JP2005131584A - Co及びh2を含むガスの処理方法及び装置 - Google Patents

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【課題】 C24の分解反応による触媒の被毒を極力抑えて、COとH2とを同時に分解処理することができで、且つ長時間処理が可能なガスの処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の一態様は、CO及びH2を含む被処理ガスを処理する方法であって、当該被処理ガスを、酸素の共存下で、まずCO酸化触媒と接触させ、次にH2酸化触媒と接触させることを特徴とする方法に関する。また、本発明の他の態様は、CO酸化触媒が充填された層とH2酸化触媒が充填された層とを有する反応槽と、反応槽のCO酸化触媒層に被処理ガスを導入するための被処理ガス導入ラインと、被処理ガス導入ライン中若しくは反応槽中に酸素を添加するための手段と、反応槽のH2酸化触媒層から処理済のガスを排出するガス排出ラインと、を具備することを特徴とする、CO及びH2を含む被処理ガスを処理するための装置に関する。
【選択図】 図1

Description

本発明はCO及びH2を含むガスの処理方法に関し、特に、主として半導体製造工程のエッチング装置などから排出されるCO及びH2を含む排ガスの処理方法及び装置に関する。
近年、半導体工業の発展と共に、半導体製造工程において種々のガスが使用されるようになり、これらの工程からはCOやH2といった可燃性ガスが排出されることが多い。COは、可燃性ガスである上に、毒性が強く人体に有害であるため、これを含むガスを大気中に放出する前に処理が必要である。また、H2は各種の製造工程で使用されると共に、Low−k膜(層間絶縁膜)のエッチング工程において膜の特性を保つためにNH3をプロセスガスとして使用すると、副生成ガスとしてH2が発生する。H2は有害ガスではないが、COと同じく可燃性ガスである。また、有害ガスであるCOの処理装置の性能把握のために、ガス検知器(ガルバニル電池法)で処理ガスをモニターすると、COの他にも同時に検知してしまう(干渉性:CO25ppmとH2170ppmとが同感度)。このため、COの処理装置をガス検知器で適切に管理するためには、H2も同時に処理する必要がある。
従来技術において、CO及びH2を含むガスを処理する方法としては、CO及びH2を分解するための触媒として、(1)PdやPtをγ−アルミナなどの担体に担持させた貴金属触媒を用いる方法や、(2)酸化銅、酸化マンガンなどの金属酸化物系触媒を用いる方法などが提案されている。これらの提案された方法は、上記の触媒を用いて被処理ガスを処理することで、ガス中のCO及びH2を同時に酸化分解処理するというものである。
しかしながら、貴金属触媒を用いる場合、H2は室温で分解処理することが可能であるが、COについては処理温度を120℃以上にする必要がある。また、金属酸化物系触媒を用いる場合には、COは室温で分解処理することが可能であるが、H2については200℃以上にする必要がある。よって、提案された方法によってCO及びH2を同時に処理しようとすると、貴金属触媒については120℃以上、金属酸化物系触媒については200℃以上の処理温度が必要であった。しかし、半導体各種製造工程から排出される実際の排ガス中には、COやH2に加えてC24(テトラフルオロエチレン)が含まれている。この物質は、100℃以上の温度で貴金属触媒や金属酸化物触媒と激しく反応してフッ化物を生成し、この生成物が触媒の表面上を覆うことで、触媒を被毒してCOやH2の酸化反応効率を著しく低下させることが分かった。
24は、毒性はなく、可燃性ガスでもないので処理しなくても良いガスであり、COのガス検知器に対しても応答せず、干渉もしない。したがって、C24の分解反応による触媒の被毒を極力抑えて、COとH2とを同時に分解処理することができで、且つ長時間処理が可能なガスの処理方法及び装置の開発が望まれていた。
24は、毒性はなく、可燃性ガスでもないので処理しなくても良いガスであり、COのガス検知器に対しても応答せず、干渉もしない。したがって、C24の分解反応による触媒の被毒を極力抑えて、COとH2とを同時に分解処理することができで、且つ長時間処理が可能なガスの処理方法及び装置の開発が望まれていた。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、COとH2とを含むガスの処理において、被処理ガスをまずCO酸化触媒、次にH2酸化触媒に順次接触させることで、各分解対象物質の分解反応の温度を低く抑え、これによってC24の分解反応を抑制することができることを見出し、本発明を完成するに到った。本発明によれば、COの酸化分解、H2の酸化分解のいずれの反応も、室温〜100℃の温度で進行させることができる。
