JP2005104515A - Carton for powder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、扁平に薄く折り畳んで廃棄可能な粉体用カートンに関する。 The present invention relates to a carton for powder that can be folded flat and discarded.
従来より、粉末洗剤などの粉体のための収納容器として厚手の板紙を用いたカートンが広く採用されている。この種のカートンは、内容物を使い終わって廃棄する際、カートンを小さく折り畳んで棄てることができるようにしているのが一般的である。従来、このような減容化のための折り畳み方法としては、例えば図12に示すような方法が知られていた(特許文献1参照)。 Conventionally, cartons using thick paperboard have been widely used as storage containers for powders such as powder detergents. This type of carton is generally designed so that when the contents are used up and discarded, the carton can be folded and discarded. Conventionally, as a folding method for such volume reduction, for example, a method as shown in FIG. 12 has been known (see Patent Document 1).
すなわち、図12において、カートン151の左右の側面板152,153の部分に逆Y字形をした折り線154を形成するとともに、左右の側面板に形成された逆Y字形をした折り線のY字分岐点155同士を結んで、背面板156(または前面板157)を通ってカートンを半周する水平な折り線158を形成したものである。
That is, in FIG. 12, the left and
上記のような折り線を形成されたカートン151は、その廃棄に際し、まず左右の側面板152,153に形成された逆Y字形をした折り線154に沿って左右の側面を指で強く内側に押し込むことにより、図13(a)に示すような状態まで折り畳む。次いで、この図13(a)の状態において、底面部159を水平な折り線158に沿って上方へ向けて折り返し、図13(b)に示すような扁平状態まで折り畳み、この扁平な折り畳み状態で廃棄するようにしたものである。
When the
また、他の折り畳み方法として、図14に示すような方法も提案されている(特許文献2参照)。この図14はティッシュカートンの場合の例であって、(a)に示すように、カートン161の左右の端面を閉じる2枚の内フラップ162と2枚の外フラップ163のうち、2枚の外フラップ163の左右の先端角部にそれぞれミシン目からなる切離用弱化線164を形成し、この切離用弱化線164で囲まれた角部の部分に接着剤を塗布し、(b)のように内フラップ162と外フラップ163同士を接着したものである。
As another folding method, a method as shown in FIG. 14 has also been proposed (see Patent Document 2). FIG. 14 shows an example in the case of a tissue carton. As shown in FIG. 14A, two
このティッシュカートン161は、その廃棄に際し、まず図15(a)に示すように切離用弱化線164部分を左右の親指で強く押し込み、外フラップ163を切離用弱化線164部分で切り離して切断する。次いで、切断された外フラップ163と、その内側の内フラップ162を図15(b)に示すように外側に引き出した後、カートンの角部折り線165に沿って図15(c)に示すように扁平に折り畳み、廃棄するようにしたものである。
When disposing of this
図12のカートン151の場合、原理的には図13(b)の状態まで折り畳んで廃棄されるため、減容化してゴミ回収の効率化を図ることが可能である。しかしながら、実際には、カートンが厚手の板紙でできているため、図13(b)のような状態まで折り畳んでも、折り畳んだカートン151から手を離すと、板紙の戻り弾性によって図13(c)のように大きく膨らんでしまい、充分な減容化を図ることが難しかった。また、厚手の板紙でできたカートンを逆Y字形の折り線に沿って折り曲げていくには、かなりの指の力が必要で、力のない児童や婦女子ではなかなかうまく折り畳むことができなかった。
In the case of the
一方、図14のティッシュカートン161の場合、折り癖のつけられているカートンの角部折り線に沿って扁平状に折り畳むため、前記図12のカートン151に比べて戻り弾性がそれほど大きくなく、手を離してもカートンはほとんど膨らむことなく扁平に折り畳まれた状態を維持している。このため、図12のカートン151に比べて減容化に優れている。
On the other hand, the
しかしながら、前記ティッシュカートン161は、ミシン目による切離用弱化線164を利用しているため、粉末洗剤などのカートンに適用した場合、フラップの表裏を貫くミシン目の部分から洗剤が洩れ出たり、湿気が入り込んで洗剤が固化したりするおそれを排除することができず、粉末洗剤などの粉体のためのカートンとしてはそのまま利用することができない。
However, since the
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、廃棄時におけるカートンの折り畳みが容易で、減容性に優れ、粉末洗剤などの粉体の収納容器として用いても粉体が洩れ出たり、湿気が入り込んで固化したりするようなことのない粉体用カートンを提供することを目的とするものである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and is easy to fold a carton at the time of disposal, excellent in volume reduction, and even when used as a powder storage container such as a powder detergent. An object of the present invention is to provide a carton for powder that does not leak out or solidify due to moisture.
