出手段と、該抽出された差分情報を保持する記憶手段と、該差分情報を表示させる差分表示手段とを上記データ処理装置に備え、上記ディジタル地図データの入力に伴う上記編集変換手段による上記必要情報の付加時に、上記接続情報および属性情報のそれぞれの差分情報を閲覧可能としたことを特徴とする地図情報システム。
  2. 2種のディジタル地図データを並行して入力可能とし、該2種のディジタル地図データの並行入力時には、上記比較抽出手段は、上記接続情報の差分情報を上記ディジタル地図データの一方から、上記属性情報の差分情報を上記ディジタル地図データの他方から、それぞれ抽出することを特徴とする請求項1記載の地図情報システム。
  3. 新旧2種のディジタル地図データを並行して入力可能とし、該2種のディジタル地図データの並行入力時には、上記比較抽出手段は、上記差分情報を上記新ディジタル地図データから抽出し、上記旧ディジタル地図データに対し、上記新ディジタル地図データを参照して新データに編集する編集手段を備え、上記編集変換手段による上記必要情報の付加時に、編集、変換される元の地図データとして上記編集手段にて編集された新データを用いることを特徴とする請求項1記載の地図情報システム。
  4. 上記編集変換手段は、過去の編集、変換処理の履歴から予め決められた編集作業データを保持し、該編集作業データおよび抽出された上記差分情報を参照して、上記必要情報を付加する自動編集を行うことを特徴とする上記請求項1〜3のいずれかに記載の地図情報システム。
  5. 上記差分情報、あるいは上記編集変換手段により付加された情報のいずれかあるいは双方を上記表示装置にて表示可能としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の地図情報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392655C (zh) * 2006-01-17 2008-06-04 中国地质调查局发展研究中心 国家地质图类数据模型***
CN111133334A (zh) * 2017-09-26 2020-05-08 罗伯特·博世有限公司 用于基于雷达测量绘制地图和定位车辆的方法和***

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