JP2005137562A - ヘッドコイル - Google Patents

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裕聖 森
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Abstract

【課題】 バック格子部材7,9及びフロント格子部材21,23の幅を小さくして、上部カバー19及び上部シェル7の開口面積(換言すればヘッドコイル1の顔面側の開口面積)を十分に大きくする
【解決手段】 下部シェル3と、複数のバック格子部材7,9を備えた上部シェル5と、下部シェル3及び下部シェル5の外側に設けられた電気部品11と、下部カバー17と、複数のフロント格子部材21,23を備えた上部カバー19と、を具備してあって、横型バック格子部材7と横型フロント格子部材21との間には、銅板13の全周を覆うポリイミドテープ25が配置され、縦型バック格子部材9と縦型フロント格子部材23との間には、銅パイプ15の全周を覆う熱収縮チューブ27が配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、 磁気共鳴画像装置によって患者の頭部をスキャンする際に用いられるヘッドコイルに関する。
磁気共鳴画像装置に用いられる従来のヘッドコイルについて簡単に説明すると、次のようになる。
即ち、前記ヘッドコイルは、患者の頭部の後側部分を収容する下部シェルと、この下部シェルに上下に対向するように設けられかつ前記頭部の前側部分(顔面側部分)を収容する上部シェルとをベースとして具備している。ここで、前記下部シェル及び前記上部シェルは、不導体によりそれぞれ構成されてあって、前記上部シェルは、格子状になるように複数のバック格子部材を備えている。
前記下部シェル及び前記上部シェルの外側には、電気部品が設けられており、この電気部品は、導体により構成されている。また、前記下部シェルには、下部カバーが設けられており、この下部カバーは、不導体により構成されてあって、前記下部シェルの形状に近似した形状を呈している。同様に、前記上部シェルには、上部カバーが設けられており、この上部カバーは、不導体により構成されてあって、前記上部シェルの形状に近似した形状を呈している。更に、前記上部カバーは、複数の前記バック格子部材にそれぞれ嵌合する複数のフロント格子部材を備えている。
従って、前記下部シェル及び前記上部シェルによって前記頭部が収容されることにより、前記磁気共鳴画像装置により前記頭部に所定の高周波磁場を与えるができ、前記頭部からの核磁気共鳴信号を検知することができる。これにより、前記磁気共鳴画像装置により前記頭部をスキャンすることができる。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1、特許文献2に示すものがある。
特開平8−84717号公報 実開平6−9603号公報
ところで、前記ヘッドコイルの表面における前記バック格子部材と前記フロント格子部材との境界部分には、微小な間隙が形成されてあって、前記ヘッドコイルの表面における前記境界部分と前記電気部品との沿面距離又は空間距離は、医療機器の安全規格を満たす必要がある。そのため、前記フロント格子部材及び前記バック格子部材の幅が大きくなって、前記上部カバー及び前記上部シェルの開口面積(換言すれば前記ヘッドコイルの顔面側の開口面積)が小さくなって、前記ヘッドコイルを使用する患者に十分な開放感を与えることができないという問題がある。
請求項1に記載の発明にあっては、磁気共鳴画像装置によって患者の頭部をスキャンする際に用いられるヘッドコイルにおいて、
不導体により構成され、前記頭部の後側部分を収容可能な下部シェルと;
前記下部コイルに上下に対向するように設けられ、不導体により構成され、格子状になるように複数のバック格子部材を備えてあって、前記頭部の前側部分を収容可能な上部シェルと;
前記下部シェル及び前記下部シェルの外側に設けられ、導体により構成された電気部品と;
前記下部シェルに設けられ、不導体により構成され、前記下部シェルの形状に近似した形状を呈した下部カバーと;
前記上部シェルに設けられ、不導体により構成され、複数の前記バック格子部材にそれぞれ嵌合する複数のフロント格子部材を備えてあって、前記上部シェルの形状に近似した形状を呈した上部カバーと;
前記電気部品の一部分であって前記フロント格子部材と前記バック格子部材との間に位置する介在部分の全周を覆う絶縁部材と;
を具備してなることを特徴とする。
ここで、前記ヘッドコイルの表面における前記バック格子部材と前記フロント格子部材との境界部分には、微小な間隙が形成されている。
なお、「前記下部コイルに上下に対向するように設けられ」とは、前記上部シェルが前記下部シェルに上下方向へ揺動可能に設けられることを含む意である。
請求項1に記載の発明特定事項によると、前記下部シェル及び前記上部シェルによって前記頭部が収容されることにより、前記磁気共鳴画像装置により前記頭部に所定の高周波磁場を与えるができ、前記頭部からの核磁気共鳴信号を検知することができる。これにより、前記磁気共鳴画像装置により前記頭部をスキャンすることができる。
また、前述の作用の他に、前記絶縁部材によって前記電気部品の前記介在部分の全周を覆っていることにより、前記ヘッドコイルの表面における前記境界部分と前記上部電気部材との沿面距離又は空間距離について、医療機器の安全規格を満足させるためにを延長する必要がなくなる。
