JP2005148906A - 岸線抽出装置及び岸線抽出方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム - Google Patents

岸線抽出装置及び岸線抽出方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム Download PDF

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耕一 和田
Tsuyoshi Miyamura
剛志 宮村
Yasutaka Tokuhara
康隆 徳原
Masakazu Koiwa
雅和 小岩
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Abstract

【課題】 航空写真や衛星画像から海岸線のポイントデータを抽出する岸線抽出装置に係り、地図や海図の作成時の負荷を軽減し、更に、さんご礁のように輝度が高い海域部分の影響を除去することを課題とする。
【解決手段】 バンド分解処理S20で、衛星写真等をR,G,B等のバンドに分解し、バンド間演算2値化処理S40で、緑と赤のバンドの値を比較し、緑の画素値が大きい場合に水面領域の候補と判定し、赤の画素値が大きい場合に陸領域の候補と判定し、2値化画像を生成する。輪郭追跡S50で、2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、冗長ポイント除去S60で、画像の端の座標を排除し、岸線ポイント出力S70で、緯度及び経度のポイントを出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、航空写真や衛星画像から海岸線のポイントデータを抽出する岸線抽出装置に係り、地図や海図の作成時の負荷を軽減する技術に関する。
従来、地図を作成するためには、現地に赴いて測地調査を行う必要あったが、近年では航空写真や衛星画像が用いられるようになっている。地図作成において、陸と海の境界である岸線部分を作成するには、航空写真や衛星画像から人の手によって海岸線を判断し、各岸線ポイントを指定しなければならなかった。
また、通常、海と陸では輝度レベルが異なるため、2値化することにより岸線部分を抽出できる。しかしながら2値化したのみではラスターデータのままであるため、岸線のポイントデータとしての利用はできない。
また、2値化の際、さんご礁が群生するような地域では海域部分の輝度が高くなることがあるため、海と陸が上手く分離できない場合がある。
図16は、陸域と海域を含む入力画像を示す図である。陸域と海域の輝度は、陸域>海域であるため、ある閾値で2値化することにより、陸域と海域を分離することができる。しかしながら、さんご礁が群生するような低緯度地域においては、海域の輝度が高いため、単純な2値化では陸域と海域を上手く分離できない場合がある。
図17は、2値化画像を示す図である。図に示すように、輝度がA≒B>>Cであると2値化した場合、陸と海を上手く分離できない。
特開平8−016777号公報 特開平9−330418号公報 特開2000−132666号公報 特開2001−066984号公報 特開2002−251618号公報
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、航空写真や衛星画像を用いて岸線ポイントを自動的に抽出することにより、上記の手間を軽減する装置を提供することである。
特に、2値化画像から輪郭を抽出する技法を用いることにより、岸線のポイントデータを得ることを課題とする。
更に、2値化処理時に所定のバンド間演算を行うことにより、さんご礁のように輝度が高い海域部分の影響を除去することを課題とする。
本発明に係る岸線抽出装置は、
以下の要素を有することを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する画像入力部
(2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解するバンド分解部
(3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成するバンド間演算2値化部
(4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する輪郭追跡部。
本発明に係る岸線抽出装置は、
以下の要素を有することを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する画像入力部
(2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する2値化生成部
(3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する輪郭追跡部。
更に、抽出した座標のうち、画像の端の直線部分の座標を除外する冗長ポイント除去部を有することを特徴とする。
更に、抽出した座標を緯度及び経度に変換し、変換した緯度及び経度を岸線ポイントとして出力する岸線ポイント出力部を有することを特徴とする。
バンド分解部は、入力したカラー画像を、少なくとも緑のバンドと赤のバンドに分解し、
バンド間演算2値化部は、各画素について緑のバンドと赤のバンドの値を比較し、緑のバンドの画素値が大きい場合に、水面領域の候補と判定し、赤のバンドの画素値が大きい場合に、陸領域の候補と判定することを特徴とする。
本発明に係る岸線抽出方法は、
以下の要素を有することを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する工程
(2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解する工程
(3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成する工程
(4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する工程。
本発明に係る岸線抽出方法は、
以下の要素を有することを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する工程
(2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する工程
(3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する工程。
本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する処理
(2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解する処理
(3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成する処理
(4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する処理。
本発明に係るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する処理
(2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する処理
(3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する処理。
本発明に係るプログラムは、
岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラムであることを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する手順
(2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解する手順
(3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成する手順
(4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する手順。
本発明に係るプログラムは、
岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラムであることを特徴とする
(1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する手順
(2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する手順
(3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する手順。
本発明に係る岸線抽出装置は、
岸線抽出装置は、輪郭座標を抽出した後、少なくとも面積及び周囲長に基づいて岸線判定を行うことを特徴とする。
本発明においては、2値化画像から輪郭を抽出する技法を用いるので、岸線のポイントデータを自動的に得ることができる。更に、2値化処理時に所定のバンド間演算を行うので、さんご礁のように輝度が高い海域部分の影響を除去することができる。
実施の形態1.
