JP2005096931A - 後処理装置 - Google Patents

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幹彦 山川
Toshio Shida
寿夫 志田
Hiroyasu Sato
浩泰 佐藤
Masahiro Kaneko
昌浩 金子
Norishige Kato
典成 加藤
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Abstract

【課題】 高速搬送される用紙の曲がりを確実に矯正する。例えば、折り処理部等において、用紙曲がりを解消して、正確に折り目を形成する。
【解決手段】 搬送ローラ54とレジストローラ601の駆動、及び搬送ローラ54の圧接、解除の切り換えを制御する制御手段100は、センサPSbが搬送ローラ54により後処理部に搬入される用紙Sの先端部通過を検知してから第1の所定時間T3経過後に搬送ローラ54の駆動を停止させ、第1の所定時間T3より長い第2の所定時間T4経過後に搬送ローラ54の駆動を再開させ、第2の所定時間T4より長い第3の所定時間T5経過後にレジストローラ601の駆動を開始させ、その後、解除手段SD4により従動ローラ54Bを解除位置に移動させるように制御する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電子写真複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を有する複合機等の画像形成装置本体から排出される用紙に対して、折り処理等の後処理を行う後処理装置に関し、特に、搬送されてくる用紙に対して用紙折り処理前に曲がりを確実に矯正する制御手段を備えた後処理装置に関するものである。
従来、画像形成装置本体としての複写機に、画像記録後の用紙を折り処理する機能を有する後処理装置を接続する画像形成装置が種々提供されている。
折り処理機能を有する後処理装置においては、搬送されてくる用紙に対して用紙折り処理前に曲がりを確実に矯正する事が必要である。
この従来の用紙搬送機構は、特許文献1に開示されているように、給紙手段により用紙収容装置から給紙された用紙をレジストローラによりレジストした後、レジストローラの上流側に配置され低速回転する搬送ローラにより低速で用紙を送り、搬送ローラの更に上流側に配置された高速搬送ローラによるニップ状態を自動的に解除させるように構成したものである。
実開平3−28141号公報
画像形成装置本体のレジストローラから後処理装置の折り処理部に至る用紙搬送路の全長は長距離であるから、搬送中に用紙曲がりが発生しやすい。また、後処理装置の上部に配置した表紙用紙給紙手段から折り処理部に至る用紙搬送路の全長も長いから、搬送中に用紙曲がりが発生しやすい。
折り処理前に用紙曲がりを矯正するために、搬送ローラによって搬送される用紙の先端部をレジストローラに突き当ててループを形成させる従来の用紙搬送機構が一般に実施されている。
従来の用紙搬送機構では、レジストローラ及び上流側の搬送ローラの作動タイミングを制御する手段が設けられていないため、搬送される用紙の曲がり矯正が不確実となり、レジスト後の処理、例えば、折り処理等の後処理において、用紙曲がりにより折り目曲がりが発生する等の問題が生じる。
本発明はこのような従来技術の問題を解決し、搬送される用紙の曲がり矯正を確実に実施した後処理装置を提供することを目的とするものである。
上記目的は、本発明の下記の後処理装置及び画像形成装置により解決される。
(1) 画像形成装置本体から排出された用紙を1枚毎又は複数枚重ねて搬送し、後処理部において後処理を行う後処理装置において、前記後処理部に搬入される前記用紙の先端部を当接させて一時停止させるレジストローラと、前記レジストローラより用紙搬送方向上流側に配置された駆動ローラと従動ローラとから成る搬送ローラと、前記従動ローラを前記駆動ローラとの圧接位置から解除位置に移動させる解除手段と、前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知するセンサと、前記搬送ローラ、前記レジストローラの駆動、及び前記解除手段の圧接、解除の切り換えを制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記センサが前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知してから第1の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を停止させ、前記第1の所定時間より長い第2の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を再開させ、前記第2の所定時間より長い第3の所定時間経過後に前記レジストローラの駆動を開始させ、その後、前記解除手段により前記従動ローラを解除位置に移動させるように制御することを特徴とする後処理装置。
