JP2005121453A - 原子力用定検支援装置 - Google Patents

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Naoto Ikeda
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Hiroshi Sasaki
拓 佐々木
Toru Nakanishi
徹 中西
Takashi Ozaki
貴司 尾崎
Yoshio Egashira
良夫 江頭
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

【課題】 ユーザに不正に使用されることを容易に防止すること。
【解決手段】 認証コードを許可動作群に対応付ける許可動作データベース31と、認証タグ14に記録される読取認証コードをタグ読取装置17から収集する認証コード読取部34と、実行部38とを備えている。実行部38は、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置20により指示された指示動作を含むときに、指示動作を実行する。実行部38は、さらに、認証コード読取部34により読取バッジコードが読み取られないときに、または、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置20により指示された指示動作を含まないときに、指示動作を実行しない。このとき、原子力用定検支援装置1は、作業者5が認証タグ14を携帯しているときにのみ、作業者5に許可された動作のみを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力用定検支援装置に関し、特に、放射能の汚染を防止するために設置される放射線管理区域で使用される原子力用定検支援装置に関する。
原子力発電所は、安全性、信頼性を確保するために定期的に定期検査が実行されている。その定期検査の検査結果は、作業者により紙に記入され、その紙に監督者によりサインされることにより認証される。放射線を取り扱う施設には、放射線障害を防止するための管理区域が設けられている。その管理区域では、放射性廃棄物を増加させないために、物を持ち込まないことが望まれている。定期検査は、コンピュータを用いて効率よく実施されることが望まれる。
コンピュータを用いた定期検査では、そのコンピュータが不正に使用されることを容易に防止するために、作業者は、自身のIDとパスワードとを入力してその検査結果を入力し、監督者は、自身のIDとパスワードとを入力してその検査結果を認証する。作業者は、管理区域で作業するときに、放射能の汚染を防止するための防護服・手袋を着用する必要がある。手袋の着用は、キーボードを用いた情報入力を困難にすることがある。管理区域で使用されるコンピュータは、操作がより容易であることが望まれている。
作業者は、さらに、管理区域で作業するときに、正規の手続きを経て入場し、被爆線量を測定するフィルムバッジを携帯する必要がある。ユーザに放射能の汚染を防止する作業衣・手袋をより確実に着用させ、ユーザに放射線の線量を検出する個人被爆線量測定用具をより確実に携帯させ、ユーザが不正に放射線管理区域に入退場することを防止するシステムが望まれている。
本発明の課題は、ユーザに不正に使用されることを容易に防止する原子力用定検支援装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、ユーザに放射能の汚染を防止する作業衣・手袋をより確実に着用させる原子力用定検支援装置を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、ユーザに放射線の線量を検出する個人被爆線量測定用具をより確実に携帯させる原子力用定検支援装置を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、ユーザに正規の個人被爆線量測定用具をより確実に携帯させる原子力用定検支援装置を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、ユーザが不正に放射線管理区域に入退場することを防止する原子力用定検支援装置を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、操作が容易である原子力用定検支援装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による原子力用定検支援装置(1)は、認証コードを許可動作群に対応付ける許可動作データベース(31)と、認証タグ(14)に記録される読取認証コードをタグ読取装置(17)から収集する認証コード読取部(34)と、実行部(38)とを備えている。認証タグ(14)は、タグ読取装置(17)から出力される質問電波を受信したときに、質問電波から変換された電気エネルギーを用いて読取認証コードを示す応答電波を出力し、タグ読取装置(17)は、応答電波を受信して読取認証コードを生成する。
