JP2005137543A - ドリップ式コーヒー製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】注湯口から吐出された熱湯を均等にコーヒー粉へ注ぐことができ、コーヒーを楽しむための演出効果を発揮するドリップ式コーヒー製造装置を提供する。
【解決手段】ドリップ式コーヒー製造装置本体1と、コーヒーサーバ2と、ドリッパー3とから構成されている。注湯管部6cとコーヒーサーバ2との間には、コーヒー製造装置本体1に支持具9を介して固定されたベアリング8が配設されている。ベアリング8には把持部材10が嵌合されており、把持部材10にはドリッパー3が載置されている。把持部材10の周縁には歯車溝が形成されており、モータ11の軸に嵌め込まれたギア11aと歯合されている。
【選択図】図1
【解決手段】ドリップ式コーヒー製造装置本体1と、コーヒーサーバ2と、ドリッパー3とから構成されている。注湯管部6cとコーヒーサーバ2との間には、コーヒー製造装置本体1に支持具9を介して固定されたベアリング8が配設されている。ベアリング8には把持部材10が嵌合されており、把持部材10にはドリッパー3が載置されている。把持部材10の周縁には歯車溝が形成されており、モータ11の軸に嵌め込まれたギア11aと歯合されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、フィルタに収容されたコーヒー粉の上から熱湯を注いでコーヒーの抽出を行う、ドリップ式コーヒー製造装置に関する。
コーヒーの抽出方法として、粉砕されたコーヒー豆をフィルタに入れ、上部から熱湯を注いでコーヒーの抽出を行う、ドリップ式抽出法が古くから知られている。このコーヒー抽出方法は、極めて単純な方法でありながら、コクがあって、深い香りのおいしいコーヒーが得られるため、根強い人気を博している。
従来、こうしたドリップ方式によるコーヒーの抽出を自動的に行うためのドリップ式コーヒー製造装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−64615号公報(第6図)。
上記公報記載のドリップ式コーヒー製造装置は、コーヒー受容器を載置するための載置台と、載置台の上方に備えられ、フィルタを収容するためのドリッパーと、ドリッパーの上方に備えられ、フィルタに充填されたコーヒー粉に湯を注ぐための注湯口とを備えている。そして、ドリッパーと注湯口との間には、図6に示すように、注湯口90から吐出された湯を分散して注ぐための熱湯拡散板91が設けられている。
このドリップ式コーヒー製造装置では、注湯口90から吐出された熱湯が熱湯拡散板91によって分散されてコーヒー粉に注がれる。このため、注湯口から吐出された熱湯がコーヒー粉の一箇所に集中して注がれることを防止でき、コーヒーの抽出ムラをある程度防止することができる。
しかし、上記従来のドリップ式コーヒー製造装置では、注湯口から吐出された熱湯が熱湯拡散板を流れる際に、流れに偏りを生じる傾向があった。このため、コーヒー粉に均等に熱湯を注ぐことは困難であり、コクのあるおいしいコーヒーを入れることができなかった。特に最近では、コーヒーをミルクを入れずにブラックで飲む人が増加したため、こうしたコーヒーのコクを求める人が増加している。
また、コーヒーを抽出している間、目に見える動きはほとんどなく、熱湯拡散板の存在によりコーヒー粉が膨らむ様子を見ることができず、コーヒーを楽しむための演出効果に乏しかった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであり、注湯口から吐出された熱湯を均等にコーヒー粉へ注ぎ、コクのあるコーヒーを抽出することが可能であって、コーヒーを楽しむための演出効果を発揮するドリップ式コーヒー製造装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明のドリップ式コーヒー製造装置は、コーヒー受容器を載置するための載置台と、該載置台の上方に備えられ、フィルタを収容するためのドリッパーと、該ドリッパーの上方に備えられ、該フィルタに充填されたコーヒー粉に湯を注ぐための注湯口とを備えるドリップ式コーヒー製造装置において、前記ドリッパーを回転させるための回転機構が設けられていることを特徴とする。