即ち、本発明の一態様は、CO及びH2を含む被処理ガスを処理する方法であって、当該被処理ガスを、酸素の共存下で、まずCO酸化触媒と接触させ、次にH2酸化触媒と接触させることを特徴とする方法に関する。
本発明にしたがって、CO及びH2を含む被処理ガスを、酸素の共存下で、まずCO酸化触媒と接触させ、次にH2酸化触媒と接触させると、被処理ガス中のCO及びH2は次式の反応によって酸化される。
Figure 2005131584
本発明方法において、CO酸化触媒としては、酸化銅(II)及び酸化マンガン(II)を主成分とする組成物により構成される金属酸化物系触媒を用いることができる。組成物中の酸化銅(II)と酸化マンガン(II)との割合としては、酸化銅(II)1重量部に対して酸化マンガン(II)2.0〜2.5重量部が好ましい。金属酸化物系触媒の形状としては、破砕品、押出成形品、打錠成形品などを用いることができる。後述するように、触媒を加熱して反応を行わせる場合には、通気抵抗の上昇などを考慮すれば、円柱状の打錠成形品で直径4〜5mm、特に好ましくは4.7mm、高さ4〜5mm、特に好ましくは4.7mmのものを好ましく用いることができる。本発明においてCO酸化触媒として用いることのできる金属酸化物の具体例としては、例えば、ズードケミー社製のN−140(組成:CuO=22wt%,MnO=50wt%)、重松製作所製のホプカリット触媒などを挙げることができる。
一方、本発明方法において、H2酸化触媒としては、Pd又はPtのいずれかをγ−アルミナに担持させた成形物により構成される貴金属触媒を用いることができる。γ−アルミナへの貴金属の担持量は、それぞれ、成形物100重量部に対して貴金属0.1〜5重量部が好ましく、0.5重量部が特に好ましい。貴金属の担持量が0.1重量部よりも小さいとH2の酸化力が弱くなり、一方5重量部よりも大きいと触媒が高価になる。貴金属を担持させる担体として用いられるγ−アルミナは、比表面積が130m2/g以上のものが好ましく、形状は球状で大きさ4〜6mmのものが好ましい。本発明においてH酸化触媒として用いることのできる貴金属触媒の具体例としては、例えば、ズードケミー社製のET−050(0.5%のPdをγ−アルミナに担持)、日揮ユニバーサル社製のRISC−88−06−EB、ヘレウス社製のK−0247などを挙げることができる。
本発明方法において、上述の触媒によるCO及びH2の酸化は、酸素の共存下で行う。酸素の添加量としては、被処理ガス中に含まれるCO及びH2を酸化するために必要なO2量と等量であればよく、好ましくは等量の2倍量程度の酸素を被処理ガスに添加することが好ましい。酸素添加の手段としては、空気を被処理ガス中に混合することによって行うことができる。
本発明方法においては、被処理ガスと各触媒との接触温度は室温〜100℃程度が好ましい。各触媒によるCO及びH2の酸化は室温で進行させることができるが、COが酸化されて生成したCO2が触媒の活性点に吸着して触媒の能力を低下させる場合があるので、このCO2を脱離させるために若干の加熱を行うことが好ましい。この観点からは、被処理ガスと触媒との接触を60℃程度の温度で行うことが特に好ましい。
本発明を図面を参照して図面を参照して以下により具体的に説明する。図1は、本発明方法を実施するためのガス処理装置の一具体例の概念図である。図1に示す装置は、反応槽3と、反応槽に被処理ガスを導入する被処理ガス導入ライン1と、反応槽から処理済みのガスを排出するガス排出ライン7とを具備する。反応槽3は複数の層に分割されている。図1に示す形態では、3層に分割されていて、一番下の層には、CO酸化触媒として金属酸化物系触媒4が、中央の層には、H2酸化触媒として貴金属系触媒5がそれぞれ充填されている。また、好ましくは貴金属触媒層5の上部に更に金属酸化物触媒が充填されている予備槽6を設けることが好ましい。反応槽3の内部には、温度を測定するための熱電対8が挿入されている。また、反応槽の外側には、セラミックヒーターなどの加熱装置7が配置されている。
