JP2005144509A - ミシン - Google Patents

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勇治 新井
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Abstract

【課題】排気による縫製対象物の浮き上がりを防止して、高精度にレーザ加工することができるミシンを提供する。
【解決手段】ミシン1は、水平な第1軸方向に沿って配設された複数の縫製ヘッドと、テーブル21と、縫製対象物を保持する縫製枠22と、縫製対象物にレーザ光を照射して加工するレーザ加工装置23と、レーザ加工装置23を縫製ヘッドに対応した各加工位置に第1軸方向に沿って移動させる第3駆動機構と、レーザ加工装置23下方のテーブル21部分に設けられたメッシュ状の吸着部材26と、吸着部材26の下側に配設された筐体状の吸引部材27と、吸引部材27内の空気を吸引して排気する排気機構と、各加工位置におけるレーザ加工装置23の直下となる各吸引位置に吸引部材27を第1軸方向に沿って移動させる第4駆動機構40と、第3駆動機構及び第4駆動機構40の作動を制御する制御装置とからなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、縫製対象物を縫製する複数のヘッド、及び当該ヘッドにより縫製された縫製対象物にレーザ光を照射して当該縫製対象物を加工するレーザ加工装置を備えたミシンに関する。
従来、上述したミシンの一例として、特開平8−191973号公報に開示されたものが知られている。このミシンは、所定間隔を隔てて配設される2つの支柱と、各支柱間に水平に掛け渡されたクロスビームと、クロスビームの下方位置に水平に配置され、両端部が各支柱によってそれぞれ支持された支持ビームとからなる支持フレームと、クロスビームにその長手方向に沿って所定間隔で配設され、布などの縫製対象物を縫製する複数のミシンヘッドと、ミシンヘッドの下方に配置され、下面が支持ビームによって支持されるテーブルと、縫製対象物を保持する矩形の枠体であって、クロスビームの長手方向及びこれと水平面内で直交する方向の直交2軸方向に移動自在にテーブル上に配設された縫製枠と、各ミシンヘッドに対応して設けられ、レーザ光を縫製枠内の縫製対象物に照射して当該縫製対象物を加工する複数のレーザ加工装置などから構成される。
前記レーザ加工装置は、レーザ光を照射するレーザ発振器と、このレーザ発振器から照射されたレーザ光を下面開口部からその下方の縫製対象物上に案内するレーザヘッドなどから構成される。レーザ発振器はクロスビームに支持され、一方、レーザヘッドはミシンヘッドの側面に付設される。
また、レーザヘッドの下端部には、上下に開口した中空状のカバー体が昇降自在に外嵌されている。このカバー体は、縫製時には上昇端位置に位置し、縫製後のレーザ加工時には縫製対象物と所定間隔を隔てて接近した下降端位置に位置するように、エアシリンダによって駆動され、降下時には下端部がレーザヘッドのそれより下方に移動して、レーザヘッドの下方領域を覆うようになっている。
また、カバー体には、吸引ポンプに接続した吸引管が接続されており、この吸引ポンプの吸引作用により、カバー体内の空気が吸引管を介して吸引,排気されるようになっている。
このように構成されたミシンでは、縫製対象物を直交2軸方向に移動させながら各ミシンヘッドを動作させることにより当該縫製対象物に対して所定の縫製が施され、この後、縫製対象物を再度直交2軸方向に移動させながら、各レーザ加工装置からレーザ光を照射することにより、縫製対象物に対して所定の加工が行われる。
そして、レーザ加工の際には、カバー体が上昇端位置から下降端位置まで下降するとともに、吸引ポンプによってカバー体内の空気が排気され、レーザ加工に伴って生じた炎が排気空気流によって吹き消されるとともに、煙がカバー体内から排気される。また、カバー体を下降させて縫製対象物と接近させることで、レーザ光に対する作業者の安全性が高められる。
特開平8−191973号公報
