JP2005127540A - ショーケース、ショーケースの強制デフロスト運転制御装置、強制デフロスト運転制御システムおよび強制デフロスト運転制御プログラム - Google Patents

ショーケース、ショーケースの強制デフロスト運転制御装置、強制デフロスト運転制御システムおよび強制デフロスト運転制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、強制デフロスト運転を適切な適切なタイミングで実行し、食品へのダメージを十分に低減することができるショーケース10、ショーケースの強制デフロスト運転制御装置40、強制デフロスト運転制御システム80および強制デフロスト運転制御プログラム41を提供することにある。
【解決手段】 ショーケース10は、庫内温度情報取得部11、庫内温度変化監視手段41,45および強制デフロスト運転実行決定手段41,45を備える。庫内温度情報取得部11は、庫内の温度情報を取得する。庫内温度変化監視手段41,45は、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。強制デフロスト運転実行決定手段41,45は、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、強制デフロスト運転を制御するショーケース、強制デフロスト運転制御装置、強制デフロスト運転制御システムおよび強制デフロスト運転制御プログラムに関する。
従来から、ショーケースのデフロスト運転には、一定時間間隔ごとに実行される定刻デフロスト運転と、必要と認められるときにだけ実行される強制デフロスト運転とがある。これらの2種類のデフロスト運転は、いずれか一方のみが採用される場合がほとんどであると考えられるが、両方が組み合わされて採用されることもあり得る。
ところで、強制デフロスト運転については、その運転を制御する技術などが今までに種々提案されてきている。その一例として、定速型圧縮機の運転休止中に蒸発器の表面温度や蒸発器の冷媒入口付近などを測定し、その温度の経時的変化に基づいて強制デフロスト運転を制御するという技術が挙げられる(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2002−81843号公報(第2−4項、図4) 特開2003−83646号公報(第3−4項、図1)
しかし、上記のような技術では、圧縮機の運転停止中にしか霜付きの判定が行われず、適切なタイミングでデフロスト運転しているとは言い難い。このため、食品へのダメージが懸念される。
本発明の課題は、強制デフロスト運転を適切な適切なタイミングで実行し、食品へのダメージを十分に低減することができるショーケース、ショーケースの強制デフロスト運転制御装置、強制デフロスト運転制御システムおよび強制デフロスト運転制御プログラムを提供することにある。
請求項1に記載のショーケースは、庫内温度情報取得部、庫内温度変化監視手段および強制デフロスト運転実行決定手段を備える。庫内温度情報取得部は、庫内の温度情報を取得する。庫内温度変化監視手段は、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。強制デフロスト運転実行決定手段は、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
ここでは、先ず、庫内温度情報取得部が、庫内の温度情報を取得する。続いて、庫内温度変化監視手段が、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。そして、強制デフロスト運転実行決定手段が、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
蒸発器などに霜が堆積すると、蒸発器などの冷却効率が低下し、庫内の温度が徐々に上昇してくることは当業者に周知である。このため、このショーケースでは、蒸発器に霜が堆積しているか否かが間接的に監視されることになる。また、例えば、庫内温度の時間に対する勾配を求めたり庫内温度が許容値を逸脱した時間などを測定したりすれば、温度変化を検知することになる。さらに、ここでは、強制デフロスト運転の制御が、蒸発器の表面温度や冷媒入口付近の温度などではなく庫内の温度に基づいて行われる。したがって、このショーケースでは強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本ショーケースでは、蒸発器の状態ではなく、庫内温度が直接測定される。このため、本ショーケースでは、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
請求項2に記載のショーケースは、請求項1に記載のショーケースであって、庫内温度変化監視手段は、庫内の温度情報を利用して庫内温度の時間に対する勾配を監視する。また、強制デフロスト運転実行決定手段は、庫内温度の時間に対する勾配に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
