JP2005109033A - 光増感型太陽電池及びその製造方法 - Google Patents

光増感型太陽電池及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005109033A
JP2005109033A JP2003338563A JP2003338563A JP2005109033A JP 2005109033 A JP2005109033 A JP 2005109033A JP 2003338563 A JP2003338563 A JP 2003338563A JP 2003338563 A JP2003338563 A JP 2003338563A JP 2005109033 A JP2005109033 A JP 2005109033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor
groove
solar cell
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003338563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4197637B2 (ja
Inventor
Takashi Kobayashi
剛史 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003338563A priority Critical patent/JP4197637B2/ja
Priority to US10/948,128 priority patent/US20050109391A1/en
Publication of JP2005109033A publication Critical patent/JP2005109033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4197637B2 publication Critical patent/JP4197637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2004Light-sensitive devices characterised by the electrolyte, e.g. comprising an organic electrolyte
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2022Light-sensitive devices characterized by he counter electrode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2027Light-sensitive devices comprising an oxide semiconductor electrode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2027Light-sensitive devices comprising an oxide semiconductor electrode
    • H01G9/2031Light-sensitive devices comprising an oxide semiconductor electrode comprising titanium oxide, e.g. TiO2
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • H01G9/2095Light-sensitive devices comprising a flexible sustrate
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/542Dye sensitized solar cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、電力を効率よく取り出すことが出来、大面積化の可能な光増感型太陽電池及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、傾斜壁面を有する溝を有する透明基板と、溝の傾斜壁面に設けられた金属からなる集電配線と、透明基板上の溝以外の領域に設けられた透明電極層と、透明電極層及び集電配線の上に設けられた半導体層と、半導体層上に設けられ、表面に色素が担持された半導体電極と、半導体電極に離間対向して配置され、表面に導電層を有する対向基板と、半導体電極と導電層との間に設けられ、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質とを有する電解質層とを具備することを特徴とする光増感型太陽電池を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光増感型太陽電池及びその製造方法に関する。
一般的な光増感型太陽電池として、金属酸化物の微粒子の表面に色素を担持させた半導体層を支持する透明電極と、この透明電極と対向する対向電極と、2つの電極間に介在される電解質層とを備えるものがある。
このような光増感型太陽電池は、以下の過程を経て動作する。すなわち、透明電極側より入射した光は、半導体層表面に担持された色素に到達し、この色素を励起する。励起した色素は、速やかに半導体層へ電子を渡す。一方、電子を失うことによって正に帯電した色素は、電解質層から拡散してきたイオンから電子を受け取ることによって電気的に中和される。電子を渡したイオンは対向電極に拡散して、電子を受け取る。この透明電極とこれに対向する対向電極とを、それぞれ負極および正極とすることにより、光増感型太陽電池が作動する。
ところで、この透明電極は抵抗が高い。従って、面積の大きい光増感型太陽電池を作製しようとした場合にはその抵抗が無視できなくなり、効率が低下する問題が生じる。
