JP2005101597A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微細化された半導体装置においても、良好に層間絶縁層が埋めこまれた半導体装置を提供する。
【解決手段】 本発明の半導体装置は、半導体層10と、前記半導体層1の上方に形成された第1層間絶縁層20と、前記第1層間絶縁層20の上方に形成された配線層30と、前記配線層30間を埋め込む低誘電率層40を含む第2層間絶縁層50と、を含み、前記低誘電率層40は、フッ素の含有量が異なる複数の層からなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、配線層間に形成される層間絶縁層に特徴を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、半導体装置の微細化にともない、配線層間の溝の幅は狭くなっており、このような狭い溝に層間絶縁層を良好に埋め込むことができない場合がある。このような場合、配線層間の層間絶縁層に空孔や隙間(以下「ボイド」という)ができてしまい、配線間でショートを起こすことなどがあり半導体装置の信頼性を損なうことがある。
また、半導体集積回路装置(LSI)においては、素子の動作速度の高速化に伴い、層間絶縁層として低誘電率絶縁層を用いて、隣接する配線間の容量及び積層された配線間の容量を低減することが必須となってきている。
本発明の目的は、特に、微細化された半導体装置において、低誘電率の層間絶縁層が良好に埋めこまれた半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
1.半導体装置
本発明の半導体装置は、半導体層と、
前記半導体層の上方に形成された第1層間絶縁層と、
前記第1層間絶縁層の上方に形成された配線層と、
前記配線層間を埋め込む低誘電率層を含む第2層間絶縁層と、を含み、
前記低誘電率層は、フッ素の含有量が異なる複数の層からなる。
本発明の半導体装置によれば、配線層間に埋め込まれる第2層間絶縁層は、異なる誘電率をもった複数の層からなる低誘電率層で構成される。そして、この低誘電率層は、フッ素の含有量が異なる複数の層からなる。配線層間に生じる溝の底部付近と開口部付近とでは、求められる埋め込み性の精度は異なるが、本発明によれば、求められる埋め込み性の精度の応じてフッ素の含有量が異なる層を積層することで、配線層間が良好に埋め込まれた層間絶縁層が形成された半導体装置が得られる。その結果、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明は、さらに、下記の態様をとることができる。
(A)本発明の半導体装置において、前記低誘電率層は、少なくとも、前記配線層に最も近い第1層と該第1層の上方に形成された第2層とを含み、前記第1層のフッ素の含有量は、前記第2層のフッ素の含有量と比して少ない層であることができる。この態様によれば、低誘電率層を構成する複数の層において配線層により近い層は、フッ素の含有量が少ない分、配線層より遠い層と比してシリコンの含有量が多く緻密な膜が設けられていることとなる。そのため、配線層間において、高い埋め込み性が要求される箇所には、緻密な絶縁層が設けられ、配線層間が良好に絶縁された半導体装置を提供することができる。
(B)本発明の半導体装置において、前記第1層は、前記第2層と比して、成膜速度が遅い条件で形成された層であることができる。
(C)本発明の半導体装置において、前記第1層は、前記第2層と比して、デポジションリムーバルレシオが低い条件で形成された層であることができる。
(D)本発明の半導体装置において、前記第2層間絶縁層は、前記低誘電率層の上方に設けられたキャップ層を含むことができる。
(E)本発明の半導体装置において、前記キャップ層は、フッ素を含まない絶縁層であることができる。
(F)本発明の半導体装置において、前記第2層間絶縁層は、前記低誘電率層の下方に設けられたライナー層を含むことができる。
(G)本発明の半導体装置において、前記ライナー層は、フッ素を含まない絶縁層であることができる。
(H)本発明の半導体装置において、前記配線層が設けられていない領域の前記第1層間絶縁層上の前記低誘電率層の上面は、前記配線層の上面と比して低い位置にあることができる。
(I)本発明の半導体装置において、前記低誘電率層は、HDP−CVD法により形成された層であることができる。
2.半導体装置の製造方法
本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体層の上方に第1層間絶縁層を形成する工程と、