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明特定事項によると、前記絶縁部材は、ポリイミドテープ及び/又は熱収縮チューブであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明特定事項によると、請求項1に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、前記電気部品は、銅板及び/又は銅パイプからなるものであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明特定事項によると、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、前記ヘッドコイルの表面における前記境界部分と前記上部電気部材との沿面距離又は空間距離について、医療機器の安全規格を満足させるためにを延長する必要がなくなるため、前記バック格子部材及び前記フロント格子部材の幅を小さくして、前記上部カバー及び前記上部シェルの開口面積(換言すれば前記ヘッドコイルの顔面側の開口面積)を十分に大きくすることができる。従って、前記ヘッドコイルを使用する患者に十分な開放感を与えて、医療行為の円滑化を図ることができる。
本発明の最良の形態について図1から図4を参照して説明する。
図1は、本発明の最良の形態に係わるヘッドコイルの分解斜視図であって、図2は、本発明の最良の形態に係わるヘッドコイルの側面図であって、図3は、図2におけるI-I線に沿った図であって、図4は、図2におけるII-II線に沿った図である。
図1及び図2に示すように、本発明の最良の形態に係わるヘッドコイル1は、磁気共鳴画像装置によって患者の頭部Hをスキャンする際に用いられるものであって、患者の頭部Hの後側部分(図2において下側部分)を収容する下部シェル3と、この下部シェル3に上下(図1及び図2において上下)に対向するように一体に設けられかつ頭部Hの前側部分(顔面側部分、図2において上側部分)を収容する上部シェル5とをベースとして具備している。ここで、下部シェル3及び上部シェル5は、樹脂(不導体の一つ)によりそれぞれ構成され、上部シェル5は、格子状になるように複数の横型バック格子部材7及び複数の縦型バック格子部材9を備えている。
なお、上部シェル5は下部シェル3に一体に設けられているが、下部シェル3に対して上下方向へ揺動可能に設けれても差し支えない。
下部シェル3及び上部シェル5の外側には、電気部品11が設けられており、この電気部品11は、複数の銅板(導体の一つ)13及び複数の銅パイプ(導体の一つ)15からなるものである。また、下部シェル3には、下部カバー17が設けられており、この下部カバー17は、樹脂(不導体の一つ)により構成されてあって、下部シェル3の形状に近似した形状を呈している。同様に、上部シェル5には、上部カバー19が設けられており、この上部カバー19は、樹脂(不導体の一つ)により構成されてあって、上部シェル5の形状に近似した形状を呈している。更に、上部カバー19は、複数の横型バック格子部材7にそれぞれ嵌合する複数の横型フロント格子部材21、及び複数の縦型バック格子部材9にそれぞれ嵌合する複数の縦型フロント格子部材23を備えている。
ここで、横型バック格子部材7と横型フロント格子部材21との間に銅板13が位置してあって、縦型バック格子部材9と縦型フロント格子部材23との間に銅パイプ15が位置してある。また、図3及び図4に示すように、ヘッドコイル1の表面におけるバック格子部材7(9)とフロント格子部材21(23)との境界部分Bには、微小な間隙が形成されている。
図3に示すように、横型バック格子部材7と横型フロント格子部材21との間には、銅板13の全周(換言すれば、電気部品11の一部分であって横型バック格子部材7と横型フロント格子部材21との間に位置する第1介在部分の全周)を覆うポリイミドテープ(例えばデュポン社製のカプトンテープ(登録商標))25が配置されている。また、図4に示すように、縦型バック格子部材9と縦型フロント格子部材23との間には、銅パイプ15の全周(換言すれば、電気部品11の一部分であって縦型バック格子部材9と縦型フロント格子部材23との間に位置する第2介在部分の全周)を覆う熱収縮チューブ27が配置されている。なお、下部シェル3と下部カバー17との間にも、銅板13の全周を覆うポリイミドテープ25、及び銅パイプ15の全周を覆う熱収縮チューブ27がそれぞれ配置されている。
次に、本発明の最良の形態の作用について説明する。
下部シェル3及び上部シェル5によって頭部Hが収容されることにより、前記磁気共鳴画像装置により頭部Hに所定の高周波磁場を与えるができ、頭部Hからの核磁気共鳴信号を検知することができる。これにより、前記磁気共鳴画像装置により頭部Hをスキャンすることができる。
また、前述の作用の他に、ポリイミドテープ25によって銅板13の全周を覆ってあって、熱収縮チューブ27によって銅パイプ15の全周を覆っていることにより、ヘッドコイル1の表面における境界部分Bと銅板13又は銅パイプ15との沿面距離又は空間距離について、医療機器の安全規格を満足させるためにを延長する必要がなくなる。
以上の如き、本発明の最良の形態によれば、ヘッドコイル1の表面における境界部分Bと銅板13又は銅パイプ15との沿面距離又は空間距離について、医療機器の安全規格を満足させるためにを延長する必要がなくなるため、バック格子部材7,9及びフロント格子部材21,23の幅を小さくして、上部カバー19及び上部シェル7の開口面積(換言すればヘッドコイル1の顔面側の開口面積)を十分に大きくすることができる。従って、ヘッドコイル1を使用する患者に十分な開放感を与えて、医療行為の円滑化を図ることができる。
なお、本発明は、前述の発明の最良の形態の説明に限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施可能である。
本発明の最良の形態に係わるヘッドコイルの分解斜視図である。 本発明の最良の形態に係わるヘッドコイルの側面図である。 図2におけるI-I線に沿った図である。 図2におけるII-II線に沿った図である。
符号の説明
1 ヘッドコイル
3 下部シェル
5 上部シェル
7 横型バック格子部材
9 竪型バック格子部材
11 電気部品
13 銅板
15 銅パイプ
17 下部カバー
19 上部カバー
21 横型フロント格子部材
23 竪型フロント格子部材
25 ポリイミドテープ
27 熱収縮チューブ

