JP2005151024A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
アドレス帳を検索する手間が掛からず、従来よりもユーザが使い易い携帯電話機を提供する。
【解決手段】
ユーザによる操作に基づき、アドレス帳検索を行う携帯電話機であって、複数の通信先情報を、それぞれの名前と対応づけて示すアドレス帳を記憶する記憶手段と、検索すべき名前の1文字目及び2文字目が、複数の文字集合のうち、どの文字集合に属するかの指定をユーザから受け付ける受付手段と、アドレス帳における複数の名前のうち、受付手段が受け付けた文字集合の指定に合致するものに対応する名前を、通信先情報と共にアドレス帳から読み出す。
【選択図】 図7

Description

本発明は、アドレス帳機能を有する携帯電話機に関し、特にアドレス帳検索に要する時間を短縮させる技術の改良に関する。
アドレス帳検索にあたっては、検索すべき名前の文字入力を行う必要がある。一方、携帯電話機におけるキーの数はせいぜい10個程度であり、パソコンのキーボードのように、1個の文字を1つのキーに割り付ける訳にはいかない。そこで、入力すべき文字を3〜5個の文字からなる集合にグループ化しておき、個々の文字集合をそれぞれのキーに割り付けるという手法がある。例えばかな文字の場合には、それぞれのキーに五十音の各行に属する文字集合が割り付けられ、アルファベットの場合には、アルファベット順に3個又は4個の文字に属する文字集合が割り付けられる。このようにいくつかの文字からなる文字集合をそれぞれのキーに割り付けることによって、ユーザは全てのかな文字とアルファベットについて、10個のキーを使って入力することができる。かかるキー割り付けにて、アドレス帳検索を行う技術には以下のものがある。これは、文字集合が割り付けられたキーを所定時間押下する操作である長押しによって行い、押下されたキーに割り付けられた文字集合に属する文字から始まる名前を、アドレス帳からグループ単位で検索し、その結果を一覧表示させるものである。例えば、かな文字の「あ」行から始まる名前を検索する場合には、「あ」行が割り付けられたキーを長押しする。そうすると、「あ」行に属する「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」の読みで始まる名前が五十音順に一覧表示される。そして、通信したい相手を一覧表示された名前の中から選択する。このようなアドレス帳検索に関しては特許文献1に記載された先行技術がある。
特開平11-163999号公報
しかしながら、最近では五百件もの名前をアドレス帳に登録できる携帯電話機が市場に出回っており、ある文字集合に属する文字から始まる名前が、数十件登録されているケースも少なくない。そのような場合、特許文献1に記載された方法でアドレス帳を検索したとしても、検索結果を一画面では一覧表示させることができないので、通信したい相手を見つけるのに手間が掛かってしまうことがある。例えば「あ」行に対して数十件の名前が登録されている場合に、「あ」行で始まる名前を一覧表示しようとすれば、「あ」、「い」の読みで始まる名前が最初に表示され、「お」で始まる名前は後になる。そうすると「小沢」のように「あ」行の最後のかな文字から始まるような名前を表示させるまでに、何度も画面スクロールを行う必要があり、検索するのに手間が掛かってしまう。このような問題はかな文字だけでなく、アルファベットの場合でも起こりうる。
そこで、本発明の目的は、アドレス帳を検索する手間が掛からず、従来よりもユーザが使い易い携帯電話機を提供することである。
ユーザによる操作に基づき、アドレス帳検索を行う携帯電話機であって、複数の通信先情報を、それぞれの名前と対応づけて示すアドレス帳を記憶する記憶手段と、検索すべき名前の1文字目及び2文字目が、複数の文字集合のうち、どの文字集合に属するかの指定をユーザから受け付ける受付手段と、アドレス帳における複数の名前のうち、受付手段が受け付けた文字集合の指定に合致するものに対応する名前を、通信先情報と共にアドレス帳から読み出す読出手段とを備えるものである。
本発明に係る携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、アドレス帳の検索を行うに当たって、名前の1文字目及び2文字目の文字が属する文字集合を指定するので、ある文字集合に属する文字で始まる名前が多数登録されている場合に、その多数の名前のうち指定された文字集合に属する文字を、名前の1文字目と2文字目に持つもののみ読み出されることとなる。かかる読み出しにてアドレス帳から読み出された名前の数は少ないものとなり、これにより、検索の絞り込みが掛けられることとなる。その結果、検索結果として画面に表示される名前の数を減少させることができるので、「小沢」のように五十音の行の最後のかな文字から始まる名前を検索する場合についても、一覧表示された検索結果から容易に見つけることが可能となり、ユーザの手を煩わせることはない。
