JP2005118835A - 温間スピニング加工方法、スピニングマシン、有底薄肉円筒体および薄肉円筒体 - Google Patents

温間スピニング加工方法、スピニングマシン、有底薄肉円筒体および薄肉円筒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、ステンレス製の加工対象物の加工誘起マルテンサイト変態量を小さくすることができる温間スピニング加工方法、スピニングマシン、有底薄肉円筒体および薄肉円筒体を提供することを課題とする。
【解決手段】 有底薄肉円筒状のステンレス製の加工対象物Bをセットする軸状成形型3を有すると共に軸状成形型3を介して加工対象物Bを回転させる主軸台2と、セットした加工対象物Bを軸方向に押さえる心押し台4と、セットした加工対象物Bの成形に供するロール工具7を有すると共にこれを軸方向に往復動させるロール台6と、加工中の加工対象物Bを60℃から150℃に温度管理する温度管理手段12と、を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有底薄肉円筒状のステンレス製の加工対象物を、薄肉に成形加工する温間スピニング加工方法、スピニングマシン、これにより製造される有底薄肉円筒体および薄肉円筒体に関するものである。
従来のスピニングマシンは、旋盤に類似する形態を有しており、加工対象物(ブランク)をセットする軸状成形型(マンドレル)を有すると共にマンドレルを介してブランクを回転させる主軸台と、ブランクを底側から軸方向に押さえる心押し台と、ブランクのヘラ絞りを行うロール工具を有すると共にこれを前記軸方向に往復動させるロール台と、を備えている。一方、ブランクとしては、円板上のステンレス材を絞り加工して得られた有底薄肉円筒状のカップ状素材が用いられる。
このブランクをマンドレルにセットし心押し台で押さえた状態でこれを回転させると共に、このブランクにロール工具をあてがって一方向に往動させることにより、ブランクを軸方向に連続的にしごき、所望の肉厚(板厚)を有する有底薄肉円筒体を成形する。そして、このスピニング加工を常温下で行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−225134号公報
このような従来のスピニング加工方法では、温度管理を行うことなく常温で加工を行う(冷間加工)ため、回転成形の初期と後期では摩擦により生ずる加工熱が変化し、加工後の成形品(有底薄肉円筒体)の硬さや板厚が均一にならない問題があった。これは、ステンレスの加工温度における温度依存性に基づくものであり、常温では加工誘起マルテンサイト変態量が大きくなることに起因すると考えられる。
同様に、常温で加工を行うと、ステンレスの加工誘起マルテンサイト変態量が大きくなり、著しく加工硬度が増すため、肉厚を1/10以下にすると、加工後の成形品に、耐食性の低下や内部ひずみによる置き割れ等を生ずる(成形性の低下)問題があった。
本発明は、ステンレス製の加工対象物の加工誘起マルテンサイト変態量を小さくすることができる温間スピニング加工方法、スピニングマシン、有底薄肉円筒体および薄肉円筒体を提供することを目的とする。
本発明の温間スピニング加工方法は、ステンレス製の加工対象物を、60℃から150℃の温度管理下でスピニング加工することを特徴とする。
本発明の他の温間スピニング加工方法は、ステンレス製の加工対象物を、80℃から100℃の温度管理下でスピニング加工することを特徴とする。
これらの構成によれば、スピニング加工時の加工対象物を60℃から150℃の温度に管理することにより、ステンレスの加工誘起マルテンサイト変態量を小さくすることができ、加工硬度の上昇を抑制することができる。これにより、加工対象物(ステンレス)の成形限界を向上させることができる。この場合、加工対象物を80℃から100℃の温度に管理することが、より好ましい。
これらの場合、加工対象物が、オーステナイト系ステンレスであることが、好ましい。
この構成によれば、フェライト系ステンレスや軟鋼に比して、オーステナイト系ステンレスは成形性に対する温度依存性が高く、延性に富むため成形性に優れている。このため、所定の強度を維持しつつ、極めて薄肉に成形加工することができる。
