JP2005143873A - 凍結保存容器 - Google Patents

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Atsushi Rokusha
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Abstract

【目的】長期に亘ってメンテナンスを必要とすることなく良好な冷凍保存を行いうる高寿命の凍結保存容器を提供する。
【構成】 凍結保存容器A1は、上壁22に開閉口24を形成すると共に液化ガス7を貯留した容器本体2と、複数の被凍結保存物収納ケース3を載置する載置トレー4と、載置トレー4を回転自在に支持する支持機構5とを具備して、所望する被凍結保存物収納ケース3を、その載置場所が開閉口24の直下位置に位置するように載置トレー4を回転操作することによって、開閉口24から出し入れしうるように構成される。支持機構5は、容器本体2の下壁23に立設した支柱51に載置トレー4に設けた支持筒52を嵌合させると共に、支持筒52の上壁と支柱51の上端部との間に一個のセラミックス製球体53を介装して、載置トレー4を球体53により回転自在に支持させるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療,培養,食品分野等で使用され、被凍結保存物を液体窒素等の極低温液化ガスによる気相又は液相中で凍結保存しておくための凍結保存容器に関するものである。
例えば、気相保存形の凍結保存容器として、図12に示す如く、断熱容器である容器本体2の上壁に、その中心より偏倚した位置に配して、キャップ25により開閉される開閉口24を形成すると共に、複数個の被凍結保存物収納ケース3を載置する載置トレー4を、容器本体2の下壁中心部に立設した支柱10に回転自在に支持させ、容器本体2内をその底部領域に貯留させた液体窒素7により極低温の気相雰囲気に保持させて、被凍結保存物収納ケース3に収納した被凍結保存物を凍結保存するように構成されたもの(以下『従来容器』という)が公知である(非特許文献1参照)。なお、各被凍結保存物収納ケース3は、図6に示す如く、上下方向に長尺な矩形枠状のケース本体33に複数個の収納箱32を積層保持するものであり、各収納箱32内は被凍結保存物を収納する複数個の収納部31に区画されている。
かかる従来容器にあっては、載置トレー4をその中心部に形成した支持筒11を支柱10に嵌合させると共に両者10,11の対向周面間に複数個のベアリング(スラストベアリング)12を介装することによって、載置トレー4を貯留液面7aに接触しない状態で回転自在に支持させてある。また、支持筒11の上端部には水平に張り出す複数個の操作バー13が設けられており、この操作バー13を開閉口24から人為的に回転操作して、載置トレー4を回転させることにより、被凍結保存物収納ケース3を開閉口24から出し入れしうるようになっている。
カタログ「LN2凍結保存容器 大形DR SERIES」、大陽東洋酸素株式会社、2002年11月
ところで、従来容器にあっては、市販されているスラストベアリングでは極低温下で使用できる潤滑剤がないため、載置トレー4を支持するベアリング12は市販品の潤滑油を除去し、無潤滑状態で使用している。一方、ベアリング12には載置トレー4及びこれに載置される被凍結保存物収納ケース3による大きな荷重が作用する。
したがって、ベアリング12が支柱10とこれに嵌合させた支持筒11との対向周面間に介装されるものであってスペース的に大型の高負荷対応のものを使用できないこととも相俟って、ベアリング12を無潤滑状態で使用した場合、容器本体2内に浮遊する異物(氷粒や塵埃等)がベアリング12内(例えば、ベアリング球とベアリングハウジングとの間)に侵入すること等により、載置トレー4を回転させるに必要なトルク(以下「必要回転トルク」という)が大きくなり、ベアリング球等の摩耗も生じ易い。このため、操作バー13による載置トレー4の回転操作に要する労力負担が大きく、頻繁なメンテンナ作業が必要となる。このような問題は、液体窒素7中に被凍結保存物収納ケース3を浸漬させるようにする液相保存形の場合にも同様に生じる。
本発明は、このような問題を生じることなく、載置トレーの必要回転トルクを軽減させることができ、長期に亘ってメンテナンスを必要とすることなく良好な凍結保存を行いうる高寿命の凍結保存容器を提供することを目的とするものである。
本発明は、上壁にその中心より偏倚した位置に配して開閉口を形成すると共に極低温液化ガスを貯留した容器本体と、複数個の被凍結保存物収納ケースを載置する載置トレーと、容器本体内に載置トレーを容器本体の中心線回りで回転自在に支持する支持機構とを具備して、所望する被凍結保存物収納ケースを、その載置場所が開閉口の直下位置に位置するように載置トレーを回転操作することによって、開閉口から出し入れしうるように構成された凍結保存容器において、上記の目的を達成すべく、特に、支持機構を次のように構成しておくことを提案するものである。
すなわち、請求項1に記載した本発明の凍結保存容器(以下「第一凍結保存容器」という)にあっては、支持機構を、容器本体の下壁中心部に立設された支柱と、載置トレーの中心部に設けられて支柱に嵌合された支持筒と、支持筒の上壁中心部と支柱の上端中心部との間に介装された一個の球体とを具備して、載置トレーを当該球体を介して支柱に回転自在に支持させるように構成しておくことを提案する。球体の構成材としては、一般に、アルミナ等のセラミックスが使用される。
また、請求項2に記載した本発明の凍結保存容器(以下「第二凍結保存容器」という)にあっては、支持機構を、容器本体の下壁に立設された支持台と、載置トレーの下面部に設けられて支持台の上面部に対向する受体と、支持台と受体との上下対向面部間に円環状をなして並列し且つ転動可能な状態で介装された複数個の球体とを具備して、これらの球体を介して載置トレーを支持台に回転自在に支持させるように構成しておくことを提案する。各球体の構成材としては、一般に、ステンレス鋼等の金属材が使用される。
第一又は第二凍結保存容器にあって、気相による凍結保存を行なう場合には、
極低温液化ガスを容器本体の底部領域に貯留すると共に、載置トレーを、前記支持機構により、貯留液面に接触しない状態で支持させておく。また、第一又は第二凍結保存容器にあっては、支持筒の上壁部にプラスチック製の操作軸を相対回転不能に連結すると共に、当該操作軸の上端側部分が容器本体外にその上壁を貫通して突出しており、容器本体外に突出する操作軸部分をモータにより又は人為的に回転操作することにより、載置トレーを所望位置へと回転させるように構成しておくことができる。このようにしておけば、容器本体外で載置トレーを回転操作することができるから、従来容器のように、開閉口から極低温の気相領域に手を入れて操作バーを回転操作する場合に比して、載置トレーの回転操作をより安全に行なうことができる。特に、操作軸の回転をモータにより行なうようにすれば、後述する如く、載置トレーを所望する被凍結保存物収納ケースの載置場所が開閉口の直下位置に位置するように自動的に回転させるように構成しておくことが可能となり、当該凍結保存容器の使い勝手をより良好なものとできる。また、かかる操作軸を設けておく場合においては、容器本体の上壁に操作軸が挿通する貫通孔を形成すると共に、この貫通孔の周縁部に、内径を操作軸より小径とするシリコンゴム製の環状シール板を固着して、環状シール板にその内周部分を弾性的に拡径変形させた状態で操作軸を挿通させることにより、操作軸と貫通孔との間をシールするように構成しておく。さらに、開閉口がキャップを嵌脱させることにより開閉されるものである場合においては、キャップにこれを貫通する一つの排気口を形成しておくことが好ましい。このような排気口を設けておけば、液化ガスの補充時において、蒸発ガスがキャップの一箇所(排気口)から排気されることから、開閉口とキャップとの隙間から蒸発ガスが四方に分散するのを防止することができ、作業者に与える不安感を払拭することができる。また、蒸発ガスを回収することもできる。