ところが、上記従来のミシンでは、レーザ加工時に、当該レーザ加工によって生じた煙を排気したり、炎を吹き消すべく、縫製対象物のレーザ加工領域上方に設けられたカバー体内の空気を、吸引ポンプによって吸引,排気しているため、カバー体内に作用する負圧によって縫製対象物が浮き上がり、精度の良いレーザ加工を行うことができないという問題があった。上記のように、縫製対象物は縫製枠によって保持されているが、保持位置がレーザ加工領域から離れているために、前記浮き上がりを防止することができないのである。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、排気による縫製対象物の浮き上がりを防止して、高精度にレーザ加工を行うことができるミシンの提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、縫製対象物を縫製する縫製機構を具備し、水平な第1軸方向に沿って所定間隔で配設された複数のヘッドと、前記縫製機構を駆動する第1駆動機構と、前記ヘッドの下方位置に水平に配設されたテーブルと、前記縫製対象物を保持する枠体であって、前記第1軸方向及びこれと水平面内で直交する第2軸方向の直交2軸方向に移動自在に前記テーブル上に配設された縫製枠と、前記縫製枠を前記直交2軸方向に移動させる第2駆動機構と、前記第1軸方向に移動自在に前記テーブルの上方に配設されるレーザ加工装置であって、その下方の前記縫製対象物に向けてレーザ光を照射するとともに該縫製対象物上におけるレーザ光の照射位置を走査し、該縫製対象物を加工するレーザ加工装置と、前記各ヘッドに対応して予め設定された複数の加工位置に、前記レーザ加工装置を移動させる第3駆動機構と、前記第1駆動機構,第2駆動機構及び第3駆動機構の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第3駆動機構を駆動制御して、前記レーザ加工装置を前記各加工位置に移動させるように構成されたミシンにおいて、
前記テーブルには、前記各加工位置における前記レーザ加工装置の少なくとも下方位置となる部分に、上下に貫通した複数の貫通穴が形成されてなり、
前記ミシンは、更に、上部が開口し、内部が中空となった筐体状の部材からなり、前記第1軸方向に移動自在に前記テーブルの下面に配設される吸引部材と、
前記吸引部材内の空気を吸引して排気する排気機構と、
前記各加工位置における前記レーザ加工装置の直下となる各吸引位置に、前記吸引部材を移動させる第4駆動機構とを備え、
前記制御装置は、前記第4駆動機構を駆動制御して、前記吸引部材を、前記レーザ加工装置の移動に合わせその直下となる各吸引位置に移動させるように構成され、
前記吸引部材は、前記各吸引位置において、前記中空部が前記テーブルの貫通穴と連通するように構成されてなることを特徴とするミシンに係る。
この発明によれば、まず、各ヘッドと対向するように布などの縫製対象物が縫製枠に保持された後、制御装置による制御の下、縫製対象物を保持した縫製枠が第2駆動機構により駆動されて直交2軸方向に移動せしめられるとともに、各ヘッドの縫製機構が第1駆動機構により駆動され、これにより、当該縫製対象物に所定の縫製が施される。
ついで、制御装置により、第3駆動機構及び第4駆動機構が駆動制御されて、第3駆動機構により、レーザ加工装置が、各ヘッドに対応して予め設定された各加工位置に順次移動,位置決めされるとともに、第4駆動機構により、吸引部材が、前記各吸引位置に順次移動せしめられ、レーザ加工装置の直下に位置決めされる。これにより、吸引部材の中空部がテーブルの貫通穴と連通する。
各加工位置では、レーザ加工装置からその下方の縫製対象物上にレーザ光が照射されるとともにその照射位置が走査され、これにより、縫製対象物に対して所定の加工が行われる。尚、レーザ加工としては、例えば、縫製対象物を所定形状に裁断したり、縫製対象物を脱色させたり、縫製対象物に文字や模様を形成したり、複数枚の縫製対象物を相互に溶着させたりする加工を挙げることができる。
また、レーザ加工の際には、排気機構により、吸引部材内の空気が吸引,排気され、テーブル上の空気が当該テーブルの各貫通穴から吸引部材内に吸引される。かかる吸引空気流によって、縫製対象物のレーザ加工装置の下方領域(レーザ加工領域)がテーブル上面に吸着されるとともに、裁断後の縫製対象物や糸くずなどが吸引部材内に吸引される。また、レーザ加工に伴って生じた炎が吹き消されるとともに、煙が吸引部材内に吸引,排気される。
尚、前記吸引部材は、第4駆動機構により駆動されて各吸引位置に移動するのではなく、レーザ加工装置の直下となるテーブルの下面に配設されて第1軸方向に移動自在に設けられ、当該レーザ加工装置と連結部材を介し連結されて構成されていても良い。
この場合、吸引部材は、更に、レーザ加工装置とともに移動し、当該レーザ加工装置が加工位置に位置決めされたとき、中空部がテーブルの貫通穴と連通するように構成される。このように構成しても、レーザ加工の際には、上記と同様に、排気機構の排気作用によって、縫製対象物のレーザ加工領域がテーブル上面に吸着される。
