JP2005127417A - 油圧駆動装置の潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧駆動装置を駆動する作動油と異なる別の潤滑剤を液密保持部に対して供給し、前記液密保持部の耐久性を向上させる。
【解決手段】シリンダ機構22の第1及び第2カバー部材96(94)の内周面に第1及び第2ピストンロッド20b(20a)を支持するシール部97b(97a)を設け、前記シール部97b(97a)における装着溝120b(120a)に装着された第1油保持部材140aに供給通路132及び給油ポート134を介して潤滑剤130を供給している。そして、シリンダ機構22におけるピストンを駆動する作動油とは異なる特性を有する潤滑剤130が第1油保持部材140aに保持されると共に、第1及び第2カバー部材96(94)と第1及び第2ピストンロッド20a、20bとの間に形成されたクリアランス148に供給されて油膜を形成している。
【選択図】図3

Description

本発明は、作動油による押圧作用下に駆動軸を駆動させる油圧駆動装置の潤滑構造に関する。
従来から、例えば、ワークを搬送し、あるいは、ワークを位置決めするために、作動油を介して駆動する油圧駆動装置(例えば、油圧アクチュエータ)が用いられている。
例えば、油圧駆動装置の一つである油圧式アクチュエータは、一対の閉塞部材によって両端部が閉塞された円筒状の円筒本体の内部にピストンが軸線方向に沿って変位自在に設けられ、前記ピストンの一端面側及び他端面側に加圧室がそれぞれ設けられている。そして、円筒本体の外部に設けられた油圧接続部材を介して前記加圧室の内部に作動油が供給され、前記作動油による押圧作用下にピストンを軸線方向に沿って直線運動させている。
このピストンの端部には、軸状のピストンロッドが軸着され、前記ピストンロッドを閉塞部材の孔部に挿通させることにより軸線方向に沿って変位自在に支持している。そして、閉塞部材の孔部の内周面には複数のシール部材が装着され、前記シール部材がピストンロッドの外周面に当接することにより加圧室の内部における作動油の液密を保持している(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−248412号公報
ところで、特許文献1に係る油圧式アクチュエータにおいては、円筒本体の加圧室に作動油が供給され、ピストンが軸線方向に沿って変位する際、前記ピストンに連結されたピストンロッドが閉塞部材の孔部に沿って変位する。その際、前記孔部に装着されたシール部材とピストンロッドの外周面とは常に接触しているため両者の間で摺動抵抗が生じる。このため、加圧室に供給される作動油をシール部材が装着された閉塞部材の孔部へと供給することにより、前記作動油によってシール部材の潤滑を行い、前記シール部材とピストンロッドとの摺動抵抗の軽減を図っている。
しかしながら、シール部材を潤滑している作動油は、本来、加圧室に供給されてピストンを駆動するためのものであり、その作動油は、作動油が供給される流体回路(作動油供給源、供給管路等)を流通する際に最適なものが使用されている。その結果、シール部材に供給される作動油は、潤滑に適した特性を有していないため、前記シール部材の潤滑が十分に行われず、該シール部材の耐久性が低下するという問題がある。
本発明は、前記の問題を考慮してなされたものであり、作動油と異なる別の潤滑剤を液密保持部に対して供給し、前記液密保持部の耐久性を向上させることが可能な油圧駆動装置の潤滑構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ボディの内部に供給される作動油によって直線駆動又は回転駆動する駆動軸を前記ボディで支持し、前記ボディの内部において前記駆動軸に対するシール機能を有する液密保持部が設けられる油圧駆動装置の潤滑構造において、
前記液密保持部は、前記ボディの外部に開口する給油ポートと、
前記給油ポートと通路を介して連通し、前記ボディにおける駆動軸が挿通される内壁面に沿って環状に形成される溝部と、
前記溝部に装着され、樹脂製材料からなる油保持部材と、
を備え、
前記油保持部材には、前記給油ポートから供給される潤滑剤が浸透して保持され、且つ、前記駆動軸の外壁面とボディの内壁面との間に形成されるクリアランスに前記潤滑剤が供給されると共に、前記潤滑剤が、前記作動油とは別個の材質からなることを特徴とする。
本発明によれば、ボディの内部に供給され、駆動軸を直線駆動又は回転駆動させる作動油と、前記ボディの駆動軸を支持する内壁面に設けられる液密保持部を潤滑する潤滑剤とを、それぞれ別個の材質とすることにより、油圧駆動装置へと供給される作動油の特性を流体回路を流通するのに適したものとすることができると共に、液密保持部における油保持部材に対して供給される潤滑剤の特性を、前記液密保持部を潤滑するのに適したものとすることができる。
従って、作動油と潤滑剤とをそれぞれの用途に応じた特性を有するものとすることにより、油圧駆動装置へと円滑に作動油を供給して駆動軸を円滑に駆動させることができると共に、液密保持部が潤滑に適した特性を有する潤滑剤によって好適に潤滑されるため、前記液密保持部の耐久性を向上させることができる。
また、給油ポートには、充填された潤滑剤の上面にプレート部材が配設されると共に、前記プレート部材の上部側に閉塞部材が螺合されて前記給油ポートが閉塞され、前記閉塞部材の螺回作用下に前記油保持部材及びクリアランスに供給される潤滑剤の供給量が調整自在に設けられている。このため、油圧駆動装置の長年の使用によって前記油保持部材及びクリアランスに供給される潤滑剤の供給量が所望の量に対して減少した場合、閉塞部材を螺回して油保持部材側に変位させることにより、前記潤滑剤がプレート部材を介して押圧されるため、前記油保持部材及びクリアランスに対して潤滑剤が新たに供給される。すなわち、閉塞部材を潤滑剤の減少量(不足量)に応じて螺回するという簡便な作業のみで、油保持部材及びクリアランスに対して潤滑剤を追加供給することができる。
