JP2005093155A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

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真一郎 石野
Morio Fujitani
守男 藤谷
Keisuke Sumita
圭介 住田
Yukifumi Onoshima
幸史 小野島
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Abstract

【課題】隣接する放電セル間での誤放電を抑制し、輝度の向上を可能とするプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を実現することを目的とする。
【解決手段】基板間に隔壁12により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁12間に放電セル15が形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極6と、この表示電極6を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層7と、前記誘電体層7の放電空間側の表面に前記放電セル15毎に凹部17を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部17は、少なくとも行方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔が、角17bの間の間隔より大きくなるような形状としたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示デバイスとして知られているプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法に関するものである。
近年、双方向情報端末として大画面、壁掛けテレビへの期待が高まっている。そのための表示デバイスとして、液晶表示パネル、フィールドエミッションディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ等の数多くのものがあり、そのうちの一部は市販され、一部は開発中である。これらの表示デバイス中でもプラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)は、自発光型で美しい画像表示ができ、大画面化が容易である等の理由から、PDPを用いたディスプレイは、視認性に優れた薄型表示デバイスとして注目されており、高精細化および大画面化が進められている。
このPDPには、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、AC型で面放電型のPDPが主流を占めるようになってきている。
図17にPDPの構造の一例を断面斜視図として示しており、この図17に示すようにPDPは、前面パネル21と背面パネル22とから構成されている。なおこの図17では、構造を明確とするために、前面パネル21と背面パネル22とは離した状態で描いている。
前面パネル21は、フロート法による硼珪素ナトリウム系ガラス等からなるガラス基板などの透明な前面側の基板23上に、走査電極24と維持電極25とで対をなすストライプ状の表示電極26を複数対配列して形成し、そしてその表示電極26群を覆うように誘電体層27を形成し、その誘電体層27上にMgOからなる保護膜28を形成することにより構成されている。なお、走査電極24および維持電極25は、それぞれ透明電極24a、25aおよびこの透明電極24a、25aに電気的に接続されたCr/Cu/CrまたはAg等からなるバス電極24b、25bとから構成されている。また、図示していないが、前記表示電極26間には、遮光膜としてのブラックストライプが表示電極26と平行に複数列形成されている。
また、背面パネル22は、前記前面側の基板23に対向配置される背面側の基板29上に、表示電極26と直交する方向にアドレス電極30を形成するとともに、そのアドレス電極30を覆うように誘電体層31を形成し、そしてアドレス電極30間の誘電体層31上にアドレス電極30と平行にストライプ状の複数の隔壁32を形成するとともに、この隔壁32間の側面および誘電体層31の表面に蛍光体層33を形成することにより構成されている。なお、カラー表示のために前記蛍光体層33は、通常、赤、緑、青の3色が順に配置されている。
そして、前面パネル21と背面パネル22とは、表示電極26とアドレス電極30とが直交するように、微小な放電空間を挟んで基板23、29を対向配置するとともに、周囲を封着部材により封止し、そして前記放電空間にネオン(Ne)およびキセノン(Xe)などを混合してなる放電ガスを66500Pa(500Torr)程度の圧力で封入することにより構成されている。
ここで、この放電空間は、隔壁32によって複数の区画に仕切られており、そして隔壁32間の表示電極26とアドレス電極30とが直交する部分に、発光画素領域となる複数の放電セルが形成される(非特許文献1参照)。
すなわち、例えば図18に示すように、走査電極24と維持電極25とを放電ギャップ34を挟んで配列することにより表示電極26が形成され、この表示電極26と隔壁32で囲まれた領域が発光画素領域となる放電セル35となり、そして隣接する放電セル35の表示電極26間は非発光領域36となる。
そしてこのPDPでは、アドレス電極30、表示電極26に印加される周期的な電圧によって放電を発生させ、この放電による紫外線を蛍光体層33に照射して可視光に変換させることにより、画像表示が行われる。
内池平樹、御子柴茂生共著、「プラズマディスプレイのすべて」、(株)工業調査会 1997年5月1日 刊、p79−p80
このPDPの発展のためには、更なる高輝度化、高効率化、低消費電力化、低コスト化が不可欠となっている。高輝度化を達成するためには、隣接する放電セル35との間の非発光領域36を狭くし、放電ギャップ34側の間隔を広げ放電の広がりを広くすることで可能であるが、この場合は、隣接する放電セル35において誤放電が増加するという問題が生じる場合がある。
さらに、効率向上の手法の一つとして、Xe分圧を上昇する方法を挙げることができるが、Xe分圧を上昇させると放電電圧が上昇するだけではなく、発光強度が急増するために輝度飽和が発生してしまうという問題が生じる場合がある。この輝度飽和を抑制するためには例えば誘電体層27の膜厚を厚くすることが有効ではあるが、しかし、誘電体層27の膜厚を厚くすると、誘電体層27の透過率が低下し輝度が低下してしまうという問題が生じる場合がある。また、単に誘電体層27の膜厚を厚くすると放電電圧も上昇してしまうという問題が生じる場合がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、隣接する放電セル間での誤放電を抑制し、輝度の向上を可能とするプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を実現することを目的とする。