Claims (3)

  1. 磁気共鳴画像装置によって患者の頭部をスキャンする際に用いられるヘッドコイルにおいて、
    不導体により構成され、前記頭部の後側部分を収容可能な下部シェルと;
    前記下部コイルに上下に対向するように設けられ、不導体により構成され、格子状になるように複数のバック格子部材を備えてあって、前記頭部の前側部分を収容可能な上部シェルと;
    前記下部シェル及び前記下部シェルの外側に設けられ、導体により構成された電気部品と;
    前記下部シェルに設けられ、不導体により構成され、前記下部シェルの形状に近似した形状を呈した下部カバーと;
    前記上部シェルに設けられ、不導体により構成され、複数の前記バック格子部材にそれぞれ嵌合する複数のフロント格子部材を備えてあって、前記上部シェルの形状に近似した形状を呈した上部カバーと;
    前記電気部品の一部分であって前記フロント格子部材と前記バック格子部材との間に位置する介在部分の全周を覆う絶縁部材と;
    を具備してなることを特徴とするヘッドコイル。
  2. 前記絶縁部材は、ポリイミドテープ及び/又は熱収縮チューブであることを特徴とする請求項1に記載のヘッドコイル。
  3. 前記電気部品は、銅板及び/又は銅パイプからなるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘッドコイル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102305917A (zh) * 2011-08-01 2012-01-04 苏州众志医疗科技有限公司 一种用于磁共振成像***的水平场头线圈
WO2018097864A1 (en) * 2016-11-25 2018-05-31 General Electric Company A radio frequency head coil for a magnetic resonance imaging system and methods thereof

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