JP2005130747A - 家禽ひなのクランブル飼料及び家禽ひなの飼育方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 家禽ひなの筋胃の発育を阻害しないでひなの発育を改善するクランブル飼料を提供する。また、家禽ひなの飲水量が増加しないでひなの発育を改善するクランブル飼料を提供する。
【解決手段】 粒径が1mmから3.35mmである穀物の粗粒を重量比で30%以上含有する家禽ひなのクランブル飼料を家禽ひなに給与する。微粉化されたクランブル飼料中に穀物の粗粒が含有されているので、クランブル飼料特有の消化吸収が良いというメリットを有しつつ、筋胃の発達を阻害しないクランブル飼料を実現することができる。また、微粉化された飼料中に適度に粗粒が含有されているので、消化管において飼料の表面積が過大にならず、家禽ひなの飲水量が増加しないクランブル飼料を実現することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、家禽ひな飼育用のクランブル飼料及びこれを給与する家禽ひなの飼育方法に関する。
家禽ひなの飼育においては、必要とする栄養素を満足させるように、各種原料を配合した配合飼料が給与される(特許文献1参照)。現在用いられている主な配合飼料には、マッシュ飼料、ペレット飼料、クランブル飼料およびフレーク飼料などがある。このうち、ペレット飼料とは、微粉状の飼料に水蒸気等により水分を加えてから短い円柱状に加圧成型したものであり、クランブル飼料とは、ペレット飼料をさらに食べやすいように荒砕きに粉砕したものである。
家禽には、筋胃(砂嚢とも呼ばれている)という消化分解の中心的役割をする部位がある。筋胃は良く発達した筋層を持ち、ここに運ばれた飼料は筋肉の強い収縮運動により砕かれ、また、腺胃で分泌された胃液(胃酸とタンパク質分解酵素を含む)が混和され、これによる消化が行われる。歯を持たない鳥類が飼料を砕き、消化を行う重要な器官である。筋胃は粒度の粗い飼料の摂取によって発達する。若令のひなは、この筋胃の発達が未成熟であり、特に孵化後始めて飼料を摂取させる餌付け段階においては、なおさら配合飼料に慣れていない為、予め微粉砕した原料に蒸気等を混和して固めたペレットを粗く砕いた、クランブル飼料を給与する。家禽ひなにクランブル飼料を給与すると、ひなの餌付きが大幅に改善され、摂取した飼料がスムーズに消化吸収されるため、初期増体が大きくかつ揃いの良い家禽を飼育することができる。また、飼料をより食いさせることなく微量成分(ビタミン、ミネラル、添加アミノ酸等)を均一に摂取させることが可能となり、家禽ひなの発育のバランスが良くなり、体重のバラツキも少なくなる。
しかしながら、家禽ひなにクランブル飼料を給与すると、上述した利点が得られる一方において、以下のような問題が生じることが指摘されていた。
すなわち、家禽ひなにクランブル飼料を給与すると、クランブル飼料の消化吸収が早いために、筋胃の運動をあまり必要としなくなる。この結果、クランブル飼料を長期間給与すると、筋胃の発達が不十分となり、副産物として重要な商材である筋胃の重量が減ってしまうので問題である。
また、家禽ひなの飼育では、飼育過程前期において消化吸収の良いクランブル飼料を給与し、飼育過程後期において粗粒を含むマッシュ飼料に切り換えることが一般的に行われるが、未発達な筋胃では、このマッシュ飼料の消化吸収が不十分となる。このため、飼育過程前期において消化のよいクランブル飼料を給与したとしても、飼育過程後期において家禽ひなの成長が遅れてしまうので、前半リードした分が後半において追い越されるという結果となり、発育成績があまり改善されないので問題である。そこで、飼育過程前期におけるクランブル飼料の給与期間を短縮し、前期用のマッシュ飼料に切り換えることも試みられているが、この場合、筋胃の発達の促進及び家禽ひなの飲水量の抑制という利点が得られるものの、クランブル飼料の特長である発育のバランスが良くなるという効果が得られなくなるために、家禽ひなの増体と揃いが悪くなるという問題が生じてしまう。