これらの場合、加工対象物が、板状のステンレス素材を有底薄肉円筒状に絞り加工したものであることが、好ましい。
この構成によれば、比較的薄肉であって且つ加工し易い有底薄肉円筒状の加工対象物を容易に得ることができる。
この場合、絞り加工が、60℃から150℃の温度管理下で行われたものであることが、好ましい。
この構成によれば、内部ひずみが少なく且つ均一な硬度および板厚の加工対象物を得ることができる。このため、良質の加工対象物を容易に得ることができる。
これらの場合、加工対象物を、1/10から1/20に薄肉化することが、好ましい。
この構成によれば、極端に薄肉の成形品を無理なく得ることができる。例えば、肉厚0.5mmの加工対象物から肉厚0.01mmの成形品を加工する。
これらの場合、加工対象物の長手方向における各部の肉厚を計測し、この計測結果に基づいて、成形に供するロール工具の加工対象物に対する押付け圧を、加工後の加工対象物の肉厚が均一になるように、圧力制御することが好ましい。
この構成によれば、加工対象物の肉厚が長手方向において不均一であっても、ロール工具を圧力制御することにより、成形品を、長手方向において均一に成形することができる。特に、極端な薄肉の成形品を成形する場合に有用である。
本発明のスピニングマシンは、有底薄肉円筒状のステンレス製の加工対象物をセットする軸状成形型を有すると共に軸状成形型を介して加工対象物を回転させる主軸台と、セットした加工対象物を軸方向に押さえる心押し台と、セットした加工対象物の成形に供するロール工具を有すると共にこれを軸方向に往復動させるロール台と、加工中の加工対象物を60℃から150℃に温度管理する温度管理手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、有底薄肉円筒状の加工対象物を主軸台の軸状成形型にセットすると共にこれを心押し台により軸方向に押さえた後、軸状成形型を介して加工対象物を回転させる。同時に、ロール台にセットしたロール工具を、加工対象物に所望の圧力で押し付け且つ軸方向に往動させる。これにより、加工対象物は、ロール工具により軸方向にしごかれるようにして薄肉化されてゆく。この場合、温度管理手段により、スピニング加工時の加工対象物を60℃から150℃の温度に管理することで、ステンレスの加工誘起マルテンサイト変態量を小さくすることができ、加工硬度の上昇を抑制することができる。このため、加工対象物(ステンレス)の成形限界を向上させることができる。なお、「有底薄肉円筒状」とは、円筒の開口部にフランジ部分を有するものや胴部に段部を有するもの等も含む概念である。
この場合、回転する加工対象物に加工用の潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を、更に備え、温度管理手段は、潤滑剤を昇温し潤滑剤を介して加工対象物を温度管理することが、好ましい。
この構成によれば、加工性を向上させるために加工対象物に滴下する潤滑剤(いわゆる加工油)を介して加工対象物を温度管理するようにしているため、伝熱媒体として潤滑剤を有効に活用することができ、温度管理手段の構造を単純化することができる。なお、潤滑剤としては、油性および水性のものがあるが、油性のものがより好ましい。
この場合、温度管理手段は、潤滑剤を昇温する加熱ヒータと、加工対象物の温度を検出する温度センサと、温度センサの検出結果に基づいて加熱ヒータを制御する温度コントローラと、を有していることが好ましい。
この構成によれば、加工対象物の温度を検出しておき、この検出結果に基づいて加熱ヒータを制御するようにしているため、温度管理を精度良く行うことができる。この場合、加熱ヒータは、潤滑剤を貯留するタンクに設けてもよいし、タンクから加工対象物に至る供給パイプに設けてもよい。
この場合、軸状成形型に内蔵されると共に温度コントローラにより制御される内部ヒータを、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、加工対象物を、軸状成形型を介して内側から加熱(加温)することができ、加工対象物を所望の温度に均一に加熱することができる。
また、温度管理手段は、加工対象物の周囲温度を昇温して加工対象物を温度管理することが、好ましい。
この構成によれば、加工対象物を所望の温度に均一に加熱することができる。