さらに、油圧駆動装置を、筒状のシリンダチューブと、
前記シリンダチューブの端部にそれぞれ装着される一組のカバー部材と、
前記シリンダチューブの内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられるピストンと、
前記ピストンに連結され、前記カバー部材に挿通されるピストンロッドと、
を備えるアクチュエータとするとよい。
またさらに、潤滑剤としてグリスを用いるとよいと共に、前記潤滑剤が保持される油保持部材を、PVF樹脂(Poly Vinyl Fluoride)から形成することにより、より一層多くの潤滑剤を浸透させて保持することができる。
また、潤滑剤の粘性を作動油の粘性より大きくすることにより、前記潤滑剤によって液密保持部をより一層好適に潤滑することができる。そのため、前記液密保持部の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、ボディの内部に供給され、駆動軸を直線駆動又は回転駆動させる作動油と、前記ボディの駆動軸を支持する内壁面に設けられる液密保持部を潤滑する潤滑剤とを、それぞれ別個の材質とすることにより、前記作動油と潤滑剤とをそれぞれの用途に応じた特性を有するものとすることができ、油圧駆動装置へと円滑に作動油を供給して駆動軸を円滑に駆動させることができると共に、液密保持部が潤滑に適した特性を有する潤滑剤によって好適に潤滑されるため、前記液密保持部の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る油圧駆動装置の潤滑構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータを示す。
このアクチュエータ(油圧駆動装置)10は、電流によって回転駆動するポンプ用駆動部12と、前記ポンプ用駆動部12の側部に一体的に連結され、前記ポンプ用駆動部12により付勢・滅勢される吸入・吐出手段14を有するポンプ機構16と、前記ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の上部に一体的に設けられ、作動油が供給されることにより軸線方向に沿って変位するピストン18、第1及び第2ピストンロッド(駆動軸)20a、20bを有するシリンダ機構22とを備える。
ポンプ用駆動部12は、例えば、インダクションモータ、ブラシモータ、DCモータ等からなり、図示しない電源から供給される電流によって回転駆動する回転駆動源24を有する。この回転駆動源24のポンプ機構16側には、駆動軸26が突出するように設けられ、前記回転駆動源24の回転作用下に一体的に回転する。前記駆動軸26は、回転駆動源24の内部に配設される第1ベアリング28を介して回転自在に支持されている。
ポンプ機構16は、図2に示されるように、ポンプ用駆動部12の側部に一体的に連結されるポンプボディ30と、その一端部側が前記ポンプボディ30に連結されると共に、他端部側がエンドプレート32によって密封され、内部に作動油充填室34が形成される筒状のケーシング(ボディ)36と、前記ポンプボディ30を介して作動油充填室34の内部を貫通する回転シャフト38と、前記回転シャフト38の回転作用下に該回転シャフト38と一体的に回転する吸入・吐出手段14とを備える。
ポンプボディ30には、軸線方向に沿って貫通した挿通孔40が形成され、回転駆動源24の駆動軸26と一体的且つ同軸上に連結される回転シャフト38が挿通されている。前記回転シャフト38は、その一端部がポンプボディ30の内部に配設された第2ベアリング42を介して回転自在に支持され、他端部がエンドプレート32のブッシュ孔62に装着されたブッシュ46によって支持されている。
エンドプレート32には、圧力調整プラグ48が装着される装着孔50が外部に開口するように形成され、前記装着孔50が連通孔52を介して作動油充填室34の内部と連通している。そして、前記装着孔50の内部には圧力調整プラグ48が螺合され、前記圧力調整プラグ48を螺回することにより作動油充填室34の内部に充填された作動油の圧力を自在に調整することができる。
さらに、エンドプレート32の内部には、作動油充填室34と連通し、作動油が流通する第1及び第2流体通路54、56が形成されている。なお、第1流体通路54と第2流体通路56とは、エンドプレート32において互いに所定間隔離間して独立して形成されている。
この第1流体通路54は、図1に示されるように、シリンダ機構22の後述する第1カバー部材94、シリンダチューブ92に形成される第1通路100を介して第1シリンダ室98に連通すると共に、第2流体通路56が、シリンダ機構22の後述するシリンダチューブ92に形成される第2通路104を介して第2シリンダ室102に連通している。
吸入・吐出手段14は、図2に示されるように、ポンプ機構16の内部に設けられている。この吸入・吐出手段14には、回転シャフト38の中央部にキー部材58を介して嵌合され、前記回転シャフト38と一体的に回転するシリンダブロック60が設けられ、前記シリンダブロック60の周方向に沿って所定角度離間するように配置された複数の孔部44と、前記回転シャフト38の軸線と略平行に設けられ、前記シリンダブロック60の孔部44に沿って摺動する複数のポンプピストン64と、前記シリンダブロック60におけるエンドプレート32側に形成され、前記孔部44と連通する作動油孔66とを有する。
ポンプピストン64の一端部側には、略球状に形成された球面部68が形成されると共に、前記ポンプピストン64の他端部側には、前記一端部側に向かって内部が窪んだ凹部70が形成される。この凹部70とシリンダブロック60の孔部44との間にはスプリング72が介装され、前記スプリング72の弾発力によってポンプピストン64が常にポンプ用駆動部12側(矢印A方向)に向かって押圧された状態にある。なお、シリンダブロック60の孔部44とポンプピストン64の凹部70とによって閉塞された室74が形成され、前記室74が作動油吸入室及び作動油吐出室として機能する。
