JP2005145233A - 車両用屋根開閉装置及び車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】
車両の荷台の拡張性に加えて車両の室内空間の開放性をも確保できるようにする。
【解決手段】 車両1の側部ボディ構造体2に車両前後方向に移動自在に支持され開口部33が形成されたルーフ部分32及びルーフ部分32と側部ボディ構造体2との間に位置するピラー部分31を有しルーフ部分32が車両の室内空間11の前方室内範囲12の上方を覆う前方位置Aと車両1の室内空間11の後方室内範囲13の上方を覆う後方位置Bとの間で移動可能なルーフボディ構造体3と、ルーフボディ構造体3のルーフ部分32に可動自在に支持され開口部33を開閉する第1被覆体35とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用屋根開閉装置に関し、特に、閉鎖された車両の室内空間の一部を開放することが可能な車両に用いられる車両用屋根開閉装置に関する。
従来、この種の車両用屋根開閉装置として、車両の側部ボディ構造体に対して車両前後方向に移動自在に支持され、ルーフ部分及びルーフ部分に連結されたリヤウインド部分よりなるルーフボディ構造体を有するものが知られている。この従来装置は、ルーフボディ構造体に加えて、車両のフロントウインドパネルから連続し、車両の室内空間の前方室内範囲の上方を覆うルーフパネルをさらに備えており、ルーフボディ構造体は、その移動によってルーフ部分がルーフパネルと重合してフロントウインドパネルに隣接する前方位置とフロントウインドパネルより車両後方へ離れ車両の室内空間の後方室内範囲の上方を覆う後方位置とに配置されるようになっている。そして、ルーフボディ構造体が前方位置に配置される場合と後方位置に配置される場合とで、車両の室内空間の一部を開放し、車両後部に設けられた開放した荷台を拡張及び縮小している。
仏国公開第2822757号公報
しかし、上記した従来装置では、ルーフボディ構造体が後方位置に配されている場合には、そのルーフ部分は、車両の室内空間の後方室内範囲の上方を覆い、前方位置に配されている場合には、車両の室内空間の前方室内範囲の上方を覆うルーフパネルと重合するというだけである。このため、ルーフボディ構造体の移動は、車両後部の荷台の拡張性には機能するも、車両室内空間の開放性には何ら機能していない。
故に、本発明は、車両の荷台の拡張性に加えて車両の室内空間の開放性をも確保できるようにすることを、その発明の技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた第1の技術的手段は、車両の側部ボディ構造体に車両前後方向に移動自在に支持され開口部が形成されたルーフ部分及び該ルーフ部分と前記側部ボディ構造体との間に位置するピラー部分を有し前記ルーフ部分が車両の室内空間の前方室内範囲の上方を覆う前方位置と車両の室内空間の後方室内範囲の上方を覆う後方位置との間で移動可能なルーフボディ構造体と、該ルーフボディ構造体の前記ルーフ部分に可動自在に支持され前記開口部を開閉する第1被覆体とを有した、ことである。
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた第2の技術的手段は、フロントフェンダー、リヤフェンダーを有し室内空間を形成する側部ボディ構造体と、該側部ボディ構造体に対して車両前後方向に移動自在に支持され前記室内区間の前方室内範囲の上方を覆う前方位置と前記室内空間の後方室内範囲の上方を覆う後方位置とに配置されるルーフボディ構造体と、該ルーフボディ構造体に可動自在に支持され前記ルーフボディ構造体が前記前方位置に配置される際には前記前方室内範囲の上方を開閉し且つ前記ルーフボディ構造体が前記後方位置に配置される際には前記後方室内範囲の上方を開閉する第1被覆体と、前記側部ボディ構造体に対して装着され前記ルーフボディ構造体が前記後方位置に配置される際に前記前方室内範囲の上方を開閉する第2被覆体とを有し、前記第2被覆体が前記前方室内範囲の上方を開状態とすると共に前記ルーフボディ構造体が前方位置に配置され、前記後方室内範囲の上方を開放してオープン状態となる、ことである。
より好ましくは、前記ルーフボディ構造体のルーフ部分の前方に前記側部ボディ構造体に対して着脱自在に配され前記室内空間の前記前方室内空間の上方を覆う第2被覆体を有する、と良い。
