JP2005135554A - 再生装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体に記録された画像データを検索して再生する際にすべての画像データを検索しなくても済むので、検索に要する処理時間を大幅に短縮することができ、好適に画像データを再生することができる再生装置及び方法を提供する。
【解決手段】 記録媒体1006に記録された画像データの参照先を示す参照情報から構成されるデータストリームを含む管理ファイルをファイル処理装置1005で生成し、所定の管理ファイルに含まれる参照情報によって示される画像データを個別に、又は順次再生する。ファイル処理装置1005は、画像データをその属性情報に基づいてグループ化し、各グループ内に含まれる全ての画像データの参照先を示す参照情報から構成されるデータストリームを生成し、各グループ毎に生成されたデータストリームを1つ以上含む管理ファイルを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体に記録された1又は複数の画像データを検索して再生する再生装置及び方法に関する。
近年、デジタルビデオカメラ等の撮像装置で撮影された画像データやオーディオデータを、光ディスクや磁気ディスク等の記録媒体にデジタルデータとして記録する画像処理装置や方法が提案されている。
これらのディスク状の記録媒体は、磁気テープ等の従来の記録媒体と異なり、記録されたデータに対するランダムアクセスが可能であり、所望のデータを待ち時間なく再生することが可能である。
そして、このような特長を生かし、記録媒体に記録された画像データの中から連続して再生させたい画像データの順番を指定して再生リストファイルを生成し、画像データへの容易なアクセスを実現する仕組みが提案されている。そのような仕組みの一つとして、記録された大量の画像データの中からユーザが希望する画像データのみを効率よく再生する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1について図12を用いて説明する。図12は、従来の画像データの記録再生処理を行う画像処理装置における再生ファイル選択の概要を説明するための図である。図12において、12000は光ディスク等のランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたN個の画像データであり、各画像データ1〜Nは、例えば撮像装置で撮影された「撮影〜停止」までの1カット分に相当するデータを示している。また、12001は画像データを検索する際にユーザによって入力された検索キーワード、12002は検索された画像データを再生する順序を規定した再生リストのファイル、12003は再生リストに含まれる画像データを示している。
図12に示す従来の装置では、記録媒体に記録された画像データ12000に対してユーザがキーワード12001を入力すると、キーワード12001に対応した画像データが検索され、検索されたデータをすべて含む再生リストファイル12002を生成する。図12に示す例では、画像データ2、5、6、8が検索され、それらを順に再生する再生リストファイル12002が生成されている。このように、画像の記録再生処理を行う従来の画像処理装置では、記録媒体に記録された画像データに含まれるキーワードを用いて関連する画像データを検索し、検索された画像データを順に再生する再生リストを生成している。このような構成により、ユーザの希望するデータのみを検索して順に再生することが可能となる。
また、上記以外の方法として、予め指定されたカテゴリに応じて撮影データをグループ化し、再生リストを生成する方式も提案されている。
特開2002−313070号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例では、再生リストを生成するためには、記録媒体に記録されている画像データをすべて検索して再生するデータを選択する必要があった。そのため、撮像装置等に内蔵されたCPU等で処理をするには、処理時間がかかるという問題が生じていた。また、記録時に再生リストを生成する方法であっても、再生リストを再生するためには再生リストを解析するための専用の再生リスト解析器が必要であった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、記録媒体に記録された画像データを検索して再生する際にすべての画像データを検索しなくても済むので、検索に要する処理時間を大幅に短縮することができ、好適に画像データを再生することができる再生装置及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、記録媒体に記録された画像データを再生する再生装置であって、
前記記録媒体に記録された画像データを参照するための参照情報から構成されるデータストリームを含む画像管理ファイルに応じて前記画像データを再生する再生手段と、
前記画像データを複数のグループに分割するグループ化手段と、
前記複数のグループにそれぞれ含まれる複数の画像データを参照するための前記参照情報を含むデータストリームをグループ毎に生成し、前記データストリームからなるグループ管理ファイルを生成する管理ファイル生成手段と、
前記グループ管理ファイルに基づいて前記再生手段の再生動作を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体に記録された画像データを参照するための参照情報から構成されるデータストリームを含む画像管理ファイルに応じて、前記画像データを再生する再生工程を有する再生方法であって、