この場合、温度管理手段は、加工対象物の外側に配設した外部ヒータおよび/または軸状成形型内に配設した内部ヒータと、加工対象物の温度を検出する温度センサと、温度センサの検出結果に基づいて外部ヒータおよび/または内部ヒータを制御する温度コントローラと、を有していることが好ましい。
この構成によれば、加工対象物の温度を検出しておき、この検出結果に基づいて外部ヒータおよび/または内部ヒータを制御するようにしているため、温度管理を精度良く行うことができる。なお、特に外部ヒータには、赤外線ヒータ等の非接触のヒータを用いることが、より好ましい。
これらの場合、温度センサは、軸状成形型に埋め込まれていることが、好ましい。
同様に、温度センサは、ロール台に設けられ、加工対象物に対峙した状態で、ロール工具と共に往復動することが、好ましい。
これらの構成によれば、加工対象物の温度を精度良く検出することができる。
これらの場合、温度管理手段は、60℃から150℃に代えて80℃から100℃に温度管理することが、好ましい。
この構成によれば、成形性(板厚減少限界)が最も優れていると考えられる90℃前後の温度でスピニング加工を行うことができ、より薄肉の成形品を得ることができる。
これらの場合、加工対象物の長手方向における各部の肉厚を計測する計測手段と、計測手段の計測結果に基づいて、ロール工具の加工対象物に対する押付け圧を、加工後の加工対象物の肉厚が均一になるように、圧力制御する制御手段と、を更に備えることが、好ましい。
この構成によれば、加工対象物の肉厚が長手方向において不均一であっても、ロール工具を圧力制御することにより、成形品を、長手方向において均一に成形することができる。なお、計測手段はロール工具と共にロール台に取り付けた計測器で構成し、このセンサをロール工具の移動方向先方の直近に設けるようにすることが、好ましい。
そして、上記のスピニング加工を容易に実現するために、加工対象物の薄肉化加工を、1/10から1/20の厚みに設定可能なNC制御手段を、更に備えることが好ましい。
本発明の有底薄肉円筒体は、上記した温間スピニング加工方法で加工したことを特徴とする。
本発明の他の有底薄肉円筒体は、上記したスピニングマシンで加工したことを特徴とする。
これらの構成によれば、極めて薄肉であって、耐食性に優れ、置き割れ等を生ずることのない成形品(有底薄肉円筒体)を、安定に得ることができる。この場合の「有底薄肉円筒状」とは、円筒の開口部にフランジ部分を有するものや胴部に段部(凹凸)を有するもの等も含む概念である。なお、この成形品(有底薄肉円筒体)は、小型バッテリーのケース等に適用可能である。
本発明の薄肉円筒体は、上記した各有底薄肉円筒体の両外端を切断して構成したことを特徴とする。
この構成によれば、極めて薄肉の円筒体を容易に得ることができる。なお、この薄肉円筒体は、電子写真技術に関連する装置の加熱ロールや加圧ロール等に適用可能である。
以上のように本発明の温間スピニング加工方法およびスピニングマシンによれば、加工温度を60℃から150℃の間で管理するようにしているため、加工誘起マルテンサイト変態量を小さくすることができ、成形性や耐食性を向上させることができると共に、置き割れを有効に防止することができる。また、加工温度が60℃から150℃と比較的低いため、取扱い性が損なわれることがない。
また、本発明の有底薄肉円筒体および薄肉円筒体によれば、歩留まりを向上させることができるため、低コストで信頼性の高い成形品(製品)を得ることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係るスピニングマシンおよびこれを用いた温間スピニング加工方法について説明する。この温間スピニング加工法は、予め絞り加工(深絞り加工)により成形したカップ状の加工対象物(ブランク)を、更に薄肉に成形加工するものであり、この成形加工を所定の温度下で行うようにしたものである。そこで、先ず本実施形態のブランクを得る絞り加工から簡単に説明する。
図3の模式図に示すように、絞り加工を行う絞り型(金型)51は、雌型であるダイス52と雄型であるパンチ53とから成り、これにより成形を行う素材としてはステンレス鋼の円板Aを用いる。この場合、ステンレス鋼は、SUS301、SUS304、SUS304L、SUS316等のオーステナイト系のステンレス鋼板が用いられる。もっとも、フェライト系のステンレス鋼板や軟鋼の鋼板であってもよい。