前記第1層間絶縁層の上方に配線層を形成する工程と、
前記配線層間を埋め込むために、低誘電率層を含む第2層間絶縁層を形成する工程とを、含み、
前記低誘電率層は、成膜速度が異なる条件で複数の層を積層することにより形成される。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、配線層間には、フッ素濃度が異なる複数の層からなる低誘電率層を含む第2層間絶縁層が形成されている。そして、この低誘電率層は、成膜速度が異なる条件で形成された層が複数層積層されたものである。配線層間に生じる溝の底部付近と開口部付近とでは、求められる埋め込み性の精度は異なるが、本発明の半導体装置の製造方法によれば、求められる埋め込み性の精度に応じて成膜速度を制御することで、配線層間が良好に埋め込まれた層間絶縁層を形成することができる。その結果、信頼性の高い半導体装置を製造することができる。
本発明は、さらに下記の態様をとることができる。
(A)本発明の半導体装置の製造方法において、前記低誘電率層の形成において、該低誘電率層は、少なくとも、前記配線層に最も近い第1層と該第1層の上方に形成された第2層とを含み、該第1層は、該第2層と比して、成膜速度が遅い条件で形成されることができる。この態様によれば、配線層間に埋め込まれる層間絶縁層のうち下方(配線層間の溝の底部方向)の層は、上方(配線層間の溝の開口部方向)の層と比して成膜速度が遅い条件で形成されることにより、良好な埋め込み性を確保することができる。さらに、上方の層は、下方の層と比して、成膜速度が速い条件で形成されることにより、半導体装置の生産性を向上させることができる。
(B)本発明の半導体装置の製造方法において、前記低誘電率層の形成において、前記第1層は、前記第2層と比して、デポジションリムーバルレシオが低い条件で形成されることができる。
(C)本発明の半導体装置の製造方法において、前記第1層は、前記第2層と比して、成膜ガスの総流量が少ない条件で形成されることができる。
(D)本発明の半導体装置の製造方法において、前記第2層間絶縁層を形成する工程は、前記低誘電率層の上方にキャップ層を形成する工程を含むことができる。
(E)本発明の半導体装置の製造方法において、前記キャップ層は、フッ素を含まない絶縁層であることができる。
(F)本発明の半導体装置の製造方法において、前記第2層間絶縁層を形成する工程は、前記低誘電率層を形成する前にライナー層を形成する工程を含むことができる。
(G)本発明の半導体装置の製造方法において、前記ライナー層は、フッ素を含まない絶縁層であることができる。
(H)前記第2層間絶縁層の形成では、前記配線層が形成されていない領域の第1層間絶縁層の上に形成される前記低誘電率層の上面は、前記配線層の上面と比して低くなるように形成されることができる。
(I)本発明の半導体装置の製造方法において、前記低誘電率層は、HDP−CVD法により形成されることができる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
1.半導体装置
図1は、本実施の形態にかかる半導体装置を模式的に示す断面図である。
半導体層10の上には、一般的な公知技術により形成された各種半導体素子(図示せず)が設けられている。半導体素子を含む半導体層10の上方に、第1層間絶縁層20が設けられている。第1層間絶縁層20の上には、複数の配線層30が設けられている。
配線層30は、たとえば、アルミニウムまたはアルミニウム合金層からなる導電層34と、導電層34の上方に形成された、高融点金属化合物の窒化物層からなる上地層36と、を含む。また、導電層34の下方に、下地層32が設けられていてもよい。配線層30間には、第2層間絶縁層50が形成されている。この第2層間絶縁層50について、以下に詳細を説明する。
第2層間絶縁層50は、低誘電率層40を含んで構成され、この低誘電率層40は、フッ素の含有量が異なる複数の層が積層されてなる。このようなフッ素を含有する酸化系層間絶縁膜としてFSG(フッ素ドープ酸化シリコン;Flouro Silicate Glass)が良く知られている。低誘電率層において、下方(配線層30間の溝の底部方向や配線層30に近い方向)に位置する層は、上方(配線層30間の溝の開口部方向や配線層30に接する層よりも離れている方向)に位置する層と比して、フッ素の含有量が少ない層である。たとえば、本実施の形態で示すように、低誘電率層40をフッ素の含有量が少ない第1絶縁層40aと、第1絶縁層40aと比してフッ素の含有量が多い第2絶縁層40bとで構成することができる。第1絶縁層40aおよび第2絶縁層40bは、共に、フッ素を含んだガスを用いることができるプラズマCVD法やHDP−CVD(High Density Plasma CVD)法により形成された層を用いることができる。