ここでは、庫内温度変化監視手段が、庫内の温度情報を利用して庫内温度の時間に対する勾配を監視する。そして、強制デフロスト運転実行決定手段が、庫内温度の時間に対する勾配に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。このため、強制デフロスト運転を実行するか否かの判断を比較的短時間で行うことができるようになる。
請求項3に記載のショーケースは、請求項1に記載のショーケースであって、庫内温度変化監視手段は、庫内温度の情報を利用して庫内温度が許容値内にあるかを監視する。また、強制デフロスト運転実行決定手段は、庫内温度が許容値内にない場合、庫内温度が許容値から逸脱した時刻からの経過時間に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
ここでは、庫内温度変化監視手段が、庫内温度の情報を利用して庫内温度が許容値内にあるかを監視する。そして、強制デフロスト運転実行決定手段が、庫内温度が許容値内にない場合、庫内温度が許容値から逸脱した時刻からの経過時間に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。このため、簡易に庫内温度の変化を検知することが可能となる。
請求項4に記載のショーケースは、請求項2に記載のショーケースであって、庫内温度の時間に対する勾配は、庫内の温度情報の移動平均値から求められる。
ここでは、より正確に、庫内温度の時間に対する勾配を得ることができる。したがって、強制デフロスト運転実行決定手段は、強制デフロスト運転を実行するか否かをより適切に決定することができる。
請求項5に記載のショーケースは、請求項2または4に記載のショーケースであって、強制デフロスト運転の実行時間長さは、庫内温度の時間に対する勾配の大きさに基づいて決定される。
ここでは、例えば、庫内温度の時間に対する勾配が大きいときは霜が多量に堆積していると推測されるので強制デフロスト運転の実行時間長さを長めにとり、庫内温度の時間に対する勾配が小さいときは霜がさほど堆積していないと推測されるので強制デフロスト運転の実行時間長さを短めにとるという方法を採用すれば、庫内温度の上昇に伴う食品へのダメージを低減することが可能となる。
請求項6に記載のショーケースは、請求項1から4のいずれかに記載のショーケースであって、定刻デフロスト運転実行手段をさらに備える。定刻デフロスト運転実行手段は、定刻デフロスト運転を実行する。なお、定刻デフロスト運転とは、一定時間間隔ごとに実行されるデフロスト運転である。また、強制デフロスト運転実行決定手段は、強制デフロスト運転の実行時刻が直前の定刻デフロスト運転の実行時刻経過後所定時間内にある場合、所定時間が経過するまで強制デフロスト運転を延長する。
ここでは、定刻デフロスト運転実行手段が、定刻デフロスト運転を実行する。これに対し、強制デフロスト運転実行決定手段は、強制デフロスト運転の実行時刻が直前の定刻デフロスト運転の実行時刻経過後所定時間内にある場合、所定時間が経過するまで強制デフロスト運転を延長する。このため、複数のデフロスト運転が一定時間に実行されるのを防止することができる。その結果、食品へのダメージを低減することができる。
請求項7に記載のショーケースは、請求項1から4のいずれかに記載のショーケースであって、定刻デフロスト運転実行手段をさらに備える。定刻デフロスト運転実行手段は、定刻デフロスト運転を実行する。なお、定刻デフロスト運転とは、一定時間間隔ごとに実行されるデフロスト運転である。また、強制デフロスト運転実行決定手段は、強制デフロスト運転の実行時刻が直後の定刻デフロスト運転の実行時刻前所定時間内にある場合、強制デフロスト運転を実行しない。
ここでは、定刻デフロスト運転実行手段が、定刻デフロスト運転を実行する。これに対し、強制デフロスト運転実行決定手段は、強制デフロスト運転の実行時刻が直後の定刻デフロスト運転の実行時刻前所定時間内にある場合、強制デフロスト運転を実行しない。このため、複数のデフロスト運転が一定時間に実行されるのを防止することができる。その結果、食品へのダメージを低減することができる。
請求項8に記載のショーケースの強制デフロスト運転制御装置は、強制デフロスト運転を制御するショーケースの強制デフロスト運転制御装置であって、庫内温度情報取得手段、庫内温度変化監視手段および強制デフロスト運転実行決定手段を備える。なお、強制デフロスト運転とは、ショーケースの庫内を冷却する冷却部に付着する霜を除去するために行われるデフロスト運転である。また、ここにいう「冷却部」とは、蒸発器や熱交換器などである。庫内温度情報取得手段は、庫内の温度情報を取得する。庫内温度変化監視手段は、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。強制デフロスト運転実行決定手段は、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
ここでは、先ず、庫内温度情報取得手段が、庫内の温度情報を取得する。続いて、庫内温度変化監視手段が、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。そして、強制デフロスト運転実行決定手段が、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
