JP2005151080A - 立体映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 文書中の文字全体を単に立体表示させるのではなく、絵文字等を平面視文字上に重ねて立体視させることができる立体映像表示装置を提供する。
【構成】 例えば受信したメールにはテキストコードと絵文字コードが含まれており、テキストコードによる文字画像は平面視処理され、絵文字コードによる絵文字画像は立体視処理される。立体視処理により、観察者は、左シフトされた車の絵文字LP(点線で示す)をパララックスバリア越しに右眼Rのみで観察し、右シフトされた車の絵文字RP(点線で示す)をパララックスバリア越しに左眼Lのみで観察することになり、車の絵文字をディスプレイ面から飛び出た位置に認識する(立体視する)ことになる。すなわち、文書中の文字全体を単に立体表示させるのではなく、絵文字等が平面視文字上に重なって立体視される。
【選択図】 図6

Description

この発明は、立体映像表示装置に関する。
立体視技術としては、従来よりパララックスバリアを用いる眼鏡無し立体視方法、偏光眼鏡や液晶シャッタ眼鏡などを用いる眼鏡有り立体視方法などが知られている。また、立体視させる映像についても、実写の映像だけでなく、コンピュータグラフィックスを用い、仮想空間上に配置したオブジェクトを平面に投影して描画処理する3D描画による映像がある。更には、前記描画処理を二視点において行なうことで、右眼映像と左眼映像を作成することができる。また、2次元映像信号から抽出された奥行き情報と2次元映像信号とに基づいて立体映像を生成する立体映像受信装置及び立体映像システムが提案されている(特許文献1参照)。2次元映像と奥行き情報とからなる映像ファイルを作成すれば、このファイルを開いたときに、立体映像を生成することができる。また、二つの映像を1チャンネルの映像として放送し、受信機側で立体視が行なえる方法が提案されている(特許文献2参照)。二つの映像からなる映像ファイルを作成すれば、このファイルを開いたときに、立体映像を生成することができる。
特開2000−78611号公報 特開平10−174064号公報
ところで、ファイルにはパーソナルコンピュータや携帯電話のメール機能で作成されたファイル、ワードプロセッサで作成されたファイルなどが有り、このようなファイルにおいて単に文字全体を立体視させるのではなく、より効果的に観者に立体視を行わせることが望まれる。
この発明は、上記の事情に鑑み、文書中の文字を単に立体表示させるのではなく、観者に効果的な立体視を行わせることができる立体映像表示装置を提供することを目的とする。
この発明の立体映像表示装置は、上記課題を解決するために、文字の画像と対象物の画像とを用い、前記文字の画像及び前記対象物の画像の少なくとも一方について立体視表示用の描画処理を施し、ディスプレイ上に表示された平面視又は立体視される文字の手前側又は文字の奥側に前記対象物が重なって立体視されるか又はディスプレイ上に表示された立体視される文字の手前側又は文字の奥側に前記対象物が重なって平面視されるように構成されたことを特徴とする。
上記の構成であれば、例えば、文書中の文字は平面視される一方で対象物だけが文字に重なって立体視されること等が実現され、観者に対して効果的な立体視を行わせることができる。
前記描画対象となるファイルは、文字の画像を特定するコードと前記対象物の画像とを含んで成るものでもよい。或いは、前記描画対象となるファイルは、文字の画像を特定するコードと前記対象物の画像を特定する絵文字コードとを含んで成るものでもよい。前記ファイルは、前記立体視表示を制御するための制御情報を含み、テキストファイル又はバイナリファイルとして構成されていてもよい。前記ファイルを送信及び/又は受信する手段を備えてもよい。
文字の画像と対象物の画像データとを所定割合で透明合成してもよい。文字の画像データと対象物の画像データとを別メモリ領域上に展開した上で描画メモリ上に合成してもよい。
前記対象物がアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示される構成としてもよい。前記対象物を変形させる情報,消失させる情報,及び移動させる情報の少なくとも一つを有し、これら情報の一つ以上を用いて複数画像を生成して対象物をアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示してもよい。前記対象物を変形させたドットデータ,消失させたドットデータ,及び移動させたドットデータの少なくとも一つを有し、互いに異なる画像を成す複数のドットデータによって対象物をアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示するようにしてもよい。