実行部(38)は、許可動作データベース(31)を参照して、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置(20)により指示された指示動作を含むときに、指示動作を実行する。実行部(38)は、認証コード読取部(34)により読取バッジコードが読み取られないときに、または、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置(20)により指示された指示動作を含まないときに、指示動作を実行しない。すなわち、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)が認証タグ(14)を携帯しているときにのみ、ユーザ(5)に許可された動作を実行する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、使用を許可されていないユーザに不正に使用されることが防止される。
認証タグ(14)は、放射能の汚染を防止するために着用される作業衣(11)が備えている。このとき、原子力用定検支援装置(1)は、その作業衣(11)を着用しているユーザ(5)に操作されたときにのみ、動作する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に作業衣(11)をより確実に着用させることができる。
認証タグ(14)は、放射能の汚染を防止するために着用される手袋が備えている。原子力用定検支援装置(1)は、その手袋を着用しているユーザ(5)に操作されたときにのみ、動作する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に手袋をより確実に着用させることができる。
認証タグ(14)は、被爆線量を測定するための個人被曝線量測定用具(12)が備えている。個人被曝線量測定用具(12)としては、フィルムバッジ、ポケットチャンバー、フィルムリングが例示される。原子力用定検支援装置(1)は、個人被曝線量測定用具(12)を携帯しているユーザ(5)に操作されたときにのみ、動作する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に個人被曝線量測定用具(12)をより確実に携帯させることができる。
認証タグ(14)は、放射線管理区域(6)の出入り口を開放するときに用いられる入退場タグ(13)と兼用される。原子力用定検支援装置(1)は、入退場タグ(13)を携帯しているユーザ(5)に操作されたときにのみ、動作する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)が不正に放射線管理区域(6)に入退場することを防止することができる。
本発明による原子力用定検支援装置(1)は、被爆線量を測定するための個人被曝線量測定用具(12)が備えている検出器タグ(15)に記録される読取検出器コードをタグ読取装置(17)から収集する検出器コード読取部(35)を更に備えている。実行部(38)は、検出器コード読取部(35)により読取検出器コードが読み取られたときに、指示動作を実行する。検出器タグ(15)は、タグ読取装置(17)から出力される質問電波を受信したときに、質問電波から変換された電気エネルギーを用いて読取検出器コードを示す応答電波を出力する。タグ読取装置(17)は、その応答電波を受信して読取検出器コードを生成する。個人被曝線量測定用具(12)としては、フィルムバッジ、ポケットチャンバー、フィルムリングが例示される。このとき、原子力用定検支援装置(1)は、個人被曝線量測定用具(12)を携帯しているユーザ(5)に操作されたときにのみ、動作する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に個人被曝線量測定用具(12)をより確実に携帯させることができる。
本発明による原子力用定検支援装置(1)は、検出器コードを認証コードに対応付ける検出器データベース(32)を更に備えている。実行部(38)は、検出器データベース(32)を参照して、認証コードのうちの読取検出器コードに対応する対応認証コードが読取認証コードに一致するときに、指示動作を実行する。このとき、原子力用定検支援装置(1)は、誤った個人被曝線量測定用具(12)を携帯しているユーザ(5)に操作されたときに、動作しない。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に正規の個人被曝線量測定用具(12)をより確実に携帯させることができる。
