JP2005155218A - 床見切り材 - Google Patents

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Akira Inoue
彰 井上
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Abstract

【課題】 蓋部材の離脱を防止できる床見切り材を提供する。
【解決手段】 床見切り材10は、溝22を有する基材16と、差込片32を有する蓋部材18とを備えており、溝22の側壁は、弾性突条28によって構成されている。そして、溝22の幅は、溝22の対向する2つの内側面を略「八」字状に傾斜させて平坦に形成することによって、底部へ向かって広げられており、差込片32の下部の厚みは、突条36を設けることによって、その上部の厚みおよび溝22の上部の幅よりも厚く設定されている。したがって、差込片32を溝22に差し込んだ状態では、差込片32が溝22の内側面に係止され、差込片32が溝22の内側面に接触した状態では、溝22の内側面から差込片32に対して弾性突条28の復元力が作用する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、隣り合う床材の間において床材の端部を仕上げるのに用いられる、床見切り材に関する。
この種の従来の床見切り材の一例が、特許第3417241号公報(特許文献1)に開示されている。この従来の床見切り材は、隣り合う床板の間において床下地材の上面に敷設される基材と、隣り合う床板の間に生じた隙間を覆う蓋部材とによって構成されており、基材に対して蓋部材を装着する際には、基材に設けられた溝に蓋部材に設けられた差込片を差し込むようにしていた。
しかし、この床見切り材では、基材に設けられた溝の対向する2つの側面が互いに平行に延びて形成されていたので、溝に差し込まれた差込片を溝の内部において係止することができず、基材から蓋部材が簡単に離脱してしまうという問題があった。
そこで、従来の他の床見切り材1では、図6に示すように、溝2の内側面に凸部3を形成するとともに、差込片4の側面に凹部5を形成し、凸部3と凹部5とを嵌め合わせることによって基材6から蓋部材7が離脱するのを防止していた。
特許第3417241号
従来の床見切り材1(図6)では、凸部3と凹部5とを嵌め合わせることによって基材6から蓋部材7が離脱するのを防止していたので、蓋部材6の高さを微調整することができなかった。そのため、床板8と蓋部材7との間に隙間9が生じて、見栄えが悪くなるという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、床板と蓋部材との間に隙間を生じることなく蓋部材の離脱を防止できる床見切り材を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「隣り合う床材14の間において床下地材12の上面に敷設される長尺板状の基材本体20と基材本体20の上部に設けられた溝22とを有する基材16、および隣り合う床板14の間に生じた隙間Aを覆う蓋本体30と蓋本体30の下面に設けられて溝22に差し込まれる差込片32とを有する蓋部材18を備える、床見切り材10において、溝22の少なくとも一方の内側面を平坦な傾斜面で構成することによって溝22の幅が底部へ向かって広げられており、溝22の少なくとも一方の側壁が基材本体20の上部に設けられた弾性突条28によって構成されており、差込片32の下部の厚みがその上部の厚みおよび溝22の上部の幅よりも厚くされていることを特徴とする、床見切り材10」である。
この発明では、基材本体20の上部に設けられた弾性突条28によって溝22を構成しているので、差込片32を溝22に差し込む際には、弾性突条28が外側へ押されて溝22の入口が広げられる。差込片32を溝22に差し込んだ状態では、差込片32の下部の厚みが溝22の上部の幅よりも厚いので、差込片32が溝22の傾斜した内側面に係止されることになる。また、差込片32が溝22の傾斜した内側面に接触した状態から蓋部材18を離脱させようとすると、溝22を構成する弾性突条28が弾性変形されることになり、溝22の内側面から差込片32には、弾性突条28の復元力すなわち「蓋部材18を引き戻そうとする力」が作用する。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「床見切り材10」において、「差込片32の下端部を尖らせた」ことを特徴とする。