低誘電率層40は、配線層30が形成されていない領域の第1層間絶縁層20の上に形成される低誘電率層40の上面が配線層30の上面と比して低い位置となるような膜厚を有することが好ましい。さらには、配線層30が、図1に示す半導体装置100のように、高融点金属化合物などの上地層36などを積層して形成されている場合には、配線層30が形成されていない領域の第1層間絶縁層20の上に設けられる低誘電率層40の上面が、導電層34の上面より下に位置することが好ましい。このような態様をとることにより、上地層36と第2絶縁層40bとが接することを防ぐことができる。低誘電率層40は、フッ素を含有する層であるため、フッ素と上地層36を構成している金属とが接してしまい、金属のフッ化物が生じてしまうことがある。このようにして生じる金属のフッ化物は、高抵抗なものであり、配線層の抵抗が上がってしまうことがある。しかし、本実施の形態のように、配線層30の上面、好ましくは導電層34の上面より低い位置に、第1層間絶縁層20の上にある低誘電率層40の上面が位置することにより、そのような問題が起きることを回避することができる。
さらに、低誘電率層40の上方には、キャップ層42が設けられている。キャップ層42は、フッ素を含まない絶縁層であり、たとえば、プラズマCVD法やHDP−CVD法や常圧CVD法や塗布法を用いた酸化シリコン層からなる。酸化シリコン層としては、TEOS層やUSG(Undoped Silicate Glass)層を挙げることができる。成膜方法によっては、酸窒化シリコン層でもよい。。また、配線層30および第1層間絶縁層20と低誘電率層40との間には、ライナー層44が介在している。ライナー層44は、第2層間絶縁層50を形成する際に配線層30がプラズマダメージなどをうけるのを防ぐために形成されている。ライナー層44としては、キャップ層42と同様の材質を用いることができる。また、図1に示すように、低誘電率層40の上方には、平坦化絶縁層46が形成されていてもよい。平坦化絶縁層46は、低誘電率層40の凹凸を埋めこみ、平坦な面を形成している。このように、第2層間絶縁層50は、ライナー層44、低誘電率層40、キャップ層42および平坦化絶縁層46が積層されて構成される。
第2層間絶縁層50の上には、配線層60が形成されている。第2層間絶縁層50には、配線層60と配線層30とを電気的に接続するためのコンタクトホール52が設けられており、コンタクトホール52には、コンタクト層54が形成されている。
本実施の形態の半導体装置によれば、第2層間絶縁層50は、低誘電率層40を含んで構成される。そして、この低誘電率層40は、フッ素の含有量の異なる複数の層からなる。具体的には、低誘電率層40において、下方(配線層30間の溝の底部方向や配線層30に接する層に近い方向)の層は、上方(配線層30間の溝の開口部方向や配線層30に接する層よりも離れている方向)の層と比してフッ素の含有量が少ない層が設けられている。そのため、下方の層は、フッ素の含有量が少ない分シリコンの含有量が多く、より緻密な膜質の層であり、微細化が図られた半導体装置の配線層30間を良好に絶縁することができる。そのため、信頼性がより向上した半導体装置を提供することができる。また、第2層間絶縁層50は、低誘電率層40を含んで構成されていることにより、配線層30間の容量を低減させることができ、半導体素子の高速化に対応した半導体装置を提供することができる。
2.半導体装置の製造方法
次に、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図2〜図4は、本実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
(1)まず、半導体層10の上に、たとえば、MOSFETなどの半導体素子、配線層および素子分離領域(図示せず)を一般的な公知技術により形成する。次に、半導体素子などが形成された半導体層10の上方に、第1層間絶縁層20を形成する。第1層間絶縁層20は、たとえば、酸化シリコン層などを用いることができ、プラズマCVD法や塗布法などにより形成される。