また、前記吸引部材は、各加工位置におけるレーザ加工装置の直下となるテーブルの下面にそれぞれ配設され、前記排気機構は、各吸引部材の中から選択されたいずれか一つの吸引部材内の空気を吸引して排気するように構成され、前記制御装置は、排気機構を制御して、各吸引部材の内、加工位置に移動させたレーザ加工装置の直下となる吸引部材内の空気を排気させるように構成されていても良い。このようにしても、レーザ加工時には、上記と同様に、排気機構の排気作用によって、縫製対象物のレーザ加工領域がテーブル上面に吸着される。
また、前記吸引部材は、上部が開口して前記テーブルの貫通穴と接続し、内部が中空となった筐体状の外部部材と内部部材とからなり、前記内部部材は、前記外部部材の中空部内に配設されて、該内部部材の中空部と該外部部材の中空部とを連通させる連通穴を備え、前記排気機構は、前記外部部材内の空気を排気するするように構成され、前記ミシンは、前記連通穴の開口量を調整する調整機構を更に備えて構成されていても良い。
このようにすれば、排気機構により、外部部材内の空気が吸引,排気されると、テーブル上の空気が当該テーブルの各貫通穴から外部部材及び内部部材の中空部内にそれぞれ吸引されるとともに、内部部材の中空部内に吸引された空気は連通穴を通って外部部材の中空部内に流入する。したがって、調整機構により連通穴の開口量を調整すると、内部部材側から連通穴を介して外部部材側に流入する空気量が調整され、当該内部部材内に吸引される空気の吸引力が調整される。
また、前記吸引部材内は、その中空部内に配設されたフィルタにより、前記テーブルの貫通穴と連通する第1空間とこれに隣接した第2空間との2つの空間に仕切られ、前記排気機構は、前記第2空間内の空気を排気するように構成されたり、前記外部部材内は、その中空部内に配設されたフィルタにより、前記テーブルの貫通穴と連通し且つ前記内部部材が配設される第1空間とこれに隣接した第2空間との2つの空間に仕切られ、前記排気機構は、前記第2空間内の空気を排気するように構成されていても良い。
このようにすれば、排気機構の排気作用によって吸引部材内に吸引された裁断後の縫製対象物や糸くずなどが、第1空間内から第2空間内に向けて流動せしめられる過程でフィルタによって空気と分離され、吸引部材(外部部材)の中空部内に蓄積される。
斯くして、本発明に係るミシンによれば、吸引部材をテーブルの下面に設け、レーザ加工時に、当該吸引部材内の空気を排気機構により吸引,排気して、縫製対象物のレーザ加工領域をテーブル上面に吸着,固定するようにしているので、従来のように、排気機構の排気作用によって縫製対象物が浮き上がることはなく、縫製対象物に対して精度良くレーザ加工することができる。
また、吸引部材を外部部材と内部部材とから構成して、内部部材にその中空部と外部部材の中空部とを連通させる連通穴を形成し、当該連通穴の開口量を調整機構により調整するようにすれば、内部部材内に吸引される空気の吸引力を調整することができるので、例えば、内部部材側の吸引力を外部部材側の吸引力に比べて弱くするといったことが可能となる。これにより、内部部材側については、その弱い吸引力により、テーブル上面に吸着された縫製対象物がテーブルの貫通穴内に食い込むのを防止してレーザ加工精度の低下を防止することができ、外部部材側については、その強い吸引力によって加工領域の縁部周辺をしっかりとテーブル上に保持しつつ、煙や裁断後の縫製対象物,糸くずなどを効果的に吸引することができる。
また、吸引部材(外部部材)の中空部内にフィルタを設ければ、当該フィルタにより、排気機構の排気作用によって吸引部材内に吸引された裁断後の縫製対象物や糸くずなどを空気と分離することができ、これらを吸引部材(外部部材)内に蓄積して除去することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係るミシンの概略構成を示した正面図であり、図2は、図1における矢示A−A方向の断面図であり、図3は、図1における矢示B−B方向の断面図である。また、図4は、本実施形態に係る吸引部材などの概略構成を示した断面図であり、図5は、図4における矢示C−C方向の断面図である。
図1乃至図3に示すように、本例のミシン1は、支持フレーム10と、支持フレーム10に支持された複数のヘッド20と、支持フレーム10に支持されてヘッド20の下方に設けられるテーブル21と、テーブル21上に配設され、布などの縫製対象物を保持する矩形の縫製枠22と、支持フレーム10に支持されてテーブル21の上方に設けられ、縫製枠22によって保持される縫製対象物にレーザ光を照射して当該縫製対象物を加工するレーザ加工装置23と、レーザ加工装置23の下方位置に当たるテーブル21部分に配設された吸着部材26と、テーブル21の下面に配設された吸引部材27と、吸引部材27に接続した排気機構35などを備える。