この問題を解決するために、透明電極の形成された側の基板にアルミなどの金属で集電するための配線を入れることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この場合は集電配線が透明電極を介して電解質層と接する。そして、一部の電解質組成物が透明電極を通り集電配線に接触することにより、電解質に含まれるヨウ素が集電配線の金属と反応して電解質中に溶出してしまう問題が生じる。
特開2001−320068公報(第3−24頁、第5図)
本発明は、この問題に鑑み、電力を効率よく取り出すことが出来、大面積化の可能な光増感型太陽電池及びその製造方法を提供するものである。
そこで本発明は、傾斜壁面を有する溝を有する透明基板と、溝の傾斜壁面に設けられた金属からなる集電配線と、透明基板上の溝以外の領域に設けられた透明電極層と、透明電極層及び集電配線の上に設けられた半導体層と、半導体層上に設けられ、表面に色素が担持された半導体電極と、半導体電極に離間対向して配置され、表面に導電層を有する対向基板と、半導体電極と導電層との間に設けられ、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質とを有する電解質層とを具備することを特徴とする光増感型太陽電池を提供する。
本発明においては、溝の断面が、V字形状、U字形状、若しくは階段状であっても良い。
また本発明は、透明基板上に透明電極層を形成する工程と、透明電極層を形成した透明基板に、傾斜壁面を有する溝を形成する工程と、溝の傾斜壁面に金属からなる集電配線を形成する工程と、集電配線を形成した溝及び透明電極層の上に半導体層を形成する工程と
、半導体層上に半導体電極を形成し、半導体電極に色素を担持させる工程と、対向基板の表面に導電層を形成する工程と、半導体電極を形成した透明基板と導電層を形成した対向基板とを対向させて配置し、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質を注入してから封止して電解質層を形成する工程とを具備することを特徴とする光増感型太陽電池の製造方法を提供する。
本発明においては、溝の断面が、V字形状、U字形状、若しくは階段状であっても良い。
また本発明は、表面に複数の透明電極層を有し、透明電極層の間に傾斜壁面を有する溝が形成された透明基板と、溝の傾斜壁面に設けられた金属からなる集電配線と、透明電極層及び集電配線を覆う半導体層と、半導体層上に設けられ、表面に色素が担持された半導体微粒子群と、半導体微粒子群に離間対向して配置され、表面に導電層を有する対向基板と、半導体微粒子群と導電層との間に設けられ、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質とを有する電解質層とを具備することを特徴とする光増感型太陽電池を提供する。
本発明によれば、電力を効率よく取り出すことが出来、大面積化の可能な光増感型太陽電池及びその製造方法を提供することが出来る。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
上述したように、光増感型太陽電池において集電配線を設ける場合、集電配線の金属が電解質層中のヨウ素と反応して溶出するのを防ぐ必要がある。
そこで、本実施形態は、透明基板上に透明電極層を形成した後に溝を設け、この溝に集電配線を形成する。これにより、透明基板の表面は、透明電極層と集電配線とで覆われる。また、集電配線を、傾斜壁面を有する溝に形成すれば、透明電極層と集電配線とは、段切れなく連続に形成することが出来る。また、この上に、緻密な半導体層を形成していることから、この半導体層により電解質の浸入等は防止することが出来、集電配線の金属成分の溶出を防ぐことが可能となる。半導体層は電気抵抗を上昇させないために薄膜とすることが好ましく、小さな段差があった場合でも段切れしやすいが、本実施形態においては、透明電極層及び集電配線が段切れなく連続に形成され、平坦性が高いことから、半導体層の段切れも防止することが出来る。また、集電配線が基板上に凸型に出っ張ることがないことから、上に形成する半導体電極の剥離も防止することができる。
本実施形態の光増感型太陽電池を、図1の断面図を用いて説明する。
図1に示すように、透明基板8上には、断面がV字形状の溝が設けられ、この溝の傾斜壁面に集電配線7が設けられる。透明基板8上の溝以外の部分に透明電極層6が設けられている。集電配線7及び透明電極層6の上には半導体層5が設けられ、半導体層5上には半導体電極4が設けられている。この半導体電極4は、半導体微粒子の集合体から形成されるため、表面積が極めて大きい。また、半導体電極4の半導体微粒子の表面には色素が単分子吸着している。他方の対向基板1には、この対向基板1における半導体電極4側の面に形成された導電層2が設けられる。電解質組成物3は、透明な半導体電極4の半導体微粒子の細孔に保持されるとともに、半導体電極4と導電層2との間に介在される。このような光増感型太陽電池では、透明基板8側から入射した光を半導体電極4の表面に吸着されている色素が吸収する。光を吸収した色素は、半導体電極4へ電子を渡すと共に、前記色素が電解質層3にホールを渡すことによって光電変換を行う。
図1では、集電配線7を形成する溝の断面をV字形状としていることにより、集電配線7の段切れによる集電配線7と透明電極層6との接続不良を防ぐことが出来る。また、これらの上に設けられる半導体層5が段切れして、電解質組成物が集電配線7に浸入するのも防ぐことができる。溝の形状を、傾斜壁面を有するものとせずに、基板面に垂直な面を持つものとすると、集電配線7と透明電極層6との接続不良や、半導体層5の段切れが生じ易くなってしまう。また、加工溝断面がV字形状である事により、その上部に積層される集電配線7及び半導体層5が溝内部に入り易く、半導体層5と透明基板8の接触面が増加し、半導体層5の剥離抑制効果が得られる。また、V字形状の底面を平らにして、断面を台形状にしても良い。
また、図2に示すように、集電配線7を形成する溝の断面を階段状としても良い。階段状とすることにより、V字型と同様の効果を得られるだけでなく、透明基板8と集電配線7とが剥離しにくくなり、好ましい。なお、本実施形態では、溝の形状を、傾斜壁面を有するものとしており、階段状はミクロに見れば傾斜面でなく基板面に垂直な面と平行な面を有することになる。しかしながら、階段の1段の高さを1μm未満とすることにより、垂直な面を有することによる段切れなどを防止することができることから、階段状のものも傾斜壁面であるとする。