より好ましくは、前記側部ボディ構造体内に配設され前記ルーフボディ構造体に連係された第1駆動機構と、前記ルーフボディ構造体内に配設され第1パネル体に連係され第2駆動機構とを有する、と良い。
本発明によれば、ルーフボディ構造体が前方位置に配置され且つ第1被覆体がルーフ部分の開口部を開状態とすることで、車両の前方室内範囲及び後方室内範囲の上方を開放することができる。又、この状態では、ルーフボディ構造体がルーフ部分及びピラー部分を有するので、後方室内範囲を車両の荷台へと変遷させることができる。これにより、車両の荷台の拡張性に加えて車両の室内空間の開放性をも確保できる。
図1ないし図6に示されるように、車両1は、左右のフロントフェンダー21及び左右のリヤフェンダー22を有する側部ボディ構造体2、側部ボディ構造体2に対して移動自在なルーフボディ構造体3、側部ボディ構造体2に対して着脱自在なルーフパネル4、側部ボディ構造体2に対して回動自在な左右のサイドドア5、側部ボディ構造体2に対して回動自在なテールゲート6を備えている。
図1ないし図6に示されるように、側部ボディ構造体2は、各フロントフェンダー21の後方縁に沿ってフロントピラー23を、各リヤフェンダー22の前方縁に沿ってセンターピラー24を、それぞれ車両上方に向かって延在形成し、左右のフロントピラー23をフロントヘッダー25で、左右のセンターピラー24をセンターロールバー26で、それぞれ互いに連結すると共に、左右のフロントピラー23と左右のセンターピラー24とを各々ルーフサイドレール27で互いに連結したモノコックボディとなっている。又、この側部ボディ構造体2は、車両1の室内空間11をフロントシート12aが配設される前方室内範囲12とリヤシート13aが配設される後方室内範囲13とに区画して形成している。尚、リヤシート13aは、既知の構造によって折り畳み収納可能なものである。
ルーフボディ構造体3は、左右のセンターピラー24と車両前後方向(図4示左右方向)において並ぶ左右のクォータピラー部分31及び各クォータピラー部分31から車両前方(図4示左方)に延在するルーフ部分32を備えたカバー状を呈しており、ルーフ部分32の左右前端をルーフサイドレール27に、クォータピラー部分31の下端をリヤフェンダー22の上縁に、それぞれ後述の案内構造によって摺動自在に支持して、ルーフ部分32が車両1の室内空間11の前方室内範囲12の上方を覆う前方位置A(図5に示される車両1のオープン状態)と車両1の室内空間11の後方室内範囲13の上方を覆う後方位置B(図4に示される車両1のクローズ状態)に配置されるようになっている。
図2及び図8に示されるように、ルーフボディ構造体3のルーフ部分32には、矩形のルーフ開口33が形成されている。又、ルーフ部分32には、このルーフ開口33の左右側縁に沿って車両前後方向に延在する左右一対のガイドレール34が固定されている。このガイドレール34は、断面略U字型の長尺状を呈しており、複数のパネル35をリンク機構(図示せず)を介して揺動自在且つ摺動自在に支持している。又、ルーフ部分32には、電動モータ36aを駆動源としたパネル駆動機構36が収容されている。このパネル駆動機構36は、可撓性のあるワイヤ、ケーブル、ベルトなどの連結部材37を介して各パネル35に連結されている。
このような構成において、パネル駆動機構36を一方向に駆動すると、連結部材37を介して複数のパネル35が互いに重合するようにガイドレール34に沿って車両後方(図 4示右方)に揺動且つ摺動する。これにより、図5に示されるように、ルーフ開口33が開状態となる。又、ルーフ開口33の開状態において、パネル駆動機構36を前述とは逆の他方向に駆動することにより、複数のパネル35がガイドレール34に沿って車両前方(図5示左方)に揺動且つ摺動して面一に並らぶ。これにより、ルーフ開口33が閉状態となる。ルーフ開口33の閉状態においては、複数のパネル35は、ガイドレール34に取付けられたウエザーストリップ38と密着してルーフ開口33をシールしている。
次にルーフボディ構造3の案内構造について説明する。
図3、図7及び図9に示されるように、左右のリヤフェンダー22には、その上縁に沿って車両前後方向に延びる左右一対のガイドレール81がそれぞれ固定されている。このガイドレール81は、断面略U字型であって、水平部位81a、水平部位81aの前縁から一体に連続する前端部位81b及び水平部位81aの後縁から連続する後端部位81cを備えた長尺状を呈しており、前端部位81b及び後端部位81cが斜め下方に向かうよう水平部位81aとの接続部分で屈曲されている。このガイドレール81には、ルーフボディ構造体3の各クォータピラー部分31の下端にピン82aにより回動自在に支持されたシュー82が摺動自在に案内されている。