また、吸入・吐出手段14は、貫通孔76を介して回転シャフト38と非接触に設けられ、ケーシング36に連結軸78を介して軸支された調整レバー(図示せず)に連結され、所定角度だけ傾動可能に設けられた傾動部材80を有する。この傾動部材80は断面略半円状に形成されると共に、連結軸78を介して傾動自在に支持され、ポンプボディ30のエンドプレート32側に形成された断面略半円状の窪み部82に係合するように装着されている。傾動部材80の外周面には、半径外方向に所定長だけ突出した内部ストッパ83が形成されている。
さらに、傾動部材80のエンドプレート32側には、複数のポンプピストン64の球面部68が係合する環状溝84を有する保持部86が形成されている。
一方、図2に示されるように、傾動部材80における保持部86の環状溝84と、ポンプピストン64の球面部68との摺動部分には、凹部70に連通する通路90を介して作動油が供給されることにより潤滑性が保持されている。
シリンダ機構22は、図1に示されるように、ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の上部に一体的に設けられると共に、前記ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の軸線と略平行に設けられている。
このシリンダ機構22は、筒状のシリンダチューブ92と、前記シリンダチューブ92の端部をそれぞれ閉塞する第1及び第2カバー部材94、96と、前記シリンダチューブ92に内装され、軸線方向に沿って変位するピストン18と、該ピストン18を間にして同軸上に連結される第1及び第2ピストンロッド20a、20bと、前記第1及び第2カバー部材94、96の内周面(内壁面)にそれぞれ装着され、前記第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面(外壁面)に当接して液密を保持するシール部(液密保持部)97a、97bとから構成される。
第1カバー部材94は、シリンダチューブ92におけるピストン18の一端面側に配設され、前記シリンダチューブ92内のピストン18の一端面との間に第1シリンダ室98が形成されている。また、第1カバー部材94には、ポンプ機構16のエンドプレート32に形成される第1流体通路54と対向する位置に第1通路100が形成され、前記第1通路100はシリンダチューブ92側に向かって略直交して延在し、第1シリンダ室98と連通している。
一方、第2カバー部材96は、シリンダチューブ92におけるピストン18の他端面側に配設され、前記シリンダチューブ92内のピストン18の他端面との間に第2シリンダ室102が形成されている。そして、第2カバー部材96には、ポンプ機構16のエンドプレート32に形成される第2流体通路56と対向する位置に第2通路104が形成され、前記第2通路104はシリンダチューブ92側に向かって略直交して延在し、第2シリンダ室102と連通している。
すなわち、第1シリンダ室98は、第1通路100を介してポンプ機構16の第1流体通路54と連通し、ポンプ機構16の作動油充填室34の作動油が第1通路100及び第1流体通路54を介して供給・排出される。第2シリンダ室102も同様に、第2通路104を介してポンプ機構16の第2流体通路56と連通し、前記作動油充填室34の作動油が第2通路104及び第2流体通路56を介して供給・排出される。
ピストン18には、シリンダチューブ92に内接する外周面に環状溝を介して環状のピストンパッキン106が設けられると共に、前記ピストンパッキン106と所定間隔離間して環状のウェアリング108が設けられている。すなわち、前記ピストンパッキン106及びウェアリング108を介して第1シリンダ室98及び第2シリンダ室102の液密性がそれぞれ保持されている。そして、ピストン18は、第1シリンダ室98及び第2シリンダ室102に供給される作動油の作用下に、軸線方向に沿って変位自在に設けられている。
また、ピストン18の略中央部には、ねじが刻設されたねじ孔110が形成され、該ピストン18の第1カバー部材94側に長尺の第1ピストンロッド20aの一端部が螺合されている。そして、前記第1ピストンロッド20aの他端部は、第1カバー部材94の第1支持孔112を介して軸線方向に変位自在に支持されている。
一方、ピストン18の他端面側には、その略中央部にねじ孔110を介して第2ピストンロッド20bの一端部が連結され、前記第2ピストンロッド20bの他端部は、第2カバー部材96の第2支持孔114を介して軸線方向に変位自在に支持されている。
第1及び第2支持孔112、114の内周面には、複数の環状溝を介して前記第1及び第2シリンダ室98、102の内部の液密を保持するシール部97a、97bが設けられている。
この複数の環状溝は、前記第1及び第2支持孔112、114の軸線方向に沿ってそれぞれ所定間隔離間して形成され、前記第1及び第2支持孔112、114の内周面におけるピストン18側から該ピストン18より離間する方向に向かって順に形成されるブッシュ溝116a、116b、第1パッキン溝118a、118b、装着溝(溝部)120a、120b、第2パッキン溝122a、122b、保持溝124a、124b及び環状凹部126a、126bとからなる。
ブッシュ溝116a、116bには、環状のブッシュ46が設けられ、前記ブッシュ46の内周面が第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面に当接している。そして、ブッシュ46は、第1及び第2支持孔112、114において、第1及び第2ピストンロッド20a、20bを軸線方向に沿って変位自在に支持している。
