JP2005144606A - 移動ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動台車とロボットアームとが同時に動作し、かつエリアセンサの検出可能範囲をロボットアームが通過する場合でも、ロボットアームを障害物として誤認識することを防止することが可能な移動ロボットを提供する。
【解決手段】 移動ロボット1の制御手段5は、ロボットアーム3がエリアセンサ4の検出可能領域A1を通過した時、ロボットアーム3が該領域A1と交わる領域A2の位置を算出するアーム位置算出部505と、該領域A1から該領域A2を除外した範囲を検出エリアとして設定する検出エリア設定部501と、エリアセンサ4により取得した距離と方向の情報に基づき、障害物の分布マップを作成する障害物マップ作成部502と、検出エリアと障害物分布マップを比較して障害物の有無を検出する障害物検出部503と、障害物が存在すると、移動ロボット1に回避指令を送信する障害物回避計画部504を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、工場や医療福祉施設、家庭等において、ロボットアームにより所定の作業を行う移動ロボットに関する。
近年、工場や医療福祉施設、家庭等において、車輪等の移動台車により自律走行し、ロボットアームにより所定の作業を行う、移動ロボットを用いたシステムが提供されている。
このようなシステムにおいては、移動ロボットと人とが安全柵なしで共存する場合の安全性を確保する必要がある。このため、移動ロボットに障害物センサを設けて周囲の物体を検知し、検知結果に基づいて障害物回避や停止といった安全確保動作を行う方法が多く開示されている。その中で、障害物センサに距離測定式のエリアセンサを用い、既知の固定設備(作業ステーション)の形状に応じて検出エリアを設定する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
図7は従来技術を示す移動ロボットの構成を説明するための上面図である。
図において、1は移動ロボット、2は移動ロボットを駆動する移動台車、3は移動台車に搭載されたロボットアーム、4a〜4dは移動台車の周囲に配置された距離測定式のエリアセンサ、5は移動台車2およびロボットアーム3を駆動制御する制御手段である。移動台車2は、走行路上を矢印a方向に移動するようになっている。
一般のエリアセンサは、代表的なものにレーザ式エリアセンサが用いられると共に、所定角度範囲のエリアを1ステップずつ角度を変えながらスキャンし、対象物の距離とその角度とにより座標計算を行って設定されたエリア内の障害物を検出するといった動作原理を有している。このため、例えばエリアセンサ4aの検出可能領域A1は、水平方向に所定角度範囲かつ所定半径内の、いわば扇形の領域を成す。
作業者がエリアセンサ4aの検出可能領域A1内に侵入すると、検出した物体の距離と方向の情報が制御手段5に伝えられる。制御手段5はこの情報に基づき、ロボットアーム3を停止させたり、移動台車2に障害物を回避するための動作指令を送信したりすることで、安全確保を実現する。
さらに特許文献1では、検知可能領域A1内に固定設備6が存在する状態でロボットアーム3を動作させる場合に、固定設備6を障害物と誤認識せずに、その他の真の障害物のみを検出する方法について言及している。すなわち、制御手段5において、エリアセンサ4aの検出可能領域A1のなかから、固定設備6に相当する部分を除外し、残った領域A3を検出エリアとして設定する。そして検出エリアA3で検出した障害物に関してのみ、安全確保動作を実行する。
図8は従来例における処理の手順を示すフローチャートである。
移動ロボット1が、固定設備6前に到着してから、ロボットアーム3により作業を行わせ、作業完了後次の固定設備へ向けて移動するまでの、制御手段5が実行する主として安全機能の実現(障害物検出)に関する処理の手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、あらかじめ各固定設備におけるエリアセンサ4の検出エリアA3が、その固定設備の形状に応じて設定されているものとする。
ステップST11において、移動ロボット1が固定設備6前の作業位置に到着して停止すると、次のステップST12にて、エリアセンサ4を用いて実際の停止位置の認識が行われ、教示時の作業位置との間の、X、Y、θ方向の差の検出が行われる。そして、その差に基づいて、ロボットアーム3の動作ポイントの補正、ならびに、前記検出エリアA3の補正が行われる。