さらに、家禽ひなにクランブル飼料を給与すると、クランブル飼料は微粉砕した原料を固めたもので有るため、鶏の消化器官内での表面積が非常に大きくなるため、飲水量が増加する。また、加熱された飼料は一般的に飲水量を増加させる傾向がある。家禽ひなの飲水量が増加すると、糞尿に含まれる水分量が多くなり、鶏舎内の床面に敷設された敷き料は多量の水分を含むために重量が重くなるとともに、焼却しても燃えがたく、臭気も強くなるため、処分する作業が極めて煩雑になる。また、糞尿に多くの水分が含まれると、家禽ひなは水分が多くじめじめとした環境下で育成されることになるので、家禽ひなは寒がり、寄り集まるため、飼料を十分摂取できなくなり発育が低下する。また、胸や足の裏に鶏糞がこびりつくため、これらの商品化率が落ちると共に、衛生的に見ても、肉などの商品の細菌数を増加させるため問題である。更には、湿った環境では、病原性微生物が繁殖しやすくなり、鶏の病気が増加し、生産性を落とす結果となるとともに、湿った環境下ではアンモニアなどの強い臭気のガスが発生し、管理者や鶏の健康を犯すだけでなく、周囲の住民からの苦情の元になる。
特開平10−75719号公報
本願発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、家禽ひなの筋胃の発育を阻害しないでひなの発育を改善するクランブル飼料を提供することである。また、家禽ひなの飲水量が増加しないでひなの発育を改善するクランブル飼料を提供することである。
前記課題を解決するために、特許請求の範囲の各請求項に記載した発明が構成される。
本願の第1の発明は、粒径が1mmから3.35mmである穀物の粗粒を重量比で30%以上含有する家禽ひなのクランブル飼料である。ここで、本発明にいう「重量比」とは、飼料全体に対する粗粒の重量比のことである。また、本発明にいう「粒径が1mmから3.35mm」とは、日本工業規格JIS Z 8801に定める標準篩を用いたときに、呼び寸法3.35mmのふるいは通過するけれども、呼び寸法1.0mmのふるいは通過しない程度の粗粒の粒径のことを意味している。穀物の粗粒を重量比で30%以上含有することとしたのは、粗粒の含有量がこれよりも少ないと、筋胃の運動が不十分となり、筋胃の発育が顕著に悪化するからである。筋胃の発達をさらに促進するためには、穀物の粗粒がクランブル飼料全体に対して重量比で40%以上含有されていることが好ましい。
この第1の発明によれば、微粉化されたクランブル飼料中に粗粒が含有されているので、クランブル飼料特有の消化吸収が良いというメリットを有しつつ、筋胃の発達を阻害しないクランブル飼料を実現することができる。また、微粉化された飼料中に適度に粗粒が含有されているので、消化器官内において飼料の表面積が過大にならず、家禽ひなの飲水量が増加しないクランブル飼料を実現することができる。
本願の第2の発明は、上記した第1の発明において、穀物の粗粒は、とうもろこし、マイロ、もろこし、あわ、米、大麦、小麦、ライ麦、えん麦、大豆、ルーピン、サツマイモ、タピオカ、及びゴマからなる群より選択される少なくとも1種の穀物の粗粒であるクランブル飼料である。これらの穀物を配合することにより、クランブル飼料の栄養成分を損なうことなく、穀物の粗粒を高い割合で配合することができる。
本願の第3の発明は、上記した第1または第2の発明に係るクランブル飼料を給与することを特徴とする家禽ひなの飼育方法である。この方法によれば、家禽ひなの初期増体が良好となり、筋胃の発達も阻害されない。これにより、出荷時の体重及び筋胃の発育がともに良好な家禽を得ることができる。また、家禽ひなの飲水量が増加しないので、糞尿による床湿りが改善され、衛生的な環境下で家禽ひなを飼育できる。
本願の第4の発明は、上記した第3の発明において、鶏舎内の床面にシート状の紙を敷き料として敷設する、家禽ひなの飼育方法である。ここで、本発明にいう「紙」とは、パルプを含有するシート状に抄造された紙のことを指しており、シュレッダーなどにより裁断された紙は含まない。
本発明の方法によれば、家禽ひなの餌付きが早くなるので、第1の発明または第2の発明のクランブル飼料との相乗効果により、家禽ひなの初期増体がさらに改善される。また、敷き料として紙を用いるので、単位面積当りに敷設する敷き料の重量が軽くなり、飼育終了後に搬出する敷き料や糞尿などの堆積物の重量を削減できるという効果がある。
本願の第5の発明は、上記した第3または第4の発明の方法によって飼育された家禽である。この発明によれば、出荷時の体重及び筋胃の発達がともに良好な家禽が得られる。