また、図3に示すように、集電配線7を形成する溝の断面をU字形状としても同様の効果を得ることができる。さらに、U字形状とすることにより、溝の底部に先鋭な非連続部分が無くなることで、溝内部に成膜した集電配線7の埋まりが良好となる。さらに同じ幅の加工溝を作製した場合、その幅に比べて溝の深さを比較的浅く抑えることになり、溝加工による透明基板8全体の強度低下が抑制できる。
さらに、これらのどの形状の場合にも、溝の最大厚みを透明基板8の厚みの約30%以下とすることにより、基板の強度を保つことができ、好ましい。また、溝と透明基板8面とのなす角を135度以上(180度で全く深さがない状態とする)とすることが好ましい。さらに、溝の幅を50〜200μm程度とし、溝と溝の間隔を3〜10mm程度としてストライプ状とすることが好ましい。また、透明基板8としてポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート等のプラスティック基板を用いることにより、曲面形状が作製可能、安価、外形のデザインの自由度が高い、割れにくく液漏れがしにくい、大面積化が容易、大きくなっても軽い、ロール・トゥ・ロールのプロセスが可能で量産向き、等の効果を得ることができる。
透明基板8上に断面が傾斜面からなる溝を設け、この溝に集電配線7を、溝以外の部分に透明電極層6を形成する方法としては、例えば次のような方法がある。
まず、透明基板8上に、全面に透明電極層6をスパッタなどにより形成し、その上にレジストをスピンコートなどにより形成する。その後、作りたい溝の形状に合った先端形状を有するダイヤモンドブレードなどを用いて溝を形成する。スパッタ装置などを用いて金属材料からなる集電配線7を形成し、レジストを剥離して溝以外の部分の金属材料を除去する。あるいは、透明基板8上に溝加工を施した後、透明基板8全面に金属材料を蒸着もしくはメッキにて成膜し、溝加工部分以外をエッチングで除去しても同等の構造が得られる。
次に、本実施形態の光増感型太陽電池に用いられる各構成について詳しく説明する。
透明基板8は400〜800nmの波長で吸収が少ない基板を用いることが望ましい。この透明基板8に用いられる基板は無機物、有機物どちらも用いることができる。例えば
無機物としてはガラス、有機物としてはPETフィルム、アクリル基板などのプラスティック基板がある。プラスティック基板は、研磨などの平坦化が難しいことから、本実施形態がより有効であるといえる。
透明基板8上の、溝が設けられた領域には集電配線7がある。集電配線層7の材料は特に限定されず、例えば、金、銀、銅、アルミなどが用いられる。
透明基板8上の、溝以外の領域には透明電極層6が設けられ、ITO、SnO2、フッ素ドープSnO2などを用いることができる。
半導体層5は、チタン、スズ、亜鉛、ジルコニウム、ハフニウム、ストロンチウム、インジウム、イットリウム、ランタン、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、あるいはタングステンなどの遷移金属の酸化物、SrTiO3、CaTiO3、BaTiO3、MgTiO3、SrNb26のようなペロプスカイトあるいはこれらの複合酸化物または酸化物混合物、およびGaNなどを用いることができる。半導体層5は膜厚を0.7〜20nm程度とすることがのぞましい。半導体層5は透明電極層6から電解質層3への逆電流を防止すると同時に電解質層3中の電解質が透明電極層6を通過し集電配線7と接触することを防ぐ。半導体層5は、膜厚が0.7nm未満であると電解液のバリア性が低下し、20nm以上であると抵抗が上昇して太陽電池としてのエネルギー変換効率が低下する問題が生じる。
半導体電極4は、可視光領域の吸収が少ない透明な半導体から構成することが好ましい。半導体電極4は、5〜20nm程度の大きさの微粒子が多数集まって出来た、微粒子の集合体若しくは多孔体となっている。かかる半導体としては、金属酸化物半導体が好ましい。具体的には、チタン、スズ、ジルコニウム、ハフニウム、ストロンチウム、亜鉛、インジウム、イットリウム、ランタン、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデンあるいはタングステンなどの遷移金属の酸化物、SrTiO3、CaTiO3、BaTiO3、MgTiO3、SrNb26のようなペロブスカイト、あるいはこれらの複合酸化物または酸化物混合物、およびGaNなどを用いることができる半導体電極4は、半導体層5と同様の材料を用いることが好ましい。
半導体電極4の表面に吸着される色素としては、例えば、ルテニウム−トリス型の遷移金属錯体、ルテニウム−ビス型の遷移金属錯体、オスミウム−トリス型の遷移金属錯体、オスミウム−ビス型の遷移金属錯体、ルテニウム−シス−ジアクア−ビピリジル錯体、フタロシアニン、およびポルフィリン等を挙げることができる。
色素は、例えば、半導体電極4を、エタノールなどの媒体に溶解された色素溶液に浸漬することによりエステル結合によってチタニア表面に吸着させる。
対向基板1は、可視光領域の吸収が少ない材料を用いることが好ましい。
対向基板1の表面に設けられる導電層2は、例えば、白金、金、および銀のような金属、酸化スズ膜、フッ素がドープされた酸化スズ膜、酸化亜鉛膜、あるいはカーボンから形成することができる。電解質に対する耐久性を考慮すると、白金が特に好ましい。白金は、電気化学的またはスパッタリングなどにより対向基板1に付着させることができる。
本実施形態においては、全面に導電層2を設けた対向基板1にも、抵抗率を下げるための集電配線を形成しても良い。その場合は、対向基板1に導電層2を設けた上に、集電配線として白金などの電解質に対する耐性の高い材料を用いてストライプ状や格子状などのパターンで形成すればよい。対向基板1には半導体電極などを形成しないことから、集電
配線が凸状になっていても良く、溝を形成しなくてもよい。さらに、光利用効率などの観点から、透明基板8に設けられた集電配線7と対向基板1に設けられた集電配線とは同じパターンであることが好ましい。
