JP2005117192A - 固体撮像装置の駆動方法およびこれを備えたカメラ - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法およびこれを備えたカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、一度の露光処理により、複数の明度の異なる映像を構成する信号電荷を取得することである。
【解決手段】 各垂直転送部2において、垂直方向に互いに連続する同色の画素1が発生した信号電荷を、所定の数だけ混合し、各垂直転送部2において混合された信号電荷を、水平転送部3において、水平方向に互いに連続する同色の画素1から発生されたもの同士で混合して、複数種類の混合数を有する信号電荷を生成し、水平転送部3で混合して得られた信号電荷を、外部に接続された回路に出力し、水平転送部3では、複数種類の混合数を有する信号電荷が、当該水平転送部3内において周期的に並ぶように生成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体撮像装置の駆動方法に関する発明であって、より特定的には、マトリクス状に配置された複数の画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送するために、複数の画素の各列に対応して配置された複数の垂直転送部と、複数の転送部から転送されてきた信号電荷を、水平方向に転送する水平転送部とを備える固体撮像装置の駆動方法に関する発明である。
近年、固体撮像装置を含んだディジタルスチルカメラ等が急速に普及している。それにともない、固体撮像装置の高性能化および高機能化が進んでいる。
ここで、一般的な固体撮像装置では、撮影のための露光(本露光)の前に、仮露光という処理が行われている。以下に、仮露光と本露光とについて図面を参照しながら詳しく説明する。ここで、図14は、固体撮像装置内の受光素子の特性をあらわしたグラフである。横軸は、受光素子に対する露光時間である。また、縦軸は、上記露光時間だけ露光した場合に、受光素子から出力される信号電荷量を示している。
固体撮像装置では、最適な明るさの映像を取得するために、本露光の露光時間を、本露光前に決定する必要がある。これは、露光時間が短すぎると、撮影された映像が暗くなってしまい、露光時間が長すぎると、受光素子のダイナミックレンジを上回ってしまい、撮影された映像が白くなってしまうからである。
そこで、上記固体撮像装置は、ユーザがレリーズを押してから本露光するまでの間に、露光時間を変化させて複数回の仮露光を行い、図14に示すような受光素子の特性をあらわすグラフを作成している。具体的には、固体撮像装置は、ユーザがレリーズを押した後に、複数種類の露光時間で仮露光を行う。次に、固体撮像装置は、全ての受光素子の信号電荷量の平均値を求める。これにより、図14に示すような、複数の点がプロットされる。その後、固体撮像装置は、当該複数の点に基づいて、図14に示すような、曲線を描く。これにより、固体撮像装置は、受光素子の特性曲線を得ることができる。最後に、固体撮像装置は、受光素子のダイナミックレンジを上回らない範囲(すなわち、図14に示すグラフの直線部分)において最適の露光時間を決定する。
特開平11−341342号公報
しかしながら、上記従来の固体撮像装置では、一度の仮露光で取得できる映像は、その仮露光で行った露光時間で得られる映像のみである。そのため、当該固体撮像装置は、互いに異なる露光時間の映像を複数取得するためには、複数回の仮露光を行わなければならない。その結果、従来の固体撮像装置では、ユーザは、レリーズを押してから本露光が行われるまでの間において、複数回の仮露光が行われるのを待たなければならなかった。
そこで、本発明の目的は、一度の露光処理により、複数の異なる露光時間の映像を取得することができる固体撮像装置を提供することである。
本発明に係る固体撮像装置の駆動方法では、各垂直転送部において、垂直方向に互いに連続する同色の画素が発生した信号電荷を、所定の数だけ混合し、各垂直転送部において混合された信号電荷を、水平転送部において、水平方向に互いに連続する同色の画素から発生されたもの同士で混合して、複数種類の混合数を有する信号電荷を生成し、水平転送部で混合して得られた信号電荷を、外部に接続された回路に出力するようにしている。
なお、水平転送部では、当該複数種類の混合数を有する信号電荷が、当該水平転送部内において周期的に並ぶように生成されていることが望ましい。
また、各垂直転送部は、2n(nは、自然数)相駆動であり、垂直転送部では、n個の信号電荷を混合し、水平転送部では、複数種類の混合数を有する信号電荷の配列が、n個で1周期となるように、各垂直転送部で混合された信号電荷を混合するようにするのが望ましい。
また、各水平転送部では、1行毎に、信号電荷の混合数を交互に変化させることが望ましい。
また、垂直転送部では、垂直方向の一部の画素から出力された信号電荷のみを混合し、水平転送部では、一部の垂直転送部から出力された信号電荷のみを混合するようにしてもよい。
また、本発明は、固体撮像装置の駆動方法のみならず、当該駆動方法が適用された固体撮像装置を含むカメラに対しても向けられている。ここで、このようなカメラでは、出力部から出力されてくる複数種類の混合数を有する信号電荷を用いて、映像を撮影する際の露光時間を決定するようにしてもよい。また、出力部から出力されてくる複数種類の混合数を有する信号電荷の内、互いに同じ混合数を有する信号電荷同士で形成される複数枚の映像を、1枚の映像に合成するようにしてもよい。
