JP2005134597A - 歌唱力審査エントリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】エントリー数が想定外に増減したり、自動採点の平均値などの想定外の変動があっても、審査員の審査にとって適切なエントリー数に絞り込め、効率的な審査ができるようにした歌唱力審査エントリーシステムの提供。
【解決手段】歌唱音声の自動採点の結果が、その採点時において、カラオケホスト装置に記憶されている全ての歌唱者の採点情報に基づき、所定の順位以内ないし範囲以内であればエントリー指示を受け付け可能とし、順位以内ないし範囲以内でなければエントリー指示を受け付け不可とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定のカラオケ楽曲に対する歌唱者の歌唱力の審査エントリーに関わるシステムに関し、さらに詳しくは、歌唱力自動採点機能を有したカラオケ演奏端末とカラオケホスト装置を利用した審査エントリーシステムに関する。
近年、カラオケの普及により一般人の歌唱力レベルが向上し、カラオケ伴奏を利用した素人カラオケ大会などといった歌唱力を競うイベントなども多く行われ、一般人であってもプロ歌手にも負けない歌唱力を有する歌唱者も多くいる。このような歌唱力レベルの向上に伴い、歌唱力を競うオーディションを受けてみたいという歌唱者も増加しており、このような要求に応えるように多くのオーディションの実施や企画がなされている。
しかし、審査員を目の当たりにして歌唱するオーディションの場合、人前で歌唱するのが苦手な歌唱者は強いプレッシャーを受けて、審査エントリーを躊躇ったり、あるいは、オーディションは所定の日時に所定の場所にて行われるために時間的な拘束があり、このような制約から、優れた歌唱力を有する歌唱者であっても審査エントリーができないという問題があった。
そこで、最近では、所定のカラオケ楽曲に対する歌唱者の歌唱音声を録音し、これをネットワーク通信回線を介してエントリー情報を転送できるようにした通信カラオケシステムが開発され、これにより、全ての歌唱者が平等な条件の下で審査エントリーできるオーディションシステムが想到された。例えば、特開2000−231392号公報(特許文献1)では、カラオケ演奏端末が歌唱者の歌唱音声をデジタル録音し、オーディション用サーバとの間にデータ通信を行うオーディション機能を備えた通信カラオケシステムについての技術が開示されている。また、特開2003−202876号公報(特許文献2)では、カラオケ演奏端末で歌唱した歌唱者の歌唱音声をネットワークで公開してオーディションを受けることができるカラオケオーディション装置が開示されている。
特開2000−231392号公報 特開2003−202876号公報
しかしながら、上記技術を含め、従来のカラオケ演奏端末を利用したオーディションシステムでは、何れのものもエントリー情報をそのまま全て審査対象としており、エントリー数が膨大になれば対応は困難になる。そこで、審査員による審査の前処理として、歌唱力の自動採点機能を有したカラオケ演奏端末を利用し、審査員による審査を受けられるか否かの境界線として、あらかじめ自動採点による絶対評価の基準点を定めて、ある程度審査対象を絞り込む方法も考えられるが、オーディションは検定試験とは異なり、オーディション参加者間の相対評価であって、最終的にはごく限られた人が選定されるため、エントリー数が想定外に増減したり、自動採点の平均値や標準偏差などに想定外の変動があれば、途中で基準点を変える必要性が生じる。したがって、あらかじめ基準点を定める方法には不都合があり、これでは効率的な審査は望めない。
本発明は、上記問題や不都合を解消するために想到されたもので、すなわち、カラオケ演奏端末を利用したオーディションシステムにおいて、エントリー数が想定外に増減したり、自動採点の平均値や標準偏差などに想定外の変動があっても、審査対象にとって適切なエントリー数に絞り込め、効率的な審査ができるようにした歌唱力審査エントリーシステムの提供を課題とする。