次いで、ステップST13〜15では、エリアセンサの自己診断が行われるが、これは本特許とは直接関係が無いので割愛する。自己診断が終了すると、ステップST16において、ロボットアームによる作業が開始されるとともに、ステップST17において、エリアセンサ4の電源がオンされて検出エリアA3に対する障害物の侵入の有無の監視が行われる。このとき、図6に示すように、固定設備6の形状に倣うように検出エリアA3が設定されるので、エリアセンサ4の検出エリアに死角をなくすことができる。
次にステップST18にて検出エリアA3内への障害物の進入があるか否かを判断し、侵入がない場合(No)は、ステップST19にて、ロボットアーム3による作業が継続して実行される。
これに対し、検出エリアA3内に作業者や他のロボット等の侵入があると(Yes)、エリアセンサ4により障害物の侵入が検出されてオン信号が出力され、制御手段5は、ステップST20にてロボットアーム3の動作を一時停止させる。
これにて、作業者の安全が確保される。また、この一時停止状態で、障害物が検出エリアA3から離れると、エリアセンサ4の出力がオフとなり、ロボットアーム3による作業が再開されるようになっている。
そして、ステップST21にて固定設備6における作業が終了したか否かを判断し、作業が終了すると(Yes)、ステップST22において、ロボットアーム3は原点位置に移動され、エリアセンサ4の電源がオフされて移動ロボット1は次の固定設備に向けて移動する。この移動ロボット1の移動時にも、移動方向前方のエリアセンサあるいは別の障害物センサにより進行方向に対する障害物検出が行われ、障害物が検出されたときに移動が停止されるようになっている。
以上のように、特許文献1に示す従来の移動ロボットでは、障害物センサに距離測定式のエリアセンサを用い、既知の固定設備の形状に応じて検出エリアを設定することで、固定設備6を障害物と誤認識せずに、その他の真の障害物のみを検出することができる。
特開2002−264070号公報(明細書4頁〜6頁、第1図および第4図を参照)
しかしながら、特許文献1に示す従来の移動ロボットでは、ロボットアーム3は移動台車2が停止中にのみ動作することを前提としており、またロボットアーム3の動作範囲はエリアセンサ4の検出可能領域A1に侵入しないことを前提としている。このため、検出エリアから固定設備6を除外する処理は移動台車停止後に一度実施されるのみであり、またロボットアームに関してはそもそも除外の対象となっていない。ところが、近年提案されている家庭用サービスロボットでは、移動台車とロボットアームが同時に動作することが通常であり、またロボットアームの動作範囲も広いため、エリアセンサ4の検出可能領域A1内をロボットアーム3が通過する可能性もある。このような場合に、従来技術では、制御手段5がエリアセンサ4によって検出されたロボットアーム3を障害物と誤認識してしまうという問題点があった。誤認識が発生すると、ロボットアーム3が自分自身の検出結果によって停止したり、移動台車2がロボットアーム3を避けようと障害物回避運動を行うなど、実作業に支障が生じるおそれがあった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、移動台車とロボットアームとが同時に動作し、かつエリアセンサの検出可能範囲をロボットアームが通過する場合でも、ロボットアームを障害物として誤認識することを防止することが可能な移動ロボットを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、移動台車と、前記移動台車に搭載されて作業を行うロボットアームと、前記移動台車の周囲に配置されて障害物を検出するエリアセンサと、前記エリアセンサにより検出した障害物の情報に基づいて前記移動台車または前記ロボットアームの安全確保動作を実行させるように制御する制御手段とを備えた移動ロボットにおいて、前記制御手段は、前記ロボットアームが前記エリアセンサの検出可能領域A1を通過したときに、前記ロボットアームが該検出可能領域A1と交わる領域A2の位置を算出するアーム位置算出部と、前記検出可能領域A1から該領域A2を除外した範囲を検出エリアとして設定する検出エリア設定部と、前記エリアセンサにより取得した情報から障害物の分布マップを作成する障害物マップ作成部と、前記検出エリア設定部で設定された検出エリアと前記障害物マップ作成部で作成された障害物分布マップとを比較して障害物の有無を検出する障害物検出部と、障害物が存在する場合に、停止や障害物回避などの安全確保動作を計画し、移動ロボットに回避指令を送信する障害物回避計画部とより構成されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、移動台車と、前記移動台車に搭載されて作業を行うロボットアームと、前記移動台車の周囲に配置されて対象物に対する距離計測とその角度により障害物を検出するエリアセンサと、前記エリアセンサにより検出した障害物の情報に基づいて前記移動台車または前記ロボットアームの安全確保動作を実行させるように制御する制御手段とを備えた移動ロボットにおいて、前記制御手段は、前記ロボットアームが前記エリアセンサの検出可能領域A1を通過したときに、前記ロボットアームが該検出可能領域A1と交わる領域A2の位置を算出するアーム位置算出部と、前記ロボットアームが前記エリアセンサの検出可能領域A1と交わる領域A2における速度を算出するアーム速度算出部と、前記領域A2の位置と速度を、移動ロボット周辺のアームマップとして記憶するアームマップ作成部と、前記エリアセンサにより取得した距離と方向の情報を座標変換し、障害物の分布マップを作成する障害物マップ作成部と、前記アームマップ作成部で作成されたアームマップと前記障害物マップ作成部で作成された障害物マップとを比較して、障害物の有無を検出する障害物検出部と、障害物が存在する場合に、停止や障害物回避などの安全確保動作を計画し、移動ロボットに回避指令を送信する障害物回避計画部とより構成されることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の移動ロボットにおいて、前記障害物回避計画部は、前記ロボットアームが前記エリアセンサの検出可能領域を通過していると判断した場合には、ロボットアームに対し該通過領域を移動させるための指令を送信することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の移動ロボットにおいて、前記障害物回避計画部は、前記ロボットアームが前記エリアセンサの検出可能領域を通過していると判断した場合には、移動台車に対し走行速度を低減させるための指令を送信することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、移動台車とロボットアームとが同時に動作し、かつエリアセンサの検出可能範囲をロボットアームが通過する場合でも、ロボットアームの周辺の領域を検出エリアから除外するため、ロボットアームを障害物と誤認識することなく、安全性と作業効率を両立させることができる。
請求項2に記載の発明によると、障害物の位置だけでなく速度に関しても比較対象となるので、ロボットアームと真の障害物とを誤認識する可能性が低減する。
請求項3に記載の発明によると、ロボットアームによる死角の位置が時間的に変化するので、定常的な死角が無くなり、安全性がより向上する。
請求項4に記載の発明によると、真の障害物を検出した時の減速が容易になり、エリアセンサ4の死角に対する安全性をさらに高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについては説明を省略し、異なる点のみ説明する。
図1は本発明の実施例に共通な移動ロボットの構成を示す上面図、図2は図1の移動ロボットの斜視図、図3は、本発明の第1実施例における制御手段の構成を示すブロック図である。
図において、501は検出エリア設定部、502は障害物マップ作成部、503は障害物検出部、504は障害物回避計画部、505はアーム位置算出部である。
本発明が従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、本発明は、移動ロボット1における移動台車2とロボットアーム3は同時に動作し、かつロボットアーム3はエリアセンサ4の検出可能な領域A1を通過することを条件としており、ロボットアーム3が検出可能領域A1を通過する領域をA2で示している。基本的には検出可能領域A1からこの通過領域A2を逐次除去することで、障害物の誤検出を防ぐものとなっている。
また、制御手段5の特徴としては、ロボットアーム3の関節角度を取得し、これからアームを構成する各リンクの位置を順運動学的計算により算出すると共に、ロボットアーム3がエリアセンサ4の検出可能領域A1を通過したときに、ロボットアーム3が該検出可能領域A1と交わる領域A2の位置を算出するアーム位置算出部505と、検出可能領域A1から該領域A2を除外した範囲を検出エリアとして設定する検出エリア設定部501と、エリアセンサ4により取得した距離と方向の情報を座標変換し、障害物の分布マップを作成する障害物マップ作成部502と、検出エリア設定部501で設定された検出エリアと障害物マップ作成部502で作成された障害物分布マップとを比較して障害物の有無を検出する障害物検出部503と、障害物が存在する場合に、停止や障害物回避などの安全確保動作を計画し、ロボットアーム3または移動台車2に回避指令を送信する障害物回避計画部504とより構成される点である。