前記画像データを複数のグループに分割するグループ化工程と、
前記複数のグループにそれぞれ含まれる複数の画像データを参照するための前記参照情報を含むデータストリームをグループ毎に生成し、前記データストリームからなるグループ管理ファイルを生成する管理ファイル生成工程と、
前記グループ管理ファイルに基づいて前記再生工程の再生動作を制御する制御工程と
をさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体に記録された画像データを検索して再生する際にすべての画像データを検索しなくても済むので、検索に要する処理時間を大幅に短縮することができ、好適に画像データを再生することができる。
以下、被写体の画像を撮影して画像データを取得する機能を有し、本発明の一実施形態に係る記録媒体に記録された画像データの再生を行う再生装置を搭載した撮影装置の構成及び動作について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態は、画像データの再生処理を行う再生装置を搭載した撮像装置の基本的な構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録再生機能を備える撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1000は被写体からの光束が入射されるレンズ、1001は光を電気に変換するCCD等の撮像素子、1002は撮像素子1001から得られた画像信号を処理する画像信号処理回路、1003は画像信号を圧縮符号化・伸長する圧縮・伸長回路、1004は画像を出力・表示する液晶モニタ等の表示装置、1005は画像データを所定のファイル形式に変換し記録媒体へ出力するファイル処理装置、1006は画像データを保存可能であり保存データに対しランダムアクセス可能な光ディスク等の記録媒体、1007は本撮像装置の場所(位置)を検出するGPS等の測位装置、1008は日付・時間を検出可能なタイマ等の計時装置である。
≪記録動作≫
まず、図1を用いて、撮影された画像データが記録媒体1006に記録されるまでの処理手順について説明する。レンズ1000を介して被写体からの光束が撮像素子1001に入射されると、撮像素子1001からは撮像信号が出力される。この撮像信号は画像信号処理回路1002に入力され、色分離・ガンマ補正等の各種信号処理が施されて被写体画像データが形成される。そして、被写体画像データは圧縮・伸長回路1003で圧縮符号化され、ファイル処理装置1005へ送られる。ファイル処理装置1005では、測位装置1007及び計時装置1008から、撮影時の位置や日付・時間データ等の属性情報をもとにして後述する形式のファイルを生成し、記録媒体1006へ記録する。
次に、ファイル処理装置1005の処理について、生成されたファイルを記録媒体1006へ保存する際のファイル形式としてクイックタイム(QuickTime)ファイル形式を用いた場合を例にとって説明する。
図2は、QuickTime形式の映像・音声データ構造を示す概念図である。図2において、2000はタイムベースの映像・音声データ全体(以下、「ムービー」と称す。)である。また、2001〜2003はムービー2000に含まれるデータストリーム(以下、「トラック」と称す。)、2004は記録媒体2005上のメディアデータ2006を参照するメディアである。
ムービーとしては、1つ又は複数のトラックを含むことが可能である。図2では、ムービー2000が3つのトラック2001、2002、2003を含んでいる様子を示している。また、矢印「→」は時間方向を示しており、図2に示す場合は右に行くほど時間的に後のデータであることを示している。すなわち、それぞれのトラックは、再生時にデータを再生する順に参照情報が並んでいる。各トラック2001〜2003は、それぞれ1つのメディアと結びつけられている。
図2では、トラック2003がメディア2004に対応付けられている様子が示されている。このメディア2004には、トラックを構成するデータを参照する制御情報が格納されている。すなわち、メディア2004は、記録媒体2005のメディアデータ2006を参照している。尚、トラックは、ユーザが任意の順序でデータを再生させたい場合に、その再生順に並べておくことで、自身が持つメディアのデータをユーザが指定した任意の順序で再生することが可能である。
図3は、図2に示されるQuickTime形式のムービーのファイル構成を示す図である。図3において、3000、3010、3020、3040はムービーファイル、3001、3011、3021、3041は情報格納部であるムービーリソース(Movie Resource)、3002、3012、3022、3032は実データ格納部であるムービーデータ(Movie Data)を示している。
図3に示すように、QuickTime形式のムービーファイル3000は、大きく分けて、Movie Resource3001とMovie Data3002の2つの部分に分かれている。Movie Resource3001には、ムービーデータを再生するために必要な時間や実データを参照するための参照情報が格納されている。参照情報の具体例としては、それぞれの画像データ等の格納場所を示すURLやパス情報等が挙げられる。一方、Movie Data3002には、画像データや音声データといった実データが格納されている。