本発明によれば、家禽ひなの筋胃の発育を阻害しないでひなの発育を改善するクランブル飼料を提供することができる。また、家禽ひなの飲水量が増加しないでひなの発育を改善するクランブル飼料を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明に係る家禽ひなのクランブル飼料は、粒径が1mm〜3.35mmの穀物の粗粒を重量比で30%以上含有しているクランブル飼料であり、主に家禽ひなの飼育のために給与される。ここで、本発明にいう「家禽」とは、例えば鶏のように家畜として飼育される鳥類のことを指しており、主として食用肉や卵等を採取する目的で飼育される鳥類のことを指している。より具体的には、例えば、にわとり、うずら、あひる、かも、がちょうなどに適用できる。より好ましくは食肉用のブロイラーに適用できる。また、本発明にいう「家禽ひな」には、孵化直後の家禽ひなのみならず、成長過程のひなも含まれる。
本発明のクランブル飼料は、大別すると、以下の2つの方法により製造することができる。
1つ目の方法は、粗粒を含有しない従来のクランブル飼料と、粒径が1mm〜3.35mmの範囲にある穀物の粗粒とを所定の割合で混合する方法である(以下、「第1の方法」と称する)。
2つ目の方法は、微粉状の飼料原料中に、粒径が1mm〜3.35mmの範囲にある穀物の粗粒を予め混合しておき、その原料を造粒機でペレット状に成形してから粗挽きに加工することでクランブル飼料を製造する方法である(以下、「第2の方法」と称する)。
以下、これら2つの方法についてそれぞれ詳細に説明する。
第1の方法では、粗粒を含有しない従来のクランブル飼料と、粒径が1mm〜3.35mmの範囲にある穀物の粗粒とを所定の割合で混合する。
粗粒を含有しないクランブル飼料は、従来公知の方法を用いて製造することができる。すなわち、加熱蒸気を供給しながら微粉状の飼料を短い円柱状に加圧成型し、ペレット飼料を成形する。このペレット飼料をさらに粗挽きにすることで、粗粒を含有しない従来のクランブル飼料を製造することができる。ペレット造粒の際には、ペレットミル等の公知の造粒機を用いることができる。また、エキスパンダー、エクストルーダー、UPC(ユニバーサル・ペレット・クッカー)等により前処理を施してから、ペレットミルにより造粒することもできる。また、エキスパンダー、エクストルーダー、UPC等による処理のみを施した原料を粗挽きにしてクランブル飼料を製造することもできる。あるいは、市販されているクランブル飼料をそのまま用いることも可能である。
粒径が1mm〜3.35mmの範囲にある穀物の粗粒は、予め乾燥させておいた穀物をやや粗めに粉砕することで製造することができる。この粉砕した穀物は、JIS Z 8801により規格化された呼び寸法3.35mmのふるい及び1.0mmのふるいを順番に通過させて選別することができる。原料となる穀物は、とうもろこし、マイロ、もろこし、あわ、米、大麦、小麦、ライ麦、えん麦、大豆、ルーピン、サツマイモ、タピオカ、及びゴマ等を用いることができる。穀物の粗粒の形状は、球状、円柱状、ブロック状など、どのような形状であってもよい。
そして、選別された穀物の粗粒を天秤等で量りとり、その穀物の粗粒が重量比で30%以上含有されるように、上述のクランブル飼料と混合させる。これにより、重量比で30%以上の穀物の粗粒を含有するクランブル飼料を製造することができる。
第1の方法において、粗粒を含有しない従来のクランブル飼料と、粒径の選別をしていない穀物の粗粒とを混合することもできる。この場合、粗粒の混合量や粗粒の粉砕時間等を適当に調整することにより、粒径が1mm〜3.35mmの穀物の粗粒がクランブル飼料中に重量比で30%以上含有されるようにする必要がある。
第2の方法では、微粉状の飼料原料中に、粒径が1mm〜3.35mmの範囲にある穀物の粗粒を予め混合しておき、その混合した原料を造粒機でペレット状に成形してから粗挽きに加工することでクランブル飼料を製造する。穀物の粗粒の選別方法、ペレットの造粒方法等は、上述した第1の方法と同様である。ペレット造粒の際には、ペレットミル等の公知の造粒機を用いることができる。また、エキスパンダー、エクストルーダー、UPC等により前処理を施してからペレットミルにより造粒した飼料を用いることもできる。また、エキスパンダー、エクストルーダー、UPC等による処理のみを施した原料を粗挽きにしてクランブル飼料を製造することもできる。