この発明では、差込片32の下端部を尖らせているので、差込片32を溝22に差し込む作業が容易である。
請求項1および2に記載した発明によれば、溝に差し込まれた差込片を溝の内側面で係止することができるので、蓋部材が基材から離脱するのを防止できる。また、溝22の少なくとも一方の内側面を平坦な傾斜面で構成し、これによって溝の幅を底部へ向かって広げているので、基材に蓋部材を装着した状態で差込片が溝の傾斜した内側面に接触するようにすれば、その内側面から差込片には、弾性突条の復元力が常に作用することになる。したがって、蓋部材が不所望に浮き上がる心配はなく、床板の厚みによって蓋部材の高さを微調整することによって床板と蓋部材との間に隙間が生じるのを防止できる。
図1および図2を参照して、本発明が適用された床見切り材10は、床下地材12の上面に敷設された床材14の端部を仕上げるのに用いられるものであり、基材16と蓋部材18とによって構成されている。
基材16は、図1および図2に示すように、隣り合う床材14の間において床下地材12の上面に敷設される長尺板状の基材本体20と、基材本体20の上部に設けられた2つの溝22とによって構成されている。
基材本体20の幅は、床板14の間に生じた隙間Aの幅よりもやや狭く設定されており、基材本体20の厚みは、床板14の厚みよりも十分に薄く設定されている。また、基材本体20の下面は、床下地材12の上面と密接し得るように平坦に形成されており、基材本体20の上部には、釘またはネジ等の固定具24を位置決めするための位置決め溝26が長手方向へ延びて形成されている。
各溝22の側壁は、基材本体20の上部に設けられた2つの弾性突条28によって構成されており、溝22の対向する2つの内側面(すなわち、各弾性突条28の内側面)は、略「八」字状に傾斜して平坦に形成されており、これにより溝22の幅は底部へ向かって広げられている。
蓋部材18は、床板14の間に生じた隙間Aを覆う長尺板状の蓋本体30と、蓋本体30の下面に設けられた2つの差込片32とによって構成されている。
蓋本体30の幅は、床板14の間に生じた隙間Aの幅よりもやや広く設定されており、蓋本体30の厚みは、歩行の障害とならない程度に薄めに設定されており、蓋本体30の幅方向両端部における上部の角は面取りされている。
各差込片32は、溝22に対して着脱自在に差し込まれるものであり、蓋本体30の下面に対して垂直に延びる長尺板状の本体部34を含む。そして、本体部34の下端部は、下方へ向けて尖らされており、本体部34の両側面には、長手方向へ延びる複数(この実施例では3つ)の突条36が上下方向へ間隔を隔てて形成されている。
溝22に差し込まれた差込片32のがたつきを防止するためには、溝22の内側面と差込片32との接触面積を大きくすることが望ましい。そこで、この実施例では、突条36の全てを溝22の内側面に接触させることができるように、突条36の大きさが、本体部34の上部から下部へ向かうにつれて徐々に大きくなるように設定されている。また、溝22に差し込まれた差込片32の離脱を防止するためには、差込片32の下部の厚みをその上部の厚みおよび溝22の上部の幅よりも厚くする必要がある。そこで、この実施例では、本体部34の下部に位置する突条36の大きさを大きく設定することによって、差込片32の下部の厚みがその上部の厚みおよび溝26の上部の幅よりも厚く設定されている。
なお、基材16および蓋部材18の材料としては、特に限定されるものではないが、挽材、合板、木質繊維板(IB,MDF等)、木削片板(パーティクルボード、ストランドボード、OSB等)、集成材、単板積層材等の木質系材料、硬質塩化ビニール樹脂、ABS樹脂、PS樹脂(ポリスチレン樹脂)等の合成樹脂材料、ステンレス、アルミ等の金属系材料等が用いられ得る。
また、基材16および蓋部材18の表面には、化粧紙、化粧樹脂含浸紙または化粧合成樹脂シートからなる化粧材が貼り付けられてもよく、これらの化粧材に着色塗装、柄模様印刷または透明塗装等が施されてもよい。さらに、化粧材が貼り付けられた後に、化粧材の表面に着色塗装や透明塗装が施されてもよい。