電解質層3中に含まれる電解質組成物は、I-とI3 -とからなる可逆的な酸化還元対を含むことが好ましい。可逆的な酸化還元対は、ヨウ素(I2)とヨウ化物との混合物等から供給することができる。
上述したような酸化還元対は、後述する色素の酸化電位よりも0.1〜0.6V小さい酸化還元電位を示すことが望ましい。色素の酸化電位よりも0.1〜0.6V小さい酸化還元電位を示す酸化還元対は、例えば、I-のような還元種が、酸化された色素から正孔を受け取ることができる。こうした酸化還元対が電解質層3中に含有されることによって、半導体電極4と導電層2との間の電荷輸送の速度を速くすることができるとともに、開放端電圧を高くすることができる。
ヨウ化物の溶融塩としては、イミダゾリウム塩、ピリジニウム塩、第4級アンモニウム塩、ピロリジニウム塩、ピラゾリジウム塩、イソチアゾリジニウム塩、およびイソオキサゾリジニウム塩等の複素環含窒素化合物のヨウ化物を使用することができる。
ヨウ化物の溶融塩としては、例えば、1,3−ジメチルイミダゾリウムアイオダイド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアイオダイド、1−メチル3−プロピルイミダゾリウムアイオダイド、1−メチル−3−ペンチルイミダゾリウムアイオダイド、1−メチル−3−イソペンチルイミダゾリウムアイオダイド、1−メチル−3−ヘキシルイミダゾリウムアイオダイド、1−メチル−3−イソヘキシル(分岐)イミダゾリウムアイオダイド、1−メチル−3−エチルイミダゾリウムアイオダイド、1,2−ジメチル−3−プロピルイミダゾールアイオダイド、1−エチル−3−イソプロピルイミダゾリウムアイオダイド、1−プロピル−3−プロピルイミダゾリウムアイオダイド、およびピロリジニウムアイオダイド等を挙げることができる。こうしたヨウ化物の溶融塩は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。また、その含有量は、電解質層9中0.005mol/l以上7mol/l以下程度であることが好ましい。0.005mol/l未満の場合には、効果を十分に得ることが困難となる。一方、7mol/lを越えると、粘度が高くイオン伝導性が著しく低下するおそれがある。
また、電解質組成物はヨウ素を含有し、その含有量は0.01mol/L以上3mol/L以下とすることが好ましい。ヨウ素は、電解質層3中で、ヨウ化物と混合して可逆的な酸化還元対として作用する。したがって、ヨウ素の含有量が0.01mol/L未満の場合には、酸化還元対の酸化体が不足し電荷を輸送することが困難になる。一方、3mol/Lを越えると、溶液の光吸収が増大し、半導体電極4に効率よく光を与えることができないおそれがある。なお、ヨウ素の含有量は、0.03mol/L以上1.0mol/L以下であることがより好ましい。
電解質組成物は、液体状およびゲル状のいずれであってもよく、有機溶媒を含有することもできる。有機溶媒を含有することによって、電解質組成物の粘度をよりいっそう低下させることができるため、半導体電極4へ浸透されやすくなる。
使用し得る有機溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)やプロピレンカーボネート(PC)などの環状カーボネート;ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、およびジエチルカーボネートなどの鎖状カーボネート;γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、プロピオン酸メチル、およびプロピオン酸エチルなどが挙げられる。さらに、テトラヒドロフラン、および2一メチルテトラヒドロフランなどの環状エーテル;
ジメトキシエタン、およびジエトキシエタンなどの鎖状エーテル;アセトニトリル、プロピオニトリル、グルタロニトリル、およびメトキシプロピオニトリルなどのニトリル系溶剤などが挙げられる。こうした有機溶媒は、単独であるいは2種以上の混合物として用いることができる。
有機溶媒の含有量は、特に限定されないが電解質組成物中30重量%以下にすることが好ましい。有機溶媒の含有量が30重量%を越えると、揮発による性能劣化のおそれがある。有機溶媒の含有量は、0重量%以上30重量%以下にすることがより好ましい。
以下、図面を参照して、具体例をさらに詳細に説明する。
(実施例1)
図1に示すように、ポリエチレンテレフタレート《PET》樹脂からなる縦横20cm×15cm、厚み100μmの透明基板8上に、酸化スズ、酸化インジウム合金からなる透明導電性酸化膜(ITO)を透明電極層6として50nmの厚さとなるようスパッタにより成膜し、その上にポリビニルベンゼンを溶媒のキシレンに20%となるよう溶解したレジストをスピンコートで形成し、100℃で乾燥した。
透明電極層6とレジストとを形成した面を上面としてダイシングソーに設置し、厚さ50μm、先端形状がV字状をなすダイヤモンドブレードを用いて透明基板8上面に溝加工を施した。加工溝は最大深さ50μmであり、10mmピッチで透明基板6の横手方向に溝加工を施し、透明基板6上面と溝側面の角度が略45度となる断面形状を有するように加工した。
その後、スパッタ装置にてCr;0.1μm、Au;2μmを連続して成膜し、アセトンでレジストを除去して集電配線7を形成した。透明基板8上面に、再び透明導電膜(図示せず)としてITOを50nmの厚さで成膜し、電解質による腐食のバリア層となる半導体層5としてTiO2を10nmの厚さで成膜した。
平均一次粒径が30μmの高純度酸化チタン粉末と硝酸、純水、界面活性剤とを混練してチタニアペーストを作製した。半導体層5を形成した透明基板8上面にチタニアペーストをスクリーン印刷法で印刷し、120℃で焼成し、厚さ2μmの酸化チタンからなるn型半導体電極を形成した。この印刷と焼成工程を繰り返し、厚さ10μm、ラフネスファクター2000の半導体電極4を形成した。
n型半導体電極4表面に色素であるルテニウム錯体を担持させるため、シス−ビス(シオシアナト)−N,N−ビス(2,2’−ジピリジル−4,4’−ジカルボン酸)−ルテニウム(II)二水和物)を乾燥エタノールに溶解し、3×10-4Mの乾燥エタノール溶液を調製し、n型半導体電極を、この溶液(温度約90℃)に3時間浸漬した後、アルゴン気流中で引き上げた。