(2) 画像形成装置本体から排出された用紙を1枚毎又は複数枚重ねて搬送し、後処理部において後処理を行う後処理装置において、前記後処理部に搬入される前記用紙の先端部を当接させて一時停止させるレジストローラと、前記レジストローラより用紙搬送方向上流側に配置された駆動ローラと従動ローラとから成る搬送ローラと、前記従動ローラを前記駆動ローラとの圧接位置から解除位置に移動させる解除手段と、前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知するセンサと、前記搬送ローラ、前記レジストローラの駆動、及び前記解除手段の圧接、解除の切り換えを制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記センサが前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知してから第1の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を停止させ、前記第1の所定時間より長い第2の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を再開させると共に前記レジストローラの駆動を開始させ、その後、前記解除手段により前記従動ローラを解除位置に移動させるように制御することを特徴とする後処理装置。
(3) 前記搬送ローラの周速度をV1とし、前記レジストローラの周速度をV2としたとき、V1≧V2、であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の後処理装置。
本発明の後処理装置により、以下の効果が得られる。
(1) 搬送ローラの駆動により用紙を搬送し、用紙の先端部がセンサを通過した後、所定時間経過して、用紙の先端部がレジストローラに当接して所定のループが形成されるまで搬送ローラにより搬送した後、搬送ローラの駆動を停止させ、搬送ローラの駆動を再開した後、レジストローラの駆動を開始させ、その後、解除手段を駆動させる事により従動ローラの圧接を解除し、レジストローラによって用紙を搬送するように制御する制御手段を設けた事により、高速搬送される用紙の曲がりが確実に矯正されるようになる。例えば、レジスト後の折り処理等の後処理において、用紙曲がりの解消により、正確な位置に折り目が形成される。
(2) 搬送ローラの駆動により用紙を搬送し、用紙の先端部がセンサを通過した後、所定時間経過して、用紙の先端部がレジストローラに当接して所定のループが形成されるまで搬送ローラにより搬送した後、搬送ローラの駆動を停止させ、搬送ローラの駆動とレジストローラの駆動を同時に開始させ、その後、解除手段を駆動させる事により従動ローラの圧接を解除し、レジストローラによって前記用紙を搬送するように制御する制御手段を設けた事により、高速搬送される用紙の曲がりが確実に矯正される。例えば、レジスト後の折り処理等の後処理において、用紙曲がりの解消により、正確な位置に折り目が形成される。また、搬送ローラの駆動とレジストローラの駆動を同時に開始させる事により、用紙搬送再開時の制御が容易になる。
(3) 搬送ローラの周速度をV1とし、レジストローラの周速度をV2としたとき、V1≧V2に設定する事により、用紙曲がり矯正後の用紙が、レジストローラによって搬送される際に、用紙に搬送方向の無理な張力が発生せず、搬送を円滑に行う事ができる。
後処理装置に導入された用紙を急速搬送して折り処理部のレジストローラに搬送する事により、用紙曲がり矯正処理の必要時間を充分確保する事が出来る。
次に、本発明の後処理装置を図面に基づいて説明する。
[画像形成装置本体]
図1は画像形成装置本体A、自動原稿送り装置DF、後処理装置(単シート処理機)B、大容量給紙装置LTから成る画像形成システムの全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、画像読取部(画像入力装置)1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙カセット5A,5B,5C、手差し給紙トレイ5D、第1給紙部6A,6B,6C,6D,6E、第2給紙部(レジストローラ)6F、定着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)9を備えている。