蒸発器などに霜が堆積すると、蒸発器などの冷却効率が低下し、庫内の温度が徐々に上昇してくることは当業者に周知である。このため、このショーケースの強制デフロスト運転制御装置では、蒸発器に霜が堆積しているか否かが間接的に監視されることになる。また、例えば、庫内温度の時間に対する勾配を求めたりや庫内温度が許容値を逸脱した時間などを測定したりすれば、温度変化を検知することになる。さらに、ここでは、強制デフロスト運転の制御が、蒸発器の表面温度や冷媒入口付近の温度などではなく庫内の温度に基づいて行われる。したがって、本強制デフロスト運転制御装置は、強制デフロスト運転を適切なタイミングで実行し、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本強制デフロスト運転制御装置は、蒸発器の状態ではなく、庫内温度情報を取得する。このため、本強制デフロスト運転制御装置は、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
請求項9に記載のショーケースの強制デフロスト運転制御システムは、強制デフロスト運転を制御するショーケースの強制デフロスト運転制御システムであって、庫内温度情報取得部および管理コンピュータを備える。なお、強制デフロスト運転とは、ショーケースの庫内を冷却する冷却部に付着する霜を除去するために行われるデフロスト運転である。庫内温度情報取得部は、庫内の温度情報を取得する。管理コンピュータは、庫内温度変化監視手段および強制デフロスト運転実行決定手段を有する。庫内温度変化監視手段は、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。強制デフロスト運転実行決定手段は、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
ここでは、先ず、庫内温度情報取得部が、庫内の温度情報を取得する。続いて、庫内温度変化監視手段が、庫内の温度情報を利用して庫内の温度変化を監視する。そして、強制デフロスト運転実行決定手段が、庫内の温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する。
蒸発器などに霜が堆積すると、蒸発器などの冷却効率が低下し、庫内の温度が徐々に上昇してくることは当業者に周知である。このため、このショーケースの強制デフロスト運転制御システムでは、蒸発器に霜が堆積しているか否かが間接的に監視されることになる。また、例えば、庫内温度の時間に対する勾配や庫内温度が許容値を逸脱した時間などを測定すれば、温度変化を検知することになる。さらに、ここでは、強制デフロスト運転の制御が、蒸発器の表面温度や冷媒入口付近の温度などではなく庫内の温度に基づいて行われる。したがって、この強制デフロスト運転制御システムでは強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本強制デフロスト運転制御システムでは、蒸発器の状態ではなく、庫内温度が直接測定される。このため、本強制デフロスト運転制御システムでは、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
また、このシステムでは、管理コンピュータが、庫内温度情報取得部の遠方に設置されてもかまわない。なお、この場合、管理コンピュータと庫内温度情報取得部とは、インターネット回線、公衆電話回線または専用回線などを介して接続されることになる。
請求項10に記載のショーケースの強制デフロスト運転制御プログラムは、強制デフロスト運転をコンピュータに制御させるためのショーケースの強制デフロスト運転制御プログラムであって、測定値情報取得ステップ、指標値算出ステップおよび強制デフロスト運転実行可否選択ステップを備える。なお、強制デフロスト運転とは、ショーケースの庫内を冷却する冷却部に付着する霜を除去するために行われるデフロスト運転である。測定値情報取得ステップでは、コンピュータに対して、庫内温度測定部から測定値情報を取得させる。なお、庫内温度測定部は、庫内の温度を測定する。指標値算出ステップでは、コンピュータに対して、測定値情報に基づいて庫内の温度変化の指標値を算出させる。なお、ここにいう「指標値」とは、庫内温度の時間に対する勾配や庫内温度の基準値からの逸脱時間などである。強制デフロスト運転実行可否選択ステップでは、コンピュータに対して、指標値に基づいて強制デフロスト運転の実行の可否を選択させる。
ここでは、このプログラムが実行されると、先ず、測定値情報取得ステップで、コンピュータが、庫内温度測定部から測定値情報を取得する。続いて、指標値算出ステップで、コンピュータが、測定値情報に基づいて庫内の温度変化の指標値を算出する。そして、強制デフロスト運転実行可否選択ステップで、コンピュータが、指標値に基づいて強制デフロスト運転の実行の可否を選択する。
