JP2005125602A - 記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム - Google Patents

記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005125602A
JP2005125602A JP2003363428A JP2003363428A JP2005125602A JP 2005125602 A JP2005125602 A JP 2005125602A JP 2003363428 A JP2003363428 A JP 2003363428A JP 2003363428 A JP2003363428 A JP 2003363428A JP 2005125602 A JP2005125602 A JP 2005125602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
ink
limit value
ink jet
duty limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003363428A
Other languages
English (en)
Inventor
Akikage Kaieda
晃彰 海江田
Masaya Shibatani
正也 柴谷
Hiroyuki Onishi
弘幸 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003363428A priority Critical patent/JP2005125602A/ja
Publication of JP2005125602A publication Critical patent/JP2005125602A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】 コート紙、アート紙などのインク吸収性に劣る記録媒体に対して発色性に優れる画像を記録し得る記録デューティー制限値の決定方法、並びにこれを用いたインクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システムを提供すること。
【解決手段】 プリンタのインクタンクに収容される各インクを任意に組み合わせたインクセットについて、種々の記録デューティーでブリード評価試験を行う。該ブリード評価試験は、上記記録ヘッドから各インクを吐出させて記録媒体上に画像を記録し、該画像のブリードの有無を判定することにより行われる。そして、ブリード評価試験において、ブリードが無いと判定された記録デューティーのうちの最大値を、そのインクセットの最大記録デューティーとする。所定のインクを含む全てのインクセットについての最大記録デューティーのうちの最小値を、その所定のインクの記録デューティー制限値として決定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、色調の異なる2種以上のインクを吐出可能な記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置を用いるインクジェット記録方法において適用される各インクの記録デューティー制限値の決定方法、並びにこれを用いたインクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システムに関する。
インクジェット記録方式は、記録ヘッドの吐出口からインクの液滴(インク滴)を吐出させ、紙などの記録媒体に付着させて画像を記録する印刷方式である。一般に、インクジェット記録においては、インクの吐出量に比例して画像の発色性(色再現性)が高まるため、高精細の印刷を実現するためには、多量のインクに対応できる高いインク吸収性を備えた記録媒体を用いることが望ましい。そこで、高精細な印刷を実現し得るインクジェット記録用の記録媒体として、インクジェット記録用紙と称される、支持体上に非晶質シリカ等の多孔質顔料を主体とするインク受容層を設けてなる記録媒体が開発され、一般に普及している。
しかしながら、どんなにインク吸収性に優れた記録媒体であっても、そのインク吸収能力を超える量のインクを記録ヘッドから吐出させれば、記録媒体の内部に吸収しきれないインクが記録媒体上に溢れ出し、その結果、異色の画像の境界部分で色が滲んだり、不均一に混ざり合う、いわゆるブリードが顕著になり、満足できる画像が得られないことになる。そこで、インクジェット記録においては、使用する各インクについて、単位面積あるいは単位時間当たりの記録ヘッドからのインクの最大吐出回数を基準とした吐出回数の割合の制限値(記録デューティー制限値、単位%)を予め設定しておき、この記録デューティー制限値以下で記録を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