そして、基材16と蓋部材18とは、同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
床見切り材10を用いて床材14の端部を仕上げる際には、図2に示すように、まず、床材14の間に生じた隙間Aにおいて床下地材12の上面に基材16を配置し、基材16を床下地材12に対して固定具24を用いて固定する。続いて、基材16の上方に蓋部材18を位置決めし、基材16の溝22に蓋部材18の差込片32を差し込む。このとき、差込片32の尖らされた下端部が溝22の入口を押し広げるので、差込片32の差込作業は容易である。
差込片32を溝22に差し込んだ状態では、差込片32の下部の厚みが溝22の上部の幅よりも厚いので、差込片32が溝22の内側面に係止されることになる。また、溝22の対向する2つの面を略「八」字状に傾斜させて平坦に形成しているので、基材16に蓋部材18を装着した状態で差込片32が溝22の傾斜した内側面に接触するようにすれば、溝22の内側面から差込片32には、弾性突条28の復元力が常に作用することになる。したがって、蓋部材18が不所望に浮き上がったり、離脱したりする心配はない。
なお、上述の実施例では、差込片32の下端部を略三角形にすることによって、「尖らされた部分」と「突条36」とを区別なく一体的に形成しているが、たとえば図3に示すように、「尖らされた部分38」と「突条36」とを区別して形成してもよい。
また、上述の実施例では、差込片32における本体部34の両側面に突条36を形成し、この突条36を溝22の内側面に接触させるようにしているが、たとえば図4に示すように、本体部34の両側面を略「八」字状に形成し、この両側面を溝22の内側面に接触させるようにしてもよい。この場合には、溝22の内側面と差込片32との接触面積が大きくなるので、溝22の内側面から差込片32に対して、弾性突条28の復元力をより効率よく作用させることができる。したがって、蓋部材18の浮き上がりや離脱をより確実に防止できる。
そして、上述の実施例では、溝22の2つの内側面を平坦な傾斜面で構成するとともに、溝22の2つの側壁を弾性突条28で構成しているが、たとえば図5に示すように、いずれか一方の内側面だけを平坦な傾斜面で構成してもよいし、いずれか一方の側壁だけを弾性突条28で構成してもよい。さらに、溝22の数は、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
床見切り材を示す断面図である。 床見切り材を示す斜視図である。 他の床見切り材を示す断面図である。 他の床見切り材を示す断面図である。 他の床見切り材を示す断面図である。 従来技術を示す断面図である。
符号の説明
10… 床見切り材
12… 床下地材
14… 床板
16… 基材
18… 蓋部材
20… 基材本体
22… 溝
24… 固定具
28… 弾性突条
30… 蓋本体
32… 差込片
34… 本体部
36… 突条

Claims (2)

  1. 隣り合う床材の間において床下地材の上面に敷設される長尺板状の基材本体と前記基材本体の上部に設けられた溝とを有する基材、および隣り合う床板の間に生じた隙間を覆う蓋本体と前記蓋本体の下面に設けられて前記溝に差し込まれる差込片とを有する蓋部材を備える、床見切り材において、
    前記溝の少なくとも一方の内側面を平坦な傾斜面で構成することによって前記溝の幅が底部へ向かって広げられており、前記溝の少なくとも一方の側壁が基材本体の上部に設けられた弾性突条によって構成されており、前記差込片の下部の厚みがその上部の厚みおよび前記溝の上部の幅よりも厚くされていることを特徴とする、床見切り材。
  2. 前記差込片の下端部を尖らせた、請求項1に記載の床見切り材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008000136A1 (fr) * 2006-06-21 2008-01-03 Tong Su Structure décorative de sol et sa méthode de pose
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