本発明のドリップ式コーヒー製造装置では、コーヒーを抽出しようとする場合、フィルタをドリッパーに収容し、コーヒー粉をフィルターに入れ、専用のコーヒーサーバやコーヒーカップ等のコーヒー受容器を載置台の上に載せる。そして、スイッチをONにして注湯口から湯を注ぐ。この際、回転機構によってドリッパーが回転するため、注湯口から吐出された湯は、コーヒー粉上の一箇所に集中することなく相対的に円を描くように注がれる。このため、注湯口から吐出された熱湯を偏ることなく均等にコーヒー粉に注ぐことができる。
また、コーヒーが抽出されている間、ドリッパーが回転するため、熱湯を注がれたコーヒー粉が膨らみながらドリッパーとともに回転する様子を楽しむことができる。そして、回転するドリッパーと熱湯が吐出される注湯口との関係が、あたかも回転するレコード盤とレコード針の関係に類似しており、音楽を楽しむがごとくコーヒーの抽出を楽しむことができる。
したがって、本発明のドリップ式コーヒー製造装置によれば、注湯口から吐出された熱湯を均等にコーヒー粉へ注ぎ、コクのあるコーヒーを抽出することが可能であって、コーヒーを楽しむための演出効果を発揮することができる。
回転機構としては、ドリッパーを単独で回転させる方式の他、コーヒー受容器にドリッパーを載置し、載置台を回転させることによってコーヒー受容器とともにドリッパーを回転させる方式とすることができる。
本発明のドリップ式コーヒー製造装置では、注湯口を略直線的に往復運動させる注湯口移動機構を設けることもできる。
こうであれば、回転機構によってドリッパーが回転するとともに、注湯口移動機構によって、注湯口が略直線運動することとなる。このめ、これらの動きの複合により、注湯口から吐出された湯は、熟練した人がドリップ方式でコーヒーを抽出する場合と同様、コーヒー粉上に「の」の字を描くように渦巻状に注がれる。このため、コーヒー粉の内部に熱湯を浸透させて蒸らしてから、さらに次の熱湯が間欠的に注がれることとなり、コーヒー粉が充分に蒸らされて抽出されることとなる。このため、コクがあり、深い香りのおいしいコーヒーを抽出することができる。
また、注湯口は略直線運動という単純な動きをするだけであるため、注湯口移動機構を簡単な構造とすることができる。このような構造としては、例えば、先端に注湯口が設けられた注湯パイプにラックギアを固定し、モータのモータ軸に取付けたピニオンギアによってラックギアを直線運動させることが考えられる。また、リンク機構によって注湯口を直線運動させたり、先端に注湯口が設けられた注湯パイプをゴムローラの間に挟み、ゴムローラをモータによって回転させて注湯口を直線運動させたりする構造等が挙げられる。
注湯口移動機構は、注湯口を移動させる速度を変更可能とすることができる。こうであれば、注湯口を移動させる速度を遅くして、注湯口から注がれる湯の渦巻き運動の巻数を多くしたり、注湯口を移動させる速度を速くして、注湯口から注がれる湯の渦巻き運動の巻数を少なくしたりすることができる。このため、コーヒーの最適な抽出条件や、人の好みに合わせることが可能となる。
また、回転機構は、ドリッパーの回転速度を変更可能とすることができる。こうであれば、ドリッパーの回転速度を速くして、ドリッパーに注がれる湯の渦巻き運動の巻数を多くしたり、ドリッパーの回転速度を遅くして、注湯口の渦巻き運動の巻数を少なくしたりすることができる。このため、やはりコーヒーの最適な抽出条件や、人の好みに合わせることが可能となる。
以下、本発明のドリップ式コーヒー製造装置を具体化した実施形態1〜4を図面を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置は、図1に示すように、断面が略コ字形状のコーヒー製造装置本体1と、抽出されたコーヒーを受けるためのコーヒーサーバ2と、コーヒーフィルタを収納するためのドリッパー3とから構成されている。
実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置は、図1に示すように、断面が略コ字形状のコーヒー製造装置本体1と、抽出されたコーヒーを受けるためのコーヒーサーバ2と、コーヒーフィルタを収納するためのドリッパー3とから構成されている。
コーヒー製造装置本体1は水容器4を備えており、水容器4の底には逆止弁4aが設けられている。逆止弁4aにはL字状の接続管5が接続されており、接続管5の他端は導水管6に接続されている。導水管6は、水平方向に延在しU字状に旋回する導水管水平部6aと、導水管水平部6aから上方へ垂直に立ち上がる導水管立設部6bと、導水管立設部6b上端から水平方向に延在する注湯管部6cとからなる。注湯管部6cの先端は下方へ屈曲して注湯口6dが設けられている。導水管水平部6aは電気ヒータ7と接触されており、導水管水平部6a内の水を加熱可能とされている。電気ヒータ7の上には載置台としての金属板12が貼られている。
