JP2005094206A - 機器認証装置、画像形成装置、機器認証方法、画像形成方法、およびプログラム - Google Patents

機器認証装置、画像形成装置、機器認証方法、画像形成方法、およびプログラム Download PDF

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勝彦 菅原
Koichiro Shinohara
浩一郎 篠原
Yoshio Kanazawa
祥雄 金澤
Satoshi Tsuda
諭 津田
Osamu Ide
収 井出
Koji Aikawa
幸二 相川
Yutaka Nogami
豊 野上
Masaru Okutsu
優 奥津
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Abstract

【課題】 特定の装置の周囲にその装置と無線通信可能な複数の機器が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の機器を特定し、その機器から画像データを取得してプリントできるようにする。
【解決手段】 無線通信可能な複数の機器のうちの無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取り込む画像取込部101と、複数の機器のうちのいずれかの機器から無線通信部が受信した、その機器の表示部に表示された画像を含む状態情報を取得する状態情報取得部102と、画像取込部101が取り込んだ画像と状態情報取得部102が取得した状態情報に含まれる画像とが一致するかの照合を行う一次照合部103と、両画像が一致していれば、その特定の機器から画像データを取得するデータ取得部104と、取得した画像データに基づく印刷を指示する印刷指示部105とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線通信可能な複数の機器の中から無線通信を行う対象となる機器を特定するための機器認証装置等に関する。
デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話等の撮影機器で撮影した写真をプリント装置でプリントする場合、現状では、写真データが記録されたメディアを撮影機器から取り外してプリント装置に装着する方法や、撮影機器とプリント装置とをケーブルで接続する方法が主に用いられている。しかしながら、前者の方法では、メディアの取り外し、装着の操作が煩雑なのに加え、その操作の際にメディアが破損してしまう虞があるし、後者の方法では、ケーブルを持ち歩くことが必要となったり、ケーブルを接続する手間がかかったりしていた。
このような煩雑さを軽減するものとして、近年、赤外線通信、ブルートゥース(Bluetooth)、無線LAN、UWB(Ultra Wideband)等の無線通信手段が着目されている。即ち、撮影機器からプリント装置へ無線通信手段を用いて、写真を送信し、プリントしようというものである。
このうち、赤外線通信は、その指向性ゆえ、PtoP接続が実現でき、赤外線通信機能を備えた撮影機器がプリント装置の周囲に複数存在したとしても、プリント装置は、プリント要求を行った撮影機器を特定することができる。
ところが、ブルートゥース、無線LAN、UWB等を用いた場合は、同一の無線通信機能を有する撮影機器がプリント装置の周囲に複数存在する場合に、プリント装置は、通信相手を特定することができず、プリント要求を行った撮影機器以外の撮影機器を通信相手と判断してしまうということも起こり得る。
なお、このような問題は、撮影機器とプリント装置との間に限らず、如何なる機器の間においても起こりうる。
以上のような問題に対し、現段階では、両機器において何度かのキー操作やパスワードを入力させることで、機器の特定(認証)を可能とする方法が一般的である。
また、特定のシステムにおいては、パスワードを入力せずに機器を特定することを可能にする技術も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−330100号公報(第7−8頁、図2)
しかしながら、特許文献1の発明は、ハンズフリーシステムに特化した技術であり、そもそも音声の入力を行わないシステムに適用することはできない。
即ち、従来の技術においては、音声の入力を行わないようなシステムにおいて、特定の装置の周囲にその装置と無線通信可能な複数の機器が存在する場合に、特別な操作を行うことなく無線通信を行う対象の機器を特定できないという問題点があった。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、特定の装置の周囲にその装置と無線通信可能な複数の機器が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の機器を特定できるようにすることにある。
かかる目的のもと、本発明は、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャ結果と携帯端末から無線通信により取得した画像イメージとを照合するようにしている。即ち、本発明の第1の機器認証装置は、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、複数の機器のいずれかの機器から、画像捕捉部により捕捉された画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、その機器を特定の機器と認定する処理部とを備えている。
また、本発明は、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャ結果と携帯端末に対して無線通信により送信しておいて認証画像のイメージとを照合するようにしている。即ち、本発明の第2の機器認証装置は、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、複数の機器のいずれかの機器に対し、画像捕捉部により捕捉された画像をその表示部に表示させるための情報が無線通信により送信されている場合に、その機器を特定の機器と認定する処理部とを備えている。
また、本発明は、認証された機器と無線通信を行うことにより画像形成を行う画像形成装置として捉えることもできる。その場合、本発明の第1の画像形成装置は、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、複数の機器のいずれかの機器から、画像捕捉部により捕捉された画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、その機器を特定の機器と認定し、その特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得する処理部と、この処理部により取得された画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部とを備えている。また、本発明の第2の画像形成装置は、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、複数の機器のいずれかの機器に対し、画像捕捉部により捕捉された画像をその表示部に表示させるための情報が無線通信により送信されている場合に、その機器を特定の機器と認定し、その特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得する処理部と、この処理部により取得された画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部とを備えている。
さらに、本発明は、無線通信可能な複数の機器の中から無線通信を行う対象の機器を特定する機器認証方法として捉えることもできる。その場合、本発明の第1の機器認証方法は、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、複数の機器のいずれかの機器から、取得された画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、その機器を特定の機器と認定するステップとを含んでいる。また、本発明の第2の機器認証方法は、無線通信可能な複数の機器のいずれかの機器に対し、所定の画像を表示させるための情報を送信するステップと、複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、取得された画像が、送信された情報に基づき表示される画像と一致する場合に、その情報の送信先の機器を特定の機器と認定するステップとを含んでいる。
さらにまた、本発明は、認証された機器と無線通信を行うことにより画像形成を行う画像形成方法として捉えることもできる。その場合、本発明の第1の画像形成方法は、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、複数の機器のうちのいずれかの機器から、取得された画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、その機器を特定の機器と認定するステップと、特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得するステップと、取得された画像データに基づく印刷を指示するステップとを含んでいる。また、本発明の第2の画像形成方法は、無線通信可能な複数の機器のいずれかの機器に対し、所定の画像を表示させるための情報を送信するステップと、複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、取得された画像が、送信された情報に基づき表示される画像と一致する場合に、その情報の送信先の機器を特定の機器と認定するステップと、特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得するステップと、取得された画像データに基づく印刷を指示するステップとを含んでいる。
一方、本発明は、コンピュータに機器認証機能または画像形成機能を実現させるためのコンピュータプログラムとして捉えることもできる。その場合、本発明の第1のプログラムは、コンピュータに、無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取得する機能と、複数の機器のいずれかの機器から、取得された画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、その機器を特定の機器と認定する機能とを実現させる。また、本発明の第2のプログラムは、コンピュータに、無線通信可能な複数の機器のいずれかの機器に対し、所定の画像を表示させるための情報を送信する機能と、複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、その画像を捕捉した画像捕捉部から取得する機能と、取得された画像が、送信された情報に基づき表示される画像と一致する場合に、その情報の送信先の機器を特定の機器と認定する機能とを実現させる。
