JP2005112327A - 車両のヘルメットホルダー配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヘルメット着脱作業が容易で、ヘルメットが車体側方に突出すること無く、ヘルメットを安定して固定し、支持することが可能な車両のヘルメットホルダー配置構造を提供することを課題とする。
【解決手段】 運転者の背中を支えるシートバック26を運転者シート25に備え、シートバック26は起倒自在に運転者シート25に備えると共に、このシートバック26の下面又は後面141にヘルメットホルダー103を設けることにより、シートバック26を起こすことでヘルメットホルダー103を露出させることができるようにする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、シート近傍にヘルメットホルダーを備え、このヘルメットホルダーにヘルメットを保持する形式の車両におけるヘルメットホルダーの配置構造に関するものである。
従来、ヘルメットホルダーをシートの側方に備え、シートの錠止めを外さない限りヘルメットホルダーからヘルメットの顎紐のリングが外れないという構成をもったヘルメットホルダーが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−342682号公報(図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図11は従来の技術の基本構成を説明した図であり、錠止めを外して開閉できるシート301の下方に前後に走らせたシートレール302を左右に連結するブリッジ303にブッシュ304を設け、このブッシュ304にホルダーロッド305を摺動可能に挿入して、ロッド305の先端をブリッジ303に開けた穴306に嵌め込めるように構成した。
ヘルメットホルダー300にヘルメット308を固定するためには、シート301を車体から持ち上げ、ホルダーロッド305にヘルメット308の顎紐309のリング310を挿入して掛止め、シート301を錠止めすることでヘルメット308を固定する。
錠止めしたシート301の下面311でホルダーロッド305の上腹部312を規制して、ブリッジ303に開けた穴306からロッド305の先端が抜けないようにすることで、ヘルメット308の顎紐309のリング310の外れを防止することができるというものである。
このように、ヘルメットホルダー300が、従来、シート301の下に取付けられているので、ヘルメット308を着脱するためには、一度シート301を車体から持ち上げ、ヘルメットホルダー300に掛止めた後、シート301を再度装着するため、ヘルメット着脱作業に時間を要していた。
加えて、ヘルメット308を車体に掛け止めると、ヘルメット308が車体側方に突出していた。
本発明は、ヘルメット着脱作業が容易で、ヘルメットが車体側方に突出すること無く、ヘルメットを安定して固定し、支持することが可能な車両のヘルメットホルダー配置構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体カバー内にヘルメット収納部が無く、シート近傍にヘルメットホルダーを備え、このヘルメットホルダーに剥きだし状態でヘルメットを保持する形式の車両において、この車両は、運転者の背中を支えるシートバックを運転者シートに備え、シートバックは起倒自在に運転者シートに備えると共に、このシートバックの下面又は後面にヘルメットホルダーを設けることにより、シートバックを起こすことでヘルメットホルダーを露出させることができるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ヘルメットホルダーの鍵穴面は、前記シートバックが助手席位置にある時に、キー挿入穴が下方を指向するように設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ヘルメットホルダーは、運転者シートにシートバックを連結する連結部の近傍に配置したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、運転者シートの後部に荷物載せ部を配置し、この荷物載せ部にシートバックを載せることができるようにすることで、倒したシートバックを助手席として使用できるようにし、シートバックを立てたときにはヘルメットを荷物載せ部に載せた状態でヘルメットホルダーに係止できるように、ヘルメットホルダーを配置したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、運転者シートに起倒自在に備えたシートバックは、このシートバックの下面又は後面にヘルメットホルダーを設けることにより、シートバックを起こすだけでヘルメットホルダーを露出させることができるので、ヘルメットの着脱は容易であり、ヘルメットを外した後もそのままの形で運転できるので、ヘルメットホルダーの使用が容易になるという利点がある。