本発明のクランブル飼料を製造するに際して、粒径が1.0mmから3.35mmの範囲にある穀物の粗粒を重量比で30%以上含有させるためには、例えば粒径が1.0mmから2.8mmの範囲にある穀物の粗粒を30%以上含有させてもよいし、例えば粒径が2.9mmから3.35mmにある穀物の粗粒を30%以上含有させてもよい。つまり、粒径が1.0mmから3.35mmの範囲にある穀物の粗粒が重量比で30%以上含有されているのであれば、その穀物の粗粒の粒径分布はどのようなものであってもよい。ただし、本発明のクランブル飼料を前期飼料として給与した場合の家禽ひなの食べやすさを考慮すると、粒径が1.0mmから2.8mmの範囲にある穀物の粗粒が重量比で30%以上含有されているのがより好ましい。
本発明のクランブル飼料を給与すると、消化吸収が良好であるために、家禽ひなの良好な初期増体を確保しながら、飼料中に含有される穀物の粗粒の効果により、筋胃の発達を促進することができる。
本発明のクランブル飼料は、家禽ひなの肥育前期、後期のいずれの時期でも給与することができる。本発明のクランブル飼料を家禽ひなの飼育過程前期(0日令〜21日令)に給与した場合には、家禽ひなの初期増体を改善することができる。本発明のクランブル飼料を飼育過程後期に給与した場合には、飼料をより食いさせることなく微量成分(ビタミン、ミネラル、添加アミノ酸等)を均一に摂取させることが可能となり、家禽ひなの発育のバランスが良くなる。また、後期飼料は一般的に油脂の添加量が多く、給餌器のパイプラインの中でブリッジを起こして詰まりやすいことが知られているが、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与する場合には、飼料同士の結合力が弱くブリッジが形成されにくいので、このような不具合が防止される。
本発明によれば、粒径が1mm〜3.35mmの穀物の粗粒を重量比で30%以上含有するクランブル飼料を給与することにより、家禽ひなの筋胃の発達を促進させることができる。筋胃が発達すると、副産物として重要な商材となる筋胃の重量が増加するという効果がある。また、筋胃が発達すると、飼育過程後期においてマッシュ飼料に切り換えたとしても、マッシュ飼料へスムーズに移行させることができる(筋胃が発達しているので、マッシュ飼料を十分に消化することができる)。
また、本発明によれば、クランブル飼料中の粗粒以外の部分は微粉状なので、飼料をより食いさせることなく微量成分(ビタミン、ミネラル、添加アミノ酸等)を摂取させることが可能となり、家禽ひなの発育のバランスが良くなり、体重のバラツキも少なくなる。また、飼料中には粗粒が含有されているので、消化管内での飼料の表面積が過大にならず、家禽ひなの飲水量の増加を防止することができる。これにより、糞尿として排出される水分量の増加を抑えることが可能であり、家禽ひなを良好な環境下で飼育することができる。
本発明のクランブル飼料を給与して家禽ひなを飼育する際には、鶏舎内の床面にシート状の紙を敷設するのが好ましい。シート状の紙を敷設すると、家禽ひなの餌付きが早くなるので、上述したクランブル飼料との相乗効果により、家禽ひなの初期増体をさらに改善することができる。
すなわち、鶏舎内の床面に紙を敷設すると、例えばワラやおかくず等を敷設する場合のように飼料が敷き料の中に隠れてしまうことがなく、鶏舎内の床面全体に対して飼料をばらまくことができる。このため、入雛後の家禽ひなは、鶏舎内のどこにいたとしても飼料をついばむことができる状態となり、餌を食べることを覚える時期が早くなる。また、家禽のひなは、隣にいるひなの食べる動作を学習することができるので、ほとんどのひなは、入雛後直ちに餌を食べることを覚えることができる。家禽ひなは、餌付きの時期が早くなると、初期増体が改善される。また、鶏舎内に多数の家禽ひなが入雛した場合でも、これらの家禽ひなはほぼ一斉に餌を食べることを覚えることができる。結果として、出荷時点における家禽の平均体重が増加するとともに、家禽の体重が均一化する。加えて、本発明に係るクランブル飼料との相乗効果により、家禽の平均体重がより一層増加する。
敷き料として敷設する紙は、シート状に抄造された再生紙であることが好ましい。再生紙の方が、新紙よりも表面の質感が柔らかいことが多く、家禽ひなのストレス等を減らすことで良好な鶏肉を得ることができるからである。また、再生紙を用いることで省資源に貢献できる。再生紙は、紙メーカーなどからロール状に巻かれた状態で納入される紙ロールを用いることができる。紙ロールを用いることにより、例えば飼育場の床面にロールを転がすことによって一気に紙を広げることができるので、敷き料の敷設作業が極めて簡単になるという効果がある。