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は、岸線抽出装置の処理フローを示す図である。
まず、S10で画像入力部により、モノクロあるいはカラー(True,False)画像を読み込む。次に、S20でバンド分解処理部により、カラー画像の場合、各バンド(R(Red:赤),G(Green:緑),B(Blue:青),NIR(近赤外))に分解する。S30で2値化部により、入力画像に対して所定のしきい値で2値化を行い、2値画像を生成する。更に、S40でバンド間演算2値化処理部により、バンド間の演算を伴う2値化を行い、2値画像を生成する。S50で輪郭追跡部により、2値画像中の閉じた領域(図形と呼称)の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する。そして、画像の端の直線部分を岸線座標として抽出した場合には、S60で冗長ポイント除去部により、当該両端の座標を除去する。最後に、S70で岸線ポイント出力部により、抽出座標を緯度・経度に変換後、岸線ポイントして出力する。S50は、S30とS40の処理により得られる2値化画像のいずれかを用いる。
続いて、処理の詳細について説明する。まず、バンド間演算2値化(S40)について詳述する。この処理では、さんご礁域のような2値化に影響する海域の輝度の高い部分を除去するために、バンド間演算を伴った2値化処理を行っている。
図2は、バンド間演算2値化の処理フローを示す図である。まず、S401で比画像作成(G画像/R画像)を行う。この処理では、G画像/R画像による比画像を作成する。つまり、各画素毎に、G値をR値で割った商を求め、その商の値を画素値とする演算画像(比画像と呼ぶ。)を生成する。
図3は、比較画像作成の概要を示す図である。入力画像中の対象物の特徴を以下に示す。
(1)陸域は、G(緑)バンドより、R(赤)バンドの輝度が高い
(2)さんご礁域は、R(赤)バンドより、G(緑)バンドの輝度が高い
従って、G/Rの演算により、陸の部分は輝度<1となり、それ以外は輝度>1となる画像を作成することができる。
この演算画像では上図のように海の部分に輝度<1の部分があってもかまわない。この部分は、後の処理で除去されるからである。また、R画像の代わりに、NIR(近赤外)画像を用いてもよい。つまり、G/NIR>1の領域とG/NIR<1の領域に分けた演算画像を生成する。
そして、S402で比画像の2値化を行う。この処理では、比画像を所定の閾値で2値化し、陸とそれ以外の2値画像を作成する。つまり、1を閾値として、G/R>1の領域とG/R<1の領域に分けた画像を生成する。図4は、比較画像の2値化の概要を示す図である。この例によらず、1以外の閾値を設定することも考えられる。
S403でR画像の2値化を行う。この処理では、R画像を所定のしきい値で2値化し、海とそれ以外の2値画像を作成する。この例によらず、R画像の代わりにNIR画像を用いてもよい。図5は、R画像の2値化の概要を示す図である。
次に、S404で反転画像作成を行う。この処理では、S403で生成した2値画像の反転画像を作成する。図6は、反転画像作成の概要を示す図である。この例では、ここでは、黒を輝度0、白を輝度1としている。但し、S403の2値化の際、輝度の低い方を輝度1で2値化した場合は、本処理は必要ない。
そして、S405で合成2値画像作成(OR演算)を行う。この処理では、S402で生成した画像とS404で生成した画像をOR演算し、合成2値画像を作成する。図7は、合成2値画像作成の概要を示す図である。ここでは、黒を輝度0、白を輝度1としている。
S405の合成処理で除去できないノイズは、公知の方法(メディアンフィルタ等)を用いて除去する(S406)。
続いて、輪郭追跡(S50)の処理について詳述する。図8は、輪郭追跡の処理フローを示す図である。
まず、S501で2値図形輪郭追跡を行う。図9は、2値画像の走査方式を示す図である。2値画像を図9のような走査方式で画像を走査し、図形の始点を見つけたら、1本の輪郭線を追跡する。その後、再び走査を続け、次の図形の始点を探す。この操作を繰り返し、画像中の全ての図形(内部図形も含む)の輪郭の座標を抽出し、テンポラリ配列に格納する。さらに周囲長あるいは面積も併せて算出する。なお具体的な追跡方法、周囲長、面積算出については、公知な技術であるため省略する。図10は、輪郭追跡後の輪郭座標を示す図である。
S502のループ1の処理により、上述の図形の中から、周囲長や面積を基に岸線として妥当でない図形を除去する。従って、ループカウンタは図形数に対応する。具体的には、S502で周囲長(あるいは面積)の判定を行う。つまり、S501で算出した周囲長(あるいは面積)を設定値と比較する。そして、設定値よりも小さい場合には、S504の座標削除により、図形の座標が格納されているテンポラリ配列から、当該図形の全座標を削除する。
S505のループ2の処理により、1画素ずつ抽出された座標を間引くことにより、全体のデータ数を削減する。ループカウンタは、図形数に対応する。そのため、S506のカウンタ変数初期化で、カウンタ変数K=1に設定する。