本発明による原子力用定検支援装置(1)は、放射線管理区域(6)の出入り口を開放するときに用いられる入退場タグ(13)に記録される読取入退場コードをタグ読取装置(17)から収集する入退場コード読取部(36)を更に備えている。実行部(38)は、入退場コード読取部(36)により読取入退場コードが読み取られたときに、指示動作を実行する。入退場タグ(13)は、タグ読取装置(17)から出力される質問電波を受信したときに、質問電波から変換された電気エネルギーを用いて読取入退場コードを示す応答電波を出力し、タグ読取装置(17)は、その応答電波を受信して読取入退場コードを生成する。このとき、原子力用定検支援装置(1)は、入退場タグ(13)を携帯していないユーザ(5)に操作されたときに、動作しない。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に正式な手続きで放射線管理区域(6)に入退場させることができる。
本発明による原子力用定検支援装置(1)は、入退場コードを認証コードに対応付ける入退場データベース(33)を更に備えている。実行部(38)は、入退場データベース(33)を参照して、認証コードのうちの読取入退場コードに対応する対応認証コードが読取認証コードに一致するときに、指示動作を実行する。このとき、原子力用定検支援装置(1)は、誤った入退場タグ(13)を携帯しているユーザ(5)に操作されたときに、動作しない。このため、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)に正規の入退場タグ(13)をより確実に携帯させることができる。
本発明による原子力用定検支援装置(1)は、入力装置(20)に実施された操作に応答して、記録されている文書に読取認証コードを添付する認証部(37)を更に備えている。このとき、ユーザ(5)は、IDとパスワードとを入力することより、容易に文書を認証することができる。
本発明による情報処理装置は、認証コードを許可動作群に対応付ける許可動作データベース(31)と、認証タグ(14)に記録される読取認証コードをタグ読取装置(17)から収集する認証コード読取部(34)と、許可動作データベース(31)を参照して、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置(20)により指示された指示動作を含むときに、指示動作を実行する実行部(38)とを備えている。認証タグ(14)は、タグ読取装置(17)から出力される質問電波を受信したときに、質問電波から変換された電気エネルギーを用いて読取認証コードを示す応答電波を出力し、タグ読取装置(17)は、応答電波を受信して読取認証コードを生成する。
実行部(38)は、許可動作データベース(31)を参照して、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置(20)により指示された指示動作を含むときに、指示動作を実行する。実行部(38)は、認証コード読取部(34)により読取バッジコードが読み取られないときに、または、許可動作群のうちの読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置(20)により指示された指示動作を含まないときに、指示動作を実行しない。すなわち、原子力用定検支援装置(1)は、ユーザ(5)が認証タグ(14)を携帯しているときにのみ、ユーザ(5)に許可された動作を実行する。このため、原子力用定検支援装置(1)は、使用を許可されていないユーザに不正に使用されることが防止される。
本発明による作業衣(11)は、本発明による情報処理装置(16)とともに利用される作業衣(11)であり、認証タグ(14)と、認証タグ(14)を備えている作業衣本体とを備えていることが好ましい。作業衣(11)は、ユーザ(5)に着用されて、放射能の汚染を防止するために利用される。
本発明による手袋は、本発明による情報処理装置(16)とともに利用される手袋であり、認証タグ(14)と、認証タグ(14)を備えている手袋本体とを備えていることが好ましい。その手袋は、ユーザ(5)に着用され、放射能の汚染を防止するために利用される。
本発明による個人被曝線量測定用具(12)は、本発明による情報処理装置(16)に利用される個人被曝線量測定用具であり、認証タグ(14)と、認証タグ(14)を備えている被爆線量を測定するための個人被曝線量測定用具本体とを備えていることが好ましい。このような個人被曝線量測定用具本体としては、フィルムバッジ、ポケットチャンバー、フィルムリングが例示される。
本発明による入退場タグ(13)は、本発明による情報処理装置とともに利用される入退場タグであり、認証タグ(14)と、認証タグ(14)を備えている入退場タグ(13)本体とを備えていることが好ましい。入退場タグ(13)は、。読取入退場コードを記録し、放射線管理区域(6)の出入り口から出力される他の質問電波を受信したときに、他の質問電波から変換された電気エネルギーを用いて読取入退場コードを示す他の応答電波を出力し、出入り口は、受信電波が所定のコードを示すときに開放する。
本発明による原子力用定検支援装置は、ユーザに不正に使用されることを容易に防止することができる。