第一及び第二凍結保存容器にあっては、載置トレーの支持機構を上記のように構成して、載置トレー及びこれに載置された被凍結保存物収納ケースの重量を鉛直方向において一個の球体(第一凍結保存容器)又は複数個の球体(第二凍結保存容器)によって受け止めるようにしているから、従来容器のようなベアリング12を使用した場合と異なって、載置トレーの必要回転トルクを軽減することができ、仮に容器本体内に浮遊する異物が支持機構内に侵入した場合にも必要回転トルクの増大を招来することが少なく、低トルクによる円滑な回転が保証される。また、第一凍結保存容器にあっては、載置トレー及び被凍結保存物収納ケースによる荷重を一個の球体で受け止めているから、ベアリング12に比して耐久性に優れ、摩耗等による回転支持機能の低下は極めて少ない。かかる効果は、特に球体を耐圧縮性及び耐摩耗性に優れたセラミックスで構成しておくことにより、より顕著に発揮される。また、第二凍結保存容器にあっては、各球体を例えばセラミックスに比して耐摩耗性に劣る金属製のものを使用したとしても、載置トレー及び被凍結保存物収納ケースによる荷重を複数個の球体で受け止めているため、各球体が負担する荷重は小さくなることから、摩耗等による回転支持機能の低下は極めて少ない。したがって、第一及び第二凍結保存容器によれば、載置トレーを小さな回転力によって容易に回転させることができ、長期に亘ってメンテナンスを必要とすることなく良好な凍結保存を行ないうる。しかも、これらの凍結保存容器における支持機構は、ベアリング12による支持機構に比して、構造簡単にして安価なものであるから、容器の製作コストを低減することができる。さらに、第一又は第ニ凍結保存容器にあって、載置トレーを容器本体外に延出させた操作軸により容器外から回転操作できるようにしておくことにより、被凍結保存物収納ケースの出し入れを容易且つ効率良く行なうことができる。
図1は気相保存形の第一凍結保存容器A1を示す縦断側面図であり、この凍結保存容器A1は、図1に示す如く、容器本体2と、複数個の被凍結保存物収納ケース3を載置する載置トレー4と、載置トレー4を容器本体2の中心線回りで回転操作自在に支持する支持機構5と、載置トレー4を所望の回転位置へと操作する操作機構6とを具備するものであって、液化ガス7の貯留液面7a上に形成される極低温の気相中において被凍結保存物を凍結保存するものである。
容器本体2は、図1に示す如く、円筒状の周壁21と円形の上下壁22,23とからなる容器壁を、断熱材2aを充填した真空二重壁構造とした断熱容器(この例では、内容積1400Lのもの)である。容器本体2の上壁22には、その中心より偏倚した位置に配して、円形の開閉口24が開設されている。開閉口24は、断熱材25aを充填したキャップ25を嵌脱させることにより、開閉されるようになっている。キャップ25には、これを貫通する排気口25bが設けられている。排気口25bの上端部には、必要に応じて排気管26が取り付けられるようになっている。容器本体2の底部領域には、極低温液化ガス(一般に、液体窒素が使用される)7が貯留されている。液化ガス7の液位(貯留液面7aの高さ)は、図示しない液面計により容器本体2外から確認することができ、常に一定範囲に保持されるようになっている。なお、容器本体2の下部には、複数個のキャスタ27が取り付けられている。
載置トレー4は、図1に示す如く、複数個(この例では60個)の被凍結保存物収納ケース3を載置する円板形状をなすものである。各被凍結保存物収納ケース3には、他の被凍結保存物収納ケース3と区別する番号等の標識が付されている。一方、載置トレー4においては、仕切板41等により各被凍結保存物収納ケース3の載置場所が予め設定されており、各被凍結保存物収納ケース3をこれに付された標識によって指定される載置場所に載置するようになっている。なお、各被凍結保存物収納ケース3は、図6に示す如く、内部を複数個の収納部31に仕切った上面開放状の収納箱32と複数個の収納箱32を上下方向に積層した状態で引き出し自在に保持する枠構造のケース本体33とからなり、収納箱32の各収納部31に被凍結保存物(例えば、菌体を収容したアンプル等)を収納するようになっている。ケース本体33の上面には、前記した標識が付されると共に取っ手34が取り付けられている。また、ケース本体33には、収納箱32を貫通することによってケース本体33からの脱落を防止する棒状のスライドストッパ35が設けられている。収納箱32は、スライドストッパ35を上方に引き抜くことによりケース本体33から取り出すことができる。