前記対象物が複数在る場合にその立体視表示を同時に二つ以上実行しない制御が行われる構成としてもよい。前記対象物が複数在る場合にそのアニメーション立体視表示が順次に実行され、アニメーション立体視表示待機中の対象物は静止状態で立体視又は平面視されるように構成されていてもよい。立体視表示又はアニメーション立体視表示を実行していない対象物については、当該対象物の状態を指示する情報に基づいて表示が行われるように構成されていてもよい。
この発明によれば、文書中の文字全体を単に立体表示させるのではなく、絵文字等を平面視文字上に重ねて立体視させること等ができるので、観者に効果的な立体視を行わせることができるという効果を奏する。
以下、この発明の実施形態を図1乃至図11に基づいて説明していく。なお、以下には通信環境を備えたパーソナルコンピュータを例示するが、携帯電話などの携帯機器を立体映像表示装置として構成できることは勿論である。
図1にパーソナルコンピュータ(立体映像表示装置)のアーキテクチャの一例を示す。CPU1は、システムコントロール機能を持つノースブリッジ2とPCIバスやISAバスなどのインタフェース機能を持つサウスブリッジ3に接続される。ノースブリッジ2には、メモリ4や、AGP(Accelerated Graphics Port)を介してビデオカード5が接続される。そして、サウスブリッジ3には、USB(Universal Serial Bus)インタフェース6、ハードディスクドライブ(HDD)7、及びCD−ROM装置8等が接続される。
図2に一般的なビデオカード5を示す。VRAM(ビデオメモリ)コントローラ5bはAGPを介してCPU1からの命令で描画データのVRAM5aへの書き込み・読み込みの制御を行う。DAC(D/A変換器)5cはVRAMコントローラ5bからのディジタル映像データをアナログ映像信号に変換し、この映像信号をビデオバッファ5dを介してパソコン用モニタ12に供給する。かかる映像表示処理(描画処理)において、右眼映像と左眼映像とを生成し、これらを交互に縦ストライプ状に描画する立体映像表示処理が行える。
パーソナルコンピュータは、ネット接続環境を備え、インターネット上のサーバなどとして構成される送信側装置からファイル(例えば、文書ファイル、メール、HTMLファイル、XMLファイルなど)を受信することができる。また、パーソナルコンピュータは、例えば前記モニタ12に液晶バリアを備えることにより、平面視映像の表示及び立体視映像の表示の両方が行なえるようになっている。立体視映像が、例えば、右眼映像と左眼映像とを交互に縦ストライプ状に配置したものであれば、CPU1の制御により、液晶バリアにおいて、縦ストライプ状の遮光領域が形成される。また、画面上の一部領域(ファイル再生のウィンドウ部分、或いは、メール文書のなかの一部映像部分)において立体視映像を表示することとなるのであれば、前記CPU1によって前記ウィンドウや一部映像部分の表示座標及び大きさに基づいて前記縦ストライプ状の遮光領域の大きさ及び形成位置を制御すればよい。液晶バリアに限らず、通常のバリア(バリアストライプが所定ピッチで固定的に形成されている)を用いても構わない。また、パーソナルコンピュータはワードプロセッサソフトウェアやメールソフトなどを搭載しており、ファイルを開いてモニタ12に映像を表示することができる。
次に、パーソナルコンピュータ(ソフトウェア)によるファイルの立体視処理を図3乃至図11に基づいて説明していく。
図3(a)にはメール受信したテキストを示し、図3(b)には立体視対象物が車の絵文字である画像を示している。画像(ドットデータ)は例えば添付ファイルとしてメール受信したものである。立体視非対応機器では、上記添付ファイルを無視してテキストデータのみで画面表示を行えば互換性が保てる。また、画像をアニメーション表示する場合は、車の絵文字の位置が少しずつ異なる複数の画像によっ構成してもよいし、或いは、車の絵文字の位置等を変化させるための制御データに基づいて行うようにしてもよい。制御データは添付ファイルに付加されていてもよいし、受信側で予め持っていてもよい。
図4にはパララックスバリア越しのディスプレイ上の画像表示状態を模式的に示している。立体視対象物である車の絵文字は、テキストの画像に重ねて描画されるが、立体視のために車の絵文字を本来の描画位置に対して右シフト(右方向画素ずらし)した画像と左シフト(左方向画素ずらし)した画像との二枚の画像に変換される。