このように、ムービーファイル3000では、1つのファイル内にMovie Resource3001とMovie Data3002とが存在し、Movie Resource3001はMovie Data3002を参照している。このようなファイル構成を「単一フォークファイル」と称す。単一フォークファイルでは、その各ムービーファイル(例えば、ムービーファイル3000)にアクセスすることで、それぞれのファイルに含まれているMovie Data(例えば、Movie Data3002)を再生することが可能である。
単一フォークファイルに対して、Movie Resourceのみをもつ構成のファイルを「参照型ファイル」と称す。図3において、3040は参照型ファイルを示している。ここで3010、3020は、ムービーファイル3000と同じ単一フォークファイルを示しており、それぞれMovie Resource3011、3021とMovie Data3012、3022を含んでいる。また、3032は記録媒体上の実データ(Movie Data)のみを示したものである。
図3では、参照型ファイル3040のMovie Resource3041は、他のファイルのMovie Data3012、3022、3032を参照している。すなわち、参照型ファイルは、自己のファイル内に実データを持っていなくても、他の場所にある実データを参照して実データを再生することが可能である。これは、図2におけるトラック2003において、記録媒体2005に格納された複数の実データを参照していることに相当する。従って、様々なカテゴリ等に応じた参照型ファイルを予め作成しておくことによって、関連する画像データ等の検索を容易にするとともに、その検索に要する時間をより短縮することができる。
上述したようなファイル形式で画像データの記録を行う際の本実施形態における画像記録管理方法について詳細に説明する。
図4は、図1に示す撮像装置において被写体を撮影した際の画像データの保存形式を示す図である。図4において、4000は記録媒体、4001は記録媒体4000に記録されたN個の画像ファイル、4002はN個の画像ファイル4001の1つの画像ファイルである。尚、図4では、画像ファイル4002の内部構造が示されている。また、4003は画像ファイル4002内に含まれる実データを示す。
記録媒体4000は、図1における記録媒体1006に対応するものであり、撮像されて圧縮された画像データはファイル処理装置1005によって、単一フォークファイル4001として記録媒体4000に保存される。図4に示すように、撮影を重ねるに従って多数の単一フォークファイル4002が生成され、記録媒体4000に保存される。尚、単一フォークファイル4002内には画像の実データ4003が含まれるため、前述したように、記録媒体4000に記録されたファイルの中から1つの画像ファイル4002を取り出し、ファイル単体で再生することが可能である。
次に、上述した処理によって撮影され、記録媒体に記録された画像データをグループ毎に管理する方法について図5を参照して説明する。図5は、本発明の第1の実施形態における管理ムービーファイルの構成を説明するための図である。図5において、5000は画像データのグループ、5001、5002はグループ5000内の画像ファイル、5011、5012はそれぞれ画像ファイル5001、5001内の実画像データ、5100は参照型ムービーファイル、5101はトラックを示している。
ここでは、撮影された画像データをその属性情報として撮影場所情報に基づいてグループ化して管理する方法について述べる。図13は、本実施形態における管理ムービーファイルの作成及び更新の手順を説明するためのフローチャートである。そこで、図1に示す撮像装置において、画像撮影時にGPS等の測位装置1007で取得された撮影場所情報が、当該画像データの属性情報としてファイル処理装置1005に送られる(ステップS1)。ファイル処理装置1005では、圧縮した画像データに対して、取得した撮影場所情報をメタデータとして付加し、記録媒体1006に記録しておく。
ここで、本実施形態においては、記録された画像データは、その撮影時の状況に基づく属性情報(ここでは、撮影場所情報)に基づいてグループ化されるものとする。例えば、図5に示す例では、画像ファイル1と画像ファイル2が「東京」という同じ場所・範囲で撮影されたと仮定すると、撮影データの中から撮影グループ「東京」5000を作る(ステップS2)。そして、撮影グループ「東京」に属するファイルの画像データ5011、1012を参照するような管理ムービーファイル5100を作成する(ステップS3)。尚、管理ムービーファイル5100はトラック5101を持ち、トラック5101は、参照情報である画像データ5011、5012を参照する。
撮影装置では、上述したような形式の参照型管理ムービーファイルを生成し、記録媒体1006に格納しておく(ステップS4)。そして、この管理ムービーファイルのトラックを再生することで、所定の条件をもとにグループ化された(例えば、本実施形態では「東京」という場所情報でグループ化された)画像データを連続して再生することが可能となる。また、トラック内の各画像データを再生することで、同一グループ内のデータに容易にアクセスすることが可能となる。
次に、グループに新しくデータが追加された場合の処理について図6を参照して説明する。図6は、本発明の第1の実施形態における管理ムービーファイルに新たにデータを追加した場合の構成を説明するための図である。図6において、6000は画像データのグループ、6001、6002、6003はグループ6000に含まれる画像ファイル、6011、6012、6013はそれぞれ画像ファイル6001、6002、6003内の画像データ、6100は参照型ムービーファイル、6101はトラック、6111、6112、6113はトラック6101内の参照情報を示している。