本発明に係る固体撮像装置の駆動方法によれば、一度の露光処理により、複数の明度の異なる映像を構成する信号電荷を取得できるようになる。
また、水平転送部では、当該複数種類の混合数を有する信号電荷が、当該水平転送部内において周期的に並ぶように生成されることにより、一度に複数種類の混合数を有する信号電荷が、水平転送部から出力されるようになる。例えば、6画素混合された信号電荷を生成して、水平転送部から出力した後に、残りの3画素混合された信号電荷を水平転送部に対して出力し、水平転送部から出力することによっても、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷を取得することが可能である。しかしながら、上記発明によれば、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷とが交互に水平転送部から出力されるようになる。そのため、別々に出力していた場合には、一段分の信号電荷が出力されるのに2度の水平転送処理が必要であったのに対して、本発明によれば、1度の水平転送処理により、一段分の6画素混合された信号電荷と一段分の3画素混合された信号電荷とを取得することができるようになる。
また、垂直転送部が、2n相駆動であり、垂直方向にn個の信号電荷が混合されるので、信号電荷の混合が容易となる。
また、各水平転送部において信号電荷を混合するステップでは、1行毎に、信号電荷の混合数を交互に変化させている。これは、例えば、偶数行では、3画素混合された信号電荷と、6画素混合された信号電荷とが出力され、奇数行では、9画素混合された信号電荷が出力されるというものである。このように、行毎に混合数を変化させることにより、取得される映像の枚数を増やすことが可能となる。
また、画面の一部のみに対して、信号電荷の混合を行うようにすることも可能である。
また、上記駆動方法が適用された固体撮像装置では、出力部から出力されてくる複数種類の混合数を有する信号電荷を用いて、映像を撮影する際の露光時間を決定することもできる。このように、複数種類の混合数を有する信号電荷を露光時間の決定に用いることにより、ユーザがレリーズを押してから、カメラが本露光を行うまでの間に必要な時間を短くすることができる。具体的には、露光時間を決定するために、カメラは、固体撮像装置の露光時間と蓄積電荷量との関係を示す曲線を、計算し、当該曲線に基づいて、最適な露光時間を特定していた。このような曲線を得るためには、カメラは、ユーザがレリーズを押してからカメラが本露光を行うまでの間に、少なくとも2回以上露光時間を変化させて仮露光を行わなければならなかった。そのため、本露光が行われるまでの間に、ユーザは、ある一定の時間待たされるという問題があった。
しかしながら、本発明に係るカメラでは、一度の仮露光により、異なる複数の明度を有する信号電荷を取得することが可能となる。そのため、画素混合の混合数を露光時間に対応させれば、異なる複数の露光時間の信号電荷を取得したものとみなせる。その結果、カメラは、一度の仮露光を行うだけで、上記曲線を描くことが可能となる。
また、互いに同じ混合数を有する信号電荷同士で形成される複数枚の映像を、1枚の映像に合成することにより、カメラ全体のダイナミックレンジを向上させることができる。具体的には、例えば、通常の単一出力であれば、飽和した部分は白くなり(白とび)映像信号はなくなるが、6画素混合と3画素混合の2種類の映像信号を得ることにより、6画素混合で飽和した部分については、まだ飽和していない3画素混合の信号を信号処理で使うことによって、白とびを防ぐことが出来、結果としてカメラ全体のダイナミックレンジが向上する。
以下に、本発明の一実施形態に係る固体撮像装置について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る固体撮像装置は、一度の露光処理により、明度の異なる複数の映像を取得することが可能な装置である。ここで、図1は、上記固体撮像装置の構成を示した図である。なお、当該固体撮像装置は、説明の簡略化のため、6行6列で示されている。
図1に示す固体撮像装置は、受光素子1、垂直CCD2、水平CCD3および出力部4を備える。受光素子1は、いわゆるフォトダイオードにより実現され、入射してくる光を、光量に応じた信号電荷に変換する。なお、当該受光素子1には、赤(R)、青(B)または緑(G)のカラーフィルタが形成されている。図1では、RとGとが交互に配置された列と、GとBとが交互に配置された列とが、交互に配置される。これにより、Rの受光素子1の上と右とには、Gの受光素子1が配置され、Rの受光素子1の右上には、Bの受光素子1が配置されるようになる。
垂直CCD2は、受光素子1で発生した信号電荷を、水平CCD3へ転送するための装置である。ここで、本実施形態では、垂直CCD2は、いわゆる6相駆動のCCDが用いられる。また、本実施形態では、垂直CCD2の最終段(最後の6枚のゲート電極)には、受光素子1が設けられておらず、他の段とは異なるタイミングで駆動する。これについては、後に詳しく説明する。
水平CCD3は、垂直CCD2から出力されてくる信号電荷を、出力部4へ転送する。なお、本実施形態では、水平CCD3は、いわゆる2相駆動のCCDが用いられる。出力部4は、水平CCD3から転送されてきた信号電荷に対して、電圧変換等を施して、外部に接続された回路へと出力するための回路である。
