JP2005115835A - セキュリティ装置、セキュリティ情報通知方法およびセキュリティシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 住宅にて異常が発生した場合、個々のユーザに応じた音声ガイドにより異常の発生を通知できるようにする。
【解決手段】 センサ12により異常が検出された場合、ユーザ情報と、異常が検出されたセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出し、読み出されたユーザ情報およびセンサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声化して1または2以上の端末装置4に通知する。これにより、住宅1における異常の発生をより的確にユーザに音声で通知することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 センサ12により異常が検出された場合、ユーザ情報と、異常が検出されたセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出し、読み出されたユーザ情報およびセンサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声化して1または2以上の端末装置4に通知する。これにより、住宅1における異常の発生をより的確にユーザに音声で通知することができる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、例えば、住宅において発生した異常をユーザに通知することができるセキュリティ装置、セキュリティ情報通知方法およびセキュリティシステムに関する。
従来、住宅内において異常が発生した場合に、警備会社ばかりではなく外出先のユーザにも通知することができるセキュリティシステムが知られている。図20は、従来のセキュリティシステムを概略的に示す。住宅410に、宅内セキュリティ装置413が設置される。また、住宅410の1乃至数ヶ所に、住宅410内の異常を検出するセンサ411および住宅410内の画像を撮影する監視カメラ412が設置される。監視カメラ412およびセンサ411は、宅内セキュリティ装置413に接続され、監視カメラ412による撮影映像やセンサ411による検出信号が宅内セキュリティ装置413に送信される。また、宅内セキュリティ装置413が監視カメラ412の動作を制御する。
また、宅内セキュリティ装置413は、専用回線または公衆回線431を介して、警備会社420に設置された監視装置421に接続される。監視カメラ412による撮影映像や、センサ411による検出信号は、宅内セキュリティ装置413から監視装置421に送信される。また、宅内セキュリティ装置413は、電話回線網を介して携帯電話機440に接続される。宅内セキュリティ装置413は、異常発生時にユーザに送信するための文書データを予め格納する。
住宅410において、侵入者など異常が発生し、それがセンサ411に検出されたときは、監視カメラ412にて画像が撮影され、撮影された画像が宅内セキュリティ装置413を介して監視装置421に送信される。また、住宅410にて異常が発生したことをユーザに知らせるために、予め格納された文書が電子メールにより携帯電話機440に通知される。
また、近年では、文書データによる電子メールに代えて音声により、住宅410にて異常が発生したことを知らせるセキュリティシステムが考えられている。この場合、宅内セキュリティシステムには、文書データに代えて、予め録音された音声データが格納される。
ところが、上述のセキュリティシステムでは、異常が発生したことを工場出荷時に録音された音声データによるメッセージでユーザに通知するため、個々のユーザに応じたメッセージにより異常を通知することができない。すなわち、通知を受けたユーザは、何時、何処で、どのような異常が発生したか、といったカスタマイズされた情報、その時点固有の情報を知ることができない。
したがって、この発明の目的は、住宅にて異常が発生した場合、個々のユーザに応じた音声ガイドにより異常の発生を通知することができるセキュリティ装置、セキュリティ情報通知方法およびセキュリティシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、1または2以上の端末装置と通信する通信手段と、
センサからの検出信号を受信する受信手段と、
少なくともユーザ情報を格納する格納手段と
を備えるセキュリティ装置と、
セキュリティ装置と通信するための通信手段と、
通信手段により受信された音声情報を音声化して出力する出力手段と、
を備える端末装置と
を有し、
セキュリティ装置は、センサにより異常が検出された場合、ユーザ情報を格納手段より読み出し、読み出されたユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知することを特徴とするセキュリティシステムである。
センサからの検出信号を受信する受信手段と、
少なくともユーザ情報を格納する格納手段と
を備えるセキュリティ装置と、
セキュリティ装置と通信するための通信手段と、
通信手段により受信された音声情報を音声化して出力する出力手段と、
を備える端末装置と
を有し、
セキュリティ装置は、センサにより異常が検出された場合、ユーザ情報を格納手段より読み出し、読み出されたユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知することを特徴とするセキュリティシステムである。
第2の発明は、ユーザ情報およびセンサ情報を格納する格納手段と、
センサからの検出信号を受信する受信手段と、
1または2以上の端末装置と通信する通信手段とを備え、
センサにより異常が検出された場合、ユーザ情報を格納手段より読み出し、読み出されたユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知する制御手段と
を備えることを特徴とするセキュリティ装置である。
センサからの検出信号を受信する受信手段と、
1または2以上の端末装置と通信する通信手段とを備え、