図5に示す管理ムービーファイルの状態に画像データを新しく撮影した場合、ファイル処理装置1005は、画像の撮影終了時に測位装置1007から送られてくる位置情報をもとにして撮影データがどのグループに属するかを検出する(ステップS5)。その結果、撮影データが「東京」という場所・範囲で撮影された場合、当該データを「東京」グループ6000に追加し、当該データは「東京」グループ6000に属することとなる(ステップS6)。そこで、新たに撮影された撮影画像ファイル6003の画像データ6013を参照するように、管理ムービーファイル6100のトラック6101の所定位置(例えば、最後の部分)に参照データ6113を追加して更新する(ステップS7)。
このように、撮影直後にその撮影データがどのグループに属するかを判定し、管理ムービーファイルを更新するようにしておくことで、ファイル再生時に検索やグループ化等の処理をすることなく、グループ毎のデータを連続或いは個別に再生することが可能となる。
図7は、図1に示す撮影装置を用いて複数の管理ムービーファイルを生成した状態を示した図である。図7において、7000、7100は画像データをグループ化するカテゴリを示し、7010、7020、7030、7040、7050はそれぞれ管理ムービーファイルを示している。また、7011、7012、7013は管理ムービーファイル7010トラックのトラックにおいて参照されている参照画像データを示し、7041は管理ムービーファイル7040のトラックにおいて参照されている参照画像データを示している。
ここで、グループ化のカテゴリとは、画像データをグループ化する際の判断対象となる情報の種類のことを指している。具体的には、グループ化する基準として、「場所」や「日付」、「撮影者」等の情報をそれぞれ用いた場合、これらの「場所」、「日付」、「撮影者」がグループ化のカテゴリとなる。すなわち、これらは画像データの属性情報の種類に相当する。
上述した図6に示す例では、場所情報「東京」に基づく画像データだけを参照する管理ムービーファイルを作成したが、「場所」というグループ化のカテゴリに基づいて「東京」以外の場所である「大阪」や「名古屋」等で撮影されたデータに関しても同様にグループ化し、図7に示すように管理ムービーファイル7020、7030が作成され記録媒体に記録することができる。
また、「場所」をグループ化のカテゴリとする以外に「日付」をカテゴリとしてグループ化することも可能である。すなわち、図1の撮像装置において、タイマ等の計時装置1008で生成される日付情報がファイル処理装置1005へ送られる。ファイル処理装置1005は、日付情報をもとに撮影したデータをグループ化し、前述した場所によるグループ化と同様の方法で管理ムービーファイルを生成することが可能である。例えば、図7では、日付に基づきグループ化した「1月2日」管理ムービーファイル7040と、「4月3日」管理ムービーファイル7050とを生成している。
このとき、場所情報をカテゴリとしてグループ化された管理ムービーファイル7010の画像データ7011は、「日付」情報をカテゴリとしてグループ化された管理ムービーファイル7040の画像データ7041と同一の画像データを参照している。
また、このグループ化のカテゴリは、例えばファイル名等によって管理することも可能である。例えば、「日付」でグループ化した管理ムービーファイルには「Date_2003_0102.mov」等のファイル名を付け、「場所」でグループ化した管理ムービーファイルには「Pos_Tokyo.mov」等のファイル名を付けるようにする。これにより、ファイル検索時にグループ化のカテゴリから目的のファイルを検索し易くなる。
上述したように、本実施形態ではグループ化のカテゴリとして、GPS情報等に基づく場所・位置や日付・時間情報を用いたが、グループ化のカテゴリの条件はこれだけに限られるものではない。例えば、その他にも、撮影者情報や撮影対象物情報を利用したり、撮影時に電源中断なく撮影された映像カットを1つのグループとする、或いは撮影者によって記録時にグループが指定されたものである等、どのような条件・情報を利用してもよい。
また、本実施形態では、グループ化する単位を上述したように場所では「都道府県」、日付では「一日」を単位としてグループ化したが、グループ化する単位としてはこれに限るものではない。すなわち、日付であれば時間単位等であってもよいし、場所であれば「国」や「市」等の単位を用いてもよい。また、これらの単位をユーザが任意に指定できるようにしていてもよい。
尚、本実施形態では、画像データとそれを参照するための参照情報を含む参照型ムービーファイルとは、同一の記録媒体上に格納されているが、これらは別々の媒体に格納するようにしてもよい。
≪再生動作≫
次に、画像データを再生する際の処理の流れについて説明する。図8は、本発明の第1の実施形態における記録媒体1006に保存された画像データを撮像装置のモニタ等の表示装置1004で一覧表示した場合の表示例を示す図である。図8において、8000、8100は図1に示した撮像装置の表示装置1004に表示されるモニタ画面を示しており、また、8010、8020はモニタ画面上に表示される縮小画像を示している。図8で示されるそれぞれの縮小画像は、記録媒体1006に記録された画像データ(ムービーデータ)を記録順等の所定の順序で一覧表示したものであり、本実施形態では一例として、1つの画面に9つの縮小画像が表示されている。