図4は第1実施例の処理の手順を示すフローチャートであり、具体的には、移動ロボット1が移動台車2を動作させながら、ロボットアーム3により作業を行う際の、制御手段5が実行する主として安全機能の実現(障害物検出)に関する処理の手順を示したものとなっている。
ステップST1において、制御手段5はロボットアーム3の位置を算出し、ステップST2において、検出可能領域A1とロボットアーム3が重なる部分A2を検出可能領域A1から除外して、これを検出エリアとする。次に、ステップST3において、設定した新たな検出エリア内に障害物が侵入しているか否かを監視し、ステップST4において、侵入を検出していない場合(No)にはロボットアーム3と移動台車2の動作を継続する。また、ステップST4で侵入を検出した場合(Yes)には該障害物を避けるように停止あるいは障害物回避運動を行わせる。これらの処理は、移動ロボット1の動作中に一定周期で繰返し実行される。
したがって、第1実施例は上記構成にしたので、移動台車2とロボットアーム3とが同時に動作し、かつエリアセンサ4の検出可能範囲A1をロボットアーム3が通過する場合でも、ロボットアーム3の周辺の領域を検出可能範囲A1から除外するため、ロボットアーム3を障害物と誤認識することなく、安全性と作業効率を両立させることができる。
第1実施例では、ロボットアーム3がエリアセンサ4の検出可能領域A1を通過する領域A2の位置を算出し、その領域A2を検出可能領域A1から除外することで誤検出を防いでいたが、この方法では、エリアセンサに対し領域A2と一直線上に存在する障害物を検出できなくなるおそれがある。そこで、この問題を解決するために、誤検出をより低減させることができるよう、位置だけではなく速度も比較して障害物を検出する手段が必要となっている。以下にその解決手段として第2実施例を説明する。
図5は本発明の第2実施例を示する制御手段の構成を説明するためのブロック図である。
図において、506はアーム速度算出部、507はアームマップ作成部である。
第2実施例が第1実施例と異なる点は、ロボットアームがエリアセンサの検出可能領域A1を通過する領域A2の速度を算出するアーム速度算出部506と、該領域A2の位置と速度を、移動ロボット1周辺のアームマップとして記憶するアームマップ作成部507を設けた点である。なお、障害物マップ作成部502では、エリアセンサ4から取得した距離と方向の情報を座標変換し、検出した障害物の位置と速度を、移動ロボット1周辺の障害物マップとして記憶する。ここで障害物の速度情報は、1サンプル前の位置情報と比較し、時間差分を取ることで求めることができるようになっている。また、障害物検出部503では、アームマップと障害物マップとを比較し、位置および速度において一致した障害物に関してのみ、ロボットアーム3であると判断して検出対象から除外するようになっている。。
したがって、第2実施例は上記構成にしたので、位置だけでなく速度に関しても比較対象となるので、ロボットアーム3と真の障害物とを誤認識する可能性が低減する。
図6は第3実施例を示す移動ロボットの斜視図である。
上記に述べた第1実施例、第2実施例では、ロボットアーム3がエリアセンサ4の検出可能領域A1の特定部分を常に占有していると、そこに死角が生じ、障害物を検出できなくなるという問題があった。その解決手段を以下に示す。
第3実施例では、アーム位置算出部505において、ロボットアーム3がエリアセンサ4の検出可能領域を通過していると判断された場合には、障害物回避計画部504がロボットアーム3に対し通過領域を移動させるための指令を送信して、図6に示すように、ロボットアーム3を検出可能領域内で揺動運動させ、通過領域を移動させるようにした。
第3実施例によれば、ロボットアーム3による死角の位置が時間的に変化するため、定常的な死角が無くなり、安全性がより向上する。
なお、第3実施例において、アーム位置算出部505によって、ロボットアーム3がエリアセンサ4の検出可能領域を通過していると判断した場合には、障害物回避計画部504がロボットアーム3に対し通過領域を移動させるための指令を送信する例を説明したが、これに替えて、移動台車2の走行速度を低減させるようにしても構わない。このようにすることで、真の障害物を検出した時の減速が容易になり、エリアセンサ4の死角に対する安全性をさらに高めることができる。ただし、ロボットアーム3を検出した場合には、通常の障害物を検出した場合と異なり、障害物回避運動を行う必要はない。
また、本実施例では、エリアセンサは、例えば特許文献1記載のレーザによる距離測
定式のものを使用したが、これに替えて、画像認識によるビジョンセンサを用いて構わない。」
本発明は、ロボットアームを障害物と誤検出することを防止するための方策を提示するものであるが、ロボットアームに把持された物体に関しても全く同様に適用できる。また、ロボットアームに留まらず、移動台車に搭載されて動作する効果器の誤検出を防ぐ用途に適用できる。