第1パッキン溝118a、118bは、第1及び第2カバー部材94、96の内周面より所定深さだけ窪んで環状に形成され、前記第1パッキン溝118a、118bには、断面略D字状の第1ロッドパッキン128が装着されている。この第1ロッドパッキン128の外周面と第1パッキン溝118a、118bとの間には、前記第1ロッドパッキン128が装着される際に予め潤滑剤(例えば、グリス)130が充填されている。前記潤滑剤130は、前記第1ロッドパッキン128の外周面と第1パッキン溝118a、118bとの間に密封されているため、第1及び第2ピストンロッド20a、20bの方向へと漏出することがない。
そして、第1ロッドパッキン128によって、第1シリンダ室98及び第2シリンダ室102の内部に供給される作動油131の液密性を保持している。
装着溝120a、120bは、供給通路132を介して第1及び第2カバー部材94、96の外周側に開口した給油ポート134に連通している。給油ポート134の内周面には、雌ねじが刻設され、前記給油ポート134に潤滑剤(例えば、グリス)130が充填された後、弾性材料(例えば、ゴム)からなる円盤状の蓋部材(プレート部材)136が挿入されると共に、前記蓋部材136の上方からプラグ(閉塞部材)138が螺合されて前記給油ポート134が閉塞されている。
なお、給油ポート134を閉塞している蓋部材136の略中央部に図示しない貫通孔を形成して、前記貫通孔を介してプラグ138の下面と蓋部材136の上面との間の空間と外気とが連通した状態とする。そして、前記貫通孔を介して蓋部材136に圧力を付与することにより、前記蓋部材136を装着溝120a、120bの方向(図3中、矢印C方向)へと変位させ、給油ポート134に充填された潤滑剤130を装着溝120a、120b側に押圧するようにしてもよい。
また、グリス等からなる潤滑剤130は、ポンプ機構16及びシリンダ機構22の内部に供給される作動油とは、その特性の異なる油とする。詳細には、前記潤滑剤130は、その粘度が前記作動油の粘度より大きいものが用いられている。例えば、作動油の粘度は、32〜460cstの範囲内であると共に、潤滑剤130の粘度は、32〜1000000cstの範囲内である。
一方、装着溝120a、120bの内部には、断面略矩形状の第1油保持部材140aが装着され、前記第1油保持部材140aは、複数の小孔を有するPVF(Poly Vinyl Fluoride、ポリフッ化ビニル)樹脂等の樹脂製材料から形成されると共に、その内周面が周方向に沿って波状に形成されている。
すなわち、この第1油保持部材140aが、PVF樹脂等の樹脂製材料からなる多孔質体によって形成されているため、前記給油ポート134から供給された潤滑剤130が第1油保持部材140aの複数の孔部を介して該第1油保持部材140aの内部に浸透して好適に保持されている。
さらに、給油ポート134に螺合されたプラグ138を、装着溝120a、120bの方向(図3中、矢印C方向)に向かって変位するように螺回することにより、前記プラグ138及び蓋部材136によって潤滑剤130が第1油保持部材140aに押圧されるため、前記第1油保持部材140aの内部に潤滑剤130を好適に含有させることができると共に、前記潤滑剤130によって第1及び第2ピストンロッド20a、20bとシール部97a、97bとを好適に潤滑することができる。
第2パッキン溝122a、122bは、第1及び第2カバー部材94、96の内周面に沿って環状に形成され、その内部には、断面略楕円状の第2ロッドパッキン142が装着されている。第2ロッドパッキン142は、例えば、NBR(ニトリルゴム)等の弾性材料から形成してもよいし、前記第1油保持部材140aと同様にPVF樹脂等の樹脂製材料から形成し、その内部に潤滑剤130を保持させるようにしてもよい。
保持溝124a、124bは、第2パッキン溝122a、122bと隣接するように形成され、給油ポート134から供給された潤滑剤130が、第1及び第2カバー部材94、96の内周面と第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面との間に形成されたクリアランス148を介して前記保持溝124a、124bの内部に充填されている。すなわち、保持溝124a、124bの深さに対応する一定量だけ潤滑剤130が保持されている。なお、図4に示されるように、保持溝124a、124bの内部に、装着溝120a、120bに装着された第1油保持部材140aと同一のPVF樹脂等の樹脂製材料からなる第2油保持部材140bを設け、前記保持溝124a、124bの内部に充填される潤滑剤130を浸透させて保持させてもよい。その場合、保持溝124a、124bの内部に第2油保持部材140bを設けていない場合と比較して、前記保持溝124a、124bの内部により好適に潤滑剤130を保持することが可能となる。
環状凹部126a、126bは、第1及び第2カバー部材94、96における最もピストンから離間した位置に前記第1及び第2カバー部材94、96の内周面に沿って環状に形成され、その内部には、それぞれ塵埃除去部材144が設けられている。この塵埃除去部材144は、例えば、NBR(ニトリルゴム)等の弾性材料から断面略U字状に形成され、前記第1及び第2ピストンロッド20a、20bの端部の方向に向かって所定角度傾斜して形成され、その先端部146が、第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面に当接している。
一方、第1ピストンロッド20aが変位して第1カバー部材94から外部に突出して露呈した際、又は、第2ピストンロッド20bが変位して第2カバー部材96から外部に突出して露呈した際に、第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面に塵埃等が付着することがある。その場合においても、第1及び第2ピストンロッド20a、20bが、再び第1及び第2カバー部材94、96の内部に変位する際に、前記外周面に当接するように設けられた塵埃除去部材144によって前記外周面に付着した塵埃等が除去され、前記塵埃等が第1シリンダ室98及び第2シリンダ室102の内部に進入することを阻止することができる。