また、本発明の方法によれば、鶏舎内の床面に敷設する敷き料の重量を削減することができる。シート状の紙の方が、おかくずやワラ等を敷設するよりも、単位面積当りに敷設する敷き料の重量を軽くすることができるからである。
したがって、本発明の方法によれば、粗粒入りクランブル飼料との相乗効果により、鶏舎場に堆積する糞尿や敷き料などの堆積物の重量を大幅に削減することができる。これにより、鶏舎場から堆積物を搬出する際の労力が削減でき、鶏の生産コストを削減できる。
本発明をさらに具体化した実施例について説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
家禽ひなとしてチャンキー種ブロイラー(オス、飼育開始時0日令、平均体重約48g)を準備し、対照区1、対照区2、試験区の3つの飼育場に入雛した。対照区及び試験区の面積はともに2坪であり、これらの飼育場に敷き料として再生紙(2枚敷き)を敷設した。3つの飼育場にはそれぞれ100羽の家禽ひなを入雛した。図1に、各飼育場における飼育条件をタイムチャートで示す。図2に、各飼育場において給与した飼料の組成を表で示す。
各飼育場における飼育条件は以下の(1)〜(3)の通りである。
(1)対照区1
0日目から9日目までは、従来型のクランブル飼料を給与した。10日目から18日目までは、マッシュ飼料(肥育前期用)を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。
(2)対照区2
0日目から18日目までは、従来型のクランブル飼料を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。
(3)試験区
0日目から18日目までは、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。
それぞれの飼育場に家禽ひなを入雛した後、平飼いにて飼育を実施した。給与した飼料中には、抗生物質、合成抗菌剤等の添加物を含まないようにした。飼料および飲水はそれぞれ自由摂取とした。そして、家禽の体重を、入雛時、21日令及び出荷時点で全ての鶏について測定した。また、21日令時点、出荷時点において、飼料摂取量、飲水量を測定し、飼料要求率を算出した。これらの測定結果を、以下の表1に示す。筋胃重量測定は21日時点において、無作為に10羽の個体を抽出して実施した。従って、出荷時点における平均体重などの測定値は残りの90羽から算出したものである。また、家禽の屠殺、解体は21日経過から12時間の絶食をさせた後に行い、体重測定後に屠殺し、筋胃を摘出し、筋胃中の内容物を破棄して筋胃重量を測定した。表1中の数値は、体重に対する筋胃の割合を重量比(10羽の平均)で示したものである。なお、表1中のPSとは、プロダクションスコアのことである。このプロダクションスコアは、{育成率%×平均体重g/(要求率×出荷日令)}×100で算出される値であり、数値が大きい程、飼育効率が良好であることを示している。
Figure 2005130747
表1に示すように、試験区における0日〜21日令の増体は924.3gであったのに対し、対照区1及び対照区2における0日〜21日令の増体は、828.4g 及び879.0gであった。つまり、飼育過程前期において、粗粒入りクランブル飼料を給与することにより、家禽ひなの初期増体が改善することが確認された。
また、試験区における21日令の体重の変動係数は7.5であったのに対し、対照区1及び対照区2は12.1及び9.3であった。つまり、粗粒入りクランブル飼料を給与することにより、家禽の体重の斉一性を向上できることが確認された。
また、PS値を比較した場合でも、対照区よりも試験区のほうが良好な結果が得られた。つまり、本発明のクランブル飼料を用いた方が、少ない飼料で効率良く家禽を飼育できることが確認された。
表1に示すように、試験区における出荷時平均体重は3438.4gであったのに対し、対照区1及び対照区2における出荷時平均体重は3172.3gおよび3183.6gであった。つまり、飼育過程前期において、粗粒入りクランブル飼料を給与することにより、初期増体ばかりでなく、出荷時の体重までもが引き続いて改善することが確認された。このことは、21日令時から出荷時まで良好に体重が増加していることを示しており、筋胃の発達が促進され、クランブル飼料からペレット飼料への切り換えがスムーズに行われたことを示している。