本発明によれば、特定の装置の周囲にその装置と無線通信可能な複数の機器が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の機器を特定することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の機器認証装置は、表示部を有し且つ無線通信機能を有する機器と、その表示部に表示された画像を捕捉(撮像部で撮像、画像入力部で読み取り等)する機能及びその機器と無線通信を行う機能を有する装置とからなるあらゆるシステムについて適用可能であるが、以下では、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話等の撮影装置と、プリンタ等の画像形成装置とからなるシステムについて適用した場合について詳細に述べる。
図1は、本発明の実施の形態における画像形成装置を含むネットワークシステムを示した図である。なお、本実施の形態では、画像形成装置として、コピー機能、プリンタ機能、ファックス機能、スキャナ機能を具備するマルチファンクション機(以下、「M/F機」という)を想定して説明を進める。
図1に示すように、ネットワークシステムは、複数のM/F機と、サーバコンピュータ(以下、「サーバ」という)と、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)とが、場合によってはEthernet(富士ゼロックス株式会社の登録商標)を介して、公衆インターネット網に接続されている。また、各M/F機については、例えば、コンビニエンスストア等の店舗に設置されてサービスを提供することが多いため、そのような状況を図示している。さらに、店舗Aにおいては、M/F機の周囲に、M/F機と無線通信可能な機器a、b、c、dが存在する様子が示されている。なお、これらの機器のうち、機器a、b、cは、携帯電話であるため、電話回線網にも接続可能であることが示されている。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成の一例を示したものである。この画像形成装置は、処理部10と、画像入力部20と、画像出力部30と、撮像部40と、UI部50と、無線通信部60と、記憶装置70とから構成される。
処理部10は、画像編集部(ESS:Electric Sub System)に対応し、画像入力部20から入力され蓄積された画像データを処理する部分である。画像の縮小・拡大等の通常の画像形成装置における機能に加え、本実施の形態特有の機能をも有する。なお、この部分は、例えば、汎用的なPCによって実現することもできる。いずれにしても、図示しないが、中央処理装置(CPU)、メインメモリ、これらを結合するバス等により構成される。
画像入力部(IIT:Image Input Terminal)20は、例えば、スキャナを含む機構であり、プラテン上に配置された原稿を読み取り、画像上の二次元画像の濃淡と位置の情報を処理部10に伝えるものである。
画像出力部(IOT:Image Output Terminal)30は、例えば、プリンタを含む機構であり、処理部10より伝えられる画像データに応じて、紙等の媒体上に画像を再生するものである。
撮像部40は、例えば、カメラであり、カメラのレンズの前方に置かれた被写体を撮像する機能を有するものである。
UI部50は、ユーザが情報の入出力を行うための操作部であり、例えば、タッチパネルディスプレイである。
無線通信部60は、ブルートゥース、無線LAN、UWB等の無線通信手段を用いてデータ通信を行うためのアンテナ部分である。
記憶装置70は、例えば、ハードディスクデバイス(HDD)であり、処理部10における各機能を実現するプログラムや、各機能実現のために必要となるデータの格納場所としても機能する。
本実施の形態は、画像形成装置の周囲にその画像形成装置と無線通信可能な複数の機器が存在する場合に、その複数の機器の中から、画像形成装置に対して画像形成を指示している機器を無線通信対象の機器として特定し、その機器と無線通信を行うことにより画像形成を行うものである。
以下、その具体的な実施の形態について述べる。なお、以下では、機器としては携帯端末を想定し、無線通信としてはブルートゥースを想定し、画像を捕捉する手段としてはカメラ等の撮像部を想定する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態は、携帯端末内に記憶された画像データをブルートゥースにより画像形成装置に転送してその画像データに基づくプリントを行う際に、その携帯端末の特定を一次照合のみによって行う場合の実施の形態である。
まず、本実施の形態における処理部10の機能構成について説明する。
図3は、処理部10の機能構成を示したブロック図である。
図3に示すように、処理部10は、撮像部40が撮像した画像を取り込む画像取込部101と、無線通信部60が受信した携帯端末の状態情報を取得する状態情報取得部102と、画像取込部101が取り込んだ画像と状態情報取得部102が取得した状態情報とを照合する一次照合部103と、一次照合で無線通信対象と認定された携帯端末から無線通信部60が受信した画像データを取得するデータ取得部104と、その画像データに基づく印刷を画像出力部30に対して指示する印刷指示部105とを備えている。
次に、本実施の形態における処理部10の処理動作について説明する。
図4は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、携帯端末の表示部にプリントしたい画像を表示させて、撮像部40により撮像可能な位置に配置し、画像形成装置の「スタート」ボタンを押下することにより、この処理は開始される。
処理部10は、「スタート」ボタンが押下されたことを検出する(ステップ1001)と、撮像部40を制御して、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャを開始させ、画像取込部101が、キャプチャの結果である画像イメージを取り込む(ステップ1002)。
一方、処理部10は、無線通信部60を制御して、周囲の携帯端末の端末状態を取得させる(ステップ1003)。具体的には、無線通信部60は、次のような処理を行う。即ち、まず、IQ(Inquiry)パケットをブロードキャストし、これに応じて携帯端末から識別情報(機器アドレス)を含むFHS(Frequency Hop Synchronization)パケットが送信されると、それを受信する。その後、それらの携帯端末の1つを選択し、端末状態の送信を要求し、これに応じて携帯端末から端末状態の情報が送信されると、それを受信する。これにより、状態情報取得部102は、端末状態の情報を取得する。また、本実施の形態では、端末状態の情報には、携帯端末の表示部に現在表示している画像を特定するための情報(例えば、画像イメージ)が含まれるものとする。即ち、状態情報取得部102は、携帯端末の識別情報と、その携帯端末の表示部に表示された画像イメージとの対応を保持することになる。
なお、状態情報の取得は、ブルートゥースにおいては、所定のプロファイルに則って通信を行うことにより実現することができる。プロファイルとしては、既存のものを用いてもよいし、新たに策定してそれを用いるようにしてもよい。
次に、一次照合部103は、ステップ1003で受信した状態情報に含まれる画面イメージがステップ1002で撮像され取り込まれた画像イメージと一致するかどうかを判定する(ステップ1004)。ここで、一致すると判定されなかった場合は、別の携帯端末を選択し、再度、端末状態のリクエストを行う。一方、一致すると判定された場合は、その画像イメージに対応付けられた携帯端末の識別情報を取り出し、データ取得部104に伝える。
なお、複数の携帯端末に対するリクエストの順序については、特に限定はしないが、例えば、電波の強度の大きいものから先に選択するようにすれば、端末状態がキャプチャ画像と一致する携帯端末が見つかるまでの時間を短くすることができるので、無線通信対象の携帯端末の探索処理の効率化が図れる。
その後、データ取得部104は、無線通信部60を制御して、一次照合部103から伝えられた識別情報に対応する携帯端末に対し、携帯端末に記憶されたデータのうち、表示部に表示されている画像データを取得するためのリクエストを送信させる。即ち、無線通信部60は、撮像部40により画像がキャプチャされた携帯端末の表示部に表示された画像に対応する画像データの送信をリクエストする。このリクエストに応じて携帯端末から画像データが送信され、無線通信部60がその画像データを受信すると、データ取得部104が、その画像データを取得し(ステップ1005)、印刷指示部105が、取得された画像データに基づくプリントを画像出力部30に対して指示する(ステップ1006)。
以上により、第1の実施の形態の動作は終了する。
なお、本実施の形態では、ステップ1002で画像を撮像した携帯端末とステップ1003で状態情報を受信した携帯端末とが同一の場合は、ステップ1004における判断が必ず「YES」となるものと考えたが、ステップ1002でのキャプチャの不具合、ステップ1003での無線通信の不具合等により、必ずしもそのようにならないかもしれない。従って、ステップ1004における判断が「NO」の場合に、選択すべき携帯端末が存在するかどうかを判定するステップを設け、選択すべき携帯端末が存在すれば、ステップ1003に進み、選択すべき携帯端末がもはや存在しないようであれば、「携帯端末を特定することができません」等のメッセージを表示して処理を終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯端末の1つ1つに対し、ステップ1003及び1004の処理を行ったが、ステップ1003では、全ての携帯端末から端末状態の情報を受信し、ステップ1004では、それらの端末状態の情報の中からキャプチャ画像と一致するものを選択するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、ステップ1002において撮像され取り込まれた画像イメージは、画像取込部101により保持され、ステップ1003において受信され取得された携帯端末の識別情報及び状態情報の対応は、状態情報取得部102により保持される、といった記載に留めたが、これらの画像イメージ、携帯端末の識別情報及び状態情報の対応を、図示しない記憶装置に記憶するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、撮像部40で撮像された画像イメージと無線通信により受信した端末状態に含まれる画像イメージとを照合することにより、画像形成装置の周囲に無線通信可能な複数の携帯端末が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の携帯端末を特定することが可能となる。即ち、従来、無線通信手段を用いたシステムにおいては、携帯端末の認証のために携帯端末及び接続先の装置において何度かのキー操作やパスワード入力が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、携帯端末の特定を行えるようになっている。