前記支持フレーム10は、所定間隔を隔てて配設される2つの支柱11と、支柱11の上端部間に水平に掛け渡された第1クロスビーム12と、第1クロスビーム12の下方で当該第1クロスビーム12と平行に支柱11間に掛け渡された第2クロスビーム13と、第2クロスビーム13の下方位置に水平に配置され、両端部が各支柱11によってそれぞれ支持された支持ビーム14などから構成されており、第1クロスビーム12によってその長手方向に移動自在にレーザ加工装置23を支持し、第2クロスビーム13によって各ヘッド20を支持し、支持ビーム14によってテーブル21下面を支持している。尚、前記第1クロスビーム12の前面には、その長手方向に沿ってガイドレール12aが配設される。
前記各ヘッド20は、第2クロスビーム13の前面にその長手方向に沿って所定間隔で一列に配設されている。このヘッド20は、下端部に縫い針が装着された複数の針棒と、各針棒に対応して設けられた複数の天秤と、これら複数組の針棒及び天秤の内、その一組を縫製位置に割り出す割出機構などから構成される縫製機構20aを備えており、割出機構によって縫製位置に割り出された針棒及び天秤が、図示しない適宜第1駆動機構により駆動されることで縫製対象物を縫製する。
前記縫製枠22は、第2クロスビーム13の長手方向と平行な方向であるX軸方向及びこれと水平面内で直交する方向であるY軸方向の直交2軸方向に移動自在にテーブル21上に設けられ、図示しない第2駆動機構により駆動されて前記直交2軸方向に移動せしめられる。
前記レーザ加工装置23は、前記ガイドレール12aと係合し、これに沿ってX軸方向に移動自在となった案内部材24と、この案内部材24に固設されて、レーザ光を照射する加工装置本体25などからなる。
前記加工装置本体25は、レーザ光を照射するレーザ発振器(図示せず)と、照射されたレーザ光を下方に導くとともに、水平な二次元平面内でレーザ光を走査させる走査機構(図示せず)とをケース25a内に収納した構成を備え、ケース25aの下面開口部25bから下方に向けてレーザ光を照射して、当該開口部25bの下方に位置する縫製対象物を加工する。
前記案内部材24は、図示しない第3駆動機構により駆動され、ガイドレール12aに沿ってX軸方向に移動するように構成されており、当該案内部材24が移動せしめられることで、加工装置本体25がX軸方向に移動する。加工装置本体25は、各ヘッド20に対応して予め設定された複数の加工位置に位置決めされるようになっており、かかる加工位置において、加工装置本体25からレーザ光が照射されて縫製対象物が加工される。
図1乃至図5に示すように、前記テーブル21には、加工装置本体25の下方位置であってその移動範囲に対応した部分に、上面に開口する凹部21a、並びにこの凹部21a底面及びテーブル21下面に開口する貫通穴21bが、X軸方向に沿ってそれぞれ形成されている。また、テーブル21の下面には、貫通穴21bの両側にガイドレール21cがX軸方向に沿って配設される。
前記吸着部材26は、上下に貫通した複数の貫通穴26aをその全域に渡って備えたメッシュ状に形成され、凹部21a内に収容されている。
前記吸引部材27は、上端部が開口し、内部が中空となった筐体状に形成されており、当該上端部が貫通穴21b内にX軸方向に移動自在に嵌挿されて、上端面が吸着部材26の下面に当接している。
また、吸引部材27内は、その中空部27a内に配設されたフィルタ30により、吸引部材27の上端開口部を含む第1空間31と、これに隣接した第2空間32との2つの空間31,32に仕切られており、吸引部材27には、その外周面及び第2空間32内周面に開口する貫通穴27bが形成されている。
また、吸引部材27の前面及び後面には、前記ガイドレール21cとそれぞれ係合し、これに沿ってX軸方向に移動自在となったスライダ28が固設されており、当該吸引部材27は、第4駆動機構40により駆動され、ガイドレール21c及びスライダ28により案内されつつX軸方向に移動する。
前記排気機構35は、吸引部材27の外周面に固設され、前記貫通穴27bに接続した継手36と、一方端が継手36に接続した接続管37と、接続管37の他方端が接続した吸引ポンプ38などからなり、吸引ポンプ38によって、第2空間32内の空気が、吸引部材27の貫通穴27b,継手36及び接続管37を介して吸引,排気される。
前記第4駆動機構40は、テーブル21の下面にX軸方向に沿って配設されたラック41と、吸引部材27の前面にブラケット42を介して固設された駆動モータ43と、駆動モータ43の出力軸の先端部に固設され、ラック41と噛合する歯車44などからなり、駆動モータ43が駆動されて歯車44が回転することで、吸引部材27がガイドレール21c及びスライダ28により案内されてX軸方向に移動する。