また、記録媒体1006内に画像データが10以上存在する場合には、画面を8000から8100に切り替えて、次の9つの縮小画像を表示するようにしてもよい。さらに、これらの縮小画像は、動画像表示ではなく画像データのトラックに含まれる先頭の画像データを静止画表示してもよいし、トラック内の画像を所定のスピードで再生してもよい。尚、このような縮小画像表示に関しては、従来から知られている技術を用いればよい。
次に、グループ毎に画像データを閲覧・再生する方法について、図9を参照して説明する。図9は、記録媒体1006に記録されたグループ毎に管理されている画像データを閲覧・再生する手順を説明するための図である。図9において、9000、9100、9200、9300は撮像装置の表示装置1004に表示されるモニタ表示状画面の表示例を示している。また、9010、9020、9030、9040はグループ化のカテゴリを示している。さらに、9011、9012、9013、9014、9015及び9050、9060はグループを示している。さらにまた、9051、9052、9053はグループに含まれる画像データを示している。
まず、画面9000において、グループ化カテゴリを示すタブ9010、9020、9030が表示される。すなわち、画面9000では、場所カテゴリ9010が選択されている状態が示されている。また、場所をキーとしてグループ化したグループ9011、9012、9013、9014がそれぞれ表示されている。グループの表示としては、グループの名称又はグループの代表画像等を表示するようにする。また、図9に示すグループは、図7における管理ムービーファイルに対応している。そのため代表画像としては、管理ムービーファイルの各トラックの先頭画像データを縮小表示する。また、当該先頭画像データだけではなく、各トラックに含まれる画像データそれぞれの先頭画像を代表画像として所定間隔単位で順に再生してもよい。
ここで、撮像装置の利用者は、これらのグループ9011〜9015を選択し、グループ内のデータを連続再生するか画像データを展開するかを決定することができる。例えば、グループ内の画像データを順次再生する場合、ユーザは任意のグループを選択し、撮像装置に備わっている再生ボタン等を押すことにより当該グループに含まれる画像を順次再生することが可能である。
例えば、「東京」というグループ9011に含まれる画像データを順次再生する場合には、記録媒体1006に記録された「東京」グループ9011の管理ムービーファイルをファイル処理装置1005が読み込む。次に、ファイル処理装置1005は、「東京」グループ9011の管理ムービーファイルのトラックを先頭から順次再生するように画像データを圧縮・伸長回路1003に送る。そして、伸長された画像データは順次、表示装置1004に送られて画像が表示される。
一方、グループ内の画像データを展開する場合、ユーザは任意のグループを選択し、撮影装置に備わっている決定ボタン等を押すことにより当該グループ内の画像データが一覧表示される。
例えば、「東京」グループ9011を選択した場合、画面9000から画面9200へ遷移する。画面9200では、選択したグループ名がタグ9050のように表示される。また、「東京」グループに属する画像データの縮小画像9051〜9053が表示される。このときの処理は、記録媒体1006に記録された「東京」グループ9011の管理ムービーファイルをファイル処理装置1005が読み込む。ファイル処理装置1005は「東京」グループ9011の管理ムービーファイルを解析し、当該管理ムービーファイルの画像トラックが参照している画像データの情報を得る。
すなわち、ファイル処理装置1005は、図7における画像データ7011、7012、7013の画像データの情報を得ることができる。そして、これら各画像データの先頭画像を圧縮・伸長回路へ送り、縮小画像を生成して画面9200のように表示する。また、画像データがユーザにより選択され再生ボタン等が押された場合には、対応する管理ムービーファイルのトラック内の画像データから選択された画像データのみを再生するようにする。
次に、ユーザによってグループ化のカテゴリの切り替えが行われた場合の例について説明する。図9の画面9000において、タグ9020が選択されグループ化のカテゴリが「日付」に変更されると、表示される画面は9100へ遷移する。画面9100では、日付毎にグループ化されたデータが表示される。
ここで、ユーザがは意のグループを選択し、撮影装置に備わっている再生ボタン等を押すことで、当該グループ内の画像データが順次再生される。尚、ユーザが任意のグループを選択し、撮影装置に備わっている決定ボタン等を押すことにより当該グループ内の画像データを展開表示することが可能である点は、前述したように場所をキーとしてグループ化されたデータの場合と同様である。
図9では、「4月4日」グループ9101が選択されると、画面9300へ遷移する。画面9300では「場所」でグループ化した場合と同様に4月4日のグループであることを示すタグ9060が表示され、グループ内の画像データの一覧が表示される。この場合のファイル処理装置1005の動作は処理するグループ管理ムービーファイルが異なるだけで前述の例と同様である。
上述したように、本実施形態では、記録画像ファイルフォーマットの構造を利用して管理ムービーファイルを作ることで、カテゴリ或いはグループ毎のデータ管理をより容易なものとした。また、新たに画像データを撮影等した場合であっても、当該画像の属性情報に基づいて既存の関係する管理ムービーファイルにその属性情報を追加して更新することができる。さらに、従来の再生リストシステムのように、別の管理用ファイルを用意し、それを解析する解析システムを別途設ける必要がなくグループを管理することが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態の変形例として、1つの管理ムービーファイルが複数のグループを管理する場合について図10を参照して説明する。図10は、本発明の第2の実施形態における撮影装置を用いて複数の管理ムービーファイルを生成した状態を示した図である。図10において、10000、10100は画像データを管理する管理ムービーファイル、10010、10020、10030は管理ムービーファイル10000に含まれるトラック、10040、10050、10060は管理ムービーファイル10100に含まれるトラックを示している。