本発明の実施例に共通な移動ロボットの構成を示す上面図 図1の移動ロボットの斜視図 本発明の第1実施例における制御手段の構成を示すブロック図 第1実施例の処理の手順を示すフローチャート 本発明の第2実施例における制御手段の構成を示すブロック図 本発明の第3実施例を示す移動ロボットの斜視図 従来技術を示す移動ロボットの構成を説明するための上面図 従来例における処理の手順を示すフローチャート
符号の説明
1 移動ロボット
2 移動台車
3 ロボットアーム
4 エリアセンサ
5 制御手段
6 固定設備
501 検出エリア設定部
502 障害物マップ作成部
503 障害物検出部
504 障害物回避計画部
505 アーム位置検出部
506 アーム速度検出部
507 アームマップ作成部

Claims (4)

  1. 移動台車(2)と、
    前記移動台車(2)に搭載されて作業を行うロボットアーム(3)と、
    前記移動台車(2)の周囲に配置されて障害物を検出するエリアセンサ(4)と、
    前記エリアセンサ(4)により検出した障害物の情報に基づいて前記移動台車(2)または前記ロボットアーム(3)の安全確保動作を実行させるように制御する制御手段(5)とを備えた移動ロボット(1)において、
    前記制御手段(5)は、
    前記ロボットアーム(3)が前記エリアセンサ(4)の検出可能領域(A1)を通過したときに、前記ロボットアーム(3)が該検出可能領域(A1)と交わる領域(A2)の位置を算出するアーム位置算出部(505)と、
    前記検出可能領域(A1)から該領域(A2)を除外した範囲を検出エリアとして設定する検出エリア設定部(501)と、
    前記エリアセンサ(4)により取得した情報から障害物の分布マップを作成する障害物マップ作成部(502)と、
    前記検出エリア設定部(501)で設定された検出エリアと前記障害物マップ作成部(502)で作成された障害物分布マップとを比較して障害物の有無を検出する障害物検出部(503)と、
    障害物が存在する場合に、停止や障害物回避などの安全確保動作を計画し、移動ロボット(1)に回避指令を送信する障害物回避計画部(504)とより構成されることを特徴とする移動ロボット。
  2. 移動台車(2)と、
    前記移動台車(2)に搭載されて作業を行うロボットアーム(3)と、
    前記移動台車(2)の周囲に配置されて障害物を検出するエリアセンサ(4)と、
    前記エリアセンサ(4)により検出した障害物の情報に基づいて前記移動台車(2)または前記ロボットアーム(3)の安全確保動作を実行させるように制御する制御手段(5)とを備えた移動ロボット(1)において、
    前記制御手段(5)は、
    前記ロボットアーム(3)が前記エリアセンサ(4)の検出可能領域(A1)を通過したときに、前記ロボットアーム(3)が該検出可能領域(A1)と交わる領域(A2)の位置を算出するアーム位置算出部(505)と、
    前記ロボットアーム(3)が前記エリアセンサ(4)の検出可能領域(A1)と交わる領域(A2)における速度を算出するアーム速度算出部(506)と、
    前記領域(A2)の位置と速度を、移動ロボット(1)周辺のアームマップとして記憶するアームマップ作成部(507)と、
    前記エリアセンサ(4)により取得した情報から障害物の分布マップを作成する障害物マップ作成部(502)と、
    前記アームマップ作成部(507)で作成されたアームマップと前記障害物マップ作成部(502)で作成された障害物マップとを比較して、障害物の有無を検出する障害物検出部(503)と、
    障害物が存在する場合に、停止や障害物回避などの安全確保動作を計画し、移動ロボット(1)に回避指令を送信する障害物回避計画部(504)とより構成されることを特徴とする移動ロボット。
  3. 前記障害物回避計画部(504)は、前記ロボットアーム(3)が前記エリアセンサ(4)の検出可能領域を通過していると判断した場合には、ロボットアーム(3)に対し該通過領域を移動させるための指令を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の移動ロボット。
  4. 前記障害物回避計画部(504)は、前記ロボットアーム(3)が前記エリアセンサ(4)の検出可能領域を通過していると判断した場合には、移動台車(2)に対し走行速度を低減させるための指令を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の移動ロボット。
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