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、四角形状をした箱体の少なくともいずれか一面をフラップによって密閉されたカートンであって、該密閉面の対向する一対の端縁部にはそれぞれ小フラップが形成され、該一対の小フラップを形成された端縁部と直交する側の一対の端縁部の一方には内大フラップが形成されているとともに、他方の側の端縁部には外大フラップが形成されており、これら小フラップ、内大フラップ、外大フラップをこの順に折り畳んで接着することにより該面を密閉した粉体用カートンにおいて、少なくとも前記外大フラップは、密閉状態において内大フラップの全面を覆うことのないハーフフラップとされており、該外大フラップの下側に折り畳まれた内大フラップには、外大フラップによって覆われることなく外部に露出する位置に、所定の離間距離を保ちながら並行に走る表半切り線と裏半切り線とによって区画された所定輪郭形状になる隠れ破断部が形成されており、該隠れ破断部をカートン内側に向けて押圧することにより、表半切り線と裏半切り線に沿って押し破ることができるようにしたことを特徴とするものである。 In order to solve the above-mentioned problem, the invention of claim 1 is a carton in which at least one surface of a rectangular box is sealed with a flap, and a pair of opposite edge portions of the sealed surface are respectively A small flap is formed, and an inner large flap is formed on one of the pair of end edges on the side orthogonal to the end edge on which the pair of small flaps are formed, and on the other end edge. The outer large flap is formed, and in the powder carton in which the small flap, the inner large flap, and the outer large flap are folded and bonded in this order to seal the surface, at least the outer large flap is in a sealed state. The inner large flap folded on the lower side of the outer large flap is covered with the outer large flap. A hidden fracture portion having a predetermined contour shape defined by a front half-cut line and a back half-cut line running in parallel while maintaining a predetermined separation distance is formed at a position exposed to the outside. By pressing toward the inner side of the carton, it can be broken along the front half-cut line and the back half-cut line.
また、請求項2の発明は、請求項1の粉体用カートンにおいて、粉体用カートンが下底面をフラップで密閉され、かつ、上面を蓋付きの開口部とされたカートンからなり、該カートンの下底面の内大フラップに前記隠れ破断部を形成したことを特徴とするものである。 The invention of claim 2 is the carton for powder according to claim 1, wherein the carton for powder comprises a carton having a bottom surface sealed with a flap and an upper surface having an opening with a lid. The hidden fracture portion is formed in the inner large flap on the lower bottom surface of the sheet.
また、請求項3の発明は、請求項1の粉体用カートンにおいて、粉体用カートンが左右の両端面または上下の両端面をフラップで密閉されたカートンからなり、該カートンの左右の両端面または上下の両端面の内大フラップのそれぞれに前記隠れ破断部を形成したことを特徴とするものである。 The invention of claim 3 is the powder carton according to claim 1, wherein the powder carton comprises left and right end faces or upper and lower end faces sealed with flaps, and the left and right end faces of the carton. Alternatively, the hidden fracture portion is formed in each of the inner large flaps on the upper and lower end faces.
上記構成になる本発明の粉体用カートンによれば、カートンの内外を貫通しない表半切り線と裏半切り線とを用いて隠れ破断部を形成しているため、従来のミシン目などを用いた破断部と異なり、カートン内に収納した粉末洗剤などの粉体が破断部から洩れ出たり、湿気が入り込んで内容物が固化したりするようなことがなくなる。 According to the carton for powder of the present invention configured as described above, the hidden fracture portion is formed using the front half-cut line and the back half-cut line that do not penetrate the inside and outside of the carton. Unlike the broken portion used, powder such as powder detergent stored in the carton does not leak from the broken portion, and moisture does not enter and the contents are solidified.
また、折り癖の付けられているカートンの角折り線に沿って扁平に折り畳むことができるので、折り畳んだ際の板紙の戻り弾性が小さく、折り畳んだカートンから手を離しても、従来の逆Y字形の折り線を利用したカートンのように戻り弾性によって再び大きく膨らんでしまうというようなこともなくなり、カートンを確実に減容化することができる。 In addition, since it can be folded flat along the corner fold line of the carton with creases, the return elasticity of the paperboard when folded is small, and even if you release your hand from the folded carton, the conventional reverse Y The carton can be reliably reduced in volume because it does not swell again due to the return elasticity like a carton using a character-shaped folding line.
また、表半切り線と裏半切り線とからなる隠れ破断部を採用しているため、指で簡単に押し破って開くことができ、力のない児童や婦女子でも簡単に折り畳んで減容化することができる。 In addition, because it uses a hidden rupture section consisting of a front half-cut line and a back half-cut line, it can be easily opened by pushing with a finger. can do.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4に、本発明の第1の実施の形態を示す。
この第1の実施の形態は、下底面をフラップで密閉した蓋付きの粉末洗剤用カートンに本発明を適用した場合の例を示すもので、図4(a)に示すように、カートン10は、粉末洗剤を収納するためのカートン本体11と、該カートン本体11の上部開口面に開閉自在に被せられた蓋部12とから構成されている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 4 show a first embodiment of the present invention.