また、前記受付手段は、キー押下がなされる度に、その押下が継続する時間の計測を行い、複数回のキー押下のうち、少なくとも最後のキー押下の継続時間が所定時間以上であれば、当該キー押下及びそれより前のキー押下を、文字集合の指定として解釈してもよい。これにより、キー押下の継続期間が所定時間以上である長押しによって、キー押下を文字集合として指定することができる。検索の絞り込みを長押しという簡単な操作で行えるので、ユーザの手を煩わせることはない。
また、前記アドレス帳は、通信先情報の各名前のかな読みに対応する検索コードを対応づけて記憶しており、検索コードは、通信先情報の名前のかな読みを五十音の行の識別番号の組み合わせで表現したものであってもよい。これにより、各名前のかな読みに対応する検索コードをアドレス帳に記憶させておくことができるので、アドレス帳検索を行う際に、五十音の行の識別番号である検索コードを用いた検索処理が可能となる。検索コードは各行に属するかな文字を一つの番号で示すことができるので、アドレス帳に記憶されている各名前のかな読みについて、その行に属するかな文字を全て検索する必要はなくなり、迅速に検索処理を行わせることができる。
以下、本発明に係る携帯電話機の実施形態について図面を用いて説明する。
<構成>
図1は、本発明に係る携帯電話機の内部構成を示す図である。携帯電話機は、アンテナ1、RF部2、BB部3、操作部4、メモリ5、制御部6、表示部10から構成される。
RF部2は、高周波信号とベースバンド信号の変換処理を行う。着信時において、アンテナ1から入力されてくる高周波信号を増幅し、ベースバンド信号に変換してBB部3に出力する。発信時においては、BB部3より出力されたベースバンド信号を高周波信号に変換し、増幅した上で送信出力する。
BB部3は、ベースバンド信号に対する送受信処理を行う。着信時においてRF部2から出力されたベースバンド信号に対して受信処理を行ってデジタルデータを得て制御部6に出力する。発信時においては、制御部6からのベースバンド信号をRF部2に出力する。
操作部4は、電話の発信、メールの送信、アドレス帳検索等の各種操作を行えるよう複数のキーを有する。操作部4が備える複数のキーを大別すると、数字や文字を入力するための数字キーと、カーソルを移動させるための方向キーとがある。数字キーと方向キーについては、図2を用いて説明することとする。
図2は、本発明に係る携帯電話機の正面図であり、アンテナ1、操作部4、表示部10の配置位置を示すものである。
本図で示されるように、操作部4は、数字キー21と方向キー22とを有している。
数字キー21は、それぞれのキーに対して数字とかな文字とアルファベットとが割り付けられており、これらのキーを用いて電話番号の入力、メールの作成、アドレス帳の登録・検索等を行う。そして、数字キー21を所定時間以上押下する操作である長押しを行うことによって、アドレス帳を検索することができる。
方向キー22は、カーソル移動の機能を有している。方向キー22を押下することによって、カーソルを移動させて、表示部10に表示されるアドレス帳の検索結果から通信したい相手先を指定することができる。以上で図2についての説明を終える。
それでは、図1の内部構成についての説明を再開する。
メモリ5は、EEPROM等の不揮発メモリであり、ユーザによって登録されたアドレス帳が格納されている。アドレス帳は、相手先に関する情報が登録されているものである。ユーザが、電話を発信したり、メールを送信したりする際には、アドレス帳を検索して、通信したい相手先を選択し、電話番号やEメールアドレスを表示させる必要がある。アドレス帳の一例を図3に示す。図3で示されるように、アドレス帳は、表示名、ふりがな、電話番号、Eメールアドレスの項目から構成されており、それぞれの項目に関する情報は、表示名に対応付けて登録される。
制御部6は、CPUと、ROMと、メモリと、タイマーから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムを読み取り、ハードウェア資源と協働することによって、長押検知部7、モード移行部8、検索部9としての機能を果たす。そして制御部6が有するメモリには、フラグ用メモリと、作業用メモリとがある。
フラグ用メモリには、携帯電話機がアドレス帳検索モードであるか否かのモード状態を示すモードフラグが格納される。
作業用メモリには、操作部4で数字キーが押下されるたびに、そのキーに割り付けられた文字が押下された順に検索用文字列として一時的に格納される。また、アドレス帳から検索することによって抽出されたデータについても格納される。
タイマーは、操作部4の数字キーが、ユーザによって押下された際に、押下されている時間を測定し、測定された時間情報を長押検知部7へ受け渡す。