図面を参照して、本発明による原子力用定検支援装置の実施の形態を記載する。その原子力用定検支援装置1は、図1に示されているように、原子力用定検支援システム2に適用されている。原子力用定検支援システム2は、原子力発電所の定期検査に利用され、PHS回線3を介して複数の情報処理装置(コンピュータ)が互いに双方向に情報を伝送することができるように接続されている。その複数の情報処理装置は、原子力用定検支援装置1とサーバ4とから形成されている。
原子力用定検支援装置1は、PDA(携帯用電子端末機)に例示される情報処理装置であり、作業者5により使用されている。作業者5は、原子力用定検支援装置1を用いて、放射能の汚染を防止するために設置されている管理区域6で作業する。作業者5は、管理区域6で、防護服11を着用し、フィルムバッジ12と入退場タグ13とを携帯している。すなわち、作業者5は、防護服11を着用して管理区域6に入場し、防護服11を脱衣して管理区域6を退出する。このようにして、防護服11は、管理区域6の外側の環境が放射能により汚染されることを防止している。
フィルムバッジ12は、作業者5の外部被曝による線量当量を測定している。入退場タグ13は、管理区域6に入退場するときに鍵として利用される入退場コードを記憶し、質問電波を受信すると、その電波を電気エネルギーに変換し、その電気エネルギーを用いてその入退場コードを示す応答電波を出力する。管理区域6は、出入り口にタグ読取装置が設置されている。そのタグ読取装置は、質問電波を出力し、入退場タグ13から出力される応答電波を受信したときに、その出入り口を開放して、作業者5の入退場を許可する。
防護服11には、認証タグ14が綴じ付けてある。認証タグ14は、作業者5を識別する認証コードを記憶し、質問電波を受信すると、その電波を電気エネルギーに変換し、その電気エネルギーを用いてその認証コードを示す応答電波を出力する。フィルムバッジ12は、バッジタグ15を備えている。バッジタグ15は、フィルムバッジ15を識別するバッジコードを記憶し、質問電波を受信すると、その電波を電気エネルギーに変換し、その電気エネルギーを用いてそのバッジコードを示す応答電波を出力する。
入退場タグ13と認証タグ14とバッジタグ15とに利用されている技術は、周知であり、商品に貼付されて万引防止に利用され、または、鉄道の出改札システムに利用されている。なお、入退場タグ13は、認証タグ14に兼用されることもでき、このとき質問電波に応答して入退場コードと認証コードとを示す応答電波を出力する。さらに、バッジタグ15は、認証タグ14に兼用されることもでき、このとき質問電波に応答して、バッジコードと認証コードとを示す応答電波を出力する。
なお、防護服11は、放射能の汚染を防止する他の用具に置換することができる。その用具としては、手袋、眼鏡が例示される。フィルムバッジ12は、被曝による線量当量を測定する他の個人被曝線量測定用具に置換することができる。その個人被曝線量測定用具としては、ポケットチャンバー、フィルムリングが例示される。
原子力用定検支援装置1は、情報処理装置16とタグ読取装置17とPHSデータ通信装置18とデジタルカメラ19と入力装置20とを備えている。情報処理装置16は、インストールされているコンピュータプログラムを実行し、タグ読取装置17とPHSデータ通信装置18とデジタルカメラ19と入力装置20とを制御する。情報処理装置16としては、PDAが例示される。
タグ読取装置17は、情報処理装置16の指示により質問電波を出力し、入退場タグ13と認証タグ14とバッジタグ15とから出力される応答電波が示す情報を情報処理装置16に通知する。PHSデータ通信装置18は、情報処理装置16の指示により電波を介してPHS回線3に接続し、PHS回線3を介してサーバ4に情報を送信し、PHS回線3を介してサーバ4から情報を収集する。デジタルカメラ19は、被写体の画像を撮像して、その画像を情報処理装置16に送信する。入力装置20は、作業者5により操作される操作内容を電気信号に変換して、情報処理装置16に出力する。
サーバ6は、ワークステーションに例示される情報処理装置であり、管理区域6の外部の環境に設置されている事務所7に配置されている。サーバ4は、管理区域6での作業の作業手順、検査結果を記録している。サーバ6は、原子力用定検支援装置1から情報を要求されたときに、その情報を原子力用定検支援装置1に配信する。サーバ6は、さらに、PHS回線網3が備えるアンテナのうちの原子力用定検支援装置1と通信するアンテナの位置を収集して、原子力用定検支援装置1の位置を収集する。
図2は、情報処理装置16をより詳細に示している。情報処理装置16は、コンピュータプログラムである許可動作データベース31とバッジデータベース32と入退場タグデータベース33と認証コード読取部34とバッジコード読取部35と入退場コード読取部36と認証部37と実行部38とがインストールされている。
許可動作データベース31は、情報処理装置16が実行することができる動作のうちの作業者5に許可されている動作を記録している。バッジデータベース32は、バッジコードが記録されている。入退場タグデータベース33は、入退場コードが記録されている。認証コード読取部34は、タグ読取装置17を用いて、認証タグ14に記録されている認証コードを収集する。バッジコード読取部35は、タグ読取装置17を用いて、バッジタグ15に記録されているバッジコードを収集する。入退場コード読取部36は、タグ読取装置17を用いて、入退場タグ13に記録されている入退場コードを収集する。