次に、別の透明樹脂基板上に、白金を20nm、ITO導電膜を50nmを導電層2としてスパッタにより形成して、対極基板1とした。
n型半導体電極4が作製された透明基板8上に、直径30μmの樹脂製球状ビーズ(スペーサ)を介してこの対向基板1を設置し、電解液注入口を残して常温において周囲をエポキシ系樹脂9で固めて固定した。以上の操作によって色素増感電池ユニットが得られた。
電解質組成物は、次のようにして調製した。まず、1−メチル−3−プロピルイミダゾ
リウムアイオダイドに、ヨウ化テトラプロピルアンモニウム0.5M、ヨウ化カリウム0.02Mおよびヨウ素0.2Mを溶解させて、電解質溶液(A)を調製した。この電解質溶液(A)10gに、Nを含有する化合物としてのポリ(4−ビニルピリジン)0.3g、および水を1.1g溶解させた。得られた溶液に、有機臭化物としての1,6−ジブロモヘキサン0.3gを溶解させることによって、ゲル電解質前駆体である電解質組成物を得た。次いで光電変換ユニットの開口部に電解質組成物を注入した。電解質組成物3はn型半導体電極4に浸透するとともに、n型半導体電極4と導電層2との間にも注入された。引き続き光電変換ユニットの開口部をエポキシ樹脂10で封口した後、60℃で30分間、ホットプレート上で加熱することにより、光電変換素子、すなわち光増感型太陽電池を製造した。
この色素増感型太陽電池を用い、100mW/cm2の擬似太陽光を用い太陽電池のエネルギー変換効率を測定したところ、有効面積全体の平均で3.5%の変換効率が得られた。また、プロセス中、発電試験後にも集電配線7の断線は発生せず、加工溝部分を顕微鏡観察したところ、色素を担持させた半導体電極4の剥離は溝内壁面積全体の1%未満と極僅かしか観察されなかった。
さらに集電配線7の電解質層3による腐食も生じなかった。これらのことから溝加工形状が基板上面と略45度の角度を設けたことによる導通不良の回避が有効であることが確認できた。また、半導体層5として設けたTiO2バリア層も溝加工部分での連続性が十分であることが確認できた。
(実施例2)
溝加工用のダイヤモンドブレードの先端形状を、厚さ50μm、先端形状が図2に示すような階段状をなすダイヤモンドブレードを用いて透明基板8に溝加工を施す他は、実施例1と同様の材料、方法を用いて光増感型太陽電池を作製した。透明基板8上面と溝の階段状の断面との角度が略45度となるように加工した。
同様にエネルギー変換効率を測定したところ3.3%であった。また、加工溝部分を顕微鏡観察したところ、色素を担持させた半導体電極4の剥離は溝内壁面積全体の0.5%未満と極僅かしか観察されず、溝加工形状を階段状にしたことで透明基板8と集電配線7との剥離強度が向上していることが確認できた。
(実施例3)
溝加工用のダイヤモンドブレードの先端形状を、厚さ100μm、先端形状が図3に示すようなU字形状をなすダイヤモンドブレードを用いて透明基板8に溝加工を施す他は、実施例1と同様の材料、方法を用いて光増感型太陽電池を作製した。加工溝は最大深さ15μmとして、透明基板8上面と溝の端面の接線が形成する角度が略150〜160度となる断面形状を有するように加工した。
同様にエネルギー変換効率を測定したところ3.6%であった。また、加工溝部分を顕微鏡観察したところ、色素を担持させた半導体電極4の剥離は溝内壁面積全体の1%未満と極僅かしか観察されなかった。また、透明基板8全体のたわみが少なく、加工溝の深さを浅くしたことによる太陽電池全体の強度が増加していた。
(比較例1)
透明基板に溝加工を行わず、集電配線を設けないこと以外は実施例1と同様の材料、方法を用いて光増感型太陽電池を作製した。同様にエネルギー変換効率を測定したところ0.3%であった。集電配線が無いことにより大面積での発電効率が大幅に低下していることが確認できた。
(比較例2)
溝加工用のダイヤモンドブレードの先端形状を、厚さ50μm、先端形状が矩形状をなすダイヤモンドブレードを用いて透明基板上面に溝加工を施した。加工溝は最大深さ15μm
として、透明基板上面と溝の端面の角度が90度となる断面形状を有するように加工した。
同様にエネルギー変換効率を測定したところ1.2%であった。また、加工溝部分を顕微鏡観察したところ、色素を担持させた半導体電極の剥離は溝内壁面積全体の3%観察された。また、透明電極層と集電配線との間で導通不良部分が頻発し、溝加工の側面が90度と切り立っている為、側面へ集電配線が付着していない不良が確認された。
以上示したように、各実施例の光増感型太陽電池は、エネルギー変換効率が高く、かつ集電配線や透明基板上に成膜した半導体層、半導体電極の信頼性も高い。なお、各実施例等においては、n型半導体電極側から太陽光を入射させる例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。対向電極側から太陽光を入射させる構成の太陽電池の場合でも、同様に本発明の構成を適用して、同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る光増感型太陽電池を示す断面図である。 本発明の別の実施形態に係る光増感型太陽電池を示す断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る光増感型太陽電池を示す断面図である。
符号の説明
1…対向基板
2…導電層
3…電解質層
4…半導体電極
5…半導体層
6…透明電極層
7…集電配線
8…透明基板
9,10…エポキシ樹脂

Claims (5)

  1. 傾斜壁面を有する溝を有する透明基板と、
    前記溝の前記傾斜壁面に設けられた金属からなる集電配線と、
    前記透明基板上の前記溝以外の領域に設けられた透明電極層と、
    前記透明電極層及び前記集電配線の上に設けられた半導体層と、
    前記半導体層上に設けられ、表面に色素が担持された半導体電極と、
    前記半導体電極に離間対向して配置され、表面に導電層を有する対向基板と、
    前記半導体電極と前記導電層との間に設けられ、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質とを有する電解質層と
    を具備することを特徴とする光増感型太陽電池。