画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置本体Aの図示の左側面の排紙部8側には、後処理装置Bが連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿は搬送されて画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書込部3に信号を送る。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。給紙カセット5A〜5C、手差し給紙トレイ5D、大容量給紙装置LTから第1給紙部6A〜6Eの各々により給送された用紙Sは転写手段4Bにより画像が用紙Sに転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置7により定着され、排紙部8から後処理装置Bに送り込まれる。或いは搬送路切換板8Aにより自動両面コピー給紙部9に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像形成部4において、両面画像処理後、排紙部8から排出される。
[後処理装置]
後処理装置Bは、入口部10、用紙搬出部20、表紙用紙給紙部30、穿孔処理部(第1の後処理部)40、搬送部50、折り処理部(第2の後処理部)60から構成されている。
図2は、本発明に係る後処理装置Bの全体構成図である。
〈用紙搬入部〉
入口部10には、画像形成装置本体Aから画像形成処理された用紙Sが導入される。入口部10の記録用紙導入位置は、画像形成装置本体Aの排紙部8の記録用紙排出位置に対向する。
入口部10に導入された用紙Sは、モータにより駆動される入口部ローラ11によって搬送され、入口部ゲートG1によって、用紙搬出部20へ向かう方向と穿孔処理部40へ向かう方向の何れかに分岐される(分岐部)。
〈単シート処理搬出部〉
穿孔処理及び折り処理が設定されない場合、入口部ゲートG1は穿孔処理部40への搬送路を遮断し、用紙搬出部20への搬送路を開放する。
用紙搬出部20に向かう搬送路p1を通過する用紙Sは、搬送ローラ21,22に挟持されて直進し、排紙ローラ23により用紙搬出部20から排出され、昇降可能なメイン排紙トレイ24上に積載される。メイン排紙トレイ24上には最大2000枚の用紙S、表紙用紙Kを積載する事が出来る。
ゲートG2によって搬送ローラ22の用紙搬送方向下流側の図示上方に分岐された用紙Sは、搬送路p6の搬送ローラ25を通過し、排紙ローラ26によって排出され、サブ排紙トレイ27上に積載される。サブ排紙トレイ27上には、試しに画像形成した記録用紙やジャム処理後に排出される記録用紙等を収容する。
〈表紙用紙給紙部30〉
表紙用紙給紙部30の給紙皿31内に収容された表紙用紙K、又はインサート用紙は、給紙手段32により分離、給送され、搬送路p5の搬送ローラ33,34,35,36に挟持されて、分岐部の上流側の搬送路に合流される(合流部)。
表紙用紙給紙部30の給紙皿31は上下2段に配置され、各給紙皿31には最大500枚の表紙用紙K又はインサート用紙を収容する事が可能である。
なお、表紙用紙給紙部30に表紙用紙K、インサート用紙、又は用紙Sを装填して、画像記録を実行させず、オフラインで穿孔処理、折り処理を実施することも可能である。
以下、用紙S、表紙用紙K、インサート用紙を一括して用紙Sと総称する。
〈穿孔処理部40〉
入口部ゲートG1により分岐された用紙Sは、入口部ゲートG1の下方に配置された搬送ローラ41に挟持され、穿孔処理部40に搬送される(搬送路p2)。
穿孔処理部40の下流側の搬送路には、整合手段42が配置され、穿孔処理前の用紙Sの用紙幅方向を整合する。
穿孔処理部40の穿孔器は、図示しない駆動手段により駆動されるパンチと、パンチの刃部に嵌合するダイスとから成る。穿孔処理された用紙Sは、下方の搬送部50に送られる。
図3は、搬送部50及び折り処理部60の断面図である。
〈搬送部50〉
搬送部50に送られた用紙Sは、4組の搬送ローラ51,52,53,54により挟持されてレジストローラ601を経て折り処理部60に搬送される。搬送ローラ51,52,53,54は、モータM54に接続する駆動ローラ51A,52A,53A,54Aと、該駆動ローラに圧接する従動ローラ51B,52B,53B,54Bとから成る。各従動ローラ51B,52B,53B,54Bはソレノイド(解除手段)SD1,SD2,SD3,SD4にそれぞれ接続して、駆動ローラ51A,52A,53A,54Aに接離可能である。
穿孔処理された小サイズの用紙Sのうち、折り処理が行われない用紙Sは、ゲートG3により分岐された搬送路p3Aを通過し、搬送ローラ600に挟持されて搬送される。穿孔処理された大サイズの用紙Sは、折り処理の要否に拘わらずゲートG3の分岐位置の下方の搬送路p3Bに搬送され、搬送ローラ53,54によって搬送され、レジストローラ601を経て折り処理部60に導入される。
なお、搬送部50には、搬送路切換手段55が設けられ、2枚の小サイズの用紙Sを蓄積して搬送する事により、2枚同時に後述の折り処理を行う事ができる。