S507のループ3の処理により、各図形毎に間引いた座標を岸線配列1に格納する。ステップは、設定間引き数(=1の場合、間引きなし)であり、ループカウンタは、図形の座標数に対応する。S508の座標格納で、岸線第一配列(K)のX座標にテンポラリ配列(J)のX座標を格納し、岸線第二配列(K)のY座標にテンポラリ配列(J)のY座標を格納する。そして、S509のカウンタインクリメントで、カウンタ変数をインクリメント(+1)する。
続いて、冗長ポイント除去(S60)について詳述する。前述の輪郭追跡部による処理(S50)では、2値図形の輪郭を全て追跡するため、画像の端も抽出する。しかしながら、画像の端は、岸線を構成するものではないため、詳細な座標情報は必要とせず、それぞれのコーナー座標があれば十分である。そこで本装置では、冗長ポイント除去部により、画像の端の余分な抽出点を削除している。図11と図12は、冗長ポイント削除前の輪郭座標と冗長ポイント削除後の輪郭座標を示している。
図13から図15は、冗長ポイント除去の処理フローを示す図である。まず、S601のフラグ変数初期化で、冗長点除去用のフラグ変数を初期化する。FLGに0を、FLG_OLDに0を設定する。
S602のループ1の処理では、各図形の座標の中から、画像の端の部分を除去する。従って、ループカウンタは図形数に対応する。続いて、S603のカウンタ変数初期化で、カウンタ変数Kに1を設定する。
そして、S604のループ3で、岸線第一配列の座標を、画像の端を除いて岸線第二配列に格納する。ループカウンタは、図形の座標数に対応する。S605の座標判定で、X、Yの座標が、画像の端(上下左右)か否かを判定する。端である場合には、S606のフラグ設定で、座標に応じた値をフラグ変数に設定する。
X=0(左端)→ FLG=1
X=Xサイズ−1(右端) → FLG=2
Y=0(上端)→ FLG=3
Y=Yサイズ−1(下端) → FLG=4
S607のフラグ判定で、FLGとFLG_OLDの値を比較する。FLG=FLG_OLDならば、画像の端部分の続きであり、FLG≠FLG_OLDならば、画像の端部分の開始座標となる。
画像の端部分の開始座標である場合には、S608の座標格納で、岸線第二配列(K)のX座標に岸線第一配列(J)のX座標を設定し、岸線第二配列(K)のY座標に岸線第一配列(J)のY座標を設定する。そして、S609のカウンタインクリメントで、カウンタ変数をインクリメント(+1)する。そして、6010のフラグ変数格納で、次回のフラグ判定のため、現在の値を格納する。つつまり、FLG_OLDにFLGの値を設定する。
S605でX、Yの座標が画像の端(上下左右)でないと判定した場合には、図14に示した処理を行う。まず、S6011のフラグ変数設定判定で、フラグ変数が設定されているか否か判定する。設定されている場合は、1つ前の座標が画像の端にあったことになるため、J−1の座標も格納する必要がある。従って、S6012の座標格納で、画像の端の最後の座標を格納する。つまり、岸線第二配列(K)のX座標に、岸線第一配列(J−1)のX座標を設定し、岸線第二配列(K)のY座標に、岸線第一配列(J−1)のY座標を設定する。そして、S6013のカウンタインクリメントで、カウンタ変数をインクリメント(+1)し、S6014のフラグ変数をクリアする。FLGに0を設定し、FLG_OLDに0を設定する。
そして、S6015の座標格納で、岸線第二配列(K)のX座標に岸線第一配列(J)のX座標を設定し、岸線第二配列(K)のY座標に岸線第一配列(J)のY座標を設定し、S6016のカウンタインクリメントで、カウンタ変数をインクリメント(+1)する。
岸線抽出装置は、コンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行することができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
上述の例では、比画像作成の際に、R(赤)とG(緑)を比較したが、R(赤)とB(青)を比較する形態や、B(青)とG(緑)を比較する形態も有効である。また、R(赤)に代えてNIR(近赤外)を用いることも有効である。
岸線抽出装置の処理フローを示す図である。 バンド間演算2値化の処理フローを示す図である。 比較画像作成の概要を示す図である。 比較画像の2値化の概要を示す図である。 R画像の2値化の概要を示す図である。 反転画像作成の概要を示す図である。 合成2値画像作成の概要を示す図である。 輪郭追跡の処理フローを示す図である。 2値画像の走査方式を示す図である。 輪郭追跡後の輪郭座標を示す図である。 冗長ポイント削除前の輪郭座標を示す図である。 冗長ポイント削除後の輪郭座標を示す図である。 冗長ポイント除去の処理フロー(1/3)を示す図である。 冗長ポイント除去の処理フロー(2/3)を示す図である。 冗長ポイント除去の処理フロー(3/3)を示す図である。 陸域と海域を含む入力画像を示す図である。 2値化画像を示す図である。

Claims (12)

  1. 以下の要素を有することを特徴とする岸線抽出装置
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する画像入力部
    (2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解するバンド分解部
    (3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成するバンド間演算2値化部