請求項2に係る発明では、ヘルメットホルダーの鍵穴面は、シートバックが助手席位置にある時に、キー挿入穴が下方を指向するように設けたので、荷物載せ部との干渉を回避できると共に、シートバックを起こしてヘルメットを着脱する際、ヘルメットホルダーの鍵開閉操作を楽な姿勢で行うことができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、ヘルメットホルダーは、運転者シートにシートバックを連結する連結部の近傍に配置したので、ヘルメットホルダーの取付け剛性を向上することができるいう利点がある。
請求項4に係る発明では、荷物載せ部にシートバックを倒し助手席として使用できるようにし、シートバックを立てたときにはヘルメットを荷物載せ部に載せた状態でヘルメットホルダーに係止できるようにヘルメットホルダーを配置したので、ヘルメットホルダーで固定したヘルメットを、荷物載せ部で安定して支持することができ、車体側方への突出を無くすことができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るスクータ形車両の側面図であり、スクータ形車両10は、車体フレーム11の前部のヘッドパイプ12に操舵ハンドル13を操舵自在に取付け、操作ハンドル13に連結するフロントフォーク14に前輪15及びフロントフェンダ16を取付けることを基本構造とする。
そして、車体フレーム11に、別体フレームを18を取付け、この別体フレーム18に前照灯19、方向指示灯21などを取付け、ダウンチューブ17にステップ22を取付け、車体フレーム11の後部にパワーユニット23を上下スイング自在に取付け、このパワーユニット23の後部に後輪24を取付け、後輪24の前方に向かって斜め上方に運転者シート25、後輪24の上方に助手席兼シートバック26を設けた二人乗り可能な軽車両である。
図中、27はハンドルポストカバー、27aはハンドルポストカバーの棚部、28はサイドカバー、29はリヤクッション、30はタンデムステップ、31はスタンド、32はグラブレールである。
図2は一人乗り仕様に変更した本発明に係るスクータ形車両の側面図であり、基本的な構成は図1と同一であるため符号を流用して説明は省略するが、助手席兼シートバック26を起立させて運転者Mの背もたれ、すなわちシートバックに模様替えしたことを示す。また、別体フレーム18の前部にテントなどの荷物33を積載したことを示す。
さらには、操舵ハンドル13及びグラブレール32のみならず、別体フレーム18、ダウンチューブ17、このダウンチューブ17から延出したロアーパイプ34及びリヤフレーム35を露出させたことを特徴とする。
従来のスクータ形車両では、車体フレームを車体カバーで覆い、車体フレームの大部分を露出させないようにすることが普通である。これに対して、本発明は、車体フレームの大部分を露出させて、今までにない外観的特長を発揮させるようにした。
なお、Heはヘルメット、61はメータユニット、72はエアクリーナである。
図3は本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの分解図であり、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から延ばした、側面視でV字形またはU字形を呈するメインフレーム43と、このメインフレーム43の後部を構成する又は後方へ延ばしたリヤフレーム35と、ヘッドパイプ12から垂下したダウンチューブ17と、このダウンチューブ17に引き続いて略水平に延ばすロアーパイプ34と、このロアーパイプ34の後端から立上がるセンターフレーム44と、センターフレーム44とリヤフレーム35とを結ぶステー45とからなる。
図で上方に分離して示した単純形状のフレームは、別体フレーム18である。
別体フレーム18は、前部上面に荷受けパイプ47、前部下面にランプ類支持ブラケット48及び荷掛けフック49を備え、下面にカバー止めプレート51、51を備えると共に、前部上面に孔52、52を有するブラケット53を備え、後部下面にU字ブラケット54を備える。
一方、ヘッドパイプ12の前面に孔56、56を有する前部プレート57を備え、リヤフレーム35の前部上面に孔58を有する後部プレート59を備える。