記録デューティー制限値は、通常、次のようにして決定される。インクジェット記録装置に搭載されたインクタンクに収容されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)などの各色インクのうち、ブリードが最も発生しやすいインクの組み合わせ、即ち、YとM、YとCなどのインクの組み合わせのうち最も少ない記録デューティーでブリードが起こる組み合わせに注目し、この特定の組み合わせにおいてブリードが起こらない記録デューティーの最大値を、全インクに共通の記録デューティー制限値とする。例えば、YMCKの4色のインクがインクジェット記録装置に搭載されたインクタンクに収容される場合、2色のインクの組み合わせとしては、Y/M、Y/C、Y/K、M/C、M/K、C/Kの6通りが考えられるが、これら6つの組み合わせそれぞれについて、種々の記録デューティーで、該インクジェット記録装置を用いて記録媒体上に画像を記録する。そして、記録された各画像についてブリードの有無を判定し、この判定結果に基づいて、各インクセット毎に、ブリードが発生しなかった記録デューティーで最大のものを認定する。仮に、認定された記録デューティーの最大値が、Y/Mで50%、Y/Cで40%、Y/Kで60%、M/Cで50%、M/Kで60%、C/Kで70%であった場合、最大値が最も小さいY/Cの組み合わせにおける記録デューティーの最大値40%が記録デューティー制限値と決定され、この記録デューティー40%が、YMCK全てのインクの記録デューティーの上限値として適用されることになる。
特開平11−348322号公報
上記のように、ブリードが最も発生しやすいインクの組み合わせにおいてブリードが発生しない記録デューティーの最大値を、全てのインクに共通の記録デューティー制限値とした場合、全体的にインクの吐出量が抑えられることになるため、画像の発色性の低下が懸念されるが、この場合でも、上述したインクジェット記録用紙の如きインク吸収性に優れる記録媒体を用いることで、良好な画質を得ることができる。しかし、裏を返せば、上記のようにして決定された記録デューティー制限値に従ったインクジェット記録においては、例えばコート紙やアート紙のような、市販のインクジェット記録用紙よりもインク吸収性に劣るものを記録媒体として用いた場合には、満足できる画質を得ることができないということになる。
インクジェット記録方式の普及に伴い、そのランニングコストの低減が強く求められるようになってきており、今後、記録媒体の低コスト化が本格化するのは必至である。そして、記録媒体のコストダウンは、例えばインク受容層の塗工量の低減など、インク吸収性が低下する方向に進むことが予想される。このような状況において、上記のような、高価で特殊なインクジェット記録用紙でしか対応できないインクジェット記録方法(記録デューティー制限値の決定方法)に代わる新たなインクジェット記録方法、即ち、インク吸収性に劣る記録媒体に対して発色性に優れる画像を記録し得るインクジェット記録方法の提供が望まれている。
従って、本発明の目的は、インク吸収性に劣る記録媒体に対して発色性に優れる画像を記録し得るデューティー制限値の決定方法、並びにこれを用いたインクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のデューティー制限値の決定方法は、色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置を用いて、記録媒体上に画像を記録する際に適用される各インクの記録デューティー制限値の決定方法であって、下記手順A〜Cを有することを特徴とする。
A.上記インクタンクに収容される各インクを任意に組み合わせたインクセットについて、種々の記録デューティーでブリード評価試験を行う。該ブリード評価試験は、試験対象であるインクセットを構成する各インクを、上記記録ヘッドから吐出させて記録媒体上に画像を記録し、該画像のブリードの有無を判定することにより行われる。
B.上記ブリード評価試験において、ブリードが無いと判定された記録デューティーのうちの最大値を、そのインクセットの最大記録デューティーとする。
C.所定のインクを含む全てのインクセットについての上記最大記録デューティーのうちの最小値を、その所定のインクの記録デューティー制限値として決定する。
また、本発明のインクジェット記録方法は、色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置を用いて、記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録方法において、上記記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、各インクを上記記録ヘッドから吐出させることを特徴とする。
また、本発明のプリンタドライバは、色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置に接続又は内蔵されたコンピュータを、上記記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、上記記録ヘッドに吐出を行わせるための記録データを生成する装置、として動作させることを特徴とする。
また、本発明の記録システムは、色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンク、及び該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置と、該インクジェット記録装置に電気的に接続されたホスト装置とを備え、該ホスト装置から提供される記録データに基づいて該記録ヘッドから記録媒体に対してインクを吐出させて、該記録媒体上に画像を記録する記録システムにおいて、上記ホスト装置は、上記記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、上記記録データを生成することを特徴とする。