なお、第1及び第2ロッドパッキン128、142及び塵埃除去部材144の内周面に、その表面が凹凸状に形成されたシボを設けることにより、第1及び第2ロッドパッキン128、142及び塵埃除去部材144のシボと第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面との間に好適に潤滑剤130を保持することができる。そのため、シール部97a、97bを潤滑剤130によって一層好適に潤滑して耐久性を向上させることができる。また、第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面に、例えば、ショットピーニング等の加工によって凹凸状のディンプルを設け、前記ディンプルとシール部97a、97bとの間に潤滑剤130をさらに保持させるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、第1及び第2カバー部材94、96の外周側に形成された給油ポート134より装着溝120a、120b等へ潤滑剤130を充填する場合について説明する。
この給油ポート134に螺合されているプラグ138を螺回して前記プラグ138及び蓋部材136を取り外し、前記給油ポート134より潤滑剤(例えば、グリス)130を供給する。
次に、給油ポート134に潤滑剤130を所望量だけ充填した後、前記給油ポート134に再び蓋部材136を挿入して、プラグ138を螺合する。その際、給油ポート134に螺合されたプラグ138が、その螺回作用下に装着溝120a、120bの方向(図3中、矢印C方向)に変位することにより、前記蓋部材136によって潤滑剤130が装着溝120a、120bに向かって押圧される。
そして、蓋部材136及びプラグ138による押圧作用下に潤滑剤130が、給油ポート134から供給通路132を介して装着溝120a、120bの内部へと供給され、前記装着溝120a、120bの内部に供給された潤滑剤130が、複数の孔部を有する第1油保持部材140aの内部に浸透して保持されると共に、第1及び第2カバー部材94、96と第1及び第2ピストンロッド20a、20bとの間のクリアランス148へと供給される。
最後に、潤滑剤130が、クリアランス148を介して保持溝124a、124bの内部に充填されて保持されると共に、環状凹部126a、126bに供給された潤滑剤130が、第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面に当接する塵埃除去部材144の先端部146によって遮断される。そのため、前記潤滑剤130が第1及び第2カバー部材94、96の外部へと漏出することがない。
また、クリアランス148に潤滑剤130が供給されることにより、第1及び第2カバー部材94、96の内周面と第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面との間に油膜が形成される。その結果、潤滑剤130による潤滑作用下に第1及び第2ピストンロッド20a、20bを軸線方向に沿って円滑に変位させることができると共に、前記第1及び第2ピストンロッド20a、20bの防錆効果を得ることができる。
さらに、この潤滑剤130を、シリンダ機構22における第1及び第2シリンダ室98、102の内部に供給される作動油とは流体特性(粘度、粘度係数等)が異なるものを用いることにより、シール部97a、97bにおける第1及び第2ロッドパッキン128、142等に最適な特性を有する潤滑剤130を使用することが可能となるため、ピストンを軸線方向に沿って変位させるための作動油と、前記ピストンに連結されるピストンロッドを軸線方向に沿って摺動自在に支持しているシール部97a、97bの潤滑とを同一の作動油によって兼用していた従来技術と比較して、シール部97a、97bの耐久性を向上させることができる。
次に、上記のようにシリンダ機構22における第1及び第2カバー部材94、96のシール部97a、97bに潤滑剤130が供給されたアクチュエータ10の動作並びに作用効果について説明する。なお、図示しない作動油供給源から作動油が予め作動油充填室34の内部に充填された状態とする。
図示しない電源を付勢してポンプ用駆動部12の回転駆動源24を回転駆動させる。前記回転駆動源24の駆動作用下に駆動軸26が回転し、前記駆動軸26と連結された回転シャフト38が一体的に回転する。
そして、前記回転シャフト38にキー部材58を介して嵌合されたシリンダブロック60が前記回転シャフト38と一体的に回転し、該シリンダブロック60の孔部44に変位自在に設けられるポンプピストン64が回転シャフト38を中心として回転すると共に、前記ポンプピストン64の球面部68が傾動部材80における保持部86の環状溝84内に保持された状態で、前記ポンプピストン64がスプリング72の弾発力によって軸線方向(図2中、矢印A、B方向)に沿って変位する。
その際、ポンプピストン64と孔部44とによって囲繞される室74には、作動油が充填されているため、前記ポンプピストン64が傾動部材80による押圧作用下に最もエンドプレート32側(図1及び図2中、矢印B方向)である下死点に変位した際、前記ポンプピストン64のエンドプレート32側への変位作用下に室74の内部に充填されていた作動油が作動油孔66を介して第1流体通路54へと吐出される。
また、反対に、ポンプピストン64がスプリング72の弾発力の作用下に最もポンプ用駆動部12側(図1及び図2中、矢印A方向)である上死点まで変位した際、前記ポンプピストン64のポンプ用駆動部12側への変位作用下に作動油孔66を介して室74の内部に作動油が吸入される。