また、本実施の形態では、無線通信を行う携帯端末を特定するためにその携帯端末の表示部に表示した画像をそのままプリントする画像として用いることを可能としている。即ち、従来、携帯端末の認証後に改めてプリントしたい画像を指定する操作が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、プリントしたい画像の転送を「コピー感覚」で行えるようになっている。
但し、携帯端末の認証時に表示部に表示した画像はあくまで認証のための画像とし、その画像と異なる画像をプリントするようにしてもよい。その場合は、ステップ1004において認証が完了すると、携帯端末に記憶された全ての画像データを取得し、それらをサムネイルで表示する等してユーザにプリントしたい画像を選択させるようにすればよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、携帯端末内に記憶された画像データをブルートゥースにより画像形成装置に転送してその画像データに基づくプリントを行う際に、その携帯端末の特定を一次照合及び二次照合によって行う場合の実施の形態である。上記第1の実施の形態では、画像形成装置の周囲にある各携帯端末からその表示部に表示された画像イメージを取得する必要があったが、本実施の形態では、画像イメージを取得しなくとも、携帯端末の特定が行える。
まず、本実施の形態における処理部10の機能構成について説明する。
図5は、処理部10の機能構成を示したブロック図である。
図5に示すように、処理部10は、一次照合に用いる状態情報を保持する状態情報保持部111と、無線通信部60が受信した携帯端末の状態情報を取得する状態情報取得部112と、状態情報保持部111に保持された状態情報と状態情報取得部112が取得した状態情報とを照合する一次照合部113と、一次照合で無線通信対象の候補と認定された携帯端末に認証コードを送信する認証コード送信部114と、撮像部40が撮像した画像を取り込む画像取込部115と、画像取込部115が取り込んだ画像と認証コード送信部114が送信した認証コードとを照合する二次照合部116と、二次照合で無線通信対象と認定された携帯端末から無線通信部60が受信した画像データを取得するデータ取得部117と、その画像データに基づく印刷を画像出力部30に対して指示する印刷指示部118とを備えている。
次に、本実施の形態における処理部10の処理動作について説明する。
図6は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、携帯端末の表示部にプリントしたい画像を表示させて、撮像部40により撮像可能な位置に配置し、画像形成装置の「スタート」ボタンを押下することにより、この処理は開始される。
処理部10は、「スタート」ボタンが押下されたことを検出する(ステップ1101)と、無線通信部60を制御して、周囲の携帯端末の端末状態を取得させる(ステップ1102)。具体的には、無線通信部60は、次のような処理を行う。即ち、まず、IQパケットをブロードキャストし、これに応じて携帯端末から識別情報(機器アドレス)を含むFHSパケットが送信されると、それを受信する。その後、それらの携帯端末の1つを選択し、端末状態の送信を要求し、これに応じて携帯端末から端末状態の情報が送信されると、それを受信する。これにより、状態情報取得部112は、端末状態の情報を取得する。即ち、状態情報取得部112は、携帯端末の識別情報と、その携帯端末の端末状態の情報との対応を保持することになる。
なお、状態情報の取得は、ブルートゥースにおいては、所定のプロファイルに則って通信を行うことにより実現することができる。プロファイルとしては、既存のものを用いてもよいし、新たに策定してそれを用いるようにしてもよい。
次に、一次照合部113は、ステップ1102で受信した状態情報が状態情報保持部111に保持された状態情報と一致するかどうかを判断する(ステップ1103)。なお、本実施の形態では、画像形成装置は、携帯端末から画像データを取得し、その画像データに基づくプリントを行うものとしてセットアップされているため、状態情報保持部111には、「何らかの画像を表示している」という状態情報が記憶されており、ステップ1103での判断は、受信した状態情報が「何らかの画像を表示している」ことを示す情報であるかどうかという判断になる。即ち、受信した状態情報が「何らかの画像を表示している」ことを示すものでない場合は、別の携帯端末を選択し、再度、端末状態のリクエストを行う。一方、受信した状態情報が「何らかの画像を表示している」ことを示すものである場合は、無線通信を行う候補としてその携帯端末の識別情報を図示しないメモリに登録し(ステップ1104)、別の携帯端末があるかどうかを判定し(ステップ1105)、別の携帯端末があれば、その携帯端末を選択して、ステップ1102〜1104の処理を繰り返す。一方、別の携帯端末がなければ、無線通信を行う候補としてこれまでに蓄積した携帯端末の識別情報を認証コード送信部114に伝える。
次に、認証コード送信部114は、携帯端末の識別情報の中から1つを選択し、ランダムに発生させた認証コードをその識別情報に対応する携帯端末に送出する(ステップ1106)。これにより、その携帯端末の表示部には、例えば、図7に示すような認証画像が表示される。また、この時、認証コードは、二次照合部116に対しても伝えておく。
一方、処理部10は、撮像部40を制御して、携帯端末の表示部に表示された認証画像のキャプチャを開始させ、画像取込部115が、キャプチャの結果である画像イメージを取り込む(ステップ1107)。
そして、二次照合部116は、ステップ1106で撮像され取り込まれた画像イメージが認証コード送信部114から伝えられた認証コードに基づき表示される認証画像のイメージと一致するかどうかを判定する(ステップ1108)。ここで、一致すると判定されなかった場合は、別の携帯端末を選択し、再度、認証コードの送出を行う。一方、一致すると判定された場合は、その画像イメージに対応付けられた携帯端末の識別情報を取り出し、データ取得部117に伝える。
なお、複数の携帯端末に対する認証コード送出の順序については、特に限定はしないが、例えば、電波の強度の大きいものから先に選択するようにすれば、認証コードに対応する画像がキャプチャ画像と一致する携帯端末が見つかるまでの時間を短くすることができるので、無線通信対象の携帯端末の探索処理の効率化が図れる。
その後、データ取得部117は、無線通信部60を制御して、二次照合部116から伝えられた識別情報に対応する携帯端末に対し、携帯端末に記憶されたデータのうち、表示部に表示されている画像データを取得するためのリクエストを送信させる。即ち、無線通信部60は、撮像部40により画像がキャプチャされた携帯端末の表示部に表示された画像に対応する画像データの送信をリクエストする。このリクエストに応じて携帯端末から画像データが送信され、無線通信部60がその画像データを受信すると、データ取得部117が、その画像データを取得し(ステップ1109)、印刷指示部118が、取得された画像データに基づくプリントを画像出力部30に対して指示する(ステップ1110)。
以上により、第2の実施の形態の動作は終了する。
なお、本実施の形態では、ステップ1106で認証コードを送出した携帯端末とステップ1107で画像を撮像した携帯端末とが同一の場合は、ステップ1108における判断が必ず「YES」となるものと考えたが、ステップ1107でのキャプチャの不具合等により、必ずしもそのようにならないかもしれない。従って、ステップ1108における判断が「NO」の場合に、選択すべき携帯端末が存在するかどうかを判定するステップを設け、選択すべき携帯端末が存在すれば、ステップ1106に進み、選択すべき携帯端末がもはや存在しないようであれば、「携帯端末を特定することができません」等のメッセージを表示して処理を終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯端末の1つ1つに対し、ステップ1102〜1104の処理を行ったが、ステップ1102では、全ての携帯端末から端末状態の情報を受信し、ステップ1103及び1104では、それらの端末状態の情報の中から画像を表示しているものを抽出するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、ステップ1102において受信され取得された携帯端末の識別情報及び状態情報の対応は、状態情報取得部112により保持される、といった記載に留めたが、これらの携帯端末の識別情報及び状態情報の対応を、図示しない記憶装置に記憶するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、無線通信により受信した端末状態により無線通信を行う対象の候補を絞り込んだ上で、送出した認証コードにより表示される画像イメージと撮像部40で撮像した画像イメージとを照合することにより、画像形成装置の周囲に無線通信可能な複数の携帯端末が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の携帯端末を特定することが可能となる。即ち、従来、無線通信手段を用いたシステムにおいては、携帯端末の認証のために携帯端末及び接続先の装置において何度かのキー操作やパスワード入力が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、携帯端末の特定を行えるようになっている。