長押検知部7は、タイマーから受け取った時間情報から、それが所定時間以上の押下である長押しか、それとも所定時間以内の押下である短押しかを検知して、モード移行部8へ通知する。ここで、所定時間とは2秒以上のことをいう。
モード移行部8は、長押検知部7からの通知を受けて、制御部6が有するフラグ用メモリに格納されているモードフラグを変化させる。モードフラグは、携帯電話機におけるモード状態を示すフラグであり、アドレス帳検索モードの場合には“1”、それ以外を示す通常モードの場合には“0”を指し示す。長押検知部7から長押しであるとの通知を受けた場合には、モードフラグを“1”へ変化させる。また、アドレス帳検索を終了した旨の通知を操作部4より受けた場合には、モードフラグを“0”へ変化させる。
検索部9は、制御部6のメモリに格納されているモードフラグを監視して、アドレス帳の検索処理を行う機能を有する。モードフラグが“1”に変化したことを受けて、制御部6の作業用メモリに格納されている検索用文字列の1文字目を読み出す。読み出された文字集合に属する文字から始まるふりがなをアドレス帳から検索し、ふりがなに対応する相手先のデータを抽出して、制御部6の作業用メモリへ格納する。次に、検索用文字列の2文字目を読み出し、制御部6の作業用メモリに格納されている相手先のデータに対して検索処理を行い、相手先のデータを抽出して制御部6の作業用メモリに格納されているデータを更新する。このような検索処理を読み出された検索用文字列を構成する全ての文字について順番に行っていく。そして、検索処理が終了した際には、制御部6の作業用メモリに格納されている相手先のデータを、かな文字の場合には五十音順、アルファベットの場合にはアルファベット順にソートして、表示部10へ出力する。
表示部10は、液晶ディスプレイ等で実現されており、検索部9でなされる検索処理の結果等を表示する。図6は、表示部10で表示されるアドレス帳の検索結果を示す図である。ここでは、1文字目に「あ」行、2文字目に「さ」行を持つ表示名を検索した結果が表示されている。
<動作>
次に、本発明に係る携帯電話機のアドレス帳検索の動作について具体例を交えながら説明する。
図3は、携帯電話機が備えるアドレス帳を示す図である。本図に関しては既に説明を行っているので、ここでは説明を割愛することとする。ここで、例として本図の上から14番目に示される「小沢」と通信したい場合を考える。その場合、アドレス帳を検索し「小沢」の電話番号やEメールアドレスを表示させる必要がある。
実際に携帯電話機上で行われる動作について、図4〜6を用いて説明する。最初に、図4で示されるように「小沢」の1文字目の「お」が属する五十音の行である「あ」が割り付けられた数字キーdk1を短押しで押下する。そうすると、画面上には押下された数字キーに割り付けられた数字“1”が表示される。これは、キーを短押しすることによって電話番号を直接入力して発信させる場合もあるので、このような表示がされる。
次に、図5で示されるように「小沢」の2文字目の「ざ」が属する五十音の行である「さ」が割り付けられた数字キーdk2を長押しする。そうすると、画面上には押下された数字キーに割り付けられた数字“3”が追加されて、“13”が表示される。そして数字キーを押下したまま所定時間が経過すると、当該携帯電話機はアドレス帳検索モードへ移行する。アドレス帳検索モードへ移行したことを受けて、アドレス帳の検索を開始する。1文字目に「あ」行、2文字目に「さ」行に属する読みを持つ表示名が絞り込まれて、その結果が表示される。ここでは、かな文字に限定して説明を行っているが、実際にはかな文字だけでなくアルファベットについても検索が行われる。数字キーdk1には「あ」、数字キーdk2には「さ」と“D”、“E”、“F”とが割り付けられており、1文字目に「あ」行に属する読み、2文字目に「さ」行に属する読み、及び“D”、“E”、“F”を持つ表示名が検索される。
図6は、アドレス帳の検索結果を示す図である。本図で示されるように、1文字目に「あ」行、2文字目に「さ」行に属する読みを持つ「麻生」、「石井」、「小沢」の表示名が五十音順に表示される。
次に、アドレス帳検索処理について説明する。図7は、アドレス帳検索処理のフローを示す図であり、本図を用いて検索されるふりがながかな文字の場合について説明することとする。待ち受け画面が表示されている状態で、数字キーが押下された場合には(ステップS1)、キーを押下することによって入力された文字を検索用文字列に追加し、制御部6の作業用メモリへ格納する(ステップS2)。そのキーが長押しされている場合には、モードフラグを“1”に設定し、アドレス帳検索モードへ移行する(ステップS3)。そしてアドレス帳の全データを制御部6の作業用メモリへコピーし、ふりがなの何文字目を検索するかを示すnを“1”に設定する(ステップS4)。