以上のように構成された固体撮像装置について、以下に、その動作の概要について、図面を参照しながら説明を行う。図2は、いわゆる9画素混合が施される場合に、互いに混合される画素を示した図である。また、図3は、いわゆる6画素混合が施される場合に、互いに混合される画素を示した図である。図4は、いわゆる3画素混合が施される場合に、互いに混合される画素を示した図である。
まず、9画素混合について説明を行う。9画素混合とは、図2に示すように、同色の画素で生成される信号電荷を9画素分混合し、これを一つの信号電荷として出力する処理である。具体的には、1行おきに垂直方向に連続して存在するGの画素の信号電荷が3画素分だけ垂直CCD2において足し算され、足し算して得られた信号電荷が1列おき3列分だけ水平CCD3において足し算される。これにより、9画素混合された信号電荷が得られる。9画素混合された信号電荷は、混合された9画素の重心の位置の画素(すなわち、太線で囲まれた画素)における信号電荷として取り扱われる。なお、Rの画素およびBの画素についても同様である。このように、各色の画素について9画素混合されると、各色の画素の位置関係は、画素混合される前と同じ位置関係をとるようになる。すなわち、Rの受光素子1の上と右とには、Gの受光素子1が配置され、Rの受光素子1の右上には、Bの受光素子1が配置されるようになる。
以上のように、9画素混合が行われることにより、垂直CCD2から出力される信号電荷の数を減らすことができ、固体撮像装置の動作の高速化を図ることができるようになる。
ここで、本実施形態に係る固体撮像装置では、上記9画素混合を行うのではなく、9画素混合される9個の信号電荷のうち、右の2列に存在する6個の受光素子1から出力される信号電荷を図3に示すように混合し、左の1列に存在する3個の受光素子1から出力される信号電荷を図4に示すように混合する。すなわち、本実施形態に係る固体撮像装置は、9個の信号電荷の内の6個の信号電荷に対して6画素混合を施して出力し、残りの3個の信号電荷に対して3画素混合を施して出力する。このように、本来、9画素混合されて出力される信号電荷を、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷とに分けて出力することにより、1画面分の信号電荷から、6画素混合された信号電荷の映像と、3画素混合された信号電荷の映像とを取得できる。すなわち、1つの映像から2つの明度の異なる映像を同時に取得することができる。
それでは、以下に、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とを取得するために、固体撮像装置が行う具体的動作について、図面を参照しながら説明する。ここで、図5は、図1に示す固体撮像装置の垂直CCD2および水平CCD3の電極の構成を示した図である。また、図6は、垂直CCD2の電極のON/OFFの様子を示した図である。具体的には、斜線が付された部分は、電極がONになっていることを示し、黒く塗りつぶされた部分は、信号電荷が受光素子1から読み出されていることを示している。なお、横軸は、時間を示している。また、図7は、垂直CCD2が、図6に示すような動作を行うために、図5に示される垂直CCD2の各電極に印加される電圧を示している。なお、縦軸は、電圧を示し、横軸は、時間を示している。
本実施形態に係る固体撮像装置の垂直CCD2は、図5に示すように、V1、V2、V3、V4、V5A、V5BおよびV6の7種類の電極を有する。当該垂直CCD2は、6枚の電極で一つの段を形成している。具体的には、それぞれの段は、V1、V2、V3、V4およびV6の電極と、V5AまたはV5Bのいずれか一方の電極との6個の電極により構成されている。そして、V5Aの電極とV5Bの電極とは、各段毎に交互に配置されている。また、電極V1、V2、V3、V4、V5A、V5BおよびV6には、図7に示すように互いに異なる信号電圧φV1、φV2、φV3、φV4、φV5A、φV5BおよびφV6が印加されている。それでは、垂直CCD2の動作の一例として、図5における一番左端の垂直CCD2が行う動作について詳しく説明する。
まず、t=0〜2の区間では、図7に示すような電圧が各電極に印加される。これにより、各電極は、図6に示すような動作を行う。次に、t=2〜3の区間では、図7に示すように、電極V5Aに印加される電圧が、高くなる。これにより、図6に示すように、R(3)の受光素子1、R(9)の受光素子1およびR(15)の受光素子1から電極V5Aに信号電荷が読み出される。
次に、t=3〜10の区間では、図7に示すような電圧が各電極に印加される。これにより、R(3)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(5)の受光素子1の横の電極V3に到達する。同様に、R(9)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(11)の受光素子1の横の電極V3に到達する。R(15)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(17)の受光素子1の横の電極V3に到達する。
次に、t=10〜11の区間では、図7に示すように、電極V3に印加される電圧が高くなる。これにより、図6に示すように、G(2)の受光素子1、R(5)の受光素子1、G(8)の受光素子1、R(11)の受光素子1、G(14)の受光素子1およびR(17)の受光素子1から信号電荷が読み出される。この際、R(5)の受光素子1の横の電極V3、R(11)の受光素子1の横の電極V3およびR(17)の受光素子1の横の電極V3には、それぞれ信号電荷が存在する。そのため、これらの信号電荷は、読み出された信号電荷と各電極V3において混合される。