上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部は、少なくとも行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような形状であることを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部は、少なくとも列行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような形状であることを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、
基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、誘電体層は、少なくとも行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような状態に凹部を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成することを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、
基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、誘電体層は、少なくとも列方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような状態に凹部を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成することを特徴とするものである。
本発明によれば、隣接する放電セル間での誤放電を抑制し、輝度の向上を可能とするプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を実現することができる。
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部は、少なくとも行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような形状であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、凹部は、列方向に対して非対称形状であり、行方向へは、互いに反転した向きに配列されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、凹部は、行方向に対して非対称形状であり、行方向へは、同じ向きに配列されていることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部は、少なくとも列行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような形状であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、凹部は、列方向に対して非対称形状であり、列方向へは、同じ向きに配列されていることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、凹部は、行方向に対して非対称形状であり、列方向へは、互いに反転した向きに配列されていることを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の発明において、プラズマディスプレイパネルの内部には、放電ガスとして、少なくともNeとXeとの混合ガスを封入するとともに、Xe分圧が5%〜40%であることを特徴とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、誘電体層は、少なくとも行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような状態に凹部を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法である。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、凹部は、列方向に対して非対称形状であり、行方向へは、互いに反転した向きに配列して設けられることを特徴とするものである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、凹部は、行方向に対して非対称形状であり、行方向へは、同じ向きに配列して設けられることを特徴とするものである。
また、請求項11に記載の発明は、基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、誘電体層は、少なくとも列方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような状態に凹部を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法である。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、凹部は、列方向に対して非対称形状であり、列方向へは、同じ向きに配列して設けられることを特徴とするものである。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、凹部は、行方向に対して非対称形状であり、列方向へは、互いに反転した向きに配列して設けられることを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルについて図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態によるPDPの構造の一例を断面斜視図として示すものであり、この図1に示すようにPDPは、前面パネル1と背面パネル2とから構成されている。なお図1では、構造を明確とするために、前面パネル1と背面パネル2とは離した状態で描いている。
また図2は、前面パネル1の、図1の状態における内面側をおもて面として示す斜視図である。