反応槽3の内部を熱電対8で温度測定しながら、加熱装置7によって所定の温度に加熱保持する。被処理ガスを、被処理ガス導入ライン1から導入する。この際、被処理ガス導入ライン1の途中に酸素源として空気2を供給することで、反応系に酸素を添加する。酸素の添加は、図1に示すように被処理ガス導入ラインに対して行ってもよいし、或いは反応槽3に直接供給してもよい。酸素を添加された被処理ガスは、反応槽3内のCO酸化触媒層4を通過し、この間に、被処理ガス中のCOがCO2に酸化される。次に、被処理ガスは反応槽3内のH2酸化触媒層5を通過し、この間に、被処理ガス中のH2がH2Oに酸化される。H2酸化触媒層5の出口には、ガス検知器10と接続されたガス検知器ライン9を配置して、出口ガス中のCO濃度をモニターすることが好ましい。金属酸化物触媒の被毒或いは能力低下などの原因で出口ガス中にCOが検出されたら、被処理ガスの導入を停止して、触媒を交換若しくは再生処理にかける。しかしながら、ウエハーの処理中などの理由により被処理ガスの導入を直ちに停止できない場合には、反応槽の最上部に予備層6を配置して、この中にCO酸化触媒として金属酸化物系触媒5’を充填することが好ましい。このような層6を配置することにより、出口ガス中に少量リークしたCOを酸化処理することが可能である。処理が完了したガスは、排出ライン7を通して排出される。
本発明にかかる装置においては、反応槽内における金属酸化物系触媒と貴金属触媒との充填比率は、容積比で金属酸化物系触媒1に対して、貴金属触媒を0.1〜1とすることが好ましく、貴金属触媒を0.25とすることが特に好ましい。
本発明は、上記に説明したガス処理装置にも関する。即ち、本発明の他の態様は以下の通りである。
CO酸化触媒が充填された層とH2酸化触媒が充填された層とを有する反応槽と、反応槽のCO酸化触媒層に被処理ガスを導入するための被処理ガス導入ラインと、被処理ガス導入ライン中若しくは反応槽中に酸素を添加するための手段と、反応槽のH2酸化触媒層から処理済のガスを排出するガス排出ラインと、を具備することを特徴とする、CO及びH2を含む被処理ガスを処理するための装置;
CO酸化触媒層に、酸化銅(II)及び酸化マンガン(II)を主成分とする金属酸化物系触媒が充填されており、H2酸化触媒層に、パラジウム又は白金をγ−アルミナに担持させた貴金属触媒が充填されている上記に記載の装置;
反応槽に加熱手段が取り付けられている上記のいずれかに記載の装置。
また、図1では、単一の反応槽内にCO酸化触媒層及びH2酸化触媒層を配置した形態を示したが、これらの各層を別々の反応槽として配置し、これらの槽間を接続することによって反応装置を形成することもできる。即ち、本発明の他の態様は、CO酸化触媒が充填されたCO酸化反応槽と、H2酸化触媒が充填されたH2酸化反応槽と、上記両槽を接続する接続ラインと、CO酸化反応槽に被処理ガスを導入するための被処理ガス導入ラインと、被処理ガス導入ライン中若しくはCO酸化反応槽中に酸素を添加するための手段と、H2酸化反応槽から処理済のガスを排出するガス排出ラインと、を具備することを特徴とする、CO及びH2を含む被処理ガスを処理するための装置に関する。
以下の実施例により、本発明をより具体的に説明する。
実施例1
図1に示す構成の装置によって通ガス試験を行った。セラミックヒーターカラム(内径150mm)に、1層目として市販の金属酸化物系触媒(ズードケミー社製、N−140、組成:CuO=22wt%,MnO=50wt%、径4.7mm×長さ4.7mmのタブレット形状)を12リットル充填し、次に2層目として市販の貴金属触媒(ズードケミー社製、ET−050、0.5%のPdをγ−アルミナに担持したもの、径4〜6mmの球状)を3リットル充填して、主処理層を形成した。この上に、更に上記と同じ金属酸化物系触媒を1リットル充填して予備処理層を形成した。
カラムの内部温度が60℃になるようにセラミックヒーターで加熱し、カラムの底部からCO,H2,O2(空気),N2の混合ガスを通ガスした。ガス流量は、CO=900mL/min、H2=370mL/min、空気=20L/min、N2=40L/minで、流入濃度をCO=1.5%、H2=0.60%、O2=6.9%とした。
主処理層の出口に配置したガス検知器ラインの取出し口から主処理層の処理ガスを適宜サンプリングし、CO及びH2をガスクロマトグラフ質量分析装置(アネルバ製、AGS−7000U)を用いて分析した。
1時間通ガスを継続したが、その間、主処理層出口ガス中にCO及びH2はいずれも常時検出限界以下(CO<2ppm、H2<2ppm)であった。
比較例1
実施例1で用いたものと同じセラミックヒーターカラム内に、実施例1と同じ金属酸化物系触媒のみを15リットル充填し、実施例1と同様の条件で通ガスした。通ガスを開始して5分後に触媒層の出口ガスをサンプリングして分析したところ、H2ガスが入口濃度とほぼ同じ0.60%検出された。COは、この時点では不検出であった。