左右のルーフサイドレール27には、左右一対のガイドレール91がそれぞれ固定されている。このガイドレール91は、フロントピラー23からセンターピラー24にかけて延びる断面U字型の長尺状を呈しており、シュー92が摺動自在に案内されている。又、ルーフボディ構造体3のルーフ部分32の前部には、左右一対のガイドレール93がガイドレール34と一体に形成されている。このガイドレール93は、車両前後方向に延びる断面U字型でガイドレール34より短い短尺状を呈しており、カム長穴94aが形成されたシュー94が摺動自在に案内されている。更に、ルーフ部分32の前部には、左右一対のリンク95がピン95aにより回動自在に支持されている。このリンク95の一端は、ピン95bによりガイドレール91に案内されたシュー92に回動自在に連結され、他端は、ピン95cによりガイドレール93に案内されたシュー94のカム長穴94aに摺動自在に連結されている。尚、ガイドレール93は、ガイドレール34に別体で並設しても良い。
左右のリヤフェンダー23には、それぞれ、電動モータ83aを駆動源としたルーフ第1駆動機構83が収容されている。このルーフ第1駆動機構83は、可撓性のあるワイヤ、ケーブル、ベルトなどの連結部材84を介して左右のシュー72にそれぞれ連結されている。又、ルーフ部分32には、電動モータ96aを駆動源としたルーフ第2駆動機構96が収容されている。このルーフ第2駆動機構96は、可撓性のあるワイヤ、ケーブル、ベルトなどの連結部材97を介して左右のシュー92に連結されている。尚、駆動源としては、油圧シリンダや油圧モータを採用しても良い。
このような構成において、ルーフボディ構造体3が後方位置Bに配置されているとき、図7に実線で示されるように、左右のシュー82は、ガイドレール81の後端部位81cに位置しており、リンク95は、略水平状態となっている。この状態で、ルーフ第1駆動機構83を一方向に駆動すると、シュー82がガイドレール81の水平部位81aに案内されるべく車両前方(図7示左方)に向かって摺動すると共にシュー92がガイドレール91に案内されて車両前方に摺動する。更に、ルーフ第1駆動機構83の駆動と略同時にルーフ第2駆動機構96を一方向に駆動して、シュー94がガイドレール93に案内されて車両前方向に摺動してカム長穴94aの作用によりリンク95をピン95aを中心に図 7示半時計方向に回動させる。これにより、ルーフボディ構造体3が図7に二点鎖線で示されるように上昇する。この後、ルーフ第2駆動機構96の駆動を停止してルーフ第1駆動機構83のみを駆動しつづけると、シュー82がガイドレール81の水平部位81aに、シュー92がガイドレール91に、それぞれ案内されて車両前方向に摺動して、ルーフボディ構造体3が車両前方に水平移動する。シュー82がガイドレール81の前端部位81bに至ると、ルーフ第2駆動機構96が前述とは逆に他方向に駆動して、シュー94をガイドレール93に案内されて車両後方へと摺動させる。これにより、リンク95が前述とは逆にピン95aを中心に図7示時計方向に回動し、ルーフボディ構造体3が下降する。この後、ルーフ第1駆動機構83及びルーフ第2駆動機構96の駆動を停止すると、ルーフボディ構造体3が前方位置Aに配置されるようになる。ルーフボディ構造体2の前方位置A及び後方位置Bでの下降は、側部ボディ構造体2とルーフボディ構造体3との間のウエザーストリップ(図示せず)を撓ませ、これにより、両者間の確実なシールを確保している。
図2及び図8に示されるように、ルーフパネル4は、矩形の枠体41にガラスパネル42を嵌め込まれたものであって、左右のルーフサイドレール27、フロントヘッダー25及びセンターロールバー26に公知のロック機構(図示せず)により装着されるようになっている。装着されたルーフパネル4は、図8に示されるように、ルーフサイドレール27に固定されたウエザーストリップ43と密着して枠体41とルーフサイドレール27との間をシールしている。