そして、第1層間絶縁層20に、コンタクトホール(図示せず)を形成する。コンタクトホールは、たとえば、異方性の反応性イオンエッチングにより形成される。コンタクトホール内に、公知の方法により、コンタクト層(図示せず)を形成する。コンタクト層は、たとえば、タングステンプラグ,アルミニウム合金層からなる。
ついで、第1層間絶縁層20の上に、配線層30を形成する。配線層30は、下地層32、導電層34および上地層36が積層されて形成される。
まず、下地層32について説明する。下地層32は、後の工程で形成する導電層34と第1層間絶縁層20およびコンタクト層(図示せず)との濡れ性を向上させる役割を果す。下地層32の材質としては、高融点金属、高融点金属の窒化物、高融点金属からなる合金を挙げることができる。高融点金属としては、たとえばチタン(Ti),タンタル(Ta),ニオブ(Nb),バナジウム(V),クロム(Cr),モリブデン(Mo),ジルコニウム(Zr),ハフニウム(Hf),タングステン(W)を挙げることができる。高融点金属の窒化物としては、たとえば窒化チタン(TiN)を挙げることができる。高融点金属からなる合金としては、たとえばチタンタングステン(TiW)を挙げることができる。下地層32の形成方法としては、たとえばスパッタリング法,CVD法,イオンプレーティング法、蒸着法を挙げることができる。
次に、導電層34について説明する。導電層34の材質としては、特に限定されず、たとえば銅、銀、アルミニウム、およびそれらの合金などを挙げることができる。導電層34の形成方法としては、たとえばスパッタリング法(反応性スパッタリング法)を挙げることができる。導電層34として、アルミニウムの合金などを形成するときは、前述の下地層32としては、窒化チタンを用いると、より濡れ性が向上した条件で行なうことができる。
次に、上地層36について説明する。上地層36は、反射防止膜として用いられる。上地層36の材質としては、たとえば、窒化チタンを挙げることができる。上地層36の形成方法としては、たとえば、スパッタリング法、CVD法を挙げることができる。
ついで、下地層32、導電層34および上地層36をパターニングすることにより、図2に示すように、配線層30が形成される。このパターニングは、公知のリソグラフィおよびエッチング技術により行なうことができる。
(2)次に、配線層30の間を埋めこむように、第2層間絶縁層50を形成する(図4参照)。第2層間絶縁層50は、図3に示すように、成膜速度が異なる条件で形成された複数の層で形成される低誘電率層40を含む。たとえば、下方(配線層30の溝の底部方向や配線層30に接する層に近い方向)の層は、上方(配線層30の開口部方向や配線層30に接する層よりも離れている方向)の層と比して成膜速度の遅い条件で成膜されることができる。本実施の形態では、低誘電率層40を、第1絶縁層40aと、第1絶縁層40aと比して成膜速度が速い条件で第2絶縁層40bとで形成する場合について説明する。
まず、配線層30が形成された第1層間絶縁層20の上に、第1絶縁層40aを形成する。第1絶縁層40aは、フッ素を含んだガスを用いたプラズマCVD法やHDP−CVD法により形成される。特に、HDP−CVD法で形成する場合には、緻密な膜を形成することができる。第1絶縁層40aは、配線層30間をより良好に埋めこむために、後に形成される第2絶縁層40bと比して成膜速度が遅い条件で形成される。このように、成膜速度が遅い条件で第1絶縁層40aを形成することで、フッ素の含有量が少ない膜を得ることができる。
以下に、第1絶縁層40aおよび第2絶縁層40bの形成条件の具体例について述べる。たとえば、第1絶縁層40aは、プラズマCVD法やHDP−CVD法におけるDRR(Deposition Removal Ratio、デポジションリムーバルレシオ)値が第2絶縁層40bと比して小さい条件で成膜されることが好ましい。ここでDRR値とは、(ノンバイアス時の成膜速度)/(ノンバイアス時の成膜速度‐実測される成膜速度)の式により求められる値である。通常、HDP‐CVD法などのプラズマを用いた成膜法では、プラズマを安定させるためにアルゴンガスなどの不活性ガスが成膜時に用いられている。アルゴンガスが存在していることにより、成膜と同時に物理的作用によるエッチングが行なわれることとなる。また、本実施の形態のように、フッ素を含有する膜を形成する場合、たとえば、フッ素を含んだガスとしてSiFガスを成膜時に用いるが、SiFガスは、成膜ガスとしても機能する一方フッ素の働きにより化学的なエッチングを行なうエッチングガスとしても機能する。