This 1st Embodiment shows the example at the time of applying this invention to the powder detergent carton with the lid | cover which sealed the lower bottom face with the flap, As shown to Fig.4 (a), the
カートン本体11は、図1にその展開図を示すように、角折り線a〜dを介して、糊代13、後面板14、左側面板15、前面板16、右側面板17が連接されている。これら各板の上縁部には、半切れ(ハーフカット)線e,f、折り線g、半切り線hを介して、補強板18〜21が連接されているとともに、下縁部には、折り線i〜lを介して、カートン底面を構成する内大フラップ22、小フラップ23、外大フラップ24、小フラップ25が連接されている。
As shown in a development view of FIG. 1, the
前記4枚のフラップのうち、内大フラップ22と外大フラップ24の長さHは、カートン本体11の奥行き、すなわち左右の側面板15,17の幅Wの約2/3程度の長さとされており、カートン本体11の下底部全面を覆うことのないいわゆるハーフフラップとされている。これは、内大フラップ22の上から外大フラップ24を被せて貼り合わせ、カートンを組み立てた際、図4(b)に示すように、内大フラップ22に形成された隠れ破断部34(詳細は後述)が外大フラップ24の先端部から外部に臨むことができるようにするためである。従って、その原理上、長さの短いハーフフラップとするのは、少なくとも一番最後に折り畳まれる外大フラップ24だけで充分であり、その下側に位置する内大フラップ22については、左右の側面板15,17の幅Wと同じ長さ、すなわちカートン本体11の下底部全面を覆ういわゆるフルフラップとされていてもよい。
Of the four flaps, the length H of the inner
上縁部に形成された補強板18〜21は、内側に折り返してカートン本体11の内壁面に接着することにより、カートン本体11の口縁部の強化を図るもので、これら補強板のうち、前面板16の裏面を覆う補強板20にはエンボス加工によって凹部20aが形成されており、この凹部20aによって、正面板16の上部に形成された係合穴26の背面側に、蓋部12の係合片44(図4(a)参照)をコハゼ掛けに挿入してロックするための間隙が形成されるようにしている。
Reinforcing
前面板16に連なる補強板20は、通常の折り線gで折り返すことによって膨らみを持たせ、前記凹部20aと協同して係合穴26の背面側に隙間を確実に形成するとともに、それ以外の補強板18,19,21については、所定深さまで切り込んだ表半切り線e,f,hによって鋭角的に折り返すことにより、シャープな口縁部が形成されるようにしている。
The reinforcing
係合穴26の下部側には、係合穴26に接して、全切り線27によって半楕円形状に区画された開封剥離部28が形成されており、この開封剥離部28の部分に蓋部12のつまみ片43(図4(a)参照)の裏面を接着することにより、未開封時のバージンシールを実現している。
On the lower side of the
後面板14の上部位置には、蓋部12の回動支点となるヒンジ片29が切断線30によって切り込まれ、切断線30の左右下端から水平に延びる罫線31,31を回動支点として蓋部12が回動可能となるように構成されている。
At the upper position of the
さらに、この左右の罫線31,31の間には、該罫線31,31よりも下方に向かって突出する突片32が切断線33によって形成されている。そして、蓋部12が開かれた時、前記突片32がヒンジ片29の裏側に折り返されている補強板18に摺接して回動ストッパーの役目を果たすことにより、開かれた蓋部12が簡単に閉まることがないように工夫されている。
Further, between the left and right ruled
一方、カートン本体11の上面開口部に被せられる蓋部12は、図3にその展開図を示すように、天面板38、前板39、左右の側板40,41、後板42からなり、これらを組み立てて接着することにより、図4(a)に示すような箱状の蓋部とされ、この蓋部12の後板42の内壁面をカートン本体11のヒンジ片29のに貼着することにより、カートン本体11の上面開口部に開閉自在に被せたものである。
On the other hand, the
前板39の下縁中央部には、舌片状をしたつまみ片43が下向きに突設されており、このつまみ片43の内側上部位置には、上に向かって凸状の係合片44が切断線45によって形成されている。さらに、この切断線45の左右の下端部とつまみ片43の左右の上端部との間には、水平な罫線46,46が刻設されており、前記つまみ片43と係合片44の全体はこの左右の罫線46,46を回動中心として前板39の内外方向に回動可能とされており、このつまみ片43の回動操作によって、つまみ片43と一緒になって回動する係合片44を、カートン本体11の前面板16の上部に形成されている係合穴26にコハゼ掛けに挿入し、蓋部12が開かないように定位置にロックできるようになっている。
A
第1の実施の形態は、上記のような形状からなるカートン10において、カートン本体11の底面部を構成する4枚のフラップ18〜21のうち、外大フラップ23の下に折り畳まれる内大フラップ22に、廃棄時にカートン本体の下底面を押し破って穴を明け、該穴から指を差し込んで全フラップを引き出して開くための隠れ破断部34を形成したものである(図4(b)参照)。