    (4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する輪郭追跡部。
  2. 以下の要素を有することを特徴とする岸線抽出装置
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する画像入力部
    (2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する2値化生成部
    (3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する輪郭追跡部。
  3. 更に、抽出した座標のうち、画像の端の直線部分の座標を除外する冗長ポイント除去部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の岸線抽出装置。
  4. 更に、抽出した座標を緯度及び経度に変換し、変換した緯度及び経度を岸線ポイントとして出力する岸線ポイント出力部を有することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の岸線抽出装置。
  5. バンド分解部は、入力したカラー画像を、少なくとも緑のバンドと赤のバンドに分解し、
    バンド間演算2値化部は、各画素について緑のバンドと赤のバンドの値を比較し、緑のバンドの画素値が大きい場合に、水面領域の候補と判定し、赤のバンドの画素値が大きい場合に、陸領域の候補と判定することを特徴とする請求項1記載の岸線抽出装置。
  6. 以下の要素を有することを特徴とする岸線抽出方法
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する工程
    (2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解する工程
    (3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成する工程
    (4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する工程。
  7. 以下の要素を有することを特徴とする岸線抽出方法
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する工程
    (2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する工程
    (3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する工程。
  8. 岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する処理
    (2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解する処理
    (3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成する処理
    (4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する処理。
  9. 岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する処理
    (2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する処理
    (3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する処理。
  10. 岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含むカラー画像又はモノクロ画像、あるいは水面領域又は陸領域からなるカラー画像又はモノクロ画像を入力する手順
    (2)入力したカラー画像を2つ以上のバンドに分解する手順
    (3)分解した2以上のバンドの画素値を演算し、演算結果を2値化して2値化画像を生成する手順
    (4)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する手順。
  11. 岸線抽出装置となるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム
    (1)高度上方から撮影した水面領域及び陸領域を含む入力画像、あるいは水面領域又は陸領域からなる入力画像を入力する手順
    (2)入力画像の輝度について、所定の閾値で2値化して2値化画像を生成する手順
    (3)生成した2値化画像中の閉じた領域の輪郭追跡を行い、輪郭を構成する座標を抽出する手順。
  12. 岸線抽出装置は、輪郭座標を抽出した後、少なくとも面積及び周囲長に基づいて岸線判定を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の岸線抽出装置。
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