nが検索用文字列より大きいか否かを判断し(ステップS5)、Noの場合には、アドレス帳に登録されているふりがなを参照して、検索用文字列のn文字目の文字の五十音の行に属するかな文字が、ふりがなのn文字目に持つデータを抽出する(ステップS6)。そして抽出されたデータで、制御部6の作業用メモリに格納されているアドレス帳を更新し(ステップS7)、nを“1”インクリメントして、ステップS5の処理に戻る(ステップS8)。本フローでは、ステップS1で入力された文字数に応じて、ステップS6とS7の処理が繰り返される点がポイントであり、これらが繰り返し処理されることによって2文字目以降の検索を実現できる。ステップS5でYesの場合には、抽出されたデータを五十音順にソートして、表示部10で一覧表示する(ステップS9)。以上でアドレス帳検索処理のフローについての説明を終える。そして、検索されるふりがながアルファベットの場合についても同様のフローで行うことができる。
以上のように本実施形態によれば、ある文字集合について表示名が多数存在する場合に、2文字目に数字キーを長押しすることによって、数字キーに割り付けられた文字集合に属する文字を2文字目に持つ表示名のみがアドレス帳から読み出される。これにより、検索の絞り込みを行うことができ、一覧表示される表示名の数は減少することから、検索結果から所望の相手先を指定するために、矢印キーを押下していた回数を減らすことができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、1文字目の入力で短押しし、2文字目の入力で長押しすることによって、携帯電話機をアドレス帳検索モードへ移行させて、アドレス帳に登録されたふりがなの1文字目と2文字目について検索処理を行うこととして説明した。第2実施形態は、1文字目を長押しすることによって、アドレス帳検索モードへ移行させて、1文字目に対する検索結果を表示させておき、2文字目でも長押しすることによってさらに2文字目についても検索処理を行う実施形態である。
第2実施形態における携帯電話機の内部構成は、第1実施形態における携帯電話機と同等であるが、検索部9の動作が若干異なっている。ここでは、第1実施形態と異なる部分を中心に説明を行う。
検索部9は、操作部4と、制御部6のフラグ用メモリに格納されているモードフラグとを監視して、アドレス帳の検索処理を行う機能を有する。モードフラグが“1”の時に、操作部4より数字キーの押下がなされると、入力された文字でふりがなを検索し、ふりがなに対応する相手先のデータを抽出して、制御部6の作業用メモリへそのデータを格納する。そして、制御部6の作業用メモリに格納されている相手先のデータを五十音順、及びアルファベット順にソートして、表示部10へ出力する。
第2実施形態でなされるアドレス帳検索処理について、図8で示されるフローを用いて、検索されるふりがながかな文字の場合について説明する。まず、nを“1”に設定する(ステップS11)。待ち受け画面が表示されている状態で、数字キーが押下されて(ステップS12)、そのキーが長押しされている場合には(ステップS13)、モードフラグを“1”に設定し、アドレス帳検索モードへ移行する(ステップS14)。ステップS13で長押しされていない場合には、モードフラグが“1”か否かの判断がされて、“Yes”の場合にはnを“1”に設定する(ステップS16)。次に、入力された文字と同じ行に属する文字をふりがなのn文字目に持つデータをアドレス帳から抽出する(ステップS17)。抽出されたデータで制御部6の作業用メモリに格納されているアドレス帳を更新する(ステップS18)。そして、抽出されたデータを五十音順にソートし、表示部10で一覧表示して(ステップS19)、nを“1”インクリメントする(ステップS20)。ここで、検索されたデータを用いて電話を発信するなど他の処理を行った場合には、アドレス帳検索処理を終了する(ステップS21)。終了させなかった場合には、ステップS12の処理へ戻る。そして、数字キーが長押しされるたびにステップS17〜ステップS19の処理が繰り返されることによって、2文字目以降についての検索を実現できる。そして、検索されるふりがながアルファベットの場合についても同様のフローで行うことができる。
以上のように本実施形態によれば、1文字目を長押しして1文字目を検索させた結果を見て、一覧表示される表示名の数が多い場合には、さらに2文字目を長押しすることによって、その検索結果に対して2文字目について絞り込んだ検索を行うことができる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、アドレス帳検索処理を行う際には、アドレス帳に登録されているふりがなを検索することとして実施した。第3実施形態は、アドレス帳に登録されているふりがなに対応した検索コードを併せて登録しておき、検索コードを用いてアドレス帳検索処理を実施する実施形態である。