ノンバイアス状態にして成膜をすることで、アルゴンガスのエッチング作用がなく、フッ素ガスによるエッチング作用だけがある状態の成膜速度を調べることができる。すなわち、DRR値は、フッ素によるエッチング作用を受けている状態の成膜速度とアルゴンガスの作用によるエッチング作用との比を表す。よって、DRR値が小さいほど、物理的作用によるエッチングを受けながら成膜していることとなる。本実施の形態では、上述したように、第1絶縁層40aは、第2絶縁層40bと比して、DRR値が小さい条件で成膜されるため、配線層30間の溝を良好に埋めこむことができる。その後、第2絶縁層40bが、第1絶縁層40aよりDRR値が大きい条件で形成されることにより、生産性を向上させることができる。DRR値の制御は、物理的なエッチング作用を有するアルゴンガス以外の成膜時に用いられるガスの流量を調整することにより行なうことができる。たとえば、アルゴンガス以外の成膜時に用いられるガス、SiHやOやSiFガスの流量を減少させることでDRR値を小さくすることができる。また、DRR値の制御の他の具体例としては、成膜温度の制御、RFパワーの制御などにより成膜速度を低くすることができる。
また、第2絶縁層40bを形成した後に、第2絶縁層40bの上方にキャップ層42を形成することが好ましい。キャップ層42は、第2絶縁層40bに含有されているフッ素が拡散することを防ぐ役割を果す。キャップ層42の材質としては、たとえば、酸化シリコン層などを用いることができ、CVD法、塗布法などにより形成することができる。さらに、第1絶縁層40aを形成する前には、配線層30や第1層間絶縁層20をプラズマダメージから保護するために、ライナー層44を形成することが好ましい。ライナー層44の材質としては、たとえば、酸化シリコン層などを用いることができ、CVD法、塗布法などにより形成することができる。
図3に示すように、配線層30が形成されていない領域の第1層間絶縁層20の上の第2絶縁層40b上面の位置は、配線層30の導電層34の上面より低くなるように形成されることが好ましい。このような態様をとる場合、上地層36と第2絶縁層40bが接触することを防ぐことができる。上地層36を構成するチタンなどの金属材料と第2絶縁層40bに含有されているフッ素が接触することにより、チタンのフッ化物が生じてしまう。このフッ化物は高抵抗であるため、このフッ化物が生じることにより配線としての機能が低下してしまうことがあるが、本実施の形態の製造方法ではそのような問題が起きることを回避することができる。
(3)次に、図4に示すように、平坦な表面を形成するために、キャップ層42の上方に平坦化絶縁層46を形成する。この平坦化絶縁層46の形成は、絶縁層(図示せず)を堆積したのち、CMP法などによりエッチバックして平坦な表面を形成することにより行なわれる。平坦化絶縁層46の材質としては、たとえば、酸化シリコン層を用いることができ、CVD法などにより形成することができる。このようにして、第2層間絶縁層50が形成される。
(4)次に、図1に参照されるように、第2層間絶縁層50にコンタクトホール52を形成する。コンタクトホール52の形成は、一般的なリソグラフィおよびエッチング技術により行なうことができる。ついで、コンタクトホール52にコンタクト層54を形成する。コンタクト層54の形成は、コンタクトホール52を埋めこむように、導電材を形成した後、エッチバックすることにより形成される。ついで、コンタクト層54の上方に配線層60を形成する。配線層60の形成は、前述の配線層30の形成と同様にして行なうことができる。
以上のようにして、本実施の形態にかかる半導体装置100を形成することができる。
本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第2層間絶縁層50は、成膜条件が異なる複数の層で形成された低誘電率層40を含む。たとえば、低誘電率層40の形成は、下方(配線層30間の溝の底部方向や配線層30に接する層に近い方向)の第1絶縁層40aを成膜速度が遅い条件で形成した後、上方(配線層30の溝の開口部方向や配線層30に接する層よりも離れている方向)の第2絶縁層40bを第1絶縁層40aと比して成膜速度の遅い条件で形成することにより行なうことができる。そのため、配線層30間の溝の底部付近にボイドが発生しないように絶縁層を埋め込むことができる。また、第1絶縁層40aと比して成膜速度が速い条件で第2絶縁層40bを形成することにより、生産性の向上を図ることができる。すなわち、高い埋め込み性が要求される箇所に対しては、成膜速度が遅い条件で絶縁層を形成することと、比較的埋め込み性の要求が少ない箇所に対しては、生産性を向上させるために、成膜速度が高い条件で絶縁層を形成することとを組み合わせて行なう。