この後部プレート59は、メインフレーム43とリヤフレーム35との結合部55の近傍に配置する。この結合部55は1本のメインフレーム43と2本のリヤフレーム35との集合部分であり、剛性が大きい。このような高剛性の結合部55の近傍(実施例では後方)に後部プレート59を設ければ、別体ブラケット18を支持する上で強度的に有利となる。
そして、ブラケット53を前部プレート57にボルト締めし、U字ブラケット54を後部プレート59にボルト締めすることで、別体フレーム18をヘッドパイプ12やメインフレーム43に一体化することができる。
図4は本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの側面図であり、ヘッドパイプ12及びリヤフレーム35に別体フレーム18を取付け、ハンドルポストカバー27を一体的に有するセンターカバー部64を被せ、別体フレーム18とロアーパイプ34との間にサイドカバー28をボルト65・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)で取付け、ロアーパイプ34にステップ22Lを取付けることを示す。
なお、図示するとおりにハンドルポストカバー27の前面は、平坦面になっており、前の荷台スペースが十分に確保できる構造を採用した。
また、ハンドルポストカバー27の後部で且つ上部に、一段下がった棚部27aを形成し、この棚部27にコンビ・ロック装置70を取付けるようにした。
図5は本発明に係る運転者シート(助手席を起こした姿)を示す斜視図であり、助手席兼シートバック26を起立させたことにより、運転者シート25は、背もたれ付きの座席となる。連結リンク85に付属したロックレバー86を操作することによって、助手席兼シートバック26の角度を変更することができる。
また、リヤフレーム35に、荷物載せ部87とグラブレール32とを取付けたことを示す。
荷物載せ部87は、樹脂又は軽金属の凹凸板で構成する。凹凸板であれば平板に比較して断面係数を格段に増加させることができ、より多くの荷物を載せることができる。
図6は図5の6矢視図であり、助手席兼シートバック26の背面(底面)構造及び助手席兼シートバック26の背面に取付けたヘルメットホルダー103を示す。助手席兼シートバック26は、クッション材を囲うシート底板(後述する図9の符号98)を更に背板101で囲い、この背板101の例えば上部左右及び下部左右に複数個のT字フック102・・・を備えたことを特徴とする。なお、100はコロである。
背板101は、車体後部に荷物を載せていないときには、外観部材となるため、綺麗な板材で構成する。しかも、T字フック102による曲げ力が加わるため、剛性を高める必要がある。そこで、背板101は凹凸板とし、断面係数を稼ぐようにした。背板101は、鋼板、樹脂板などが適当であり、外観部材であるから塗装、メッキ、着色などの表面処理を施す。
また、シートバック26の下面又は後面141を覆う背板101に、ヘルメットホルダー103を取付け、シートバック26を起こすことでヘルメットホルダー103を露出させることができるようにした。
ヘルメットホルダー103は、キー挿入穴104と、キー挿入穴104の入口を形成する鍵穴面105と、ヘルメットを取付けるロッド部106とを主な構成要素とする部材である。
109は、運転者シートとシートバックとを連結する連結部である。
ヘルメットホルダー103を、運転者シート25にシートバック26を連結する連結部38の近傍に配置したので、ヘルメットホルダー103の取付け剛性を向上することができる。
図7は本発明に係るヘルメットホルダーを示す側面図であり、シートバック26を覆う背板101にヘルメットホルダー103を取付けたことを示す。
ヘルメットホルダー103は連結部38の先端部に取付けた助手席固定用ブラケットか109の延長部にねじ等の締結手段により締付けて固定する。
ヘルメットホルダー103の鍵穴面105が、シートバック26が助手席位置にある時に、キー挿入穴104が下方(図矢印a方向)を指向するように、シートバック位置にある時には、上方を指向するようにヘルメットホルダー103を取付けた。
ヘルメットホルダー103の鍵穴面105は、シートバック26が助手席位置にある時に、キー挿入穴104が下方を指向するように設けたので、荷物載せ部87との干渉を回避できると共に、シートバック26を起こしてヘルメットを着脱する際、ヘルメットホルダー103の鍵開閉操作を楽な姿勢で行うことができる。
図8は本発明で採用したシートスライド機構の説明図であり、本発明の運転者シート25は、運転者の好みに応じて前後位置を変更することができ、それを実現するためにシートスライド機構110を車体後部120に備える。