  2. 前記溝の断面が、V字形状、U字形状、若しくは階段状であることを特徴とする請求項1記載の光増感型太陽電池。
  3. 透明基板上に透明電極層を形成する工程と、
    前記透明電極層を形成した前記透明基板に、傾斜壁面を有する溝を形成する工程と、
    前記溝の前記傾斜壁面に金属からなる集電配線を形成する工程と、
    前記集電配線を形成した前記溝及び前記透明電極層の上に半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上に半導体電極を形成し、前記半導体電極に色素を担持させる工程と、
    対向基板の表面に導電層を形成する工程と、
    前記半導体電極を形成した前記透明基板と前記導電層を形成した前記対向基板とを対向させて配置し、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質を注入してから封止して電解質層を形成する工程と
    を具備することを特徴とする光増感型太陽電池の製造方法。
  4. 前記溝の断面が、V字形状、U字形状、若しくは階段状であることを特徴とする請求項3記載の光増感型太陽電池の製造方法。
  5. 表面に複数の透明電極層を有し、前記透明電極層の間に傾斜壁面を有する溝が形成された透明基板と、
    前記溝の前記傾斜壁面に設けられた金属からなる集電配線と、
    前記透明電極層及び前記集電配線を覆う半導体層と、
    前記半導体層上に設けられ、表面に色素が担持された半導体微粒子群と、
    前記半導体微粒子群に離間対向して配置され、表面に導電層を有する対向基板と、
    前記半導体微粒子群と前記導電層との間に設けられ、ヨウ素分子及びヨウ化物を含む電解質とを有する電解質層と
    を具備することを特徴とする光増感型太陽電池。
JP2003338563A 2003-09-29 2003-09-29 光増感型太陽電池及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4197637B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003338563A JP4197637B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 光増感型太陽電池及びその製造方法
US10/948,128 US20050109391A1 (en) 2003-09-29 2004-09-24 Photosensitized solar cell and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003338563A JP4197637B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 光増感型太陽電池及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005109033A true JP2005109033A (ja) 2005-04-21
JP4197637B2 JP4197637B2 (ja) 2008-12-17

Family

ID=34534042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003338563A Expired - Fee Related JP4197637B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 光増感型太陽電池及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050109391A1 (ja)
JP (1) JP4197637B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219036A (ja) * 2013-05-08 2013-10-24 Dainippon Printing Co Ltd 色素増感型太陽電池素子モジュール
JP2016219657A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 大阪瓦斯株式会社 光電変換装置及びその製造方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL153895A (en) * 2003-01-12 2013-01-31 Orion Solar Systems Ltd Solar cell device
JP2005195965A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Sharp Corp ホログラム素子、その製造方法、電子光学部品
JP4966525B2 (ja) * 2005-08-10 2012-07-04 株式会社エンプラス 色素増感型太陽電池、その光電極基板およびその光電極基板の製造方法
JP2007095488A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Toshiba Corp 発光素子およびその製造方法
JP5329861B2 (ja) * 2008-07-16 2013-10-30 ラピスセミコンダクタ株式会社 色素増感型太陽電池およびその製造方法
JP5289846B2 (ja) * 2008-07-18 2013-09-11 ラピスセミコンダクタ株式会社 色素増感型太陽電池およびその製造方法
AU2010201980A1 (en) * 2009-05-21 2010-12-09 Suntech Power Co., Ltd. Thin film solar module
KR101030013B1 (ko) 2009-08-26 2011-04-20 삼성에스디아이 주식회사 염료감응 태양전지
KR101373503B1 (ko) * 2009-12-18 2014-03-14 엘지디스플레이 주식회사 염료 감응 태양전지 모듈 및 이의 제조방법