また、本実施の形態では、無線通信を行う携帯端末を特定するためにその携帯端末の表示部に表示した画像をそのままプリントする画像として用いることを可能としている。即ち、従来、携帯端末の認証後に改めてプリントしたい画像を指定する操作が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、プリントしたい画像の転送を「コピー感覚」で行えるようになっている。
但し、携帯端末の認証時に表示部に表示した画像と異なる画像をプリントするようにしてもよい。その場合は、ステップ1108において認証が完了すると、携帯端末に記憶された全ての画像データを取得し、それらをサムネイルで表示する等してユーザにプリントしたい画像を選択させるようにすればよい。
また、本実施の形態の第一の変形例として、ステップ1102〜1105を、第1の実施の形態にあるような、携帯端末の表示部に表示された画像をキャプチャして得られる画像イメージと携帯端末から無線通信により受信した端末状態の情報に含まれる画像イメージとの照合処理によって置き換えたものも考えられる。そうすることにより、一致度が所定の基準以上のものを無線通信を行う候補として認証コード送信部114に伝えて二次照合を行うことにより、無線通信を行う対象の携帯端末の特定をより正確に行うことができる。
さらに、本実施の形態の第二の変形例として、ステップ1102〜1105の照合処理を行わず、ステップ1106〜1108の照合処理のみを行うようにしたものも考えられる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、携帯端末内に記憶された画像所在指示データをブルートゥースにより画像形成装置に転送してその画像所在指示データが示す位置から画像データをダウンロードしてプリントを行う際に、その携帯端末の特定を一次照合のみによって行う場合の実施の形態である。
ここで、画像所在指示データとは、画像データの所在を示す情報(URL等)を含むデータのことである。例えば、ユーザがサーバの所定の位置に何らかのデータを登録した際に、その登録が完了した旨及びその登録されたデータの所在に関する情報を含む電子メールが携帯端末に対して発信されることがあるが、このような電子メールが画像所在指示データに該当する。従って、本実施の形態では、画像所在指示データとしてそのような電子メールを想定して説明する。
まず、本実施の形態における処理部10の機能構成について説明する。
図8は、処理部10の機能構成を示したブロック図である。
図8に示すように、処理部10は、撮像部40が撮像した画像を取り込む画像取込部121と、無線通信部60が受信した携帯端末の状態情報を取得する状態情報取得部122と、画像取込部121が取り込んだ画像と状態情報取得部122が取得した状態情報とを照合する一次照合部123と、一次照合で無線通信対象と認定された携帯端末から無線通信部60が受信した画像所在指示データを取得するデータ取得部124と、その画像所在指示データが示す位置から画像データを取得する画像取得部125と、その画像データに基づく印刷を画像出力部30に対して指示する印刷指示部126とを備えている。
次に、本実施の形態における処理部10の処理動作について説明する。
図9は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、携帯端末の表示部にプリントしたい画像の所在情報を含む画像を表示させて、撮像部40により撮像可能な位置に配置し、画像形成装置の「スタート」ボタンを押下することにより、この処理は開始される。
処理部10は、「スタート」ボタンが押下されたことを検出する(ステップ1201)と、撮像部40を制御して、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャを開始させ、画像取込部121が、キャプチャの結果である画像イメージを取り込む(ステップ1202)。
一方、処理部10は、無線通信部60を制御して、周囲の携帯端末の端末状態を取得させる(ステップ1203)。具体的には、無線通信部60は、次のような処理を行う。即ち、まず、IQパケットをブロードキャストし、これに応じて携帯端末から識別情報(機器アドレス)を含むFHSパケットが送信されると、それを受信する。その後、それらの携帯端末の1つを選択し、端末状態の送信を要求し、これに応じて携帯端末から端末状態の情報が送信されると、それを受信する。これにより、状態情報取得部122は、端末状態の情報を取得する。また、本実施の形態では、端末状態の情報には、携帯端末の表示部に現在表示している画像を特定するための情報(例えば、画像イメージ)が含まれるものとする。即ち、状態情報取得部122は、携帯端末の識別情報と、その携帯端末の表示部に表示された画像イメージとの対応を保持することになる。
なお、状態情報の取得は、ブルートゥースにおいては、所定のプロファイルに則って通信を行うことにより実現することができる。プロファイルとしては、既存のものを用いてもよいし、新たに策定してそれを用いるようにしてもよい。
次に、一次照合部123は、ステップ1203で受信した状態情報に含まれる画面イメージがステップ1202で撮像され取り込まれた画像イメージと一致するかどうかを判断する(ステップ1204)。ここで、一致すると判断されなかった場合は、別の携帯端末を選択し、再度、端末状態のリクエストを行う。一方、一致すると判定された場合は、その画像イメージに対応付けられた携帯端末の識別情報を取り出し、データ取得部124に伝える。
なお、複数の携帯端末に対するリクエストの順序については、特に限定はしないが、例えば、電波の強度の大きいものから先に選択するようにすれば、端末状態がキャプチャ画像と一致する携帯端末が見つかるまでの時間を短くすることができるので、無線通信対象の携帯端末の探索処理の効率化が図れる。
その後、データ取得部124は、無線通信部60を制御して、一次照合部123から伝えられた識別情報に対応する携帯端末に対し、携帯端末に記憶されたデータのうち、表示部に表示されている画像所在指示データを取得するためのリクエストを送信させる。即ち、無線通信部60は、撮像部40により画像がキャプチャされた携帯端末の表示部に表示された画像に対応する画像所在指示データの送信をリクエストする。このリクエストに応じて携帯端末から画像所在指示データが送信され、無線通信部60がその画像所在指示データを受信すると、データ取得部124が、その画像所在指示データを取得する(ステップ1205)。そして、画像取得部125が、画像所在指示データが示す位置から画像データを取得し(ステップ1206)、印刷指示部126が、取得された画像データに基づくプリントを画像出力部30に対して指示する(ステップ1207)。
以上により、第3の実施の形態の動作は終了する。
なお、本実施の形態では、ステップ1202で画像を撮像した携帯端末とステップ1203で状態情報を受信した携帯端末とが同一の場合は、ステップ1204における判断が必ず「YES」となるものと考えたが、ステップ1202でのキャプチャの不具合、ステップ1203での無線通信の不具合等により、必ずしもそのようにならないかもしれない。従って、ステップ1204における判断が「NO」の場合に、選択すべき携帯端末が存在するかどうかを判定するステップを設け、選択すべき携帯端末が存在すれば、ステップ1203に進み、選択すべき携帯端末がもはや存在しないようであれば、「携帯端末を特定することができません」等のメッセージを表示して処理を終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯端末の1つ1つに対し、ステップ1203及び1204の処理を行ったが、ステップ1203では、全ての携帯端末から端末状態の情報を受信し、ステップ1204では、それらの端末状態の情報の中からキャプチャ画像と一致するものを選択するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、ステップ1202において撮像され取り込まれた画像イメージは、画像取込部121により保持され、ステップ1203において受信され取得された携帯端末の識別情報及び状態情報の対応は、状態情報取得部122により保持される、といった記載に留めたが、これらの画像イメージ、携帯端末の識別情報及び状態情報の対応を、図示しない記憶装置に記憶するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、撮像部40で撮像された画像イメージと無線通信により受信した端末状態に含まれる画像イメージとを照合することにより、画像形成装置の周囲に無線通信可能な複数の携帯端末が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の携帯端末を特定することが可能となる。即ち、従来、無線通信手段を用いたシステムにおいては、携帯端末の認証のために携帯端末及び接続先の装置において何度かのキー操作やパスワード入力が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、携帯端末の特定を行えるようになっている。
また、本実施の形態では、無線通信を行う携帯端末を特定するためにその携帯端末の表示部に表示した画像をそのままプリントしたい画像の所在を示す情報として用いることを可能としている。特に、プリントしたい画像の所在を示す情報が画像上には表示されず、画像をデータとして解析してみなければ分からないような場合に、本実施の形態は有効である。
但し、携帯端末の認証時に表示部に表示した画像はあくまで認証のための画像とし、その画像と異なる画像が示す位置にある画像をプリントするようにしてもよい。その場合は、ステップ1204において認証が完了すると、携帯端末に記憶された全ての画像所在指示データを取得し、それらをサムネイルで表示する等してユーザにプリントしたい画像の所在情報を含む画像を選択させるようにすればよい。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、携帯端末内に記憶された画像所在指示データをブルートゥースにより画像形成装置に転送してその画像所在指示データが示す位置から画像データをダウンロードしてプリントを行う際に、その携帯端末の特定を一次照合及び二次照合によって行う場合の実施の形態である。
なお、本実施の形態においても、画像所在指示データとしては、ユーザがサーバの所定の位置に何らかのデータを登録した際に発信される、その登録が完了した旨及びその登録されたデータの所在に関する情報を含む電子メールを想定する。
まず、本実施の形態における処理部10の機能構成について説明する。
図10は、処理部10の機能構成を示したブロック図である。