次に、t=11〜18の区間では、図7に示すような電圧が各電極に印加される。これにより、G(2)の受光素子1から読み出された信号電荷は、G(4)の受光素子1の横の電極V1に到達する。同様に、R(5)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(7)の受光素子1の横の電極V1に到達する。同様に、G(8)の受光素子1から読み出された信号電荷は、G(10)の受光素子1の横の電極V1に到達する。同様に、R(11)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(13)の受光素子1の横の電極V1に到達する。同様に、G(14)の受光素子1から読み出された信号電荷は、G(16)の受光素子1の横の電極V1に到達する。同様に、R(17)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(19)の受光素子1(図示せず)の横の電極V1に到達する。
次に、t=18〜19の区間では、図7に示すように、電極V1に印加される電圧が高くなる。これにより、図6に示すように、G(4)の受光素子1、R(7)の受光素子1、G(10)の受光素子1、R(13)の受光素子1、G(16)の受光素子1およびR(19)の受光素子1(図示せず)から電極V1に信号電荷が読み出される。この際、信号電荷が読み出される受光素子1の横の電極V1には、信号電荷が存在する。そのため、これらの信号電荷は、読み出された信号電荷と電極V1において混合される。
次に、t=19〜26の区間では、図7に示すような電圧が各電極に印加される。これにより、G(4)の受光素子1から読み出された信号電荷は、G(6)の受光素子1の横の電極V5Bに到達する。同様に、R(7)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(9)の受光素子1の横の電極V5Bに到達する。同様に、G(10)の受光素子1から読み出された信号電荷は、G(12)の受光素子1の横の電極V5Bに到達する。同様に、R(13)の受光素子1から読み出された信号電荷は、R(15)の受光素子1の横の電極V5Bに到達する。同様に、G(16)の受光素子1から読み出された信号電荷は、G(18)の受光素子1の横の電極V5Bに到達する。同様に、R(19)の受光素子1(図示せず)から読み出された信号電荷は、R(21)の受光素子1(図示せず)の横の電極V5Bに到達する。
次に、t=26〜27の区間では、図7に示すように、電極V5Bに印加される電圧が高くなる。これにより、図6に示すように、G(6)の受光素子1、G(12)の受光素子1、G(18)の受光素子1から電極V5Bに信号電荷が読み出される。この際、G(6)の受光素子1の横の電極V5B、G(12)の受光素子1の横の電極V5BおよびG(18)の受光素子1の横の電極V5Bには、それぞれ信号電荷が存在する。そのため、これらの信号電荷は、読み出された信号電荷と混合される。この後、各信号電荷は、水平CCD3へと転送される。
以上の動作により、同じ列に存在する同色の受光素子1が発生した信号電荷が、3画素混合される。具体的には、G(2)、G(4)およびG(6)の受光素子1が発生した信号電荷が混合される。さらに、R(3)、R(5)およびR(7)の受光素子1が発生した信号電荷が混合される。さらに、G(8)、G(10)およびG(12)の受光素子1が発生した信号電荷が混合される。さらに、R(9)、R(11)およびR(13)の受光素子1が発生した信号電荷が混合される。さらに、G(14)、G(16)およびG(18)の受光素子1が発生した信号電荷が混合される。さらに、R(17)、R(19)およびR(21)の受光素子1が発生した信号電荷が混合される。
なお、ここでは、図5の一番左端の垂直CCD2についてのみ説明を行ったが、他の垂直CCD2においても、同様の動作が行われる。この後、水平CCD3は、垂直CCD2で生成された3画素混合された信号電荷を用いて、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷とを生成する。
それでは、以下に、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とが、生成されるときに、水平CCD3が行う動作について、図面を参照しながら説明する。ここで、図8は、このときの信号電荷の動きを示した図である。なお、図8では、垂直CCD2が14列存在するときに、当該垂直CCD2内に存在する3画素混合された信号電荷の様子が記載されている。
まず、図8について説明する。図5および図8にしめす垂直CCD2は、3列単位で構成されている。そして、第1列の垂直CCD2の最終段と第2列の垂直CCD2の最終段とは、異なる駆動タイミングで駆動する。なお、第1列の垂直CCD2の最終段と第3列の垂直CCD2の最終段とは、同じ駆動タイミングで駆動する。具体的には、第1列および第3列の垂直CCD2の最終段に信号電荷を保持した状態で、第2列の垂直CCD2の最終段は、信号電荷を水平CCD3に転送することができる。なお、このような転送を実現するための垂直CCD2の電極構造については後述する。
また、図8において、〇xyは、3画素混合された信号電荷を示している。具体的には、〇には、R(赤)、G(緑)またはB(青)が入る。xは、画素の垂直位置を示し、具体的には、水平CCD3に近い方(すなわち下側から)から1、2、3・・・となる。yは、信号電荷の水平位置を示している。具体的には、yは、左側から、一列おきに、1、2、3と繰り返される。