認証部37は、認証コード読取部34により収集された認証コードを用いて、記録されている文書が正当な手続きで記載されたことを認証する。すなわち、認証部37は、その文書を認証するための操作が入力装置20になされたときに、その文書にその認証コードを添付して、作業者5がその文書を認証したことを示す。実行部38は、作業者5により入力装置20が操作された場合で、許可動作データベース31とバッジデータベース32と入退場データベース33とを参照して、その操作が示す動作が作業者5に許可されている動作であるときに、その動作を実行する。その動作としては、検査結果を入力する動作、検査結果をサーバ4にアップロードする動作、サーバ4から検査結果をダウンロードして閲覧する動作が例示される。
図3は、許可動作データベース31を示している。許可動作データベース31は、認証コード41を作業者42に対応付けて記録している。許可動作データベース31は、さらに、認証コード41に対応付けて作業者に許可された動作43を記録している。認証コード41は、認証タグ14の1つに記録されている認証コードを示している。作業者42は、その認証コードを記録している認証タグ14を携帯する作業者5を示している。許可された動作43は、情報処理装置16が実行することができる動作のうちのその作業者5に許可されている動作を示し、サーバ4からダウンロードが許可されているファイルを示している。
図4は、バッジデータベース32を示している。バッジデータベース32は、バッジコード44を作業者45に対応付けて記録している。バッジコード44は、バッジタグ15の1つに記録されているバッジコードを示している。作業者45は、そのバッジコードを記録しているバッジタグ15を備えるフィルムバッジ12を携帯する作業者5を示している。
図5は、入退場タグデータベース33を示している。入退場タグデータベース33は、入退場コード46を作業者47に対応付けて記録している。入退場コード46は、入退場タグ13の1つに記録されている入退場コードを示している。作業者47は、その入退場コードを記録している入退場タグ13を携帯する作業者5を示している。
本発明による原子力用定検支援装置1の動作は、原子力用定検支援装置1に記録されている文書を認証する動作と、認証以外の動作を実行するときの動作とを備えている。
図6は、原子力用定検支援装置1に記録されている文書を認証する動作を示している。作業者5は、まず、入力装置20を操作して、原子力用定検支援装置1に記録されている文書のうちの認証すべき1つの文書を認証するための操作をする(ステップS1)。原子力用定検支援装置1は、その認証の操作に応答して、タグ読取装置17を用いて質問電波を出力する。その作業者5が防護服11を着用しているときに、すなわち、その作業者5が認証タグ14を携帯しているときに、認証タグ14は、その質問電波に応答して認証コードを示す応答電波を出力する。
原子力用定検支援装置1は、その応答電波を受信しないときに(ステップS2;NO)、その文書を認証しない(ステップS3)。原子力用定検支援装置1は、その応答電波を受信したときに(ステップS2;YES)、その応答電波が示す認証コードをその文書に添付して、その文書が正当な手続きで記載されたことを認証する(ステップS4)。このような動作によれば、作業者5は、IDとパスワードとを入力することより、文書を容易に認証することができる。
図7は、原子力用定検支援装置1が認証以外の動作を実行するときの動作を示している。作業者5は、まず、入力装置20を操作して、原子力用定検支援装置1に実行させたい動作を指示する(ステップS11)。その動作としては、検査結果を入力する動作、検査結果をサーバ4にアップロードする動作、サーバ4から検査結果をダウンロードして閲覧する動作が例示される。
原子力用定検支援装置1は、その操作に応答して、タグ読取装置17を用いて質問電波を出力する。作業者5が防護服11を着用しているときに、すなわち、その作業者5が認証タグ14を携帯しているときに、認証タグ14は、その質問電波に応答して認証コードを示す応答電波を出力する。作業者5がフィルムバッジ12を携帯しているときに、すなわち、その作業者5がバッジタグ15を携帯しているときに、バッジタグ15は、その質問電波に応答してバッジコードを示す応答電波を出力する。作業者5が入退場タグ13を携帯しているときに、入場者タグ13は、その質問電波に応答して入場者コードを示す応答電波を出力する。