図5には立体視のイメージ図を示している。車の絵文字は観察軸(Z軸)に対して異なる座標上で平面視メール文の文字(或いは通常の絵文字)と重なって見える。しかし、上記のごとく車の絵文字はZ軸上の異なる位置にあるように感じられるので、当該車の絵文字が二次元で表示される場合と異なり、重ねて表示させても違和感はない。また、車の絵文字がアニメーション表示で移動する場合には、在る時点では例えば「ド」の文字が見えなくても、次の時点では「ド」の文字が見えることになり、テキスト文の判読が可能である。なお、立体視される車の絵文字越しに平面文字が透けて見えるようにするには、例えば二次元文字の画像データのR(赤)画素値をR1とし、車の絵文字の画像データのR画素値をR2とし、R1の割合をM%とすると、合成R画素値をR=(R1×M/100+R2×(1−M/100))といった演算で求めて描画すればよい。
図6には車の絵文字が立体視される原理を模式的に示している。ここでは、観察者は、左シフトされた車の絵文字LP(点線で示す)をパララックスバリア越しに右眼Rのみで観察し、右シフトされた車の絵文字RP(点線で示す)をパララックスバリア越しに左眼Lのみで観察することになり、車の絵文字をディスプレイ面から飛び出た位置に認識する(立体視する)ことになる。
ここで、VRAM上への描画において、例えば、別の第1メモリ領域上(仮想画面上)でテキストデータによる画像を展開し、別の第2メモリ領域上(仮想画面上)で車の絵文字の画像を展開し、これら両画像を合成してVRAMに描画することが考えられる。かかる処理の場合、文字サイズとは無関係な大きさの絵文字を採用したり、画面全体を動き回る絵文字の立体視表示を行うのに好都合となる。また、複数の立体絵文字を表示することとする場合には更に別のメモリ領域上(仮想画面上)に画像を展開すればよい。
次に、メール等のテキスト文作成で入力された単語に対応させて絵文字をテキスト文に組み入れる処理について以下に説明していく。
例えば、テキスト文作成ソフトウェア上で、入力文字列として「どらいぶ」と入力し、変換すると、図7に示すように、幾つかの候補がディスプレイに表示されることとする。この候補として、車の二次元絵文字の他、「ドライブ」の文字に車の絵文字が重なったものを存在させる。車の二次元絵文字は、そのコード(番号)が”1”であるならば、例えば、<image icon=”1”>のごとく記述される。或いは、絵文字開始コード「S!」と絵文字終了コード「・E」との間に既存のASCII文字2バイト(絵文字コード)を入れることで表すこととしてもよい。車の絵文字コードが00であれば、「S!00・E」となる。
次に、「ドライブ」の文字に車の絵文字を重ねる場合のファイル構成例を以下に示す。
ファイル構成例(1):この構成例では、図8に示すように、「ドライブ」の文字を含むテキストデータ1と、「ドライブ」に重ねて表示されるべき車の絵文字を特定するテキストデータ2とが一つのファイルに存在する。例えば、階層1,階層2といった形式で二つのテストデータが存在する。ここで、仮にテキストデータ1のみに基づいて画像表示を行うと、図8(a)に示すごとくなる。そして、テキストデータ2には、例えば、「S!00・E」といった文字列が存在する。この文字列(コード)を認識して二次元絵文字画像データを読み出して立体視処理を行い、画像表示を行うと、図8(b)に示すごとく立体視描画が行われる。すなわち、メールファイルを開くソフトウェアは、「S!00・E」の文字列に基づいて絵文字の画像ファイルを読み出すことになる。車の二次元絵文字の画像ファイルが一枚であるとしても、メールを受信した機器側での絵文字の表示位置変更処理や拡大/縮小処理などによって立体アニメーション表示を実現できる。また、「S!00・E」の記述開始位置は「ドライブ」の「ド」のテキスト位置に対応しており、同図(b)のアニメーション画像上で車の絵文字のベース表示位置を規定する値となる。
なお、「S!00・E」の文字列以外の部分はスペースとする。立体視非対応機器ではテキストデータ1とテキストデータ2をメール受信したときにはテキストデータ2を無視することで、テキスト文のみを表示できる。また、テキストデータ2は立体視用の絵文字ファイルであるとの取決めがなされるときには、テキストデータ2の記述は、例えば車の絵文字であれば、所定数のスペースの後に単に「00」が記述されたものとすることができる。