蒸発器などに霜が堆積すると、蒸発器などの冷却効率が低下し、庫内の温度が徐々に上昇してくることは当業者に周知である。このため、このショーケースの強制デフロスト運転制御プログラムが実行されると、蒸発器に霜が堆積しているか否かが間接的に監視されることになる。また、例えば、庫内温度の時間に対する勾配や庫内温度が許容値を逸脱した時間などを測定すれば、温度変化を検知することになる。さらに、ここでは、強制デフロスト運転の制御が、蒸発器の表面温度や冷媒入口付近の温度などではなく庫内の温度に基づいて行われている。したがって、この強制デフロスト運転制御プログラムが実行されると、強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本強制デフロスト運転制御プログラムが実行されると、蒸発器の状態ではなく、庫内温度が直接測定される。このため、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
請求項1に係るショーケースでは、強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本ショーケースでは、蒸発器の状態ではなく、庫内温度が直接測定される。このため、本ショーケースでは、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
請求項2に係るショーケースでは、強制デフロスト運転を実行するか否かの判断を比較的短時間で行うことができるようになる。
請求項3に係るショーケースでは、簡易に庫内温度の変化を検知することが可能となる。
請求項4に係るショーケースでは、強制デフロスト運転実行決定手段が、強制デフロスト運転を実行するか否かをより適切に決定することができる。
請求項5に係るショーケースでは、例えば、庫内温度の時間に対する勾配が大きいときは霜が多量に堆積していると推測されるのでデフロスト運転の実行時間長さを長めにとり、庫内温度の時間に対する勾配が小さいときは霜がさほど堆積しないと推測されるのでデフロスト運転の実行時間長さを短めにとるという方法を採用すれば、庫内温度の上昇に伴う食品へのダメージを低減することが可能となる。
請求項6に係るショーケースでは、複数のデフロスト運転が一定時間に実行されるのを防止することができる。その結果、食品へのダメージを低減することができる。
請求項7に係るショーケースでは、複数のデフロスト運転が一定時間に実行されるのを防止することができる。その結果、食品へのダメージを低減することができる。
請求項8に係るショーケースの強制デフロスト運転制御装置では、強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本強制デフロスト運転制御装置は、蒸発器の状態ではなく、庫内温度情報を取得する。このため、本強制デフロスト運転制御装置では、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
請求項9に係るショーケースの強制デフロスト運転制御システムでは、強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本強制デフロスト運転制御システムでは、蒸発器の状態ではなく、庫内温度が直接測定される。このため、本強制デフロスト運転制御システムでは、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
請求項10に係るショーケースの強制デフロスト運転制御プログラムが実行されると、強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができる。また、本強制デフロスト運転制御プログラムが実行されると、蒸発器の状態ではなく、庫内温度が直接測定される。このため、庫内温度の上昇を正確に把握することができる。したがって、食品へのダメージを十分に低減することができる。
[ショーケース監視システムのシステム構成]
ショーケース管理システム80のブロック図を図1に示す。本ショーケース管理システム80は、ショーケース10、モデム31、ルータ32、管理コンピュータ40および公衆電話回線50から構成される。なお、ショーケース10、モデム30およびルータ32は、店舗48に配置される。一方、管理コンピュータ40は、管理センター70に配置される。なお、この管理センター70は、店舗60の遠方に設けられている。
[ショーケース監視システムのシステム構成要素]
(1)ショーケース
ショーケース10は、図1に示すように冷凍装置13、庫内温度センサ11、デフロストヒータ12およびコントローラ15を備える。なお、この冷凍装置13のうち蒸発器115と内部ファン111とは図2に示すようにショーケース10の機械室102に設置されるが、残りの部分はショーケース本体10の外部に設置される。