支持機構5は、図1に示す如く、容器本体2の下壁23の中心部に立設された支柱51と、載置トレー4の中心部に形成された円筒体であって、支柱51に嵌合された支持筒52と、支柱51の上端中心部と支持筒52の上壁中心部との間に介装された一個のセラミックス製球体53とを具備する。支柱51の上端中心部には、図2に示す如く、球体53を保持する円錐状の凹部54が形成されていて、球体53を回転自在に保持している。支持筒52の上壁下面は、平滑水平面55とされていて、その中心部が球体53に受け止め支持されている。而して、載置トレー4は、球体53を介して支柱51に前記中心線回りで回転自在に支持されており、その支持は載置トレー4が貯留液面7aに接触しない位置で行なわれている。球体53の構成材としては酸化物セラミックスや炭化物セラミックスを使用することができるが、この例では加工性等を考慮してアルミナを使用している。なお、球体53を保持する凹部54が形成される保持部分51a及び球体53に支持される平滑水平面55が形成される被支持部分52aは、図2に示す如く、支柱51及び支持筒52とは別体の金属製部材(この例では、ステンレス鋼製部材)で構成されていて、球体53との接触による摩耗損傷が生じた場合に、交換できるように工夫されている。すなわち、保持部分51aは、支柱51の上端にボルト等の適宜の固定具51bにより着脱可能に固着されており、被支持部分52aは支持筒52の上壁下面部に形成した係合凹部52bに嵌合固定されている。
また、支柱51の下端部と支持筒52の下端部との対向周面間には振れ止め用のベアリング56が介装されていて、載置トレー4の振れを抑制している。このベアリング56は、鉛直方向の荷重を受けるものでなく、支持筒52の回転を妨げることなく支柱51に対する振れを防止できるものであればよく、従来容器におけるベアリング12のような一般的な軸受機能を発揮するものである必要はない。また、振れ止め用のベアリング56は、必要に応じて設けられるものであり、第一凍結保存容器A1の構造や使用条件によっては設けておく必要がない場合もありうる。
操作機構6は、図1に示す如く、載置トレー4に連結された操作軸61と、操作軸61を回転駆動する減速機付モータ62と、モータ62を制御する制御器とを具備する。
操作軸61は、図1に示す如く、下端部を支持筒52に連結すると共に上端側部分を容器本体2の上壁22に形成したシール部8を貫通して容器本体2外に突出させたものである。操作軸61は、低熱伝導性,耐低温性,剛性に優れたプラスチック材で構成されており、この例ではエポキシ樹脂製のものとされている。操作軸61と支持筒52とは、操作軸61の下端部をインボリュートスプライン軸61aに形成すると共に、支持筒52の上壁中心部に立設した連結筒64の内周部に当該スプライン軸61aに係合するスプライン溝64aを形成して、スプライン軸61aを連結筒64に嵌合させることにより、相対回転不能に連結されている。なお、両者61a,64は、相対回転不能に連結されてはいるが、相互の相対変位(相対回転変位を除く)をある程度許容するフレキシブルな状態で連結されている。
シール部8は、図4に示す如く、容器本体2の上壁22に操作軸61が挿通する貫通孔81を形成すると共に、上壁22の貫通孔形成部分にシリコンゴム製の環状シール板82を固着してなり、貫通孔81と操作軸61との間をシールするように構成されている。貫通孔81は円筒状の金属ベローズ83で構成されており、この金属ベローズ83の上下端部に溶着した金属筒84,85を上壁22の内外壁板22a,22bに固着(溶着)してある。環状シール板82は、その外周部を上部金属筒84に押えリング86を介してボルト止めされている。この環状シール板82は、内径dを操作軸61の径Dより所定量小さくしたもので、操作軸61を挿通させることにより、図4に示す如く、シール板82の内周部分82aが拡径変形して操作軸61の外周面に密接しシールするものである。なお、上側の金属筒84の下端内周部には、図4に示す如く、下側の金属筒85の下端内周部の対向位置まで延びる金属製のベローズ保護筒81aが固着(溶着)されていて、操作軸61がベローズ83に接触するのを防止している。
操作軸61の上端部は、容器本体2の上壁22に立設された支持枠65に回転自在に軸受支持された伝達軸66の下端部に適宜のカップリング67を介して連結されている。両軸61,66のカップリング67による連結は固着連結であって、上記したスプライン手段61a,64aによる連結と異なって、相対変位を許容しないものである。
モータ62は、図1に示す如く、支持枠65に固定されており、その出力軸62aと伝達軸66とを適宜の動力伝達手段68(この例では、ブーリ68a,68b及びベルト68cからなるベルト伝達手段)により連動連結することにより、操作軸61を介して載置トレー4を回転駆動させる。