In the first embodiment, in the
すなわち、隠れ破断部34は、図2(a)(b)に拡大して示すように、一定の離間距離Δdをおいて並行に走る表半切り線35と裏半切り線36を用いて、カートン本体の下底面を指で押し破るに都合のよい所定の輪郭形状、例えば図示例のように、親指37の爪先が丁度入り込んで押し破れるような二段重ねの大小2つの半円形からなる輪郭形状などが区画形成されている。
That is, as shown in FIGS. 2A and 2B in an enlarged manner, the
この隠れ破断部34は、ハーフフラップからなる外大フラップ23よりも外側であって、カートンを組み立てた際に図4(b)に示すように外部に臨むことができる位置に形成される。また、隠れ破断部34を区画する表半切り線35と裏半切り線36は、図1に示すように内大フラップ22の内部側で左右の終端部が終わるようにしてもよいし、そのまま延長して内大フラップ22の先端縁まで臨ませてもよい。さらに、図1中に例示するように、半切りミシン目47あるいは全切りミシン目によって延長してもよい。このように隠れ破断部34を内大フラップ22の先端縁まで臨ませた場合には、内大フラップと外大フラップを引き剥がす際に、該破断部に沿ってより容易に破り剥がすことができるようになる。
The
表半切り線35と裏半切り線36の離間距離Δdは、カートンの大きさや使用する板紙の材質、厚さなどによって異なるが、通常は2〜10mm程度、好ましくは4〜7mm程度とする。また、表半切り線35と裏半切り線36の切り込み深さは、板紙の反対側まで突き抜けない範囲内において適宜の深さに設定される(図2(b)参照)。反対側まで突き抜けた場合、突き抜けた部分からカートン内に収納されている粉末洗剤などが洩れ出たり、湿気が侵入したりする恐れがあり、好ましくない。
The separation distance Δd between the front half-
なお、内大フラップ22の左右の先端角部はその一部を階段状に切り取って段差部22aとすることが好ましい(図1参照)。このように内大フラップ22の左右の先端角部を切り取って段差部22aとすることにより、カートン組み立て時における内大フラップ22と外大フラップ24の接着面積を小さくすることができ、カートン廃棄におけるフラップの剥離を容易とすることができるとともに、フラップを引き出して扁平に折り畳んだ際の外観も良好とすることができる。また、小フラップ23,25の表面には、前記段差部22aの階段形状に沿った形状からなる膨出部23a,25aをエンボス加工によって形成し、小フラップ23,25の上から内大フラップ22を折り畳んで接着したときに、小フラップ23,25と内大フラップ22の上面が面一となるようにしている。これによって、最後に折り畳まれる外大フラップ24を小フラップ23,25と内大フラップ22上に密着状態で接着することができ、フラップ部の隙間を無くして隙間からの粉末洗剤の洩れや湿気侵入による固化をより確実に防止している。
In addition, it is preferable to cut off a part of the left and right tip corners of the inner
上記構造になるカートン10は、未使用状態時には、蓋部12のつまみ片43の裏面部がカートン本体11の開封剥離部28に接着され、開閉不可能に封緘されている。そして、使用開始に際しては、つまみ片43を掴み、外方へ向けて引き剥がすことにより、接着されている開封剥離部28を全切り線27に沿って層状に剥離して引き剥がし、蓋部12を開閉自在とするものである。
When the
また、カートン本体11の底面部を構成する4枚のフラップは、その組み立てに際し、まず左右一対の小フラップ23,25を折り畳み、次いで内大フラップ22を折り畳んで小フラップ19,21上に接着した後、最後に外大フラップ20を折り畳んで接着する。これによって、カートン本体11の底面部は、図4(b)に示すように、内大フラップ18に形成された隠れ破断部34が外部から見えるような状態で密閉される。
The four flaps constituting the bottom surface of the
なお、板紙素材としては、表裏両面に切れ刃による半切り線が入れる必要があるため、生産適性上ある程度厚い板紙、例えば紙の坪量350g以上、好ましくは坪量450g以上の板紙がよい。さらに、PE(ポリエチレン樹脂)、PP(ポリプロピレン樹脂)、ワックスなどの単独もしくは複数を層間に挟んだ積層板を用いることもできる。 In addition, since it is necessary to put a half-cut line by a cutting blade on both front and back surfaces, the paperboard material is preferably a paperboard that is somewhat thick in terms of productivity, for example, a paperboard having a basis weight of 350 g or more, preferably a basis weight of 450 g or more. Furthermore, a laminated board in which PE (polyethylene resin), PP (polypropylene resin), wax or the like is used alone or a plurality of layers are sandwiched between layers can be used.