センサにより異常が検出された場合、ユーザ情報を格納手段より読み出し、読み出されたユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知する制御手段と
を備えることを特徴とするセキュリティ装置である。
第3の発明は、センサにより異常が検出された場合、少なくともユーザ情報を格納手段より読み出す第1のステップと、
読み出されたユーザ情報に基づきテキスト情報を作成する第2のステップと、
作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知する第3のステップと
を備えることを特徴とするセキュリティ情報通知方法である。
読み出されたユーザ情報に基づきテキスト情報を作成する第2のステップと、
作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知する第3のステップと
を備えることを特徴とするセキュリティ情報通知方法である。
この発明によれば、検出手段により異常が検出された場合、ユーザ情報と、異常を検出した検出手段に対応する検出手段関連情報とを格納手段より読み出し、読み出されたユーザ情報および検出手段関連情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知するため、個々のユーザに応じた音声ガイドにより異常の発生を通知することができる。
以上説明したように、この発明によれば、個々のユーザに応じた音声ガイドにより異常の発生を通知することができ、これにより、異常の発生をより的確にユーザに音声で通知することができる。
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明によるセキュリティシステムを概略的に示す。住宅1に、宅内セキュリティ装置10が設置される。また、住宅1の1乃至数箇所に、監視カメラ11およびセンサ12が設置される。監視カメラ11およびセンサ12は、宅内セキュリティ装置10に接続され、監視カメラ11による撮影映像やセンサ12による検出信号が宅内セキュリティ装置10に送信される。また、宅内セキュリティ装置10は、監視カメラ11の動作を制御する。
宅内セキュリティ装置10は、図示されないインターネットなどのネットワークを介して、ホームセキュリティ(HS)サーバ2に接続される。監視カメラ11による撮影映像や、センサ12による検出信号は、宅内セキュリティ装置10からこのHSサーバ2に送信される。宅内セキュリティ装置11は、ユーザの連絡先や、ユーザが住む住宅1の住所などに関するユーザ情報および、当該住宅1に設置されたセンサ12や監視カメラ11などに関するセンサ情報などを格納することができる。また、HSサーバ2は、ユーザの連絡先や、ユーザが住む住宅1の住所などに関するユーザ情報および、当該住宅1に設置されたセンサ12や監視カメラ11などに関するセンサ情報などを格納するデータベースを有する。そのデータベースは宅内セキュリティ装置10と同期が図られ、共有化されている。
住宅1において、侵入者など異常が発生し、それがセンサ12に検出されたときは、宅内セキュリティ装置10が、監視カメラ11を自動的に起動し、住宅1内部の様子を静止画や動画によって撮影し、撮影された画像データをネットワークを介してHSサーバ2に送信する。また、宅内セキュリティ装置10は、ユーザ情報と、異常を検出したセンサ12に対応するセンサ情報とを読み出し、読み出されたユーザ情報およびセンサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を図示されていないネットワークを介して該当するユーザの連絡先とされている端末装置4にメールで通知する。また宅内セキュリティ機器10でも同様のプロセスを経てテキスト情報が作成され、図示されていない電話回線網を経由して端末装置4に音声で通知する。
また、連絡先の端末装置4が画像の受信および表示が可能な携帯電話端末であれば、HSサーバ2にアクセスすることで監視カメラ11で撮影された静止画像若しくは動画像の一部を閲覧することができる。
PC3は、例えばパーソナルコンピュータといった情報機器であって、図示されないネットワークを介してHSサーバ2に接続される。また、PC3は、ネットワークを介して宅内セキュリティ装置10に接続される。情報機器3とHSサーバ2との間で例えばユーザIDとパスワードを用いて認証処理13を行うことで、情報機器3と宅内セキュリティ装置10とを接続し、監視カメラ11で撮影された映像を情報機器3でモニタするようにできる。
図2は、上述したセキュリティシステムをより詳細に示す。宅内セキュリティ装置10は、バス100を有し、バス100に対してプロセッサ101、メモリ102A、不揮発性メモリ102B、クロック部103、表示インターフェイス(I/F)104、センサI/F105、カメラI/F106、映像I/F107、通信I/F108および受信部110がそれぞれ接続される。なお、図では省略されているが、メモリ102Aは、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)である。プロセッサ101は、ROMに予め記憶されたプログラムに従い、RAMをワークメモリとして用いて動作し、この宅内セキュリティ装置10の全体を制御する。また、メモリ102Bには、ユーザ情報およびセンサ情報が格納されている。
クロック部103は、クロックを発生させる。このクロックに基づき、現在時刻など時刻情報および日付情報を得ることができる。表示I/F104は、例えばプロセッサ101で生成されバス100を介して供給された表示制御信号を、モニタ装置であるテレビジョン受像機20で表示可能な信号に変換して出力する。
上述したように、住宅1には、異常の発生を検出するためのセンサ12、12、・・・が設置される。センサ12、12、・・・は、窓やドアが開けられたことを感知するタイプや、窓が破られたことを感知するタイプ、赤外線センサにより熱源を検出して侵入者を感知するタイプなどを用いることができる。これらセンサ12、12、・・・からの感知出力は、センサI/F105に供給されプロセッサ101で利用可能な形式に変換されてプロセッサ101に供給される。
住宅1に設置されるカメラ11、11、・・・は、映像撮影のための光学系を主体としたカメラ本体部11Aと、カメラ本体部11Aの姿勢や動きを制御する機構部11Bとからなる。