また、第4駆動機構40は、吸引部材27をX軸方向に移動させるに当たり、当該吸引部材27を、前記各加工位置における加工装置本体25の開口部25b直下となる複数の吸引位置に移動させる。
尚、前記ミシン1は、更に、前記第1駆動機構(図示せず),第2駆動機構(図示せず),第3駆動機構(図示せず),第4駆動機構40の駆動モータ43及び排気機構35の吸引ポンプ38の作動を制御する制御装置(図示せず)を備えている。
前記制御装置(図示せず)は、制御プログラムなどに基づいて、第3駆動機構(図示せず)及び駆動モータ43を駆動制御して、第3駆動機構(図示せず)により、加工装置本体25を前記各加工位置に移動させるとともに、駆動モータ43により、吸引部材27を、前記各吸引位置の内、加工位置に移動させた加工装置本体25の開口部25b直下となる吸引位置に移動させる。
以上のように構成された本例のミシン1によれば、各ヘッド20と対向するように縫製対象物が縫製枠22によって保持された後、制御装置(図示せず)による制御の下、縫製対象物を保持した縫製枠22が第2駆動機構(図示せず)により駆動されて直交2軸方向に移動せしめられるとともに、各ヘッド20の縫製機構20aが第1駆動機構(図示せず)により駆動され、これにより、縫製対象物に所定の縫製が施される。
ついで、制御装置(図示せず)により、第3駆動機構(図示せず)が駆動制御されて、加工装置本体25が、各ヘッド20に対応した所定の各加工位置に順次移動,位置決めされるとともに、第4駆動機構40が駆動制御されて、吸引部材27が、前記各加工位置に順次移動せしめられる加工装置本体25の開口部25b直下となる各吸引位置に順次移動,位置決めされる。
そして、各加工位置では、加工装置本体25の開口部25bからその下方の縫製対象物上にレーザ光が照射されるとともにその照射位置が走査され、これにより、縫製対象物に対して所定の加工が行われる。尚、このレーザ加工としては、例えば、縫製対象物を所定形状に裁断したり、縫製対象物を脱色させたり、縫製対象物に文字や模様を形成したり、複数枚の縫製対象物を相互に溶着させたりする加工を挙げることができる。
また、このとき、制御装置(図示せず)によって吸引ポンプ38が作動せしめられ、当該吸引ポンプ38の吸引作用により、第2空間32内の空気が、吸引部材27の貫通穴27b,継手36及び接続管37を介し吸引,排気されて、第1空間31内の空気がフィルタ30を通過して第2空間32内に流入するとともに、吸着部材26上の空気が、当該吸着部材26の貫通穴26aから吸引部材27の第1空間31内に吸引される。
これにより、縫製対象物の加工装置本体開口部25bの下方領域(レーザ加工領域)が吸着部材26の上面に吸着されるとともに、裁断後の縫製対象物や糸くずなどが吸引部材27内に吸引される。また、レーザの照射によって発生した煙が吸引部材27内に吸引,排気されるとともに、レーザの照射によって発生した炎が吸引空気流によって吹き消される。
尚、吸引部材27内に吸引された裁断後の縫製対象物や糸くずなどは、その第1空間31内から第2空間32内に向けて流動せしめられる過程でフィルタ30により空気と分離され、吸引部材27(第1空間31)内に蓄積される。
斯くして、本例のミシン1によれば、吸引部材27をテーブル21(吸着部材26)の下面に設け、レーザ加工時に、当該吸引部材27内の空気を排気機構35により吸引,排気して、縫製対象物のレーザ加工領域をテーブル21(吸着部材26)上面に吸着,固定するようにしているので、従来のように、排気機構の排気作用によって縫製対象物が浮き上がることはなく、縫製対象物に対して精度良くレーザ加工することができる。
また、排気機構35の排気作用によって吸引部材27内に吸引された裁断後の縫製対象物や糸くずなどを、フィルタ30により空気と分離するようにしているので、当該裁断後の縫製対象物や糸くずが吸引ポンプ38に吸い込まれるのを防止し、これらを吸引部材27内に蓄積して除去することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、吸引部材27を、第4駆動機構40により駆動して各吸引位置に移動させるように構成したが、これに限られるものではなく、図6に示すように、第4駆動機構40を設けずに、当該吸引部材27を、加工装置本体25の開口部25b直下に配置するとともに、ガイドレール21c及びスライダ28により案内されてX軸方向に移動自在にテーブル21の下面に設け、連結部材50により加工装置本体25のケース25a前面に連結して構成することもできる。
このようにすれば、吸引部材27は、第3駆動機構(図示せず)により駆動されてX軸方向に移動する加工装置本体25とともにX軸方向に移動するため、各加工位置において、加工装置本体25の開口部25b直下に位置している。したがって、レーザ加工の際には、上記と同様に、排気機構35の排気作用によって、縫製対象物のレーザ加工領域が吸着部材26の上面に吸着されることから、上記と同様の効果を得ることができる。