〈折り処理部60〉
搬送部50から折り処理部60に搬送される用紙Sは、レジストローラ601に挟持されて搬送され、第1折り部61、第2折り部62、第3折り部63において、後述する外中折り、内中折り、Z折り、外三つ折り、内三つ折り、内四つ折り(以下、観音折りとも称す)、ダブルパラレル折り等の折り処理(折り機能)が実施されて、搬送路p4を介して搬送路p1に戻される(図2参照)。
第1折り部61は、折りローラ611と折りローラ612とから成り圧接、離間可能な一対の折りローラ611,612と、折りローラ611に圧接する折り搬送ローラ613、折りローラ612に圧接する折り搬送ローラ614、及び用紙Sの折り目を折りローラ611,612の圧接位置に押し込むガイド部材615から構成されている。
第2折り部62及び第3折り部63は、第1折り部61とほぼ同一の構成をなす。
折り処理部60には、第1折り部61、第2折り部62及び第3折り部63を接続する複数の搬送路r1,r2,r3,r4,r5,r6,r7,r8及び用紙Sを挟持して搬送する複数の搬送ローラ602,6O3,604,605,606,607,608,609が配置されている。
第1折り部61、第2折り部62、第3折り部63はそれぞれ独立した駆動手段によって駆動回転される。即ち、第1折り部61は後述のモータM1により駆動回転される。第2折り部62はモータM2により駆動回転され、第3折り部63はモータM3により駆動回転される。モータM1,M2,M3,M4,M5は、後述の制御手段100により個別に制御される。
〈第1折り部61の用紙搬送駆動手段〉
第1折り部61、第2折り部62、第3折り部63の各用紙搬送駆動手段は、ほぼ同一の構成をなすから、以下、第1折り部61を代表として説明する。
図4は、第1折り部61の用紙搬送駆動手段を示す正面図である。図4(a)は、第1折り部61に用紙Sを導入して直進させる状態の駆動手段を示す。
第1折り部61の用紙搬送駆動手段は、後処理装置Bの本体背面側に配置されている。駆動源のモータM1の回転軸上に固定された歯車Z1は、歯車Z2を介して歯車Z3及び歯車Z3の回転軸上に固定された折りローラ611を図示反時計方向に回転させる。歯車Z3は、アイドラ歯車Z4を介して歯車Z5及び歯車Z5の回転軸上に固定された折りローラ612を図示反時計方向に回転させる。
折りローラ612と同軸上に固定された歯車Z5は、図示しないカム等によって用紙搬送方向に移動され、歯車Z3と離間した状態に保持されている。
また、歯車Z3は、歯車Z6及び歯車Z6の回転軸上に固定された折り搬送ローラ613を図示時計方向に回転させる。歯車Z5は、歯車Z7及び歯車Z7の回転軸上に固定された折り搬送ローラ614を図示時計方向に回転させる。
前記駆動手段によって、折りローラ611と折り搬送ローラ613、折りローラ612と折り搬送ローラ614、から成る2組の折りローラ対は、用紙Sを挟持して矢印方向に直進させる。
モータM1の回転軸上に固定された歯車Z1は、歯車Z8を介して歯車Z9に噛み合い、歯車Z9の回転軸上に固定されたレジストローラ601を図示反時計方向に回転させる。
図4(b)は、第1折り部61において用紙Sを折り処理させる状態の駆動手段を示す。
折り処理時には、アイドラ歯車Z4が、後述の図8に示す駆動手段により、歯車Z5の回転軸を中心にして揺動され、歯車Z5との噛み合いを保持し、歯車Z3との噛み合いが解除される。これにより、歯車Z3は直接、歯車Z5に噛み合い、歯車Z5の回転軸上に固定された折りローラ612を図示時計方向に回転させる。同時に、歯車Z5に噛み合う歯車Z7は、折り搬送ローラ614を図示反時計方向に回転させる。
前記駆動手段によって、折りローラ611と折り搬送ローラ613、折りローラ612と折り搬送ローラ614、から成る2組の折りローラ対は、用紙Sを挟持して折り処理し、用紙直進方向に直交する矢印方向に搬送させる。
[用紙折り処理]
折り処理部60において、2面開きの外中折りと内中折り処理、3面開きのZ折り処理と外三つ折り処理と内三つ折り処理、4面開きの観音折り処理とダブルパラレル折り処理の7種が実行可能である。なお、折り処理機能が設定されている場合は、定着後の用紙Sが自動両面コピー給紙部9側に途中まで送り込まれ、その後、反転されて画像形成装置本体Aから搬出される事により、画像面tを下側にして搬出される。
〈外中折り処理〉
用紙Sへの用紙画像面外側の外中折り処理は、第1折り部61において行われる。
図5、図6は、各種折り処理工程を示す模式図、及び各種折り処理された用紙Sの斜視図を示す。
図5(a)は外中折り処理工程を示す模式図、図5(b)は折り処理された用紙Sの斜視図である。
画像形成装置本体Aにより画像面tを下側(フェイスダウン)にして形成されて排出される用紙Sは、後処理装置Bの第1折り部61において、用紙Sの先端方向の二分の一箇所が折りローラ611,612の圧接位置に押し込まれて加圧され、中折りの折り目aが形成される。