上記課題を解決するため、本発明者らは、歌唱者の歌唱音声の採点結果が、その採点時において、カラオケホスト装置に記憶されている全ての歌唱者の採点情報に基づき、所定の順位以内ないし範囲以内であればエントリー指示を受け付け可能とし、順位以内ないし範囲以内でなければエントリー指示を受け付け不可とする歌唱力審査エントリーシステムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載の歌唱力審査エントリーシステムは、所定のカラオケ楽曲を演奏すると共に、当該楽曲に対する歌唱者の歌唱音声を録音し、前記歌唱音声に対し、所定のアルゴリズムにてその歌唱力を自動採点する機能を有するカラオケ演奏端末と、前記歌唱者のエントリー指示により、当該カラオケ演奏端末から前記楽曲のIDコードと当該楽曲に対する歌唱音声の録音情報および採点結果を受け取り可能とし、受け取った当該エントリー情報に歌唱者IDを紐付けして記憶し、これを審査対象情報として管理するカラオケホスト装置からなり、所定の楽曲に対する歌唱者の歌唱音声の採点結果が、その採点時において、前記カラオケホスト装置に記憶されている当該楽曲に対する全ての歌唱者の前記採点情報に基づき、所定の順位以内ないし範囲以内であれば前記エントリー指示を受け付け可能とし、順位以内ないし範囲以内でなければ前記エントリー指示を受け付け不可としてなることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項2記載の歌唱力審査エントリーシステムは、前記歌唱者IDの確認は当該歌唱者のIDカードを用いて行われると共に、前記カラオケ演奏端末は前記IDカードの読み取り/書き込み機能を付帯してなることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の歌唱力審査エントリーシステムによれば、歌唱力を自動採点する機能を有するカラオケ演奏端末による採点を基準とし、カラオケホスト装置には各カラオケ演奏端末から当該採点情報を含んだエントリー情報が集積されて、逐次更新されるため、その更新情報に基づいて、所定の歌唱者の歌唱力レベルが相対評価できる。
したがって、エントリー受け付けの可不可を、その更新情報に基づき、上位何番目までとするか、上位何割(何%)までとするか、あるいは偏差値何以上とするかなどの相対評価によって決定することにより、例え、エントリー数が想定外に増減したり、自動採点の平均値や標準偏差などに想定外の変動があっても、審査対象にとって適切なエントリー数に絞り込め、効率的な審査ができるといった効果を奏する。
さらに、本発明の請求項2記載の歌唱力審査エントリーシステムによれば、歌唱者のIDの確認は当該歌唱者のIDカードを用いて行われ、カラオケ演奏端末はIDカードの読み取り/書き込み機能を付帯しているため、本システムにおける歌唱者のIDの確認が正確かつ容易となり、また、当該IDカードにもエントリー情報に関するデータを記憶したりできると共に、有料エントリーの場合に、IDカードによっては当該カードによる課金も可能となり、より効率的に審査ができるなどといった効果を奏する。
以下、本発明の歌唱力審査エントリーシステムについて最適な実施例を挙げ、さらに詳述する。
先ず、図1は本発明のシステムにおけるカラオケ演奏端末のブロック図である。本発明において、歌唱音声の録音と歌唱力を自動採点する機能を有するカラオケ演奏端末(P)は、装置全体の動作を制御する中央制御手段(CPU:10)と、これに接続された各種機器で構成され、この中央制御手段(10)には、ハードディスク(11)、RAM(12)、音源(シンセサイザ:13)、ミキサ(エフェクタ:14)、ボーカルアダプタ(19)、MPEGデコーダ(20)、合成回路(21)、リモコン装置(23)などが接続されている。ハードディスク(11)は、カラオケ楽曲を演奏するための楽曲データやディスプレイ装置(22)に背景映像を表示するための映像データなどを記憶している。
先ず、音源(13)は、中央制御手段(10)が実行する楽曲シーケンサ(31)の処理によって入力された楽曲データに応じて楽音信号を形成する。形成した楽音信号はミキサ(14)に入力され、このミキサ(14)は、音源(13)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(17)とA/Dコンバータ(18)を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(SS:15)に入力される。このサウンドシステム(15)はD/Aコンバータおよびパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(16)から楽音と歌唱音声を放音する。