前面パネル1は、フロート法による硼珪素ナトリウム系ガラス等からなるガラス基板などの透明な前面側の基板3上に、走査電極4と維持電極5とで対をなすストライプ状の表示電極6を複数対配列して形成し、そしてその表示電極6群を覆うように誘電体層7を形成し、その誘電体層7上にMgOからなる保護膜8を形成することにより構成されている。なお、走査電極4および維持電極5は、それぞれ透明電極4a、5aおよびこの透明電極4a、5aに電気的に接続されたCr/Cu/CrまたはAg等からなるバス電極4b、5bとから構成されている。また、図示していないが、前記表示電極6間には、遮光膜としてのブラックストライプが表示電極6と平行に複数列形成されている。
また、背面パネル2は、前記前面側の基板3に対向配置される背面側の基板9上に、表示電極6と直交する方向にアドレス電極10を形成するとともに、そのアドレス電極10を覆うように誘電体層11を形成し、そしてアドレス電極10間の誘電体層11上にアドレス電極10と平行にストライプ状の複数の隔壁12を形成するとともに、この隔壁12間の側面および誘電体層11の表面に蛍光体層13を形成することにより構成されている。なお、カラー表示のために前記蛍光体層13は、通常、赤、緑、青の3色が順に配置されている。
そして、前面パネル1と背面パネル2とは、表示電極6とアドレス電極10とが直交するように、微小な放電空間を挟んで基板3、9を対向配置するとともに、周囲を封着部材により封止し、そして前記放電空間にネオン(Ne)およびキセノン(Xe)などを混合してなる放電ガスを66500Pa(500Torr)程度の圧力で封入することにより構成されている。
ここで、この放電空間は、隔壁12によって複数の区画に仕切られており、そして隔壁12間の表示電極6とアドレス電極10とが直交する部分に、発光画素領域となる複数の放電セル15が形成される。
すなわち、図3に示すように、走査電極4と維持電極5とを放電ギャップ14を挟んで配列することにより表示電極6が形成され、この表示電極6と隔壁12で囲まれた領域が発光画素領域となる放電セル15であり、隣接する放電セル15の表示電極6間は非発光領域16となる。
そしてこのPDPでは、アドレス電極10、表示電極6に印加される周期的な電圧によって放電を発生させ、この放電による紫外線を蛍光体層13に照射して可視光に変換させることにより、画像表示が行われる。
ここで図2、図3に示すように、誘電体層7は、放電空間側(PDP内面側)の表面に放電セル15毎に凹部17を有しており、凹部17は、少なくとも行方向(図中x方向)において、凹部17の辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、このことにより、少なくとも行方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(図中Aの距離)が、隣接する凹部17との角17bの間の間隔(図中Bの距離)より大きくなっている。
以上のような構成における効果について以下に述べる。まず、プラズマディスプレイパネルの更なる高輝度化を実現するためには、隣接する放電セル15との間の非発光領域16を狭くし、放電ギャップ14側の間隔を広げることで放電を広がらせるとともに発光領域を拡大し、かつ、発光光の取り出しを妨げる透過率の低いバス電極4b、5bをできる限り放電ギャップ14から離すことが効果的である。ところが、非発光領域16を狭めると隣接する放電セル15間での誤放電が発生しやすくなってしまうという課題が発生してしまう場合がある。
しかしながら、本実施の形態においては、誘電体層7に凹部17が設けられていることにより、その部分で放電領域を規制することが可能となることから、隣接する放電セル15間での誤放電の発生を抑制することが可能となる。すなわち、誘電体層7は、その放電空間側の表面に図2、図3に示すように発光画素領域を形成する放電セル15毎に凹部17を形成することで、凹部17の底面の誘電体層7の膜厚の薄くなった部分は静電容量が大きくなり、このことから放電のための電荷は凹部17の底面に集中的に形成されることとなる。その結果、図4に示すような放電領域18に制限することができる。
これに対して、図5に示すような、凹部のない従来の構造では、誘電体層27の膜厚が一定であるため、静電容量が誘電体層27の面上で一定であり、図5のように放電38がバス電極24b、25b付近にまで広がり、発光が遮蔽される部分の蛍光体までをも発光させることとなり、効率が低下するという問題や、隣接する放電セルに近い部分にまで電荷が形成されるため、隣接する放電セル間での誤放電が発生しやすいという問題が生じる場合がある。
ここで、凹部17の深さは10μm〜50μmが好ましい。更に、好ましくは20〜30μmが好ましい。すなわち、誘電体層7の総膜厚が40μmの場合、凹部17の深さが20μmであれば、凹部17の底面の部分の誘電体層7の膜厚は20μmとなる。この時、誘電体層7の凹部17の底面に対してそれ以外の部分の静電容量は約半分になる。ここで、放電開始電圧はおおむね誘電体層1μmあたり1V程度低下することが知られており、このことから、凹部17の底面以外の領域では放電ギャップ14部よりも20V程度、放電開始電圧が高くなることとなる。このような特性を利用することにより、放電の発生する領域を誘電体層7の凹部17のサイズにより任意に制御することが可能となる。
また誘電体層7は、誘電体層7の前駆体としての誘電体材料を前面側の基板3上に形成し、それを焼成することで得ることができるが、この焼成の際には基板3上に形成した誘電体材料には収縮が生じる。例えば図6(a)に示すように、基板3上の誘電体材料に、図6(a)に示すような形状の凹部17を設け、その状態で焼成を行うと、図6(b)中の矢印で示すように、隣接する凹部17間の誘電体材料に収縮が発生する。その結果、図6(c)に凹部17を示すように、凹部17の辺17aの形状に変形が発生する。また図6(a)に示すような隣接する凹部17間の誘電体材料の収縮は、凹部17の辺17aの変形のみならず、凹部形状が膨れるような方向に変形することによる、凹部の角17bへの応力集中が発生し、その結果、凹部17の角17bに、図6(d)に示すようなクラック17cが発生する場合がある。このようなクラック17cが誘電体層7に存在すると、その部分での電気的な導通が生じやすくなるという問題が発生する場合があり、放電が安定せず、画質の低下を招くという問題が発生してしまう場合がある。
