JP2005129120A - 情報記録装置と情報記録方法とプログラム - Google Patents
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Abstract
【目的】 未記録領域にランダムにデータ記録される情報記録媒体を対象としてユーザが要求した記録領域の記録状態を正しく識別して速度を切り替えて、未記録領域への記録のみ高速に行うことが可能である利点を十分に活用することができるようにする。
【構成】 コントローラ9は、データの上書きが可能な情報記録媒体であるDVD+RWディスク12上のFDCB内のビットマップ情報に基づいて記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別し、既記録領域に記録するときにはデータの上書きが可能な第1の記録速度を、未記録領域に記録するときには第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度をそれぞれ設定してデータをランダムに記録する。
【選択図】 図1
【構成】 コントローラ9は、データの上書きが可能な情報記録媒体であるDVD+RWディスク12上のFDCB内のビットマップ情報に基づいて記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別し、既記録領域に記録するときにはデータの上書きが可能な第1の記録速度を、未記録領域に記録するときには第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度をそれぞれ設定してデータをランダムに記録する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、CD−RWディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RAMディスク等のデータの上書きが可能な情報記録媒体へランダムな記録を行う情報記録装置と情報記録方法とプログラムとに関する。
データの上書きが可能な情報記録媒体の1つとして、記録材料に相変化材料を用いたCD−RWディスクやDVD+RWディスクがある。
これらの相変化材料は可逆変化特性を有しており、急速に熱を与えた後で急速に冷やすことで低反射率のアモルファス(非結晶)状態となり、徐々に熱を与えた後で徐々に冷やすことで高反射率の結晶状態となることを利用し、結晶状態を未記録または消去状態として非結晶状態のマークを形成する。
CD−RWディスクやDVD+RWディスクは、いわゆる1ビームオーバーライト可能な相変化型情報記録媒体であり、上記消去及び再記録過程を1つの集束光ビームで行うことが可能である。
これらの相変化材料は可逆変化特性を有しており、急速に熱を与えた後で急速に冷やすことで低反射率のアモルファス(非結晶)状態となり、徐々に熱を与えた後で徐々に冷やすことで高反射率の結晶状態となることを利用し、結晶状態を未記録または消去状態として非結晶状態のマークを形成する。
CD−RWディスクやDVD+RWディスクは、いわゆる1ビームオーバーライト可能な相変化型情報記録媒体であり、上記消去及び再記録過程を1つの集束光ビームで行うことが可能である。
例えば、DVD+RWディスクでは8/16変調された記録情報に対してマルチパルスのレーザ発行波形(ライトストラテジ)を照射することにより、結晶状態と非結晶状態の反射率の異なる2つの状態を作り出すことができる。
ここで、オーバーライト可能な相変化媒体では非結晶マークの形成のためには、記録層を融点以上に加熱したのち急冷させる必要がある。冷却速度が遅い場合は再結晶化が起こり易くなる。一般的には、記録速度が速いほど冷却速度も速くなり、記録速度が遅いほど冷却速度も遅くなる。
非結晶マークの消去、即ち再結晶化のためには記録層をその結晶化温度以上で融点近傍の温度に保持する必要がある。温度が低い場合には結晶化そのものが起こらず、温度が高すぎても溶融して再非結晶化してしまう恐れがある。
消去残りを少なくするためには、少なくとも非結晶マークの幅を上記のような温度に一定時間保持する必要がある。
ここで、オーバーライト可能な相変化媒体では非結晶マークの形成のためには、記録層を融点以上に加熱したのち急冷させる必要がある。冷却速度が遅い場合は再結晶化が起こり易くなる。一般的には、記録速度が速いほど冷却速度も速くなり、記録速度が遅いほど冷却速度も遅くなる。
非結晶マークの消去、即ち再結晶化のためには記録層をその結晶化温度以上で融点近傍の温度に保持する必要がある。温度が低い場合には結晶化そのものが起こらず、温度が高すぎても溶融して再非結晶化してしまう恐れがある。
消去残りを少なくするためには、少なくとも非結晶マークの幅を上記のような温度に一定時間保持する必要がある。
しかしながら、通常オーバーライト時の速度が速いほどビーム走査方向及びビーム走査方向と垂直な方向であるマーク幅方向の温度分布が急峻となるため、マーク幅全体を上記温度範囲に一定時間保持することは困難である。
このように、相変化材料を用いた書き換え可能な情報記録媒体への記録では、記録マークの消去を行う必要性から、データの消去が不要な追記型の情報記録媒体に比べて記録速度が制限される傾向にある。
従って、相変化型情報記録媒体はデータの書き換えができる反面、追記型の情報記録媒体に比べてユーザが要求する記録のパフォーマンスが落ちるという問題があった。
このように、相変化材料を用いた書き換え可能な情報記録媒体への記録では、記録マークの消去を行う必要性から、データの消去が不要な追記型の情報記録媒体に比べて記録速度が制限される傾向にある。
従って、相変化型情報記録媒体はデータの書き換えができる反面、追記型の情報記録媒体に比べてユーザが要求する記録のパフォーマンスが落ちるという問題があった。
このような問題に対して従来、相変化型情報記録媒体への記録に対して、データ未記録部への記録に限ってオーバーライト速度よりも速い速度で記録を行う情報記録方法と情報記録装置(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
通常、相変化型情報記録媒体は全面が未記録の状態で市販されているため、初回記録の場合には記録マークの消去が不要である。
上記従来の情報記録方法と情報記録装置は、初期状態あるいは全面消去済みで結晶状態の相変化型情報記録媒体であれば、結晶化が必要な消去(オーバーライト)を行う必要がなく記録(非結晶化)のみでよい点に着目して、市販されている光ディスクに対する初回の記録(例えばフォーマット)をオーバーライト時の記録速度よりも高速で行うことにより、相変化型情報記録媒体に対する記録パフォーマンスの向上を可能にしている。
通常、相変化型情報記録媒体は全面が未記録の状態で市販されているため、初回記録の場合には記録マークの消去が不要である。
上記従来の情報記録方法と情報記録装置は、初期状態あるいは全面消去済みで結晶状態の相変化型情報記録媒体であれば、結晶化が必要な消去(オーバーライト)を行う必要がなく記録(非結晶化)のみでよい点に着目して、市販されている光ディスクに対する初回の記録(例えばフォーマット)をオーバーライト時の記録速度よりも高速で行うことにより、相変化型情報記録媒体に対する記録パフォーマンスの向上を可能にしている。
ここで、CD−RWディスクやDVD+RWディスクに対するフォーマット処理について説明する。
これらのデータの上書き可能な(書き換え可能な)情報記録媒体を用いたファイルシステムとして、ユニバーサルディスクフォーマット(Universal Disc Format:UDF)がある。UDFは様々なデバイス上で使用され、それぞれの光ディスクの特徴を生かした記録フォーマットを利用しているファイルシステムである。
例えば、CD−RWディスクやDVD+RWディスクはデータの上書きが可能であるため、データの記録再生をランダムに行うランダムUDFが採用されている。
ランダムUDFを用いて記録を行う場合はアクセスしようとしている領域全体を予めダミーデータで記録しておく(フォーマット)必要がある。
ところが、フォーマットはディスク全面或いは指定領域に対してダミーデータを埋め尽くすため、フォーマットの処理時間は情報記録媒体の大容量化に比例して増大してしまう問題がある。
これらのデータの上書き可能な(書き換え可能な)情報記録媒体を用いたファイルシステムとして、ユニバーサルディスクフォーマット(Universal Disc Format:UDF)がある。UDFは様々なデバイス上で使用され、それぞれの光ディスクの特徴を生かした記録フォーマットを利用しているファイルシステムである。
例えば、CD−RWディスクやDVD+RWディスクはデータの上書きが可能であるため、データの記録再生をランダムに行うランダムUDFが採用されている。
ランダムUDFを用いて記録を行う場合はアクセスしようとしている領域全体を予めダミーデータで記録しておく(フォーマット)必要がある。
ところが、フォーマットはディスク全面或いは指定領域に対してダミーデータを埋め尽くすため、フォーマットの処理時間は情報記録媒体の大容量化に比例して増大してしまう問題がある。
このような問題に対して従来、フォーマット処理をバックグラウンドで行い、フォーマット要求後短時間でユーザが要求するデータの記録と再生を可能にする情報記録再生装置(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
このような従来の情報記録再生装置は、CD−RWディスクについてのバックグラウンドフォーマット処理に関するものであるが、DVD+RWディスクにおいても同様のバックラウンドフォーマット処理が採用されている。
バックグラウンドフォーマットでは、ユーザからのフォーマット要求に対してリードイン領域の一部を記録(イニシャル処理)したのみでユーザに対してフォーマット完了を通知し、残りの領域はユーザからのアクセスがない時間を使用してダミーデータ記録を行う。つまり、バックグラウンドフォーマットではユーザが要求したフォーマット処理に対して、イニシャル処理までをフォアグラウンドで、イニシャル処理以降をバックグラウンドでそれぞれ行う。
このような従来の情報記録再生装置は、CD−RWディスクについてのバックグラウンドフォーマット処理に関するものであるが、DVD+RWディスクにおいても同様のバックラウンドフォーマット処理が採用されている。
バックグラウンドフォーマットでは、ユーザからのフォーマット要求に対してリードイン領域の一部を記録(イニシャル処理)したのみでユーザに対してフォーマット完了を通知し、残りの領域はユーザからのアクセスがない時間を使用してダミーデータ記録を行う。つまり、バックグラウンドフォーマットではユーザが要求したフォーマット処理に対して、イニシャル処理までをフォアグラウンドで、イニシャル処理以降をバックグラウンドでそれぞれ行う。
また、イニシャル処理完了時にユーザに対してフォーマット完了を通知するため、イニシャル処理以降はユーザに対してフォーマットが完了、つまり残りの全領域へのダミーデータ記録が完了したように振舞う必要がある。
例えば、ユーザからダミーデータ記録前の領域へ記録を要求された場合はこの領域が未記録であっても記録を行い、記録データは正常に読み出しを行わなければならない。
また、ユーザからダミーデータ記録前の領域に対し再生要求を受けた場合は所定のデータ(ダミーデータ記録パターン)を生成してユーザに転送する必要がある。
ユーザが要求したデータ記録処理,データ再生処理が完了した場合は、引き続きバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録が開始される。
このとき、ユーザが記録した領域を避けてダミーデータ記録を行う必要があることから、光ディスク上に間欠的に存在する既記録領域に関する情報を保持しておく情報記録装置が多い。このように、バックグラウンドフォーマットを行う場合はフォーマットによるダミーデータ記録とユーザが要求するデータ記録が平行して行われる。
特開2000−11380公報
特開平11−134799号公報
例えば、ユーザからダミーデータ記録前の領域へ記録を要求された場合はこの領域が未記録であっても記録を行い、記録データは正常に読み出しを行わなければならない。
また、ユーザからダミーデータ記録前の領域に対し再生要求を受けた場合は所定のデータ(ダミーデータ記録パターン)を生成してユーザに転送する必要がある。
ユーザが要求したデータ記録処理,データ再生処理が完了した場合は、引き続きバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録が開始される。
このとき、ユーザが記録した領域を避けてダミーデータ記録を行う必要があることから、光ディスク上に間欠的に存在する既記録領域に関する情報を保持しておく情報記録装置が多い。このように、バックグラウンドフォーマットを行う場合はフォーマットによるダミーデータ記録とユーザが要求するデータ記録が平行して行われる。
しかしながら、上述した従来の情報記録方法,情報記録装置、すなわち、CD−RWディスクやDVD+RWディスクなどの相変化情報記録媒体への記録において未記録領域への記録をオーバーライト可能な記録速度よりも高速で行うといった記録をバックグラウンドフォーマットに適用する場合、以下のような問題が生じる。
上述した従来の情報記録方法,情報記録装置では、フォーマット処理においてフォーマットする全領域が未記録であることが前提であったが、バックグラウンドフォーマットでは未記録領域に対するダミーデータ記録を完了させる前にユーザからランダムにデータ記録を要求される。
したがって、バックグラウンドフォーマットにおいては記録領域内にデータ既記録領域と未記録領域がランダムに存在する状態でダミーデータ記録及びユーザが要求する記録を行う。
上述した従来の情報記録方法,情報記録装置では、フォーマット処理においてフォーマットする全領域が未記録であることが前提であったが、バックグラウンドフォーマットでは未記録領域に対するダミーデータ記録を完了させる前にユーザからランダムにデータ記録を要求される。
したがって、バックグラウンドフォーマットにおいては記録領域内にデータ既記録領域と未記録領域がランダムに存在する状態でダミーデータ記録及びユーザが要求する記録を行う。
例えば、ユーザが要求する記録に対して当該領域が未記録であれば高速に記録することが可能であり、当該記録領域が記録済みであった場合に高速記録を行うと、記録マークの消去を十分に行うことができずに記録したデータを正常に読み出すことができないなどの問題が生じてしまう。
すなわち、フォーマット処理を高速記録、その後のユーザデータ記録をオーバーライト可能な速度で記録するといった速度切り替えでは不十分であり、ユーザからの記録要求に対して初回記録時のみ高速で行う利点を十分に生かすことができない。
すなわち、フォーマット処理を高速記録、その後のユーザデータ記録をオーバーライト可能な速度で記録するといった速度切り替えでは不十分であり、ユーザからの記録要求に対して初回記録時のみ高速で行う利点を十分に生かすことができない。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、未記録領域にランダムにデータ記録される情報記録媒体を対象としてユーザが要求した記録領域の記録状態を正しく識別して速度を切り替えることにより、未記録領域への記録のみ高速に行うことが可能である利点を十分に活用することができるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の(1)〜(15)の情報記録装置を提供する。
(1)データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録手段と、上記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別手段と、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定手段を備えた情報記録装置。
(2)上記(1)の情報記録装置において、上記設定手段が、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又はその第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(1)データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録手段と、上記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別手段と、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定手段を備えた情報記録装置。