A/Dコンバータ(18)によってデジタル信号に変換された歌唱音声信号は、ボーカルアダプタ(19)にも入力される。このボーカルアダプタ(19)は、入力された歌唱音声信号から歌唱周波数を採取すると共に、中央制御手段(10)の楽曲シーケンサ(31)から入力されたリファレンスの周波数を採取する。そして、この歌唱周波数とリファレンス周波数を同期させ、所定時間毎に区切って中央制御手段(10)に入力し、歌唱力採点手段(35)による採点処理を行う。なお、リファレンスとしては、通常、楽曲に含まれるガイドメロディーが用いられる。
歌唱力の自動採点は歌唱力採点手段(35)にて行われ、歌唱周波数の採点結果を基本とし、様々な歌唱要素を評価する所定のアルゴリズムにて最終得点を算出する。例えば、採点は歌唱者の歌唱音声をリファレンスと比較することによって行われ、楽曲の終了時にその点数を表示する。ハードディスク(11)には採点テーブルが記憶され、この採点テーブルの採点は、基本的には歌唱の周波数(音程・ピッチ)について行い、基本点数を算出すると共に、ビブラートの程度、抑揚の程度、音質の良否、タイミングの良否、しゃくりの回数などに基づき、ボーナスポイントを算出して基本点数に加算(減算)する。さらに、RAM(12)には、各種プログラムや楽曲データを読み出すエリアの他、採点時に採点結果を記憶する採点ログエリアなどが設定されている。
ハードディスク(11)に記憶されている背景映像データ(41)は、MPEG2形式にエンコードされており、中央制御手段(10)が実行する背景映像再生手段(34)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(20)に入力する。このMPEGデコーダ(20)は、入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路(21)に入力し、この合成回路(21)は、この背景映像の映像信号上に歌詞テロップや採点表示などのOSDを合成し、合成された映像信号はディスプレイ装置(22)に表示される。
リモコン装置(23)は利用者インタフェイスやリモコン信号送信回路(図示せず)などからなり、利用者の操作に応じた操作信号を中央制御手段(10)に入力する。中央制御手段(10)は、操作入力処理手段(36)によって、この操作信号を検出し、対応する処理を行う。例えば、リモコン装置(23)にて楽曲のIDコードが入力されると、これを操作入力手段(36)が検出し、カラオケ楽曲のリクエストであるとしてシーケンサ(30)に伝達する。このシーケンサ(30)は、これに応じて、この楽曲のIDコードで識別される楽曲データをハードディスク(11)の楽曲データ記憶エリア(40)から読み出す。また、このシーケンサ(30)は主に楽曲シーケンサ(31)および歌詞シーケンサ(32)からなっており、楽曲シーケンサ(31)は楽曲データ中の演奏データトラック、ガイドメロディートラックなどのトラックデータを読み出し、このデータで音源(13)を制御することでカラオケ楽曲の演奏を行い、一方、歌詞シーケンサ(32)は文字パターン作成手段(33)を備えており、楽曲データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成し、これを合成回路(21)に出力する。
録音入力インタフェイス(24)は、ミキサ(14)から受け取った、楽曲データに応じた楽音信号とカラオケマイクに入力された歌唱音声との混合信号を入力し、この混合信号をサンプリングしてPCMデータへの変換処理を行う。このPCMデータは歌唱力音声データ(録音情報:45)とされ、楽曲のIDコード(43)と歌唱力採点手段(35)にて自動採点された採点ログ(採点結果:44)と共に、歌唱者ID(42)に紐付けされてRAM(12)に記憶される。そして、歌唱者のエントリー指示により、後述する所定の条件を満たした場合に、これら歌唱者ID(42)を紐付けした、楽曲のIDコード(43)、歌唱音声の録音情報(45)および採点結果(44)をエントリー情報とし、この情報はネットワーク通信回線を介してカラオケホスト装置へ送られ、当該カラオケホスト装置は、これを審査対象情報として管理する。