使用する接着剤としては、エマルジョン系接着剤(酢酸ビニル樹脂など)、ホットメルト接着剤(EVA系樹脂など)などを用いることが望ましく、粉末洗剤などの粉体がカートン内面に付着しないように、内面にはフッ素樹脂、シリコーンなどでコーティングすることが望ましい。底面部のフラップには、その全面に接着剤を塗布して貼り付けてもよいが、廃棄時の剥離を容易とするために、その一部にのみ接着剤を塗布するようにしてもよい。 As the adhesive to be used, it is desirable to use an emulsion-based adhesive (such as vinyl acetate resin), a hot-melt adhesive (such as EVA-based resin), etc., so that powder such as powder detergent does not adhere to the inner surface of the carton. It is desirable to coat the inner surface with fluorine resin, silicone or the like. An adhesive may be applied to the entire surface of the flap of the bottom surface portion, but the adhesive may be applied only to a part of the flap to facilitate peeling at the time of disposal.
また、カートンの外表面には、UVコート、OPニスなどのコーティングが施されるが、フラップ同士の接着性を向上させるため、フラップ接着面にはこれらのコーティングは施さないほうが好ましい。接着強度を出すために接着面にミシン目を施すようにしてもよい。 Further, the outer surface of the carton is coated with UV coating, OP varnish, etc., but it is preferable not to apply these coatings to the flap bonding surface in order to improve the adhesion between the flaps. In order to increase the adhesive strength, a perforation may be formed on the adhesive surface.
上記第1の実施の形態に係るカートン10は、粉末洗剤などの内容物を使い終わった後の廃棄時、以下に示すようにしてカートン本体11を扁平に小さく折り畳んで棄てることができる。
The
すなわち、廃棄時におけるカートン本体11の折り畳み方法について説明すると、洗剤などの内容物を使い終わったら、まずカートン本体11から蓋部12を引き剥がし、カートン本体11と蓋部12とを分離する。
That is, the folding method of the
次いで、カートン本体11の底面部の内大フラップ22に形成されている隠れ破断部34の部分に例えば図2(a)に示すように親指37の爪先を当て、この状態で隠れ破断部34をカートン内側へ向けて強く押し込む。この押し込みによって、隠れ破断部34は表半切り線35と裏半切り線36の間で層状に剥離されて破断し、図5(a)(b)に示すように、そのままさらにカートン内へ向けて押し込んでいくことにより、隠れ破断部34の部分に穴を明けていくことができる。
Next, for example, as shown in FIG. 2 (a), a toe of a
そして、図5(b)に示すように、隠れ破断部34の部分に大きな穴が明いたら、そのまま指を折り曲げ、内側から引っかけるようにしながら外大フラップ24をカートン外側へ向けて引っ張る。これにより、外大フラップ24は内大フラップ22から引き剥がされ、図5(c)のように角折り線kを回動支点として扉を開くように外側に向かって引き出される。
Then, as shown in FIG. 5B, when a large hole is formed in the hidden
上記のようにして外大フラップ24が開かれたら、その後にできた大きな穴から指を入れて他のフラップ22,23,25も引き剥がすようにして外側に向けて開く。そして、すべてのフラップを押し開かれたカートン本体11を、4つの角折り線a〜dを利用して菱形に押し潰していき、最終的に図6の状態になるまで平たく薄く押し潰す。
When the outer
図6の状態まで押し潰されたカートン本体11は、折り癖の付けられている4つの角折り線a〜dに沿って折り畳まれているので、板紙の戻り弾性は小さく、折り畳んだカートン本体11から手を離しても、そのまま図6に示すような扁平状態を維持することができる。このため、従来の逆Y字形の折り線を用いたカートンのように、折り畳んだカートンから手を離した途端に戻り弾性によって再び大きく膨らんでしまうというようなことがなくなり、カートンを確実に減容化することができる。
Since the
また、カートンの内外を貫通することのない表半切り線35と裏半切り線36を用いて隠れ破断部34を形成しているため、内外を貫通するミシン目などを用いた破断部と異なり、粉末洗剤が洩れ出たり、湿気が入り込んで固化したりするようなこともなくなる。
Further, since the hidden
さらに、隠れ破断部34を表半切り線35と裏半切り線36を用いて表裏から切り込んで形成しているため、簡単に押し破ることができ、力のない児童や婦女子でも簡単かつ確実に扁平状態に折り畳むことができる。
Furthermore, since the hidden
図7および図8に、本発明の第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態は、上下の両端面をフラップで密閉したシールエンドタイプのカートンに本発明を適用した場合の例を示すものである。
7 and 8 show a second embodiment of the present invention.