制御器は、市販の機器の組み合わせからなるものであるから、その詳細は省略するが、各被凍結保存物収納ケース3に付された標識のデータを入力する入力部と入力部からの信号によりエンコーダ等を介してモータ62を制御する制御部とを具備しており、入力部に入力された標識に対応する載置場所が開閉口24の直下位置に位置するように、載置トレー4を回転制御するものである。したがって、所望する被凍結保存物収納ケース3に付された標識を入力部にデータ入力させることにより、当該標識によって指定される載置場所が開閉口24の直下位置に位置されるように載置トレー4が自動的に回転されることになり、当該被凍結保存物収納ケース3を開閉口24から容器本体2内に格納し又は容器本体2外に取り出すことができる。
なお、第一凍結保存容器A1の各構成部材は、断熱材2a,25a、球体53、操作軸61及び環状シール板82を除いて、耐低温性に優れた金属材(この例では、ステンレス鋼)で構成されている。
以上のように構成された第一凍結保存容器A1にあっては、被凍結保存物を収納した被凍結保存物収納ケース3に付された標識によって指定される載置場所が開閉口24の直下位置に位置するように載置トレー4を回転させることにより、被当該収納ケース3を開閉口24から格納し或いは取り出すことができる。かかる位置への載置トレー4の回転は、制御器の入力部に当該標識のデータを入力させることにより、モータ62の駆動力によって自動的に行なわれることから、従来容器のように、開閉口24から極低温の気相領域に手を入れて操作バー13を回転操作する場合に比して、載置トレー4の回転操作をより安全且つ容易に行なうことができる。特に、キャップ25を外した場合、容器本体2内の極低温ガスと空気との接触により開閉口24からは容器本体2内を視認することが困難であり、載置トレー4を所望する回転位置に操作することが容易ではないが、載置トレー4の回転位置を上記のように自動制御するようにしておけば、載置トレー4を所望する回転位置に容易且つ正確に操作することができ、被凍結保存物収納ケース3の出し入れを効率よく容易に行なうことができる。しかも、キャップ25で開閉口24を閉塞した状態で載置トレー4を回転操作することから、従来容器のようにキャップ25を取り外した状態で載置トレー4を回転操作する必要がある場合に比して、被凍結保存物収納ケース3の出し入れ時における開閉口24の開放時間が短く、開閉口24の開放による熱損失が極めて少ない。
而して、載置トレー4の上端部(支持筒52の上端部)が支柱51に一個のアルミナ製の球体53を介して受け止め支持されていて、載置トレー4及びこれに載置された複数個の被凍結保存物収納ケース3の荷重を一個の球体53で受け止めているにすぎないことから、容器本体2内に浮遊する異物が球体53とその接触部54,55との間に侵入したような場合にも、載置トレー4の回転支持機能が低下したり損なわれたりすることがなく、載置トレー4を円滑に回転させることができ、その必要回転トルクが極めて小さい。かかる利点は、後述する液相保存形の第一凍結保存容器B1においても同様である。また、球体53が耐圧縮性及び耐摩耗性に優れたアルミナ製のものであるから、長期使用によっても球体53が摩耗するようなことがなく、載置トレー4の回転支持機能が長期に亘って良好に維持される。したがって、従来容器のようなベアリング12を使用した場合に比して、載置トレー4の回転支持を長期に亘って良好に行なうことができ、長期に亘ってメンテナンスを行なう必要がない。さらに、一個の球体53による支持機構5は、ベアリング12を使用するものに比して、構造簡単にして製作コストも安価であり、容器A1の製作経済上からも極めて有利である。
また、載置トレ−4の回転に伴って、操作軸61が振動等により振れる虞れがあるが、操作軸61が振れた場合にも、図5に示す如く、環状シール板82の内周部分82aが操作軸61の振れに伴って弾性変形して、貫通孔81と軸操作軸61との間のシールを良好に行なう。また、操作軸61は熱伝導性の低いプラスチック(エポキシ樹脂)で構成されているから、操作軸61を伝って容器本体2内に熱伝導することがなく、操作軸61が容器本体2の上壁22を貫通していることによる熱損失は生じない。