注湯管部6cとコーヒーサーバ2との間には、コーヒー製造装置本体1に支持具9を介して固定されたベアリング8が配設されている。ベアリング8の内径には把持部材10が嵌合されており、把持部材10にはドリッパー3が載置されている。把持部材10の周縁には歯車溝が形成されており、コーヒー製造装置本体1に固定されたモータ11の軸に嵌め込まれたギア11aと歯合されている。モータ11とギア11aとベアリング8と把持部材10とが回転機構である。
以上のように構成された実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置では、コーヒーを抽出する場合、まず水容器4に水を貯留する。そして、ドリッパー3にフィルタを収容してコーヒー粉を入れ、把持部材10に載置する。さらに、コーヒーサーバ2を金属板12上に載置し、図示しない駆動スイッチをONにする。水容器4に貯留された水は、逆止弁4aを通過して接続管5を介して導水管6に流入する。そして、導水管水平部6aにおいて、電気ヒータ7によって内部の水が沸騰し、沸騰水は導水管立設部6b及び注湯管部6cを経由し、注湯口6dからコーヒー粉上に注がれる。
注湯口6dからコーヒー粉上に注がれている間、モータ11が回転し、その回転運動がギア11aによって把持部材10に伝達され、把持部材10に載置されたドリッパー3が把持部材10とともに回転する。このため、注湯口6dから吐出された湯は、コーヒー粉上の一箇所に集中することなく相対的に円を描くように注がれる。このため、注湯口6dから吐出された熱湯は偏ることなくコーヒー粉に均等に注がれる。また、コーヒーが抽出されている間、ドリッパー3がゆっくり回転するため、その回転の様子を観察しながら楽しくコーヒーの抽出を待つことができる。このため、飲み手においしいコーヒーが飲めるという期待感や、落ち着いた雰囲気を醸し出すという演出効果も発揮される。
なお、実施例1における回転機構において、ギアの替わりに回転ベルトを用いることもできる。
(実施形態2)
実施形態2のドリップ式コーヒー製造装置は、実施形態1における回転機構の替わりに、以下の回転機構が設けられている。すなわち、図2に示すように、電気ヒータ7上にはベアリング20が設けられており、ベアリング20の内径には容器形状の載置台21が回転可能に嵌合されている。載置台21の上端周縁には歯車溝21aが形成されており、減速ギア22と歯合されている。減速ギア22はモータ23の軸に嵌め込まれたギア23aと歯合されている。載置台21にはコーヒーサーバ2が載置されており、コーヒーサーバ2にはドリッパー3が載置されている。ベアリング20と、載置台21と、減速ギア22と、モータ23とが回転機構である。その他の構成は図1に示す実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態2のドリップ式コーヒー製造装置は、実施形態1における回転機構の替わりに、以下の回転機構が設けられている。すなわち、図2に示すように、電気ヒータ7上にはベアリング20が設けられており、ベアリング20の内径には容器形状の載置台21が回転可能に嵌合されている。載置台21の上端周縁には歯車溝21aが形成されており、減速ギア22と歯合されている。減速ギア22はモータ23の軸に嵌め込まれたギア23aと歯合されている。載置台21にはコーヒーサーバ2が載置されており、コーヒーサーバ2にはドリッパー3が載置されている。ベアリング20と、載置台21と、減速ギア22と、モータ23とが回転機構である。その他の構成は図1に示す実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
このドリップ式コーヒー製造装置では、注湯口6dからコーヒー粉上に注がれている間、モータ23が回転し、その回転運動がギア23a及び減速ギア22によって載置台21に伝達され、載置台21がコーヒーサーバ2及びドリッパー3とともにゆっくり回転する。このため、実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態3)
実施形態3のドリップ式コーヒー製造装置は、図3に示すように、ギアによる載置台21の回転機構の替わりに、モータ23の回転運動が回転ベルト30によって伝達されて載置台21を回転可能とされている。その他の構成は図2に示す実施形態2のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態3のドリップ式コーヒー製造装置は、図3に示すように、ギアによる載置台21の回転機構の替わりに、モータ23の回転運動が回転ベルト30によって伝達されて載置台21を回転可能とされている。その他の構成は図2に示す実施形態2のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