〈内中折り処理〉
用紙Sへの用紙画像面内側の内中折り処理は、第3折り部63において行われる。
図5(c)は内中折り処理工程を示す模式図、図5(d)は折り処理された用紙Sの斜視図である。
折り処理部60に導入された用紙Sは、第1折り部61を無処理のまま通過し、搬送路r2,r6を経て、第3折り部63に送られる。第3折り部63において、折りローラ631,632によって画像面tを内側にして中折り処理された用紙Sは、折り目aを先頭にして、搬送路r4を通過し搬送路p1に排出される。
〈Z折り処理〉
用紙SへのZ折り処理は、第1折り部61においてZ折りの第1折り処理が行われ、第3折り部63においてZ折りの第2折り処理が行われる。
図5(e),(f)は用紙SのZ処理工程を示す模式図である。
第1折り部61において用紙Sの先端方向の四分の一箇所が折りローラ611,612の圧接位置Nに押し込まれて加圧され、Z折りの第1の折り目bが形成される(図9(e)参照)。
Z折りの第1の折り目bが形成された用紙Sは、駆動回転する折りローラ611,612に挟持されて排出され、第1の折り目bを先頭にして第3折り部63に進行する。
第3折り部63に搬送された用紙Sの搬送方向中央部が折りローラ631,632の圧接位置Nに押し込まれて加圧され、Z折りの第2の折り目cが形成される。
図5(g)は、Z折り処理された用紙Sの斜視図である。bはZ折り処理された用紙Sの第1の折り目、cは第2の折り目、tは画像面を示す。
〈外三つ折り処理〉
用紙Sへの外三つ折り処理は、第1折り部61において第1折り処理が行われ、第2折り部62において第2折り処理が行われる。
図5(h),(i)は外三つ折り処理工程を示す模式図である。
第1折り部61において、折りローラ611,612により第1折り処理が行われ、用紙Sに第1の折り目dが形成される(図9(h)参照)。
第2折り部62において、折りローラ621,622により第2折り処理が行われ、用紙Sに第2の折り目eが形成される(図9(i)参照)。
第2の折り目eが形成されて外三つ折り処理が完了した用紙Sは、駆動回転する第2折り部62の折りローラ621,622及び搬送ローラ604,605に挟持されて第2の折り目eを先頭にして搬送され、第3折り部63を通過し、搬送ローラ608,609に挟持されて排出され、第2の折り目eを先頭にして搬送路r4を通過し、搬送路p1に排出される。
図5(j)は、Z字型に外三つ折り処理された用紙Sの斜視図である。dは外三つ折り処理された用紙Sの第1の折り目、eは第2の折り目を示す。
〈内三つ折り処理〉
用紙Sへの内三つ折り処理は、第1折り部61において第1折り処理が行われ、第2折り部62において第2折り処理が行われる。
図6(a),(b)は、内三つ折り処理工程を示す模式図である。
第1折り部61において、折りローラ611,612により第1折り処理が行われ、用紙Sに第1の折り目fが形成される(図6(a)参照)。
第2折り部62において、折りローラ621,622により第2折り処理が行われ、用紙Sに第2の折り目gが形成される(図6(b)参照)。
図6(c)は、内三つ折り処理された用紙Sの斜視図である。fは内三つ折り処理された用紙Sの第1の折り目、gは第2の折り目を示す。
〈ダブルパラレル折り処理〉
用紙Sへのダブルパラレル折り処理は、第1折り部61において第1折り処理が行われ、第2折り部62において第2折り処理が行われる。
図6(d),(e)は、第1折り部61、第2折り部62によるダブルパラレル折り処理工程を示す模式図である。
第1折り部61において、折りローラ611,612により第1折り処理が行われ、用紙Sに第1の折り目hが形成される(図6(d)参照)。
第2折り部62において、折りローラ621,622により第2折り処理が行われ、用紙Sに内側の第2の折り目i、外側の第3の折り目jが同時に形成される(図6(e)参照)。
図6(f)は、ダブルパラレル折り処理された用紙Sの斜視図である。hはダブルパラレル折り処理された用紙Sの第1の折り目、iは第2の折り目、jは第3の折り目を示す。
〈観音折り処理〉
用紙Sへの観音折り処理は、第1折り部61において第1折り処理が行われ、第2折り部62において第2折り処理が行われ、第3折り部63において第3折り処理が行われる。
図6(g),(h),(i)は、第1折り部61、第2折り部62、第3折り部63による観音折り処理工程を示す模式図である。
第1折り部61において、用紙Sの先端部が折りローラ611,612の対向位置から用紙全長の四分の一の位置に停止した後、折りローラ611,612により第1折り処理が行われ、用紙Sに第1の折り目kが形成される(図6(g)参照)。