(2)上記(1)の情報記録装置において、上記設定手段が、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又はその第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(3)上記(2)の情報記録装置において、上記設定手段が、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記既記録領域における最適な記録速度として上記第1の記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(4)上記(2)の情報記録装置において、上記設定手段が、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記未記録領域における最適な記録速度として上記第2の記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(5)上記(2)〜(4)のいずれかの情報記録装置において、上記設定手段に、上記記録手段に対して上記識別手段によって上記既記録領域と上記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として上記第1の記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(4)上記(2)の情報記録装置において、上記設定手段が、上記記録手段に対して上記識別手段によって識別した上記未記録領域における最適な記録速度として上記第2の記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(5)上記(2)〜(4)のいずれかの情報記録装置において、上記設定手段に、上記記録手段に対して上記識別手段によって上記既記録領域と上記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として上記第1の記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(6)上記(2)〜(5)のいずれかの情報記録装置において、上記設定手段が、上記記録手段に対して上記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に上記既記録領域と上記未記録領域が存在する場合は上記第1の記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの情報記録装置において、上記記録手段に、上記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット手段を設け、上記設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定手段を設けた情報記録装置。
(8)上記(7)の情報記録装置において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段は、上記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの情報記録装置において、上記記録手段に、上記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット手段を設け、上記設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定手段を設けた情報記録装置。
(8)上記(7)の情報記録装置において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段は、上記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手段である情報記録装置。
(9)上記(7)又は(8)の情報記録装置において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して既にフォーマットされている情報記録媒体に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(10)上記(9)の情報記録装置において、上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する手段を設けた情報記録装置。
(11)上記(10)の情報記録装置において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(10)上記(9)の情報記録装置において、上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する手段を設けた情報記録装置。
(11)上記(10)の情報記録装置において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(12)上記(7)〜(11)のいずれかの情報記録装置において、上記バックグラウンドフォーマット手段に、フォーマット完了前に上記情報記録媒体に一時的なリードアウト領域を記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断する中断手段を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して前記一時的なリードアウト領域に対して記録するときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(13)上記(12)の情報記録装置において、上記識別手段に、上記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する手段を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して上記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(13)上記(12)の情報記録装置において、上記識別手段に、上記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する手段を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して上記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(14)上記(7)〜(13)のいずれかの情報記録装置において、上記設定手段に、上記記録手段に対して上記情報記録媒体がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けた情報記録装置。
(15)上記(1)〜(14)のいずれかの情報記録装置において、上記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクである情報記録装置。
(15)上記(1)〜(14)のいずれかの情報記録装置において、上記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクである情報記録装置。
また、次の(16)〜(30)の情報記録方法も提供する。
(16)データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録工程と、上記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別工程と、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定工程とからなる情報記録方法。
(17)上記(16)の情報記録方法において、上記設定工程が、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又はその第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(16)データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録工程と、上記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別工程と、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定工程とからなる情報記録方法。
(17)上記(16)の情報記録方法において、上記設定工程が、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又はその第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(18)上記(17)の情報記録方法において、上記設定工程が、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記既記録領域における最適な記録速度として上記第1の記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(19)上記(17)の情報記録方法において、上記設定工程が、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記未記録領域における最適な記録速度として上記第2の記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(20)上記(17)〜(19)のいずれかの情報記録方法において、上記設定工程に、上記記録工程に対して上記識別工程によって上記既記録領域と上記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として上記第1の記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(19)上記(17)の情報記録方法において、上記設定工程が、上記記録工程に対して上記識別工程によって識別した上記未記録領域における最適な記録速度として上記第2の記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(20)上記(17)〜(19)のいずれかの情報記録方法において、上記設定工程に、上記記録工程に対して上記識別工程によって上記既記録領域と上記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として上記第1の記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(21)上記(17)〜(20)のいずれかの情報記録方法において、上記設定工程に、上記記録工程に対して上記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に上記既記録領域と上記未記録領域が存在する場合は上記第1の記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(22)上記(16)〜(21)のいずれかの情報記録方法において、上記記録工程に、上記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット工程を設け、上記設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定工程を設けた情報記録方法。
(23)上記(22)の情報記録方法において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程が、上記バックグラウンドフォーマット工程に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(22)上記(16)〜(21)のいずれかの情報記録方法において、上記記録工程に、上記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット工程を設け、上記設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定工程を設けた情報記録方法。
(23)上記(22)の情報記録方法において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程が、上記バックグラウンドフォーマット工程に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する工程である情報記録方法。
(24)上記(22)又は(23)の情報記録方法において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット手段に対して既にフォーマットされている情報記録媒体に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(25)上記(24)の情報記録方法において、上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する工程を設けた情報記録方法。
(26)上記(25)の情報記録方法において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット工程に対して上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(25)上記(24)の情報記録方法において、上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する工程を設けた情報記録方法。
(26)上記(25)の情報記録方法において、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット工程に対して上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(27)上記(22)〜(26)のいずれかの情報記録方法において、上記バックグラウンドフォーマット工程に、フォーマット完了前に上記情報記録媒体に一時的なリードアウト領域を記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断する中断工程を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット工程に対して上記一時的なリードアウト領域に対して記録するときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(28)上記(27)の情報記録方法において、上記識別工程に、上記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する工程を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット工程に対して上記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(28)上記(27)の情報記録方法において、上記識別工程に、上記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する工程を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、上記バックグラウンドフォーマット工程に対して上記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(29)上記(22)〜(28)のいずれかの情報記録方法において、上記設定工程に、上記記録手段に対して上記情報記録媒体がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けた情報記録方法。
(30)上記(16)〜(29)のいずれかの情報記録方法において、上記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクである情報記録方法。
(30)上記(16)〜(29)のいずれかの情報記録方法において、上記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクである情報記録方法。
さらに、次の(31)〜(45)のプログラムも提供する。
(31)コンピュータに、データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録手順と、上記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別手順と、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定手順を実行させるためのプログラム。
(32)上記(31)のプログラムにおいて、上記設定手順が、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又はその第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する手順であるプログラム。
(33)上記(32)のプログラムにおいて、上記設定手順が、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記既記録領域における最適な記録速度として上記第1の記録速度を設定する手順であるプログラム。
