JP2005153914A - 連結マルチパック - Google Patents
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Abstract
【課題】小分け販売が可能で、配送時の取扱性にも優れたマルチパックを提供する。
【解決手段】天板1に一対の側板2及び底板3を順次連設し、集積した飲料容器等の包装物を包み込む板紙製マルチパックにおいて、天板1に幅方向の切目を入れ、この切目に臨む折曲板6を設けると共に、天板1の四隅から側板2の上部へ斜めに折目を入れて折曲板6の両側に隅折片7を設け、隣接する隅折片7がなす谷から両側板2を経て底板3の端縁へ至るミシン線8を入れ、隅折片7を折り込みつつ、折曲板6を下方へ折り曲げておき、ミシン線8の繋部の切断に伴い、複数の単位パックSに分割できるようにする。
【選択図】図3
【解決手段】天板1に一対の側板2及び底板3を順次連設し、集積した飲料容器等の包装物を包み込む板紙製マルチパックにおいて、天板1に幅方向の切目を入れ、この切目に臨む折曲板6を設けると共に、天板1の四隅から側板2の上部へ斜めに折目を入れて折曲板6の両側に隅折片7を設け、隣接する隅折片7がなす谷から両側板2を経て底板3の端縁へ至るミシン線8を入れ、隅折片7を折り込みつつ、折曲板6を下方へ折り曲げておき、ミシン線8の繋部の切断に伴い、複数の単位パックSに分割できるようにする。
【選択図】図3
Description
この発明は、集積した飲料容器等を包み込む板紙製マルチパックに関するものである。
一般に、ペットボトルや缶等の飲料容器をコンビニエンスストア等へ配送する際には、12本、24本等の包装単位ごとに集積し、段ボール箱に収納しており、各店舗での販売に際しては、段ボール箱のまま大量陳列販売したり、段ボール箱を開梱して、容器を1本単位でばら売りしたりしている。
また、図4に示すように、天板50の両側に側板51及び底板52を順次連設して少数本の缶Cを包み込み、差込片53を差込穴54へ差し込んで底板52同士を係合させ、側板51の端縁から延出した折込片55及び抱持片56で缶Cを抜け止めし、天板50の押込片57を押し込んで持ち運べるようにしたマルチパック単位で販売することも多い。
しかしながら、上記のように、飲料容器を段ボール箱で配送すると、少本数まとめて小分け販売することができず、また、従来のマルチパックを使用した場合には、店舗への配送時に取り扱いが煩わしくなるという問題がある。
そこで、この発明は、小分け販売が可能で、配送時の取扱性にも優れた板紙製のマルチパックを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、天板に一対の側板及び底板を順次連設し、集積した飲料容器等の包装物を包み込むマルチパックにおいて、天板に幅方向の切目を入れ、この切目に臨む折曲板を設けると共に、天板の四隅から側板の上部へ斜めに折目を入れて折曲板の両側に隅折片を設け、隣接する隅折片がなす谷から両側板を経て底板の端縁へ至るミシン線を入れ、隅折片を折り込みつつ、折曲板を下方へ折り曲げておき、ミシン線の繋部の切断に伴い、複数の単位パックに分割できるようにしたのである。
このマルチパックでは、天面側において、隣り合う折曲板の間に隙間ができるので、その隙間に手を入れて、隣接する隅折片の谷からミシン線の繋部を切断することにより、複数の単位パックに簡単に分割でき、小分け販売することができる。また、分割前の状態では、多数本の包装物がまとまっているので、配送時に容易に取り扱うことができる。
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1に示すブランクから成るマルチパックは、小型ペットボトルの集合包装に使用されるものであり、耐水性板紙を材料として形成される。このブランクは、三つの単位パックSの部分を連結した構成とされ、各単位パックSの部分において、天板1の両側には側板2及び底板3が順次連設され、一方の底板3に差込片4が、他方の底板3に差込穴5がそれぞれ設けられている。
上記単位パックSの境界において、天板1には、切目を挟んで向き合うように折曲板6が設けられ、その両側には天板1の四隅から側板2の上部へ斜めに折目を入れて隅折片7が設けられている。そして、隣接する隅折片7がなす谷から両側板2を経て底板3の端縁へかけて、繋部を有するミシン線8が入れられている。また、両端の単位パックSの外端部にも折曲板6及び隅折片7が設けられている。
また、側板2には、ペットボトルの胴部に沿って屈曲させる罫線a,bと、ペットボトルの頭部及び底部を嵌合させる貫穴cとが設けられ、一方の側板2には、両側縁間に亘る2本のジッパ形切目に挟まれた開封用の切裂帯9が形成されている。また、天板1には、押し込みに伴い指入穴をなす押込片10が弧状の切込により設けられている。
いま、このブランクで飲料の小型ペットボトルを包装する際には、図2に示すように、6本ずつ2列に集積したペットボトルの上面に天板1を被せ、両側板2を罫線a,b沿いに屈曲させつつ下方へ折り曲げ、底板3を内側へ折り曲げて、ペットボトルを貫穴cに嵌合するように包み込み、差込片4を差込穴5へ差し込んで底板3同士を係合させる。
このように包装すると、ペットボトルが12本まとまっているので、配送時に容易に取り扱うことができ、本数のカウント等、流通管理が容易となる。また、このマルチパックを2個横に並べて、トレーやシュリンクフィルムで包装すると、24本の集合包装として流通させることができ、集合包装しない端数分もコンパクトにまとめることができる。