冷凍装置13は、図2に示すように蒸発器115、内部送風ファン111、圧縮機112、凝縮器113、外部送風ファン116、キャピラリーチューブ114および圧縮機制御部122から構成される。なお、この圧縮機112は、インバータ圧縮機である。また、圧縮機制御部122には、インバータ回路基板(図示せず)が搭載されている。さらに、蒸発器115、圧縮機112、凝縮器113およびキャピラリーチューブ114は、冷媒配管により配管接続され、冷媒回路を構成している。なお、この冷媒回路では、次のようにして冷媒が循環する。先ず、蒸発器115に、低温低圧の冷媒液が供給される。そして、その低温低圧の冷媒液は、蒸発器115において、内部送風ファン111により供給される空気と熱交換を起こし、低温低圧の冷媒ガスになる(このとき、熱は、空気から蒸発器へ移動する)。そして、その低温低圧の冷媒ガスは、圧縮機112に供給され、そこで高温高圧の冷媒ガスとされる。さらに、その高温高圧の冷媒ガスは、凝縮器113に供給される。そして、その高温高圧の冷媒ガスは、外部送風ファン116により供給される空気と熱交換を起こし、高温高圧の冷媒液になる(このとき、熱は、凝縮器から空気へ移動する)。それからさらに、その高温高圧の冷媒液は、キャピラリーチューブ114を通過するときに低温低圧の液となる。その後、その低温低圧の冷媒液は、蒸発器115に供給される。なお、蒸発器115において熱交換された空気は、内部ファン111によって商品陳列スペース101へ供給される。
庫内温度センサ11は、庫内の温度を測定する。なお、その測定データは、コントローラ15に送信される。
デフロストヒータ12は、蒸発器115の付近に設けられる。このデフロストヒータ12は、通電されることにより発熱し、蒸発器115に付着する霜を融解除去する。
コントローラ15は、CPU(中央処理演算装置)154および不揮発性メモリ151を備える。CPU154は、制御プログラム152に記述される命令群を実行する。不揮発性メモリ151には、制御プログラム152およびデータベース153が保持される。制御プログラム152には、時刻をカウントするための時刻カウント命令、所定時間ごとにデフロストヒータ12に通電するための定刻デフロスト運転実行命令、庫内温度センサ11から測定データを収集するための測定データ収集命令、測定時刻データを取得するための測定時刻データ取得命令、測定温度データとその測定時刻データとを管理コンピュータに送信するためのデータ送信命令、管理コンピュータ40から送信されてくる強制デフロスト運転開始指示データを受信するためのデータ受信命令、および強制デフロスト運転開始指示データに基づいてデフロストヒータ12に通電するためのデフロストヒータ通電命令などが記述されている。なお、デフロストヒータ12への通電時間長さは、あらかじめ規定されている。また、コントローラ15は、デフロストヒータ12を通電加熱するとき、それと同時に圧縮機112に内蔵されるモータを所定の回転数まで落として減速する。
(2)ルータ
ルータ32は、管理コンピュータ40から送信されるデータを、ルーティングテーブルに従って、対象となるショーケース10のコントローラ15へと配信する。
(3)モデム
モデム31は、コントローラ15から発信されるデータを管理コンピュータ40に送信する。また、このモデム31は、管理コンピュータ40から送信されるデータを受信する。
(4)管理コンピュータ
管理コンピュータ40は、図1に示すようにモデム43、CPU45、ハードディスク47およびメモリ49を備える。なお、モデム43、メモリ49およびハードディスク47は、バス線によりCPU(中央処理装置)45に接続されている。モデム43は、公衆電話回線50を介してショーケース10のコントローラ15へデータを送信する。また、このモデム43は、コントローラ15から送信されてくる温度データや測定時刻データなどを受信する。CPU45は、管理プログラム41に記述される命令群を実行する。ハードディスク47には、管理プログラム41およびデータベース60が記憶されている。管理プログラム41には、コントローラ15から送信されてくる測定温度データや測定時刻データをあらかじめ決められた規則に従ってデータベース60に格納するためのデータ格納命令、測定温度データおよび測定時刻データから移動平均値を求め、さらにその移動平均値から庫内の温度勾配を算出する温度勾配算出命令、算出された温度勾配データをデータベース60に格納する温度勾配記憶命令、庫内の温度勾配が所定の基準値に達すると強制デフロスト運転開始指示データをコントローラ15に送信する指示データ送信命令、および温度勾配の基準値を変更するための基準値変更命令などが記述される。データベース60には、温度勾配データも蓄積される。図3に示すように測定温度データと測定時刻データとが格納される。また、このデータベース60には、各ショーケース10の定刻デフロスト運転実行スケジュールデータも格納されている。さらに、ここでは、測定時間間隔が10秒となっているが、測定時間間隔については任意でありシステムの負荷などに応じて種々選択可能である。メモリは、ハードディスク47から処理に必要なデータを読み出し、一時記憶する。
(5)公衆電話回線
公衆電話回線50は、管理コンピュータ40とショーケース10との通信を媒介する。
[ショーケース監視システムの接続形態]
コントローラ15は、庫内温度センサ11、デフロストヒータ12および圧縮機制御部122に接続される。また、このコントローラ15は、ルータ32に接続される。ルータ32は、モデム31に接続される。モデム31は、公衆電話回線50を介して管理コンピュータ40の内蔵モデム43に接続される。