(31)コンピュータに、データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録手順と、上記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別手順と、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定手順を実行させるためのプログラム。
(32)上記(31)のプログラムにおいて、上記設定手順が、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記既記録領域と上記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又はその第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する手順であるプログラム。
(33)上記(32)のプログラムにおいて、上記設定手順が、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記既記録領域における最適な記録速度として上記第1の記録速度を設定する手順であるプログラム。
(34)上記(32)のプログラムにおいて、上記設定手順が、上記記録手順に対して上記識別手順によって識別した上記未記録領域における最適な記録速度として上記第2の記録速度を設定する手順であるプログラム。
(35)上記(32)〜(34)のいずれかのプログラムにおいて、上記設定手順に、上記記録手順に対して上記識別手順によって上記既記録領域と上記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として上記第1の記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(36)上記(32)〜(35)のいずれかのプログラムにおいて、上記設定手順に、上記記録手順に対して上記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に上記既記録領域と上記未記録領域が存在する場合は上記第1の記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(35)上記(32)〜(34)のいずれかのプログラムにおいて、上記設定手順に、上記記録手順に対して上記識別手順によって上記既記録領域と上記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として上記第1の記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(36)上記(32)〜(35)のいずれかのプログラムにおいて、上記設定手順に、上記記録手順に対して上記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に上記既記録領域と上記未記録領域が存在する場合は上記第1の記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(37)上記(31)〜(36)のいずれかのプログラムにおいて、上記記録手順に、上記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット手順を設け、上記設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定手順を設けたプログラム。
(38)上記(37)のプログラムにおいて、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順が、上記バックグラウンドフォーマット手順に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手順であるプログラム。
(38)上記(37)のプログラムにおいて、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順が、上記バックグラウンドフォーマット手順に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手順であるプログラム。
(39)上記(37)又は(38)のプログラムにおいて、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対して既にフォーマットされている情報記録媒体に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(40)上記(39)のプログラムにおいて、上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する手順を設けたプログラム。
(41)上記(40)のプログラムにおいて、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対して上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(40)上記(39)のプログラムにおいて、上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する手順を設けたプログラム。
(41)上記(40)のプログラムにおいて、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対して上記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(42)上記(37)〜(41)のいずれかのプログラムにおいて、上記バックグラウンドフォーマット手順に、フォーマット完了前に上記情報記録媒体に一時的なリードアウト領域を記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断する中断手順を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対して上記一時的なリードアウト領域に対して記録するときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(43)上記(42)のプログラムにおいて、上記識別手順に、上記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する手順を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対して上記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(43)上記(42)のプログラムにおいて、上記識別手順に、上記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する手順を設け、上記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、上記バックグラウンドフォーマット手順に対して上記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(44)上記(37)〜(43)のいずれかのプログラムにおいて、上記設定手順に、上記記録手順に対して上記情報記録媒体がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたプログラム。
(45)上記(31)〜(44)のいずれかのプログラムにおいて、上記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクであるプログラム。
(45)上記(31)〜(44)のいずれかのプログラムにおいて、上記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクであるプログラム。
この発明による情報記録装置と情報記録方法とプログラムは、未記録領域にランダムにデータ記録される情報記録媒体を対象としてユーザが要求した記録領域の記録状態を正しく識別して速度を切り替えることにより、未記録領域への記録のみ高速に行うことが可能である利点を十分に活用することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である情報記録装置の構成を示すブロック図である。
この情報記録装置は、DVD+RWディスク等のデータの上書きが可能な情報記録媒体(光ディスク)にデータを記録するDVD+RWドライブ等の光ディスクドライブであり、光ディスク12を回転させるスピンドルモータ等のモータ1と、そのモータ1の回転を制御する回転制御系部4と、光ディスク12にデータ記録及び再生のためのレーザ光Lを照射する光ピックアップ2を備えている。
図1は、この発明の一実施形態である情報記録装置の構成を示すブロック図である。
この情報記録装置は、DVD+RWディスク等のデータの上書きが可能な情報記録媒体(光ディスク)にデータを記録するDVD+RWドライブ等の光ディスクドライブであり、光ディスク12を回転させるスピンドルモータ等のモータ1と、そのモータ1の回転を制御する回転制御系部4と、光ディスク12にデータ記録及び再生のためのレーザ光Lを照射する光ピックアップ2を備えている。
また、その光ピックアップ2によるレーザ光Lの発光駆動等の制御を行う光ピックアップ制御系部6と、光ピックアップ2を光ディスク12の半径方向に移動させる粗動モータ3と、その粗動モータ3の回転駆動制御を行う粗動モータ制御系部5と、光ピックアップ2からの再生信号と光ピックアップ2への記録信号の入出力を制御する信号処理系部7と、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、図示を省略したROMやRAM等のメモリにこの発明に係るプログラムも含む各種のプログラムを記録し、そのプログラムの手順を実行することによってこの発明に係る各手段(記録手段,識別手段,設定手段,バックグラウンドフォーマット手段,バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段,中断手段等)の機能を実現するコントローラ9を備えている。そのコントローラ9により、後述のこの発明に係る情報記録方法の処理を行う。
さらに、光ディスク12に記録するデータ及び光ディスク12から再生したデータ等のデータを一時的に格納すると共に、コントローラ9が各種の処理を実行する際にデータを一時的に記憶する領域として利用するキャッシュメモリ(バッファメモリ)8と、外部に接続したホストコンピュータ11とデータのやり取りをするための外部インタフェース10も備えている。
ホストコンピュータ11は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、この情報記録装置に対するデータの記録及びデータの再生を指示する。また、記録データの生成や情報記録再生装置から取得した再生データを利用する処理も行う。
ホストコンピュータ11は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、この情報記録装置に対するデータの記録及びデータの再生を指示する。また、記録データの生成や情報記録再生装置から取得した再生データを利用する処理も行う。
以下、上記情報記録装置においてデータの上書き可能な情報記録媒体(光ディスク)12としてDVD+RW規格(DVD+RWアライアンスで規格化された書き換え型DVD規格のフォーマット)に準拠したDVD+RWディスクを用いた場合の例を説明する。そこで、以下DVD+RWディスク12とする。
コントローラ9は、DVD+RWディスク12には、バックグラウンドでフォーマットするバックグラウンドフォーマット中にデータをランダムに記録した領域に混在する既記録領域と未記録領域の位置に関する情報として、DVD+RWディスク12への最小記録単位である1ECCブロック(16セクタ)毎にデータの記録状態を1ビットのフラグで表す管理テーブル情報(ビットマップ情報)を、DVD+RWディスク12上のリードイン領域内の所定領域に記録する。
コントローラ9は、DVD+RWディスク12には、バックグラウンドでフォーマットするバックグラウンドフォーマット中にデータをランダムに記録した領域に混在する既記録領域と未記録領域の位置に関する情報として、DVD+RWディスク12への最小記録単位である1ECCブロック(16セクタ)毎にデータの記録状態を1ビットのフラグで表す管理テーブル情報(ビットマップ情報)を、DVD+RWディスク12上のリードイン領域内の所定領域に記録する。
そして、コントローラ9は、DVD+RWディスク12のリードイン領域からビットマップ情報を読み出してキャッシュメモリ8内に保持し、ホストコンピュータ11から記録要求を受けたとき、キャッシュメモリ8内のビットマップ情報を参照して、記録領域内の記録先として指定された領域が既記録領域か未記録領域かを識別し、その識別結果に応じて既記録領域と未記録領域における最適な記録速度を設定してデータ記録を行う。
なお、上記ビットマップ情報がリードイン領域に存在しないディスクへランダムにデータ記録を行う情報記録装置であっても、未記録領域にランダムにデータ記録を行い、キャッシュメモリ内に既記録領域と未記録領域の位置に関する情報を保持する情報記録装置であれば良く、また、管理テーブル情報(ビットマップ情報)としてビットマップの形態でなくとも良い。
なお、上記ビットマップ情報がリードイン領域に存在しないディスクへランダムにデータ記録を行う情報記録装置であっても、未記録領域にランダムにデータ記録を行い、キャッシュメモリ内に既記録領域と未記録領域の位置に関する情報を保持する情報記録装置であれば良く、また、管理テーブル情報(ビットマップ情報)としてビットマップの形態でなくとも良い。
図2は、図1に示した情報記録装置における1ビームオーバーライトのレーザ発光波形を示す波形図である。
DVD+RWディスク12では、8/16変調されたEFM(NRZI)記録情報(記録データ)に対して同図に示すようなマルチパルスに従ったレーザ発光波形(ライトストラテジ)を照射し、結晶状態(消去)と非結晶状態(記録)の反射率の異なる2つの状態を作り出すことでデータ(情報)の記録を行う。
同図に示すAの期間(3T)で非結晶(アモルファス)状態になり、Bの期間で結晶状態になる。Aの期間は、ライトパワーPwとリードパワーPrとの繰り返しマルチパルス波形であり、その繰り返しマルチパルスのパルス長(パルス数)によって3Tから11Tの幅のピット列を形成する。ピットとピットとの間の結晶状態は、イレースパワーPeのレーザ光で形成される。これにより、再生専用DVDと同様な8/16変調ピットが形成され、同図中に示すリード信号に従って上記記録情報の再生が可能となる。
DVD+RWディスク12では、8/16変調されたEFM(NRZI)記録情報(記録データ)に対して同図に示すようなマルチパルスに従ったレーザ発光波形(ライトストラテジ)を照射し、結晶状態(消去)と非結晶状態(記録)の反射率の異なる2つの状態を作り出すことでデータ(情報)の記録を行う。
同図に示すAの期間(3T)で非結晶(アモルファス)状態になり、Bの期間で結晶状態になる。Aの期間は、ライトパワーPwとリードパワーPrとの繰り返しマルチパルス波形であり、その繰り返しマルチパルスのパルス長(パルス数)によって3Tから11Tの幅のピット列を形成する。ピットとピットとの間の結晶状態は、イレースパワーPeのレーザ光で形成される。これにより、再生専用DVDと同様な8/16変調ピットが形成され、同図中に示すリード信号に従って上記記録情報の再生が可能となる。
次に、この情報記録装置のバックグラウンドフォーマットでは、上記ビットマップ情報を参照して、ホストコンピュータ11からのデータをランダムに記録した既記録領域を避けてダミーデータ記録を行う。
すなわち、フォーマットによる記録は基本的に未記録領域に対する記録であり(ただし、フォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合、既記録領域直前の1ECCブロックは不定領域となる)、オーバーライト可能な速度よりも高速に行うことが可能である。そこで、コントローラ9は、バックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定してフォーマットを行う。
すなわち、フォーマットによる記録は基本的に未記録領域に対する記録であり(ただし、フォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合、既記録領域直前の1ECCブロックは不定領域となる)、オーバーライト可能な速度よりも高速に行うことが可能である。そこで、コントローラ9は、バックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定してフォーマットを行う。
図3は、図1に示した情報記録装置におけるバックグラウンドフォーマット及びバックグラウンドフォーマット中の記録処理を示す説明図である。
コントローラ9は、ブランクディスク(未記録のディスク)のDVD+RWディスク12に対してホストコンピュータ11からフォーマット要求を受けた場合、DVD+RWディスク12上のリードイン領域(Lead in Area)の一部を記録(イニシャル処理)したのみでホストコンピュータ11に対してフォーマット完了を通知し、その後に引き続き記録領域内の未記録領域(データ領域)をダミーデータで記録していく(図3の(a)参照)。
コントローラ9は、ブランクディスク(未記録のディスク)のDVD+RWディスク12に対してホストコンピュータ11からフォーマット要求を受けた場合、DVD+RWディスク12上のリードイン領域(Lead in Area)の一部を記録(イニシャル処理)したのみでホストコンピュータ11に対してフォーマット完了を通知し、その後に引き続き記録領域内の未記録領域(データ領域)をダミーデータで記録していく(図3の(a)参照)。
上記イニシャル処理では、バックグラウンドフォーマット中にデータをランダムに記録した領域に混在する既記録領域と未記録領域の位置に関する管理テーブル情報(ビットマップ情報)を格納する領域であるFDCB(Formatting Disc Control Block)をリードイン領域内の所定領域に記録し、そのFDCBにデータ記録及びフォーマットによってビットマップ情報を記録する。また、このFDCB内のビットマップ情報はキャッシュメモリ8内にコピーする。
ブランクディスクに対するイニシャル処理は未記録領域への記録であるため、コントローラ9は、バックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度(オーバーライト速度よりも高速な記録速度)を設定してフォーマットを行う。
ブランクディスクに対するイニシャル処理は未記録領域への記録であるため、コントローラ9は、バックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度(オーバーライト速度よりも高速な記録速度)を設定してフォーマットを行う。
次に、コントローラ9は、ホストコンピュータ11へのフォーマット完了通知後、ホストコンピュータ11からデータ記録要求を受けた場合、ダミーデータ記録を中断して要求されたデータ記録(図3の(b)のユーザデータ)を行う(図3の(b)参照)。
このとき、キャッシュメモリ8内のFDCBのビットマップ情報を参照することにより要求記録領域の記録状態を識別して記録速度を切り替える。
すなわち、コントローラ9は、ビットマップ情報に基づいて記録領域内の記録先として指定された領域が既記録領域か未記録領域かを識別し、その識別結果に応じて既記録領域と未記録領域における最適な記録速度を設定してデータ記録を行う。
このとき、キャッシュメモリ8内のFDCBのビットマップ情報を参照することにより要求記録領域の記録状態を識別して記録速度を切り替える。
すなわち、コントローラ9は、ビットマップ情報に基づいて記録領域内の記録先として指定された領域が既記録領域か未記録領域かを識別し、その識別結果に応じて既記録領域と未記録領域における最適な記録速度を設定してデータ記録を行う。
同図の(b)では、ホストコンピュータ11がユーザデータの記録を要求した記録領域は全て未記録領域の場合であり、コントローラ9は上書きが可能な第1の記録速度(オーバーライト速度)よりも高速な第2の記録速度でユーザデータ記録を行う。そして、ユーザデータ記録後は当該記録領域に対応するビットマップ情報を“記録済み”に設定する。
さらに、ホストコンピュータ11が要求したユーザデータ記録を完了した場合は、バックグラウンドフォーマットによるダミーデータの記録を再開する(図3の(c)参照)。
ここでは、キャッシュメモリ8内のビットマップ情報を参照して、記録が行われていない領域をダミーデータで記録していく。
したがって、ダミーデータ記録は基本的に未記録領域への記録であり、コントローラ9は、バックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度、すなわち、オーバーライト速度よりも高速な記録速度を設定してフォーマットを行う。
このように、フォーマットによるダミーデータ記録はビットマップ情報により未記録であることが確認された領域に対する記録であり、基本的に未記録領域への記録となるため、高速記録を行っても問題ない。
さらに、ホストコンピュータ11が要求したユーザデータ記録を完了した場合は、バックグラウンドフォーマットによるダミーデータの記録を再開する(図3の(c)参照)。
ここでは、キャッシュメモリ8内のビットマップ情報を参照して、記録が行われていない領域をダミーデータで記録していく。
したがって、ダミーデータ記録は基本的に未記録領域への記録であり、コントローラ9は、バックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度、すなわち、オーバーライト速度よりも高速な記録速度を設定してフォーマットを行う。
このように、フォーマットによるダミーデータ記録はビットマップ情報により未記録であることが確認された領域に対する記録であり、基本的に未記録領域への記録となるため、高速記録を行っても問題ない。
なお、フォーマットによってダミーデータを記録した記録領域に関しても、その記録領域の位置情報に対応するビットマップ情報を“記録済み”に設定する。
ここで、再びホストコンピュータ11から図3の(d)に示す領域Aに対してユーザデータ記録要求を受けた場合、コントローラ9は、キャッシュメモリ8内のビットマップ情報から領域A1は既記録領域であり領域A2は未記録領域であることを識別する。
したがって、コントローラ9は、領域Aへのユーザデータ記録要求に対して、まず領域A1をオーバーライト可能(上書き可能)な第1の記録速度(オーバーライト速度)に変速してユーザデータを記録し、次に領域A2をオーバーライト速度(第1の記録速度)よりも高速な第2の記録速度に変速してユーザデータを記録する。
ここで、再びホストコンピュータ11から図3の(d)に示す領域Aに対してユーザデータ記録要求を受けた場合、コントローラ9は、キャッシュメモリ8内のビットマップ情報から領域A1は既記録領域であり領域A2は未記録領域であることを識別する。
したがって、コントローラ9は、領域Aへのユーザデータ記録要求に対して、まず領域A1をオーバーライト可能(上書き可能)な第1の記録速度(オーバーライト速度)に変速してユーザデータを記録し、次に領域A2をオーバーライト速度(第1の記録速度)よりも高速な第2の記録速度に変速してユーザデータを記録する。
このようにして、ビットマップ情報を参照してデータ領域内の記録状態を識別することで、記録領域と未記録領域が混在する領域に対するランダムな記録であっても、最適な記録速度を設定して記録を行うことが可能となる。
図4は、DVD+RWディスク12のビットマップ情報を格納するFDCBの構成を示す図である。
FDCBは、バックグラウンドフォーマット中の記録に関する情報全般を格納する1ECCブロック(16セクタ)からなるデータ管理情報であり、リードイン領域内の所定領域へ記録する。
コンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)は、当該DCBが何のDCBであるかを示すIDである。
FDCBの場合、この領域には46444300と記録する。最初の3バイトはアスキーコードで“FDC”であり、最後の1バイトがバージョン番号を表す。
FDCBは、バックグラウンドフォーマット中の記録に関する情報全般を格納する1ECCブロック(16セクタ)からなるデータ管理情報であり、リードイン領域内の所定領域へ記録する。
コンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)は、当該DCBが何のDCBであるかを示すIDである。
FDCBの場合、この領域には46444300と記録する。最初の3バイトはアスキーコードで“FDC”であり、最後の1バイトがバージョン番号を表す。
次に、アンノウン・コンテント・ディスクリプタ・アクションズ(Unknown Content Descriptor Actions)には、コンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)に未知のIDが記録された記録されていた場合、すなわち情報記録装置がサポートしていないDCBだった場合に、情報記録装置が行うべき制限事項を記録している。その制限事項の内容としては、データ領域に対する記録禁止,フォーマット禁止などの制限がある。
ドライブID(Drive ID)は、当該FDCBを記録した情報記録装置に関する情報を記録している。
ドライブID(Drive ID)は、当該FDCBを記録した情報記録装置に関する情報を記録している。
FDCBアップデート・カウント(FDCB update count)以下はバックグラウンドフォーマットに関する情報であり、FDCB特有の情報である。
FDCBアップデート・カウント(FDCB update count)は、当該FDCBが更新された回数を記録する。
フォーマッティング・ステータス・アンド・モード(Formatting status and mode)は、バックグラウンドフォーマットの状態(フォーマット途中,フォーマット完了など,またはリードアウトの記録状態)を示す。
ラスト・リットン・アドレス(Last written address(LWA))は、連続してデータ記録(ダミーデータ含む)されている最後のアドレスであり、バックグラウンドフォーマットを再開する場合はLWAからダミーデータを記録する。
FDCBアップデート・カウント(FDCB update count)は、当該FDCBが更新された回数を記録する。
フォーマッティング・ステータス・アンド・モード(Formatting status and mode)は、バックグラウンドフォーマットの状態(フォーマット途中,フォーマット完了など,またはリードアウトの記録状態)を示す。
ラスト・リットン・アドレス(Last written address(LWA))は、連続してデータ記録(ダミーデータ含む)されている最後のアドレスであり、バックグラウンドフォーマットを再開する場合はLWAからダミーデータを記録する。
ラスト・ベリファイド・アドレス(Last verified address(LVA))は、連続してベリファイされている最後のアドレスである。ベリファイを行わない場合は“00”を記録する。
ビットマップ・スタート・アドレス(Bitmap start address)は、ビットマップ領域の最初のビットが示すデータ領域内のアドレスである。
ビットマップ・レングス(Bitmap length)は、有効なビットマップ領域の大きさを示す。ビットマップ領域の実体はフォーマッティング・ビットマップ(Formatting bitmap)に記録し、本領域にデータ領域に混在する記録領域と未記録領域の情報を格納する。
ビットマップ・スタート・アドレス(Bitmap start address)は、ビットマップ領域の最初のビットが示すデータ領域内のアドレスである。
ビットマップ・レングス(Bitmap length)は、有効なビットマップ領域の大きさを示す。ビットマップ領域の実体はフォーマッティング・ビットマップ(Formatting bitmap)に記録し、本領域にデータ領域に混在する記録領域と未記録領域の情報を格納する。
DVD+RWディスク12のビットマップ情報で管理される領域は、ビットマップ・スタート・アドレス(Bitmap start address)で指定されるアドレスからビットマップ・レングス(Bitmap length)で示される範囲内の領域であり、ビットマップ・スタート・アドレス(Bitmap start address)で示されるアドレスよりも手前の領域は全てデータが記録されている必要がある。
つまり、ビットマップ・スタート・アドレス(Bitmap start address)は、LWAよりも手前に設定されていなければならない。
ディスクID(Disc ID)は、ディスク固有のID情報を記録する。
アプリケーション・ディペンデント(Application dependent)は、将来、特定の目的に使用するための情報を記録する領域として予約されており、“00”を記録する。
つまり、ビットマップ・スタート・アドレス(Bitmap start address)は、LWAよりも手前に設定されていなければならない。
ディスクID(Disc ID)は、ディスク固有のID情報を記録する。
アプリケーション・ディペンデント(Application dependent)は、将来、特定の目的に使用するための情報を記録する領域として予約されており、“00”を記録する。
リスト・オブ・DCBs(List of DCBs)は、リードイン領域内に存在するDCB情報を記録する。
DVD+RWディスク12では、そのディスク上に最大16種類のDCBが記録可能であり、リスト・オブ・DCBs(List of DCBs)は、各DCBのコンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)のリストを記録する。
ディスク上にFDCBのみ存在する場合、本領域にはFDCBのコンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)のみ記録し、残りは“00”を記録する。リザーブド・アンド・セット・トゥ(00)(Reserved and set to(00))は、将来のために予約された領域である。
DVD+RWディスク12では、そのディスク上に最大16種類のDCBが記録可能であり、リスト・オブ・DCBs(List of DCBs)は、各DCBのコンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)のリストを記録する。
ディスク上にFDCBのみ存在する場合、本領域にはFDCBのコンテント・ディスクリプタ(Content Descriptor)のみ記録し、残りは“00”を記録する。リザーブド・アンド・セット・トゥ(00)(Reserved and set to(00))は、将来のために予約された領域である。
上記FDCB内のビットマップ情報は、情報記録装置のキャッシュメモリ8内にコピーしており、データ記録後はキャッシュメモリ8内のビットマップ情報を更新する。
したがって、データ記録のたびにリードイン領域のFDCBを記録し直す必要はなく、ディスク排出などの所定のタイミングでDVD+RWディスク12のリードイン領域のFDCBの内容を更新すればよい。
また、データ領域内の既記録領域と未記録領域の位置に関する情報としてはビットマップの形態でなくともよい。
さらに、上記ビットマップ情報がディスク上に存在しない情報記録媒体へランダムにデータ記録を行う情報記録装置であっても、キャッシュメモリ内に既記録領域と未記録領域の位置に関する情報を保持する情報記録装置であれば良い。
したがって、データ記録のたびにリードイン領域のFDCBを記録し直す必要はなく、ディスク排出などの所定のタイミングでDVD+RWディスク12のリードイン領域のFDCBの内容を更新すればよい。
また、データ領域内の既記録領域と未記録領域の位置に関する情報としてはビットマップの形態でなくともよい。
さらに、上記ビットマップ情報がディスク上に存在しない情報記録媒体へランダムにデータ記録を行う情報記録装置であっても、キャッシュメモリ内に既記録領域と未記録領域の位置に関する情報を保持する情報記録装置であれば良い。
バックグラウンドフォーマット中にデータ記録を行う場合、データ領域に既記録領域と未記録領域が混在することになり、ホストコンピュータが要求した記録処理が完了した場合は引き続きバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録を開始する。
そのとき、ホストコンピュータが記録した領域を避けてダミーデータ記録を行う必要があることから、DVD+RWディスク上に間欠的に存在する既記録領域に関する情報を保持しておく情報記録装置が多い。
そのとき、ホストコンピュータが記録した領域を避けてダミーデータ記録を行う必要があることから、DVD+RWディスク上に間欠的に存在する既記録領域に関する情報を保持しておく情報記録装置が多い。
この情報記録装置は、そのデータ記録に関する情報(データ領域内に混在する既記録領域と未記録領域の位置に関する情報)を利用して、最適な記録速度を設定して記録を行う。すなわち、この情報記録装置はホストコンピュータから記録を要求された場合、当該記録領域内の記録状態(既記録領域か未記録領域か)を識別することにより、未記録領域にランダムな記録を行う情報記録装置においても最適な記録速度でデータ記録を行うことができる。例えば、記録領域にデータが記録されていればオーバーライト可能な記録速度で記録し、データが記録されていなければオーバーライト記録速度よりも高速な記録速度で記録を行うことが可能である。
次に、バックグラウンドフォーマット中に記録を行う場合、ホストコンピュータ11からダミーデータ記録前の領域へ記録を要求された場合、その領域が未記録領域であっても記録を行い、その記録データは正常に読み出しを行わなければならない。
また、ホストコンピュータ11からダミーデータ記録前の領域に対して再生要求を受けた場合、所定のデータ(ダミーデータ記録パターン)を生成してホストコンピュータ11に転送する必要がある。
記録されたデータを読み出す場合、対象となる再生領域(再生目的アドレス)であるセクタの手前に光ピックアップを動かすシーク動作を行い、DVD+RWディスク12上のアドレス情報をトレースしていき、再生目的アドレスを検出した時点から情報記録装置(ドライブ)内部のキャッシュメモリ8に読み出したデータを取り込んでいく。
また、ホストコンピュータ11からダミーデータ記録前の領域に対して再生要求を受けた場合、所定のデータ(ダミーデータ記録パターン)を生成してホストコンピュータ11に転送する必要がある。
記録されたデータを読み出す場合、対象となる再生領域(再生目的アドレス)であるセクタの手前に光ピックアップを動かすシーク動作を行い、DVD+RWディスク12上のアドレス情報をトレースしていき、再生目的アドレスを検出した時点から情報記録装置(ドライブ)内部のキャッシュメモリ8に読み出したデータを取り込んでいく。
データ再生中は読み出したデータ内のフレーム同期信号及び位置信号を参照してスピンドルサーボ信号やアドレス信号を取得するので、目的アドレスから正常に再生させるためには、目的アドレスをトレースする際にアドレス信号を正常に取得しなければならない。
したがって、再生対象となるアドレスの手前にはデータが記録されている必要があり、再生対象となるアドレスの手前からデータ内のフレーム信号及び位置信号からスピンドルサーボ信号,アドレス信号を取得する必要がある。
そのため、未記録領域にデータ記録する場合は直前に所定のダミーデータ(ここではフォーマットによるダミーデータ記録と区別するため、「ラン・インブロック」と呼ぶ)を記録する。
したがって、再生対象となるアドレスの手前にはデータが記録されている必要があり、再生対象となるアドレスの手前からデータ内のフレーム信号及び位置信号からスピンドルサーボ信号,アドレス信号を取得する必要がある。
そのため、未記録領域にデータ記録する場合は直前に所定のダミーデータ(ここではフォーマットによるダミーデータ記録と区別するため、「ラン・インブロック」と呼ぶ)を記録する。
例えば、DVD+RWディスク12では、バックグラウンドフォーマット中にランダムに記録された領域に混在する既記録領域と未記録領域の位置に関する情報として、DVD+RWディスク12への最小記録単位である1ECCブロック毎にデータの記録状態を1ビットのフラグであらわす管理テーブル情報(ビットマップ情報)を、リードイン領域内の所定領域に記録する。
すなわち、この情報記録装置では、未記録領域内にデータが記録された場合は、当該記録領域に対応するビットマップ情報を“記録済み”であることを示す状態に変更することを義務付けている。
バックグラウンドフォーマットでは、そのビットマップ情報を参照することにより、未記録領域のみをダミーデータで記録することが可能になる。
すなわち、この情報記録装置では、未記録領域内にデータが記録された場合は、当該記録領域に対応するビットマップ情報を“記録済み”であることを示す状態に変更することを義務付けている。
バックグラウンドフォーマットでは、そのビットマップ情報を参照することにより、未記録領域のみをダミーデータで記録することが可能になる。
ところで、DVD+RWディスクではホストコンピュータが記録した領域に関するビットマップ情報は“記録済み”に変更することを義務付けているが、要求記録領域の直前に記録されるラン・インブロックに対応するビットマップ情報に関しては、“記録済み”に変更するか、あるいは“未記録”を示す状態のままとしておくのか否かが決められていない。
例えば、ラン・インブロックに対応するビットマップ情報を“記録済み”とした場合、要求された再生領域がラン・インブロックであったとき、その領域の直前はやはり未記録であるために正常に読み出すことはできない。
本来、この領域はホストコンピュータが記録を行った領域でないため、情報記録装置がダミーデータパターンを生成してホストコンピュータに転送すればよいが、本領域がラン・インブロックであるかユーザデータであるかの識別手段は存在せず、ダミーデータを生成することができないためである。
一方、ラン・インブロックに対応するビットマップ情報を“未記録”のままとした場合はダミーデータを生成してユーザに転送することができる。ラン・インブロックはユーザが記録を行った領域でないためダミーデータを転送することは問題ない。
例えば、ラン・インブロックに対応するビットマップ情報を“記録済み”とした場合、要求された再生領域がラン・インブロックであったとき、その領域の直前はやはり未記録であるために正常に読み出すことはできない。
本来、この領域はホストコンピュータが記録を行った領域でないため、情報記録装置がダミーデータパターンを生成してホストコンピュータに転送すればよいが、本領域がラン・インブロックであるかユーザデータであるかの識別手段は存在せず、ダミーデータを生成することができないためである。
一方、ラン・インブロックに対応するビットマップ情報を“未記録”のままとした場合はダミーデータを生成してユーザに転送することができる。ラン・インブロックはユーザが記録を行った領域でないためダミーデータを転送することは問題ない。
しかしながら、ラン・インブロックに対応する領域のビットマップ情報の設定に関して明確に定められていない以上、本領域の記録状態(既記録領域か未記録領域か)をビットマップ情報から知る手段はない。
例えば、ラン・インブロックに対応するビットマップ情報が“記録済み”に設定されていた場合、ビットマップ情報から判定した記録領域の直前は未記録であり、高速な記録速度で記録することが可能であるが、逆にラン・インブロックに対応するビットマップ情報が“未記録”のまま設定されていた場合、ビットマップ情報から判定した既記録領域の直前はデータが記録されていることになる。
したがって、ビットマップ情報から識別される記録領域の直前領域をオーバーライト速度よりも高速な記録速度で記録した場合、実際はオーバーライトされて記録したデータが正常に読み出しできない不具合が生じてしまう可能性がある。
そこで、コントローラ9は、既記録領域と未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度を設定して記録する。
例えば、ラン・インブロックに対応するビットマップ情報が“記録済み”に設定されていた場合、ビットマップ情報から判定した記録領域の直前は未記録であり、高速な記録速度で記録することが可能であるが、逆にラン・インブロックに対応するビットマップ情報が“未記録”のまま設定されていた場合、ビットマップ情報から判定した既記録領域の直前はデータが記録されていることになる。
したがって、ビットマップ情報から識別される記録領域の直前領域をオーバーライト速度よりも高速な記録速度で記録した場合、実際はオーバーライトされて記録したデータが正常に読み出しできない不具合が生じてしまう可能性がある。
そこで、コントローラ9は、既記録領域と未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度を設定して記録する。
図5は、図1に示した情報記録装置における既記録領域と未記録領域の識別ができない不定領域を含む領域への記録処理を示す説明図である。
この処理では、フォーマット途中のDVD+RWディスク12が挿入され、図5の(a)に示すように、コントローラ9がリードイン領域内のFDCB内のビットマップ情報から領域Aが既記録領域であり、領域Bが未記録領域であり、領域Cが既記録領域であり、領域Dが未記録領域であることを識別したとする。
このようなDVD+RWディスク12に対してバックグラウンドフォーマットを再開する場合、未記録領域である領域B及びDをダミーデータで記録を行う。
しかしながら、領域Cの手前1ECCブロックはラン・インブロックとして記録されている可能性があり、その領域にデータが記録されているか否かをビットマップ情報から識別することはできない。つまり、領域Bは図5の(b)に示すように、未記録領域B1と不定領域B2とに分割される。
この処理では、フォーマット途中のDVD+RWディスク12が挿入され、図5の(a)に示すように、コントローラ9がリードイン領域内のFDCB内のビットマップ情報から領域Aが既記録領域であり、領域Bが未記録領域であり、領域Cが既記録領域であり、領域Dが未記録領域であることを識別したとする。
このようなDVD+RWディスク12に対してバックグラウンドフォーマットを再開する場合、未記録領域である領域B及びDをダミーデータで記録を行う。
しかしながら、領域Cの手前1ECCブロックはラン・インブロックとして記録されている可能性があり、その領域にデータが記録されているか否かをビットマップ情報から識別することはできない。つまり、領域Bは図5の(b)に示すように、未記録領域B1と不定領域B2とに分割される。
したがって、この情報記録装置では、コントローラ9が、図5の(c)に示すように、未記録領域B1に対してはオーバーライト速度(データの上書き可能な第1の記録速度)よりも高速な第2の記録速度を設定し、その第2の記録速度で記録し、不定領域B2に対してはオーバーライト速度を設定してそのデータの上書き可能な第1の記録速度で記録し、さらに領域Dに対してはをオーバーライト速度よりも高速な記録速度を設定して記録する。
したがって、不定領域B2にデータが記録されている場合に高速記録することにより、記録したデータが読み出せなくなる不具合を避けることが可能となる。
なお、本実施形態ではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録時の速度設定について述べたが、ユーザ要求による記録を行う場合も不定領域B2をオーバーライト速度で記録することで同様の効果をあげることができる。
したがって、不定領域B2にデータが記録されている場合に高速記録することにより、記録したデータが読み出せなくなる不具合を避けることが可能となる。
なお、本実施形態ではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録時の速度設定について述べたが、ユーザ要求による記録を行う場合も不定領域B2をオーバーライト速度で記録することで同様の効果をあげることができる。
このようにして、データの記録状態が識別できない不定領域への記録をオーバーライト可能な記録速度で行うことにより、既記録領域を高速記録してしまう危険性を回避することが可能となる。
例えば、DVD+RWディスクの場合はビットマップ情報から判定された記録領域直前の1ECCブロックは、上述した理由からデータの記録状態が厳密に判定することができない。このような領域に対する記録をオーバーライト可能な速度で行うことにより、当該領域の記録状態が既記録領域あるいは未記録領域のいずれの場合であっても、記録データが正常に読み出されることを保証することが可能となる。
例えば、DVD+RWディスクの場合はビットマップ情報から判定された記録領域直前の1ECCブロックは、上述した理由からデータの記録状態が厳密に判定することができない。このような領域に対する記録をオーバーライト可能な速度で行うことにより、当該領域の記録状態が既記録領域あるいは未記録領域のいずれの場合であっても、記録データが正常に読み出されることを保証することが可能となる。
次に、記録領域内でデータ既記録領域と未記録領域が頻繁に切り替わるような領域に対して記録を行う場合に、その都度記録速度を切り替えて記録を行うことは変速による記録パフォーマンスの低下を招くことになる。
このような領域への記録では、未記録領域であってもオーバーライト速度で記録を行い、記録中の変速が発生しないようにすることが望ましい。
そこで、コントローラ9は、DVD+RWディスク12の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に既記録領域と未記録領域が存在する場合はデータの上書きが可能な第1の記録速度を設定して記録する。
このような領域への記録では、未記録領域であってもオーバーライト速度で記録を行い、記録中の変速が発生しないようにすることが望ましい。
そこで、コントローラ9は、DVD+RWディスク12の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に既記録領域と未記録領域が存在する場合はデータの上書きが可能な第1の記録速度を設定して記録する。
図6は、図1に示した情報記録装置における開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に既記録領域と未記録領域が混在する場合の記録速度の設定処理を示す説明図である。
この処理では、バックグラウンドフォーマット中、図6の(a)に示すように、コントローラ9がランダムに記録が行われている状態においてホストコンピュータ11から領域20からの記録要求を受けたとする。
そのとき、キャッシュメモリ8内のFDCB内のビットマップ情報を参照して、図6の(a′)に示すように、ホストコンピュータ11から記録要求を受けた領域20の記録開始アドレス以降の所定範囲Aの記録状態を検出する。
この処理では、バックグラウンドフォーマット中、図6の(a)に示すように、コントローラ9がランダムに記録が行われている状態においてホストコンピュータ11から領域20からの記録要求を受けたとする。
そのとき、キャッシュメモリ8内のFDCB内のビットマップ情報を参照して、図6の(a′)に示すように、ホストコンピュータ11から記録要求を受けた領域20の記録開始アドレス以降の所定範囲Aの記録状態を検出する。
その検出結果、図6の(a′)に示すように、ビットマップ情報から所定範囲Aの領域A1が未記録領域であり、領域A2が既記録領域であり、領域A3が未記録領域であり、領域A4が既記録領域であり、領域A5が未記録領域であり、領域A6が既記録領域であり、領域A7が未記録領域であることを識別したとする。
このように、既記録領域と未記録領域が頻繁に切り替わるような領域に対して記録を行う場合に、その都度記録速度を切り替えて記録を行うことは、変速による記録パフォーマンスの低下を招くことになる。
そこで、コントローラ9は、DVD+RWディスク12の記録を開始する領域20の記録開始アドレス以降の所定範囲A内に所定数ずつの既記録領域と未記録領域が存在する場合はオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録し、記録中の変速が発生しないようにする。
このように、既記録領域と未記録領域が頻繁に切り替わるような領域に対して記録を行う場合に、その都度記録速度を切り替えて記録を行うことは、変速による記録パフォーマンスの低下を招くことになる。
そこで、コントローラ9は、DVD+RWディスク12の記録を開始する領域20の記録開始アドレス以降の所定範囲A内に所定数ずつの既記録領域と未記録領域が存在する場合はオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録し、記録中の変速が発生しないようにする。
一方、ホストコンピュータ11から図6の(b)に示すような領域21からの記録要求を受けた場合、コントローラ9は、上述と同様にしてビットマップ情報を参照して領域21の記録開始アドレス以降の所定範囲Aの記録状態を検出する。
その検出結果、図6の(b′)に示すように、所定領域Aは全て未記録領域であることを識別した場合、コントローラ9は、オーバーライト速度より高速な記録速度を設定して記録を行う。
このようにして、記録開始アドレス以降の所定範囲に対する記録状態を判別することにより、最適な速度を設定して記録を行うことが可能となる。
その検出結果、図6の(b′)に示すように、所定領域Aは全て未記録領域であることを識別した場合、コントローラ9は、オーバーライト速度より高速な記録速度を設定して記録を行う。
このようにして、記録開始アドレス以降の所定範囲に対する記録状態を判別することにより、最適な速度を設定して記録を行うことが可能となる。
なお、記録状態識別の対象となる所定範囲は情報記録装置毎に最適な範囲を設定すればよいし、例えば、ユーザ要求による記録とバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録で切り替えるという具合に設定を可変にしても良い。
また、本実施形態では記録開始アドレスが未記録領域内に含まれる場合について説明したが、記録開始アドレスが既記録領域に含まれる場合であっても良い。
その場合、例えばオーバーライト可能な記録速度を設定して記録を行い、既記録領域から未記録領域へ切り替わった時点で、当該切り替わりアドレス以降の所定範囲に対する記録状態を再度判定して、記録速度を変更するか否かの判定を行うことも可能である。
また、所定範囲内に既記録領域と未記録領域の切り替わり位置が所定数以上あった場合にオーバーライト可能な速度を設定するようにしても良い。
また、本実施形態では記録開始アドレスが未記録領域内に含まれる場合について説明したが、記録開始アドレスが既記録領域に含まれる場合であっても良い。
その場合、例えばオーバーライト可能な記録速度を設定して記録を行い、既記録領域から未記録領域へ切り替わった時点で、当該切り替わりアドレス以降の所定範囲に対する記録状態を再度判定して、記録速度を変更するか否かの判定を行うことも可能である。
また、所定範囲内に既記録領域と未記録領域の切り替わり位置が所定数以上あった場合にオーバーライト可能な速度を設定するようにしても良い。
このようにして、DVD+RWディスクであればビットマップ情報を参照することにより、記録を行う領域に対して既記録領域と未記録領域が混在しているかどうかを知ることができる。
したがって、既記録領域と未記録領域が頻繁に切り替わるような領域である場合はオーバーライト可能な速度に固定して記録を行うことにより、変速による記録パフォーマンスの低下を防ぐことが可能となる。
したがって、既記録領域と未記録領域が頻繁に切り替わるような領域である場合はオーバーライト可能な速度に固定して記録を行うことにより、変速による記録パフォーマンスの低下を防ぐことが可能となる。
次に、DVD+RWディスクではバックグラウンドフォーマット途中の状態でディスクを取り出すことが可能である。
そのとき、再生専用のDVD−ROMドライブとの再生互換を取るためには、まず、DVD+RWディスク上に間欠的に存在している未記録領域をダミーデータで記録して、DVD+RWディスク上のデータ領域を前半の既記録領域と後半の未記録領域とに分割するようにし、その後、分割した未記録領域から一時的なリードアウト領域(Temporary Lead−out Area、以下「TLO」とする)を付加する。
このとき、DVD+RWディスクのビットマップ情報は、TLO開始アドレスまでが既記録を、TLO開始アドレス以降は未記録をそれぞれ示すようになっている。
そのとき、再生専用のDVD−ROMドライブとの再生互換を取るためには、まず、DVD+RWディスク上に間欠的に存在している未記録領域をダミーデータで記録して、DVD+RWディスク上のデータ領域を前半の既記録領域と後半の未記録領域とに分割するようにし、その後、分割した未記録領域から一時的なリードアウト領域(Temporary Lead−out Area、以下「TLO」とする)を付加する。
このとき、DVD+RWディスクのビットマップ情報は、TLO開始アドレスまでが既記録を、TLO開始アドレス以降は未記録をそれぞれ示すようになっている。
このように、TLO(リードアウト属性を有するダミーデータ)を記録してフォーマット中断されたDVD+RWディスクに対してフォーマットを再開する場合は、TLOを(ユーザデータ属性を有する)ダミーデータで上書きしていく。
したがって、TLOが記録されている場合にバックグラウンドフォーマットを再開する場合はオーバーライト可能な速度を設定する必要がある。
そこで、コントローラ9は、TLOを上書きしてバックグラウンドフォーマットを再開する場合の記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
したがって、TLOが記録されている場合にバックグラウンドフォーマットを再開する場合はオーバーライト可能な速度を設定する必要がある。
そこで、コントローラ9は、TLOを上書きしてバックグラウンドフォーマットを再開する場合の記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
また、TLOが記録されている領域以降の領域は未記録であるため高速記録が可能である。DVD+RWディスクではTLOのサイズが定義されておらず、TLOの領域を示す情報はDVD+RWディスク上に記録されていないが、例えばフォーマット再開する場合にDVD+RWディスク上をサーチすることでTLOの領域を特定することができ、TLOの領域以降を記録する場合にオーバーライト速度よりも高速に記録することが可能である。そこで、コントローラ9は、TLOを既記録領域と識別し、TLO以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定して記録する。
さらに、フォーマット途中のディスクが挿入された場合に、ビットマップ情報などからデータの記録状態を厳密に識別することは難しい。したがって、このような場合はオーバーライト速度で記録することが最も安全で確実である。
そこで、コントローラ9は、DVD+RWディスク12がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
そこで、コントローラ9は、DVD+RWディスク12がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
図7は、図1に示した情報記録装置におけるTLOが記録されているDVD+RWディスクに対してバックグラウンドフォーマットを再開させる場合の記録処理を示す説明図である。
この場合、FDCBのフォーマッティング・ステータス・アンド・モード(Formatting status and mode)を参照してTLOの有無を識別することが可能である。また、TLOの開始アドレスはLWAより取得できる。
一方、DVD+RWディスク12ではTLOのサイズが定義されておらず、TLOの領域を示す情報はFDCB内に存在しないが、例えばフォーマット再開する場合にDVD+RWディスク12上をサーチすることでTLOの領域を特定することができる。
以上の情報から、コントローラ9は、図7の(a)に示すようにTLOの領域を特定することが可能となる。
この場合、FDCBのフォーマッティング・ステータス・アンド・モード(Formatting status and mode)を参照してTLOの有無を識別することが可能である。また、TLOの開始アドレスはLWAより取得できる。
一方、DVD+RWディスク12ではTLOのサイズが定義されておらず、TLOの領域を示す情報はFDCB内に存在しないが、例えばフォーマット再開する場合にDVD+RWディスク12上をサーチすることでTLOの領域を特定することができる。
以上の情報から、コントローラ9は、図7の(a)に示すようにTLOの領域を特定することが可能となる。
このようなDVD+RWディスク12に対してバックグラウンドフォーマットを再開する場合、TLOを上書きしてダミーデータを記録していく。
これはTLOがリードアウト属性を示すデータで記録されているためである。
このとき、コントローラ9は、図7の(b)に示すように、フォーマット完了前に領域AであるTLOをオーバーライト可能な記録速度で記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断し、領域AであるTLO以降の未記録領域Bへの記録にはオーバーライト可能な記録速度(データの上書きが可能な記録速度)よりも高速な記録速度を設定して記録を行う。
したがって、TLOを高速で記録することにより記録後のデータが読めなくなる不具合を回避すると共に、TLO以降の未記録領域を高速に記録することが可能となる。
これはTLOがリードアウト属性を示すデータで記録されているためである。
このとき、コントローラ9は、図7の(b)に示すように、フォーマット完了前に領域AであるTLOをオーバーライト可能な記録速度で記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断し、領域AであるTLO以降の未記録領域Bへの記録にはオーバーライト可能な記録速度(データの上書きが可能な記録速度)よりも高速な記録速度を設定して記録を行う。
したがって、TLOを高速で記録することにより記録後のデータが読めなくなる不具合を回避すると共に、TLO以降の未記録領域を高速に記録することが可能となる。
このように、例えば、TLOを上書きしてバックグラウンドフォーマットを再開する場合、ビットマップ情報からは未記録である領域の記録であるが実際はオーバーライトが発生する。したがって、このような場合にオーバーライト速度を設定することにより、記録したデータが正常に再生されることを保証することが可能となる。
また、TLOを特定することにより、TLO以降の領域に対して高速記録を行うことが可能となる。
さらに、フォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合はオーバーライト可能な速度で記録するため、既記録領域を高速で記録することにより記録したデータが読み出せなくなる不具合を回避することが可能となる。
なお、本実施形態ではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録時の速度設定について述べたが、ユーザ要求による記録を行う場合も同様の効果をあげることができる。
また、TLOを特定することにより、TLO以降の領域に対して高速記録を行うことが可能となる。
さらに、フォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合はオーバーライト可能な速度で記録するため、既記録領域を高速で記録することにより記録したデータが読み出せなくなる不具合を回避することが可能となる。
なお、本実施形態ではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録時の速度設定について述べたが、ユーザ要求による記録を行う場合も同様の効果をあげることができる。
次に、DVD+RWディスクではフォーマットされたディスクに対して、再度フォーマットすることが許されている。
この場合、データ領域内の既記録及び未記録を示すビットマップ情報はクリアされて初期情報が記録され、データ領域はダミーデータが記録(オーバーライト)される。
したがって、再度フォーマットを行った場合はビットマップ情報を参照して既記録領域と未記録領域を識別することができなくなる。
また、フォーマット済み、あるいはフォーマット途中のDVD+RWディスクを再度フォーマットし、そのDVD+RWディスクをフォーマット完了前に排出した場合、そのDVD+RWディスクがブランク状態からフォーマットされているのか、フォーマット済みディスクを再度フォーマットしているのかの区別がつかなくなる。
つまり、ビットマップ情報から取得した未記録領域が本当に未記録領域であるか否かの識別ができなくなり、未記録領域に対する高速記録が十分に活用できない。
この場合、データ領域内の既記録及び未記録を示すビットマップ情報はクリアされて初期情報が記録され、データ領域はダミーデータが記録(オーバーライト)される。
したがって、再度フォーマットを行った場合はビットマップ情報を参照して既記録領域と未記録領域を識別することができなくなる。
また、フォーマット済み、あるいはフォーマット途中のDVD+RWディスクを再度フォーマットし、そのDVD+RWディスクをフォーマット完了前に排出した場合、そのDVD+RWディスクがブランク状態からフォーマットされているのか、フォーマット済みディスクを再度フォーマットしているのかの区別がつかなくなる。
つまり、ビットマップ情報から取得した未記録領域が本当に未記録領域であるか否かの識別ができなくなり、未記録領域に対する高速記録が十分に活用できない。
そこで、コントローラ9は、既にフォーマットされているDVD+RWディスク12に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
また、DVD+RWディスク12の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する。
さらに、DVD+RWディスク12の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
また、DVD+RWディスク12の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する。
さらに、DVD+RWディスク12の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定して記録する。
図8は、図1に示した情報記録装置におけるフォーマット処理を示すフローチャート図である。
コントローラ9は、ステップ(図中「S」で示す)1でホストコンピュータからフォーマット要求を受けると、ステップ2でホストコンピュータが要求するフォーマットが新規フォーマットであるかフォーマットの再開であるかを判断する。
ステップ2の処理でホストコンピュータが新規フォーマットを要求したと判断した場合(ステップ2でYのとき)、ステップ3で挿入されたDVD+RWディスクがブランクディスクであるか否かを判断する。
コントローラ9は、ステップ(図中「S」で示す)1でホストコンピュータからフォーマット要求を受けると、ステップ2でホストコンピュータが要求するフォーマットが新規フォーマットであるかフォーマットの再開であるかを判断する。
ステップ2の処理でホストコンピュータが新規フォーマットを要求したと判断した場合(ステップ2でYのとき)、ステップ3で挿入されたDVD+RWディスクがブランクディスクであるか否かを判断する。
ステップ3の処理でブランクディスクではないと判断した場合、ステップ4でFDCBに再度フォーマットされたことを示すリ・ユース(Re−use)ビットをセットして、ステップ5でオーバーライト速度(データが上書き可能な記録速度)を設定し、ステップ6でイニシャル領域を記録して、ステップ7でホストコンピュータに対してフォーマット完了報告を通知し、図9に示すバックグラウンドフォーマット処理へ移行する。
また、ステップ3の処理で挿入されたDVD+RWディスクがブランクディスクであったと判断した場合は、ステップ8でオーバーライト速度よりも高速な記録速度(データが上書き可能な記録速度よりも高速な記録速度)を設定し、ステップ6でイニシャル領域を記録し、ステップ7でホストコンピュータに対してフォーマット完了報告を通知し、図9に示すバックグラウンドフォーマット処理へ移行する。
また、ステップ3の処理で挿入されたDVD+RWディスクがブランクディスクであったと判断した場合は、ステップ8でオーバーライト速度よりも高速な記録速度(データが上書き可能な記録速度よりも高速な記録速度)を設定し、ステップ6でイニシャル領域を記録し、ステップ7でホストコンピュータに対してフォーマット完了報告を通知し、図9に示すバックグラウンドフォーマット処理へ移行する。
一方、ステップ2の処理でホストコンピュータがフォーマット再開を要求した場合(ステップ2でNのとき)、ステップ9で挿入されたDVD+RWディスクがフォーマット途中であるか否かを判断する。
ステップ9の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクではないと判断した場合、ステップ11でホストコンピュータに対してエラー報告して、この処理を完了(終了)する。また、ステップ9の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクであると判断した場合、ステップ10でFDCBの情報をバックグラウンドフォーマット中である情報に更新して、ステップ7でホストコンピュータに対してフォーマット完了報告を通知し、図9に示すバックグラウンドフォーマット処理へ移行する。
ステップ9の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクではないと判断した場合、ステップ11でホストコンピュータに対してエラー報告して、この処理を完了(終了)する。また、ステップ9の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクであると判断した場合、ステップ10でFDCBの情報をバックグラウンドフォーマット中である情報に更新して、ステップ7でホストコンピュータに対してフォーマット完了報告を通知し、図9に示すバックグラウンドフォーマット処理へ移行する。
このようにして、再度フォーマットを行う場合はビットマップ情報によって既記録領域と未記録領域の識別を行うことができないが、オーバーライト可能な速度で記録を行うために既記録領域を高速で記録することによって記録したデータが読み出せなくなる不具合を回避することが可能となる。
また、フォーマット済みDVD+RWディスクを再度フォーマットした場合はその情報をディスク上の所定領域へ記録しておくことにより、フォーマット途中のディスクが挿入された場合に、当該ディスクがブランク状態からフォーマットされたものであるか、あるいはフォーマット済み状態から再度フォーマットされたものであるかを容易に区別することが可能である。
また、フォーマット済みDVD+RWディスクを再度フォーマットした場合はその情報をディスク上の所定領域へ記録しておくことにより、フォーマット途中のディスクが挿入された場合に、当該ディスクがブランク状態からフォーマットされたものであるか、あるいはフォーマット済み状態から再度フォーマットされたものであるかを容易に区別することが可能である。
例えば、再度フォーマットされたことを示す情報が記録されていた場合、ビットマップ情報が未記録を示す領域であっても、実際はデータが記録されている可能性があるためオーバーライト速度で記録を行うことができる。
逆に、再度フォーマットされたことを示す情報が記録されていなかった場合、ビットマップ情報が未記録を示す領域は実際も未記録であることが保証できるため、高速記録しても問題ない。
このように、再度フォーマットした場合はその情報をDVD+RWディスク上に記録しておくことにより、フォーマット途中のディスクが挿入された場合に、既記録領域と未記録領域を示す管理テーブル情報の有効性を判断することができ、未記録領域に対する高速記録を十分に活用することができる。
逆に、再度フォーマットされたことを示す情報が記録されていなかった場合、ビットマップ情報が未記録を示す領域は実際も未記録であることが保証できるため、高速記録しても問題ない。
このように、再度フォーマットした場合はその情報をDVD+RWディスク上に記録しておくことにより、フォーマット途中のディスクが挿入された場合に、既記録領域と未記録領域を示す管理テーブル情報の有効性を判断することができ、未記録領域に対する高速記録を十分に活用することができる。
図9は、図1に示した情報記録装置におけるバックグラウンドフォーマット中のデータ記録処理を示すフローチャート図である。
コントローラ9は、ステップ(図中「S」で示す)12でホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ12の処理でホストコンピュータから記録要求があったと判断した場合、ステップ13でディ・アイス中か否かを判断する。
ここで、DVD+RWディスクではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録を“ディ・アイス(De−ice)”と呼ぶ。つまり、ステップ13ではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録中か否かを判断する。
コントローラ9は、ステップ(図中「S」で示す)12でホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ12の処理でホストコンピュータから記録要求があったと判断した場合、ステップ13でディ・アイス中か否かを判断する。
ここで、DVD+RWディスクではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録を“ディ・アイス(De−ice)”と呼ぶ。つまり、ステップ13ではバックグラウンドフォーマットによるダミーデータ記録中か否かを判断する。
ステップ13の処理でディ・アイス中であると判断した場合は、ステップ15でディ・アイス処理を中断し、ステップ16でFDCBを更新する。これはディ・アイスによって記録が行われたためにビットマップ情報やLWAなどが変更されるためである。
ステップ13の処理でディ・アイス中ではないと判断した場合は、ステップ14と15の処理をスキップしてステップ16へ進む。
次に、ステップ16でホストコンピュータが要求した記録アドレスAu及び記録サイズSuを取得して、ステップ17以降の記録処理へ移行する。
この記録処理では、まず、ステップ17でこのDVD+RWディスクがブランク状態からフォーマットされたものであるか、あるいは、フォーマット済みディスクが再度フォーマットされたものであるかをFDCB内のリ・ユースビットを参照して判断する。
ステップ13の処理でディ・アイス中ではないと判断した場合は、ステップ14と15の処理をスキップしてステップ16へ進む。
次に、ステップ16でホストコンピュータが要求した記録アドレスAu及び記録サイズSuを取得して、ステップ17以降の記録処理へ移行する。
この記録処理では、まず、ステップ17でこのDVD+RWディスクがブランク状態からフォーマットされたものであるか、あるいは、フォーマット済みディスクが再度フォーマットされたものであるかをFDCB内のリ・ユースビットを参照して判断する。
すなわち、ステップ17でリ・ユースビットがセットされているか否かを判断し、リ・ユースビットがセットされている場合は、ステップ27でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録を行い、ステップ12へ戻る。
ステップ17の処理でリ・ユースビットがセットされていないと判断した場合は、次にステップ18でホストコンピュータから要求された記録アドレスAuが未記録領域内のアドレスか否かを判断する。
ステップ18の処理で記録アドレスAuが未記録領域内のアドレスではないと判断した場合、すなわちホストコンピュータから要求された記録アドレスAuが既記録領域あるいは不定領域である場合は、ステップ27でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録を行い、ステップ12へ戻る。
ステップ17の処理でリ・ユースビットがセットされていないと判断した場合は、次にステップ18でホストコンピュータから要求された記録アドレスAuが未記録領域内のアドレスか否かを判断する。
ステップ18の処理で記録アドレスAuが未記録領域内のアドレスではないと判断した場合、すなわちホストコンピュータから要求された記録アドレスAuが既記録領域あるいは不定領域である場合は、ステップ27でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録を行い、ステップ12へ戻る。
ステップ18の判断で記録アドレスAuが未記録用域内のアドレスであると判断した場合は、次にステップ19でホストコンピュータから要求された記録領域以降の所定範囲が未記録領域であるか否か、すなわち当該領域内に既記録領域あるいは不定領域が存在するか否かを判断する。
ステップ19の処理で所定範囲が未記録領域ではない場合、つまり所定範囲内に既記録領域あるいは不定領域が存在する場合は、ステップ27でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録を行い、ステップ12へ戻る。
ステップ19の処理で所定範囲内が未記録領域であった場合は、次にステップ20でホストコンピュータから要求された記録アドレスAuがTLO内のアドレスであるか否かを判断する。
ステップ19の処理で所定範囲が未記録領域ではない場合、つまり所定範囲内に既記録領域あるいは不定領域が存在する場合は、ステップ27でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録を行い、ステップ12へ戻る。
ステップ19の処理で所定範囲内が未記録領域であった場合は、次にステップ20でホストコンピュータから要求された記録アドレスAuがTLO内のアドレスであるか否かを判断する。
ステップ20の処理で記録アドレスAuがTLO内のアドレスであると判断した場合は、ステップ27でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定して記録を行い、ステップ12へ戻る。
ステップ20の処理で記録アドレスAuがTLO内のアドレスではないと判断した場合は、次にステップ21でホストコンピュータから要求された記録アドレスAu以降の既記録領域あるいは不定領域の開始アドレスAwを検出して取得し、ステップ22でホストコンピュータが要求した記録領域が開始アドレスAwを含むか否か、すなわちAu+Su>Awとなるか否かを判断する。
ステップ20の処理で記録アドレスAuがTLO内のアドレスではないと判断した場合は、次にステップ21でホストコンピュータから要求された記録アドレスAu以降の既記録領域あるいは不定領域の開始アドレスAwを検出して取得し、ステップ22でホストコンピュータが要求した記録領域が開始アドレスAwを含むか否か、すなわちAu+Su>Awとなるか否かを判断する。
ステップ22の処理でホストコンピュータが要求した記録領域が開始アドレスAwを含む場合、すなわちAu+Su>Awとなると判断した場合、ステップ23で記録サイズSu=Aw−Auとして記録領域を記録アドレスAuから開始アドレスAwまでに変更し、ステップ24でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)よりも高速な記録速度を設定して記録を行う。
ステップ22の処理でホストコンピュータが要求した記録領域が開始アドレスAwを含まないと判断した場合、すなわちAu+Su>Awとならないと判断した場合、ステップ23の処理をスキップして、ステップ24でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)よりも高速な記録速度を設定して記録を行う。
ステップ22の処理でホストコンピュータが要求した記録領域が開始アドレスAwを含まないと判断した場合、すなわちAu+Su>Awとならないと判断した場合、ステップ23の処理をスキップして、ステップ24でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)よりも高速な記録速度を設定して記録を行う。
次に、ステップ25でホストコンピュータが要求した記録領域のうち記録を行っていない領域があるか否か、すなわち記録残りありか否かを判断する。
ステップ25の処理で記録残りありと判断した場合は、ステップ26でホストコンピュータから要求された記録アドレスAuと記録サイズSuを更新(Au=Au+Su,Su=Aw−Au)して、ステップ18へ戻る。
ステップ25の処理で記録残り無しと判断した場合は、ステップ12へ戻って再びホストコンピュータからの記録要求があるか否かを確認する。
このステップ12でホストコンピュータからの記録要求がなかったと判断した場合は、図10のバックグラウンドフォーマットによるディ・アイス処理へ移行する。
ステップ25の処理で記録残りありと判断した場合は、ステップ26でホストコンピュータから要求された記録アドレスAuと記録サイズSuを更新(Au=Au+Su,Su=Aw−Au)して、ステップ18へ戻る。
ステップ25の処理で記録残り無しと判断した場合は、ステップ12へ戻って再びホストコンピュータからの記録要求があるか否かを確認する。
このステップ12でホストコンピュータからの記録要求がなかったと判断した場合は、図10のバックグラウンドフォーマットによるディ・アイス処理へ移行する。
なお、上述の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合はオーバーライト速度を設定しても良い。
その場合は、ステップ17の処理においてFDCB内のリ・ユースビットを参照する代わりに、ディスク挿入時の状態がフォーマット途中であったか否かを判断するようにする。
その場合は、ステップ17の処理においてFDCB内のリ・ユースビットを参照する代わりに、ディスク挿入時の状態がフォーマット途中であったか否かを判断するようにする。
図10は、図1に示した情報記録装置におけるバックグラウンドフォーマットによるディ・アイス処理を示すフローチャート図である。
コントローラ9は、ステップ(図中「S」で示す)28でディ・アイス中であるか否かを判断する。
ステップ28の処理でディ・アイス中であると判断した場合は、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ28の処理でディ・アイス中ではないと判断した場合は、次にステップ29で未記録領域が存在するか否かを判断する。
ステップ29の処理で未記録領域が存在すると判断した場合は、ステップ30でFDCBからLWAを取得し、ステップ31でFDCBのビットマップ情報を参照してディ・アイスサイズSdを取得して決定する。
コントローラ9は、ステップ(図中「S」で示す)28でディ・アイス中であるか否かを判断する。
ステップ28の処理でディ・アイス中であると判断した場合は、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ28の処理でディ・アイス中ではないと判断した場合は、次にステップ29で未記録領域が存在するか否かを判断する。
ステップ29の処理で未記録領域が存在すると判断した場合は、ステップ30でFDCBからLWAを取得し、ステップ31でFDCBのビットマップ情報を参照してディ・アイスサイズSdを取得して決定する。
次に、ステップ32でこのDVD+RWディスクがブランク状態からフォーマットされたものであるか、あるいは、フォーマット済みディスクが再度フォーマットされたものであるかをFDCB内のリ・ユースビットを参照して判断する。つまり、リ・ユースビットがセットされているか否かを判断する。
ステップ32の処理でリ・ユースビットがセットされていると判断した場合は、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ32の処理でリ・ユースビットがセットされていないと判断した場合は、次にステップ33でLWAがTLO内のアドレスか否かを判断する。
ステップ32の処理でリ・ユースビットがセットされていると判断した場合は、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ32の処理でリ・ユースビットがセットされていないと判断した場合は、次にステップ33でLWAがTLO内のアドレスか否かを判断する。
ステップ33の処理でLWAがTLO内のアドレスであると判断した場合、ステップ38でTLOの終了アドレスAtを取得し、ステップ39でディ・アイス領域が終了アドレスAtを含むか否か、すなわち、LWA+Sd>Atとなるか否かを判断する。
ステップ39の処理でLWA+Sd>Atとなると判断した場合、つまりディ・アイス領域が終了アドレスAtを含むと判断した場合は、ステップ40でディ・アイスサイズをSd=At−LWAとしてアドレスLWAからAtまでに変更して、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ39の処理でLWA+Sd>Atとなると判断した場合、つまりディ・アイス領域が終了アドレスAtを含むと判断した場合は、ステップ40でディ・アイスサイズをSd=At−LWAとしてアドレスLWAからAtまでに変更して、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
一方、ステップ33の処理でLWAがTLO内のアドレスではないと判断した場合は、次にステップ34でLWAが不定領域内のアドレスであるか否かを判断する。
ここでは、ビットマップ領域より取得した既記録領域の開始アドレスの手前1ECCブロック分の領域が不定領域であるものとする。
ステップ34の処理でLWAが不定領域内のアドレスであると判断した場合は、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ここでは、ビットマップ領域より取得した既記録領域の開始アドレスの手前1ECCブロック分の領域が不定領域であるものとする。
ステップ34の処理でLWAが不定領域内のアドレスであると判断した場合は、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ34の処理でLWAが不定領域内のアドレスではないと判断した場合は、次にステップ35でLWA以降の所定範囲内に不定領域が存在するか否かを判断する。
ステップ35の処理で所定範囲内に不定領域が存在すると判断した場合は、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ35の処理で所定範囲内に不定領域が存在しないと判断した場合は、ステップ36でビットマップ情報から取得したディ・アイスサイズSdから不定領域1ECCブロック分のサイズをマイナス(Sd=Sd−1ECC)し、ステップ37でオーバーライト速度よりも高速な記録速度を設定してディ・アイスを行う。
そして、ディ・アイス処理開始後は、図9のステップ12へ戻って再びホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ35の処理で所定範囲内に不定領域が存在すると判断した場合は、ステップ41でオーバーライト速度(データの上書きが可能な第1の記録速度)を設定してディ・アイスの記録を行い、図9のステップ12へ戻ってホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
ステップ35の処理で所定範囲内に不定領域が存在しないと判断した場合は、ステップ36でビットマップ情報から取得したディ・アイスサイズSdから不定領域1ECCブロック分のサイズをマイナス(Sd=Sd−1ECC)し、ステップ37でオーバーライト速度よりも高速な記録速度を設定してディ・アイスを行う。
そして、ディ・アイス処理開始後は、図9のステップ12へ戻って再びホストコンピュータからの記録要求があるか否かを判断する。
また、ステップ29の処理で未記録領域が存在しないと判断した場合は、この処理を完了(終了)する。
なお、上述の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合はオーバーライト速度を設定しても良い。
その場合は、ステップ32の処理においてFDCB内のリ・ユースビットを参照する代わりに、ディスク挿入時の状態がフォーマット途中であったか否かを判断するようにする。
なお、上述の処理でフォーマット途中のDVD+RWディスクが挿入された場合はオーバーライト速度を設定しても良い。