また、更に、吸引部材27は、図7に示すように、その複数が各加工位置における加工装置本体25の開口部25b直下となるテーブル21の下面にそれぞれ配設されていても良い。この場合、テーブル21の下面、並びに吸引部材27の前面及び後面には、ガイドレール21c及びスライダ28に代えて、図示しない固定部材が設けられ、当該固定部材(図示せず)により吸引部材27がテーブル21下面に支持される。
各吸引部材27には、継手36を介して接続管37の一方端が接続し、当該接続管37の他方端はマニホールド51に接続している。また、マニホールド51は、接続管52を介して吸引ポンプ38に接続しており、当該マニホールド51内には、各接続管37に対応する複数の弁を備えた弁機構(図示せず)が設けられている。
前記弁機構(図示せず)は、その作動が制御装置(図示せず)によって制御されており、各吸引部材27の内、加工位置に移動せしめられた加工装置本体25の開口部25b直下となる吸引部材27に接続する接続管37についてのみ、これに対応して設けられた弁を開いて、マニホールド51を介し当該接続管37と接続管52とを連通させる。
したがって、この場合においても、上記と同様に、レーザ加工時には、排気機構35の排気作用によって、縫製対象物のレーザ加工領域が吸着部材26の上面に吸着されるので、上記と同様の効果が得られる。
また、前記吸引部材27は、図8乃至図10に示すような吸引部材60として構成されていても良い。尚、図8は、当該吸引部材などの概略構成を示した正面図であり、図9は、図8における矢示D−D方向の断面図であり、図10は、図9における矢示E−E方向の断面図である。
同図8乃至図10に示すように、前記吸引部材60は、上端部が開口し、内部が中空の筐体状にそれぞれ形成された外部部材61及び内部部材62の2部材からなり、これらの上端面が吸着部材26の下面に当接している。また、外部部材61は、テーブル21の下面に適宜支持されて、上端部がテーブル21の貫通穴21b内に嵌挿され、内部部材62は、外部部材61の中空部61a底面に立設された載置部材63上に載置,固定されて、当該中空部61a内に収容されている。
内部部材62の下部には、その外周面及び中空部62a内周面に開口し、当該内部部材62の中空部62aと外部部材61の中空部61aとを連通させる連通穴62bが形成されており、この連通穴62bの開口量が、調整部材64によって調整されるように構成される。
調整部材64は、その両端部が、内部部材62外周面の連通穴62b両側に上下方向に沿って設けられた案内部材65と係合しており、これに案内されて昇降するようになっている。また、調整部材64の、外部部材61の中空部61a側の表面には、L字状に形成され、長手方向が水平方向に配置されたレバー66の一方端側が固設される。尚、内部部材62の下端部に突出して設けられた部材67は、調整部材64の落下を防止するためのストッパである。
外部部材61の前面には、長手方向が上下方向に沿った長穴61bが形成されており、この長穴61bには、レバー66の他方端側が昇降自在に挿通されて外部部材61内からその外部に突出している。また、長穴61bは、レバー66に外嵌され、外部部材61の外周面に当接する閉塞部材68によって閉塞される。
また、外部部材61内は、その中空部61a内に配設されたフィルタ30により、外部部材61の上端開口部を含み且つ内部部材62が収容される第1空間70と、これに隣接した第2空間71との2つの空間70,71に仕切られており、外部部材61には、その外周面及び第2空間71内周面に開口し、外周面に固設された継手36に接続する貫通穴61cが形成される。
斯くして、以上の構成によれば、第2空間71内の空気が、吸引ポンプ38により、外部部材61の貫通穴61c,継手36及び接続管37を介して吸引,排気されると、第1空間70内の空気がフィルタ30を通過して第2空間71内に流入し、また、吸着部材26上の空気が、吸着部材26の貫通穴26aから外部部材61の第1空間70内及び内部部材62の中空部62a内に吸引されるとともに、内部部材62内に吸引された空気が、連通穴62bを通って第1空間70内に流入する。
一方、レバー66を昇降させると、調整部材64が案内部材65により案内されて昇降し、連通穴62bの開口量が調整され、吸引ポンプ38の吸引作用により、内部部材62側から連通穴62bを介して外部部材61(第1空間70)側に流入する空気量が調整されるので、内部部材62内に吸引される空気の吸引力を調整することができ、例えば、内部部材62側の吸引力を外部部材61側の吸引力に比べて弱くするといったことが可能となる。