また、液化ガスの補充時においては、開閉口24とキャップ25との隙間から蒸発ガスが四方に分散することになるが、キャップ25に排気口25bを設けたから、蒸発ガスは専ら一箇所の排気口25bから排気されることになり、作業者に与える不安感を払拭することができる。なお、排気口25bからの排気方向は、図1に鎖線で示す如く、排気口25bに排気管26を取り付けておくことによって任意に調整することが可能である。また、必要に応じて、排気管26を排気ダクトに接続しておくことも可能である。
また、図7は気相保存形の第二凍結保存容器A2を示す縦断側面図であり、この凍結保存容器A2は、図7に示す如く、容器本体2と、多数の被凍結保存物収納ケース3を載置する載置トレー4と、載置トレー4を容器本体2の中心線回りで回転操作自在に支持する支持機構9と、載置トレー4を所望の回転位置へと操作する操作機構6とを具備するものであって、上記した第一凍結保存容器A1と同様に、液化ガス7の貯留液面7a上に形成される極低温の気相領域において被凍結保存物を凍結保存するものである。
この第二凍結保存容器A2は、支持機構9の構成を除いて、上記した第一凍結保存容器A1と同一構成をなすものであるから、同一構成部分については、図7〜図9において第一凍結保存容器A1における当該構成部分と同一の符号を付することによって、その詳細は省略することとする。
支持機構9は、図7に示す如く、容器本体2の下壁23の中心部に立設された円筒状の基礎部91aとその上面に固着された円板状の支持部91bとからなる支持台91と、載置トレー4の下面中心部に固着した円環状の受体92と、支持台91と受体92との間に介装された複数個の金属製球体93と、載置トレー4の中心部に形成された円筒体であって、下端部を受体92に固着された中空軸94と、支持部91bの上面中心部に立設されており、受体92を貫通して中空軸94に挿通された支柱95とを具備する。
支持台91と受体92との上下対向面部つまり支持部91bの上面部及び受体92の下面部には、図8及び図9に示す如く、容器本体2と同心をなす同一径の円環状溝96,97が形成されており、この円環状溝96,97に複数個の金属製球体(この例では、ステンレス鋼製の球体)93が転動可能な状態で係合されていて、載置トレー4を金属製球体93を介して支持台91に前記中心線回りで回転自在に支持している。金属製球体93は、円環状溝96,97内に相互に密接した状態では収納されておらず、載置トレー4の回転に伴って円環状溝96,97内を転動しうるように、相互に若干の隙間が生じる状態で収納されている。具体的には、金属製球体93の数を、それらが相互に密接した状態で円環状溝96,97に収納される場合の数より1〜2個程度少なくなるように設定しておく。支持台91は、その上面部(支持部91bの上面部)が貯留液面7aより若干高位に位置するような高さのものとされていて、載置トレー4を貯留液面7aに接触しない状態で回転自在に支持させている。また、支柱95の上端中心部に突設した小径の支軸95aと中空軸94の内周面に固着したアダプタリング94aとの対向周面間には振れ止め用の小型ベアリング98が介装されていて、載置トレー4の振れを抑制している。このベアリング98は、鉛直方向の荷重を受けるものでなく、中空軸94の回転を妨げることなく支柱95に対する振れを防止できるものであればよく、従来容器におけるベアリング12のような一般的な軸受機能を発揮するものである必要はない。すなわち、振れ止め用ベアリング98は、載置トレー4の回転時における振れを抑制するためのものであり、載置トレー4の回転支持は専ら球体93によって行なわれる。また、振れ止め用のベアリング98は、必要に応じて設けられるものであり、第二凍結保存容器A2の構造や使用条件によっては設けておく必要がない場合もありうる。なお、支持部91bの外周部には、図8に示す如く、異物の侵入を可及的に防止するための環状壁91dが立設されている。また、上記第一凍結保存容器A1と同様に、中空軸94の上端部には、前記第一凍結保存容器A1におけると同一の連結筒64が立設されており、この連結筒64に操作軸61がスプライン連結されている。また、当該容器A2の各構成部材は、断熱材2a,25a、操作軸61及び環状シール板82を除いて、耐低温性に優れた金属材(この例では、ステンレス鋼)で構成されている。
