JP2005135839A - 差動ケーブル及びその実装方法 - Google Patents

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均 堀田
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    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/02Cables with twisted pairs or quads
    • H01B11/06Cables with twisted pairs or quads with means for reducing effects of electromagnetic or electrostatic disturbances, e.g. screens
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Abstract


【課題】 信号線間のクロストークを小さくする。
【解決手段】 基板16の表裏両面に形成された差動配線17に夫々接続される一対の信号線11と、これら信号線11間に配置され基板16の表裏両面に形成されたグランド18に夫々接続される一対のドレイン線12と、信号線11及びドレイン線12を一括被覆するシールド13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板内蔵型コネクタに用いられる差動ケーブル及びその実装方法に関する。
差動ケーブルは、基板内蔵型コネクタ等に用いられるものである(例えば、特許文献1及び2等参照)。図5(a)に示すように、差動ケーブル30は、一対の信号線31と、一本のドレイン線32と、信号線31及びドレイン線32を一括被覆するシールド33とを備えている。
図5(b)に示すように、基板内蔵型コネクタに内蔵される基板34は、表裏両面で対となるように差動配線35及びグランド36が配置されている。複数の差動ケーブル30を基板34に実装する際は、一の差動ケーブル30について、一方の信号線31を基板34の表面の差動配線35に接続し、他方の信号線31を基板34の裏面の差動配線35に接続する。また、ドレイン線32を、基板34の表面に接続された信号線31間のグランド36に接続する。つまり、ドレイン線32は、基板34の表裏面のうち片面のみに配置されている。
特開2002−304917号公報 特開2003−141944号公報
しかしながら、ドレイン線32が配置されている基板34の表面で発生するクロストークは小さいが、ドレイン線32が配置されていない基板34の裏面で発生するクロストークは大変大きいという問題点があった。また、本来ならば、基板34の表裏面で対になっている差動配線35で除去するはずのクロストークも、ドレイン線32の配置が基板34の表裏面で対称でないため、クロストークをうまく除去できずに残ってしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、信号線間のクロストークを小さくすることができる差動ケーブル及びその実装方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、基板の表裏両面に形成された差動配線に夫々接続される一対の信号線と、これら信号線間に配置され上記基板の表裏両面に形成されたグランドに夫々接続される一対のドレイン線と、上記信号線及び上記ドレイン線を一括被覆するシールドとを備えたことを特徴とする差動ケーブルである。
請求項2の発明は、一対の信号線及び一対のドレイン線を有する差動ケーブルを、表裏両面に差動配線及びグランドを有する基板上に複数実装する差動ケーブルの実装方法であって、一の差動ケーブルについて、一方の信号線を上記基板の表面の差動配線に接続し、他方の信号線を上記基板の裏面の差動配線に接続し、一方のドレイン線を上記基板の表面のグランドに接続し、他方のドレイン線を上記基板の裏面のグランドに接続すると共に、各差動ケーブルの信号線及びドレイン線について、上記基板の表裏面の各信号線間に夫々ドレイン線を配置することを特徴とする差動ケーブルの実装方法である。
請求項3の発明は、上記信号線及び上記ドレイン線を上記基板の表裏面で対称に配置する請求項2記載の差動ケーブルの実装方法である。
本発明によれば、信号線間のクロストークを小さくすることができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施の形態に係る差動ケーブルの断面図である。
図1に示すように、差動ケーブル10は、一対の信号線11と、これら信号線11間に配置された一対のドレイン線12と、信号線11及びドレイン線12を一括被覆するシールド13とを備える。各信号線11は、中心導体14と、中心導体14を被覆する絶縁体15とからなる。
本実施の形態においては、二本の信号線11を並行に配置し、これら信号線11間の中央にほぼ垂直に二本のドレイン線12を並行に配置して、それぞれの信号線11及びドレイン線12を対称に配置している。
本実施の形態の差動ケーブル10は、信号線11及びドレイン線12をそれぞれ対称に配置しているので、差動ケーブル10の全長にわたって、信号線11間のクロストークの発生を低減することができる。さらに、本実施の形態によれば、従来の差動ケーブル30では、デッドスペースであった場所にドレイン線12を追加している。そのため、差動ケーブル10の断面積が、従来に比べて大きくなることはない。