[温度勾配算出の流れ]
図4には、温度勾配算出の処理の流れを表すフローチャートを示す。なお、この処理は、10分間間隔で実行される。
図4において、ステップS11では、CPU45が、温度勾配算出命令を受けて、測定温度データから定刻デフロスト運転時刻に該当する部分を除去する。ステップS12では、CPU45が、温度勾配算出命令を受けて、所定時間間隔ごとの移動平均を算出する。ステップS13では、CPU45が、温度勾配算出命令を受けて、移動平均値から温度勾配ΔTを算出する。ステップS14では、CPU45が、温度勾配記憶命令を受けて、その温度勾配ΔTをデータベース60に格納する。
[強制デフロスト運転実行の流れ]
図5には、強制デフロスト運転実行の流れを表すフローチャートを示す。なお、この処理は、10分間隔で実行される。また、この処理は、温度勾配算出の処理とは5分ずれて実行される。さらに、図6には、参考として本処理の概念を示す図が表されている。
図5において、ステップS21では、CPU45が、強制デフロスト運転実行命令を受けて、データベース60内に記憶される温度勾配ΔTが所定の基準値ΔT0よりも大きいという現象が所定時間継続しているかを判定する。ステップS21の判定の結果、温度勾配ΔTが所定の基準値ΔT0よりも大きいという現象が所定時間継続している場合は、ステップS22に移る。ステップS21の判定の結果、温度勾配ΔTが所定の基準値ΔT0よりも大きいという現象が所定時間継続していない場合は、処理を終了する。ステップS22では、CPU45が、強制デフロスト運転実行命令を受けて、現時刻tcが、過去に実行された定刻デフロスト運転のうち最新の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n−1)から30分を経過していないかを判定する。ステップS22の判定の結果、現時刻tcが、過去に実行された定刻デフロスト運転のうち最新の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n−1)から30分を経過していない場合は、ステップS24に移る。ステップS22の判定の結果、現時刻tcが、過去に実行された定刻デフロスト運転のうち最新の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n−1)から30分を経過している場合は、ステップS23に移る。ステップS23では、CPU45が、強制デフロスト運転実行命令を受けて、現時刻tcが次の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n)の30分前を経過しているかを判定する。ステップS23の判定の結果、現時刻tcが次の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n)の30分前を経過している場合は、処理を修了する(この処理により30分以内に強制デフロスト運転および定刻デフロスト運転の両方が行われるのを防止する)。ステップS23の判定の結果、現時刻tcが次の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n)の30分前を経過していない場合は、ステップS25に移る。ステップS24では、CPU45が、強制デフロスト運転実行命令を受けて、現時刻tcが、過去に実行された定刻デフロスト運転のうち最新の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n−1)から30分を経過したかを判定する。ステップS24の判定の結果、現時刻tcが、過去に実行された定刻デフロスト運転のうち最新の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n−1)から30分を経過した場合は、ステップS25に移る。ステップS24の判定の結果、現時刻tcが、過去に実行された定刻デフロスト運転のうち最新の定刻デフロスト運転の実行時刻td(n−1)から30分を経過していない場合は、ステップS24に戻る。ステップS25では、CPU45が、指示データ送信命令を受けて、強制デフロスト運転開始指示データをコントローラ15に送信する。
<ショーケース管理システムの特徴>
(1)
本実施の形態に係るショーケース管理システム80では、先ず、庫内温度センサ11が、庫内温度を測定し、その測定温度データをコントローラ15に送信する。次に、そのコントローラ15が管理コンピュータ40に測定時刻データととも測定温度データを送信する。続いて、管理コンピュータ40が、測定温度データと測定時刻データとから移動平均を求め、さらにその移動平均値から温度勾配を求める。管理コンピュータ40は、その処理を一定時間置きに繰り返し、その温度勾配を監視する。そして、管理コンピュータは、その温度勾配が基準値に達してから一定時間経過した後、デフロスト運転実行命令データをショーケース10のコントローラ15に送信する。このため、強制デフロスト運転を適切に制御することができる。
(2)