そのため、本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、微細化が要求される半導体装置において、埋め込み性が良好でありかつ生産性の改善を図ることができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で変形が可能である。たとえば、本実施の形態では、低誘電率層40は、2種の成膜条件により形成された2層を積層しているが、これに限られず、3種以上の条件により形成された膜を積層してもよい。
また、本実施の形態では、酸化シリコン層を絶縁層として使用しているが、成膜方法、誘電率のターゲットによっては、酸化シリコン層に窒素を導入した酸窒化シリコン層を使用してもよい。膜の緻密性は酸化シリコン層単体よりも酸窒化シリコン層の方が高いため、効果があがる。
以下、本実施の形態に係る半導体装置について行った実験結果について述べる。実験で用いられたサンプルは、以下のようである。
(a)本実施の形態のサンプル
半導体層10としてシリコン基板上に、層間絶縁層20としてのシリコン酸化層を形成した。ついで、第1層間絶縁層20の上に配線層30を形成した。配線層30の具体的な構成は、下地層32として窒化チタン、導電層34としてアルミニウム合金層、上地層36としてチタンと窒化チタンの積層膜を用いた。また、配線層30の幅は0.334μm、配線層30の距離が0.202μmとなるように形成した。ついで、ライナー層44として、フッ素を導入しない酸化シリコン層を60nm形成した。次に、第1絶縁層40aとして、フッ素を導入した酸化シリコン層を150nm形成した。このとき、SiHガスの総流量は、31sccm、Oガスの総流量は、96sccmおよびSiFガスの総流量は、30.8sccmの条件で成膜を行なった。ついで、第2絶縁層40bとして、フッ素導入した酸化シリコン層を240nm形成した。このとき、SiHガスの総流量は、33.2sccm、Oガスの総流量は、104sccmおよびSiFガスの総流量は、33.1sccmの条件で成膜を行なった。次に、キャップ層42を形成した。キャップ層42としてフッ素を導入しない酸化シリコン層を100nm形成した。このようにして第2層間絶縁層50を形成した。得られたサンプルの断面写真を図5に示す。
[比較例]
(b)比較用サンプル
比較例のサンプルの形成については、実施例のサンプルと異なる点について説明する。比較例のサンプルでは、配線層30の幅が0.301μm、配線層30間の距離が0.265μmになるように配線層30を形成した。ついで、ライナー層44として、フッ素を導入しない酸化シリコン層を60nm形成した。次に、絶縁層として、低誘電率層を390nm形成した。このとき、SiHガスの総流量は、37sccm、Oガスの総流量は、116sccmおよびSiFガスの総流量は、37sccmの条件で成膜を行なった。次に、キャップ層42を形成した。キャップ層42としてフッ素を導入しない酸化シリコン層を100nm形成した。このようにして第2層間絶縁層50を形成した。得られたサンプルの断面写真を図6に示す。
図6から明らかなように、実施例のサンプルでは、配線層30間に良好に第2層間絶縁層50が形成されていることが確認された。一方、比較例のサンプルでは、配線層30間の層間絶縁層中に空孔が発生していることが確認された。よって、本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、微細化が図られた半導体装置であっても、配線層30間が良好に埋めこまれた半導体装置を製造することができる。
本実施の形態の半導体装置を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造方法の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造方法の製造工程を模式的に示す断面図。 本実施の形態の半導体装置の製造方法の製造工程を模式的に示す断面図。 実施例にかかる半導体装置の断面のSEM写真。 比較例にかかる半導体装置の断面のSEM写真。
符号の説明
10 半導体層、 20 第1層間絶縁層、 30,60 配線層、 32 下地層、
34 導電層、 36 上地層、 40 低誘電率層 40a 第1絶縁層、 40b 第2絶縁層、 42 キャップ層、 44 ライナー層、 50 第2層間絶縁層 52 コンタクトホール、 54 コンタクト層、 100 半導体装置