次に、図2を用いて、差動ケーブル10の実装方法について説明する。
図2(a)は、差動ケーブルが接続される基板の断面図である。図2(b)は、差動ケーブルを基板に実装した状態を示す断面図である。
図2(a)に示すように、基板16は、基板16の表裏両面に配置された、差動ケーブル10の信号線11が接続される差動配線17、及び差動ケーブル10のドレイン線12が接続されるグランド18と、これら差動配線17及びグランド18間に介在させて設けられた絶縁層19とを備えている。グランド18は、絶縁層19に設けられたスルーホール19aを介して、基板16の表裏面で繋がっている。
図2(b)に示すように、差動ケーブル10を基板16に実装する際は、一の差動ケーブル10について、一方の信号線11の中心導体14を基板16の表面の差動配線17に接続し、他方の信号線11の中心導体14を基板16の裏面の差動配線17に接続し、一方のドレイン線12を基板16の表面のグランド18に接続し、他方のドレイン線12を基板16の裏面のグランド18に接続する。信号線11の中心導体14の差動配線17への接続、及びドレイン線12のグランド18への接続は、はんだ付けによって行う。また、各差動ケーブル10の信号線11の中心導体14及びドレイン線12について、基板16の表裏面の各信号線11の中心導体14間に夫々ドレイン線12を配置する。
つまり、信号線11の中心導体14及びドレイン線12を、基板16の表裏面で対称となるように配置する。本実施の形態においては、信号線11の中心導体14及びドレイン線12は、基板16の厚さ方向及び幅方向の中心Cに対して点対称で配置されている。
次に、本実施の形態の差動ケーブル10の実装方法によるクロストーク低減効果について説明する。
図3は、クロストークの測定結果を示すグラフである。
図3において、実線20は、本実施の形態の差動ケーブル10の実装方法の測定結果を、破線21は、従来の差動ケーブルの実装方法の測定結果を示す。ここで、従来の差動ケーブルの実装方法は、図5(b)に示すものである。
図3に示すように、本実施の形態の差動ケーブル10の実装方法では、クロストーク(近端クロストーク;NXT)が、測定中ほぼゼロであったのに対して、従来の差動ケーブルの実装方法では、クロストークが最大1.14%を示した。
本実施の形態の差動ケーブル10の実装方法においては、基板16の表面又は裏面において隣接する信号線11の中心導体14間には、ドレイン線12が必ず配置されている。そのため、本実施の形態によれば、信号線11の中心導体14間の電界結合を抑制して、クロストークを従来に比べて小さくすることができる。
また、差動ケーブル10の信号線11及びドレイン線12を、基板16の表裏面で対称となるように配置したため、基板16の表裏面で生じたクロストークは、互いに打ち消し合う。
なお、差動ケーブル10は、ドレイン線12をシールド13内に必ずしも配置する必要はない。例えば、図4(a)及び図4(b)に示すように、ドレイン線22をシールド13の外側に配置しても良い。このようにすると、差動ケーブル10の対称性を考慮することなく、ドレイン線12(22)の数を増やすことが可能である。これにより、様々な差動ケーブル10の構造が考えられるが、いずれの構造としても、基板16への実装方法は、上述の実施の形態と同様とすれば良い。
また、差動ケーブル10のドレイン線12(22)に代えて、基板16上にドレイン線12(22)の代わりとなる金属等からなるドレイン体(図示せず)を設けておいても良い。この場合、ドレイン体は、一括して基板16のグランド18に接続されていれば良い。
本実施の形態に係る差動ケーブルの断面図である。 (a)は、差動ケーブルが接続される基板の断面図である。(b)は、差動ケーブルを基板に実装した状態を示す断面図である。 クロストークの測定結果を示すグラフである。 (a)は、ドレイン線の変形例を示す差動ケーブルの断面図である。(b)は、ドレイン線の変形例を示す差動ケーブルの断面図である。 (a)は、従来の差動ケーブルの断面図である。(b)は、従来の差動ケーブルを基板に実装した状態を示す断面図である。
符号の説明
10 差動ケーブル
11 信号線
12 ドレイン線
13 シールド
14 中心導体
16 基板
17 差動配線
18 グランド

Claims (3)

  1. 基板の表裏両面に形成された差動配線に夫々接続される一対の信号線と、これら信号線間に配置され上記基板の表裏両面に形成されたグランドに夫々接続される一対のドレイン線と、上記信号線及び上記ドレイン線を一括被覆するシールドとを備えたことを特徴とする差動ケーブル。
  2. 一対の信号線及び一対のドレイン線を有する差動ケーブルを、表裏両面に差動配線及びグランドを有する基板上に複数実装する差動ケーブルの実装方法であって、一の差動ケーブルについて、一方の信号線を上記基板の表面の差動配線に接続し、他方の信号線を上記基板の裏面の差動配線に接続し、一方のドレイン線を上記基板の表面のグランドに接続し、他方のドレイン線を上記基板の裏面のグランドに接続すると共に、各差動ケーブルの信号線及びドレイン線について、上記基板の表裏面の各信号線間に夫々ドレイン線を配置することを特徴とする差動ケーブルの実装方法。
  3. 上記信号線及び上記ドレイン線を上記基板の表裏面で対称に配置する請求項2記載の差動ケーブルの実装方法。
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