図10に示すように、処理部10は、一次照合に用いる状態情報を保持する状態情報保持部131と、無線通信部60が受信した携帯端末の状態情報を取得する状態情報取得部132と、状態情報保持部131に保持された状態情報と状態情報取得部132が取得した状態情報とを照合する一次照合部133と、一次照合で無線通信対象の候補と認定された携帯端末に認証コードを送信する認証コード送信部134と、撮像部40が撮像した画像を取り込む画像取込部135と、画像取込部135が取り込んだ画像と認証コード送信部134が送信した認証コードとを照合する二次照合部136と、二次照合で無線通信対象と認定された携帯端末から無線通信部60が受信した画像所在指示データを取得するデータ取得部137と、その画像所在指示データが示す位置から画像データを取得する画像取得部138と、その画像データに基づく印刷を画像出力部30に対して指示する印刷指示部139とを備えている。
次に、本実施の形態における処理部10の処理動作について説明する。
図11は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、携帯端末の表示部にプリントしたい画像の所在情報を含む画像を表示させて、撮像部40により撮像可能な位置に配置し、画像形成装置の「スタート」ボタンを押下することにより、この処理は開始される。
処理部10は、「スタート」ボタンが押下されたことを検出する(ステップ1301)と、無線通信部60を制御して、周囲の携帯端末の端末状態を取得させる(ステップ1302)。具体的には、無線通信部60は、次のような処理を行う。即ち、まず、IQパケットをブロードキャストし、これに応じて携帯端末から識別情報(機器アドレス)を含むFHSパケットが送信されると、それを受信する。その後、それらの携帯端末の1つを選択し、端末状態の送信を要求し、これに応じて携帯端末から端末状態の情報が送信されると、それを受信する。これにより、状態情報取得部132は、端末状態の情報を取得する。即ち、状態情報取得部132は、携帯端末の識別情報と、その携帯端末の端末状態の情報との対応を保持することになる。
なお、状態情報の取得は、ブルートゥースにおいては、所定のプロファイルに則って通信を行うことにより実現することができる。プロファイルとしては、既存のものを用いてもよいし、新たに策定してそれを用いるようにしてもよい。
次に、一次照合部133は、ステップ1302で受信した状態情報が状態情報保持部131に保持された状態情報と一致するかどうかを判断する(ステップ1303)。なお、本実施の形態では、画像形成装置は、携帯端末から画像所在指示データとして電子メールを取得し、その電子メールが示す位置にある画像データに基づくプリントを行うものとしてセットアップされているため、状態情報保持部131には、「何らかの電子メールを表示している」という状態情報が記憶されており、ステップ1303での判断は、受信した状態情報が「何らかの電子メールを表示している」ことを示す情報であるかどうかという判断になる。即ち、受信した状態情報が「何らかの電子メールを表示している」ことを示すものでない場合は、別の携帯端末を選択し、再度、端末状態のリクエストを行う。一方、受信した状態情報が「何らかの電子メールを表示している」ことを示すものである場合は、無線通信を行う候補としてその携帯端末の識別情報を図示しないメモリに登録し(ステップ1304)、別の携帯端末があるかどうかを判定し(ステップ1305)、別の携帯端末があれば、その携帯端末を選択して、ステップ1302〜1304の処理を繰り返す。一方、別の携帯端末がなければ、無線通信を行う候補としてこれまでに蓄積した携帯端末の識別情報の識別情報を認証コード送信部134に伝える。
次に、認証コード送信部134は、携帯端末の識別情報の中から1つを選択し、ランダムに発生させた認証コードをその携帯端末に送出する(ステップ1306)。これにより、その携帯端末の表示部には、例えば、図7に示すような認証画像が表示される。また、この時、認証コードは、二次照合部136に対しても伝えておく。
一方、処理部10は、撮像部40を制御して、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャを開始させ、画像取込部135が、キャプチャの結果である画像イメージを取り込む(ステップ1307)。
そして、二次照合部136は、ステップ1306で撮像され取り込まれた画像イメージが認証コード送信部134から伝えられた認証コードに基づき表示される認証画像のイメージと一致するかどうかを判定する(ステップ1308)。ここで、一致すると判定されなかった場合は、別の携帯端末を選択し、再度、認証コードの送出を行う。一方、一致すると判定された場合は、その画像イメージに対応付けられた携帯端末の識別情報を取り出し、データ取得部137に伝える。
なお、複数の携帯端末に対する認証コード送出の順序については、特に限定はしないが、例えば、電波の強度の大きいものから先に選択するようにすれば、認証コードに対応する画像がキャプチャ画像と一致する携帯端末が見つかるまでの時間を短くすることができるので、無線通信対象の携帯端末の探索処理の効率化が図れる。
その後、データ取得部137は、無線通信部60を制御して、二次照合部136から伝えられた識別情報に対応する携帯端末に対し、携帯端末に記憶されたデータのうち、表示部に表示されている画像所在指示データを取得するためのリクエストを送信させる。即ち、無線通信部60は、撮像部40により画像がキャプチャされた携帯端末の表示部に表示された画像に対応する画像所在指示データの送信をリクエストする。このリクエストに応じて携帯端末から画像所在指示データが送信され、無線通信部60がその画像所在指示データを受信すると、データ取得部137が、その画像所在指示データを取得する(ステップ1309)。そして、画像取得部138が、画像所在指示データが示す位置から画像データを取得し(ステップ1310)、印刷指示部139が、取得された画像データに基づくプリントを画像出力部30に対して指示する(ステップ1311)。
以上により、第4の実施の形態の動作は終了する。
なお、本実施の形態では、ステップ1306で認証コードを送出した携帯端末とステップ1307で画像を撮像した携帯端末とが同一の場合は、ステップ1308における判断が必ず「YES」となるものと考えたが、ステップ1307でのキャプチャの不具合等により、必ずしもそのようにならないかもしれない。従って、ステップ1308における判断が「NO」の場合に、選択すべき携帯端末が存在するかどうかを判定するステップを設け、選択すべき携帯端末が存在すれば、ステップ1306に進み、選択すべき携帯端末がもはや存在しないようであれば、「携帯端末を特定することができません」等のメッセージを表示して処理を終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯端末の1つ1つに対し、ステップ1302〜1304の処理を行ったが、ステップ1302では、全ての携帯端末から端末状態の情報を受信し、ステップ1303及び1304では、それらの端末状態の情報の中から画像を表示しているものを抽出するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、ステップ1302において受信され取得された携帯端末の識別情報及び状態情報の対応は、状態情報取得部132により保持される、といった記載に留めたが、これらの携帯端末の識別情報及び状態情報の対応を、図示しない記憶装置に記憶するようにしてもよい。
また、本実施の形態におけるステップ1302〜1305は、第1の実施の形態のように、携帯端末の表示部に表示された画像をキャプチャして得られる画像イメージと携帯端末から無線通信により受信した端末状態の情報に含まれる画像イメージとの照合を行うようにしてもよい。その場合、一致度が所定の基準以上のものを無線通信を行う候補として認証コード送信部134に伝えて二次照合を行うことにより、無線通信を行う対象の携帯端末の特定をより正確に行うことができる。
このように、本実施の形態では、無線通信により受信した端末状態により無線通信を行う対象の候補を絞り込んだ上で、送出した認証コードにより表示される画像イメージと撮像部40で撮像した画像イメージとを照合することにより、画像形成装置の周囲に無線通信可能な複数の携帯端末が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の携帯端末を特定することが可能となる。即ち、従来、無線通信手段を用いたシステムにおいては、携帯端末の認証のために携帯端末及び接続先の装置において何度かのキー操作やパスワード入力が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、携帯端末の特定を行えるようになっている。
また、本実施の形態では、無線通信を行う携帯端末を特定するためにその携帯端末の表示部に表示した画像をそのままプリントしたい画像の所在を示す情報として用いることを可能としている。特に、プリントしたい画像の所在を示す情報が画像上には表示されず、画像をデータとして解析してみなければ分からないような場合に、本実施の形態は有効である。
但し、携帯端末の認証時に表示部に表示した画像と異なる画像が示す位置にある画像をプリントするようにしてもよい。その場合は、ステップ1308において認証が完了すると、携帯端末に記憶された全ての画像所在指示データを取得し、それらをサムネイルで表示する等してユーザにプリントしたい画像の所在情報を含む画像を選択させるようにすればよい。
また、本実施の形態の第一の変形例として、ステップ1302〜1305を、第3の実施の形態にあるような、携帯端末の表示部に表示された画像をキャプチャして得られる画像イメージと携帯端末から無線通信により受信した端末状態の情報に含まれる画像イメージとの照合処理によって置き換えたものも考えられる。そうすることにより、一致度が所定の基準以上のものを無線通信を行う候補として認証コード送信部134に伝えて二次照合を行うことにより、無線通信を行う対象の携帯端末の特定をより正確に行うことができる。
さらに、本実施の形態の第二の変形例として、ステップ1302〜1305の照合処理を行わず、ステップ1306〜1308の照合処理のみを行うようにしたものも考えられる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態は、携帯端末内に記憶されたデータをブルートゥースにより画像形成装置に転送して、そのデータが画像データであればその画像データに基づくプリントを行い、そのデータが画像所在指示データであれば、その画像所在指示データが示す位置から画像データをダウンロードしてプリントを行う際に、その携帯端末の特定を一次照合のみによって行う場合の実施の形態である。
なお、本実施の形態においても、画像所在指示データとしては、ユーザがサーバの所定の位置に何らかのデータを登録した際に発信される、その登録が完了した旨及びその登録されたデータの所在に関する情報を含む電子メールを想定する。
まず、本実施の形態における処理部10の機能構成について説明する。
図12は、処理部10の機能構成を示したブロック図である。
図12に示すように、処理部10は、撮像部40が撮像した画像を取り込む画像取込部141と、無線通信部60が受信した携帯端末の状態情報を取得する状態情報取得部142と、画像取込部141が取り込んだ画像と状態情報取得部142が取得した状態情報とを照合する一次照合部143と、一次照合で無線通信対象と認定された携帯端末から無線通信部60が受信したデータを取得するデータ取得部144と、取得したデータが画像データであるか画像所在指示データであるかを判定するデータ種別判定部145と、そのデータが画像所在指示データであった場合にその画像所在指示データが示す位置から画像データを取得する画像取得部146と、データ取得部144または画像取得部146が取得した画像データに基づく印刷を画像出力部30に対して指示する印刷指示部147とを備えている。
次に、本実施の形態における処理部10の処理動作について説明する。
図13は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、携帯端末の表示部にプリントしたい画像またはプリントしたい画像の所在情報を含む画像を表示させて、撮像部40により撮像可能な位置に配置し、画像形成装置の「スタート」ボタンを押下することにより、この処理は開始される。
処理部10は、「スタート」ボタンが押下されたことを検出する(ステップ1401)と、撮像部40を制御して、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャを開始させ、画像取込部141が、キャプチャの結果である画像イメージを取り込む(ステップ1402)。
一方、処理部10は、無線通信部60を制御して、周囲の携帯端末の端末状態を取得させる(ステップ1403)。具体的には、無線通信部60は、次のような処理を行う。即ち、まず、IQパケットをブロードキャストし、これに応じて携帯端末から識別情報(機器アドレス)を含むFHSパケットが送信されると、それを受信する。その後、それらの携帯端末の1つを選択し、端末状態の送信を要求し、これに応じて携帯端末から端末状態の情報が送信されると、それを受信する。これにより、状態情報取得部142は、端末状態の情報を取得する。また、本実施の形態では、端末状態の情報には、携帯端末の表示部に現在表示している画像を特定するための情報(例えば、画像イメージ)が含まれるものとする。即ち、状態情報取得部142は、携帯端末の識別情報と、その携帯端末の表示部に表示された画像イメージとの対応を保持することになる。
なお、状態情報の取得は、ブルートゥースにおいては、所定のプロファイルに則って通信を行うことにより実現することができる。プロファイルとしては、既存のものを用いてもよいし、新たに策定してそれを用いるようにしてもよい。
次に、一次照合部143は、ステップ1403で受信した状態情報に含まれる画面イメージがステップ1402で撮像され取り込まれた画像イメージと一致するかどうかを判断する(ステップ1404)。ここで、一致すると判断されなかった場合は、別の携帯端末を選択し、再度、端末状態のリクエストを行う。一方、一致すると判定された場合は、その画像イメージに対応付けられた携帯端末の識別情報を取り出し、データ取得部144に伝える。
なお、複数の携帯端末に対するリクエストの順序については、特に限定はしないが、例えば、電波の強度の大きいものから先に選択するようにすれば、端末状態がキャプチャ画像と一致する携帯端末が見つかるまでの時間を短くすることができるので、無線通信対象の携帯端末の探索処理の効率化が図れる。
その後、データ取得部144は、無線通信部60を制御して、一次照合部143から伝えられた識別情報に対応する携帯端末に対し、携帯端末に記憶されたデータのうち、表示部に表示されているデータを取得するためのリクエストを送信させる。即ち、無線通信部60は、撮像部40により画像がキャプチャされた携帯端末の表示部に表示された画像に対応するデータの送信をリクエストする。このリクエストに応じて携帯端末からデータが送信され、無線通信部60がそのデータを受信すると、データ取得部144が、そのデータを取得する(ステップ1405)。そして、データ種別判定部145が、そのデータが画像データそのものなのか、画像データの所在を示す画像所在指示データなのかを判定する(ステップ1406)。具体的には、そのデータに画像データの所在を示す情報(例えば、URL)と判断できる文字列が含まれている場合には画像所在指示データと判定し、それ以外は画像データと判定することができる。また、この判定処理にて画像データか画像所在指示データかが判定できない場合は、ユーザに問い合わせるようにしてもよい。
ここで、画像データであると判定された場合は、そのデータを印刷データとして設定し(ステップ1407)、画像所在指示データであると判定された場合は、画像取得部146が、その画像所在指示データが示す位置から画像データを取得し、その画像データを印刷データとして設定する(ステップ1408)。そして、印刷指示部147が、印刷データに基づくプリントを画像出力部30に対して指示する(ステップ1409)。
以上により、第5の実施の形態の動作は終了する。
なお、本実施の形態では、ステップ1402で画像を撮像した携帯端末とステップ1403で状態情報を受信した携帯端末とが同一の場合は、ステップ1404における判断が必ず「YES」となるものと考えたが、ステップ1402でのキャプチャの不具合、ステップ1403での無線通信の不具合等により、必ずしもそのようにならないかもしれない。従って、ステップ1404における判断が「NO」の場合に、選択すべき携帯端末が存在するかどうかを判定するステップを設け、選択すべき携帯端末が存在すれば、ステップ1403に進み、選択すべき携帯端末がもはや存在しないようであれば、「携帯端末を特定することができません」等のメッセージを表示して処理を終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯端末の1つ1つに対し、ステップ1403及び1404の処理を行ったが、ステップ1403では、全ての携帯端末から端末状態の情報を受信し、ステップ1404では、それらの端末状態の情報の中からキャプチャ画像と一致するものを選択するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、ステップ1402において撮像され取り込まれた画像イメージは、画像取込部141により保持され、ステップ1403において受信され取得された携帯端末の識別情報及び状態情報の対応は、状態情報取得部142により保持される、といった記載に留めたが、これらの画像イメージ、携帯端末の識別情報及び状態情報の対応を、図示しない記憶装置に記憶するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、撮像部40で撮像された画像イメージと無線通信により受信した端末状態に含まれる画像イメージとを照合することにより、画像形成装置の周囲に無線通信可能な複数の携帯端末が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の携帯端末を特定することが可能となる。即ち、従来、無線通信手段を用いたシステムにおいては、携帯端末の認証のために携帯端末及び接続先の装置において何度かのキー操作やパスワード入力が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、携帯端末の特定を行えるようになっている。
また、本実施の形態では、無線通信を行う携帯端末を特定するためにその携帯端末の表示部に表示した画像をそのままプリントする画像として用いることや、プリントしたい画像の所在を示す情報として用いることを可能としている。
但し、携帯端末の認証時に表示部に表示した画像はあくまで認証のための画像とし、その画像と異なる画像またはその画像と異なる画像が示す位置にある画像をプリントするようにしてもよい。その場合は、ステップ1404において認証が完了すると、携帯端末に記憶された全ての画像データまたは画像所在指示データを取得し、それらをサムネイルで表示する等してユーザにプリントしたい画像またはプリントしたい画像の所在情報を含む画像を選択させるようにすればよい。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態は、携帯端末内に記憶されたデータをブルートゥースにより画像形成装置に転送して、そのデータが画像データであればその画像データに基づくプリントを行い、そのデータが画像所在指示データであれば、その画像所在指示データが示す位置から画像データをダウンロードしてプリントを行う際に、その携帯端末の特定を一次照合及び二次照合によって行う場合の実施の形態である。上記第5の実施の形態では、画像形成装置の周囲にある各携帯端末からその表示部に表示された画像イメージを取得する必要があったが、本実施の形態では、画像イメージを取得しなくとも、携帯端末の特定が行える。
なお、本実施の形態においても、画像所在指示データとしては、ユーザがサーバの所定の位置に何らかのデータを登録した際に発信される、その登録が完了した旨及びその登録されたデータの所在に関する情報を含む電子メールを想定する。
まず、本実施の形態における処理部10の機能構成について説明する。
図14は、処理部10の機能構成を示したブロック図である。
図14に示すように、処理部10は、一次照合に用いる状態情報を保持する状態情報保持部151と、無線通信部60が受信した携帯端末の状態情報を取得する状態情報取得部152と、状態情報保持部151に保持された状態情報と状態情報取得部152が取得した状態情報とを照合する一次照合部153と、一次照合で無線通信対象の候補と認定された携帯端末に認証コードを送信する認証コード送信部154と、撮像部40が撮像した画像を取り込む画像取込部155と、画像取込部155が取り込んだ画像と認証コード送信部154が送信した認証コードとを照合する二次照合部156と、二次照合で無線通信対象と認定された携帯端末から無線通信部60が受信したデータを取得するデータ取得部157と、取得したデータが画像データであるか画像所在指示データであるかを判定するデータ種別判定部158と、そのデータが画像所在指示データであった場合にその画像所在指示データが示す位置から画像データを取得する画像取得部159と、データ取得部157または画像取得部159が取得した画像データに基づく印刷を画像出力部30に対して指示する印刷指示部160とを備えている。
次に、本実施の形態における処理部10の処理動作について説明する。
図15は、処理部10の動作を示すフローチャートである。
ユーザが、携帯端末の表示部にプリントしたい画像またはプリントしたい画像の所在情報を含む画像を表示させて、撮像部40により撮像可能な位置に配置し、画像形成装置の「スタート」ボタンを押下することにより、この処理は開始される。
処理部10は、「スタート」ボタンが押下されたことを検出する(ステップ1501)と、無線通信部60を制御して、周囲の携帯端末の端末状態を取得させる(ステップ1502)。具体的には、無線通信部60は、次のような処理を行う。即ち、まず、IQパケットをブロードキャストし、これに応じて携帯端末から識別情報(機器アドレス)を含むFHSパケットが送信されると、それを受信する。その後、それらの携帯端末の1つを選択し、端末状態の送信を要求し、これに応じて携帯端末から端末状態の情報が送信されると、それを受信する。これにより、状態情報取得部152は、端末状態の情報を取得する。即ち、状態情報取得部152は、携帯端末の識別情報と、その携帯端末の端末状態の情報との対応を保持することになる。
なお、状態情報の取得は、ブルートゥースにおいては、所定のプロファイルに則って通信を行うことにより実現することができる。プロファイルとしては、既存のものを用いてもよいし、新たに策定してそれを用いるようにしてもよい。
次に、一次照合部153は、ステップ1502で受信した状態情報が状態情報保持部151に保持された状態情報と一致するかどうかを判断する(ステップ1503)。なお、本実施の形態では、画像形成装置は、携帯端末から画像データを取得し、その画像データに基づくプリントを行うか、または、携帯端末から画像所在指示データとして電子メールを取得し、その電子メールが示す位置にある画像データに基づくプリントを行うものとしてセットアップされているため、状態情報保持部151には、「何らかの画像または電子メールを表示している」という状態情報が記憶されており、ステップ1503での判断は、受信した状態情報が「何らかの画像または電子メールを表示している」ことを示す情報であるかどうかという判断になる。即ち、受信した状態情報が「何らかの画像または電子メールを表示している」ことを示すものでない場合は、別の携帯端末を選択し、再度、端末状態のリクエストを行う。一方、受信した状態情報が「何らかの画像または電子メールを表示している」ことを示すものである場合は、無線通信を行う候補としてその携帯端末の識別情報を図示しないメモリに登録し(ステップ1504)、別の携帯端末があるかどうかを判定し(ステップ1505)、別の携帯端末があれば、その携帯端末を選択して、ステップ1502〜1504の処理を繰り返す。一方、別の携帯端末がなければ、無線通信を行う候補としてこれまでに蓄積した携帯端末の識別情報を認証コード送信部154に伝える。
次に、認証コード送信部154は、蓄積された携帯端末から1つを選択し、ランダムに発生させた認証コードをその携帯端末に送出する(ステップ1506)。これにより、その携帯端末の表示部には、例えば、図7に示すような認証画像が表示される。また、この時、認証コードは、二次照合部156に対しても伝えておく。
一方、処理部10は、撮像部40を制御して、携帯端末の表示部に表示された画像のキャプチャを開始させ、画像取込部155が、キャプチャの結果である画像イメージを取り込む(ステップ1507)。
そして、二次照合部156は、ステップ1507で撮像され取り込まれた画像イメージが認証コード送信部154から伝えられた認証コードに基づき表示される認証画像のイメージと一致するかどうかを判定する(ステップ1508)。ここで、一致すると判定されなかった場合は、別の携帯端末を選択し、再度、認証コードの送出を行う。一方、一致すると判定された場合は、その画像イメージに対応付けられた携帯端末の識別情報を取り出し、データ取得部157に伝える。
なお、複数の携帯端末に対する認証コード送出の順序については、特に限定はしないが、例えば、電波の強度の大きいものから先に選択するようにすれば、端末状態がキャプチャ画像と一致する携帯端末が見つかるまでの時間を短くすることができるので、無線通信対象の携帯端末の探索処理の効率化が図れる。
その後、データ取得部157は、無線通信部60を制御して、二次照合部156から伝えられた識別情報に対応する携帯端末に対し、携帯端末に記憶されたデータのうち、表示部に表示されている画像に対応するデータを取得するためのリクエストを送信させる。即ち、無線通信部60は、撮像部40により画像がキャプチャされた携帯端末の表示部に表示された画像に対応するデータの送信をリクエストする。このリクエストに応じて携帯端末からデータが送信され、無線通信部60がそのデータを受信すると、データ取得部157が、そのデータを取得する(ステップ1509)。そして、データ種別判定部158が、そのデータが画像データそのものなのか、画像データの所在を示す画像所在指示データなのかを判定する(ステップ1510)。具体的には、そのデータに画像データの所在を示す情報(例えば、URL)と判断できる文字列が含まれている場合には画像所在指示データと判定し、それ以外は画像データと判定することができる。また、この判定処理にて画像データか画像所在指示データかが判定できない場合は、ユーザに問い合わせるようにしてもよい。
ここで、画像データであると判定された場合は、そのデータを印刷データとして設定し(ステップ1511)、画像所在指示データであると判定された場合は、画像取得部159が、その画像所在指示データが示す位置から画像データを取得し、その画像データを印刷データとして設定する(ステップ1512)。そして、印刷指示部160が、印刷データに基づくプリントを画像出力部30に対して指示する(ステップ1513)。
以上により、第6の実施の形態の動作は終了する。
なお、本実施の形態では、ステップ1506で認証コードを送出した携帯端末とステップ1507で画像を撮像した携帯端末とが同一の場合は、ステップ1508における判断が必ず「YES」となるものと考えたが、ステップ1507でのキャプチャの不具合等により、必ずしもそのようにならないかもしれない。従って、ステップ1508における判断が「NO」の場合に、選択すべき携帯端末が存在するかどうかを判定するステップを設け、選択すべき携帯端末が存在すれば、ステップ1506に進み、選択すべき携帯端末がもはや存在しないようであれば、「携帯端末を特定することができません」等のメッセージを表示して処理を終了するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、携帯端末の1つ1つに対し、ステップ1502〜1504の処理を行ったが、ステップ1502では、全ての携帯端末から端末状態の情報を受信し、ステップ1503及び1504では、それらの端末状態の情報の中から画像または電子メールを表示しているものを抽出するようにしてもよい。
さらに、上記の説明では、ステップ1502において受信され取得された携帯端末の識別情報及び状態情報の対応は、状態情報取得部152により保持される、といった記載に留めたが、これらの携帯端末の識別情報及び状態情報の対応を、図示しない記憶装置に記憶するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、無線通信により受信した端末状態により無線通信を行う対象の候補を絞り込んだ上で、送出した認証コードにより表示される画像イメージと撮像部40で撮像した画像イメージとを照合することにより、画像形成装置の周囲に無線通信可能な複数の携帯端末が存在する場合に、特別な操作を行うことなく、無線通信を行う対象の携帯端末を特定することが可能となる。即ち、従来、無線通信手段を用いたシステムにおいては、携帯端末の認証のために携帯端末及び接続先の装置において何度かのキー操作やパスワード入力が必要であったが、本実施の形態では、M/F機の「スタート」ボタンを1度押下するだけで、携帯端末の特定を行えるようになっている。
また、本実施の形態では、無線通信を行う携帯端末を特定するためにその携帯端末の表示部に表示した画像をそのままプリントする画像として用いることや、プリントしたい画像の所在を示す情報として用いることを可能としている。
但し、携帯端末の認証時に表示部に表示した画像と異なる画像または表示部に表示した画像と異なる画像が示す位置にある画像をプリントするようにしてもよい。その場合は、ステップ1508において認証が完了すると、携帯端末に記憶された全ての画像データまたは画像所在指示データを取得し、それらをサムネイルで表示する等してユーザにプリントしたい画像またはプリントしたい画像の所在情報を含む画像を選択させるようにすればよい。
また、本実施の形態の第一の変形例として、ステップ1502〜1505を、第5の実施の形態にあるような、携帯端末の表示部に表示された画像をキャプチャして得られる画像イメージと携帯端末から無線通信により受信した端末状態の情報に含まれる画像イメージとの照合処理によって置き換えたものも考えられる。そうすることにより、一致度が所定の基準以上のものを無線通信を行う候補として認証コード送信部154に伝えて二次照合を行うことにより、無線通信を行う対象の携帯端末の特定をより正確に行うことができる。
さらに、本実施の形態の第二の変形例として、ステップ1502〜1505の照合処理を行わず、ステップ1506〜1508の照合処理のみを行うようにしたものも考えられる。
本発明の実施の形態における画像形成装置を含むネットワークシステムの構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の処理部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における画像形成装置の処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における画像形成装置の処理部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第2、第4、第6の実施の形態で用いる認証画面の例を示した図である。 本発明の第3の実施の形態における画像形成装置の処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における画像形成装置の処理部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における画像形成装置の処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第4の実施の形態における画像形成装置の処理部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態における画像形成装置の処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第5の実施の形態における画像形成装置の処理部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における画像形成装置の処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第6の実施の形態における画像形成装置の処理部の動作を示したフローチャートである。
符号の説明
10…処理部、101,115,121,135,141,155…画像取込部、102,112,122,132,142,152…状態情報取得部、103,113,123,133,143,153…一次照合部、104,117,124,137,144,157…データ取得部、105,118,126,139,147,160…印刷指示部、111,131,151…状態情報保持部、114,134,154…認証コード送信部、116,136,156…二次照合部、125,138,146,159…画像取得部、145,158…データ種別判定部、20…画像入力部、30…画像出力部、40…撮像部、50…UI部、60…無線通信部、70…記憶装置

Claims (17)

  1. 無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、
    前記複数の機器のいずれかの機器から、前記画像捕捉部により捕捉された前記画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、当該機器を前記特定の機器と認定する処理部と
    を備えたことを特徴とする機器認証装置。
  2. 無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、
    前記複数の機器のいずれかの機器に対し、前記画像捕捉部により捕捉された前記画像をその表示部に表示させるための情報が無線通信により送信されている場合に、当該機器を前記特定の機器と認定する処理部と
    を備えたことを特徴とする機器認証装置。
  3. 無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、
    前記複数の機器のいずれかの機器から、前記画像捕捉部により捕捉された前記画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、当該機器を前記特定の機器と認定し、当該特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得する処理部と、
    前記処理部により取得された前記画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を捕捉する画像捕捉部と、
    前記複数の機器のいずれかの機器に対し、前記画像捕捉部により捕捉された前記画像をその表示部に表示させるための情報が無線通信により送信されている場合に、当該機器を前記特定の機器と認定し、当該特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得する処理部と、
    前記処理部により取得された前記画像データに基づいて画像出力を行う画像出力部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記処理部は、
    前記特定の機器から無線通信により前記画像データを取得することを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  6. 前記処理部は、
    前記特定の機器から無線通信により前記画像データの所在を示す画像所在指示データを取得し、当該画像所在指示データに基づき前記画像データを取得することを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  7. 前記処理部は、
    前記特定の機器に記憶されたデータを無線通信により取得し、当該データが前記画像データであるか前記画像データの所在を示す画像所在指示データであるかを判定し、画像所在指示データである場合は、当該画像所在指示データに基づき前記画像データを取得することを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  8. 無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、当該画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、
    前記複数の機器のいずれかの機器から、取得された前記画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、当該機器を前記特定の機器と認定するステップと
    を含むことを特徴とする機器認証方法。
  9. 無線通信可能な複数の機器のいずれかの機器に対し、所定の画像を表示させるための情報を送信するステップと、
    前記複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、当該画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、
    取得された前記画像が、送信された前記情報に基づき表示される画像と一致する場合に、当該情報の送信先の機器を前記特定の機器と認定するステップと
    を含むことを特徴とする機器認証方法。
  10. 前記複数の機器から当該機器の状態に関する情報を取得するステップと、
    前記複数の機器の中から、取得された前記状態に関する情報が予め定められた状態に関する情報と一致する機器を抽出し、当該抽出した機器を、前記所定の画像を表示させるための情報の送信先の機器に決定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項9記載の機器認証方法。
  11. 無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、当該画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、
    前記複数の機器のうちのいずれかの機器から、取得された前記画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、当該機器を前記特定の機器と認定するステップと、
    前記特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得するステップと、
    取得された前記画像データに基づく印刷を指示するステップと
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  12. 無線通信可能な複数の機器のいずれかの機器に対し、所定の画像を表示させるための情報を送信するステップと、
    前記複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、当該画像を捕捉した画像捕捉部から取得するステップと、
    取得された前記画像が、送信された前記情報に基づき表示される画像と一致する場合に、当該情報の送信先の機器を前記特定の機器と認定するステップと、
    前記特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得するステップと、
    取得された前記画像データに基づく印刷を指示するステップと
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  13. 前記複数の機器から当該機器の状態に関する情報を取得するステップと、
    前記複数の機器の中から、取得された前記状態に関する情報が予め定められた状態に関する情報と一致する機器を抽出し、当該抽出した機器を、前記所定の画像を表示させるための情報の送信先の機器に決定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項12記載の画像形成方法。
  14. コンピュータに、
    無線通信可能な複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、当該画像を捕捉した画像捕捉部から取得する機能と、
    前記複数の機器のいずれかの機器から、取得された前記画像がその表示部に表示されていることを示す情報を無線通信により受信した場合に、当該機器を前記特定の機器と認定する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    無線通信可能な複数の機器のいずれかの機器に対し、所定の画像を表示させるための情報を送信する機能と、
    前記複数の機器のうち、無線通信を行う対象の特定の機器の表示部に表示された画像を、当該画像を捕捉した画像捕捉部から取得する機能と、
    取得された前記画像が、送信された前記情報に基づき表示される画像と一致する場合に、当該情報の送信先の機器を前記特定の機器と認定する機能と
    を実現させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、
    前記複数の機器から当該機器の状態に関する情報を取得する機能と、
    前記複数の機器の中から、取得された前記状態に関する情報が予め定められた状態に関する情報と一致する機器を抽出し、当該抽出した機器を、前記所定の画像を表示させるための情報の送信先の機器に決定する機能と
    を更に実現させるための請求項15記載のプログラム。
  17. コンピュータに、
    前記認定する機能により認定された前記特定の機器と無線通信を行うことで画像データを取得する機能と、
    取得された前記画像データに基づく印刷を指示する機能と
    を更に実現させるための請求項14又は15記載のプログラム。
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