ここで、図2に示す歌唱力採点機能のブロック図に基づき、本発明のシステムにおける自動採点を例示して詳述する。
カラオケマイク(17)から入力された歌唱音声信号はA/Dコンバータ(18)でデジタル音声信号に変換されてボーカルアダプタ(19)に入力される。ボーカルアダプタ(19)はこのデジタル音声信号をそのまま歌唱力採点手段(35)に出力すると共に、歌唱周波数検出部(52)が歌唱周波数(セント値)を検出し、これを歌唱力採点手段(35)に出力する。また、歌唱音声信号の音声波形はエンベロープ検出部(58)に送られて振幅が検出され、その歌唱レベル値が歌唱力採点手段(35)に出力される。一方、リファレンス周波数検出部(51)には、カラオケ楽曲の演奏に同期して楽曲シーケンサ(31)からリファレンスデータが入力される。このリファレンス周波数検出部(51)は、入力されたMIDIデータのノートオンイベントデータから音高情報を抽出し、その音高のセント値をリファレンス周波数として歌唱力採点手段(35)に出力する。また、ボーカルアダプタ(19)には楽曲シーケンサ(31)からノートオン情報、ノートオフ情報、マークデータ情報などの制御情報が入力されるため、リファレンス周波数検出部(51)は、これも歌唱力採点手段(35)に出力する。
なお、歌唱力採点手段(35)は、入力された歌唱周波数およびリファレンス周波数を所定のメモリ(図示せず)に書き込むと共に、これら周波数データに対してローパスフィルタ(LPF:55,56)にて処理を行う。このLPF処理は、リファレンス周波数情報に対しては音高変化を滑らかにしたり、歌唱周波数情報に対してはビブラートなどの技巧を除去してフラットな情報を得るものである。
採点部(57)における採点は所定のアルゴリズムに基づき行われるが、通常、これは歌唱周波数とリファレンス周波数とを比較し、その差分(セント値)を算出し、この差分に基づいて各ノート(音符)毎に「合格ノート」と「不合格ノート」を判定するものであり、この採点部(57)には、リファレンス周波数検出部(51)からノートオン情報とノートオフ情報が入力され、その区間に歌唱周波数が所定サンプル以上歌唱旋律の音高に合っていた場合には合格ノートであると判定し、歌唱周波数が歌唱旋律の音高に合った回数が所定サンプル未満であった場合には不合格ノートであると判定する。基本点数は、例えば、合格ノート数を全ノート数で除した値に基づき算出して求められ、歌唱力採点手段(35)は、歌唱周波数以外に歌唱のビブラート、抑揚、声質、タイミング、しゃくりなどの歌唱要素を検出し、これも所定のアルゴリズムに基づいて付加的なポイントを算出して、これを基本得点に加算ないし減算したものを最終得点としている。
次に、図3に示す本発明の歌唱力審査エントリーシステムのディスプレイ表示フロー図に基づき、本発明をさらに詳述する。
図3に示すD1、D2、D3、D4、D5a、D5b、D6、D7はそれぞれ、表示機能を有するリモコン装置が付帯する液晶ディスプレイ(通称LCD)の表示画面である。なお、この画面表示は、リモコン装置のLCDと共に、上述した図1におけるディスプレイ装置(22)に表示しても構わない。
オーディションを受ける際には、先ず、そのプレ審査エントリーを受けるための表示画面(D1)が表示され、歌唱者が「プレ審査エントリー」のアイコン(61)を選択すると、歌唱者IDを入力するための表示画面(D2)に変わり、ここで、歌唱者はIDカードないし暗証番号の入力にて自らのIDを入力する。具体的には、「IDカード」のアイコン(62)ないし「暗唱番号入力」のアイコン(63)を選択し、前者ならば付帯のIDカード読み取り/書き込み装置にてIDカードからIDを読み取り、後者ならば付帯の10キーにて歌唱者が暗唱番号を入力する。
歌唱者IDが入力されると、次に、審査対象となる歌唱楽曲を指定するため、その楽曲のIDコードを入力する表示画面(D3)に変わり、歌唱者は「楽曲コード入力部」のアイコン(64)に所定の番号を付帯の10キーにて入力し、「確定」のアイコン(65)を選択して楽曲が指定されると、自動採点・録音・プレ審査が行われる旨のメッセージ表示画面(D4)に変わり、その後、所定の演奏が開始される。