US9129751B2 (en) * 2010-03-29 2015-09-08 Northern Illinois University Highly efficient dye-sensitized solar cells using microtextured electron collecting anode and nanoporous and interdigitated hole collecting cathode and method for making same
EP2626948A4 (en) * 2010-10-06 2017-11-01 Fujikura, Ltd. Dye-sensitized solar cell
TW201314935A (zh) * 2011-09-23 2013-04-01 Mke Technology Co Ltd 太陽能電池封裝結構
US10253421B2 (en) 2012-12-31 2019-04-09 Chad William Mason Electrochemical cell, method of fabricating the same and method of generating current
EP2980916B1 (en) * 2013-03-30 2017-08-09 Fujikura Ltd. Dye-sensitized solar cell element
US9405164B2 (en) 2013-08-21 2016-08-02 Board Of Trustees Of Northern Illinois University Electrochromic device having three-dimensional electrode
WO2015118740A1 (ja) * 2014-02-06 2015-08-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 太陽電池

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06204529A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Canon Inc 太陽電池
JP2000228234A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電気化学電池
JP2000243990A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池用カバーフィルムおよびその製造方法、およびそのカバーフィルムを用いた太陽電池モジュール
JP2000285977A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電池
JP2001319698A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電池
JP2001320068A (ja) * 2000-05-01 2001-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd 透明光電変換素子、及びこれを用いた光電池、光センサー並びに窓ガラス
JP2004146425A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Fujikura Ltd 電極基板、光電変換素子、並びに色素増感太陽電池
JP2005108467A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Mitsui Chemicals Inc 透明導電性シートおよびそれを用いた光増感太陽電池。
JP2005332705A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Fujimori Kogyo Co Ltd 透明電極基板とその製造方法及びこの基板を用いた色素増感型太陽電池
JP2006523369A (ja) * 2003-03-24 2006-10-12 コナルカ テクノロジーズ インコーポレイテッド メッシュ電極を利用した光電セル

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU739381B2 (en) * 1999-09-24 2001-10-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrolyte composition, photosensitized solar cell using said electrolyte composition, and method of manufacturing photosensitized solar cell
US7355114B2 (en) * 2001-03-19 2008-04-08 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Solar cell and its manufacturing method
JP2003297446A (ja) * 2002-01-29 2003-10-17 Nippon Shokubai Co Ltd 色素増感太陽電池
JP4392741B2 (ja) * 2002-04-17 2010-01-06 日揮触媒化成株式会社 光電気セル
AU2003242373B9 (en) * 2002-06-14 2005-08-11 Matsushita Electric Works, Ltd Photoelectric transducer and its manufacturing method
US7145071B2 (en) * 2002-12-11 2006-12-05 General Electric Company Dye sensitized solar cell having finger electrodes

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06204529A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Canon Inc 太陽電池