本発明によれば、インクジェット記録装置で使用される各インクの記録デューティー制限値の決定に当たり、従来のように、特定のインクについて決定された記録デューティー制限値を全てのインクに共通の記録デューティー制限値として適用するのではなく、各インク毎に適切な記録デューティー制限値を決定するようにしたので、ブリードの発生を効果的に防止しつつもインク吐出量を増やすことが可能となり、これにより、インクジェット記録用紙のようなインク吸収性に優れる記録媒体に対しては勿論のこと、これよりもインク吸収性に劣る記録媒体、例えばコート紙やアート紙に対しても、発色性(色再現性)に優れる高精細の画像を記録することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置(プリンタ)の概略構成を示した斜視図である。このプリンタ1は、図示しない紙送りモータで駆動される紙送りローラ2によって、用紙スタッカ3から記録媒体Mを巻き取ってプラテン4位置に搬送し、キャリッジ5に搭載された記録ヘッド6により記録を行った後、矢標Yで示す方向(副走査方向)に記録媒体Mを搬送するようになしてある。キャリッジ5は、キャリッジモータ7によって駆動されるタイミングベルト8に連結されており、2本のガイドレール9によって、記録媒体Mの搬送方向Yと直交する主走査方向X1又はX2に往復走査可能に案内支持されている。キャリッジ5には、記録ヘッド6にインクを供給するインクタンクを含む記録ヘッドユニット12が搭載されている。本実施形態では、インクとして、イエロー(Y)、ブラック(K)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の4色の水性顔料インクが用いられている。
また、キャリッジ5が移動可能な領域の一端側は、記録ヘッド6のホームポジションとなっており、その下部には、吐出不良を起こした記録ヘッドの吐出回復や吐出不良を未然に防止するために利用される回復ユニット10が配置されている。回復ユニット10は、キャップ部11により、記録ヘッド6の吐出口形成面(記録媒体Mと対向する面)を覆い、図示しない吸引ポンプを作動させて、吐出口から増粘あるいは固化したインクや埃などの異物や気泡などを強制的に排出させ、図示しない廃液タンクにこれらを貯蔵するようになっている。また、回復ユニット10には、記録ヘッド6の吐出口形成面に付着した不要なインクやゴミなどを掃除するクリーニング動作に使用する、ゴムなどの弾性材料で形成されたワイパー部材が設けられている(図示せず)。
図2は、記録ヘッド6の吐出口形成面(記録媒体Mと対向する面)の概略構成図である。記録ヘッド6は、上記4色のインクをそれぞれ吐出する4つの記録ヘッド6Y、6K、6M、6Cが、主走査方向Xに並列に集積配置された構成のいわゆるマルチヘッドである。各ヘッドはそれぞれ、主走査方向Xと直交する副走査方向Yに配列された複数の吐出口Nzを有しており、各吐出口Nzから、小サイズ、中サイズ、大サイズの3種のインク滴を吐出することができる。このように、記録ヘッドから種々の大きさのインク滴が吐出可能になしてあることにより、発色性に優れ、粒状感の目立たない高精細の画像が一層確実に得られるようになる。
上記各ヘッドは、それぞれ基本的にこの種のインクジェット記録装置における記録ヘッドと同様に構成されており、インク供給路、該インク供給路の一部に設けられるエネルギー作用部、該エネルギー作用部にあるインクに作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段(何れも図示せず)等を備えている。本実施形態では、エネルギー発生手段として、電気−機械変換素子を備えている。電気−機械変換方式の記録ヘッドは、他の方式の記録ヘッドに比して顔料インクの吐出安定性に優れるため、顔料インクを用いたインクジェット記録に特に好適である。電気−機械変換素子としては、ピエゾ素子が好ましく用いられる。ピエゾ素子は、周知のように、電圧の印加により結晶構造が歪み、極めて高速に電気−機械エネルギーの変換を行う素子(圧電素子)である。上記各ヘッドの内部の適当な位置に配置されたピエゾ素子に、所定の時間幅の電圧を印加することにより、該ピエゾ素子が電圧の印加時間だけ伸張し、これによりインク供給路の容積が収縮して、この収縮分に相当するインクが液滴となって吐出口Nzから高速吐出される。
このような構成のプリンタ1に対し、各インクの記録デューティー制限値は、次のようにして決定される。ここで、「記録デューティー」とは、各色(本実施形態ではY、K、M、Cの4色)についての、記録ヘッドの一方向(X1又はX2方向)への1回の走査で可能な最大の吐出回数に対する実際の吐出回数の割合(%)を意味する。例えば、1ドットが1回の吐出によって形成される態様にあっては、1回の走査領域で記録可能な画素数に対する実際に形成されるドット数の割合が、該記録デューティーに相当する。