それでは、以下に、3画素混合された信号電荷と、6画素混合された信号電荷とが出力される際の動作について説明を行う。なお、最初に、図9を用いて、画素混合の概要について説明する。
図9に示すように、第1列に存在する信号電荷は、他の信号電荷と混合されることなくそのまま3画素混合された信号電荷として出力される。また、第2列および第3列に存在する信号電荷は、互いに混合され、6画素混合された信号電荷として出力される。それでは、図9に示すような画素混合を行うための動作について、図8を用いて以下に説明する。
まず、図8(a)に示すように、垂直CCD2の最終段と、下から2段目と、下から3段目とには、3画素混合された信号電荷が存在している。そして、第2列の垂直CCD2の最終段から水平CCD3に対して、信号電荷が出力される。これにより、固体撮像装置は、図8(b)に示す状態となる。
信号電荷が出力されると、水平CCD3は、転送されてきた信号電荷を、2列左方向へ転送する。これにより、固体撮像装置は、図8(c)に示す状態となる。
水平CCD3の転送が完了すると、各垂直CCD2は、信号電荷を一段下方向へ転送する。これにより、第1列および第3列の信号電荷は、水平CCD3へ出力される。そして、第3列の信号電荷は、図8(d)に示すように、第2列から出力された信号電荷と混合される。これにより、3画素混合された信号電荷と、6画素混合された信号電荷とが、水平CCD3に交互に周期的に存在するようになる。この後、水平CCD3は、出力部4を介して、信号電荷を外部へと出力する。
図8(a)〜(d)の動作により、1段分の信号電荷が出力されると、次の段の信号電荷に対しても同様に、図8(a)〜(d)に示す動作が行われる。かかる動作が繰り返されることにより、1画面分の3画素混合された信号電荷と、1画面分の9画素混合された信号電荷とが、出力されることとなる。なお、3画素混合された信号電荷と、9画素混合された信号電荷とは、外部に接続された回路(図示せず)あるいはCPU(図示せず)により分離されて、それぞれ1枚の映像信号を構成するようになる。
それでは、図8に示すような動作を行うための電極構成について、図10を用いて説明を行う。図10は、本実施形態に係る固体撮像装置の電極の構成例を示した図である。図10に示すように、固体撮像装置は、垂直CCD2用の電極11〜29と、水平CCD3用の電極30〜38と、チャネルストップ40とを備える。また、電極17〜29は最終段の電極である。
図10において、縦方向に配置されたチャネルストップ40の間に形成された転送路41が、垂直CCD2となる。図10では、垂直CCD2における垂直最終段以外の転送段は、電極V2−12、電極V4−14および電極V6−16の3枚が、同一層の電極膜(第1層目電極)によって全列にわたる共通電極として形成されている。同様に、電極V1−11、電極V3−13、および電極V5−15の3枚も、第1層目電極よりも上層に形成される同一層の電極膜(第2層目電極)により、全列にわたる共通電極として形成されている。
一方、垂直最終段においては、第2層目電極と同じ電極膜を、各列において島状に分離したパターン形状とすることにより、第3相および第5相の電極(水平CCD3に近い側から2番目および4番目の電極)が、独立電極として形成される。具体的には、第3相には、第1列に電極V31’’22および25が設けられ、第2列に電極V3’23が設けられ、第3列に電極V32’’24が設けられる。同様に、第5相には、第1列に電極V51’’26および29が設けられ、第2列に電極V5’27が設けられ、第3列に電極V52’’28が設けられる。なお、本実施形態では、第1列の最終段と第3列の最終とは、同じタイミングで駆動するので、電極V31’’22および25と電極電極V32’’24とには、同じ駆動電圧φV3’’が印加される。同様に、電極V51’’26および29と電極電極V52’’28とには、同じ駆動電圧φV5’’が印加される。
ここで、図10に示した電極構造を例にとり、制御部(図示せず)から垂直CCD2および水平CCD3の各電極へ与えられる信号電圧のタイミングチャートと、このタイミングチャートに応じた転送電荷の様子を、図11に示す。なお、この電極構造の場合、受光素子1から読み出された信号電荷は、転送電極のV3およびV4に蓄積されるようになっている。
図11において、電極V1−11〜V6−17および電極V1’17〜V6’20のそれぞれに与えられる駆動パルスが高レベルの場合に、当該電極はストレージ部となる。また、駆動パルスが低レベルの場合に、当該電極はバリア部となる。
図11に示すタイミングチャートに従って、垂直CCD2および水平CCD3を駆動することにより、本実施形態で説明したような画素混合が実現できる。具体的には、まず、第2列の垂直CCD2の最終段が、信号電荷を垂直CCD2に出力する。次に、水平CCD3が動作することにより、信号電荷が、2列左方向に転送される。次に、第1列および第3列の垂直CCD2の最終段が、信号電荷を垂直CCD2に出力する。これにより、第2列から出力された信号電荷と、第3列から出力された信号電荷とが混合され、6画素混合された信号電荷が生成される。なお、第1列から出力された信号電荷は、混合されず、3画素混合された信号電荷のままである。この後、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とは、水平CCD3の転送動作により、出力部4を介して、固体撮像装置外へと出力される。この後、各段に格納された信号電荷に対して、同様の動作が繰り返される。