この絞り加工では、ダイス52とパンチ53との間に円板Aを導入して絞り加工を行う。これにより、フランジ付きカップ状のブランクBを得る。なお、絞り型(ダイス52およびパンチ53)51の材質、表面処理および表面粗さは元より、これに用いる潤滑剤は、適正を図ったものを用いることはいうまでもない。また、この絞り加工においても、後述するスピニング加工と同様に、60℃から150℃に温度管理することが好ましい。例えば、ダイス52にヒータを併設しこのヒータにより温度管理を行う。
次に、このように構成したブランクBから有底薄肉円筒体(成形品)Cを成形加工するスピニングマシンについて説明する。図1の模式図に示すように、このスピニングマシン1は、NC制御機であり、ブランクBをセットするためのマンドレル(軸状成形型)3を有する主軸台2と、マンドレル3に対峙しセットしたブランクBを軸方向に押さえるための心押し5を有する心押し台4と、セットしたブランクBに成形加工を行うロール工具7を有すると共にこれを軸方向に往復動させるロール台6と、これら各構成装置をNC制御する制御部8と、を備えている。また、このスピニングマシン1は、潤滑剤である加工油を加工中のブランクBに供給する潤滑剤供給装置11と、加工中のブランクを60℃から150℃に温度管理する温度管理装置12と、を備えている。
主軸台2は、図示では省略したが、モータ等の動力源や減速ギヤ列等から成る内部機構21を有し、マンドレル3を定速回転させる。心押し台4は、心押し5を進退自在に且つ回転自在に保持する内部機構22を有し、マンドレル3にセットしたブランクBの底面Baをマンドレル3の先端面に押し付けて、ブランクBの回転を阻止する。ロール台6は、マンドレル3を挟んで対向する一対のロール工具7,7を着脱自在に有すると共に、各ロール工具7を軸方向に往復動させる一対の進退機構23,23を有している。ロール工具7は、テンプレートを用い、油圧アクチュエータ24,24により、電気−油圧サーボの倣い制御される。
制御部8は、NCデータを入力するキーボード26およびディスプレイ27を有し、NCデータに基づいてCPU等の内部装置を駆動し、主軸台2、心押し台4、ロール台6およびロール工具7等をNC制御する。マンドレル3にブランクBをセットした後、スピニングマシン1を起動すると、心押し台4の心押し5が前進してブランクBを押さえる。次にロール台6が駆動し、両ロール工具7をブランクBの底端側からこれをしごくように押し付けてゆく。またこのとき、ブランクBが所望の形状或いは板厚になるように、テンプレートに倣って油圧アクチュエータ24がロール工具7の押付け量を制御する。そして、ロール工具7の送りが、1パス或いは多数サイクルパス(板厚減少比が大きい場合)で行われることにより、所望形状の有底薄肉円筒体(成形品)Cが成形される。
また、このように、段差の無い均一厚の単純な円筒を成形する場合には、テンプレートを用いることなく、最終的な成形品Cの厚みや板厚減少比等をディスプレイ27の入力画面に従って入力する。そしてその際、本実施形態では、ロール工具7の電気−油圧サーボの制御において、圧力制御を行うようにしている。具体的には、ロール台6には、図示では省略したが、ロール工具7の送り方向の先方近傍に、ブランクBの肉厚(板厚)を計測する計測器(例えばレーザー計測器)が設けられ、この計測器の計測結果に基づいて、制御部8のドライバ(制御手段)を介して、油圧アクチュエータ24を制御するようにしている。すなわち、油圧アクチュエータ24により、ブランクB対するロール工具7の押付け圧を制御し、成形後のブランクBの板厚が軸方向において均一なるようにしている。
潤滑剤供給装置11は、潤滑剤を貯留する潤滑剤タンク29と、加工中のブランクBに潤滑剤を吐出する吐出ノズル30と、潤滑剤タンク29と吐出ノズル30とを接続する潤滑剤チューブ31と、を有している。潤滑剤チューブ31には電磁弁32が介設されており、制御部8は、スピニングマシン1の起動に同期して電磁弁32を開弁し、ブランクBに潤滑剤を導入する。なお、潤滑剤タンク29から自然流下により潤滑剤を供給できない場合には適宜、ポンプ等の送液装置を設けるようにする。また、吐出ノズル30を上記の進退機構23に取り付けて、ロール工具7と共に往復動させるようにしてもよい。