第1の折り目kが形成された用紙Sは、第2折り部62において、折りローラ621,622により第2折り処理が行われ、用紙Sに第2の折り目mが形成される(図6(h)参照)。
第1の折り目kと第2の折り目mが形成された用紙Sは、第3折り部63において、折りローラ631,632により第3折り処理が行われ、用紙Sに第3の折り目nが形成される(図6(i)参照)。
図6(j)は、観音開き型に観音折り処理された用紙Sの斜視図である。kは用紙Sの第1の折り目、mは第2の折り目、nは第3の折り目を示す。
[画像形成装置本体と後処理装置の用紙処理工程]
図7は、画像形成装置本体Aと後処理装置Bの用紙処理工程の概略を示すフローチャートである。
(S101) 給紙カセット5A,5B,5C、手差し給紙トレイ5D、自動両面コピー給紙部9、大容量給紙装置LTから給送される用紙Sは、レジストローラ6Fによって用紙曲がりが矯正される。
(S102) 曲がり矯正された用紙Sは、転写手段4B、定着装置7、排紙部8を通過した後、後処理装置Bの入口部10に導入される(図1参照)。
(S103) 画像形成装置本体Aから排出された用紙Sは、後処理装置Bの入口部10に導入される。
(S104) 入口部10に導入された用紙Sは、モータM4により駆動される入口部ローラ11によって搬送され、入口部ゲートG1によって、穿孔処理部40へ向かう方向に分岐される(図3参照)。穿孔処理部40を通過した用紙Sは整合手段42により用紙幅方向の曲がりが矯正される。
(S105、S106) 穿孔処理が選択設定されると、穿孔処理部40において用紙Sに穿孔処理を実施した後、折り処理部60に搬送される。穿孔処理を要しない用紙Sは、穿孔処理部40を通過して折り処理部60に搬送される。
(S107) 画像形成装置本体Aのレジストローラ6Fから後処理装置Bの第1折り部61に至る用紙搬送路の長さは長距離であるから、搬送中に用紙曲がりが発生しやすい。このため、第1折り部61に用紙Sを送り込む前に用紙曲がりの矯正を行う必要がある。穿孔処理部40を通過した用紙Sは、搬送ローラ53,54と、レジストローラ601によって確実に用紙曲がり矯正する(図3参照)。用紙曲がり矯正工程は、図8〜図13において詳細に説明する。
(S108) 用紙曲がり矯正された用紙Sは、折り処理部60において各種の折り処理が施される(図5、図6参照)。
(S109) 折り処理された用紙Sは用紙搬出部20により機外に排出され、1枚の用紙Sに対するすべての処理が終了する。
[折り処理前の用紙曲がり矯正の第1の実施の形態]
以下、後処理装置B内における折り処理前の用紙曲がり矯正工程を図8〜図12に基づいて説明する。
図8は、搬送部50と、折り処理部60の第1折り部61とを示す断面図である。図9は、搬送部50と折り処理部60とを制御する制御手段100のブロック図である。図10は、用紙搬送工程を示す模式図である。図11は、用紙曲がり矯正のタイミングチャートである。図12は、本発明の第1の実施の形態の折り処理前の用紙曲がり矯正工程を示すフローチャートであり、図7に図示した曲がり矯正処理S106の詳細工程を示しTものである。
以下、これらの図に示す構成及びフローに従い、用紙曲がり矯正のための制御内容について説明する。
(S201) コピースタート信号の入力によって、図示しないソレノイドに電圧が印加され、入口部ゲートG1(図3参照)が揺動し、用紙Sを搬送部50へ搬送可能にする。
(S202) コピースタート信号の入力によって、モータM4の駆動が開始し、入口部ローラ11、搬送ローラ41が例えば1000mm/sの周速V1で回転して用紙Sを搬送部50に送り込む。同時にモータM5の駆動が開始し、搬送ローラ51,52,53,54が回転して周速V1で用紙Sを折り処理部60側に送り出す(図3参照)。
(S203) センサPSaが用紙Sの先端部通過を検知したのち、用紙Sの後端部通過を検知する。
(S204) センサPSaの後端部通過検知信号により、タイマTMのカウントをスタートさせる。
(S205) タイマTMが所定時間T1の経過を計時する。
(S206) タイマTMの計時がT1となった時、制御手段100はモータM5の駆動を停止させて搬送ローラ51〜54の回転を停止させて待機する(図3、図8参照)。
(S207) センサPSaの検知信号からタイマTMが所定時間T2の経過を計時する。
(S208) タイマTMの計時がT2となった時、制御手段100はモータM5の駆動を再開させて搬送ローラ51〜54の回転を開始させる。
(S209) タイマTMをリセットする。
(S210) センサPSbが用紙Sの先端部通過を検知するのを待機する(図10(a)参照)。
(S211) センサPSbの用紙先端部通過検知の信号により、タイマTMのカウントをスタートさせる。
(S212) タイマTMがセンサPSbの用紙先端部通過検知の信号から本発明に係る第1の所定時間であるT3の経過を計時する。