歌唱者が歌唱を終えると、その歌唱力の自動採点結果と共に、審査エントリーができるか否かが画面表示され、審査エントリーができる場合は、その旨を表記した表示画面(D5a)には「エントリー」のアイコン(67)が表示され、審査エントリーができない場合は、その旨を表記した表示画面(D5b)にはこのアイコン(67)は表示されない。なお、歌唱者は、その時録音された自らの歌唱を「試聴」のアイコン(68)を選択して聴いたり、「再挑戦」のアイコン(69)を選択することで、再度、プレ審査にチャレンジすることができる。この再挑戦のシステムは審査エントリーの可否にかかわらず利用できるが、再挑戦は所定回数に限定されており、所定回数を超える場合は表示されない。
上記で審査エントリーができる場合は、その表示画面(D5a)の「エントリー」のアイコン(67)を選択することで、審査料(エントリー料)支払いの表示画面(D6)に変わる。この表示画面(D6)では、支払い方法は二つ指定され、一つは、個人ID認証と共に金銭の授受ができる非接触方式のICカードを利用する方法で、もう一つは、プリペイド方式の磁気カードを利用する方法である。具体的には、「IDカード」のアイコン(70)ないし「プリペイドカード」のアイコン(71)を選択して支払いを行い、付帯のIDカード読み取り/書き込み装置にて審査料が引き落とされる。なお、非接触方式のICカードを利用する場合には、当該IDカードには課金情報と共にエントリー情報に関するデータも記憶する。そして、支払いが完了すると、歌唱者の氏名、歌唱楽曲名などと共に正式にエントリーされた旨のメッセージ表示画面(D7)に変わり、その後、通常の画面に戻る(図示せず)。
さらに、図4に示す本発明の歌唱力審査エントリーシステムにおけるカラオケホスト装置周辺のブロック図、および図5に示す採点情報ランキングテーブルの概略図に基づき、本発明を詳述する。
上述したように、カラオケ演奏端末(P)が付帯したリモコン装置(23)とIDカード読み取り/書き込み装置(R/W:37)を用いて、歌唱者のエントリー指示により、図1に示したカラオケ演奏端末(P)のRAM(12)に記憶した歌唱者ID(42)、楽曲IDコード(43)、採点結果(44)、録音情報(45)などのエントリー情報はネットワーク通信回線(N)を介してカラオケホスト装置(H)にアップロードされる。そして、カラオケホスト装置(H)の通信制御手段(82)は、これらエントリー情報をハードディスク(HDD:83)の審査対象情報管理ファイル(84)に記憶させるが、歌唱者IDフィールド(85)と、その歌唱者IDに紐付けされた楽曲IDコードフィールド(86)、採点結果フィールド(87)、録音情報フィールド(88)をそれぞれ作成して記憶し、これらを審査対象情報として管理する。なお、本発明の管理方法はこれに限定されず、例えば、歌唱者ID毎に個人ファイルを形成し、そのファイル内に楽曲IDコード、採点結果、録音情報を一緒に記憶させても構わない。
そして、所定の楽曲毎に、歌唱者IDとその採点結果に基づき、当該楽曲に対する全ての歌唱者の採点情報ランキングテーブル(T)が作成されており、関連するエントリー情報がアップロードされる毎に逐次更新される。
図5は、この採点情報ランキングテーブルの概略図であるが、このランキングテーブル(T)は、楽曲IDコードフィールド(91)、歌唱者IDフィールド(92)、採点結果フィールド(93)、順位フィールド(94)、偏差値フィールド(95)などで主に構成されている。なお、本実施例においては、所定の楽曲に対して同一歌唱者がエントリーされた場合、自動採点の結果が高い方が優先され、低い方は自動的に消去される。
本発明では、所定の楽曲に対する歌唱力の自動採点による結果が、その採点時にて、所定の順位以内ないし(および/または)範囲以内であればエントリー指示を受け付け可能とし、順位以内ないし範囲以内でなければエントリー指示を受け付け不可とするものであるが、これら所定の「順位」や「範囲」は、順位フィールド(94)や偏差値フィールド(95)に基づき特定される。例えば、上位50人以内であったり、上位10%以内であったり、あるいは偏差値70以上であればエントリー指示を受け付け可能としたりするものである。これら所定の順位ないし範囲はエントリー情報がアップロードされる毎に逐次更新されるため、その更新情報に基づき、歌唱力レベルが相対評価できる。したがって、プレ審査にて、あらかじめ基準点を定める絶対評価と異なり、例え、エントリー数が想定外に増減したり、自動採点の平均値や標準偏差などに想定外の変動があっても、審査対象にとって適切なエントリー数に絞り込める。