先ず、インクジェット記録装置に搭載されたインクタンクに収容される各インクを任意に組み合わせたインクセットについて、種々の記録デューティーでブリード評価試験を行う(手順A)。例えば、上記プリンタ1では、YMCKの4色の水性顔料インクをインクタンクに収容するので、2種のインクからなるインクセットとしては、Y/M、Y/C、Y/K、M/C、M/K、C/Kの6種類が考えられる。そこで、これら6種類のインクセットについて、それぞれブリード評価試験を行う。ブリード評価試験は、記録媒体に対し、試験対象であるインクセットを構成するインクを用いて、種々の記録デューティーで画像を記録し、記録された画像の異色の境界部分における色滲みや色混ざりの有無を目視で判定することにより行われる。図3に、ブリード評価試験用のフォーマットが印刷された試験シートの一例を示す。この試験シートには、上記6種類のインクセット毎に、記録デューティー200〜20%の範囲で10%刻みにセルが印刷されており、各セル内に、所定のインクセットを用いて所定の記録デューティーでブリード判定用の画像を記録できるようになっている。このうような試験シートを用いれば、ブリード評価試験を正確且つ簡易に行うことができる。
次に、上記ブリード評価試験の結果に基づき、各インクセット毎に、ブリードを起こさなかった記録デューティーのうちの最大値(最大記録デューティー)を認定する(手順B)。例えば、Y/Mのインクセットについてのブリード評価試験において、記録デューティーが50%以下では色滲みも色混ざりも無いと判定されたが、記録デューティーが60%以上では色滲み又は色混ざりが有ると判定された場合、Y/Mの最大記録デューティーを50%と認定する。他のインクセットについても、これと同様にして最大記録デューティーを認定する。
そして、所定のインクを含む全てのインクセットについての上記最大記録デューティーのうちの最小値を、その所定のインクの記録デューティー制限値として決定する(手順C)。例えば、上記プリンタ1を用いた場合において、6種類の上記インクセットについての最大記録デューティーが、それぞれ、Y/M50%、Y/C40%、Y/K60%、M/C50%、M/K60%、C/K70%であった場合、Yインクの記録デューティー制限値は、Yインクを含む3つのインクセット(Y/M、Y/C、Y/K)についての最大記録デューティーのうちの最小値である40%に決定される。同様にして、Mインクの記録デューティー制限値は、Y/M50%、M/C50%、M/K60%のうちの最小値50%に決定され、Cインクの記録デューティー制限値は、Y/C40%、M/C50%、C/K70%のうちの最小値40%に決定され、Kインクの記録デューティー制限値は、Y/K60%、M/K60%、C/K70%のうちの最小値60%に決定される。
上記手順A〜Cを経て決定される各インクの記録デューティー制限値は、基本的にブリード評価試験で使用した記録媒体に固有の値であり、インクは同じでも記録媒体が異なれば、記録デューティー制限値はそれぞれ異なる値となる。そこで、数種の記録媒体について各インクの記録デューティー制限値をそれぞれ決定しておき、実際のインクジェット記録時には、使用する記録媒体に応じて、各インクの記録デューティー制限値を使い分けることが好ましい。例えば、実際のインクジェット記録で、インク吸収性の良い記録媒体(例えば、インクジェット記録用紙)と、インク吸収性の悪い記録媒体(例えば、コート紙)の2種類の記録媒体が使用される場合、各記録媒体についてブリード評価試験を行って、各記録媒体に対応した各インクの記録デューティー制限値を決定しておく。そして、実際のインクジェット記録時には、使用する記録媒体に対応する各インクの記録デューティー制限値に従って各インクを記録ヘッドから吐出させるのである。このようにすることで、記録媒体の種類に拘わらず、発色性や色再現性に優れる画像を安定して得ることできる。
尚、インク吸収性の悪い記録媒体についてブリード評価試験を行う場合には、記録ヘッドが吐出可能なインク滴サイズの全てを使って画像を記録することが好ましい。プリンタ1を例にとれば、各インクとも小、中、大の3種類のサイズを使って記録を行うのである。このようにすることで、本印刷において、より一層発色性や色再現性に優れる画像を得ることができる。
以上のようにして決定された各インクの記録デューティー制限値は、プリンタドライバのプログラムコードに組み込まれることにより、実際のインクジェット記録に反映される。以下、上述した記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値を利用したプリンタドライバと、その制御下にある記録システムについて説明する。
プリンタドライバは、通常、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、CD−ROMなどの記憶媒体に格納された状態で、あるいはインターネットを利用したダウンロードにより、ユーザーに提供される。ユーザーは、このプリンタドライバを、インクジェット記録装置に接続又は内蔵されたコンピュータにインストールして利用する。
図4は、本発明を適用可能な記録システムの制御系のブロック構成図である。この記録システム50は、上記プリンタ1と、プリンタ1に電気的に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト装置30と、該ホスト装置30に電気的に接続された画像入力装置40とを備えている。画像入力装置40としては、例えば、取り込んだ多値のカラー画像データをパーソナルコンピュータ等に送信できる装置として、スキャナ、デジタルカメラ、デジタルビデオ等が挙げられる。
ホスト装置30は、インストールされたプリンタドライバのプログラムコードに従ってプリンタ1に記録処理を実行させる装置として機能するもので、記録システム50全体を実質的に制御するマイクロコンピュータ等のCPU31と、CPU31により実行される制御プログラムや各種データ等の必要な固定情報を格納したROM32と、CPU31による処理の実行時におけるワークエリアとして使用されるRAM33などを備えている。34は、画像入力装置40から転送されてくる画像データを、プリンタ1が利用可能な記録データに変換する色処理回路、35は、変換された記録データを格納する画像メモリ、36は、画像入力装置40や図示しない操作パネルなどとのデータの入出力を行う入出力バッファ、37は、プリンタ1へ記録データを転送する入出力バッファである。
ホスト装置30で行われる記録データの生成処理について説明する。画像入力装置40から転送されてきたRGBデータは、入出力バッファ36に一旦格納された後、色処理回路34に転送される。色処理回路34では、図5(a)に模式的に示してある色変換テーブル51を用いて、RGBデータをCMYKイメージに変換する。色変換テーブル51は、各色成分値が8ビットのRGB値(24ビットのデータ)に各色成分値が8ビットのCMYK値(32ビットのデータ)を対応づけたテーブルである。
色変換テーブル51の利用によって得られたCMYKイメージは、さらに、図5(b)及び(c)に模式的に示してあるインク補正量テーブル52及び配分情報テーブル53によって、記録ヘッドに吐出を行わせるための記録データに変換される。インク補正量テーブル52における変換成分値は、CMYKイメージの各成分値に相当する。インク補正量テーブル52は、記録データの生成処理の前(プリンタドライバの起動時)にプリンタ1からホスト装置30に各インクについての補正指標値が送信された場合には、これらの補正指標値に応じた内容に更新され、この更新されたテーブルが記録データの生成処理に利用される。
一方、配分情報テーブル53は、上述した記録デューティー制限値の決定方法により決定された各インクについての記録デューティー制限値が加味されたもので、小サイズ、中サイズ、大サイズのインク滴に関する3種の値を読み出せるテーブルとなっている。記録データ生成時には、配分情報テーブル53から読み出した3種の値と他画素に関する誤差とに基づき、その画素の記録に最も適したインク滴サイズの決定が行なわれる。尚、配分情報テーブル53を記録媒体毎に用意しておき(例えば、インクジェット記録用紙用と、インクジェット適性の考慮されていない普通紙用との2種類のテーブルを用意する)、記録媒体の種別情報に基づいて、用意されたテーブルの中から適当なものを選択して利用するようにすることも可能である。これによって、上述した記録媒体毎の記録デューティー制限値の使い分けを実現することができる。
このようにして生成された記録データは、画像メモリ35に格納され、1走査で記録する分のデータを読み出して入出力バッファ37を介してプリンタ1へ転送される。
プリンタ1に転送されてきた記録データは、記録媒体の種別情報その他の各種指示情報等と共に、入出力バッファ15に一時的に格納される。一方、入出力バッファ15からは、記録データの転送確認データの他、プリンタ1の動作状態を示すデータなどがホスト装置30に転送される。入出力バッファ15に格納された記録データは、制御部16によって読み出され、その内部で展開される。
制御部16は、プリンタ1全体を制御するもので、マイクロコンピュータ等のCPU17、CPU17により実行される必要な固定情報を格納したROM18、ワークエリアとして使用されるRAM19などを備えている。20は、上記紙送りローラ2を駆動させるための紙送りモータ21を駆動するモータドライバ、23は、上記キャリッジ5をX1又はX2方向に走査させるための上記キャリッジモータ7を駆動するモータドライバ、24は、制御部16からの信号に基づいて記録ヘッド6を構成する上記各ヘッド6Y、6K、6M、6Cを駆動するヘッドドライバである。
以上のような構成の記録システムを用いて記録媒体に対して常法通りインクジェット記録を行った場合、上述した記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、記録ヘッドから各インクが吐出されることになるので、インク吸収性の良いインクジェット記録用紙に対しては勿論のこと、オフセット印刷等に使用されるコート紙やアート紙などの一般塗工印刷用紙や一般事務用紙のようなインク吸収性に乏しい記録媒体(インクジェット適性の考慮されていない記録媒体)に対しても、発色性や色再現性に優れる画像を記録することができる。特に、本発明は、記録媒体としてコート紙、アート紙を用いる場合に効果的である。
また、インクとしては、インクジェット記録で使用可能な水性インクであればよく、染料インク、顔料インクを問わないが、本発明は顔料インクに対して特に有効であり、顔料インクを使用し、上述した記録デューティー制限値の決定方法に従ってインクジェット記録を行った場合には、発色性や色再現性について優れた改善効果が得られる。インクジェット記録用の顔料インクは、一般に、顔料(色材)及び水の他に、印字品質の向上や乾燥防止などのために、アセチレングリコール系界面活性剤、アセチレンアルコール系界面活性剤、シリコン系界面活性剤などの界面活性剤や、グリコール類、グリコールエーテル類などの各種有機溶剤、pH調整剤、溶解助剤、酸化防止剤などが含有される。顔料の含有量は、通常、水性インクに対して0.5〜30重量%程度である。