テキストデータ1とテキストデータ2とを分けて別ファイルとしてもよいものである。すなわち、「ドライブなどはいかが…」といった文字列が単に並ぶテキストデータ1を本文ファイルとし、「ド」の文字位置に対応した数のスペース後に「S!00・E」、或いは、単に「00」が記述されたテキストデータ2を添付ファイルとする処理を行っても良い。立体視非対応機器では本文ファイルと添付ファイルをメール受信したときには、添付ファイルを無視することで、テキスト文のみを表示できることになる。
また、図8(a)に示すごとく、「ドライブ」が2行に渡る場合、「ラ」の位置を絵文字の表示基準位置とするように描画処理を行ってもよい。或いは、「ドライブ」が1行に表示されるように自動的に改行処理を行うようにしてもよい。上記の例では、車の絵文字の部分は、「ドライブ」の4文字に合わせて水平に4倍角のサイズで作成している。4倍角の情報は、例えば「S!00・E−4」といった記述によって持たせることもできる。文章作成ソフトウェアは、前述した候補のなかで「ドライブ」の文字に車の絵文字を重ねるものが選択された場合に、テキストデータ1については、「ドライブ」の4文字が一行内に入るかどうかを判定し、入らなければ、改行を行ってその行の先頭から「ドライブ」の文字が表示されるようにテキストファイルを作成する。また、文章作成ソフトウェアは、テキストデータ2については前記改行に対応してスペースを入れて「S!00・E−4」といった記述を行うことになる。
上記のごとく、車の絵文字のアニメーション立体視表示に4倍角のサイズを与えることで、車の絵文字が「ドライブ」の4文字に対応した範囲内で立体アニメーション表示を実現できる。一方、「ドライブ」の4文字に対応させて4倍角を設定することに限定されるものではなく、例えば「車」の1文字に対しても車の絵文字の立体アニメーション表示について4倍角を設定するようにしてもよい。例えば、図9に示すように、(1)「車」の文字を先頭に含む4文字の中央で重なるような立体アニメーション表示としてもよいし、(2)「車」の文字を中心にした4文字の中央で重なるような立体アニメーション表示としてもよいし、(3)「車」の文字に隣接させてスペースを3文字挿入するようにしてもよい。文章作成ソフトウェアは、前述した(1)乃至(3)のいずれかの形態でテキストデータ1を作成すればよい。また、文章作成ソフトウェアは、テキストデータ2については前記(1)乃至(3)のいずれかに対応してスペースを入れて「S!00・E−4」といった記述を行えばよい。前記立体アニメーション表示は予め用意された複数画像により行うことができる。また、車の絵文字(対象物)を変形させる情報,消失させる情報,及び移動させる情報の少なくとも一つを有し、これら情報の一つ以上を用いて複数画像を生成して対象物をアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示してもよい。また、車の絵文字(対象物)をを変形させたドットデータ,消失させたドットデータ,及び移動させたドットデータの少なくとも一つを有し、互いに異なる画像を成す複数のドットデータによって対象物をアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示するようにしてもよい。
ファイル構成例(2):前述の例では、テキストデータ1とテキストデータ2を持つファイル例を示したが、一つのテキストデータ内に絵文字コードを配置するファイルとしてもよいものである。例えば、「ドライブS!00・E−4に…」といった形式でテキストデータ内に絵文字コードを配置すればよい。また、書式データ(制御情報)をファイルに持たせてもよい。書式データは文字形式で埋め込んでもよいし(テキストファイル)、或いは、ワードプロセッサのごとく、文字ではない形式で持たせてもよい(バイナリファイル)。この書式データにおいて、例えば、文字の開始位置を前の文字の終了位置に対する位置で表すこととし、絵文字コードの前の文字に対する文字位置を負の値で表すことが考えられる。具体的には、図10(a)(b)に示すように、四角で囲んだ領域が各文字に与えられた領域であり、「ド」に対する「ラ」、「ラ」に対する「イ」、「イ」に対する「ブ」の文字位置が0であれば、表示においては各文字の領域が接触して配置される(実際には四角は表示されない)。