次に、図6に示す本発明の歌唱力審査エントリーシステムのシステムフロー図に基づいて、本発明をさらに詳述する。
先ず、歌唱者はカラオケ演奏端末が付帯するリモコン装置を用いてプレ審査のエントリーを指示し(S1)、歌唱者IDを所定の方法で入力すると(S2)、この歌唱者IDは演奏装置本体のRAMに記憶される(S3)。次に、歌唱楽曲のIDコードを指定する(S4)と楽曲が演奏され、歌唱音声に対する自動採点と録音が同時に行われる(S5)。歌唱が終わると、歌唱者IDを紐付けした楽曲IDコード、採点結果、録音情報が、一旦演奏装置本体のRAMに記憶される(S6)。そして、これらエントリー情報の内、採点結果と楽曲IDコードがカラオケホスト装置にアップロードされる(S7)。
アップロードされた採点結果は、それに関連する採点情報ランキングテーブルを用いて比較、評価され(S8),(S9)、本実施例の場合、所定の範囲以内でなければ、プレ審査不合格のお知らせが表示され、エントリーアイコンは表示しない(S10)。一方、所定の範囲以内であれば、プレ審査合格のお知らせと共にエントリーアイコンを表示する(S11)。プレ審査に合格し、歌唱者がエントリーを指示する(S12)と、審査料の請求が行われる(S13)。歌唱者が所定の方法で審査料を入金する(S14)と、カラオケホスト装置の採点情報ランキングテーブルに、その採点結果が登録されると共にテーブルが更新される(S15)。そして、当該エントリー情報はハードディスクに記憶されて、審査対象情報として管理される(S16)。
以上、詳述した如く、本発明の歌唱力審査エントリーシステムによれば、歌唱者の歌唱音声の採点結果が、その採点時において、カラオケホスト装置に記憶されている全ての歌唱者の採点情報に基づき、所定の順位以内ないし範囲以内であればエントリー指示を受け付け可能とし、順位以内ないし範囲以内でなければエントリー指示を受け付け不可とするため、例え、エントリー数が想定外に増減したり、自動採点の平均値や標準偏差などに想定外の変動があっても、審査対象にとって適切なエントリー数に絞り込め、効率的な審査ができるといった効果を奏する。
本発明のシステムにおけるカラオケ演奏端末のブロック図。 本発明のシステムにおける歌唱力採点機能のブロック図。 本発明のシステムのディスプレイ表示フロー図。 本発明のシステムにおけるカラオケホスト装置周辺のブロック図。 本発明のシステムにおける採点情報ランキングテーブルの概略図。 本発明のシステムのシステムフロー図。
符号の説明
D1 プレ審査エントリーを受けるための表示画面
D2 歌唱者IDを入力するための表示画面
D3 楽曲のIDコードを入力する表示画面
D4 自動採点・録音・プレ審査が行われる旨のメッセージ表示画面
D5a 採点結果の相対評価により審査エントリーができる旨を表記した表示画面
D5b 採点結果の相対評価により審査エントリーができない旨を表記した表示画面
D6 審査料支払いの表示画面
D7 正式にエントリーされた旨のメッセージ表示画面

Claims (2)

  1. 所定のカラオケ楽曲を演奏すると共に、当該楽曲に対する歌唱者の歌唱音声を録音し、前記歌唱音声に対し、所定のアルゴリズムにてその歌唱力を自動採点する機能を有するカラオケ演奏端末と、前記歌唱者のエントリー指示により、当該カラオケ演奏端末から前記楽曲のIDコードと当該楽曲に対する歌唱音声の録音情報および採点結果を受け取り可能とし、受け取った当該エントリー情報に歌唱者IDを紐付けして記憶し、これを審査対象情報として管理するカラオケホスト装置からなり、所定の楽曲に対する歌唱者の歌唱音声の採点結果が、その採点時において、前記カラオケホスト装置に記憶されている当該楽曲に対する全ての歌唱者の前記採点情報に基づき、所定の順位以内ないし範囲以内であれば前記エントリー指示を受け付け可能とし、順位以内ないし範囲以内でなければ前記エントリー指示を受け付け不可としてなる歌唱力審査エントリーシステム。
  2. 前記歌唱者IDの確認は当該歌唱者のIDカードを用いて行われると共に、前記カラオケ演奏端末は前記IDカードの読み取り/書き込み機能を付帯してなる請求項1記載の歌唱力審査エントリーシステム。
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