シートスライド機構110は、左右のシートレール111L、111Rと、これらのシートレール111L、111Rに前後にスライド可能に取付けた左右のスライダー112L、112Rと、右のスライダー112Rに設けたスライドロック用の鋸歯部材113と、この鋸歯部材113を回転させれロック状態/ロック解除状態に切り換える操作レバー114と、左右のスライダー112L、112R同士を連結する前後のクロスメンバー115、116と、右のスライダー112Rの後部から延ばした連結リンク85と、左のスライダー112Lの後部から延ばしたリンク(連結部)117とからなる。
左右のスライダー112L、112Rは、自在に前後に移動させることができる。
そして、左右のスライダー112L、112Rに運転者シート25を固定し、連結リンク85及びリンク117に助手席兼シートバック26を固定する。この結果、運転者は操作レバー114を操作することによりスライドロックを解除し、運転者シート25及び助手席兼シートバック26を任意の前後位置へ移動し、操作レバー114を戻すことにより、その位置に運転者シート25及び助手席兼シートバック26を固定することができる。
さらに、運転者若しくは同乗者はロックレバー86を操作することで、助手席兼シートバック26を、図示するごとく、水平状態にすることができる。
図9は図8の9−9線断面図(グラブレールは省略)の前方視であり、助手席兼シートバック26の断面構造を先に説明すると、助手席兼シートバック26は、スポンジなどのクッション材118と、表皮119と、シート底板98とを基本にした構造物であり、且つシート底板98に補強骨121を添わせ、シート底板98から脚122、122を延ばした構造物である。
また、荷物載せ部87の中央部に溝126と係合ピン127とからなる第1の係合部128を設ける。第1の係合部128に対し、助手席26側下面の凹部125からフック129と、フックピン131と、ピン支持部材131aとからなる第2の係合部132を設けた。そして、第1の係合部128と第2の係合部132とが係合したことを示す。
129aはフックレバーであり、運転者が手で上方へ回動させることで、フック129とピン127が外れ、助手席をシートバックとすることができる。
なお、補強骨121は図8のリンク(連結部)38に連結する。
また、シート底板98には、シートの厚み感を持たせるために縁部124、124は下方へ膨出させ、中央部に凹部125を形成する。凹部125及び補強骨121は一括して背板101で覆われ、助手席兼シートバック26を起立させたときの外観性を向上させている。
前記脚122、122は、左右の内側レール88、88に合致する位置に突出させる。そうすれば、同乗者の重量を、脚122、122及び荷物載せ部87の脚部89、89を介して、直接的に内側レール88、88に支持させることができる。荷物載せ部87の脚部89、89には圧縮力のみが作用し、荷物載せ部87に曲げ力が作用しない。
また、T字フック102、102は、荷物載せ部87から隙間gが確保できる高さに設定した。隙間gは4〜5mmである。
一般に、小型車両では、荷台に傾倒自在フックや出入れ可能なフックが採用されることがある。非使用時に収納できるため見栄えが保て、使用時に引き出すため、フックが大型にでき、紐の掛け代が稼げるからである。
しかし、傾倒自在フックや出入れ可能なフックを出状態のままで、過って助手席兼シートバック26を倒すと、荷物載せ部87に傷が付き、フックも傷む虞がある。
この点、本発明は、助手席シートの底板の樹脂材でフックを一体成形した固定フックを採用した。固定フックであれば、仕舞い忘れを心配する必要がなく、関係部品が傷む心配がない。しかし、取付けスペースに制限があるため、固定フックの大型化が望めない。そこで、T字フック102を採用した。T字であれば、Tの縦棒をセンターにして、Tの横棒に左右2個の爪を確保することができ、縦棒及び左右2個の爪に紐を十分に掛けることができる。すなわち、L字フックよりT字フックは小型である割に、紐の掛け代が稼げる。又、フック付きの網をT字フック102とグラブバー32に引っかけて、ヘルメットを覆うようにすれば、ヘルメットを一層良好に保持できる。さらに、T字フック102は上下に2段となっている為ヘルメットや荷物の大きさにあわせて選択的に利用でき使い勝手が良い。
コロ100は、助手席26に乗員が乗るとコロの軸受部を形成する弾性部材100aで支える。そして、弾性部材100aが乗員の荷重によりつぶれることでコロ100の回転を抑える。乗員が助手席26に乗らないときは、コロ100は回転可能となる。