上記顔料(色材)としては、例えば、酸化チタン及び酸化鉄、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法等の公知の方法によって製造されたカーボンブラックなどの無機系顔料;アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等を含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料等)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどの有機系顔料などが挙げられる。有機系顔料としては、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルー等の有彩色の色調の従来公知の有機系顔料を何ら区別することなく用いることができる。また、これら有彩色の有機系顔料は、複数混合して用いてもよい。
以上、本発明を、その好ましい実施形態に基づいて説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、記録ヘッドの構成、吐出口の配列パターン、使用するインクの種類や数などは、上記実施形態に限定されず適宜変更可能である。また、上記実施形態は、プリンタドライバに従って行われる記録データの生成処理をホスト装置で行うものであったが、該生成処理の一部あるいは全部をインクジェット記録装置で行うようにしてもよい。
また記録ヘッドは、上記のような電気−機械変換方式のものに限定されず、電極などの静電気力発生手段を利用したものでも良く、ヒータなどの電気−熱変換素子を利用したもの(電気−熱変換方式)でもよい。後者の電気−熱変換方式は、電気−熱変換素子により液体中に気体(バブル)を発生させ、この力で該液体を吐出させるインク吐出方式であり、この方式の記録ヘッドとしては、例えば、キャノン社製のバブルジェット(登録商標)ヘッドが挙げられる。さらに記録ヘッドは、上記実施形態のような、記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドでもよく、記録ヘッドとは別に配置されたインクタンクからチューブなどを介してインクを供給するタイプの記録ヘッドでもよい。
以下に、本発明の実施例及び本発明の効果を示す試験例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は、斯かる実施例により何等制限されるものではない。
〔実施例1〕
ピエゾ駆動型のマルチヘッドタイプの記録ヘッドを搭載したインクジェットプリンタ(PM−4000PX、セイコーエプソン製)のインクタンクに収容されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトシアン(Lc)の6種の水性顔料インクそれぞれについて、下記手順a〜cに従って記録デューティー制限値を決定した。そして、決定された6種の記録デューティー制限値を、上記インクジェットプリンタのプリンタドライバのプログラムコードに組み込み、該プリンタドライバを用いて該インクジェットプリンタを稼働させ、インク吸収性の乏しい(インクジェット適性の考慮されていない)記録媒体(コート紙、商品名:エスプリコートC、日本製紙製)に対して、各インクとも大、中、小の3種類のインク滴サイズを使って、Y、M、C、K、Lm、Lcの6色のカラーパッチを記録することにより、記録物を作製した。
(手順a)上記6種のインクについて考えられる、2種のインクからなるインクセット(Y/M、Y/Cなど)の全てについて、種々の記録デューティーでブリード評価試験を行う。該ブリード評価試験は、上記エスプリコートCに対し、試験対象であるインクセットを構成する各インクを、インク滴サイズを大サイズで固定して上記記録ヘッドから吐出させることにより画像を記録し、該画像の異色の境界部分における色滲みや色混ざりの有無を目視で判定することにより行われる。
(手順b)上記ブリード評価試験において、色滲み又は色混ざりが無いと判定された記録デューティーのうちの最大値を、そのインクセットの最大記録デューティーとする。
(手順c)所定のインクを含む全てのインクセットについての上記最大記録デューティーのうちの最小値を、その所定のインクの記録デューティー制限値として決定する。
〔実施例2〕
実施例1において、手順aにおける各インクのインク滴サイズを大、中、小の3種類併用にした以外は実施例1と同様にして、記録物を作製した。
〔実施例3〕
実施例1において、記録媒体としてインク吸収性の良い記録媒体(インクジェット記録用紙、商品名:PM写真用紙、セイコーエプソン製)を用いた以外は実施例1と同様にして、記録物を作製した。
〔実施例4〕
実施例2において、記録媒体としてインク吸収性の良い記録媒体(インクジェット記録用紙、商品名:PM写真用紙、セイコーエプソン製)を用いた以外は実施例2と同様にして、記録物を作製した。
〔比較例1〕
実施例1において、上記手順b迄で得られた複数の最大記録デューティーのうちの最小値を、上記6種のインク全てに共通の記録デューティー制限値とした以外は実施例1と同様にして、記録物を作製した。
〔比較例2〕