このドリップ式コーヒー製造装置では、モータ23を回転させることにより、回転ベルト30を介して載置台21がコーヒーサーバ2及びドリッパー3とともにゆっくり回転する。このため、実施形態1のドリップ式コーヒー製造装置と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態4)
実施形態4のドリップ式コーヒー製造装置は、実施例2のドリップ式コーヒー製造装置に、さらに注湯口移動機構が設けられた構造とされている。すなわち、図4に示すように、導水管立設部6bの上端はシリコンゴム等からなる耐熱性のゴムチューブ40が弛みをもって接続されており、ゴムチューブ40の他端は注湯管41に接続されている。注湯管41の他端は下方へ屈曲され、先端に注湯口41aが設けられている。注湯管41は案内管42に挿通されており、水平方向に移動可能とされている。案内管42には固定治具43が溶接によって固定されており、固定治具43は外壁44に図示しないネジによって固定されているいる。注湯管41の水平部分にはラックギア45が固定されており、ラックギア45は外壁44に固定されたステッピングモータ46の軸に嵌め込まれたピニオンギア46aと歯合されている。
実施形態4のドリップ式コーヒー製造装置は、実施例2のドリップ式コーヒー製造装置に、さらに注湯口移動機構が設けられた構造とされている。すなわち、図4に示すように、導水管立設部6bの上端はシリコンゴム等からなる耐熱性のゴムチューブ40が弛みをもって接続されており、ゴムチューブ40の他端は注湯管41に接続されている。注湯管41の他端は下方へ屈曲され、先端に注湯口41aが設けられている。注湯管41は案内管42に挿通されており、水平方向に移動可能とされている。案内管42には固定治具43が溶接によって固定されており、固定治具43は外壁44に図示しないネジによって固定されているいる。注湯管41の水平部分にはラックギア45が固定されており、ラックギア45は外壁44に固定されたステッピングモータ46の軸に嵌め込まれたピニオンギア46aと歯合されている。
ステッピングモータ46は、図示しないマイコン制御装置により、予めプログラムされた内容に基づいてシーケンス制御されている。このプログラムには、ラックギア45を所定時間の間、ドリッパー3の上面の半径分の距離だけ往復運動させるとともに、その速度の可変が可能となるようにステッピングモータ46を制御可能とされている。また、マイコン制御装置は、載置台21を所定時間の間、回転運動させるとともに、回転速度も変更できるようにモータ23を制御可能とされている。その他の構成は図2に示す実施形態2のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上のように構成された実施形態4のドリップ式コーヒー製造装置では、注湯口41aからコーヒー粉上に注がれている間、マイコン制御装置の制御によりモータ23が回転し、その回転運動がギア23a及び減速ギア22によって載置台21に伝達され、載置台21がコーヒーサーバ2及びドリッパー3とともにゆっくり回転する。また、ステッピングモータ46がマイコン制御装置によって制御され、ラックギア45をドリッパー3の上面の半径分の距離だけ往復運動させる。これにより、注湯管41も同じ距離だけ往復運動する。この注湯管41の往復運動と、ドリッパー3の回転運動との合成運動によって、熱湯は注湯口41aから「の」の字を描くように渦巻状にコーヒー粉の上に注がれる。このため、熟練した人がドリップ方式で抽出したコーヒーと同様、コクがあり、深い香りのおいしいコーヒーを抽出することができる。
また、コーヒーが抽出されている間、載置台21がコーヒーサーバ2及びドリッパー3とともにゆっくり回転するため、その回転の様子を観察しながら楽しくコーヒーの抽出を待つことができる。このため、飲み手においしいコーヒーが飲めるという期待感や、落ち着いた雰囲気を醸し出すという演出効果も発揮される。
さらに、マイコン制御装置によって、ドリッパー3の回転速度と、注湯口41aの移動速度をコントロールすることができるため、コーヒーの最適な抽出条件や、人の好みに合わせることもできる。
(実施形態5)