This 2nd Embodiment shows the example at the time of applying this invention to the seal end type carton which sealed the upper and lower both end surfaces with the flap.
この第2の実施の形態に係るカートン50は、図7にその展開図を示すように、カートンの4つの角折り線a〜dを介して、糊代53、後面板54、左側面板55、前面板56、右側面板57が連接されている。
The
これら各板の上縁部には、折り線e〜hを介して、外大フラップ58、小フラップ59、内大フラップ60、小フラップ61が連接されているとともに、下縁部には、折り線i〜lを介して、底面部を構成する外大フラップ62、小フラップ63、内大フラップ64、小フラップ65が連接されている。なお、この例の場合も、外大フラップ58,62と内大フラップ60,64の長さHは、第1の実施の形態の場合と同様に、左右の側面板55,57の幅Wの約2/3程度の長さからなるハーフフラップとされている。
An outer
また、左側面板55の上部位置には、粉末洗剤の排出口を形成するための表半切り線58、裏半切り線59および折り線60が下向きの舌片状をなして形成されている。なお、内大フラップ60,64の左右の先端角部は、前記第1の実施の形態のカートン10と同じく段差部60a,64aとされている。また、小フラップ59,61,63,65の表面には、前記第1の実施の形態と同じく、前記段差部60a,64aの階段形状に沿った形状からなる膨出部59a,61a,63a,65aがエンボス加工によって形成されている。
In addition, a front half-
そして、この第2の実施の形態の場合、上記展開形状からなるカートン50において、天面部の内大フラップ60と、底面部の内大フラップ64のそれぞれに、前記第1の実施の形態と同様の表半切り線35と裏半切り線36からなる隠れ破断部34を形成したものである。
In the case of the second embodiment, in the
上記第2の実施の形態に係るカートン50は、その組み立てに際し、まず角折り線a〜dに沿って後面板54、左側面板55、前面板56、右側面板57を折り曲げ、左右の端縁を糊代53で貼り合わせことにより、断面四角筒状の胴部を形成する。次いで、下縁部の折り線i〜lに沿って小フラップ63,65、内大フラップ64、外大フラップ62をこの順に折り曲げていき、お互いを貼り合わせることにより、底部を密閉された半組み立て状態のカートンとする。
When the
上記半組み立て状態において、上部開口から粉末洗剤を充填した後、上部の折り線e〜hに沿って小フラップ59,61、内大フラップ60、外大フラップ58をこの順に折り曲げていき、お互いを貼り合わせることにより、図8(a)に示すような底部と上面を密封された粉末洗剤入りのカートン50を得るものである。
In the semi-assembled state, after filling the powder detergent from the upper opening, the
一方、収納されている粉末洗剤の使用に際しては、図8(b)に示すように、左側面板55の上部に形成されている舌片状の表半切り線58と裏半切り線59の部分を指で内側に押し込んで切り開くことにより、粉末洗剤取り出し用の排出口66を穿ち、この排出口66から粉末洗剤を排出するものである。
On the other hand, when the stored powder detergent is used, as shown in FIG. 8B, the tongue-shaped front half-
上記第2の実施の形態に係るカートン50の場合も、前記第1の実施の形態の場合と同様に廃棄時にカートン全体を扁平に折り畳んで減容化することができる。すなわち、粉末洗剤などの内容物を使い終わった後、天面部と底面部の内大フラップ60,64にそれぞれ形成されている隠れ破断部34を第1の実施の形態の場合と同様にして押し破り、天面部と底面部のすべてのフラップを外方へ引き出して開いた後、折り線a〜dに沿って折り畳むことにより、第1の実施の形態の場合と同様に扁平に折り畳むことができる。
In the case of the
図9〜図12に、本発明の第3の実施の形態を示す。
この第3の実施の形態は、左右の両端面をフラップで密閉したシールエンドタイプの蓋付きカートンに本発明を適用した場合の例を示すものである。
9 to 12 show a third embodiment of the present invention.
This third embodiment shows an example in which the present invention is applied to a sealed end type carton with a lid which is sealed at both left and right end faces with flaps.