そして、「ブ」と「絵文字」の文字間隔(絵文字の表示上の位置)を−W(ブ)とする。W(ブ)は「ブ」の文字領域の横幅である。すると「絵文字」は「ブ」と重なった位置に表示される。この場合、絵文字の幅W(絵文字)がW(ブ)よりも大きければ、図10(a)に示すごとくなる。「に」の位置は0としておけばよい。「ブ」と「絵文字」の幅が異なる場合には、両者のセンターが一致して重なるように、絵文字の表示上の位置を、−{W(ブ)/2+W(絵文字)/2}のごとく規定してもよい。或いは、絵文字の幅W(絵文字)がW(ブ)よりも小さい場合には、絵文字の表示上の位置を−W(絵文字)としてもよい。一方、絵文字のサイズが大きい場合には、絵文字の表示上の位置を−{W(ブ)+W(イ)}のごとく規定してもよい。この場合において、「に」の位置は、絵文字のサイズがW(ブ)+W(イ)よりも小さいときには、{W(ブ)+W(イ)−W(絵文字)}とすればよく、絵文字のサイズがW(ブ)+W(イ)よりも大きいときには、0とすればよい。
書式データには、より詳細な情報を持たせてもよい。図11に示す書式データを持つと、全角サイズの「絵文字」が、自身の幅よりも大きな範囲である「ドライブに行きましょう。」の上を移動することになる。文字位置(W0)は、文字に対しては前述の通りであり、絵文字に対しては初期位置を示す。初期位置は後述のシーケンス(M)で利用する。移動開始位置(W1)は、絵文字が移動する最初の位置を示す。移動終了位置(W2)は、絵文字が移動する最後の位置を示す。移動速度(S)は、 1秒間に移動する文字数を示す。1秒間に移動する幅(Wと同じ単位)で定義してもよい。文字幅が等幅ではない場合はこの方がスムーズな動きとなる。移動方法(N)は、”1”が往復運動、”2”が左から右へ移動、”3”が右から左へ移動、のごとく定義される。シーケンス(M)は、複数の動く絵文字が在る際に、動く順番を規定する。他の絵文字が動いているときには、文字位置(W0)で規定される位置で停止する。すなわち、一つの絵文字が一通りの動きを行った後に、次の絵文字の動きが開始されることになり、複数の絵文字が同時的に移動して乱雑に見えてしまうのを防止できる。M=1の絵文字が第1番目に動き、M=2の絵文字が第2番目に動くことになる。M=0の絵文字は常時動くこととしてもよい。絵文字立体度(Q)は絵文字の各位置での立体度を示す。立体度がマイナスでは画面奥側に絵文字が見え、プラスでは画面手前側に絵文字が浮きでて見える。数値はそれが大きい程、奥行き感或いは飛び出し感が大きいものとなる。立体度はファイルを受信した機器側で1枚の二次元絵文字から画素ずらし処理を行って右眼用及び左眼用の2枚の絵文字を得る場合のずらし量を規定することになる。右眼用及び左眼用の絵文字を合成済みの絵文字ドットデータを有する場合でも、これを一旦複数枚の絵文字ドットデータに分離し、再合成する際に前記立体度(Q)を用いることができる。立体度(Q)を各文字位置に対応させて決めるのではなく、絵文字の移動範囲内で、例えば、Q=1”奥側から手前に移動”、Q=2”手前側から奥側に移動”、Q=3”奥側から手前に移動して再び奥側へ移動の繰り返し”のごとく、規定することもできる。初期位置では平面表示でもよいし、立体表示でもよい。アニメーション画像の場合は、静止画は第1フレームを使用すると決めていてもよいし、使用するフレームが指定されていてもよい。使用するフレームはヘッダ等に書き込まれているとよい。複数の絵文字が在る場合のアニメーション立体視表示待機中の絵文字については、静止状態で立体視又は平面視されるが、この場合、アニメーション立体視表示を実行していない絵文字(待機中絵文字)については、当該対象物の状態を指示する情報(平面視であるか立体視であるかを指示する情報)に基づいて表示が行われるようにしてもよい。この指示情報や前記使用するフレームは、ヘッダや書式データ等に書き込まれているとよい。
なお、上記の例では、平面視される文字上に対象物である絵文字を重ねて立体視させることとしたが、文字と対象物の両方を例えば、Z軸上の互いに異なる位置に立体視させてもよい。或いは、平面視される対象物上に文字を重ねて立体視させることとしてもよい。また、立体映像表示装置は、信環境及び画像表示機能を備えるパーソナルコンピュータや携帯機器などの他、データ放送(BMLファイル等)を受信して画像表示できるディジタル放送受信装置としても構成できる。
パーソナルコンピュータのアーキテクチャ例を示したブロック図である。 ビデオカードの構成例を示したブロック図である。 同図(a)はテキストデータを示し、同図(b)はアニメーション画像データを示した説明図である。 パララックスバリア越しに見たディスプレイ表示の説明図である。 立体視のイメージを示した説明図である。 立体視の原理を示した説明図である。 文字変換例を示した説明図である。 テキストデータを示した説明図である。 絵文字と平面視文字の位置関係例を示した説明図である。 同図(a)はテキストデータと書式データとによる表示例を示した説明図であり、同図(b)は文字における開始位置と終了位置を示した説明図である。 テキストデータと詳細な書式データとの対応関係を示した説明図である。