(S213) 制御手段100はモータM5の駆動を停止させて搬送ローラ51〜54の回転を停止させる。搬送ローラ53,54は慣性によって暫時回転し、挟持されて移送される用紙Sの先端部がレジストローラ601に当接して停止するが、用紙Sは搬送ローラ53,54は慣性回転によって更に前進して所定のループLPが形成された後、搬送ローラ53,54の駆動が停止する。また、ステッピングモータで所定ステップ数だけカウントして用紙Sを搬送し、ループLPを形成してもよい。
このようにする事で、搬送ローラ54に挟持されて搬送される用紙Sの先端部は、レジストローラ601の挟持位置(ニップ位置)に圧接されて、用紙曲がりが矯正される(図10(b)参照)。
(S214) タイマTMがセンサPSbの検知信号から本発明に係る第2の所定時間T4の経過を計時する。
(S215) 第2の所定時間T4経過後、制御手段100はモータM5の駆動を再開させて搬送ローラ51〜54の回転を開始させ、用紙Sを搬送する。
(S216) タイマTMがセンサPSbの検知信号から第2の所定時間T4よりやや長い本発明に係る第3の所定時間T5の経過を計時する。
(S217) 制御手段100はモータM1の駆動を開始させて、第1折り部61のレジストローラ601、折りローラ611,612、折り搬送ローラ613,614の回転を開始させる(図8参照)。レジストローラ601の回転開始により、用紙Sの搬送が開始され、用紙先端部に形成されたループLPが解消される(図10(c)参照)。このとき、レジストローラ601は所定の折り処理速度、例えば800mm/sの周速V2で、搬送ローラ51〜54の周速V1(1000mm/s)より低速であるから、用紙Sに張力が加えられる事はなく、円滑に搬送される(図10(c)参照)。なお、ループLPが解消される範囲内でV1=V2に設定してもよい。
(S218) タイマTMがセンサPSbの検知信号から所定時間T6の経過を計時する。
(S219) 本発明に係る所定時間T6の経過後、ソレノイドSD3,SD4に電圧を印加して、従動ローラ53B,54Bの圧接を解除する。用紙曲がりが矯正された用紙Sは、レジストローラ601に挟持されて搬送され、ループLPも解消される(図10(d)参照)。
(S220) センサPSbが用紙Sの後端部通過を検知する。
(S221) ソレノイドSD3,SD4への電圧印加をオフにして、従動ローラ53B,54Bを駆動ローラ53A,54Aに圧接させ、後続の用紙搬送の準備を行う(図10(e)参照)。
(S222) タイマTMをリセットする。
(S107) 用紙曲がりが矯正された用紙Sは、レジストローラ601によって搬送され、折り処理部60において各種の折り処理が施される。
[折り処理前の用紙曲がり矯正の第2の実施の形態]
図13は、本発明の第2の実施の形態の折り処理前の用紙曲がり矯正工程を示すフローチャートである。
S201〜S214、及びS218〜S222は、前記第1の実施の形態と同じであるから、説明を省略する。
(301) S213においてモータM5の駆動を停止させたのち、S214において第2の所定時間T4経過後、モータM1とモータM5とを同時に駆動開始させる。即ち、
図11において、第2の所定時間T4と、第3の所定時間T5とを等しく設定する。これにより、搬送ローラ53,54の駆動とレジストローラ601の駆動を同時に開始させ、その後、S218において所定時間T6経過後、S219においてソレノイドSD3,SD4を駆動させる事により従動ローラ53B,54Bの圧接を解除し、レジストローラ601によって用紙Sを搬送する。
以上、説明したように、長距離の搬送により、用紙Sの曲がりが発生しても、レジストローラ601に用紙Sの先端部当接させて、上記の制御により弛みを意図的に発生させる事で、用紙曲がりの矯正が可能となり、以降の折り処理において、正確な位置に折り目を付ける事が可能となる。
図5、図6に示す各種折り処理は、何れも第1折り部61を通過するから、第1折り部61の上流側に配置したレジストローラ601及び搬送ローラ51〜54の駆動を制御する事により用紙曲がりを矯正して正確な折り処理を行う事が出来る。
なお、後処理装置Bは、単シート処理について説明したが、少数枚の用紙を中折り処理した後、集積して中綴じ処理する後処理装置にも適用可能である。また、搬送される用紙にパンチ孔、ミシン目、切り取り線等を形成する後処理装置にも適用可能である。
なお、本発明の実施の形態では、複写機に接続した後処理装置について説明したが、軽印刷機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置本体に接続して使用する後処理装置にも適用可能である。また、画像形成装置本体から分離した単独の形態の後処理装置として各種処理を実施することも可能である。