しかしながら本実施の形態によれば、誘電体層を形成する方法として、例えば図7(a)に示すように、少なくとも行方向(x方向)において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔が、角17bの間の間隔より大きくなるように、図7(a)に示すような形状の凹部17を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成しており、このことにより、隣接する凹部17の辺17aの間の誘電体材料に図7(b)中に矢印で示す方向に収縮が発生し、凹部17の形状に変形が生じても、その変形は、図7(c)に示すような、初期の形状17gから四角形(図中、点線)に近づく形状17dへの変形であり、このことにより、凹部17の角17bへの応力集中は抑制され、その結果、角17bでのクラックの発生が抑制される。
なお、以上においては、図8に焼成後の凹部17の形状の例を示すように、誘電体材料の収縮による初期形状17gからの形状変化が、四角形17eを超えて膨らむような形状17fとはならずに、17eよりも内側の形状17dへの変形にとどまり、辺部間の間隔が角部間の間隔より狭くならないように、初期形状17gを設定することが好ましい。この場合、焼成後の凹部17の形状は、少なくとも行方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔が、角17bの間の間隔より大きくなるような形状となる。
なお、以上の説明においては、図2、図3に示すように、凹部17の焼成前の初期形状として、行方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔Aが、角17bの間の間隔Bより大きくなるような形状である構成を示したが、特にこのような構成に限るものではなく、例えば、図9に示すように、凹部17は、少なくとも列方向(図中y方向)において、凹部17の辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、このことにより、少なくとも列方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(図中C)が、隣接する凹部との角17bの間の間隔(図中D)より大きくなるような構成や、図10に示すような、行方向(x方向)および列方向(y方向)において、凹部17の辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、このことにより、行方向および列方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(図中、A、C)それぞれが、隣接する凹部17との角17bの間の間隔(図中、B、D)より大きくなるような構成であってもかまわない。また、以上の場合においても、前述した理由と同様に、凹部17の初期形状は焼成後の凹部17の形状として、辺17aの間の間隔が角17bの間の間隔より狭くならないように設定することが好ましい。このように設定した場合、同様に、焼成後の凹部17の形状は、初期形状と同様に、辺17aの間の間隔は角17bの間の間隔より大きくなる。
但し、ディスプレイとしての画面のアスペクト比と走査線から決まる画素構成の関係上、放電セル15の配列は、列方向(y方向)より行方向(x方向)に密となり、したがって、隣接する凹部17間の誘電体材料の収縮による凹部17形状への影響は、行方向に隣接する凹部17間で特に顕著となる。したがって、図2、図3や図10に示すように、少なくとも行方向(x方向)において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(A)が、角17bの間の間隔(B)より大きくなるような形状であることが好ましい。
また、図11に示すように、凹部17の形状が、列方向(y方向)に対して非対称に、辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、そして、行方向(x方向)へは、互いに反転した向きに配列することで、少なくとも行方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(A)が、角17bの間の間隔(B)より大きくなるようにした構成や、図12に示すように、凹部17の形状が、行方向(x方向)に対して非対称に、辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、そして、行方向へは、同じ向きに配列することで、少なくとも行方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(A)が、角17bの間の間隔(B)より大きくなるようにした構成や、図13に示すように、凹部17の形状が、列方向(y方向)に対して非対称に、辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、そして、列方向へは、同じ向きに配列することで、少なくとも列方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(C)が、角17bの間の間隔(D)より大きくなるようにした構成や、図14に示すように、凹部17の形状が、行方向(x方向)に対して非対称に、辺17aが角17bより凹部17の内側に張り出した形状となっており、そして、列方向(y方向)へは、互いに反転した向きに配列することで、少なくとも列方向において、隣接する凹部17との辺17aの間の間隔(C)が、角17bの間の間隔(D)より大きくなるようにした構成であってもかまわない。
以上の構成によれば、隣接する凹部17のうちの一方の形状によって辺17aの間の間隔(A、C)を角17bの間の間隔(B、D)より大きくすることができるため、画素ピッチが細かく、隣接する凹部17の辺の間の間隔17aが狭い場合に対して有効な構成である。
また、図15に示すように、凹部17の角17bをR形状とすれば、凹部17の角17bへの応力集中がさらに緩和されることとなり、好ましい。
さらに、図16に示すように、凹部17が一つの放電セル15に複数ある構成であっても、一つ一つの凹部17を上述と同様とすることで、同様の効果を得ることが可能である。
また、PDPの高効率化を達成するために、Xe分圧を上昇させる方法が一般的に知られている。しかし、Xe分圧を上昇させると放電電圧が上昇するという問題が生じると共に、紫外線の発生量が多くなり、容易に輝度飽和を起こす問題が生じる場合がある。このような問題を抑制する方法の一つとして、誘電体層7の膜厚を厚くすることで静電容量を小さくし、一回のパルスで形成される電荷を低下させる方法が挙げられるが、この場合は誘電体層7の膜厚の増加に伴い誘電体層7の透過率が低下してしまい、効率が低下してしまうという問題が生じる場合がある。また、単に膜厚を増加させると放電電圧がさらに増加してしまうこととなる。