この第3の実施の形態に係るカートン70は、図9にその展開図を示すように、角折り線a〜cを介して、後面板74、底面板75、前面板76、天面板77が連接されている。
The
これら各板の上縁部には、折り線d〜gを介して、外大フラップ78、小フラップ79、内大フラップ80、小フラップ81が連接されているとともに、下縁部には、折り線h〜kを介して、外大フラップ82、小フラップ83、内大フラップ84、小フラップ85がこの順に連接されている。なお、内大フラップ80,84の先端左右の角部は、前記第1の実施の形態のカートン10と同じく、段差部80a,84aとされている。この例の場合も、外大フラップ78,82と内大フラップ80,84の長さHは、第1の実施の形態の場合と同様に、底面板75と天面板77の幅Wの約2/3程度の長さからなるハーフフラップとされている。また、小フラップ79,81,83,85の表面には、前記第1の実施の形態と同じく、前記段差部80a,84aの階段形状に沿った形状からなる膨出部79a,81a,83a,85aがエンボス加工によって形成されている。
An outer
また、後面板74の左側縁部には、表半切り線lとミシン目線mを介して、エンボス加工による膨らみ86を形成された係止穴用背板87が連接されているとともに、前記ミシン目線mと接した位置には、略山形になる係止穴形成用のジッパー線nが形成されている。さらに、このジッパー線nの部分には、ミシン目線mと平行に裏半切り線oが形成されている。
A locking hole back
一方、天面板77の右側縁部には、角折り線pを介して係止片板88が連接されている。この係止片板88には、ジッパー線qによって舌片状の係止片89を切抜き可能とされている。さらに、天面板77には、前記ジッパー線qに連なる表半切り線rと、この表半切り線rと並行に走る裏半切り線sが形成されている。
On the other hand, a locking
そして、第3の実施の形態の場合、上記展開形状からなるカートン70において、天面部の内大フラップ80と、底面部の内大フラップ84のそれぞれに、前記第1の実施の形態に係るカートン10と同様の表半切り線35と裏半切り線36からなる隠れ破断部34を形成したものである。
In the case of the third embodiment, in the
上記第3の実施の形態に係るカートン70は、次のようにして組み立てられる。まず最初に、係止穴用背板87の裏面のハッチングを付して示した部分に接着剤を塗布した後、該係止穴用背板86を表半切り線lとミシン目線mに沿って裏側に折り返し、後面板74の裏面に接着する。
The
次いで、角折り線a〜c、pに沿って、後面板74、底面板75、前面板76、天面板77、係止片板88を折り曲げ、係止片板88の裏面のハッチングを付して示した部分に接着剤を塗布した後、係止片板88を後面板74の外面に接着し、断面四角形状の胴部を形成する。さらに、下部側の折り線h〜kに沿って小フラップ83,85、内大フラップ84、外大フラップ82をこの順に折り曲げていき、お互いを接着剤で貼り合わせることにより、下底部を密閉された半組み立て状態のカートンを得る。
Next, the
上記半組み立て状態において、上部側の開口から粉末洗剤を収納した後、上部側の折り線d〜gに沿って小フラップ79,81、内大フラップ80、外大フラップ78をこの順に折り曲げていき、お互いを接着剤で貼り合わせることにより、図10に示すように、左右の側面をフラップによって密封されたカートン70とするものである。
In the semi-assembled state, after the powder detergent is stored from the opening on the upper side, the
その使用に際しては、後面板74に接着されている係止片板88の係止片89を指で掴み、折り線u位置で折り返しながら上方へ引っ張り上げていき、係止片板88と天面板77を左右のジッパー線q、表半切り線r、裏半切り線sに沿って上方へ切り裂いていく。この切り裂きが天面板77の折り線cの位置まで達すると、図11に示すように、該切り裂かれた部分が開閉自在な蓋部となる。また、この蓋部と一緒になって切り取られた後面板74の略山形をしたジッパー線nの部分が蓋部ロック用の差し込み穴90となり、この差し込み穴90内に蓋部先端の係止片89を差し込むことにより、蓋部を定位置に係止するようにしたものである。
In use, the
上記第3の実施の形態に係るカートン70の場合も、前記第1の実施の形態の場合と同様に廃棄時にカートン全体を扁平に折り畳んで減容化することができる。すなわち、粉末洗剤などの内容物を使い終わった後、左右の側面を構成する内大フラップ80,84にそれぞれ形成されている隠れ破断部34,34を第1の実施の形態の場合と同様にして押し破る。そして、左右の側面部を構成するすべてのフラップを外方へ引き出して開いた後、角折り線a〜c,pに沿って折り畳むことにより、第1の実施の形態の場合と同様に扁平に折り畳むことができる。
In the case of the
以上、3つの実施の形態について説明したが、これら実施の形態に係るカートンは、前述したようにフラップ部分にミシン目などの貫通孔を持たない容器であるため、粒度の小さな粉体であっても収納可能であり、例えば、平均粒径φ200μm〜φ1mmの粉体、特にφ1mm以上が20%以下、φ150μm以下が10%以下の粒度分布からなる粉末の容器として好適である。φ1mm以上が10%以下であればさらに望ましい。 Although the three embodiments have been described above, the carton according to these embodiments is a powder having a small particle size because it is a container having no through-holes such as perforations in the flap portion as described above. For example, it is suitable as a powder container having an average particle diameter of φ200 μm to φ1 mm, particularly a powder container having a particle size distribution in which φ1 mm or more is 20% or less and φ150 μm or less is 10% or less. More preferably, φ1 mm or more is 10% or less.