カメラ本体部11A、11A、・・・は、制御信号に応じて静止画像および動画像を撮影することが可能とされる。カメラ本体部11A、11A、・・・は、映像I/F107に接続され、カメラ本体部11A、11A、・・・で撮影された撮影画像データが映像I/F107を介してプロセッサ101に供給されると共に、カメラ本体部11A、11A、・・・を制御するための制御信号のカメラ本体部11A、11A、・・・と映像I/F107との間でのやり取りが行われる。カメラ本体部11Aは、制御信号により、例えば静止画および動画の何れを撮影するかの選択や、シャッタなど撮影に必要な制御を行うことができる。撮影画像データは、例えば、プロセッサ101で所定に処理された後、メモリ102Bに一時的に蓄えられる。
一方、機構部11B、11B、・・・は、カメラI/F106に接続され、カメラI/F106から供給される制御信号に応じてカメラ本体部11Aの姿勢を制御する。例えば、制御信号により水平および垂直方向の角度を指定することで、デフォルト位置に対して指定された角度に向くように、カメラ本体部11Aの姿勢を制御する。なお、この実施の一形態で用いられる機構部11B、11B、・・・は、可動範囲に制限があり、例えば水平方向では120ーの範囲でカメラ本体部11Aの向きを制御することができる。
通信I/F108は、インターネット30などのネットワークと所定の通信回線で接続され、当該ネットワークを介してなされる通信を制御する。監視カメラ11、11、・・・で撮影された画像データをインターネット30に対して送信する必要があるので、例えばADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)といった、より高速な通信が可能な通信回線を用いるのが好適である。
音声通信部109は、通信I/F108と接続され、電話回線網31を用いて音声による通信を行う。例えば、プロセッサ101においてユーザ情報を用いて作成された個別のテキスト情報に基づき合成された音声データが通信I/F108を介して音声通信部109に供給される。また、音声通信部109に対して通話先の電話番号が通知される。音声通信部109では、通知された電話番号に電話をかけ、供給された音声データを音声信号として電話回線網31に対して送信する。受信部110は、遠隔操作装置40から送信されたコマンドを受信する。プロセッサ101は、受信部110により受信されたコマンドに対応する動作を実行する。
上述した構成において、住宅1で侵入者など異常が発生し、それがセンサ12に検出されたときは、監視カメラ11が自動的に起動され、住宅1内部の様子が静止画像や動画像によって撮影される。このとき、監視カメラ11は、異常が検出されたセンサ12の方向に自動的に向けられて撮影が行われる。また、撮影は、最初に静止画像が撮影され、次に監視カメラ11の可動範囲をパンしながら静止画像が数枚撮影され、さらに可動範囲をパンしながら動画像が撮影される。撮影された画像データは、撮影毎に宅内セキュリティ装置10に送られ、インターネット30を介してHSサーバ2に送信される。
また、住宅1で侵入者など異常が発生し、それがセンサ12に検出されたときは、ユーザ情報と、異常を検出したセンサ12に対応するセンサ情報とがメモリ102Bから読み出され、読み出されたユーザ情報およびセンサ情報に基づきテキスト情報が作成され、作成されたテキスト情報が音声化され、電話回線網31を介して該当するユーザの連絡先とされている端末装置4に通知される。
HSサーバ2は、住宅1の宅内セキュリティ装置10から異常が通知されると、データベースを参照してユーザの連絡先を検索し、図示されない電話回線網を介して、該当するユーザの連絡先とされている端末装置4に対して異常が発生した旨を連絡する。連絡は、例えば、異常通知とユーザ情報に基づき自動的に作成されたテキストデータを、合成音声で読み上げることでなされる。また、連絡先の端末装置4が画像の受信および表示が可能な端末装置(例えば画像表示機能付き携帯電話端末)であれば、監視カメラ11で撮影された静止画像若しくは動画像の一部を、当該端末装置4に対して送信することができる。
なお、ユーザが警備会社32などに契約していれば、ユーザ(端末装置4)に対する異常通知と共に、必要に応じて、HSサーバ2から警備会社32に対して同様にして異常が発生した旨が通知される。
また、インターネット30に接続された例えばパーソナルコンピュータ(PC)といった情報機器3を用いて、監視カメラ11で撮影されている映像をモニタすることができる。情報機器3からHSサーバ2にインターネット30を介して接続し、情報機器3とHSサーバ2との間で例えばユーザIDとパスワードとを用いて認証処理を行う。
認証が正しく行われると、HSサーバ2によって宅内セキュリティ装置10のポートが情報機器3に対して開かれ、情報機器3と宅内セキュリティ装置10とがネットワークを介して接続される。そして、宅内セキュリティ装置10において暗号化/復号化のための鍵が生成され、この鍵が宅内セキュリティ装置10から情報機器3に対して渡される。
情報機器3と宅内セキュリティ装置10とがインターネット30を介して接続され宅内セキュリティ装置10のポートが情報機器3に対して開かれると、ユーザの情報機器3に対する操作に応じて宅内セキュリティ装置10により監視カメラ11が制御され、監視カメラ11による撮影が行われる。撮影された画像データは、宅内セキュリティ装置10で生成された鍵を用いて暗号化され、ネットワークを介して情報機器3に送信される。情報機器3では、事前に宅内セキュリティ装置10から渡された鍵を用いて送信された画像データを復号化し、元の画像データを復元して表示部に表示させる。
なお、この情報機器3を用いた、監視カメラ11で撮影されている映像のモニタは、上述のようにセンサ12、12、・・・において異常が感知されていないときに行われる。センサ12、12、・・・に異常が検知された場合には、当該異常に対する上述した処理が優先的に実行される。