表1に示すように、対照区1と対照区2の0日〜21日令の増体の差が50.6gであるのに対し、対照区1と対照区2の出荷時平均体重の差は11.3gである。つまり、対照区2では、飼育過程前期における体重の増加が対照区1に比べると著しく良好であるにもかかわらず、出荷時の平均体重ではその差が縮まっているのである。このことは、従来型のクランブル飼料を長期間給与した場合には、筋胃の発達が遅れてしまい、後期用のマッシュ飼料への移行がスムーズに行われないことを示している。
表1に示すように、試験区における0日〜21日令の飲水量は2059.6gであるのに対し、対照区1及び対照区2における0日〜21日令の飲水量は2265.0g及び2438.3gである。つまり、飼育過程前期において、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与することにより、家禽ひなの過剰な飲水を抑制できることが確認された。
表1に示すように、試験区における筋胃重量の割合は1.78%であるのに対し、対照区1及び対照区2における筋胃重量の割合は1.55%及び1.32%である。つまり、飼育過程前期において、粗粒入りクランブル飼料を給与することにより、筋胃の発達が促進され、筋胃の重量が増加することが確認された。これに対し、対照区2のように従来型クランブル飼料のみを給与した場合には、筋胃の発達が阻害され、筋胃の重量があまり増加しないことが確認された。
参考までに、表1のデータについてさらに詳細な分析を加える。
対照区1は、対照区2と比較すると、家禽ひなの飲水を抑制でき、かつ、筋胃の発達を促進できることがわかる(飲水量及び筋胃重量データを参照)。しかしながら、出荷時平均体重はむしろ小さくなり、かつ、体重のバラツキが大きくなることがわかる(出荷時平均体重及び変動係数のデータを参照)。このことから、従来型のクランブル飼料の給与期間を短縮し、かつ、その短縮した期間に前期用のマッシュ飼料を給与したとしても、飲水量の削減、筋胃重量の増加、家禽の増体の改善、及び家禽の体重の斉一性向上、という4つの改良を同時には達成できないことがわかる。本発明に係る粗粒入りクランブル飼料を給与すれば、試験区のデータと比較すればわかるように、これらの4つの改良を同時に達成することが可能である。
家禽ひなとしてチャンキー種ブロイラー(オス、飼育開始時0日令、平均体重約45g)を準備し、対照区1、対照区2、対照区3及び試験区の4つの飼育場にそれぞれ100羽づつ入雛した。対照区及び試験区の面積はすべて2坪であり、敷き料としておがくず又は再生紙(2枚敷き)を敷設した。おがくずは飼育場の床面から3cmの厚みにして敷設した。再生紙はロール状に巻かれた幅1.1m×長さ200m、重量がロール一本あたり約12kgのものを敷設した。また、敷設の態様は、隣り合う左右の列同士で10cmだけ両端が重なるように、床面に2枚重ねて敷設した。図3に、各飼育場における飼育条件をタイムチャートで示す。図4に、各飼育場に敷設した敷き料の条件を表で示す。図5に、各飼育場において給与した飼料の組成を表で示す。
各飼育場における飼育条件は以下の(1)〜(3)の通りである。
(1)対照区1
0日目から18日目までは、従来型のクランブル飼料を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。敷き料として、おがくずを敷設した。
(2)対照区2
0日目から18日目までは、従来型のクランブル飼料を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。敷き料として、再生紙を敷設した。
(3)対照区3
0日目から18日目までは、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。敷き料として、おがくずを敷設した。
(4)試験区
0日目から18日目までは、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与した。19日目から49日目までは、マッシュ飼料(肥育後期用)を給与した。敷き料として、再生紙を敷設した。