その場合は、ステップ32の処理においてFDCB内のリ・ユースビットを参照する代わりに、ディスク挿入時の状態がフォーマット途中であったか否かを判断するようにする。
この発明による情報記録装置と情報記録方法とプログラムは、ランダムなデータ記録に関する情報を管理する管理手段を有し、未記録領域への記録をオーバーライト可能な速度よりも高速で行う情報記録装置全般に適用することができる。また、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいても適用することができる。
1:モータ 2:光ピックアップ 3:粗動モータ 4:回転制御系部 5:粗動モータ制御系部 6:光ピックアップ制御系部 7:信号処理系部 8:キャッシュメモリ 9:コントローラ 10:外部インタフェース 11:ホストコンピュータ
Claims (45)
- データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録手段と、前記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別手段と、前記記録手段に対して前記識別手段によって識別した前記既記録領域と前記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定手段とを備えたことを特徴とする情報記録装置。
- 前記設定手段は、前記記録手段に対して前記識別手段によって識別した前記既記録領域と前記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又は該第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する手段であることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- 前記設定手段は、前記記録手段に対して前記識別手段によって識別した前記既記録領域における最適な記録速度として前記第1の記録速度を設定する手段であることを特徴とする請求項2記載の情報記録装置。
- 前記設定手段は、前記記録手段に対して前記識別手段によって識別した前記未記録領域における最適な記録速度として前記第2の記録速度を設定する手段であることを特徴とする請求項2記載の情報記録装置。
- 前記設定手段に、前記記録手段に対して前記識別手段によって前記既記録領域と前記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として前記第1の記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の情報記録装置。
- 前記設定手段に、前記記録手段に対して前記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に前記既記録領域と前記未記録領域が存在する場合は前記第1の記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報記録装置。
- 前記記録手段に、前記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット手段を設け、
前記設定手段に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報記録装置。 - 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段は、前記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手段であることを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。
- 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対して既にフォーマットされている情報記録媒体に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項7又は8記載の情報記録装置。
- 前記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する手段を設けたことを特徴とする請求項9記載の情報記録装置。
- 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対して前記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項10記載の情報記録装置。
- 前記バックグラウンドフォーマット手段に、フォーマット完了前に前記情報記録媒体に一時的なリードアウト領域を記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断する中断手段を設け、
前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対して前記一時的なリードアウト領域に対して記録するときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一項に記載の情報記録装置。 - 前記識別手段に、前記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する手段を設け、
前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手段に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対して前記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項12記載の情報記録装置。 - 前記設定手段に、前記記録手段に対して前記情報記録媒体がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定する手段を設けたことを特徴とする請求項7乃至13のいずれか一項に記載の情報記録装置。
- 前記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の情報記録装置。
- データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録工程と、前記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別工程と、前記記録工程に対して前記識別工程によって識別した前記既記録領域と前記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定工程とからなることを特徴とする情報記録方法。
- 前記設定工程は、前記記録工程に対して前記識別工程によって識別した前記既記録領域と前記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又は該第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する工程であることを特徴とする請求項16記載の情報記録方法。
- 前記設定工程は、前記記録工程に対して前記識別工程によって識別した前記既記録領域における最適な記録速度として前記第1の記録速度を設定する工程であることを特徴とする請求項17記載の情報記録方法。
- 前記設定工程は、前記記録工程に対して前記識別工程によって識別した前記未記録領域における最適な記録速度として前記第2の記録速度を設定する工程であることを特徴とする請求項17記載の情報記録方法。
- 前記設定工程に、前記記録工程に対して前記識別工程によって前記既記録領域と前記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として前記第1の記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項17乃至19のいずれか一項に記載の情報記録方法。
- 前記設定工程に、前記記録工程に対して前記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に前記既記録領域と前記未記録領域が存在する場合は前記第1の記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項17乃至20のいずれか一項に記載の情報記録方法。
- 前記記録工程に、前記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット工程を設け、
前記設定工程に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定工程を設けたことを特徴とする請求項16乃至21のいずれか一項に記載の情報記録方法。 - 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程は、前記バックグラウンドフォーマット工程に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する工程であることを特徴とする請求項22記載の情報記録方法。
- 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、前記バックグラウンドフォーマット手段に対して既にフォーマットされている情報記録媒体に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項22又は23記載の情報記録方法。
- 前記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する工程を設けたことを特徴とする請求項24記載の情報記録方法。
- 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、前記バックグラウンドフォーマット工程に対して前記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項25記載の情報記録方法。
- 前記バックグラウンドフォーマット工程に、フォーマット完了前に前記情報記録媒体に一時的なリードアウト領域を記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断する中断工程を設け、
前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、前記バックグラウンドフォーマット工程に対して前記一時的なリードアウト領域に対して記録するときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項22乃至26のいずれか一項に記載の情報記録方法。 - 前記識別工程に、前記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する工程を設け、
前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定工程に、前記バックグラウンドフォーマット工程に対して前記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項27記載の情報記録方法。 - 前記設定工程に、前記記録手段に対して前記情報記録媒体がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定する工程を設けたことを特徴とする請求項22乃至28のいずれか一項に記載の情報記録方法。
- 前記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクであることを特徴とする請求項16乃至29のいずれか一項に記載の情報記録方法。
- コンピュータに、データの上書きが可能な情報記録媒体の記録領域内にデータをランダムに記録する記録手順と、前記記録領域内の既記録領域と未記録領域とを識別する識別手順と、前記記録手順に対して前記識別手順によって識別した前記既記録領域と前記未記録領域における最適な記録速度を設定する設定手順とを実行させるためのプログラム。
- 前記設定手順は、前記記録手順に対して前記識別手順によって識別した前記既記録領域と前記未記録領域における最適な記録速度としてデータの上書きが可能な第1の記録速度又は該第1の記録速度よりも高速な第2の記録速度を設定する手順であることを特徴とする請求項31記載のプログラム。
- 前記設定手順は、前記記録手順に対して前記識別手順によって識別した前記既記録領域における最適な記録速度として前記第1の記録速度を設定する手順であることを特徴とする請求項32記載のプログラム。
- 前記設定手順は、前記記録手順に対して前記識別手順によって識別した前記未記録領域における最適な記録速度として前記第2の記録速度を設定する手順であることを特徴とする請求項32記載のプログラム。
- 前記設定手順に、前記記録手順に対して前記識別手順によって前記既記録領域と前記未記録領域の識別ができない不定領域における記録速度として前記第1の記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項32乃至34のいずれか一項に記載のプログラム。
- 前記設定手順に、前記記録手順に対して前記情報記録媒体の記録を開始する記録開始アドレス以降の少なくとも最小記録単位以上の所定範囲内に前記既記録領域と前記未記録領域が存在する場合は前記第1の記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項32乃至35のいずれか一項に記載のプログラム。
- 前記記録手順に、前記情報記録媒体に対してバックグラウンドでフォーマットをするバックグラウンドフォーマット手順を設け、
前記設定手順に、前記バックグラウンドフォーマット手順に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度を設定するバックグラウンドフォーマット記録速度設定手順を設けたことを特徴とする請求項31乃至36のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順は、前記バックグラウンドフォーマット手順に対してバックグラウンドでフォーマットをするときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手順であることを特徴とする請求項37記載のプログラム。
- 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、前記バックグラウンドフォーマット手順に対して既にフォーマットされている情報記録媒体に再度フォーマットを行う場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項37又は38記載のプログラム。
- 前記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報を記録する手順を設けたことを特徴とする請求項39記載のプログラム。
- 前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、前記バックグラウンドフォーマット手順に対して前記情報記録媒体の所定領域に再度フォーマットしたことを示す情報が記録されていた場合はデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項40記載のプログラム。
- 前記バックグラウンドフォーマット手順に、フォーマット完了前に前記情報記録媒体に一時的なリードアウト領域を記録してバックグラウンドでのフォーマットを中断する中断手順を設け、
前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、前記バックグラウンドフォーマット手順に対して前記一時的なリードアウト領域に対して記録するときの記録速度としてデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項37乃至41のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記識別手順に、前記一時的なリードアウト領域を既記録領域と識別する手順を設け、
前記バックグラウンドフォーマット記録速度設定手順に、前記バックグラウンドフォーマット手順に対して前記一時的なリードアウト領域以降の領域への記録にはデータの上書きが可能な記録速度よりも高速な記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項42記載のプログラム。 - 前記設定手順に、前記記録手順に対して前記情報記録媒体がフォーマット途中であった場合にデータの上書きが可能な記録速度を設定する手順を設けたことを特徴とする請求項37乃至43のいずれか一項に記載のプログラム。
- 前記情報記録媒体はDVD+RW規格に準拠した光ディスクであることを特徴とする請求項31乃至44のいずれか一項に記載のプログラム。
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