図3は、この発明による宅内セキュリティ装置10のメモリ102Bに格納された情報の一例を示す。図3に示すように、この情報は、ユーザ情報およびセンサ情報からなる。ユーザ情報は、例えば、サービスメニュー、ハードウエア、ユーザ毎に固有であるユーザID、宅内セキュリティ装置10の操作に必要なパスワード、住宅1の住所、ユーザの氏名、通知先情報などの情報からなる。通知先情報は、例えば端末装置4の電話番号であり、端末装置4がメールアドレスを有している場合には、メールアドレスを通知先情報に含めることが好ましい。これに限らず、ユーザが他の通知先を有している場合には、それらの電話番号およびメールアドレスも通知先情報に含めることができる。センサ情報は、例えば、センサ12毎に固有な番号であるセンサ番号、住宅1内におけるセンサ12が設置された階数、センサ12が設置された部屋の種類、部屋内におけるセンサ12が設置された位置、センサ12のタイプ、住宅1に設置された監視カメラ12の設定などの情報からなる。
図4は、遠隔操作装置40の一構成例を示す上面図である。図4に示すように、遠隔操作装置40の上面には、テンキー69、4方向キー50、機能キー70などの複数の操作キーが備えられている。これらのキー操作に応じたコマンドが、遠隔操作装置40から宅内セキュリティ装置10に送信される。例えば、テンキー69の操作により、数値の入力が行われる。4方向キー50の操作により、表示画面におけるメニューや項目の移動が行われる。機能キー70の操作により、各種機能が実行される。
図5は、この発明による端末装置4の構成の一例を示す。図5に示すように、この端末装置4は、アンテナ71、通信部72、モデム73、信号処理回路74、入出力回路75、スピーカ76、マイク77、CPU78、表示部79、キー80およびメモリ81を備える。
アンテナ71は、宅内セキュリティ装置10から送信された信号を受信し、通信部72に供給する。通信部72は、アンテナ71で受信した音声信号をモデム73に供給する。モデム73は、伝送方式で予め決められた音声信号のデコードを行い、信号処理回路74に供給する。信号処理回路74は、モデム73から供給された音声信号に所定の信号処理を施し、入出力回路75を介してスピーカ76に供給する。スピーカ76は、信号処理回路74から供給された音声信号に基づき音声を出力する。
また、マイク77が、入力された音声を音声信号に変換し、入出力回路75を介して信号処理回路74に供給する。信号処理回路74は、マイク77から供給された音声信号に所定の信号処理を施し、この音声信号をモデム73に供給する。モデム73は、信号処理回路74から供給された音声信号に対して、伝送方式で予め決められた音声信号へのエンコードを行い、通信部72に供給する。送受回路72は、モデム73から供給された音声信号をアンテナ71に供給する。アンテナ71は、通信部72から供給された信号を宅内セキュリティ装置10に送信する。
CPU78は、端末装置4に備えられた各部を制御する。メモリ81には、端末装置4の動作に必要なプログラムが記憶されるとともに、発信や受信に関する情報が記録されている。操作キー80は、端末装置4を操作するためのものであり、具体的には、操作キー80の操作に応じた制御信号がCPU78に供給される。表示部79には、電話番号などの各種情報や、宅内セキュリティ装置10から受信したメールなどが表示される。
図6は、この発明によるHSサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、HSサーバ2は、クロック部90、CPU(Central Processing Unit)91、RAM(Random Access Memory)92、ROM(Read Only Memory)93、通信部94、入力部95、データベース96、グラフィック部97および表示部98を備える。
CPU91は、バス99を介して、HSサーバ2内の各部を制御する。RAM92は、CPU91によりワークメモリとして用いられるRAMである。ROM93は、起動に必要なプログラムなどを記憶するROMである。通信部94は、CPU91の制御に基づき、インターネットなどのネットワーク30に対する通信を制御する。入力部95は、キーボードおよびマウスなどの入力装置である。データベース96は、ユーザ情報およびセンサ情報を格納する。グラフィック部97は、バス99を介して供給される信号を、CPU91の制御に基づき、表示部98に表示可能な信号に変換し、表示部98に供給する。表示部98は、グラフィック部97から供給される信号に基づき、表示を行う。クロック部90は、クロックを発生させる。このクロックに基づき、現在時刻など時刻情報および日付情報を得ることができる。
図7は、HSサーバ2が有するデータベース96のユーザ情報表の一例を示す。図7に示すように、ユーザ情報表は、ユーザに固有な情報であるユーザID、住宅1の住所、ユーザの氏名、通知先情報などの項目を有する。ここで、通知先情報は、通知先情報は、例えば端末装置4の電話番号であり、端末装置4がメールアドレスを有している場合には、メールアドレスを通知先情報に含めることが好ましい。これに限らず、ユーザが他の通知先を有している場合には、それらの電話番号およびメールアドレスも通知先情報に含めることができる。
図8は、HSサーバ2が有するデータベース96のセンサ情報表の一例を示す。図8に示すように、センサ情報表は、センサ12に固有な番号であるセンサ番号、センサ12のタイプ、住宅1内におけるセンサ12が設置された階数、センサ12が設置された部屋の種類、部屋内におけるセンサ12が設置された位置、監視カメラ12の設定などの項目を有する。
なお、HSサーバ2と宅内セキュリティ装置10とは、データの同期を図っている。すなわち、HSサーバ2においてユーザ情報およびセンサ情報が変更された場合には、宅内セキュリティ装置10に格納されたユーザ情報およびセンサ情報も自動的に変更されるようになっている。また、反対に、宅内セキュリティ装置10においてユーザ情報およびセンサ情報が変更された場合には、HSサーバ2に格納されたユーザ情報およびセンサ情報も自動的に変更されるようになっている。
情報機器3により、HSサーバ2の有するデータベース96に対するデータの入力や登録された項目の修正を行うことができる。例えば、情報機器3により、ネットワーク30を介してHSサーバ2に接続し、データベース96に対するデータの入力や内容の変更を要求する。情報機器3とHSサーバ2との間で、所定の認証処理が行われ、HSサーバ2に情報機器3が認証されると、HSサーバ2からデータベース96のデータが情報機器3に送信され、情報機器3の表示部に表示される。ユーザはこの表示に基づき情報機器3に対してデータの入力や修正を行う。データ入力や修正の結果は、ネットワーク30を介してHSサーバ2に送信される。HSサーバ2では、データベース96のユーザ情報やセンサ情報を更新する。そして、更新した内容に基づきセキュリティ装置10のメモリ102Bに格納されたユーザ情報およびセンサ情報を更新する。これにより、HSサーバ2と宅内セキュリティ装置10との同期が取られる。