符号の説明
1 CPU
4 メモリ
5 ビデオカード
5a VRAM
5b VRAMコントローラ

Claims (13)

  1. 文字の画像と対象物の画像とを用い、前記文字の画像及び前記対象物の画像の少なくとも一方について立体視表示用の描画処理を施し、ディスプレイ上に表示された平面視又は立体視される文字の手前側又は文字の奥側に前記対象物が重なって立体視されるか又はディスプレイ上に表示された立体視される文字の手前側又は文字の奥側に前記対象物が重なって平面視されるように構成されたことを特徴とする立体映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の立体映像表示装置において、前記描画対象となるファイルは、文字の画像を特定するコードと前記対象物の画像とを含んで成ることを特徴とする立体映像表示装置。
  3. 請求項1に記載の立体映像表示装置において、前記描画対象となるファイルは、文字の画像を特定するコードと前記対象物の画像を特定する絵文字コードとを含んで成ることを特徴とする立体映像表示装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の立体映像表示装置において、前記ファイルは、前記立体視表示を制御するための制御情報を含み、テキストファイル又はバイナリファイルとして構成されていることを特徴とする立体映像表示装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の立体映像表示装置において、前記ファイルを送信及び/又は受信する手段を備えたことを特徴とする立体映像表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の立体映像表示装置において、文字の画像と対象物の画像データとを所定割合で透明合成することを特徴とする立体映像表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の立体映像表示装置において、文字の画像データと対象物の画像データとを別メモリ領域上に展開した上で描画メモリ上に合成することを特徴とする立体映像表示装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の立体映像表示装置において、前記対象物がアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示されることを特徴とする立体映像表示装置。
  9. 請求項8に記載の立体映像表示装置において、前記対象物を変形させる情報,消失させる情報,及び移動させる情報の少なくとも一つを有し、これら情報の一つ以上を用いて複数画像を生成して対象物をアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示することを特徴とする立体映像表示装置。
  10. 請求項8に記載の立体映像表示装置において、前記対象物を変形させたドットデータ,消失させたドットデータ,及び移動させたドットデータの少なくとも一つを有し、互いに異なる画像を成す複数のドットデータによって対象物をアニメーション立体視表示又はアニメーション平面視表示することを特徴とする立体映像表示装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の立体映像表示装置において、前記対象物が複数在る場合にその立体視表示を同時に二つ以上実行しない制御が行われることを特徴とする立体映像表示装置。
  12. 請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の立体映像表示装置において、前記対象物が複数在る場合にそのアニメーション立体視表示が順次に実行され、アニメーション立体視表示待機中の対象物は静止状態で立体視又は平面視されるように構成されたことを特徴とする立体映像表示装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の立体映像表示装置において、立体視表示又はアニメーション立体視表示を実行していない対象物については、当該対象物の状態を指示する情報に基づいて表示が行われるように構成されたことを特徴とする立体映像表示装置。
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