なお、図11に示すように、φV4を低レベルにするタイミング(t2)よりも前に、φV2を高レベルにする(t1)ことが好ましい。時刻t1でφV2を高レベルとすることにより、信号電荷の蓄積電極が時刻t1以前においては、電極V3’−22および25ならびに電極V4’19となり、時刻t1〜t2の期間においては電極V2’18、電極V3’−22および25(V3’’−23)ならびに電極V4’−19となり、時刻t2〜t3の期間においては電極V2’18、電極V3’−22(電極V3’’−23)となる。これにより、水平CCD3へ信号電荷を移動する期間に、転送しない垂直転送段の信号電荷の損失を防止できるという利点がある。
以上のように、本実施形態に係る固体撮像装置のよれば、一度の露光により、複数の明度を有する信号電荷を取得することができる。これにより、当該固体撮像装置が適用されたカメラにおいて、ユーザがレリーズを押してから本露光が行われるまでの間の時間を短縮することができる。以下に、詳しく説明を行う。
従来では、露光時間を決定するために、カメラは、固体撮像装置の露光時間と蓄積電荷量との関係を示す曲線(図14)を、計算し、当該曲線に基づいて、最適な露光時間を特定していた。このような曲線を得るためには、カメラは、ユーザがレリーズを押してからカメラが本露光を行うまでの間に、少なくとも2回以上露光時間を変化させて仮露光を行わなければならなかった。そのため、本露光が行われるまでの間に、ユーザは、ある一定の時間待たされるという問題があった。
しかしながら、本発明に係る固体撮像装置が適用されたカメラでは、一度の仮露光により、異なる複数の明度を有する信号電荷を取得することが可能となる。そのため、画素混合の混合数を露光時間に対応させれば、異なる複数の露光時間の信号電荷を取得したものとみなせる。その結果、カメラは、一度の仮露光を行うだけで、上記曲線を描くことが可能となる。
それでは、上記動作を実現するためのカメラの構成について図面を参照しながら簡単に説明する。ここで、図12は、当該カメラの構成を示したブロック図である。
まず、当該カメラは、固体撮像装置100、TG(タイミングジェネレータ)101、前処理IC102、A/Dコンバータ103、メモリコントローラ104、表示部105、メモリ部106およびCPU部107を備える。固体撮像装置は、図1に示す本実施形態に係る固体撮像装置である。TG101は、固体撮像装置を駆動させるための信号を生成する。具体的には、図7に示す信号と、図11に示す信号とを生成する。前処理IC102は、固体撮像装置100から出力される信号に対して、種々の信号処理を施す。A/Dコンバータ103は、前処理IC102から出力されてくる信号電荷を、デジタル信号に変換する。メモリコントローラ104は、A/Dコンバータ103から出力されてくる信号電荷を、振り分けてメモリ部106に出力する。具体的には、メモリコントローラ104は、3画素混合されたデジタル信号と、6画素混合されたデジタル信号とを、メモリ部106に分けて出力する。メモリ部106は、デジタル信号を記憶する。CPU部107は、デジタル信号に基づいて、露光時間と、蓄積電荷量との関係を示す曲線(図14)を作成する。表示部105は、デジタル信号に基づいて、映像を表示する。
上記のように構成された固体撮像装置について、以下にその動作について、簡単に説明を行う。まず、固体撮像装置100で6画素混合および3画素混合された信号電荷は、前処理IC102において、種々の信号処理が施される。この後、A/Dコンバータ103は、前処理IC102から出力されてくる信号電荷を、デジタル信号に変換する。メモリコントローラ104は、3画素混合されたデジタル信号と、6画素混合された信号電荷とを、振り分けてメモリ部106に出力する。別々に振り分けて出力された3画素混合されたデジタル信号と、6画素混合されたデジタル信号とは、それぞれ別の映像信号を構成する信号としてメモリ部106に格納される。次に、CPU部107は、当該これら2枚の映像信号の明度に基づいて、図14に示すような曲線を作成する。そして、CPU部107は、当該曲線に基づいて、最適な露光時間を決定する。以上のような動作により、カメラは、最適な露光時間を決定することができる。
また、本実施形態に係る固体撮像装置によれば、当該固体撮像装置が適用されたカメラのダイナミックレンジを向上させることができる。以下に、詳しく説明する。
本実施形態に係る固体撮像装置が適用されたカメラにおいて、6画素混合された信号電荷により形成される映像と3画素混合された信号電荷により形成される映像とを、固体撮像装置の外部の回路において1枚の映像に合成することにより、カメラ全体のダイナミックレンジを向上させることができる。具体的には、例えば、従来のカメラでは、9画素混合された信号電荷を転送する場合には、水平CCDは、9画素混合された信号電荷を転送できるだけのダイナミックレンジが要求されていた。しかしながら、本実施形態に係る固体撮像装置が適用されたカメラでは、9画素混合された信号電荷が、例えば、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とに分けて水平CCD内を転送される。そのため、水平CCDは、6画素混合された信号電荷を転送できるだけのダイナミックレンジを有していればよくなる。すなわち、水平転送手段に要求されるダイナミックレンジが緩和される。言い換えると、6画素混合された信号電荷を転送するのに必要なダイナミックレンジで、9画素混合された信号電荷を転送することができるようになり、カメラ全体のダイナミックレンジが向上する。以下に、図12を用いて、当該カメラの構成について、簡単に説明を行う。