図9は、住宅1内における監視カメラ11およびセンサ12の設置位置の一例を示す。図9に示すように、庭に面した戸201、廊下に通じるドア202、台所に備えられたドア203、窓204、窓205には、それぞれ、センサ121,122,123,124,125が設置されている。センサ121〜125としては、例えば、窓、ドアなどの接点が開いたことを検出するマグネットセンサ、人間の体温を赤外線により感知するインフラレッドセンサ(人感センサ)、ガラスなどが叩き壊された場合に生じる振動を検出するガラスセンサなどが挙げられる。なお、これ以外にも、ジャロジーセンサ、シャッターセンサ、ガスセンサ、煙センサ、熱センサなどを設置箇所に応じて適宜用いるようにしてもよい。
センサ121〜125において異常が検出された場合に、監視カメラ11の光軸が向けられる初期位置が宅内セキュリティ装置10には設定されている。この初期位置は、通常、異常を検出するセンサ121〜125の設置位置である。なお、この初期位置の設定方法については後述する。
また、各初期位置は、アラームホームポジションとアラームポジションとに分けて設定される。アラームホームポジションは、セキュリティモードをオンにした場合に、監視カメラ11の光軸が向けられる初期位置である。したがって、アラームホームポジションとしては、侵入者の侵入経路として最も確率の高い位置に設定することが好ましく、図9に示した配置例では、センサ121の設置位置がアラームポジションとして設定されている。なお、セキュリティモードは、宅内セキュリティ装置10に接続されたカメラ11およびセンサ12を動作させるモードであり、例えばユーザの外出時に設定される。アラームポジションは、センサ122〜125が異常を検出した際に、監視カメラ11の光軸が最初に向けられる初期位置である。図4に示した配置位置の例では、センサ122,123,124,125の設置位置が、それぞれ、アラームポジション1,2,3,4として設定されている。
以下、図10〜16を参照しながら、宅内セキュリティ装置10の各表示画面および各表示画面における遠隔操作装置40の操作について説明する。
図10および図11は、センサ設定時におけるインデックスメニュー画面の一例を示す。具体的には、図10は、センサ登録がある場合のインデックスメニュー画面の一例を示し、図11は、センサ登録数がない場合のインデックスメニュー画面の一例を示す。
図10および図11は、センサ設定時におけるインデックスメニュー画面の一例を示す。具体的には、図10は、センサ登録がある場合のインデックスメニュー画面の一例を示し、図11は、センサ登録数がない場合のインデックスメニュー画面の一例を示す。
図10に示すように、センサ登録がある場合のインデックスメニュー画面は、インデックスメニュー表示欄301およびリスト表示部302を備える。インデックスメニュー表示欄301には、設定メニューとして、セキュリティモード、センサ、リモートキー、カメラ、ダイアルアップ、センサチェックなどが表示される。リスト表示部302は、住宅1内に配置したセンサ12に関する情報であり、具体的には、センサ番号302a、センサタイプ302b、センサ名称302cおよび撮影情報302dが表示される。センサ番号は、各センサ12に付された番号であり、例えば、半角3文字までの文字列(1〜100までの番号)を登録することができる。センサタイプは、センサのタイプを識別するための情報であり、例えば、英数記号半角4文字以内の文字列を用いることができる。センサタイプとして表示される文字列MG−D、MG−W、IR、JALO、GLS、SHUTは、それぞれ、マグネットセンサ(ドア)、マグネットセンサ(窓)、インフラレッドセンサ、ジャロジーセンサ、ガラスセンサ、シャッターセンサを示す。
センサ名称は、センサ12に付された名称であり、例えば、7文字以内(半角2文字、全角4文字、全角1文字)の文字列を用いることができる。なお、このセンサ名称は、後述するセンサ設定画面において入力された情報により自動的に設定される。撮影情報は、センサ12の設置位置に対応する画像の撮影に関する情報であり、6文字以内(全角3文字、半角3文字)の文字列を用いることができる。ここで、表示「する/しない」は、センサ12により異常が検出された場合に、その異常が検出されたセンサ12に対して監視カメラ11の光軸を向けて画像を撮影するように設定されているか否かを示す。また、表示「AHP/AP」は、ポジションの種別を示し、具体的には、アラームホームポジション、アラームポジションをぞれぞれ示す。また、センサ登録がない場合には、図11に示すように、リスト表示部302にはセンサ登録がないことをユーザに知らせる情報が表示される。
図12は、インデックスメニュー画面表示時における遠隔操作装置40の各操作およびそれに応じた動作の一覧を示す。方向キー50の押圧により、設定項目間の移動などが行われる。機能キー70の押圧により、所定の機能が実行される。例えば、[決定]キー51の押圧により、インデックスメニュー表示欄301のセンサを選択している場合には、センサリスト表示部302の1行目にフォーカスが移動する。また、センサリスト表示部302の1項目を選択している場合には、後述するセンサリストコンテクストメニュー画面へ表示画面が遷移する。なお、このインデックスメニュー画面では、[接続]キー68、[切断]キー67等の機能キー70は無効となっている。また、このインデックスメニュー画面では、テンキー69の機能は無効となっている。
図13は、センサリストコンテクストメニュー画面の一例を示す。図13に示すように、このセンサリストコンテクストメニュー画面では、コンテクストメニュー303が表示される。このコンテクストメニューの項目としては、戻る、編集などがある。