Claims (20)

  1. 半導体層と、
    前記半導体層の上方に形成された第1層間絶縁層と、
    前記第1層間絶縁層の上方に形成された配線層と、
    前記配線層間を埋め込む低誘電率層を含む第2層間絶縁層と、を含み、
    前記低誘電率層は、フッ素の含有量が異なる複数の層からなる、半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記低誘電率層は、少なくとも、前記配線層に最も近い第1層と該第1層の上方に形成された第2層とを含み、
    前記第1層のフッ素の含有量は、前記第2層のフッ素の含有量と比して少ない、半導体装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1層は、前記第2層と比して、成膜速度が遅い条件で形成された層である、半導体装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記第1層は、前記第2層と比して、デポジションリムーバルレシオが低い条件で形成された層である、半導体装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記第2層間絶縁層は、前記低誘電率層の上方に設けられたキャップ層を含む、半導体装置。
  6. 請求項5において、
    前記キャップ層は、フッ素を含まない絶縁層である、半導体装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記第2層間絶縁層は、前記低誘電率層の下方に設けられたライナー層を含む、半導体装置。
  8. 請求項7において、
    前記ライナー層は、フッ素を含まない絶縁層である、半導体装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記配線層が設けられていない領域の前記第1層間絶縁層上の前記低誘電率層の上面は、前記配線層の上面と比して低い位置にある、半導体装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    前記低誘電率層は、HDP−CVD法により形成された層である、半導体装置。
  11. 半導体層の上方に第1層間絶縁層を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁層の上方に配線層を形成する工程と、
    前記配線層間を埋め込むために、低誘電率層を含む第2層間絶縁層を形成する工程とを、含み、
    前記低誘電率層は、成膜速度が異なる条件で複数の層を積層することにより形成される半導体装置の製造方法。
  12. 請求項11において、
    前記低誘電率層は、少なくとも、前記配線層に最も近い第1層と該第1層の上方に形成された第2層とを含み、該第1層は、該第2層と比して、成膜速度が遅い条件で形成される、半導体装置の製造方法。
  13. 請求項12において、
    前記第1層は、前記第2層と比して、デポジションリムーバルレシオが低い条件で形成される、半導体装置の製造方法。
  14. 請求項12または13において、
    前記第1層は、前記第2層と比して、成膜ガスの総流量が少ない条件で形成される、半導体装置の製造方法。
  15. 請求項11〜14のいずれかにおいて、
    前記第2層間絶縁層を形成する工程は、前記低誘電率層の上方にキャップ層を形成する工程を含む、半導体装置の製造方法。
  16. 請求項15において、
    前記キャップ層は、フッ素を含まない絶縁層である、半導体装置の製造方法。
  17. 請求項11〜16のいずれかにおいて、
    前記第2層間絶縁層を形成する工程は、前記低誘電率層を形成する前にライナー層を形成する工程を含む、半導体装置の製造方法。
  18. 請求項17において、
    前記ライナー層は、フッ素を含まない絶縁層である、半導体装置の製造方法。
  19. 請求項11〜18のいずれかにおいて、
    前記第2層間絶縁層の形成では、前記配線層が形成されていない領域の第1層間絶縁層の上に形成される前記低誘電率層の上面は、前記配線層の上面と比して低くなるように形成される、半導体装置の製造方法。
  20. 請求項11〜19のいずれかにおいて、
    前記低誘電率層は、HDP−CVD法により形成される、半導体装置の製造方法。

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