本発明に係る粉体用カートンを用いて使用試験を行った。試験には、第1の実施の形態に係るカートン10(図1〜図4)と、この第1の実施の形態に係るカートン10において内大フラップ22の先端左右の段差部22aを無くしたカートンの2つを用いた。これら2つのカートンにおける隠れ破断部34の表半切り線35と裏半切り線36の離間距離Δdは5mmとした。なお、比較対象として、逆Y字形の折り線を有する図12の従来のカートンを用いた。その試験結果を表1に示す。
A use test was performed using the carton for powder according to the present invention. In the test, the carton 10 (FIGS. 1 to 4) according to the first embodiment and the
上記試験結果から明らかなように、本発明のカートン、特に段差部22aを有するカートンの場合、折り畳み性、隠れ破断部の開口性、洗剤の固化性のいずれにおいても極めて優れていることが確認された。また、段差部22aが無い場合には、隠れ破断部34に指を差し込んでフラップを引き剥がす際に外大フラップ24の一部にフラップ破れが発生したが、これは内大フラップ22と外大フラップ24の接着面積が広くて接着強度が大きすぎることによるものであり、接着剤の塗布面積を調節することによって簡単に解決できるもので、本発明にとって本質的な問題ではない。
As is clear from the above test results, it is confirmed that the carton of the present invention, particularly the carton having the stepped
10 第1の実施の形態の係るカートン
11 カートン本体
12 蓋部
22 内大フラップ
22a 段差部
24 外大フラップ
34 隠れ破断部
35 表半切り線
36 裏半切り線
50 第2の実施の形態に係るカートン
58,62 外大フラップ
60,64 内大フラップ
60a,64a 段差部
70 第3の実施の形態に係るカートン
78,82 外大フラップ
80,84 内大フラップ
80a,84a 段差部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
少なくとも前記外大フラップは、密閉状態において内大フラップの全面を覆うことのないハーフフラップとされており、
該外大フラップの下側に折り畳まれた内大フラップには、外大フラップによって覆われることなく外部に露出する位置に、所定の離間距離を保ちながら並行に走る表半切り線と裏半切り線とによって区画された所定輪郭形状になる隠れ破断部が形成されており、
該隠れ破断部をカートン内側に向けて押圧することにより、表半切り線と裏半切り線に沿って押し破ることができるようにしたことを特徴とする粉体用カートン。 A carton in which at least one surface of a rectangular box is sealed with a flap, and a pair of small flaps are formed on a pair of opposing edge portions of the sealing surface, and the pair of small flaps are formed. An inner large flap is formed on one of a pair of end edges on the side orthogonal to the end edge, and an outer large flap is formed on the other end edge. In a carton for a powder in which the inner large flap and the outer large flap are folded and bonded in this order to seal the surface,
At least the outer large flap is a half flap that does not cover the entire inner large flap in a sealed state,
The inner large flap folded under the outer large flap has a front half-cut line and a back half-cut that run in parallel while maintaining a predetermined separation distance at a position exposed to the outside without being covered by the outer large flap. Hidden rupture portion that is a predetermined contour shape partitioned by a line is formed,
A powder carton characterized by being able to be pushed and broken along a front half-cut line and a back half-cut line by pressing the hidden fracture portion toward the inner side of the carton.
粉体用カートンが下底面をフラップで密閉され、かつ、上面を蓋付きの開口部とされたカートンからなり、該カートンの下底面の内大フラップに前記隠れ破断部を形成したことを特徴とする粉体用カートン。 The carton for powder according to claim 1,
The carton for powder is made of a carton whose bottom surface is sealed with a flap and the top surface is an opening with a lid, and the hidden fracture portion is formed in an inner large flap on the bottom surface of the carton. To powder for carton.
粉体用カートンが左右の両端面または上下の両端面をフラップで密閉されたカートンからなり、該カートンの左右の両端面または上下の両端面の内大フラップのそれぞれに前記隠れ破断部を形成したことを特徴とする粉体用カートン。
The carton for powder according to claim 1,
The carton for powder consists of cartons whose left and right end faces or upper and lower end faces are sealed with flaps, and the hidden fracture portions are formed on the left and right end faces of the carton or the inner large flaps of the upper and lower end faces, respectively. A carton for powder characterized by that.
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