尚、記録再生処理を行う撮影装置の構成は第1の実施形態で用いた図1に示す撮影装置と同様に、撮影機能、画像処理機能、再生機能等を備えているものとする。
≪記録動作≫
まず、記録時の動作について説明する。第1の実施形態と同様に撮影された画像データは、それぞれの画像データを1つ含む画像ファイルとして記録媒体1006に格納されている。
ここで、撮影された画像データを撮影場所情報に基づいてグループ化する場合の例について説明する。本実施形態では、撮影場所情報をもとにグループ化されたデータを1つの管理ムービーファイル10000で管理する。図10では、画像ファイル1、2、3が「東京」という同じ場所範囲で撮影された例を示している。図10では、撮影データの中から「東京」で撮影されたデータを集めた撮影グループが作られる。そして、この「東京」の撮影グループに属するファイルの画像データをすべて参照するようなトラック10010が「場所」カテゴリの管理ムービーファイルPos.mov内に作成されている。
同様に、「大阪」で撮影された画像データをすべて参照するトラック10020、「名古屋」で撮影された画像データをすべて参照するトラック10030が、「場所」の管理ムービーファイル10000に生成される。その他の場所でグループ化されたグループあった場合も、すべて1つの「場所」管理ムービーファイルのトラックで参照される。各トラックにはトラックを一意に指定可能なトラックIDが与えられており、このトラックIDで再生するトラックを指定することが可能である。
このような形式の参照型管理ムービーファイルをファイル処理装置1005が生成し、記録媒体1006に保存する。そして、この管理ムービーファイルの指定トラック先頭から順に再生することで、所定の条件をもとにグループ化された(この例では、「東京」という場所情報でグループ化された)画像データを連続して再生することが可能となる。尚、画像データが新たに記録された場合は、上述した第1の実施形態と同様に、対応するグループのトラックの所定位置(例えば、最後)に新たな参照データが追加される。
また、「場所」カテゴリ以外に「撮影された日付」のデータをもとにグループ化した場合は、「日付」をもとにグループ化したデータを参照した管理ムービーファイル10100を生成する。この場合、「場所」カテゴリでグループ化した場合と同様に、日付毎に撮影された画像データを参照した10040、10050、10060のトラックを生成する。このように、グループ化するカテゴリの数だけ管理ムービーファイルを生成する。
尚、追加された新たな画像データが所属すべきグループが探索できなかった場合には、ファイル処理装置1005は、当該新たな画像データを新たなグループとして生成するようにする。そして、その新たなグループに含まれる新たな画像データの参照先を示す参照情報を含むデータストリームを新たに生成し、一つの参照型管理ムービーファイルを生成するようにする。
≪再生動作≫
次に、上述したように記録された管理ムービーファイル10000、10100を用いて、画像を再生・検索する例について説明する。ここで、ユーザインタフェースである撮像装置の画面は図9に示したものと同様とする。尚、画面の遷移の様子や出力される表示は同じであるが、内部でのファイルの処理が後述するように一部異なっている。
まず、ユーザによって任意のグループ化のカテゴリが選択されると、ファイル処理装置1005は、カテゴリに対応する管理ムービーファイルを記録媒体1006から読み込み、読み込んだ管理ムービーファイルを解析する。例えば、「場所」カテゴリ9010が選択された場合、「場所」の管理ムービーファイル10000を記録媒体1006から読み込む。そして、読み込まれた管理ムービーファイル10000内に含まれる各トラックの先頭の画像データを読み込み、画面上に9011〜9015のように表示する。
そして、この中から「東京」グループ9011が選択され再生ボタンが押された場合、「東京」グループのトラック10010のみを再生可能トラックに設定し、その他の画像トラックは再生不可トラックに設定する。そして、再生可能なトラック(この場合「東京」グループに対応するトラック)のみを先頭から再生していく。
一方、「東京」グループ9011が選択され、撮影装置に備わっている決定ボタン等が押された場合には、「東京」トラック10010で参照されている画像データの先頭画像を縮小画像として画面9200に示すように表示される。そして、表示された縮小画像がユーザによって選択され、撮影装置に備わっている再生ボタンが押されると、「東京」トラック10010内の対応する画像データのみを再生する。
このような構成の管理ムービーファイルを作成することで、画像管理のファイルが大量に生成されることを防ぐことができる。例えば、「場所」、「日付」、「撮影者」という3つのカテゴリをもとにグループ化した場合、3つの管理ムービーファイルを生成するだけでよいことになる。また、カテゴリがファイル単位、グループがトラック単位、画像データがトラック内のメディアデータ単位となるように階層化されているため、管理ムービーファイル自体をディレクトリ等で階層化して管理する必要がないという利点がある。
<第3の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態の別の変形例として、1つの管理ムービーファイルがすべてのグループを管理する場合について図11を参照して説明する。図11は、本発明の第3の実施形態における撮影装置を用いてすべての管理ムービーファイルを生成した状態を示した図である。図11において、11000は画像データを管理する管理ムービーファイル、11010、11020、11030、11040、11050、11060は管理ムービーファイル11000に含まれるトラックを示している。
尚、記録再生処理を行う撮影装置の構成は第1の実施形態で用いた図1に示す撮影装置と同様に、撮影機能、画像処理機能、再生機能を備えているものとする。
≪記録動作≫
まず、記録時の動作について説明する。撮影された画像データは、それぞれ単一フォークファイルとして記録媒体1006に格納されている点は、前述した第1及び第2の実施形態と同様である。ここでは、複数のキーワードをもとにグループ化されたデータを1つの管理ムービーファイル11000で管理する。
まず、「東京」で撮影された画像のみを集めた「東京」撮影グループを作る。そして、「東京」の撮影グループに属する画像データをすべて参照するようなトラック11010を管理ムービーファイル11000に作成する。同様に、「大阪」、「名古屋」で各々撮影された画像データを参照するトラック11020、11030を、管理ムービーファイル10000に生成する。
また、その他に「日付」をキーワードとしてグループ化されたトラック11040、11050、11060も管理ムービーファイル11000のトラックとして保存する。各トラックには、トラックを一意に指定可能なトラックIDが与えられている。
また、ファイル処理装置1005では、どのトラックIDがどのカテゴリを基準にグループ化されたのかを管理している。すなわち、場所でグループ化されたトラックであるのか、日付でグループ化されたトラックであるのかを、トラックIDをもとにしてファイル処理装置1005で管理している。このような管理は、トラックIDとそのトラックが所属するカテゴリの対応表を管理ムービーファイルと共に記録媒体に記録してあり、ファイル処理システムがその対応表を読み込み、解析することで対象のカテゴリに属するトラックを検索することが可能となる。
また、画像が新たに撮影された際に、管理ムービーファイル11000を更新する際には、前述した第1及び第2の実施形態と同様に、対応するグループのトラックの所定位置(例えば、最後)に新たに撮影された画像データへの参照情報を追加する。また、本実施形態では1つの管理ムービーファイルの中に複数のカテゴリでグループ化されたトラックを含むため、1つの画像データが記録されると、その参照データは複数のトラックに追加される。
≪再生動作≫
次に、上述したように記録された管理ムービーファイル10000、10100を用いて、画像を再生・検索する例について説明する。ここで、ユーザインタフェースである撮像装置の画面は図9に示したものと同様とする。尚、画面の遷移の様子や出力される表示は同じであるが、内部でのファイルの処理が後述するように一部異なっている。
まず、グループ毎のファイル再生モードの場合、ファイル処理装置1005は管理ムービーファイル11000を記録媒体1006から読み込み、読み込まれた管理ムービーファイル11000を解析する。ここで、ユーザの操作によって「場所」カテゴリ9010が選択されると、管理ムービーファイル11000中の「場所」カテゴリでグループ化されたトラックに対応するトラックIDを検索する。そして、検索したトラックIDのトラックに含まれる各トラックの先頭の画像データを読み込み画面上に9011〜9015のように表示する。その後のトラック及びトラックに含まれる各画像データを再生する過程は、前述した第2の実施形態と同様である。
このように、本実施形態では、グループ化のカテゴリの種類を増やした場合であっても管理ムービーファイルの数が1つで済むため、記録媒体からデータを移動するような場合であっても、画像データと共に多くの管理ムービーファイルを移動・管理する必要がないというメリットがある。
<その他の実施形態>
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(又は記憶媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態に係る画像記録再生機能を備える撮像装置の構成を示すブロック図である。 QuickTime形式の映像・音声データ構造を示す概念図である。 図2に示されるQuickTime形式のムービーのファイル構成を示す図である。 図1に示す撮像装置において被写体を撮影した際の画像データの保存形式を示す図である。 本発明の第1の実施形態における管理ムービーファイルの構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における管理ムービーファイルに新たにデータを追加した場合の構成を説明するための図である。 図1に示す撮影装置を用いて複数の管理ムービーファイルを生成した状態を示した図である。 本発明の第1の実施形態における記録媒体1006に保存された画像データを撮像装置のモニタ等の表示装置1004で一覧表示した場合の表示例を示す図である。 記録媒体1006に記録されたグループ毎に管理されている画像データを閲覧・再生する手順を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における撮影装置を用いて複数の管理ムービーファイルを生成した状態を示した図である。 本発明の第3の実施形態における撮影装置を用いてすべての管理ムービーファイルを生成した状態を示した図である。 従来の画像データの記録再生処理を行う画像処理装置における再生ファイル選択の概要を説明するための図である。 第1の実施形態における管理ムービーファイルの作成及び更新の手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1000 レンズ