図2に示されるように、左右のサイドドア5は、側部ボディ構造体2の各フロントフェンダー21の後縁とリヤフェンダー22の前縁との間にそれぞれ配設され、フロントピラー23、センターピラー24及びルーフサイドレール27で区画される窓開口14を開閉する上下動自在なフロントサイドガラス51を備えている。テールゲート6は、左右のリヤフェンダー22の後縁の間の配設され、ルーフボディ構造体3の左右のクォータピラー部分31とルーフ部分32の後縁とで区画される窓開口15を開閉する上下動自在なバックウインドガラス61を備えている。
図2に示されるように、側部ボディ2の左右のリヤフェンダー22には、リヤサイドガラス71がそれぞれ上下動自在に配設されている。このリヤサイドガラス71は、ルーフボディ構造体3が後方位置Bにある状態での左右のウォータピラー部分31及びルーフ部分32並びに側部ボディ構造体2の左右のセンターピラー24で区画される窓開口16を開閉するものであって、センターピラー24の後縁に沿ってリヤフェンダー22内へと延在するよう配設されたガイドレール72、リヤフェンダー22内にガイドレール72と車両前後方向において所定の間隔を持って略平行に配設されたガイドレール73及びガイドレール73と長手方向において対向するようウォータピラー部分31の前縁に配設されたガイドレール74に摺動自在に案内されている。又、リヤフェンダー22内には駆動源として電動モータ75aを駆動源としたレギュレータ駆動機構75が配設されており、このレギュレータ駆動機構75は、その駆動によってリヤサイドガラス28を上下動させるべくリヤサイドガラス28にワイヤ、ケーブル、ベルトなどの連結部材76を介して連係されている。
次にルーフボディ構造体3の移動による車両1の形態変遷について説明する。
図4は、ルーフボディ構造体3が後方位置Bにあり、ルーフパネル4が室内空間11の前方室内範囲12の上方を覆い、ルーフボディ構造体3のルーフ部分32が室内空間11の後方室内範囲13の上方を覆っており、車両1はクローズ状態となっている。このクローズ状態では、フロントヘッダー25、ルーフパネル4及びルーフボディ構造体3のルーフ部分32は、略面一状態にあり、車両1の意匠性を向上させている。
この状態で、先ず、ルーフパネル4を取り外し、前方室内範囲12の上方を開放する。次に、レギュレータ駆動機構75を駆動してリヤサイドガラス71を下降させてリヤフェンダー22内に収容する。この後、ルーフ第1駆動機構83及びルーフ第2駆動機構96を駆動してルーフボディ構造体3を車両前方向(図4示左方向)に移動させ、前方位置Aに配置する。そして、最後に、バックウインドガラス61を下降させてテールゲート6内に収容する。これにより、図1及び図5に示されるように、車両1は、室内空間11の後方室内範囲13の上方、左右及び後方が開放され、しかも、室内空間11の前方室内範囲12の後方が開放されたオープン状態となる。この状態で、パネル駆動機構36を駆動してパネル35を車両後方へと移動させ、ルーフ開口33を開状態としておくことで、室内空間11の上方も開放されたオープン状態となる。このオープン状態では、フロントヘッダー25及びルーフボディ構造体3のルーフ部分32は、略面一状態にあり、車両1の意匠性を向上させている。尚、前方位置Aに配置されたルーフボディ構造体3は、ルーフ部分32がウエザーストリップ43と密着することで、ルーフボディ構造体3とルーフサイドレール27との間をシールしている。
オープン状態にある車両1をクローズ状態とするには、前述とは逆に、ルーフボディ構造体3を車両後方向(図5示右方向)へと移動させて後方位置Bに配置した後、リヤサイドガラス28及びバックウインドガラス61を上昇させて窓開口15、16を閉状態とし、最後に、ルーフパネル4を装着する。
尚、ルーフ第1駆動機構83、ルーフ第2駆動機構96及びレギュレータ駆動機構75の駆動・停止は、電子制御装置(図示せず)により自動制御されている。又、バックウインドガラス61の下降は、ルーフボディ構造体3が前方位置Aに配置された後でなくても、ルーフボディ構造体3の移動前や移動中であっても良い。もちろん、このバックウインドガラス61の下降も電子制御装置により自動制御される。
図1及び図5に示される車両1のオープン状態において、図6に示されるように、室内空間11の後方室内範囲13にあるリヤシート13aを折り畳み収納することで、室内空間11の後方室内範囲13が開放された荷台へと変遷し、車両1は、いわゆるピックアップ状態となる。