比較例1において、手順aにおける各インクのインク滴サイズを大、中、小の3種類併用にした以外は比較例1と同様にして、記録物を作製した。
〔比較例3〕
比較例1において、記録媒体としてインク吸収性の良い記録媒体(インクジェット記録用紙、商品名:PM写真用紙、セイコーエプソン製)を用いた以外は比較例1と同様にして、記録物を作製した。
〔比較例4〕
比較例2において、記録媒体としてインク吸収性の良い記録媒体(インクジェット記録用紙、商品名:PM写真用紙、セイコーエプソン製)を用いた以外は比較例2と同様にして、記録物を作製した。
上記各記録物について、発色性(色再現性)を下記の方法により評価した。これらの結果を下記〔表1〕に示す。
(発色性の評価方法)
上記記録物のYMCKの各カラーパッチ印刷部分について、グレタグマクベス社製のスペクトロリーノSPM−50を用い、視野角2度、光源D50、フィルター無しの条件で反射光学濃度(OD値)を測定し、下記評価基準により評価した。
評価基準
A:YMCKの4色のOD値の合計が7.5を超える。発色性(色再現性)良好。
B:4色のOD値の合計が6.0以上7.5以下の範囲にある。実用上問題なし。
C:4色のOD値の合計が6.0未満(平均でOD値1.5未満)。実用不可。
Figure 2005125602
本発明を適用可能なインクジェット記録装置の概略構成を示した斜視図である。 図1に示す記録ヘッドの吐出口形成面の概略構成図である。 ブリード評価試験に用いる試験シートの一例の正面図である。 本発明を適用可能な記録システムの制御系のブロック構成図である。 記録データの生成処理を説明するための図である。
符号の説明
1…プリンタ
2…紙送りローラ
3…用紙スタッカ
4…プラテン
5…キャリッジ
6…記録ヘッド
6Y、6K、6M、6C…記録ヘッド
7…キャリッジモータ
8…タイミングベルト
9…ガイドレール
10…回復ユニット
11…キャップ部
12…記録ヘッドユニット
50…記録システム
Nz…吐出口
M…記録媒体

Claims (6)

  1. 色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置を用いて、記録媒体上に画像を記録する際に適用される各インクの記録デューティー制限値の決定方法であって、下記手順A〜Cを有することを特徴とする記録デューティー制限値の決定方法。
    A.上記インクタンクに収容される各インクを任意に組み合わせたインクセットについて、種々の記録デューティーでブリード評価試験を行う。該ブリード評価試験は、試験対象であるインクセットを構成する各インクを、上記記録ヘッドから吐出させて記録媒体上に画像を記録し、該画像のブリードの有無を判定することにより行われる。
    B.上記ブリード評価試験において、ブリードが無いと判定された記録デューティーのうちの最大値を、そのインクセットの最大記録デューティーとする。
    C.所定のインクを含む全てのインクセットについての上記最大記録デューティーのうちの最小値を、その所定のインクの記録デューティー制限値として決定する。
  2. 色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置を用いて、記録媒体上に画像を記録するインクジェット記録方法において、
    請求項1記載の記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、各インクを上記記録ヘッドから吐出させることを特徴とするインクジェット記録方法。
  3. 上記インクとして水性顔料インクを用いることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録方法。
  4. 色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンクと、該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置に接続又は内蔵されたコンピュータを、
    請求項1記載の記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、上記記録ヘッドに吐出を行わせるための記録データを生成する装置、として動作させることを特徴とするプリンタドライバ。
  5. 色調の異なる2種以上のインクを収容可能なインクタンク、及び該インクタンクから供給されるインクを吐出可能な記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置と、該インクジェット記録装置に電気的に接続されたホスト装置とを備え、該ホスト装置から提供される記録データに基づいて該記録ヘッドから記録媒体に対してインクを吐出させて、該記録媒体上に画像を記録する記録システムにおいて、
    上記ホスト装置は、請求項1記載の記録デューティー制限値の決定方法により決定された記録デューティー制限値に従って、上記記録データを生成することを特徴とする記録システム。
  6. 上記インクジェット記録装置は、上記記録ヘッドから種々の大きさのインク滴を吐出可能になしてあることを特徴とする請求項5記載の記録システム。