これにより、内部部材62側については、その弱い吸引力により、吸着部材26の上面に吸着された縫製対象物が貫通穴26a内に食い込むのを防止してレーザ加工精度の低下を防止することができるとともに、外部部材61側については、その強い吸引力によって加工領域の縁部周辺をしっかりとテーブル上に保持しつつ、煙や裁断後の縫製対象物、糸くずなどを効果的に吸引することができる。
また、更に、上例では、加工装置本体25の下方位置であってその移動範囲に対応したテーブル21部分に凹部21aを形成し、当該凹部21内に吸着部材26を収容するように構成したが、これに限られるものではなく、各加工位置に位置決めされた加工装置本体25の開口部25b直下となるテーブル21部分に複数の凹部を形成して、当該各凹部内に複数の吸着部材を収容するように構成しても良い。
本発明の一実施形態に係るミシンの概略構成を示した正面図である。 図1における矢示A−A方向の断面図である。 図1における矢示B−B方向の断面図である。 本実施形態に係る吸引部材などの概略構成を示した断面図である。 図4における矢示C−C方向の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る吸引部材などの概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係るミシンの概略構成を示した正面図である。 本発明の他の実施形態に係る吸引部材などの概略構成を示した正面図である。 図8における矢示D−D方向の断面図である。 図9における矢示E−E方向の断面図である。
符号の説明
1 ミシン
10 支持フレーム
20 ヘッド
21 テーブル
22 縫製枠
23 レーザ加工装置
24 案内部材
25 加工装置本体
26 吸着部材
27 吸引部材
30 フィルタ
31 第1空間
32 第2空間
35 排気機構
36 継手
37 接続管
38 吸引ポンプ
40 第4駆動機構
42 ラック
43 駆動モータ
44 歯車

Claims (6)

  1. 縫製対象物を縫製する縫製機構を具備し、水平な第1軸方向に沿って所定間隔で配設された複数のヘッドと、前記縫製機構を駆動する第1駆動機構と、前記ヘッドの下方位置に水平に配設されたテーブルと、前記縫製対象物を保持する枠体であって、前記第1軸方向及びこれと水平面内で直交する第2軸方向の直交2軸方向に移動自在に前記テーブル上に配設された縫製枠と、前記縫製枠を前記直交2軸方向に移動させる第2駆動機構と、前記第1軸方向に移動自在に前記テーブルの上方に配設されるレーザ加工装置であって、その下方の前記縫製対象物に向けてレーザ光を照射するとともに該縫製対象物上におけるレーザ光の照射位置を走査し、該縫製対象物を加工するレーザ加工装置と、前記各ヘッドに対応して予め設定された複数の加工位置に、前記レーザ加工装置を移動させる第3駆動機構と、前記第1駆動機構,第2駆動機構及び第3駆動機構の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第3駆動機構を駆動制御して、前記レーザ加工装置を前記各加工位置に移動させるように構成されたミシンにおいて、
    前記テーブルには、前記各加工位置における前記レーザ加工装置の少なくとも下方位置となる部分に、上下に貫通した複数の貫通穴が形成されてなり、
    前記ミシンは、更に、上部が開口し、内部が中空となった筐体状の部材からなり、前記第1軸方向に移動自在に前記テーブルの下面に配設される吸引部材と、
    前記吸引部材内の空気を吸引して排気する排気機構と、
    前記各加工位置における前記レーザ加工装置の直下となる各吸引位置に、前記吸引部材を移動させる第4駆動機構とを備え、
    前記制御装置は、前記第4駆動機構を駆動制御して、前記吸引部材を、前記レーザ加工装置の移動に合わせその直下となる各吸引位置に移動させるように構成され、
    前記吸引部材は、前記各吸引位置において、前記中空部が前記テーブルの貫通穴と連通するように構成されてなることを特徴とするミシン。