図10はヘルメットのヘルメットホルダーへの取付け作用図であり、運転者シート25に起倒自在に備えたシートバック26に、シートバック26の下面又は後面141にヘルメットホルダー103を設け、このヘルメットホルダー103にヘルメットHeを取付けたことを示す。なお、81はパーキングレバーのグリップである。
ヘルメットホルダー103の鍵穴面105は、シートバック26が起立させた時に、キー挿入穴104が上方を指向するように設けたので、シートバック26を起こしてヘルメットを着脱する際、ヘルメットホルダー103の鍵開閉操作を楽な姿勢で行うことができる。
さらに、シートバック26を起こすだけでヘルメットホルダー103を露出させることができるので、ヘルメットHeの着脱は容易であり、ヘルメットHeを外した後もそのままの形で運転できるので、ヘルメットホルダー103の使用が容易になる。
上述のように、シートバック26を立てたときには、ヘルメットHeを荷物載せ部87に載せた状態でヘルメットホルダー103に係止できるようにヘルメットホルダー103を配置したので、ヘルメットホルダー103で固定したヘルメットHeを、荷物載せ部87で安定して支持することができ、車体側方への突出を無くすことができる。
また、助手席兼シートバック26を傾けることで、ヘルメットホルダー103に固定したヘルメットHeの上方を覆う形になるため、降雨等上方からの外乱に対してヘルメットHeを保護することができる。
荷物載せ部87にシートバック26を倒したときは、シートバック26は助手席として使用できる。
尚、本発明のヘルメットホルダー配置構造は、実施の形態では二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明のヘルメットホルダー配置構造は、二輪車に好適である。
本発明に係るスクータ形車両の側面図である。 一人乗り仕様に変更した本発明に係るスクータ形車両の側面図である。 本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの分解図である。 本発明に係るスクータ形車両の車体フレームの側面図である。 本発明に係る運転者シート(助手席を起こした姿)を示す斜視図である。 図5の6矢視図である。 本発明に係るヘルメットホルダーを示す側面図である。 本発明で採用したシートスライド機構の説明図である。 図8の9−9線断面図(クラブレールは省略)である。 ヘルメットのヘルメットホルダーへの取付け作用図である。 従来の技術の基本構成を説明した図である。
符号の説明
25…運転者シート、26…助手席(兼シートバック)、87…荷物載せ部、101…背板、103…ヘルメットホルダー、104…キー挿入穴、105…鍵穴面、106…ロッド部、141…助手席の下面又は後面、He…ヘルメット、38…連結部。

Claims (4)

  1. 車体カバー内にヘルメット収納部が無く、シート近傍にヘルメットホルダーを備え、このヘルメットホルダーに剥きだし状態でヘルメットを保持する形式の車両において、
    この車両は、運転者の背中を支えるシートバックを運転者シートに備え、前記シートバックは起倒自在に運転者シートに備えると共に、このシートバックの下面又は後面にヘルメットホルダーを設けることにより、シートバックを起こすことでヘルメットホルダーを露出させることができるようにしたことを特徴とする車両のヘルメットホルダー配置構造。
  2. 前記ヘルメットホルダーの鍵穴面は、前記シートバックが助手席位置にある時に、キー挿入穴が下方を指向するように設け、シートバック位置にある時には、上方を指向するように設けたことを特徴とする請求項1記載の車両のヘルメットホルダー配置構造。
  3. 前記ヘルメットホルダーは、運転者シートにシートバックを連結する連結部の近傍に配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のヘルメットホルダー配置構造。
  4. 前記運転者シートの後部に荷物載せ部を配置し、この荷物載せ部に前記シートバックを載せることができるようにすることで、倒したシートバックを助手席として使用できるようにし、シートバックを立てたときにはヘルメットを前記荷物載せ部に載せた状態で前記ヘルメットホルダーに係止できるように、ヘルメットホルダーを配置したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両のヘルメットホルダー配置構造。
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