しかしながら本発明においては、放電セル15の誘電体層7に凹部17が存在し、その凹部により放電領域を制限できることから、この凹部の形状を工夫することにより放電電流を制御し、もって高Xe分圧で発生する輝度飽和を抑制することが可能となる。すなわち、凹部17の形状またはサイズを変えることにより、放電電流の電流量を任意に制限することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、回路や、駆動方法を変えることなく高Xe分圧とすることが可能となる。ここで本発明でのXe分圧としては、5%以上、最も好ましくは、凹部17による誘電体層7の膜厚低下による放電電圧低下効果により、高Xe分圧で上昇する放電電圧をキャンセルするという観点から、10%〜30%が好ましい。
以上のように本発明は、隣接する放電セル間での誤放電を抑制し、輝度の向上を可能とするプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面斜視図 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの前面パネルの概略構成を示す斜視図 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおける放電の状態を説明するための断面図 従来のプラズマディスプレイパネルにおける放電の状態を説明するための断面図 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおける凹部の説明をするための平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおける凹部の説明をするための平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおける凹部の説明をするための平面図 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 同じく、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図 従来のプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面斜視図 従来のプラズマディスプレイパネルの画像表示部の概略構成を示す平面図
符号の説明
1 前面パネル
2 背面パネル
3 基板
4 走査電極
5 維持電極
6 表示電極
7 誘電体層
8 保護膜
9 基板
10 アドレス電極
12 隔壁
13 蛍光体層
14 放電ギャップ
15 放電セル(発光画素領域)
16 非発光領域
17 凹部

Claims (13)

  1. 基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部は、少なくとも行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような形状であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 凹部は、列方向に対して非対称形状であり、行方向へは、互いに反転した向きに配列されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 凹部は、行方向に対して非対称形状であり、行方向へは、同じ向きに配列されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルであって、凹部は、少なくとも列行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような形状であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  5. 凹部は、列方向に対して非対称形状であり、列方向へは、同じ向きに配列されていることを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 凹部は、行方向に対して非対称形状であり、列方向へは、互いに反転した向きに配列されていることを特徴とする請求項4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. プラズマディスプレイパネルの内部には、放電ガスとして、少なくともNeとXeとの混合ガスを封入するとともに、Xe分圧が5%〜40%であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、誘電体層は、少なくとも行方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような状態に凹部を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  9. 凹部は、列方向に対して非対称形状であり、行方向へは、互いに反転した向きに配列して設けられることを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  10. 凹部は、行方向に対して非対称形状であり、行方向へは、同じ向きに配列して設けられることを特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 基板間に隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置した一対の前面側および背面側の基板と、前記隔壁間に放電セルが形成されるように前記前面側の基板に配列して形成した複数の表示電極と、この表示電極を覆うように前面側の基板に形成した誘電体層と、前記誘電体層の放電空間側の表面に前記放電セル毎に凹部を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、誘電体層は、少なくとも列方向において、隣接する凹部との辺の間の間隔が、角の間の間隔より大きくなるような状態に凹部を配列して設け、その後、焼成を行うことで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  12. 凹部は、列方向に対して非対称形状であり、列方向へは、同じ向きに配列して設けられることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 凹部は、行方向に対して非対称形状であり、列方向へは、互いに反転した向きに配列して設けられることを特徴とする請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
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