詳細には、ポンプピストン64がエンドプレート32に形成される第1流体通路54と対向する位置に変位した際、前記ポンプピストン64が傾動部材80による押圧作用下に最もエンドプレート32側(矢印B方向)である下死点まで変位して室74の内部に充填された作動油を作動油孔66より吐出する。また、前記ポンプピストン64が第2流体通路56と対向する位置に変位した際、ポンプピストン64が最もポンプ用駆動部12側(矢印A方向)である上死点まで変位して室74の内部に作動油孔66より作動油を吸入する。すなわち、ポンプピストン64は、回転シャフト38の回転作用下に軸線方向に沿った変位を繰り返すことにより室74の内部へ作動油の吸入・吐出を繰り返しながら、前記回転シャフト38を中心として回転する。
そして、吐出手段であるポンプピストン64によって吐出された作動油が、エンドプレート32に形成された第1流体通路54を介して第1カバー部材94及びシリンダチューブ92に形成される第1通路100へと導出され、シリンダ機構22の第1シリンダ室98の内部へと供給される。第1シリンダ室98に供給された作動油によってピストン18が第2カバー部材96側(矢印A方向)へと押圧され、それに伴って第1及び第2ピストンロッド20a、20bが一体的に矢印A方向へと変位する。
一方、前記とは反対に、シリンダ機構22におけるピストン18、第1及び第2ピストンロッド20a、20bをポンプ機構16側(矢印B方向)に変位させる場合には、回転駆動源24に供給される電流の極性を逆転させることにより、前記回転駆動源24の駆動軸26と連結された回転シャフト38が前記とは逆方向に一体的に回転する。そのため、ポンプ機構16のシリンダブロック60が回転シャフト38を介して前記とは反対方向に回転し、ポンプピストン64の変位作用下に第1流体通路54を介して第1シリンダ室98の作動油が吸入されると共に、前記ポンプピストン64の変位作用下に第2流体通路56へと作動油が吐出される。
そして、エンドプレート32に形成される第2流体通路56へと吐出された作動油が、前記シリンダチューブ92に形成される第2通路104を介してシリンダ機構22の第2シリンダ室102の内部へと供給され、前記第2シリンダ室102の内部の圧力が上昇する。その際、第1シリンダ室98の内部に導入されていた作動油が、ポンプ機構16のポンプピストン64による吸入作用下に第1通路100を介して排出され、第1流体通路54を介して作動油充填室34への内部へと戻る。
その結果、第2シリンダ室102の内部へと供給される作動油の押圧作用下にシリンダ機構22のピストン18が第1カバー部材94側(矢印B方向)へと変位し、前記ピストン18の変位作用下に第1及び第2ピストンロッド20a、20bが一体的に矢印B方向へと変位する。
以上のように、本実施の形態では、ポンプ機構16を介してシリンダ機構22の第1及び第2シリンダ室98、102へと供給され、前記シリンダ機構22のピストン18を軸線方向に沿って変位させる作動油と、前記ピストン18に連結される第1及び第2ピストンロッド20a、20bを支持する第1及び第2カバー部材94、96に装着されるシール部97a、97bを潤滑する潤滑剤130とを、別の特性(例えば、粘度)を有する作動油としている。
このことにより、ポンプ機構16及びシリンダ機構22から構成される流体回路を流通する際に最適な特性を有する作動油を使用することができると共に、シール部97a、97bを潤滑する際に最適な特性を有する潤滑剤130を使用することができる。そのため、ポンプ機構16及びシリンダ機構22の内部に対して作動油を円滑に流通させることができると共に、シール部97a、97bが潤滑剤130によって好適に潤滑されるため耐久性を向上させることができる。
なお、前記作動油及び潤滑剤130の特性は、詳細には、シール部97a、97bに供給される潤滑剤130の粘度が、ポンプ機構16及びシリンダ機構22の内部を流通する作動油の粘度より大きくなるように設定されている。
また、第1及び第2カバー部材94、96の内周面と第1及び第2ピストンロッド20a、20bの外周面との間のクリアランス148、装着溝120a、120b等に供給された潤滑剤130の量が減少した際においても、前記第1及び第2カバー部材94、96の給油ポート134に装着されたプラグ138を螺回して、前記プラグ138及び蓋部材136の軸線方向に沿った変位作用下に潤滑剤130を装着溝120a、120bの方向に押圧することにより、前記装着溝120a、120b、クリアランス148等へ供給されている潤滑剤130の量を増大させることができる。
さらに、シリンダにおけるピストンを駆動させる作動油と、前記シール部材を潤滑する作動油とを兼用させていた従来技術と比較して、シリンダを駆動する作動油がシール部材の潤滑を行う必要がないため前記作動油の消費量が軽減される。そのため、作動油が減少した際に前記作動油を補充する等のメンテナンス作業を減少させることができると共に、前記作動油を補充するために別個に設けられていた補充用タンクが不要となる。そのため、部品点数を削減することができ、それに伴ってコストの削減を図ることが可能となる。
次に、第2の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたロータリアクチュエータ(油圧駆動装置)200を図5に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたロータリアクチュエータ200は、電流によって回転駆動するポンプ用駆動部12と、前記ポンプ用駆動部12の側部に一体的に連結され、前記ポンプ用駆動部12により付勢・滅勢される吸入・吐出手段を有するポンプ機構16と、前記ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の側部に一体的に設けられ、作動油が供給されることにより回転軸(駆動軸)202を中心として回転駆動する回転駆動機構204とを備える。
この回転駆動機構204は、前記ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の側部に連結されるボディ206と、前記ボディ206の内部に形成された挿通孔208に回転自在に軸支される回転軸202と、前記回転軸202の略中央部に連結され、前記ボディ206の空間210の内部に配設される回転部材212と、前記ボディ206の内部と外部との液密を保持するシール部(液密保持部)97a、97bとからなる。