JP2003363428A 2003-10-23 2003-10-23 記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム Withdrawn JP2005125602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363428A JP2005125602A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363428A JP2005125602A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005125602A true JP2005125602A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34642759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003363428A Withdrawn JP2005125602A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005125602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223931A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Seiko Epson Corp 画像処理装置、印刷装置、画像処理方法および画像処理プログラム
CN108394180A (zh) * 2017-02-06 2018-08-14 精工爱普生株式会社 印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223931A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Seiko Epson Corp 画像処理装置、印刷装置、画像処理方法および画像処理プログラム
CN108394180A (zh) * 2017-02-06 2018-08-14 精工爱普生株式会社 印刷装置
CN108394180B (zh) * 2017-02-06 2021-06-15 精工爱普生株式会社 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4942075B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
CN100434275C (zh) 喷墨打印装置和喷墨打印方法
JP2000198227A (ja) インクジェット記録方法、その装置、該装置の制御方法及びコンピュ―タ可読記憶媒体
JPH08118616A (ja) インクジェット記録装置およびテストプリント方法
JP2002144599A (ja) インクジェト記録装置および予備吐出方法
CN1239328C (zh) 喷墨打印装置以及喷墨打印方法
JP2006240177A (ja) インクジェット記録装置
JP2012045724A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2010052248A (ja) 印刷装置
US7267422B2 (en) Purging fixing-liquid ejection devices
JP2005119210A (ja) 廃液タンク、廃液タンク満タン検出装置及び画像形成装置
JP2005096365A (ja) インクジェット記録方法、記録システム及びプリンタドライバ
JP2005007649A (ja) インクジェット記録方法、記録システム及びプリンタドライバ
JP4182107B2 (ja) インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、記録システムおよびコンピュータ可読記憶媒体
JP6079318B2 (ja) インクセット、記録方法および記録装置
JP2005125602A (ja) 記録デューティー制限値の決定方法、インクジェット記録方法、プリンタドライバ及び記録システム
JP3158004B2 (ja) インクジェットプリント方法およびインクジェットプリント装置
JP2005225114A (ja) インクジェット記録方法、プリンタドライバ及びインクジェット記録装置
JP2006255988A (ja) 画像処理方法、プログラム、画像処理装置、インクジェット記録装置
JP3168136B2 (ja) インクタンクおよびインクジェットカートリッジおよびそれを用いたインクジェットプリント装置
JP3667076B2 (ja) インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置
JPH09277507A (ja) インクジェットプリント方法およびインクジェットプリント装置
JP2001096768A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2006240164A (ja) インクジェット記録ヘッドおよび該ヘッドを用いるインクジェット記録装置
JP4182105B2 (ja) インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、記録システムおよびコンピュータ可読記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109