画像形成装置本体、自動原稿送り装置、後処理装置、大容量給紙装置から成る画像形成システムの全体構成図。 本発明に係る後処理装置の全体構成図。 搬送部及び折り処理部の断面図。 第1折り部の用紙搬送駆動手段を示す正面図。 各種折り処理工程を示す模式図、及び各種折り処理された用紙の斜視図。 各種折り処理工程を示す模式図、及び各種折り処理された用紙の斜視図。 画像形成装置本体と後処理装置の用紙処理工程を示すフローチャート。 搬送部と、折り処理部の第1折り部とを示す断面図。 搬送部と折り処理部とを制御する制御手段のブロック図。 用紙搬送工程を示す模式図。 用紙曲がり矯正のタイミングチャート。 本発明の第1の実施の形態の折り処理前の用紙曲がり矯正工程を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態の折り処理前の用紙曲がり矯正工程を示すフローチャート。
符号の説明
10 入口部
50 搬送部
51,52,53,54 搬送ローラ
51A,52A,53A,54A 駆動ローラ
51B,52B,53B,54B 従動ローラ
60 折り処理部(第2の後処理部)
61 第1折り部
100 制御手段
601 レジストローラ
611,612 折りローラ
613,614 折り搬送ローラ
A 画像形成装置本体
B 後処理装置(単シート処理機)
G1 入口部ゲート
LP ループ
M1,M2,M3,M4,M5 モータ
PSa,PSb,PS1,PS2,PS3 センサ
S 用紙
SD1,SD2,SD3,SD4 ソレノイド(解除手段)
T3 第1の所定時間
T4 第2の所定時間
T5 第3の所定時間
TM タイマ

Claims (3)

  1. 画像形成装置本体から排出された用紙を1枚毎又は複数枚重ねて搬送し、後処理部において後処理を行う後処理装置において、
    前記後処理部に搬入される前記用紙の先端部を当接させて一時停止させるレジストローラと、
    前記レジストローラより用紙搬送方向上流側に配置された駆動ローラと従動ローラとから成る搬送ローラと、
    前記従動ローラを前記駆動ローラとの圧接位置から解除位置に移動させる解除手段と、
    前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知するセンサと、
    前記搬送ローラ、前記レジストローラの駆動、及び前記解除手段の圧接、解除の切り換えを制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記センサが前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知してから第1の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を停止させ、前記第1の所定時間より長い第2の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を再開させ、前記第2の所定時間より長い第3の所定時間経過後に前記レジストローラの駆動を開始させ、その後、前記解除手段により前記従動ローラを解除位置に移動させるように制御することを特徴とする後処理装置。
  2. 画像形成装置本体から排出された用紙を1枚毎又は複数枚重ねて搬送し、後処理部において後処理を行う後処理装置において、
    前記後処理部に搬入される前記用紙の先端部を当接させて一時停止させるレジストローラと、
    前記レジストローラより用紙搬送方向上流側に配置された駆動ローラと従動ローラとから成る搬送ローラと、
    前記従動ローラを前記駆動ローラとの圧接位置から解除位置に移動させる解除手段と、
    前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知するセンサと、
    前記搬送ローラ、前記レジストローラの駆動、及び前記解除手段の圧接、解除の切り換えを制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記センサが前記搬送ローラにより搬送される前記用紙の先端部通過を検知してから第1の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を停止させ、前記第1の所定時間より長い第2の所定時間経過後に前記搬送ローラの駆動を再開させると共に前記レジストローラの駆動を開始させ、その後、前記解除手段により前記従動ローラを解除位置に移動させるように制御することを特徴とする後処理装置。
  3. 前記搬送ローラの周速度をV1とし、前記レジストローラの周速度をV2としたとき、
    V1≧V2
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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