1001 撮像素子
1002 画像信号処理回路
1003 圧縮・伸長回路
1004 表示装置
1005 ファイル処理装置
1006 記録媒体
1007 測位装置
1008 計時装置

Claims (13)

  1. 記録媒体に記録された画像データを再生する再生装置であって、
    前記記録媒体に記録された画像データを参照するための参照情報から構成されるデータストリームを含む画像管理ファイルに応じて前記画像データを再生する再生手段と、
    前記画像データを複数のグループに分割するグループ化手段と、
    前記複数のグループにそれぞれ含まれる複数の画像データを参照するための前記参照情報を含むデータストリームをグループ毎に生成し、前記データストリームからなるグループ管理ファイルを生成する管理ファイル生成手段と、
    前記グループ管理ファイルに基づいて前記再生手段の再生動作を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 前記複数のグループのうちの一つを選択する選択手段をさらに備え、
    前記制御手段が、前記選択手段により選択されたグループのデータストリームに含まれる参照情報に基づいて前記選択されたグループの画像データを再生するように前記再生手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記管理ファイル生成手段により生成されたグループ管理ファイルを前記記録媒体に記録する記録手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 前記記録手段が、前記記録媒体に対して前記画像データを記録し、
    前記管理ファイル生成手段が、前記記録手段によって新たに前記画像データが記録される毎に、新たに記録された前記画像データを参照するための参照情報を含むデータストリームからなる画像管理ファイルをさらに生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 被写体を撮影して画像データを生成する撮像手段をさらに備え、
    前記グループ化手段が、前記撮像手段による前記被写体の撮影時の状態に応じて前記画像データをグループ化する
    ことを特徴とする請求項4に記載の再生装置。
  6. 前記グループ化手段が、前記画像データに付加されている属性情報に基づいて前記画像データをグループ化することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  7. 前記グループ化手段が、前記画像データを複数のカテゴリに分類し、前記複数のカテゴリ毎に前記画像データをグループ化することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  8. 前記グループ化手段が、前記画像データの撮影場所、撮影日時、撮影者、又は撮影被写体をカテゴリとして前記画像データをグループ化することを特徴とする請求項7に記載の再生装置。
  9. 前記管理ファイル生成手段が、前記複数のカテゴリ毎に一つの前記グループ管理ファイルを生成することを特徴とする請求項7又は8に記載の再生装置。
  10. 前記管理ファイル生成手段が、一つのグループ毎に一つのグループ管理ファイルを生成することを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の再生装置。
  11. 記録媒体に記録された画像データを参照するための参照情報から構成されるデータストリームを含む画像管理ファイルに応じて、前記画像データを再生する再生工程を有する再生方法であって、
    前記画像データを複数のグループに分割するグループ化工程と、
    前記複数のグループにそれぞれ含まれる複数の画像データを参照するための前記参照情報を含むデータストリームをグループ毎に生成し、前記データストリームからなるグループ管理ファイルを生成する管理ファイル生成工程と、
    前記グループ管理ファイルに基づいて前記再生工程の再生動作を制御する制御工程と
    をさらに有することを特徴とする再生方法。
  12. 記録媒体に記録された画像データをコンピュータに再生させるためのプログラムであって、
    前記記録媒体に記録された画像データを参照するための参照情報から構成されるデータストリームを含む画像管理ファイルに応じて前記画像データを再生する再生手順と、
    前記画像データを複数のグループに分割するグループ化手順と、
    前記複数のグループにそれぞれ含まれる複数の画像データを参照するための前記参照情報を含むデータストリームをグループ毎に生成し、前記データストリームからなるグループ管理ファイルを生成する管理ファイル生成手順と、
    前記グループ管理ファイルに基づいて前記再生手順の再生動作を制御する制御手順と
    を実行させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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