温度管理手段12は、上記の潤滑剤タンク29に組み込んだ加熱ヒータ35と、ブランクBの温度を検出する温度センサ36と、温度センサ36の検出結果に基づいて加熱ヒータ35の駆動を制御する温度コントローラ37と、を有している。加熱ヒータ35は、潤滑剤タンク29に内蔵するタイプのものでもよいが、実施形態のものは、潤滑剤タンク29の下面に添設したプレートヒータで構成されている。温度センサ36は、上記の一対のローラ工具(の移動軌跡)7,7に対し、周方向に外れた位置に配設されており、非接触タイプ(接触タイプでも可)のもので構成されている。そして、温度コントローラ37は、温度センサ36の検出温度が所定の温度(例えば100℃)になるように、加熱ヒータ36をON−OFF制御する。
なお、同図(b)に示すように、マンドレル3を中空形状とし、その中空内部に内部ヒータ(第2の加熱ヒータ)38を設けるようにしてもよい。この場合の内部ヒータ38は、主としてヒートアップ用および均一加熱用に機能させることが、好ましい。また、温度センサ36は、マンドレル3に埋め込むようにして組み込んでもよいし、上記の進退機構23に取り付けて、ロール工具7と共に往復動させるようにしてもよい。もっとも、この場合の温度制御は幾分ラフでもよく、係る場合には、潤滑剤タンク29内に温度センサ36を設け、潤滑剤タンク29内の潤滑剤を所定の温度(例えば、熱損失を考慮して110℃)に制御する。
図2は、温度管理手段12の第2実施形態を表している。この実施形態では、ブランク(マンドレル3)Bの外側に間隙を存して配設した外部ヒータ41と、ブランクBの温度を検出する上記と同様の温度センサ42と、温度センサ42の検出結果に基づいて外部ヒータ41を制御する上記と同様の温度コントローラ43と、を有している。外部ヒータ41は、温度センサ42と同様に、上記の一対のローラ工具(の移動軌跡)7,7に対し、周方向に外れた位置に配設されており、周方向において対称に位置する一対の非接触ヒータ41a,41aで構成されている。各非接触ヒータ41aは、ブランク(マンドレル3)Bに沿う湾曲形状の反射板を有する遠赤外線ヒータ等で構成されている。
なお、各非接触ヒータ41aを軸方向に分割構造とすると共に個々に制御可能に構成し、且つこの分割ヒータに対応して複数の温度センサを設け、ブランクBが軸方向において均一に加熱されるように、温度制御してもよい。そしてこの場合も、同図(b)に示すように、マンドレル3を中空形状とし、その中空内部に内部ヒータ44を設けることが可能である。もっとも、外部ヒータ41を省略し、この内部ヒータ44により温度管理を行うようにしてもよい。また、温度センサ42は、マンドレル3に埋め込むようにしてもよし、進退機構23に取り付けて、ロール工具7と共に往復動させるようにしてもよい。さらに、これらの実施形態において、温度コントローラ37,43を上記の制御部8に組み込むことが、より好ましい。すなわち、キーボード26から板厚減少比等と共に加工温度(管理温度)をデータ入力する。
次に、上記のスピニングマシン1を用い所定の温度下におけるブランク加工の試験結果について説明する。図4は、厚さ0.5mmおよび1.0mmのSUS304のブランクを試料とし、加工温度を、常温(従来)、60℃、80℃、100℃、120℃、150℃と変化させ且つ板厚減少比を1/5から1/20に変化させ、加工後の成形品に「割れ」が発生するか否かの評価を行った。同図に示すように、常温加工では、板厚減少比がほぼ1/10が限界である。一方、60℃〜150℃の各温間加工では、板厚減少比が1/20程度まで加工可能である。このことから、温間加工(60℃〜150℃で管理)では、限界板厚減少比が大きくなることが確認できる。なお、他の試験により90℃前後(80℃〜100℃)において、成形限界が最も向上することが判明している。
同様に、図5は、ブランクを厚さ0.5mmから0.1mmにスピニング加工し、その際のブランク(成形品)の長手方向におけるマルテンサイト変態量(加工誘起マルテンサイト変態量)を、複数箇所で測定したものである。この場合も、加工温度を、常温、60℃、100℃、150℃と変化させて測定した。同図に示すように、常温加工では、マルテンサイト変態量が極端に大きく且つ長手方向(軸方向)において一定しないものとなっている。一方、60℃〜150℃の各温間加工では、マルテンサイト変態量が極端に少なく且つ長手方向においてほぼ均一な値となっている。このことから、温間加工(60℃〜150℃で管理)では、マルテンサイト変態量が少なく、均一な組成の成形品を得られることが確認できる。