比較例2
実施例1で用いたものと同じセラミックヒーターカラム内に、実施例1と同じ貴金属触媒のみを15リットル充填し、実施例1と同様の条件で通ガスした。通ガスを開始して10分後に触媒層の出口ガスをサンプリングして分析したところ、COが45ppmと許容濃度(ACGIHのTLV−TWA値=25ppm)を超えて検出された。H2は、この時点では不検出であった。
比較例1及び2の結果から、金属酸化物系触媒及び貴金属触媒を単独で用いてCO及びH2の酸化処理を行おうとすると、60℃程度の加熱温度では十分に処理ができないことが分かる。
比較例3
金属酸化物系触媒と貴金属触媒のC24による被毒の影響を検討するために、処理温度とC24の分解率との関係を調べた。
セラミック製ミニカラム(径42mm×長さ136mm)内に、実施例1と同じ金属酸化物系触媒並びに貴金属触媒を、それぞれ単独で188mL充填した。それぞれのカラムをセラミック電気管状炉に装着し、カラムの中心温度を段階的に変化させて被処理ガスの通ガスを行った。カラム温度は、50℃、75℃、100℃、125℃、150℃とした。ガス流量は、C24=1.3mL/min、O2=40mL/min、N2=400mL/minで、流入濃度はC24=2950ppm、O2=9.1%とした。
カラム出口ガスをサンプリングしてC24に関してガスクロマトグラフ質量分析装置(アネルバ製、AGS−7000U)を用いて分析した。C24の出口濃度がほぼ一定となった90分後の濃度を基に、次式によって分解率を求めた。結果を表1に示す。
式1
Figure 2005131584
Figure 2005131584
表1より、処理温度(被処理ガスと触媒との接触温度)が100℃を超えるとC2F4の分解率が急激に上昇することが分かる。この結果から、C2F4の分解により金属(又は貴金属)のフッ化物が生成してこれが触媒の表面を覆うことによって触媒が被毒されるという現象を抑制するためには、被処理ガスと触媒との接触温度を100℃以下に抑えることが好ましいことが理解できる。
本発明によれば、H2及びCOを含むガスを処理するにあたって、従来法よりも低い温度でH2及びCOの酸化処理が可能である。したがって、従来法における被処理ガスを高温で触媒と接触させることによるC24の分解に起因する触媒の被毒を抑制することができ、半導体製造工程からのCO及びH2を含む排ガスの処理を極めて好適に行うことが可能になる。
本発明の一態様にかかるガス処理装置の構成を示す概念図である。

Claims (8)

  1. CO及びH2を含む被処理ガスを処理する方法であって、当該被処理ガスを、酸素の共存下で、まずCO酸化触媒と接触させ、次にH2酸化触媒と接触させることを特徴とする方法。
  2. CO酸化触媒として、酸化銅(II)及び酸化マンガン(II)を主成分とする金属酸化物触媒を用い、H2酸化触媒として、パラジウム又は白金をγ−アルミナに担持させた貴金属触媒を用いる請求項1に記載の方法。
  3. 被処理ガスとCO酸化触媒及びH2酸化触媒との接触を、室温〜100℃の温度で行う請求項1又は2に記載の方法。
  4. CO酸化触媒が充填された層とH2酸化触媒が充填された層とを有する反応槽と、反応槽のCO酸化触媒層に被処理ガスを導入するための被処理ガス導入ラインと、被処理ガス導入ライン中若しくは反応槽中に酸素を添加するための手段と、反応槽のH2酸化触媒層から処理済のガスを排出するガス排出ラインと、を具備することを特徴とする、CO及びH2を含む被処理ガスを処理するための装置。
  5. CO酸化触媒層に、酸化銅(II)及び酸化マンガン(II)を主成分とする金属酸化物系触媒が充填されており、H2酸化触媒層に、パラジウム又は白金をγ−アルミナに担持させた貴金属触媒が充填されている請求項4に記載の装置。
  6. 反応槽に加熱手段が取り付けられている請求項4又は5に記載の装置。
  7. 2酸化触媒層の下流側に、CO酸化触媒が充填された予備層が更に形成されている請求項4〜6のいずれかに記載の装置。
  8. CO酸化触媒が充填されたCO酸化反応槽と、H2酸化触媒が充填されたH2酸化反応槽と、上記両槽を接続する接続ラインと、CO酸化反応槽に被処理ガスを導入するための被処理ガス導入ラインと、被処理ガス導入ライン中若しくはCO酸化反応槽中に酸素を添加するための手段と、H2酸化反応槽から処理済のガスを排出するガス排出ラインと、を具備することを特徴とする、CO及びH2を含む被処理ガスを処理するための装置。
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