そして、ポンプ用駆動部12の駆動作用下に作動油がポンプ機構16から回転駆動機構204へと供給され、前記作動油が空間210の内部に供給されることにより回転部材212が回転し、前記回転部材212の略中央部に連結された回転軸202が一体的に回転する。その際、回転軸202の一端部側及び他端部側が、ボディ206の挿通孔208の内部に設けられたシール部97a、97bによって保持され、前記シール部97a、97bにおける装着溝(溝部)120a、120bに給油ポート134を介して潤滑剤(例えば、グリス)130が供給されている。この潤滑剤130は、回転駆動機構204に供給される作動油とは別の特性(例えば、粘度)を有している。
また、装着溝120a、120bに供給された潤滑剤130は、第1油保持部材140aによって好適に保持されると共に、回転軸202の外周面(外壁面)と挿通孔208の内周面(内壁面)との間に形成されるクリアランス214を介して第1及び第2パッキン216、218、保持溝124a、124b及び塵埃除去部材220へと供給される。
このため、ポンプ機構16及び回転駆動機構204とを流通する作動油を流体回路を流通するのに適した特性とすることができると共に、シール部97a、97bに対して潤滑に適した別の特性を有する潤滑剤130を前記作動油とは別個に供給することができる。その結果、ポンプ機構16及び回転駆動機構204の内部に対して作動油を円滑に流通させて回転部材212を好適に回転駆動させることができると共に、シール部97a、97bが潤滑剤130によって好適に潤滑されるため耐久性を向上させることができる。
次に、第3の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用された油圧式無段変速機(油圧駆動装置)250を図6に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第3の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用された油圧式無段変速機250は、電流によって回転駆動するポンプ用駆動部12と、前記ポンプ用駆動部12の側部に一体的に連結され、前記ポンプ用駆動部12により付勢・滅勢される吸入・吐出手段を有するポンプ機構16と、前記ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の側部に一体的に設けられ、作動油が供給されることにより回転軸252を回転駆動する回転駆動機構254とを備える。
油圧式無段変速機250は、HST(Hydro Static Transmission)と呼ばれ、ポンプ機構16とポンプ用駆動部12を配管で連結し、該ポンプ機構16を車両等のエンジンで駆動して高圧の油を回転駆動機構254に送ることにより、該回転駆動機構254の速度制御を行うものである。そして、ポンプ機構16又は回転駆動機構254の容量を変更することにより、無段階に変速することができる。
この回転駆動機構254は、前記ポンプ用駆動部12及びポンプ機構16の側部に連結されるボディ256と、前記ボディ256の内部に形成される作動油充填室258を貫通する回転軸252と、前記回転軸252の回転作用下に該回転軸252と一体的に回転する吸入・吐出手段260と、前記ボディ256の挿通孔262に設けられ、該ボディ256の内部と外部との液密を保持するシール部97aとからなる。なお、回転軸252は、ボディ256の挿通孔262に設けられた軸受263によって回動自在に軸支されている。
また、吸入・吐出手段260には、ボディ256の内部に傾斜角度が略一定に固定された傾斜部材264が設けられ、前記傾斜部材264のエンドプレート266側には、複数のポンプピストン268の球面部270が係合する環状溝を有する保持部272が形成されている。
そして、図示しない電源を付勢してポンプ用駆動部12を回転駆動させ、前記ポンプ用駆動部12の駆動作用下にポンプ機構16を介して作動油が回転駆動機構254の内部へと導入される。
ポンプピストン268と孔部274とによって囲繞される室276に作動油が導入され、前記作動油による押圧作用下に前記ポンプピストン268が保持部272に保持された状態で軸線方向に沿って変位する。そのため、複数のポンプピストン268の変位作用下に孔部274を介して係合されたシリンダブロック278が回転し、それに伴って回転軸252が一体的に回転駆動する。
その際、回転軸252の一端部側が、ボディ256の挿通孔262の内部に設けられたシール部(液密保持部)97aによって保持され、前記シール部97aにおける装着溝120aに給油ポート134を介して潤滑剤(例えば、グリス)130が供給されている。この潤滑剤130は、回転駆動機構254に供給される作動油とは別の特性(例えば、粘度)を有している。
また、装着溝120aに供給された潤滑剤130は、第1油保持部材140aによって好適に保持されると共に、回転軸252の外周面と挿通孔262の内周面との間に形成されるクリアランス280を介して第1及び第2パッキン282、284、保持溝124a及び塵埃除去部材286へと供給される。
このため、ポンプ機構16及び回転駆動機構254を流通する作動油を流体回路を流通するのに適した特性とすることができると共に、シール部97aに対して潤滑に適した別の特性を有する潤滑剤130を前記作動油と別個に供給することができる。その結果、ポンプ機構16及び回転駆動機構254の内部に対して作動油を円滑に流通させ、吸入・吐出手段260を回転させることにより回転軸252を好適に回転駆動させることができると共に、シール部97aが潤滑剤130によって好適に潤滑されるため耐久性を向上させることができる。
次に、油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータ300が、車両302におけるサスペンション304と一体的に設けられた適用例を図7に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