原子力用定検支援装置1は、その認証コードを示す応答電波を受信したときに、許可動作データベース31を参照して、その認証コードに対応する許可された動作に作業者5により指示された動作が含まれるかどうかを判別する(ステップS12)。原子力用定検支援装置1は、さらに、そのバッジコードを示す応答電波を受信したときに、バッジデータベース32を参照して、そのバッジコードに対応する作業者がその認証コードに対応する作業者に一致しているかどうかを判別する(ステップS13)。原子力用定検支援装置1は、さらに、その入退場コードを示す応答電波を受信したときに、入退場タグデータベース33を参照して、その入退場コードに対応する作業者がその認証コードに対応する作業者に一致しているかどうかを判別する(ステップS14)。
原子力用定検支援装置1は、作業者5により指示された動作が許可され(ステップS12、YES)、そのバッジコードが認証コードに対応し(ステップS13、YES)、かつ、その入退場コードが認証コードに対応しているときに(ステップS14、YES)、その動作を実行する(ステップS16)。原子力用定検支援装置1は、認証コードを示す応答電波を受信しないときに(ステップS12、NO)、バッジコードを示す応答電波を受信しないときに(ステップS13、NO)、または、入退場コードを示す応答電波を受信しないときに(ステップS14、NO)、その動作を実行しない。原子力用定検支援装置1は、作業者5により指示された動作が許可されないときに(ステップS12、NO)、そのバッジコードが認証コードに対応しないときに(ステップS13、YES)、または、その入退場コードが認証コードに対応しないときに(ステップS14、YES)、その動作を実行しない。
すなわち、原子力用定検支援装置1は、作業者5に許可されている動作のみを実行する。このため、原子力用定検支援装置1は、使用を許可されていないユーザに不正に使用されることが防止される。
このような動作によれば、作業者5は、その防護服11を着用し、正規のフィルムバッジ12と正規の入退場タグ13とを携帯しているときにのみ、原子力用定検支援装置1を操作することができる。この結果、は、その手袋を着用している作業者5に操作されたときにのみ、動作する。このため、原子力用定検支援装置1は、作業者5に手袋をより確実に着用させることができる。原子力用定検支援装置1は、原子力用定検支援装置1を使用する作業者5に正規のフィルムバッジ12と正規の入退場タグ13とををより確実に携帯させることができる。
図1は、原子力用定検支援システムを示すブロック図である。 図2は、本発明による原子力用定検支援装置の実施の形態を示すブロック図である。 図3は、許可動作データベースを示す図である。 図4は、バッジデータベースを示す図である。 図5は、入退場タグデータベースを示す図である。 図6は、原子力用定検支援装置に記録されている文書を認証する動作を示すフローチャートである。 図7は、認証以外の動作を実行するときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 :原子力用定検支援装置
2 :原子力用定検支援システム
3 :PHS回線
4 :サーバ
5 :作業者
6 :管理区域
7 :事務所
11:防護服
12:フィルムバッジ
13:入退場タグ
14:認証タグ
15:バッジタグ
16:情報処理装置
17:タグ読取装置
18:PHSデータ通信装置
19:デジタルカメラ
20:入力装置
31:許可動作データベース
32:バッジデータベース
33:入退場タグデータベース
34:認証コード読取部
35:バッジコード読取部
36:入退場コード読取部
37:認証部
38:実行部
41:認証コード
42:作業者
43:許可された動作
44:バッジコード
45:作業者
46:入退場コード
47:作業者

Claims (15)

  1. 認証コードを許可動作群に対応付ける許可動作データベースと、
    認証タグに記録される読取認証コードをタグ読取装置から収集する認証コード読取部と、
    前記許可動作データベースを参照して、前記許可動作群のうちの前記読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置により指示された指示動作を含むときに、前記指示動作を実行する実行部とを具備し、
    前記認証タグは、前記タグ読取装置から出力される質問電波を受信したときに、前記質問電波から変換された電気エネルギーを用いて前記読取認証コードを示す応答電波を出力し、
    前記タグ読取装置は、前記応答電波を受信して前記読取認証コードを生成する
    原子力用定検支援装置。
  2. 請求項1において、
    前記認証タグは、放射能の汚染を防止するために着用される作業衣が備える
    原子力用定検支援装置。
  3. 請求項1において、
    前記認証タグは、放射能の汚染を防止するために着用される手袋が備える
    原子力用定検支援装置。
  4. 請求項1において、
    前記認証タグは、被爆線量を測定するための個人被曝線量測定用具が備える
    原子力用定検支援装置。
  5. 請求項1において、
    前記認証タグは、放射線管理区域の出入り口を開放するときに用いられる入退場タグと兼用される
    原子力用定検支援装置。
  6. 請求項1において、