図9は、第3実施形態における携帯電話機を示す図である。第3実施形態における携帯電話機の内部構成は、第1実施形態における携帯電話機に対して登録部111が追加された構成となっている。そして制御部106と検索部109の動作が若干異なっている。ここでは、第1実施形態と異なる部分を中心に説明を行う。
登録部111は、ユーザがアドレス帳に情報を登録する際に、ふりがなに対応した検索コードを自動的に生成して、他の情報と同様に表示名に対応付けてアドレス帳に登録する機能を有する。検索コードは、表示名を入力する際に押下された数字キーに基づいて作成される。具体的な生成方法について、「麻生(あそう)」という表示名を用いて説明する。アドレス帳に「麻生」を入力するには、まず「あ」が割り付けられた数字キーを1回押下して「あ」を入力する。図2より対象となる数字キーには“1”も併せて割り付けられていることから、アドレス帳の検索コードの項目には、“1”が登録される。次に、「さ」が割り付けられた数字キーを5回押下して「そ」を入力する。この場合、対象となる数字キーには“3”も併せて割り付けられていることから、アドレス帳の検索コードの項目には、“3”が追加される。このように、連続して同じキーが押下された場合には、先頭に入力された数字だけが登録される。最後に、「あ」が割り付けられた数字キーを3回押下して「う」を入力する。この場合、対象となる数字キーには“1”も併せて割り付けられていることから、アドレス帳の検索コードの項目には、“1”が追加される。上述の処理を行うことによって、アドレス帳の検索コードの項目には“131”が登録される。
このように、検索コードは、表示名を登録する際に自動的に生成されるので、ユーザは意識することなく検索コードを登録することができる。
図10は、登録部111によって生成された検索コードが登録されたアドレス帳の一例を示す図である。本図で示されるように、検索コードは表示名に対応付けて登録されており、アドレス帳の検索処理を行う際には、ふりがなではなく検索コードが参照される。
制御部106は、第1実施形態と同様に作業用メモリを有しており、作業用メモリには、操作部4で数字キーが押下されるたびに、そのキーに割り付けられた数字が押下された順に検索用数字列として一時的に格納される。また、アドレス帳から検索することによって抽出されたデータについても格納される。
検索部109は、制御部106のメモリに格納されているモードフラグを監視して、アドレス帳の検索処理を行う機能を有する。モードフラグが“1”に変化したことを受けて、制御部106の作業用メモリに格納されている検索用数字列を読み出す。読み出された検索用数字列を用いて、アドレス帳に登録されている検索コードを検索し、検索コードに対応する相手先のデータを抽出して、制御部106の作業用メモリへ格納する。ここでなされる検索処理は、第1実施形態でのふりがなの場合とは異なり、1文字ずつ検索するのではなく、入力された検索用数字列全体がアドレス帳の検索コードに含まれているか否かを照合するものである。ふりがなでの検索では、キー押下によってある行の先頭文字が入力されて、その行に属するかな文字を全て検索することから、入力された全てのかな文字を同時に検索すると時間が掛かってしまうので、1文字ずつ検索を行っていた。一方、検索コードでの検索では、キー押下によって数字が入力されて、五十音の行ごとに一つの数字が割り付けられた検索コードを検索することから、入力された全ての数字を同時に検索することができる。そして、検索処理が終了すると、制御部6の作業用メモリに格納されている相手先のデータを五十音順にソートして、表示部110へ出力する。
以上のように本実施形態によれば、アドレス帳を検索する際に、五十音の行ごとに一つの数字が割り付けられた検索コードを用いることができるので、迅速な検索処理を行うことができる。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施の形態に基づいて説明したが、このような携帯電話機を部分的に更に変形することもでき、本発明は上述した形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、1文字目を短押し、或いは長押しによってキー押下し、2文字目を長押しすることによって、1文字目を検索した結果に対して2文字目についての検索を行うこととしたが、これに限定される必要はない。3文字目以降を長押しすることによって、1文字目と2文字目を検索した結果に対して、3文字目以降についても順番に検索を行うとしてもよい。また、1文字目を検索した結果に対して、3文字目以降の何れかを検索するとしてもよい。
(2)実施形態では、数字キーには、数字とかな文字とアルファベットとが割り付けられていることとして説明を行ったが、これに限定される必要はない。漢字、ハングル文字、ロシア文字等、他の文字であってもよい。