一方、店舗でペットボトルの飲料を販売する際には、マルチパックの天面側において、隣り合う折曲板6の間に隙間ができるので、その隙間に手を入れ、隣接する隅折片7の谷からミシン線8の繋部を切断することにより、図3に示すように、複数の単位パックSに簡単に分割することができる。
このようにマルチパックを小分けにして、4本又は8本のペットボトルを単位として販売すると、購入者は、1個だけの単位パックS又は2個繋がった単位パックSを手軽に持ち運ぶことができる。また、店舗側では、商品の在庫状況に応じて、マルチパックを適宜小分けにしておき、販売単位を調整することもできる。
S 単位パック
1 天板
2 側板
3 底板
4 差込片
5 差込穴
6 折曲板
7 隅折片
8 ミシン線
9 切裂帯
10 押込片
1 天板
2 側板
3 底板
4 差込片
5 差込穴
6 折曲板
7 隅折片
8 ミシン線
9 切裂帯
10 押込片
Claims (1)
- 天板に一対の側板及び底板を順次連設し、集積した飲料容器等の包装物を包み込むマルチパックにおいて、天板に幅方向の切目を入れ、この切目に臨む折曲板を設けると共に、天板の四隅から側板の上部へ斜めに折目を入れて折曲板の両側に隅折片を設け、隣接する隅折片がなす谷から両側板を経て底板の端縁へ至るミシン線を入れ、隅折片を折り込みつつ、折曲板を下方へ折り曲げておき、ミシン線の繋部の切断に伴い、複数の単位パックに分割できるようにしたことを特徴とする連結マルチパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392416A JP2005153914A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 連結マルチパック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003392416A JP2005153914A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 連結マルチパック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005153914A true JP2005153914A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34719122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003392416A Withdrawn JP2005153914A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 連結マルチパック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005153914A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265807A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Kyodo Printing Co Ltd | 包装用容器 |
JP2013544725A (ja) * | 2010-12-03 | 2013-12-19 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | 容器用パッケージ |
US9169050B2 (en) | 2011-05-13 | 2015-10-27 | Graphic Packaging International, Inc. | Package for containers |
KR101996165B1 (ko) * | 2018-01-15 | 2019-07-03 | 손예은 | 컵 캐리어 장치 |
-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003392416A patent/JP2005153914A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265807A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Kyodo Printing Co Ltd | 包装用容器 |
JP2013544725A (ja) * | 2010-12-03 | 2013-12-19 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | 容器用パッケージ |
US9079699B2 (en) | 2010-12-03 | 2015-07-14 | Graphic Packaging International, Inc. | Package for holding containers |
US9511916B2 (en) | 2010-12-03 | 2016-12-06 | Graphic Packaging International, Inc. | Package for containers |
US9169050B2 (en) | 2011-05-13 | 2015-10-27 | Graphic Packaging International, Inc. | Package for containers |
KR101996165B1 (ko) * | 2018-01-15 | 2019-07-03 | 손예은 | 컵 캐리어 장치 |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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