ここで、CPU部107が行う動作以外については、上記露光時間の決定の際の動作と同じであるので、説明を省略する。CPU部107は、メモリ部106に格納されている6画素混合されたデジタル信号により形成される映像と、3画素混合されたデジタル信号により形成される映像とを合成する。これにより、当該カメラは、9画素混合されたデジタル信号の映像を取得することができる。
なお、本実施形態に係る固体撮像装置では、水平CCDにおいて、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とが生成される際には、図8に示すような手順で信号電荷が生成されていたが、係る手順はこれに限らない。例えば、図12に示すような手順により、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とが生成されてもよい。具体的には、図8(b)の処理が完了すると、図13(a)に示すように、第3列の垂直CCDの最終段に存在する信号電荷が、水平CCDに対して出力される。これにより、6画素混合された信号電荷が生成される。
次に、図13(b)に示すように、6画素混合された信号電荷が、転送処理されて、出力部から固体撮像装置外へと出力される。次に、各垂直CCDは、保持している信号電荷を一段下へ転送する。これにより、図13(c)に示すように、第1列の信号電荷が、水平CCDに対して出力される。
最後に、水平CCDは、保持している3画素混合された信号電荷を、転送処理して、固体撮像装置外へと出力する。この後、同様の動作が、他の段に存在する信号電荷に対しても繰り返される。このようにしても、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷を取得することができる。
また、本実施形態では、第2列の垂直CCDに存在する信号電荷と第3列の垂直CCDに存在する信号電荷とが、混合されるものとしているが、混合される信号電荷の組合せはこれに限らない。例えば、第1列の垂直CCDに存在する信号電荷と第2列の垂直CCDに存在する信号電荷とが混合されてもよい。
また、本実施形態では、9画素混合される信号電荷が、3画素混合された信号電荷と、6画素混合された信号電荷とに分けて出力されるものとしたが、画素の混合混合数は、これに限らない。すなわち、n(nは、3以上の自然数)画素混合される信号電荷が、少なくとも2以上の異なる混合数の信号電荷に分けて出力されるものであればよい。
また、本実施形態に係る固体撮像装置では、全ての段の信号電荷に対して、6画素混合された信号電荷と、3画素混合された信号電荷とに分けて出力されていたが、画素の混合の仕方は、これに限らない。すなわち、奇数段では、9画素混合された信号電荷が出力され、偶数段では、6画素混合された信号と3画素混合された信号とが出力されるようにしてもよい。この場合、より多くの異なる明度を有する信号電荷を取得することができるようになる。
また、本実施形態に係る固体撮像装置では、固体撮像装置の全ての信号電荷に対して、画素混合を行っているが、画素混合される信号電荷は、全ての信号電荷でなくてもよい。すなわち、画面の一部の受光素子から出力された信号電荷のみが、画素混合されてもよい。この場合、当該画面の一部に該当する信号電荷に対してのみ、垂直CCDおよび水平CCDが、図6および8に示す動作を行って、画素混合が行われる。
本発明に係る固体撮像装置の駆動方法は、一度の露光処理により、複数の明度の異なる映像を構成する信号電荷を取得することができる効果を有し、マトリクス状に配置された複数の画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送するために、複数の画素の各列に対応して配置された複数の垂直転送部と、複数の転送部から転送されてきた信号電荷を、水平方向に転送する水平転送部とを備える固体撮像装置の駆動方法等として有用である。
本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の構成を示した図 信号電荷が9画素混合されるときの様子を示した図 信号電荷が6画素混合されるときの様子を示した図 信号電荷が3画素混合されるときの様子を示した図 本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の電極の構成を示した図 垂直CCDの動作の様子を示した図 垂直CCDを動作させるための信号を示した図 水平CCDにおいて、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷とが生成されるときの様子を示した図 6画素混合される信号電荷と3画素混合される信号電荷とを示した図 本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の電極の具体的構成を示した図 本発明の一実施形態に係る固体撮像装置の垂直CCDの最終段の動作および駆動信号を示した図 本発明の一実施形態に係る固体撮像装置が適用されたカメラの構成を示したブロック図 水平CCDにおいて、6画素混合された信号電荷と3画素混合された信号電荷とが生成されるときのその他の例を示した図 受光素子の露光時間と蓄積電荷量との関係を示した図
符号の説明
1 受光素子
2 垂直CCD
3 水平CCD
4 出力部