JP2000228234A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電気化学電池
JP2000243990A (ja) * 1999-02-18 2000-09-08 Dainippon Printing Co Ltd 太陽電池用カバーフィルムおよびその製造方法、およびそのカバーフィルムを用いた太陽電池モジュール
JP2000285977A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電池
JP2001320068A (ja) * 2000-05-01 2001-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd 透明光電変換素子、及びこれを用いた光電池、光センサー並びに窓ガラス
JP2001319698A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd 光電変換素子および光電池
JP2004146425A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Fujikura Ltd 電極基板、光電変換素子、並びに色素増感太陽電池
JP2006523369A (ja) * 2003-03-24 2006-10-12 コナルカ テクノロジーズ インコーポレイテッド メッシュ電極を利用した光電セル
JP2005108467A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Mitsui Chemicals Inc 透明導電性シートおよびそれを用いた光増感太陽電池。
JP2005332705A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Fujimori Kogyo Co Ltd 透明電極基板とその製造方法及びこの基板を用いた色素増感型太陽電池

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219036A (ja) * 2013-05-08 2013-10-24 Dainippon Printing Co Ltd 色素増感型太陽電池素子モジュール
JP2016219657A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 大阪瓦斯株式会社 光電変換装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4197637B2 (ja) 2008-12-17
US20050109391A1 (en) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4197637B2 (ja) 光増感型太陽電池及びその製造方法
JP4503226B2 (ja) 電極基板、光電変換素子、並びに色素増感太陽電池
US20100248418A1 (en) Photoelectric converter, and transparent conductive substrate for the same
US8124869B2 (en) Dye-sensitized type solar cell
EP2442401A1 (en) Dye-sensitized photoelectric converter, manufacturing method thereof, and electronic device
US20130237006A1 (en) Dye-sensitized solar cell and method of fabricating the same
US20090101198A1 (en) Dye-sensitized solar cell and method of fabricating the same
JP2005285472A (ja) 光電変換装置
US20110220192A1 (en) Single-sided dye-sensitized solar cells having a vertical patterned structure
US8110740B2 (en) Photoelectrode substrate of dye sensitizing solar cell, and method for producing same
JP4387652B2 (ja) 炭素電極及びこれを備えた色素増感型太陽電池
JP4843899B2 (ja) 光電変換素子およびその製造方法
JP2004241378A (ja) 色素増感型太陽電池
JP4777592B2 (ja) 対極及びこれを備えた色素増感型太陽電池
JP2005243440A (ja) 光電変換素子
JP5189870B2 (ja) 電解液及び色素増感型太陽電池
KR100908243B1 (ko) 전자 재결합 차단층을 포함하는 염료감응 태양전지 및 그제조 방법
JP4892186B2 (ja) 色素増感太陽電池および色素増感太陽電池モジュール
JP4050535B2 (ja) 色素増感型太陽電池の製造方法
JP2003187883A (ja) 光電変換素子
JP2007227260A (ja) 光電変換装置及び光発電装置
JP4942919B2 (ja) 光電変換素子およびその製造方法
JP2009187844A (ja) 光電変換素子の製造方法
JP5189869B2 (ja) 電解液及び色素増感型太陽電池
TWI449190B (zh) 染料敏化太陽能電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050120

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050415

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080617

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees