JP2005096891A - エレベータかご上の安全装置 - Google Patents

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藤 誠 朗 伊
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Abstract

【課題】 エレベータかご上で作業する作業者の安全を確保する安全装置を提供する。
【解決手段】 エレベータかご上の安全装置は、エレベータかご上に光線3を発光する発光装置1aと、発光装置1aから鏡7a,7bを経て入光する光線3を受光する受光装置1bとを備えている。受光装置1bからの信号は制御部18に送られる。作業者9が光線3内に入ったとき、受光装置1bからの信号に基づいて制御部18が検知する。
【選択図】 図1

Description

本発明はエレベータかご上の安全装置に係り、とりわけエレベータかご上で作業する作業員の安全を効果的に図ることができるエレベータかご上の安全装置に関する。
従来よりエレベータかご上には安全装置として、安全スイッチ、安全柵および安全帯の取付け金具等が設けられている。
エレベータかご上の作業者は、かご上での作業時、腰廻りに装着した安全帯の命綱をかご上の安全帯取付け金具に取付け落下防止を図っている。またかご上の安全スイッチを操作することにより、不用意な運転を防止している。またかご上作業者の作業範囲はかご上の安全柵により制御される。
上記のようにエレベータかご上の作業者の安全確保は、作業者自身の安全意識に委ねる事が殆どである。
かご上での作業時、作業者が誤ってかご上安全柵より体がはみ出た状態で運転した場合、検出する装置が無いのでつり合いおもりに体が接触したりして重大な事故につながる可能性がある。また一人作業中に事故が発生した場合、エレベータかご上は第3者から見えない所なので、発見するのが遅れる場合も予想される。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、エレベータかご上での作業員の安全を効果的に図ることができるエレベータかご上の安全装置を提供することを目的とする。
本発明は、エレベータかご上の安全装置において、エレベータかご上に光線を発光する発光装置と、発光装置からの光線を受光する受光装置と、受光装置からの信号を受ける制御部とを備えたことを特徴とするエレベータかご上の安全装置である。
本発明は、エレベータかご上に、発光装置からの光線を受光装置へ導く反射鏡を設けたことを特徴とするエレベータかご上の安全装置である。
本発明は、エレベータかご上に一対の反射鏡が設けられ、各反射鏡は各々光線を90°ずつ反射させることを特徴とするエレベータかご上の安全装置である。
本発明は、制御部にはスピーカが接続され、制御部は受光装置からの信号に基づいて光線が遮断された場合にスピーカを作動して警報を発することを特徴とするエレベータかご上の安全装置である。
本発明は、発光装置は複数本の光線を光し、制御部は受光装置からの信号に基づいて、光線が遮断された時間および遮断された光線の本数に応じてエレベータかごの運転を停止することを特徴とするエレベータかご上の安全装置である。
本発明は、発光装置は複数本の光線を光し、制御部は受光装置からの信号に基づいて、光線が遮断された時間および遮断された光線の本数に応じて遠隔監視装置から保守会社の監視センタにエレベータかご上の異常を知らせることを特徴とするエレベータかご上の安全装置である。
本発明によれば、エレベータ上で作業者が外方に出てしまった場合、発光装置からの光線が遮断されるので、受光装置によりこの光線の遮断を検出することができる。このため作業者の安全を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図3は、本発明によるエレベータかご上の安全装置の一実施の形態を示す図である。
図1乃至図3に示すように、エレベータかご4上には作業者9の安全を図るための安全装置が設けられている。
この安全装置はエレベータかご4上に設けられた安全柵17と、エレベータかご4上に設けられた安全スイッチ6とを備えている。またエレベータかご4にはかご立枠2が設けられ、このかご立枠2上に安全装置として安全帯取付け金具12a,12bが設けられている。
このうち安全柵17は、エレベータかご4上の周縁部に設けられている。さらにエレベータかご4上には、安全柵17の外方に複数本の光線3を発光する多光軸発光装置1aと、多光軸発光装置1aからの光線3を受光する多光軸受光装置1bとが設けられている。
さらにエレベータかご4上には、かご4の隅部に一対の鏡7a,7bが設けられている。各鏡7a,7bは多光軸発光装置1aから発光された光線3を90°ずつ反射して多光軸受光装置1bへ案内するようになっている。
この場合、多光軸発光装置1aからの光線3は安全柵17の外方において、かご4上の外周に沿って走る。
また図1において、エレベータかご4に隣接してつり合いおもり5が設けられ、このつり合いおもり5はつり合いおもりガイドレール16a,16bに沿って移動するようになっている。さらにエレベータかご4はかごガイドレール15a,15bに沿って移動するようになっている。
またエレベータかご4には着床装置13が設けられ、この着床装置13は着床検出板14に接近した場合に作動するようになっている。
ところで図3に示すように、多光軸受光装置1bは、運転制御回路19と警報発報回路20とを有する制御盤(制御部)18に接続され、また制御盤18の警報発報回路20は遠隔監視装置21に接続されている。
さらに遠隔監視装置21は、一般電話回線22を介して保守会社の監視センタ23に接続されている。また制御盤18の警報発報回路20にはスピーカ8が接続され、このスピーカ8はエレベータかご4上に配置される。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
エレベータかご4上に作業者9が乗りかご4上で点検作業を行なう。この場合作業者9は安全帯10を装着し、安全帯10から延びる命綱11を安全帯取付け金具12a,12bに固着する。
この間、多光軸発光装置1aから発光された複数本の光線3が鏡7a,7bで反射されて、多光軸受光装置1bへ入る。
作業者9の作業中、作業者9または物が多光軸発光装置1aから発光した光線3の間に入った場合、光線3が遮断され、多光軸受光装置1bからの検出信号が制御盤18に入る。検出信号を受けた制御盤18は、警報発報回路20を作動してかご4上の作業者9にブザー8によりブザー鳴動による注意促進を行う。
また一定時間を経過しても多光軸受光装置1bが光線の遮断を検出し続ける時は、制御盤18の運転制御回路19にてエレベータかご4の運転を停止する。このとき、多くの光軸を1度に遮った時、制御回路19は危険な状況と判断してエレベータかご4の運転を瞬時に停止する。
その後も継続して多光軸受光装置1bが光線の遮断を検出した場合は、制御盤18の運転制御回路19から遠隔監視装置21を経て保守会社の監視センタ23にかご4上の異常発報を出力する。
なお、本多光軸装置1a,1bはかご4上の安全スイッチ6と連動しており、点検モードの状態時のみ作動を行う。
以上のように本実施の形態によれば、エレベータかご4上の作業者9が何らかの理由で光線3からはみ出た場合、光線3が遮られ受光装置1bにより警報発報回路20が動作を行ってブザー鳴動で注意を促す。その後も遮断検出が継続する場合は、運転停止を行うので、かご4上の作業者9の安全確保が飛躍的に向上する。またかご4上の作業者9がバランスを崩し、大きく光線3を遮った場合は、エレベータかご4の運転を瞬時に停止させるので重大事故が未然に防止できる。また検出継続時間が長くなったときは、保守会社の監視センタ23にかご4上の異常が発報されるので、作業者9が万が一の事故等で動けなくなった時に早急な対応が可能となる。
なお本提案による安全装置はかご上の安全スイッチ6を点検モードにするだけで自動的に動作するので、作業者9のヒューマンエラー等の入れ忘れ、つけ忘れが無く確実にかご4上の作業位置の安全確保が可能となる。
なお、本実施の形態において、かご4上に多光軸装置1a,1bを設けてかご上作業者9の安全を確保したが、エレベータ昇降路ピットに多光軸装置1a,1bを設け、鏡7a,7bで屈曲させることによりつり合いおもり、隣接するエレベータかごとの接触事故を防止することもできる。
本発明のエレベータかご上の安全装置の一実施の形態を示す平面図である。 本発明のエレベータかご上の安全装置の一実施の形態を示す側面図である。 エレベータかご上の安全装置を示すブロック図である。
符号の説明
1a 多光軸発光装置
1b 多光軸受光装置
3 光線
4 エレベータかご
5 つり合いおもり
6 安全スイッチ
7a 鏡
7b 鏡
8 スピーカ
9 作業者
10 安全帯
11 命綱
12a 安全帯取付け金具
12b 安全帯取付け金具
17 安全柵
18 制御盤
19 運転制御回路
20 警報発報回路
21 遠隔監視装置
22 一般電話回線
23 監視センタ

Claims (6)

  1. エレベータかご上の安全装置において、
    エレベータかご上に光線を発光する発光装置と、
    発光装置からの光線を受光する受光装置と、
    受光装置からの信号を受ける制御部とを備えたことを特徴とするエレベータかご上の安全装置。
  2. エレベータかご上に、発光装置からの光線を受光装置へ導く反射鏡を設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータかご上の安全装置。
  3. エレベータかご上に一対の反射鏡が設けられ、
    各反射鏡は各々光線を90°ずつ反射させることを特徴とする請求項2記載のエレベータかご上の安全装置。
  4. 制御部にはスピーカが接続され、制御部は受光装置からの信号に基づいて光線が遮断された場合にスピーカを作動して警報を発することを特徴とする請求項1記載のエレベータかご上の安全装置。
  5. 発光装置は複数本の光線を光し、
    制御部は受光装置からの信号に基づいて、光線が遮断された時間および遮断された光線の本数に応じてエレベータかごの運転を停止することを特徴とする請求項1記載のエレベータかご上の安全装置。
  6. 発光装置は複数本の光線を光し、
    制御部は受光装置からの信号に基づいて、光線が遮断された時間および遮断された光線の本数に応じて遠隔監視装置から保守会社の監視センタにエレベータかご上の異常を知らせることを特徴とする請求項1記載のエレベータかご上の安全装置。
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