実施形態5のドリップ式コーヒー製造装置は、図5に示すように、注湯管41がゴムローラ52aとゴムローラ52bとによって挟まれており、ゴムローラ52aは外壁53に固定されたステッピングモータ54の軸に固定されて、回転可能とされている。ステッピングモータ54は図示しないマイコン制御装置により、予めプログラムされた内容に基づいてシーケンス制御されている。このプログラムは、注湯管51を所定時間の間、ドリッパー3の上面の半径分の距離だけ往復運動させるとともに、その速度の可変が可能となるようにステッピングモータ54を制御可能とされている。その他の構成は図4に示す実施形態4のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態5のドリップ式コーヒー製造装置は、図5に示すように、注湯管41がゴムローラ52aとゴムローラ52bとによって挟まれており、ゴムローラ52aは外壁53に固定されたステッピングモータ54の軸に固定されて、回転可能とされている。ステッピングモータ54は図示しないマイコン制御装置により、予めプログラムされた内容に基づいてシーケンス制御されている。このプログラムは、注湯管51を所定時間の間、ドリッパー3の上面の半径分の距離だけ往復運動させるとともに、その速度の可変が可能となるようにステッピングモータ54を制御可能とされている。その他の構成は図4に示す実施形態4のドリップ式コーヒー製造装置と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
このドリップ式コーヒー製造装置では、マイコン制御装置によるステッピングモータ54の制御によって注湯管41が所定時間の間、ドリッパー3の上面の半径分の距離だけ往復運動する。このため、実施形態4のドリップ式コーヒー製造装置と同様の作用効果を奏することができる。
なお、実施例3で示したように、ギアによる載置台21の回転機構の替わりに、回転ベルトによって載置台を回転可能とすることもできる。
さらには、実施例1で示したように、ドリッパー3を単独で回転させる回転機構とすることもできる。
本発明のドリップ式コーヒー製造装置は、注湯口から吐出された熱湯を均等にコーヒー粉へ注ぐことができ、コーヒーを楽しむための演出効果を発揮するため、コーヒーを提供する飲食産業等において利用できる。
2…コーヒーサーバ(コーヒー受容器)
12、21…載置台(12…金属板)
3…ドリッパー
6d、41a…注湯口
11、11a、8、10、20、21、22、23…回転機構(11…モータ、11a…ギア、8…ベアリング、10…把持部材、20…ベアリング、21…載置台、22…減速ギア、23…モータ)
45、46、46a、52a、52b、54…注湯口移動機構(45…ラックギア、46…ステッピングモータ、46a…ピニオンギア、52a、52b…ゴムローラ、54…ステッピングモータ)
12、21…載置台(12…金属板)
3…ドリッパー
6d、41a…注湯口
11、11a、8、10、20、21、22、23…回転機構(11…モータ、11a…ギア、8…ベアリング、10…把持部材、20…ベアリング、21…載置台、22…減速ギア、23…モータ)
45、46、46a、52a、52b、54…注湯口移動機構(45…ラックギア、46…ステッピングモータ、46a…ピニオンギア、52a、52b…ゴムローラ、54…ステッピングモータ)
Claims (4)
- コーヒー受容器を載置するための載置台と、該載置台の上方に備えられ、フィルタを収容するためのドリッパーと、該ドリッパーの上方に備えられ、該フィルタに充填されたコーヒー粉に湯を注ぐための注湯口とを備えるドリップ式コーヒー製造装置において、
前記ドリッパーを回転させるための回転機構が設けられていることを特徴とするドリップ式コーヒー製造装置。 - 注湯口を略直線的に往復運動させる注湯口移動機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載のドリップ式コーヒー製造装置。
- 注湯口移動機構は、注湯口の往復運動の速度の変更が可能とされていることを特徴とする請求項2記載のドリップ式コーヒー製造装置。
- 回転機構は、ドリッパーの回転速度の変更が可能とされていることを特徴とする請求項2又は3記載のドリップ式コーヒー製造装置。
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Publication Number | Publication Date |
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