同様に、図6は、ブランクを厚さ0.5mmから0.1mmにスピニング加工し、その際のブランク(成形品)の長手方向における板厚(肉厚)を、複数箇所で測定したものである。この場合も、加工温度を、常温(2回測定)、100℃、150℃と変化させて測定した。同図に示すように、常温加工では、長手方向において板厚のばらつきが極端に大きくなっている。一方、各温間加工では、長手方向において板厚のばらつきがほとんど無く、一定した板厚が得られることが分かる。このことから、温間加工(60℃〜150℃で管理)では、成形品に板厚のばらつきが生じないことが確認できる。
以上のように、本実施形態の温間スピニング加工方法(スピニングマシン)によれば、スピニング加工の加工温度を60℃〜150℃(好ましくは、80℃〜100℃)の間で管理しているため、板厚減少比を大きく執ることができると共に、組成的に安定した成形品(有底薄肉筒状体)Cを得ることができる。また、この温間加工では、マルテンサイト変態量が小さいため、「割れ」の発生が抑制され、歩留まりを向上させることができる。
一方、本実施形態のスピニングマシン(温間スピニング加工方法)1により製造された成形品としての有底薄肉筒状体Cは、例えば携帯電話等の小型電子機器におけるバッテリーのケースとして、製品化が可能である。また、燃料電池の各セルを収容するケースとしても、製品化が可能である。一方、図7に示すように、有底薄肉筒状体Cの前後、すなわちフランジ部(開口部)Caおよび底部Cbを切断することで得られる薄肉筒状体Dは、例えば電子写真複写装置、静電記録装置、静電印刷装置等に用いる加熱ロールや加圧ロールとして、製品化が可能である。
なお、実施形態では、ブランクを加工して有底薄肉筒状体を得る例について説明したが、本発明は、有底のコーン形状等の他、既存のスピニングマシンで成形可能な形状の成形品にも適用可能である。また、本発明のスピニングマシンは、NC制御機以外のスピニングマシンに適用できることは、いうまでもない。
本発明により製造される有底薄肉筒状体は、小型バッテリーのケースや燃料電池のセルケースとして、適用可能である。また、薄肉筒状体は、例えば電子写真技術(コピー機やレーザープリンタ)の加熱ロールや加圧ロールとして、適用可能である。
第1実施形態に係るスピニングマシンを模式的に表した構造図である。 第2実施形態に係るスピニングマシンを模式的に表した構造図である。 ブランクを得るための絞り型を模式的に表した構造図である。 絞り比に関するブランク加工の試験結果を示す図である。 マルテンサイト変態量に関するブランク加工の試験結果を示す図である。 板厚の均一性に関するブランク加工の試験結果を示す図である。 有底薄肉円筒体および薄肉円筒体を示す断面図である。
符号の説明
1 スピニングマシン 2 主軸台
3 マンドレル 4 心押し台
6 ロール台 7 ロール工具
8 制御部 11 潤滑剤供給装置
12 温度管理装置 29 潤滑剤タンク
35 加熱ヒータ 36 温度センサ
37 温度コントローラ 38 内部ヒータ
41 外部ヒータ 42 温度センサ
43 温度コントローラ 44 内部ヒータ
A 円板 B ブランク(加工対象物)
C 有底薄肉円筒体(成形品) D 薄肉円筒体

Claims (21)

  1. ステンレス製の加工対象物を、60℃から150℃の温度管理下でスピニング加工することを特徴とする温間スピニング加工方法。
  2. ステンレス製の加工対象物を、80℃から100℃の温度管理下でスピニング加工することを特徴とする温間スピニング加工方法。
  3. 前記加工対象物が、オーステナイト系ステンレスであることを特徴とする請求項1または2に記載の温間スピニング加工方法。
  4. 前記加工対象物が、板状のステンレス素材を有底薄肉円筒状に絞り加工したものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の温間スピニング加工方法。
  5. 前記絞り加工が、60℃から150℃の温度管理下で行われたものであることを特徴とする請求項4に記載の温間スピニング加工方法。