(3)実施形態では、数字キーの長押しによってアドレス帳検索モードへ移行させて、アドレス帳に登録されているふりがなの1文字目及び2文字目についての検索を行うこととしたが、これに限定される必要はない。数字キーとは別に携帯電話機にアドレス帳検索モードへ移行するためのキーを設けておき、当該キーを押下してアドレス帳検索モードへ移行させた後に、数字キーを押下することによって、1文字目及び2文字目についての検索を行うとしてもよい。
(4)実施形態では、アドレス帳に登録されているふりがなはひらがなで記載されているとしたが、これに限定される必要はなく、カタカナ、アルファベット等で記載されていてもよく、アドレス帳検索の際にはこれを参照するとしてもよい。
本発明に係る、携帯電話機は、ユーザが手間を掛けずにアドレス帳検索を行うことが可能であり、アドレス帳を有する携帯電話機に有用である。
本発明に係る携帯電話機の内部構成を示す図である。 携帯電話機の正面図である。 携帯電話機が備えるアドレス帳の一例である。 数字キーdk1を押下した時に表示される内容を示す図である。 数字キーdk2を押下した時に表示される内容を示す図である。 数字キーdk2を押下して所定時間が経過した時に、アドレス帳を検索した結果が表示されたことを示す図である。 2文字目以降を長押しすることによって実行されるアドレス帳検索処理についてのフローを示す図である。 第2実施形態におけるアドレス帳検索処理のフローを示す図である。 第3実施形態における携帯電話機の内部構成を示す図である。 第3実施形態における携帯電話機が備えるアドレス帳の一例である。
符号の説明
1 アンテナ
2 RF部
3 BB部
4 操作部
5 メモリ
6 制御部
7 長押検知部
8 モード移行部
9 検索部
10 表示部
21 数字キー
22 方向キー
101 アンテナ
102 RF部
103 BB部
104 操作部
105 メモリ
106 制御部
107 長押検知部
108 モード移行部
109 検索部
110 表示部
111 登録部

Claims (7)

  1. ユーザによる操作に基づき、アドレス帳検索を行う携帯電話機であって、
    複数の通信先情報を、それぞれの名前と対応づけて示すアドレス帳を記憶する記憶手段と、
    検索すべき名前の1文字目及び2文字目が、複数の文字集合のうち、どの文字集合に属するかの指定をユーザから受け付ける受付手段と、
    アドレス帳における複数の名前のうち、受付手段が受け付けた文字集合の指定に合致するものに対応する名前を、通信先情報と共にアドレス帳から読み出す読出手段とを備える
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記受付手段は、複数回のキー押下をユーザから受け付け、
    検索すべき名前の1文字目が属する文字集合は、1回目に押下されたキーに割り付けられた文字の集合であり、
    検索すべき名前の2文字目が属する文字集合は、2回目に押下されたキーに割り付けられた文字の集合である
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記受付手段は、キー押下がなされる度に、その押下が継続する時間の計測を行い、
    複数回のキー押下のうち、少なくとも最後のキー押下の継続時間が所定時間以上であれば、当該キー押下及びそれより前のキー押下を、文字集合の指定として解釈する
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記受付手段は、待ち受け状態においてキーセンスを行っており、
    前記受付手段は、ユーザによりキー押下がなされて、キー押下の継続時間が所定時間以上である場合、アドレス帳検索機能を起動して、当該キー押下を、文字集合の指定として解釈する
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 文字の集合とは、所定数以下の文字からなり、
    所定数とは、入力可能な文字総数を、携帯電話機におけるキー総数で割った値に基づく
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  6. 文字の集合を構成する文字の集合は、五十音の行に属する文字の集合である
    ことを特徴とする請求項5記載の携帯電話機。
  7. 前記アドレス帳は、通信先情報の各名前のかな読みに対応する検索コードを対応づけて記憶しており、
    検索コードは、通信先情報の名前のかな読みを五十音の行の識別番号の組み合わせで表現したものである
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯電話機。
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