図14は、図13に示したセンサリストコンテクストメニュー画面表示時における遠隔操作装置40の操作およびそれに応じた動作の一覧を示す。方向キー50の押圧により、設定項目間の移動が行われる。[決定]キー51の押圧により、コンテクストメニュー303の[戻る]選択時には上述のインデックスメニュー画面に表示画面が遷移する。コンテクストメニュー303の[編集]選択時には後述のセンサ設定画面に表示画像が遷移する。このセンサリストコンテクストメニュー画面では、テンキー69の機能は無効となっている。
図15は、センサ設定画面の一例を示す。図15に示すように、このセンサ設定画面は、住宅1内におけるセンサ12の設置階数を設定するための設置階数設定欄311、センサ12が設置された部屋を設定するための設置部屋設定欄312、設置された部屋内におけるセンサ12の位置を特定するための設置位置設定欄313、アラームホームポジションおよびアラームポジションの選択および撮影の有無の設定をするための撮影設定欄314を備える。
設置階数設定欄311は、プルダウンメニューとなっており、このメニューは、B1、1F、2F、3Fなどの項目からなる。また、これら項目に当てはまらない場合に備えて空白の選択肢を設けるようにしてもよい。設置部屋設定欄312は、プルダウンメニューとなっており、このメニューは、台所、食堂、居間、主寝室、子供部屋、和室、洋室、浴室、洗面所、トイレ、玄関、階段、押し入れ、その他などの項目からなる。設置位置設定欄313は、プルダウンメニューとなっており、このメニューは、東、南、西、北、A、B、C、D、Eなどの項目からなる。また、これら項目に当てはまらない場合に備えて空白の選択肢を設けるようにしてもよい。撮影設定欄314は、プルダウンメニューとなっており、このメニューは、する/アラームホームポジション、する/アラームポジション1、する/アラームポジション2、する/アラームポジション3、する/アラームポジション4、しない、などの項目からなる。
図16は、図15に示すセンサ設定画面表示時における遠隔操作装置40の各操作およびそれに応じた動作の一覧を示す。方向キー50の押圧により、設定項目間の移動が行われる。[決定]キー51の押圧により、プルダウンメニューの表示や他の表示画面のへの遷移などが行われる。このセンサ設定画面では、テンキー69の機能は無効となっている。
図17は、この発明による宅内セキュリティ装置10の異常発生時における動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、プロセッサ101が、センサ12から供給される信号に基づき、異常が発生したか否かを判別する。そして、ステップS1にて異常が発生したと判別した場合、ステップS2において、プロセッサ101が、ユーザ情報と、異常を検出したセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出す。
まず、ステップS1において、プロセッサ101が、センサ12から供給される信号に基づき、異常が発生したか否かを判別する。そして、ステップS1にて異常が発生したと判別した場合、ステップS2において、プロセッサ101が、ユーザ情報と、異常を検出したセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出す。
次に、ステップ3において、プロセッサ101が、メモリ102Bから読み出されたユーザ情報およびセンサ情報と、クロック部103により発生されたクロックに基づいて得られた時刻情報および日付情報とに基づき、テキスト情報を作成する。また、ユーザ情報に含まれる通知先情報(例えば、電話番号)を音声通信部109に供給する。さらに、作成されたテキスト情報を電子メールにより、ユーザ情報に含まれるメールアドレスを有する端末装置4に送信する。
図18Aおよび18Bを用いて、テキスト情報作成方法について説明する。図18Aは、テンプレートの一例を示す。図18Bは、図18Aに示すテンプレートを用いて作成されるテキスト情報の一例を示す。図18Aに示すように、このテンプレートは、センサ12が異常を検出した際の日付(1)、(2)および(3)と、時刻(4)および(5)と、住宅1の住所(6)と、ユーザの氏名(7)と、異常を検出したセンサ12が設置されている位置を示す設置位置(8)と、異常を検出したセンサ12の種類(9)とに所定のデータを挿入するようになっている。図18Bに示すように、図18Aに示すテンプレートの所定位置に日付情報、時刻情報、ユーザ情報およびセンサ情報を適宜挿入することによって、テキスト情報が作成される。なお、このテンプレートは、例えば不揮発性メモリ102Bに格納されている。
次に、ステップS4において、音声通信部109が、ユーザ情報に含まれる通知先情報に基づき、1または2以上の端末装置4と接続する。そして、ステップS5において、プロセッサ101が、ステップS3にて作成されたテキスト情報を音声化して1または2以上の端末装置4に通知する。
この発明の一実施形態によれば以下の効果を得ることをできる。
センサ12により異常が検出された場合、ユーザ情報と、異常が検出されたセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出し、このユーザ情報およびセンサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声化して1または2以上の端末装置4に通知するため、個々のユーザに応じた音声ガイドにより異常の発生を通知することができ、これにより、異常の発生をより的確にユーザに音声で通知することができる。
センサ12により異常が検出された場合、ユーザ情報と、異常が検出されたセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出し、このユーザ情報およびセンサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成されたテキスト情報を音声化して1または2以上の端末装置4に通知するため、個々のユーザに応じた音声ガイドにより異常の発生を通知することができ、これにより、異常の発生をより的確にユーザに音声で通知することができる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。上述の一実施形態では、ユーザ情報に基づき1または2以上の端末装置4に接続し、音声ガイドにより異常の発生を通知する例について示したが、この他の実施形態では、ユーザ情報に基づき、優先順位が高い連絡先から低い連絡先に向かって順次音声ガイドにより異常の発生を通知する場合を例として示す。