  6. 前記加工対象物を、1/10から1/20に薄肉化することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の温間スピニング加工方法。
  7. 前記加工対象物の長手方向における各部の肉厚を計測し、この計測結果に基づいて、成形に供するロール工具の前記加工対象物に対する押付け圧を、加工後の前記加工対象物の肉厚が均一になるように、圧力制御することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の温間スピニング加工方法。
  8. 有底薄肉円筒状のステンレス製の加工対象物をセットする軸状成形型を有すると共に前記軸状成形型を介して前記加工対象物を回転させる主軸台と、
    セットした前記加工対象物を軸方向に押さえる心押し台と、
    セットした前記加工対象物の成形に供するロール工具を有すると共にこれを前記軸方向に往復動させるロール台と、
    加工中の前記加工対象物を60℃から150℃に温度管理する温度管理手段と、を備えたことを特徴とするスピニングマシン。
  9. 回転する前記加工対象物に加工用の潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段を、更に備え、
    前記温度管理手段は、前記潤滑剤を昇温し当該潤滑剤を介して前記加工対象物を温度管理することを特徴とする請求項8に記載のスピニングマシン。
  10. 前記温度管理手段は、前記潤滑剤を昇温する加熱ヒータと、前記加工対象物の温度を検出する温度センサと、前記温度センサの検出結果に基づいて前記加熱ヒータを制御する温度コントローラと、を有していることを特徴とする請求項9に記載のスピニングマシン。
  11. 前記軸状成形型に内蔵されと共に前記温度コントローラにより制御される内部ヒータを、更に備えたことを特徴とする請求項10に記載のスピニングマシン。
  12. 前記温度管理手段は、前記加工対象物の周囲温度を昇温して前記加工対象物を温度管理することを特徴とする請求項8に記載のスピニングマシン。
  13. 前記温度管理手段は、前記加工対象物の外側に配設した外部ヒータおよび/または前記軸状成形型内に配設した内部ヒータと、前記加工対象物の温度を検出する温度センサと、前記温度センサの検出結果に基づいて前記外部ヒータおよび/または前記内部ヒータを制御する温度コントローラと、を有していることを特徴とする請求項12に記載のスピニングマシン。
  14. 前記温度センサは、前記軸状成形型に埋め込まれていることを特徴とする請求項10または13に記載のスピニングマシン。
  15. 前記温度センサは、前記ロール台に設けられ、
    前記加工対象物に対峙した状態で、前記ロール工具と共に往復動することを特徴とする請求項10または13に記載のスピニングマシン。
  16. 前記温度管理手段は、前記60℃から150℃に代えて80℃から100℃に温度管理することを特徴とする請求項8ないし15のいずれかに記載のスピニングマシン。
  17. 前記加工対象物の長手方向における各部の肉厚を計測する計測手段と、
    前記計測手段の計測結果に基づいて、前記ロール工具の前記加工対象物に対する押付け圧を、加工後の前記加工対象物の肉厚が均一になるように、圧力制御する制御手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項8ないし16のいずれかに記載のスピニングマシン。
  18. 前記加工対象物の薄肉化加工を、1/10から1/20の厚みに設定可能なNC制御手段を、更に備えたことを特徴とする請求項8ないし17のいずれかに記載のスピニングマシン。
  19. 請求項1ないし7のいずれかに記載の温間スピニング加工方法で加工したことを特徴とする有底薄肉円筒体。
  20. 請求項8ないし18のいずれかに記載のスピニングマシンで加工したことを特徴とする有底薄肉円筒体。
  21. 請求項19に記載の有底薄肉円筒体または請求項20に記載の有底薄肉円筒体の両外端を切断して構成したことを特徴とする薄肉円筒体。
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