本実施の形態に係るショーケース管理システム80では、所定期間の測定温度データから移動平均を求め、さらにその移動平均値から温度勾配が求められる。したがって、管理コンピュータ40は、強制デフロスト運転を実行するか否かをより適切に決定することができる。
(3)
本実施の形態に係るショーケース管理システム80では、定刻デフロスト運転が実行される。これに対し、強制デフロスト運転は、その実行時刻が直前の定刻デフロスト運転の実行時刻経過後30分以内にある場合、その30分が経過するまで延長される。このため、デフロスト運転が30分間に2回実行されるのを防止することができる。その結果、食品へのダメージを低減することができる。
(4)
本実施の形態に係るショーケース管理システム80では、定刻デフロスト運転が実行される。これに対し、強制デフロスト運転は、その実行時刻が直後の定刻デフロスト運転の実行時刻前30分以内にある場合、実行されない。このため、デフロスト運転が30分間に2回実行されるのを防止することができる。その結果、食品へのダメージを低減することができる。
<変形例>
(1)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80では、管理コンピュータ40が店舗48の遠方の管理センター70に設けられたが、管理コンピュータ40は、各店舗に配備されてもよい(ローカル管理)。また、コントローラ15に管理コンピュータ40の機能をもたせてもよい。
(2)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80では、管理コンピュータ40がシステム80の一構成要素として組み込まれていたが、管理コンピュータ40またはその機能が1台のショーケース10に内蔵されていてもよい(ショーケースの一機能としての実施)。
(3)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80では、温度勾配を求めるのに移動平均を利用したが、これに代えて、所定時間内における最大温度を代表値としてその代表値から温度勾配を求めてもよい。このようにすれば、より簡易に温度勾配を求めることができる。その結果、システム80の負荷を低減することができる。
(4)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80では、管理コンピュータ40が温度勾配に基づいて強制デフロスト運転実行命令データをコントローラ15に送信したが、これに代えて、例えば、庫内温度が所定の基準値を逸脱した時間が10分に達した場合に強制デフロスト運転実行命令データを送信するようにしてもよい。このようにすれば、温度勾配を算出する必要がなくなり、簡易に庫内温度の異常を検知することができる。したがって、システム80の負荷を低減することができる。
(5)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80では、強制デフロスト運転の実行時間長さは一定に設定されていた。しかし、この強制デフロスト運転の実行時間長さを温度勾配の大きさにより変化させるようにしてもよい。例えば、温度勾配が大きいときは霜が多量に堆積していると推測されるので強制デフロスト運転実行時間長さを長めにとり、温度勾配が小さいときは霜がさほど堆積していないと推測されるので強制デフロスト運転の実行時間長さを短めにとるという方法が考えられる。
(6)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80を構成するショーケース10の冷凍装置13は、その一部がショーケース10の外部に設置されたが、冷凍装置13の全部がショーケース10に内蔵されていてもかまわない。
(7)
先の実施の形態に係るショーケース管理システム80を構成するショーケース10には、インバータ圧縮機が搭載された。しかし、本発明はインバータ圧縮機に限られるものではない。従来の定速型圧縮機であっても本発明は同様の効果を得ることができる。
本発明に係るショーケース、ショーケースの強制デフロスト運転制御装置、強制デフロスト運転制御システムおよび強制デフロスト運転制御プログラムでは、強制デフロスト運転が適切なタイミングで実行され、食品へのダメージを十分に低減することができ、冷蔵庫や冷凍庫などの技術分野で非常に有効である。
ショーケース管理システムを示すブロック図。 ショーケースの構成を示すブロック図。 温度勾配算出の処理の流れを表すフローチャート。 データベース内における測定時刻データおよび温度データの格納状態を表すイメージ図。 強制デフロスト運転実行の処理の流れを表すフローチャート。 強制デフロスト運転実行と定刻デフロスト運転との関係を説明するための説明図。
符号の説明
10 ショーケース
11 庫内温度センサ(庫内温度情報取得部)
40 管理コンピュータ(強制デフロスト運転制御装置、コンピュータ)
41 管理プログラム(庫内温度変化監視手段、強制デフロスト運転実行決定手段)
43 モデム(庫内温度情報取得手段)
45 CPU(庫内温度変化監視手段、強制デフロスト運転実行決定手段)
80 ショーケース管理システム(強制デフロスト運転制御システム)
115 蒸発器(冷却部)

Claims (10)