図4に示される車両1のクローズ状態において、パネル駆動機構36を駆動してルーフ開口33を開状態とすることで、室内空間11の後方室内範囲13の上方を開放することができる。又、ルーフパネル4を側部ボディ構造体2から取り外すことで室内空間11の前方室内範囲12の上方を開放することができる。更に、フロントサイドガラス51、リヤサイドガラス、バックウインドガラスを下降させ、各窓開口14、15、16を開状態とすることもできる。
尚、本形態において、ルーフパネル4は、車両1の室内空間11の前方室内範囲12の上方を開閉できれば、側部ボディ構造体2に対して着脱自在なものにかぎらず、例えば、側部ボディ構造体2に対してスライド自在、回動自在や巻き取り自在なものであっても良い。又、ルーフパネル4及びパネル35は、幌体であっても良い。
本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のオープン状態での斜視図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のクローズ状態での斜視図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のクローズ状態からオープン状態に変遷する間での斜視図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のクローズ状態での側面図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のオープン状態での側面図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のピックアップ状態での側面図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置の駆動部詳細を示す平面図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のクローズ状態での断面図である。 本発明に係る車両用屋根開閉装置を採用した車両のオープン状態での断面図である。
符号の説明
1 車両
2 側部ボディ構造体
3 ルーフボディ構造体
4 ルーフパネル(第2被覆体)
A 前方位置
B 後方位置
11 室内空間
12 前方室内範囲
13 後方室内範囲
21 フロントフェンダー
22 リヤフェンダー
31 クォータピラー部分(ピラー部分)
32 ルーフ部分
33 ルーフ開口(開口部)
35 パネル(第1被覆体)
36 パネル駆動機構(第1駆動機構)
75 ルーフ駆動機構(第2駆動機構)

Claims (4)

  1. 車両の側部ボディ構造体に車両前後方向に移動自在に支持され開口部が形成されたルーフ部分及び該ルーフ部分と前記側部ボディ構造体との間に位置するピラー部分を有し前記ルーフ部分が車両の室内空間の前方室内範囲の上方を覆う前方位置と車両の室内空間の後方室内範囲の上方を覆う後方位置との間で移動可能なルーフボディ構造体と、該ルーフボディ構造体の前記ルーフ部分に可動自在に支持され前記開口部を開閉する第1被覆体とを有する、車両用屋根開閉装置。
  2. 前記ルーフボディ構造体のルーフ部分の前方に前記側部ボディ構造体に対して装着され前記前方室内範囲の上方を開閉自在な第2被覆体を有する、請求項1記載の車両用屋根開閉装置。
  3. 前記側部ボディ構造体内に配設され前記ルーフボディ構造体に連係された第1駆動機構と、前記ルーフボディ構造体内に配設され第1被覆体に連係され第2駆動機構とを有する、請求項1記載の車両用屋根開閉装置。
  4. フロントフェンダー、リヤフェンダーを有し室内空間を形成する側部ボディ構造体と、該側部ボディ構造体に対して車両前後方向に移動自在に支持され前記室内区間の前方室内範囲の上方を覆う前方位置と前記室内空間の後方室内範囲の上方を覆う後方位置とに配置されるルーフボディ構造体と、該ルーフボディ構造体に可動自在に支持され前記ルーフボディ構造体が前記前方位置に配置される際には前記前方室内範囲の上方を開閉し且つ前記ルーフボディ構造体が前記後方位置に配置される際には前記後方室内範囲の上方を開閉する第1被覆体と、前記側部ボディ構造体に対して装着され前記ルーフボディ構造体が前記後方位置に配置される際に前記前方室内範囲の上方を開閉する第2被覆体とを有し、前記第2被覆体が前記前方室内範囲の上方を開状態とすると共に前記ルーフボディ構造体が前方位置に配置され、オープン状態となる、ことを特徴とする車両。
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