図19は、この発明の他の実施形態による宅内セキュリティ装置10の異常発生時における動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101において、プロセッサ101が、センサ12から供給される信号に基づき、異常が発生したか否かが判別する。そして、ステップS1にて異常が発生したと判別した場合、ステップS102において、プロセッサ101が、ユーザ情報と、異常を検出したセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出す。
まず、ステップS101において、プロセッサ101が、センサ12から供給される信号に基づき、異常が発生したか否かが判別する。そして、ステップS1にて異常が発生したと判別した場合、ステップS102において、プロセッサ101が、ユーザ情報と、異常を検出したセンサ12に対応するセンサ情報とをメモリ102Bから読み出す。
次に、ステップ3において、プロセッサ101が、メモリ102Bから読み出されたユーザ情報およびセンサ情報と、クロック部103により発生されたクロックに基づいて得られた時刻情報および日付情報とに基づき、テキスト情報を作成する。また、ユーザ情報に含まれる通知先情報(例えば、電話番号)を音声通信部109に供給する。さらに、作成されたテキスト情報を電子メールにより、ユーザ情報に含まれるメールアドレスを有する端末装置4に送信する。
そして、ステップS104において、音声通信部109が、ユーザ情報に含まれる通知先情報に基づき、最も優先順位が高い通知先、例えば電話番号1を有する端末装置4との接続を実行する。そして、ステップS105において、端末装置4と接続されたか否かを判別する。端末装置4と接続されたか否かは、例えば呼び出し音が途切れたか否かにより判別できる。
ステップS105にて最も優先順位が高い通知先の端末装置4に接続されたと判別された場合には、ステップS106において、プロセッサ101が、ステップS103にて作成されたテキスト情報を音声化して端末装置4に通知する。
ステップS105にて最も優先順位が高い通知先の端末装置4に接続されないと判別された場合には、ステップS104に戻り、次に優先順位の高い通知先、例えば電話番号2を有する端末装置4との接続を実行する。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値および構成などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
また、上述した実施形態では、宅内セキュリティ装置10が、異常の発生を通知する電子メールを端末装置4に送信する例について示したが、HSサーバ2が、異常の発生を通知する電子メールを端末装置4に送信するようにしてもよい。例えば、宅内セキュリティ装置10が、センサ12から供給される信号に基づき、異常が発生したと判別した場合には、ユーザ情報に含まれるユーザIDおよび異常を検出したセンサ12のセンサ番号を通信I/F108を介してHSサーバ2に送信する。HSサーバ2は、宅内セキュリティ装置10から受信したユーザIDおよびセンサ番号に基づきユーザ情報およびセンサ情報をデータベース96から読み出し、読み出されたユーザ情報およびセンサ情報と、クロック部90から発生されたクロックより得られた時刻情報および日付情報とに基づきテキスト情報を作成する。なお、時間情報および日付情報は、宅内セキュリティ装置10から送信されるようにしてもよい。そして、作成されたテキスト情報を電子メールにより、ユーザ情報に含まれるメールアドレスを有する1または2以上の端末装置4に送信する。
1・・・住宅、2・・・HSサーバ、3・・・PC、4・・・携帯電話、10・・・宅内セキュリティ装置、11・・・監視カメラ、12・・・センサ
Claims (23)
- 1または2以上の端末装置と通信する第1の通信手段と、
センサからの検出信号を受信する受信手段と、
少なくともユーザ情報を格納する格納手段と
を備えるセキュリティ装置と、
上記セキュリティ装置と通信するための第2の通信手段と、
上記第2の通信手段により受信された音声情報を音声化して出力する出力手段と
を備える端末装置と
を有し、
上記セキュリティ装置は、センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報を上記格納手段より読み出し、読み出された上記ユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して上記第1の通信手段により1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とするセキュリティシステム。 - 上記ユーザ情報は、ユーザ名、上記異常の発生位置を特定するための住所および、上記音声情報を1または2以上の上記端末装置に通知するための通知先情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 上記格納手段は、センサ情報をさらに格納し、
上記セキュリティ装置は、センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報および異常を検出した上記センサに対応するセンサ情報を上記格納手段より読み出し、読み出された上記ユーザ情報および上記センサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して上記第1の通信手段により1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。 - 上記センサ情報は、センサの設置位置を少なくとも含むことを特徴とする請求項3記載のセキュリティシステム。
- 上記セキュリティ装置は時刻を計測する時刻計測手段をさらに備え、