  1. 庫内の温度情報を取得する庫内温度情報取得部(11)と、
    前記庫内の前記温度情報を利用して前記庫内の温度変化を監視する庫内温度変化監視手段(41,45)と、
    前記庫内の前記温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)と、
    を備える、ショーケース(10)。
  2. 前記庫内温度変化監視手段(41,45)は、前記庫内の前記温度情報を利用して前記庫内温度の時間に対する勾配を監視し、
    前記強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)は、前記庫内温度の時間に対する勾配に基づいて前記強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する、
    請求項1に記載のショーケース(10)。
  3. 前記庫内温度変化監視手段(41,45)は、前記庫内温度の情報を利用して前記庫内温度が許容値内にあるかを監視し、
    前記強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)は、前記庫内温度が許容値内にない場合、前記庫内温度が許容値から逸脱した時刻からの経過時間に基づいて前記強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する、
    請求項1に記載のショーケース(10)。
  4. 前記庫内温度の時間に対する勾配は、前記庫内の前記温度情報の移動平均値から求められる、
    請求項2に記載のショーケース(10)。
  5. 前記強制デフロスト運転の実行時間長さは、前記庫内温度の時間に対する勾配の大きさに基づいて決定される、
    請求項2または4に記載のショーケース(10)。
  6. 一定時間間隔ごとに実行される定刻デフロスト運転を実行する定刻デフロスト運転実行手段をさらに備え、
    前記強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)は、前記強制デフロスト運転の実行時刻が直前の前記定刻デフロスト運転の実行時刻経過後所定時間内にある場合、前記所定時間が経過するまで前記強制デフロスト運転を延長する、
    請求項1から4のいずれかに記載のショーケース(10)。
  7. 一定時間間隔ごとに実行される定刻デフロスト運転を実行する定刻デフロスト運転実行手段をさらに備え、
    前記強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)は、前記強制デフロスト運転の実行時刻が直後の前記定刻デフロスト運転の実行時刻前所定時間内にある場合、前記強制デフロスト運転を実行しない、
    請求項1から4のいずれかに記載のショーケース(10)。
  8. ショーケース(10)の庫内を冷却する冷却部(115)に付着する霜を除去するために行われる強制デフロスト運転を制御するショーケースの強制デフロスト運転制御装置(40)であって、
    前記庫内の温度情報を取得する庫内温度情報取得手段(43)と、
    前記庫内の前記温度情報を利用して前記庫内の温度変化を監視する庫内温度変化監視手段(41,45)と、
    前記庫内の前記温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)と、
    を備える、ショーケースの強制デフロスト運転制御装置(40)。
  9. ショーケース(10)の庫内を冷却する冷却部(115)に付着する霜を除去するために行われる強制デフロスト運転を制御するショーケースの強制デフロスト運転制御システム(80)であって、
    前記庫内の温度情報を取得する庫内温度情報取得部(11)と、
    前記庫内の前記温度情報を利用して前記庫内の温度変化を監視する庫内温度変化監視手段(41,45)と、前記庫内の前記温度変化に基づいて強制デフロスト運転を実行するか否かを決定する強制デフロスト運転実行決定手段(41,45)と、を有する管理コンピュータ(40)と、
    を備える、ショーケースの強制デフロスト運転制御システム(80)。
  10. ショーケース(10)の庫内を冷却する冷却部(115)に付着する霜を除去するために行われる強制デフロスト運転をコンピュータに制御させるためのショーケースの強制デフロスト運転制御プログラム(41)であって、
    前記コンピュータ(40)に対して、前記庫内の温度を測定する庫内温度測定部(11)から測定値情報を取得させる測定値情報取得ステップと、
    前記コンピュータ(40)に対して、前記測定値情報に基づいて前記庫内の温度変化の指標値を算出させる指標値算出ステップと、
    前記コンピュータ(40)に対して、前記指標値に基づいて強制デフロスト運転の実行の可否を選択させる強制デフロスト運転実行可否選択ステップと、
    を備える、ショーケースの強制デフロスト運転制御プログラム(41)。
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