11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38 電極
40 チャネルストップ
41 転送路
100 固体撮像装置
101 TG
102 前処理IC
103 A/Dコンバータ
104 メモリコントローラ
105 表示部
106 メモリ部
107 CPU部


Claims (12)

  1. マトリクス状に配置された複数の画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送するために、複数の前記画素の各列に対応して配置された複数の垂直転送部と、複数の前記転送部から転送されてきた信号電荷を、水平方向に転送する水平転送部とを備える固体撮像装置の駆動方法であって、
    各前記垂直転送部において、垂直方向に互いに連続する同色の画素が発生した信号電荷を、所定の数だけ混合するステップと、
    各前記垂直転送部において混合された信号電荷を、前記水平転送部において、水平方向に互いに連続する同色の画素から発生されたもの同士で混合して、複数種類の混合数を有する信号電荷を生成するステップと、
    前記水平転送部で混合して得られた信号電荷を、外部に接続された回路に出力するステップとを備える、固体撮像装置の駆動方法。
  2. 前記水平転送部において信号電荷を混合するステップでは、前記複数種類の混合数を有する信号電荷が、当該水平転送部内において周期的に並ぶように生成されることを特徴とする、請求項1に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  3. 各前記垂直転送部は、2n(nは、自然数)相駆動であり、
    前記垂直転送部において信号電荷を混合するステップでは、n個の信号電荷を混合し、
    前記水平転送部において信号電荷を混合するステップでは、前記複数種類の混合数を有する信号電荷の配列が、n個で1周期となるように、各前記垂直転送部で混合された信号電荷を混合することを特徴とする、請求項1に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  4. 各前記水平転送部において信号電荷を混合するステップでは、1行毎に、信号電荷の混合数を交互に変化させることを特徴とする、請求項1に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  5. 前記垂直転送部において信号電荷を混合するステップでは、垂直方向の一部の画素から出力された信号電荷のみを混合し、
    前記水平転送部において信号電荷を混合するステップでは、一部の垂直転送部から出力された信号電荷のみを混合することを特徴とする、請求項1に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  6. マトリクス状に配置された複数の画素から読み出された信号電荷を垂直方向に転送するために、複数の前記画素の各列に対応して配置された複数の垂直転送部と、
    複数の前記転送部から転送されてきた信号電荷を、水平方向に転送する水平転送部と、
    各前記垂直転送部において、垂直方向に互いに連続する同色の画素が発生した信号電荷を、所定の数だけ混合するように、各前記垂直転送部を駆動させる第1の信号を生成する第1の信号生成部と、
    各前記垂直転送部において混合された信号電荷を、水平方向に互いに連続する同色の画素から発生されたもの同士で混合して、複数種類の混合数を有する信号電荷を生成するように、前記水平転送部を駆動させる第2の信号を生成する第2の信号生成部と、
    前記水平転送部で混合して得られた信号電荷を出力する出力部とを備える、カメラ。
  7. 前記第2の信号生成部は、前記複数種類の混合数を有する信号電荷が、前記水平転送部内において周期的に並ぶように、前記第2の信号を生成することを特徴とする、カメラ。
  8. 各前記垂直転送部は、2n(nは、自然数)相駆動であり、
    前記第1の信号生成部は、垂直転送部においてn個の信号電荷が混合されるように前記第1の信号を生成し、
    前記第2の信号生成部は、前記複数種類の混合数を有する信号電荷の配列が、n個で1周期となるように、各前記垂直転送部で混合された信号電荷が、前記水平転送部において、混合されるように前記第2の信号を生成することを特徴とする、請求項6に記載のカメラ。
  9. 前記第2の信号生成部は、1行毎に、信号電荷の混合数を交互に変化するように、前記第2の信号を生成することを特徴とする、請求項6に記載のカメラ。
  10. 前記第1の信号生成部は、垂直方向の一部の画素から出力された信号電荷のみが前記垂直転送部において混合されるように、前記第1の信号を生成し、
    前記第2の信号生成部は、一部の垂直転送部から出力された信号電荷のみが前記水平転送部において混合されるように、前記第2の信号を生成することを特徴とする、請求項6に記載のカメラ。
  11. 前記出力部から出力されてくる前記複数種類の混合数を有する信号電荷を用いて、映像を撮影する際の露光時間を決定する露光時間決定部をさらに備える、請求項6に記載のカメラ。
  12. 前記出力部から出力されてくる前記複数種類の混合数を有する信号電荷の内、互いに同じ混合数を有する信号電荷同士で形成される複数枚の映像を、1枚の映像に合成する合成手段をさらに備える、請求項6に記載のカメラ。


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