以上のように構成された第二凍結保存容器A2にあっては、第一凍結保存容器A1と同様に、被凍結保存物を収納した被凍結保存物収納ケース3に付された標識によって指定される載置場所が開閉口24の直下位置に位置するように載置トレー4を回転させることにより、被当該収納ケース3を開閉口24から格納し或いは取り出すことができる。かかる位置への載置トレー4の回転は、制御器の入力部に当該標識のデータを入力させることにより、モータ62の駆動力によって自動的に行なわれることから、載置トレー4の回転操作をより安全且つ容易に行なうことができる。また、被凍結保存物収納ケース3の出し入れ時における開閉口24の開放時間が短く、開閉口24の開放による熱損失が極めて少ない。
而して、載置トレー4の下端中心部(受体92)がその直下の支持台91に複数個の球体93を介して受け止め支持されていて、載置トレー4及びこれに載置された被凍結保存物収納ケース3の荷重を、相互に密接しない転動可能状態にある複数個の球体93で受け止めていることから、容器本体2内に浮遊する異物が球体93による支持領域に侵入したような場合にも、載置トレー4の回転支持機能が低下したり損なわれたりすることがなく、載置トレー4を円滑に回転させることができ、その必要回転トルクが極めて小さい。かかる利点は、後述する液相保存形の第二凍結保存容器B2においても同様である。また、各球体93が負担する荷重は小さいため、それがセラミックスに比して耐摩耗性に劣る鋼球であっても、長期使用によっても球体93が摩耗するようなことがなく、載置トレー4の回転支持機能が長期に亘って良好に維持される。したがって、従来容器のようなベアリング12を使用した場合に比して、載置トレー4の回転支持を長期に亘って良好に行なうことができ、長期に亘ってメンテナンスを行なう必要がない。さらに、複数個の球体93を転動可能に配置した過ぎない支持機構9は、ベアリング12を使用するものに比して、構造簡単にして製作コストも安価であり、容器A2の製作経済上からも極めて有利である。なお、第二凍結保存容器A2にあっては、上記した点に加えて、第一凍結保存容器A1と同一の作用効果が奏せられることは言うまでもない。
ところで、本発明は上記した構成に限定されるものでなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲で、適宜に改良,変更することができる。例えば、第一又は第二凍結保存容器は、上記した気相保存形のものでなく、図10又は図11に示す如き液相保存形のものとしても使用することができる。すなわち、図10に示す第一凍結保存容器B1及び図11に示す第二凍結保存容器B2は、何れも、貯留液面7aを載置トレー4上の被凍結保存物収納ケース3が浸漬する位置まで上昇させることにより、被凍結保存物を液相中で凍結保存させるものであり、この点を除いて、上記した凍結保存容器A1,A2と同一構成をなすものであり、同一の作用効果を奏するものである。また、何れの凍結保存容器A1,A2,B1,B2にあっても、操作軸61を、容器本体2外に突出する部分に操作ハンドルを取り付けることにより、人為的に回転操作するようにしておくことができる。この場合、操作ハンドルの回転位置と載置トレー4の回転位置との関係を表示できる表示手段を設けて、開閉口24から容器本体2内を視認することなく、載置トレー4を所望位置に回転操作できるようにしておくことが好ましい。勿論、従来容器と同様に、操作軸61を設けることなく中空軸54,94に操作バー13を取り付けて、この操作バー13を開閉口24から人為的に操作するようにしてもよい。また、凍結保存容器A1,B1における球体53の構成材としては、上記したアルミナ等のセラミックスの他、当該容器A1,B1の使用条件等に応じて、超硬合金,ステンレス鋼等の金属材を使用することも可能であり、凍結保存容器A2,B2における各球体93の構成材としては、上記したステンレス鋼等の金属材の他、当該容器A2,B2の使用条件等に応じて、セラミックスを使用することも可能である。
第一凍結保存容器の一例を示す縦断側面図である。 図1の要部(支持機構)の拡大詳細図である。 図1のIII −III 線に沿う要部の横断平面図である。 図1の要部(シール部)の拡大詳細図である。 操作軸が振れた状態を示す図4相当の縦断側面図である。 被凍結保存物収納ケースを示す斜視図である。 第二凍結保存容器の一例を示す縦断側面図である。 図7の要部(支持機構)の拡大詳細図である。 図8のIX−IX線に沿う横断平面図である。 第一凍結保存容器の変形例を示す縦断側面図である。 第二凍結保存容器の変形例を示す縦断側面図である。 従来容器を示す縦断側面図である。