    被爆線量を測定するための個人被曝線量測定用具が備える検出器タグに記録される読取検出器コードを前記タグ読取装置から収集する検出器コード読取部を更に具備し、
    前記実行部は、前記検出器コード読取部により前記読取検出器コードが読み取られたときに、前記指示動作を実行し、
    前記検出器タグは、前記タグ読取装置から出力される質問電波を受信したときに、前記質問電波から変換された電気エネルギーを用いて前記読取検出器コードを示す応答電波を出力し、
    前記タグ読取装置は、前記応答電波を受信して前記読取検出器コードを生成する
    原子力用定検支援装置。
  7. 請求項6において、
    検出器コードを前記認証コードに対応付ける検出器データベースを更に具備し、
    前記実行部は、前記検出器データベースを参照して、前記認証コードのうちの前記読取検出器コードに対応する対応認証コードが前記読取認証コードに一致するときに、前記指示動作を実行する
    原子力用定検支援装置。
  8. 請求項1、請求項6または請求項7のいずれかにおいて、
    放射線管理区域の出入り口を開放するときに用いられる入退場タグに記録される読取入退場コードを前記タグ読取装置から収集する入退場コード読取部を更に具備し、
    前記実行部は、前記入退場コード読取部により前記読取入退場コードが読み取られたときに、前記指示動作を実行し、
    前記入退場タグは、前記タグ読取装置から出力される質問電波を受信したときに、前記質問電波から変換された電気エネルギーを用いて前記読取入退場コードを示す応答電波を出力し、
    前記タグ読取装置は、前記応答電波を受信して前記読取入退場コードを生成する
    原子力用定検支援装置。
  9. 請求項8において、
    入退場コードを前記認証コードに対応付ける入退場データベースを更に具備し、
    前記実行部は、前記入退場データベースを参照して、前記認証コードのうちの前記読取入退場コードに対応する対応認証コードが前記読取認証コードに一致するときに、前記指示動作を実行する
    原子力用定検支援装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかにおいて、
    前記入力装置に実施された操作に応答して、記録されている文書に前記読取認証コードを添付する認証部
    を更に具備する原子力用定検支援装置。
  11. 認証コードを許可動作群に対応付ける許可動作データベースと、
    認証タグに記録される読取認証コードをタグ読取装置から収集する認証コード読取部と、
    前記許可動作データベースを参照して、前記許可動作群のうちの前記読取認証コードに対応する対応許可動作群が入力装置により指示された指示動作を含むときに、前記指示動作を実行する実行部とを具備し、
    前記認証タグは、前記タグ読取装置から出力される質問電波を受信したときに、前記質問電波から変換された電気エネルギーを用いて前記読取認証コードを示す応答電波を出力し、
    前記タグ読取装置は、前記応答電波を受信して前記読取認証コードを生成する
    情報処理装置。
  12. 請求項11に記載される情報処理装置とともに利用される作業衣であり、
    前記認証タグと、
    前記認証タグを備え、放射能の汚染を防止するために着用される作業衣本体
    とを具備する作業衣。
  13. 請求項11に記載される情報処理装置とともに利用される手袋であり、
    前記認証タグと、
    前記認証タグを備え、放射能の汚染を防止するために着用される手袋本体
    とを具備する手袋。
  14. 請求項11に記載される情報処理装置とともに利用される個人被曝線量測定用具であり、
    前記認証タグと、
    前記認証タグを備え、被爆線量を測定するための個人被曝線量測定用具本体
    とを具備する個人被曝線量測定用具。
  15. 請求項11に記載される情報処理装置とともに利用される入退場タグであり、
    前記認証タグと、
    前記認証タグを備え、読取入退場コードを記録する入退場タグ本体とを具備し、
    前記入退場タグは、放射線管理区域の出入り口から出力される他の質問電波を受信したときに、前記他の質問電波から変換された電気エネルギーを用いて前記読取入退場コードを示す他の応答電波を出力し、
    前記出入り口は、受信電波が所定のコードを示すときに開放する
    入退場タグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007297166A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Denso Wave Inc 積み降ろし設備管理システム
WO2008090807A1 (ja) 2007-01-23 2008-07-31 Seiko Precision Inc. 線量計容器
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