それぞれの飼育場に家禽ひなを入雛した後、平飼いにて飼育を実施した。給与した飼料中には、抗生物質、合成抗菌剤等の添加物を含まないようにした。飼料および飲水はそれぞれ自由摂取とした。そして、家禽の体重を、入雛時、21日令及び出荷時点で全ての鶏について測定した。また、21日令時点、出荷時点において、飼料摂取量、飲水量を測定し、飼料要求率を算出した。さらに、各飼育場から排出された堆積物の重量及び水分含量を測定した。堆積物の水分含量は、全体を良く混和後一定量のサンプルを採取・秤量し、90℃の通風乾燥器内で24〜48時間加熱乾燥し、乾燥・秤量を繰り返し、恒量を求め、最初の重量と乾燥後の重量との差をもって水分量とし、この水分量の供試量に対する百分率を求め、これを水分含量とした。
Figure 2005130747
表2に示すように、試験区における堆積物総排出量は207.9kgであり、対照区1〜3と比較して堆積物の重量を大幅に削減できることが確認された。このことは、敷き料の重量を削減できるだけでなく、家禽ひなの飲水量が少なくなることで、糞尿として排出される水分の重量を削減できることとの相乗的な効果であると考えられる。
表2に示すように、試験区における出荷時平均体重は3411.7gであるのに対し、対照区3における出荷時平均体重は3258.8gである。つまり、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与し、かつ、敷き料としてシート状の紙を敷設した場合には、おかくず等の他の敷き料を敷設するよりも家禽の増体がさらに改善される結果となった。このことは、粗粒入りクランブル飼料を給与することと、敷き料としてシート状の紙を敷設することによる相乗的な効果であると考えられる。
表2に示すように、試験区における出荷体重の変動係数は8.7であるのに対し、対照区3における出荷体重の変動係数は11.1である。つまり、本発明の粗粒入りクランブル飼料を給与し、かつ、敷き料としてシート状の紙を敷設した場合には、おかくず等の他の敷き料を敷設するよりも家禽の体重の斉一性が向上する結果となった。このことは、粗粒入りクランブル飼料を給与することと、敷き料としてシート状の紙を敷設することによる相乗的な効果であると考えられる。
また、PS値を比較した場合でも、対照区1〜3よりも試験区のほうが良好な結果となった。このことは、敷き料として再生紙を用い、かつ、粗粒入りのクランブル飼料を給与した方が、少ない飼料で効率良く家禽を飼育できることを示している。
なお、上記の実施例1及び実施例2では、家禽ひなに給与する粗粒入りのクランブル飼料として、図2及び図5に示す組成のものを使用する例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。飼料の組成については、本発明の要旨の範囲内において適宜変更して実施可能である。例えば、穀物の粗粒として、とうもろこし以外の他の穀物の粗粒を用いることも可能である。
また、上記の実施例では、後期飼料としてマッシュ飼料を給与する例を示したが、このような態様に限定するものではない。
また、上記の実施例では、敷き料として再生紙を敷設する例について説明したが、シート状に抄造された紙であれば、その他の紙を用いることも可能である。
実施例1における各飼育場の飼育条件を示すタイムチャートである。 各飼育場において給与した飼料の組成を示す表である。 実施例2における各飼育場の飼育条件を示すタイムチャートである。 各飼育場に敷設した敷き料の条件を示す表である。 各飼育場において給与した飼料の組成を示す表である。

Claims (5)

  1. 粒径が1mmから3.35mmである穀物の粗粒を重量比で30%以上含有する家禽ひなのクランブル飼料。
  2. 穀物の粗粒は、とうもろこし、マイロ、もろこし、あわ、米、大麦、小麦、ライ麦、えん麦、大豆、ルーピン、サツマイモ、タピオカ、及びゴマからなる群より選択される少なくとも1種の穀物の粗粒である請求項1に記載の家禽ひなのクランブル飼料。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の家禽ひなのクランブル飼料を給与することを特徴とする家禽ひなの飼育方法。
  4. 請求項3に記載の家禽ひなの飼育方法であって、鶏舎内の床面に敷き料としてシート状の紙を敷設する家禽ひなの飼育方法。
  5. 請求項3または請求項4に記載の家禽ひなの飼育方法によって飼育された家禽。

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