上記セキュリティ装置は、センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報を上記格納手段より読み出し、読み出された上記ユーザ情報と、上記時刻計測手段により計測された時刻とに基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して上記第1の通信手段により1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。 - 上記セキュリティ装置は、上記通知の項目を定型化したテンプレートを有し、該テンプレートの対応位置に上記ユーザ情報を挿入することにより上記テキスト情報を作成することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 上記セキュリティ装置は、さらに作成された上記テキスト情報を1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。
- 上記セキュリティ装置と通信する第3の通信手段と、
少なくともユーザ情報を格納するデータベースと
を備えたサーバをさらに有し、
上記サーバは、上記第3の通信手段を介して上記セキュリティ装置と通信して、上記セキュリティ装置の上記格納手段の内容と上記データベースの内容との同期をとるようにしたことを特徴とする請求項1記載のセキュリティシステム。 - 上記サーバは、センサにより異常が検出されたことが通知されたときには、上記セキュリティ装置に対応するユーザ情報を上記データベースから読み出し、読み出された上記ユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項8記載のセキュリティシステム。
- ユーザ情報を格納する格納手段と、
センサからの検出信号を受信する受信手段と、
1または2以上の端末装置と通信する通信手段とを備え、
センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報を上記格納手段より読み出し、読み出された上記ユーザ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して上記通信手段により1または2以上の端末装置に通知することを特徴とするセキュリティ装置。 - 上記ユーザ情報は、上記ユーザ情報は、ユーザ名、上記異常の発生位置を特定するための住所および、上記音声情報を1または2以上の上記端末装置に通知するための通知先情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項10記載のセキュリティ装置。
- 上記格納手段は、センサ情報をさらに格納し、
センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報および異常を検出した上記センサに対応するセンサ情報を上記格納手段より読み出し、読み出された上記ユーザ情報および上記センサ情報に基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して上記通信手段により1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項10記載のセキュリティ装置。 - 上記センサ情報は、センサの設置位置を少なくとも含むことを特徴とする請求項12記載のセキュリティ装置。
- 上記セキュリティ装置は時刻を計測する時刻計測手段をさらに備え、
センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報を上記格納手段より読み出し、読み出された上記ユーザ情報と、上記時刻計測手段により計測された時刻とに基づきテキスト情報を作成し、作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して上記通信手段により1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項10記載のセキュリティ装置。 - 上記通知の項目を定型化したテンプレートを有し、該テンプレートの対応位置に上記ユーザ情報を挿入することにより上記テキスト情報を作成することを特徴とする請求項10記載のセキュリティ装置。
- さらに作成された上記テキスト情報を1または2以上の上記端末装置に通知することを特徴とする請求項10記載のセキュリティ装置。
- センサにより異常が検出された場合、少なくともユーザ情報を格納手段より読み出す第1のステップと、
読み出された上記ユーザ情報に基づきテキスト情報を作成する第2のステップと、
作成された上記テキスト情報を音声情報に変換して通信手段により1または2以上の端末装置に通知する第3のステップと
を備えることを特徴とするセキュリティ情報通知方法。 - 上記ユーザ情報は、ユーザ名、上記異常の発生位置を特定するための住所および、上記音声情報を1または2以上の上記端末装置に通知するための通知先情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項17記載のセキュリティ情報通知方法。
- 上記格納手段は、センサ情報をさらに格納し、
第1のステップでは、センサにより異常が検出された場合、上記ユーザ情報および異常を検出した上記センサに対応するセンサ情報を格納手段より読み出し、
第2のステップでは、読み出された上記ユーザ情報および上記センサ情報に基づきテキスト情報を作成することを特徴とする請求項17記載のセキュリティ情報通知方法。 - 上記センサ情報は、センサの設置位置を少なくとも含むことを特徴とする請求項19記載のセキュリティ情報通知方法。
- 上記第2のステップでは、読み出された上記ユーザ情報と、時刻計測手段により計測された時刻とに基づきテキスト情報を作成することを特徴とする請求項17記載のセキュリティ情報通知方法。
- 上記第2のステップでは、通知の項目を定型化したテンプレートの対応位置にユーザ情報を挿入することによりテキスト情報を作成することを特徴とする請求項17記載のセキュリティ情報通知方法。
- 作成された上記テキスト情報を通信手段を介して1または2以上の上記端末装置に通知する第4のステップをさらに備えることを特徴とする請求項17記載のセキュリティ情報通知方法。
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-
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