符号の説明
A1,B1…第一凍結保存容器、A2,B2…第二凍結保存容器、2…容器本体、3…被凍結保存物収納ケース、4…載置トレー、5…支持機構、6…操作機構、7…極低温液化ガス(液体窒素)、7a…貯留液面、8…シール部、9…支持機構、21…容器本体の周壁、22…容器本体の上壁、23…容器本体の下壁、24…開閉口、25…キャップ、25b…排気口、32…収納箱、33…ケース本体、51…支柱、52…支持筒、53…球体、54,55…凹部、61…操作軸、62…モータ、66…伝達軸、68…動力伝達手段、81…貫通孔、82…環状シール板、82a…環状シール板の内周部分、83…ベローズ、91…支持台、91b…支持部、92…受体、93…球体、96,97…環状溝。

Claims (8)

  1. 上壁にその中心より偏倚した位置に配して開閉口を形成すると共に極低温液化ガスを貯留した容器本体と、複数個の被凍結保存物収納ケースを載置する載置トレーと、容器本体内に載置トレーを容器本体の中心線回りで回転自在に支持する支持機構とを具備して、所望する被凍結保存物収納ケースを、その載置場所が開閉口の直下位置に位置するように載置トレーを回転操作することによって、開閉口から出し入れしうるように構成された凍結保存容器において、
    支持機構が、容器本体の下壁中心部に立設された支柱と、載置トレーの中心部に設けられて支柱に嵌合された支持筒と、支持筒の上壁中心部と支柱の上端中心部との間に介装された一個の球体とを具備して、載置トレーを当該球体を介して支柱に回転自在に支持させるように構成されていることを特徴とする凍結保存容器。
  2. 球体がセラミックス製のものであることを特徴とする、請求項1に記載する凍結保存容器。
  3. 上壁にその中心より偏倚した位置に配して開閉口を形成すると共に極低温液化ガスを貯留した容器本体と、複数個の被凍結保存物収納ケースを載置する載置トレーと、容器本体内に載置トレーを容器本体の中心線回りで回転自在に支持する支持機構とを具備して、所望する被凍結保存物収納ケースを、その載置場所が開閉口の直下位置に位置するように載置トレーを回転操作することによって、開閉口から出し入れしうるように構成された凍結保存容器において、
    支持機構が、容器本体の下壁に立設された支持台と、載置トレーの下面部に設けられて支持台の上面部に対向する受体と、支持台と受体との上下対向面部間に円環状をなして並列し且つ転動可能な状態で介装された複数個の球体とを具備して、これらの球体を介して載置トレーを支持台に回転自在に支持させるように構成されていることを特徴とする凍結保存容器。
  4. 各球体が金属製のものであることを特徴とする、請求項3に記載する凍結保存容器。
  5. 液化ガスが容器本体の底部領域に貯留されており、載置トレーが前記支持機構により貯留液面に接触しない状態で支持されていることを特徴とする、請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載する凍結保存容器。
  6. 支持筒の上壁部にプラスチック製の操作軸を相対回転不能に連結すると共に、当該操作軸の上端側部分が容器本体外にその上壁を貫通して突出しており、容器本体外に突出する操作軸部分をモータにより又は人為的に回転操作することにより、載置トレーを所望位置へと回転させるように構成したことを特徴とする、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載する凍結保存容器。
  7. 容器本体の上壁に操作軸が挿通する貫通孔を形成すると共に、この貫通孔の周縁部に、内径を操作軸より小径とするシリコンゴム製の環状シール板を固着して、環状シール板にその内周部分を弾性的に拡径変形させた状態で操作軸を挿通させることにより、操作軸と貫通孔との間をシールするように構成してあることを特徴とする、請求項6に記載する凍結保存容器。
  8. 開閉口がキャップを嵌脱させることにより開閉されるものであり、キャップにはこれを貫通する一つの排気口が形成されていることを特徴とする、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7に記載する凍結保存容器。
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