  2. 縫製対象物を縫製する縫製機構を具備し、水平な第1軸方向に沿って所定間隔で配設された複数のヘッドと、前記縫製機構を駆動する第1駆動機構と、前記ヘッドの下方位置に水平に配設されたテーブルと、前記縫製対象物を保持する枠体であって、前記第1軸方向及びこれと水平面内で直交する第2軸方向の直交2軸方向に移動自在に前記テーブル上に配設された縫製枠と、前記縫製枠を前記直交2軸方向に移動させる第2駆動機構と、前記第1軸方向に移動自在に前記テーブルの上方に配設されるレーザ加工装置であって、その下方の前記縫製対象物に向けてレーザ光を照射するとともに該縫製対象物上におけるレーザ光の照射位置を走査し、該縫製対象物を加工するレーザ加工装置と、前記各ヘッドに対応して予め設定された複数の加工位置に、前記レーザ加工装置を移動させる第3駆動機構と、前記第1駆動機構,第2駆動機構及び第3駆動機構の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第3駆動機構を駆動制御して、前記レーザ加工装置を前記各加工位置に移動させるように構成されたミシンにおいて、
    前記テーブルには、前記各加工位置における前記レーザ加工装置の少なくとも下方位置となる部分に、上下に貫通した複数の貫通穴が形成されてなり、
    前記ミシンは、更に、上部が開口し、内部が中空となった筐体状の部材からなり、前記レーザ加工装置の直下となる前記テーブルの下面に配設されて前記第1軸方向に移動自在に設けられる吸引部材と、
    前記吸引部材内の空気を吸引して排気する排気機構と、
    前記レーザ加工装置と吸引部材とを連結する連結部材とを備え、
    前記吸引部材は、前記レーザ加工装置とともに移動し、該レーザ加工装置が前記加工位置に位置したとき、前記中空部が前記テーブルの貫通穴と連通するように構成されてなることを特徴とするミシン。
  3. 縫製対象物を縫製する縫製機構を具備し、水平な第1軸方向に沿って所定間隔で配設された複数のヘッドと、前記縫製機構を駆動する第1駆動機構と、前記ヘッドの下方位置に水平に配設されたテーブルと、前記縫製対象物を保持する枠体であって、前記第1軸方向及びこれと水平面内で直交する第2軸方向の直交2軸方向に移動自在に前記テーブル上に配設された縫製枠と、前記縫製枠を前記直交2軸方向に移動させる第2駆動機構と、前記第1軸方向に移動自在に前記テーブルの上方に配設されるレーザ加工装置であって、その下方の前記縫製対象物に向けてレーザ光を照射するとともに該縫製対象物上におけるレーザ光の照射位置を走査し、該縫製対象物を加工するレーザ加工装置と、前記各ヘッドに対応して予め設定された複数の加工位置に、前記レーザ加工装置を移動させる第3駆動機構と、前記第1駆動機構,第2駆動機構及び第3駆動機構の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第3駆動機構を駆動制御して、前記レーザ加工装置を前記各加工位置に移動させるように構成されたミシンにおいて、
    前記テーブルには、前記各加工位置における前記レーザ加工装置の少なくとも下方位置となる部分に、上下に貫通した複数の貫通穴が形成されてなり、
    前記ミシンは、更に、上部が開口し、内部が中空となった筐体状の部材からなり、前記各加工位置における前記レーザ加工装置の直下となる前記テーブルの下面にそれぞれ配設されて、前記中空部が前記テーブルの貫通穴と連通した複数の吸引部材と、
    前記各吸引部材の中から選択されたいずれか一つの吸引部材内の空気を吸引して排気する排気機構とを備え、
    前記制御装置は、前記排気機構を制御して、前記各吸引部材の内、前記加工位置に移動させた前記レーザ加工装置の直下となる吸引部材内の空気を排気させるように構成されてなることを特徴とするミシン。
  4. 前記吸引部材は、上部が開口して前記テーブルの貫通穴と接続し、内部が中空となった筐体状の外部部材と内部部材とからなり、前記内部部材は、前記外部部材の中空部内に配設されて、該内部部材の中空部と該外部部材の中空部とを連通させる連通穴を備え、
    前記排気機構は、前記外部部材内の空気を排気するするように構成され、
    前記ミシンは、前記連通穴の開口量を調整する調整機構を更に備えてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかのミシン。
  5. 前記吸引部材は、その中空部内に配設されたフィルタにより、前記テーブルの貫通穴と連通する第1空間とこれに隣接した第2空間との2つの空間に仕切られてなり、
    前記排気機構は、前記第2空間内の空気を排気するように構成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかのミシン。
  6. 前記外部部材は、その中空部内に配設されたフィルタにより、前記テーブルの貫通穴と連通し且つ前記内部部材が配設される第1空間とこれに隣接した第2空間との2つの空間に仕切られてなり、
    前記排気機構は、前記第2空間内の空気を排気するように構成されてなることを特徴とする請求項4記載のミシン。
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