このアクチュエータ300は、例えば、自動車等の車両302において、車輪306を車体に対して保持すると共に、路面から車輪306を介して車両へと入力される衝撃を緩衝するサスペンション304と一体的に設けられている。また、前記アクチュエータ300は、その軸線がサスペンション304の軸線と略平行になるように設けられている。
一方、車両302の内部には、CPU308が搭載されると共に、前記CPU308にリード線310を介してドライバ312が接続されている。そして、ドライバ312に接続されたリード線310がそれぞれの車輪306に対応して装着されたアクチュエータ300のポンプ用駆動部12へと接続されている。
すなわち、車両302に設けられた各種センサ(図示せず)により前記車両302の走行状況、路面状況が検出され、前記検出結果に基づいた制御信号がCPU308からドライバ312を介して各アクチュエータ300へと出力される。このため、アクチュエータ300が車両302の走行状況、路面状況に応じて変位動作することにより、車両302が走行している際の路面からの衝撃を好適且つ確実に抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたアクチュエータの縦断面図である。 図1のアクチュエータにおけるポンプ機構の拡大縦断面図である。 図1のアクチュエータにおけるシール部近傍の拡大縦断面図である。 図3の保持溝の内部に第2油保持部材を設けた状態を示す拡大縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用されたロータリアクチュエータの一部省略縦断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る油圧駆動装置の潤滑構造が適用された油圧式無段変速機の一部省略縦断面図である。 図1のアクチュエータが車両におけるサスペンションと一体的に設けられた状態を示す概略構成図である。
符号の説明
10、300…アクチュエータ 12…ポンプ用駆動部
14、260…吸入・吐出手段 16…ポンプ機構
18…ピストン 20a…第1ピストンロッド
20b…第2ピストンロッド 22…シリンダ機構
24…回転駆動源 30…ポンプボディ
32、266…エンドプレート 34、258…作動油充填室
46…ブッシュ 48…圧力調整プラグ
54…第1流体通路 56…第2流体通路
60、278…シリンダブロック 64、268…ポンプピストン
80…傾動部材 92…シリンダチューブ
94…第1カバー部材 96…第2カバー部材
97a、97b…シール部 98…第1シリンダ室
102…第2シリンダ室 112…第1支持孔
114…第2支持孔 116a、116b…ブッシュ溝
118a、118b…第1パッキン溝 120a、120b…装着溝
122a、122b…第2パッキン溝 124a、124b…保持溝
126a、126b…環状凹部 128…第1ロッドパッキン
130…潤滑剤 132…供給通路
134…給油ポート 136…蓋部材
138…プラグ 140a…第1油保持部材
140b…第2油保持部材 142…第2ロッドパッキン
144、220、286…塵埃除去部材
200…ロータリアクチュエータ 204、254…回転駆動機構
250…油圧式無段変速機

Claims (6)

  1. ボディの内部に供給される作動油によって直線駆動又は回転駆動する駆動軸を前記ボディで支持し、前記ボディの内部において前記駆動軸に対するシール機能を有する液密保持部が設けられる油圧駆動装置の潤滑構造において、
    前記液密保持部は、前記ボディの外部に開口する給油ポートと、
    前記給油ポートと通路を介して連通し、前記ボディにおける駆動軸が挿通される内壁面に沿って環状に形成される溝部と、
    前記溝部に装着され、樹脂製材料からなる油保持部材と、
    を備え、
    前記油保持部材には、前記給油ポートから供給される潤滑剤が浸透して保持され、且つ、前記駆動軸の外壁面とボディの内壁面との間に形成されるクリアランスに前記潤滑剤が供給されると共に、前記潤滑剤が、前記作動油とは別個の材質からなることを特徴とする油圧駆動装置の潤滑構造。
  2. 請求項1記載の油圧駆動装置の潤滑構造において、
    前記給油ポートには、充填された潤滑剤の上面にプレート部材が配設されると共に、前記プレート部材の上部側に閉塞部材が螺合されて前記給油ポートが閉塞され、前記閉塞部材の螺回作用下に前記油保持部材及びクリアランスに供給される潤滑剤の供給量が調整自在に設けられることを特徴とする油圧駆動装置の潤滑構造。
  3. 請求項1記載の油圧駆動装置の潤滑構造において、
    前記油圧駆動装置は、筒状のシリンダチューブと、
    前記シリンダチューブの端部にそれぞれ装着される一組のカバー部材と、
    前記シリンダチューブの内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられるピストンと、
    前記ピストンに連結され、前記カバー部材に挿通されるピストンロッドと、
    を備えるアクチュエータからなることを特徴とする油圧駆動装置の潤滑構造。
  4. 請求項1記載の油圧駆動装置の潤滑構造において、
    前記潤滑剤は、グリスからなることを特徴とする油圧駆動装置の潤滑構造。
  5. 請求項1記載の油圧駆動装置の潤滑構造において、
    前記油保持部材は、PVF(Poly Vinyl Fluoride)樹脂から形成されることを特徴とする油圧駆動装置の潤滑構造。
  6. 請求項1記載の油圧駆動装置の潤滑構造において、
    前記潤滑剤の粘性が、前記作動油の粘性より大きいことを特徴とする油圧駆動装置の潤滑構造。
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