JP2005089431A5 - - Google Patents

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現代社会に於ける諸ストレスの急増は、皮膚機能に大きな影響を与えていると言われている。この様な影響の代表的なものが、皮膚バリア機能の著しい低下であり、この様な状況を受けて、現代においては僅かな刺激にも過剰に反応してしまう「敏感肌」のヒトが急増していると言われている。この様な「敏感肌」の処置については、例えば、エンメイソウやオトギリソウなどの生薬のエキスを皮膚外用剤に含有させて投与し、負荷ストレスを軽減する方法(例えば、特許文献1を参照)、抗酸化成分を含有する皮膚外用剤を投与して、ストレスを軽減する方法(例えば、特許文献2を参照)或いは、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンを含有する皮膚外用剤を投与し、皮膚上に刺激を皮膚に伝達させない保護膜を形成させる方法(例えば、特許文献3を参照)等が存するが、ストレスを軽減するのみ、或いは、抗酸化成分により傷害性の活性酸素を消去するのみでは、炎症因子の更なる増悪は防げても、皮膚の過敏性、保湿力の低下、現在起こっている炎症への対応は難しく、又、外部刺激の抑制については、現在知られている技術のみでは、刺激を完全には抑制できないので、抑制作用の更なる向上が求められていた。
一方、本発明の化粧料の必須成分である、メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーについては、著しい保湿作用が存することが知られているが、(例えば、特許文献4、特許文献5を参照)メークアップ化粧料に含有させ、皮膚バリア機能を向上させる技術については全く知られていなかった。
生薬類のエキスにおいて、抗酸化作用を有するものが存することは既に知られている。(例えば、特許文献2、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9を参照)しかしながら、これらとメタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーとを組み合わせる技術は全く知られていない。
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、敏感肌の人でも使用できるメークアップ化粧料であって、敏感肌の人の低下した皮膚機能を補完するのに有用なメークアップ化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、(メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーを含有するメークアップ化粧料が、その様な特性を有していることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)(メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーを含有することを特徴とする、メークアップ化粧料。
(2)前記(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)のアルキル基(アルケニル基)が、炭素数12〜24のものであることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。
(3)敏感肌用のメークアップ化粧料であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)更に、シソ科或いはミカン科生薬のエキスを含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1に記載の化粧料。
(5)前記シソ科或いはミカン科の生薬のエキスが、シソ科ローズマリー、シソ科ミント、シソ科セイジ、ミカン科ポンカン、ミカン科ウンシュウミカン及びミカン科ハッサクからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする、(4)に記載の化粧料
(6)更に、異性化糖を含有することを特徴とする、(1)〜(5)何れか1に記載の化粧料。
(7)乳化形態のファンデーションであることを特徴とする、(1)〜(6)何れか1に記載の化粧料。
(8)敏感肌の人の皮膚上に、角層機能に類似した特性を有するメークアップ化粧膜を生成させる方法であって、メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)
アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーを含有するメークアップ化粧料を、前記敏感肌の人の皮膚上に塗布することを特徴とする、角層機能に類似した特性を有するメークアップ化粧膜の生成方法。
(9)前記角層機能に類似した特性が、皮膚バリア機能であることを特徴とする、(8)に記載のメークアップ化粧膜の生成方法。
(10)前記皮膚バリア機能が、刺激抑制機能及び/又は水分拡散抑制機能であることを特徴とする、(9)に記載のメークアップ化粧膜の生成方法。
(11)敏感肌の人の皮膚上に、角層機能に類似した特性を有するメークアップ化粧膜を生成させる為のメークアップ化粧料への、メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーの使用。
(12)前記角層機能に類似した特性が、皮膚バリア機能であることを特徴とする、(11)に記載の使用。
(13)前記皮膚バリア機能が、刺激抑制機能及び/又は水分拡散抑制機能であることを特徴とする、(12)に記載の使用。
(14)(1)〜(7)の何れか1に記載の敏感肌用のメークアップ化粧料であって、安全性に関連する評価結果の表示を有することを特徴とする、敏感肌用のメークアップ化粧料。
(15)安全性に関連する評価結果が、パッチテストを行い安全であることを確認したこと、ヒトでのアレルギーテストを行い安全であることを確認したこと、長期にわたる連用試験を行い安全であることを確認したこと及び一過性の刺激を発現する可能性を有する物質又はアレルギー性反応を起こす可能性のある物質を含有していないことから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、(14)に記載のメークアップ化粧料。
(16)一過性の刺激を発現する可能性を有する物質又はアレルギー性反応を起こす可能性のある物質が、パラベン類及び/又は香料であることを特徴とする、(15)に記載のメークアップ化粧料
<1>本発明のメークアップ化粧料の必須成分である(メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーについて
本発明のメークアップ化粧料は、(メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーを含有することを特徴とする。かかるコポリマーを構成する一方のモノマーである、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(以下MPCと略記)は、例えば2−ブロモエチルホスホリルジクロリドと2−ヒドロキシエチルホスホリルジクロリドと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとを反応させて2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2′−ブロモエチルリン酸を得、更にこれをトリメチルアミンとメタノール溶液中で反応させて得ることができる。この様なMPCにおけるメタアクリロイル基乃至はアクリロイル基としては、メタアクリロイル基がより好ましい。即ち、MPCとしては、2−メタアクリロイルオキシエチルホスホシルコリン(2−MPCと略称)が特に好ましい。又、(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)(以下、疎水性モノマーと略記)は、(メタ)アクリル酸に塩化チオニルなどを反応させて、酸クロリドとなし、これをアルカリ存在下対応するアルコールと縮合することにより得ることが出来る。この様な疎水性モノマーにおけるメタアクリロイル基乃至はアクリロイル基としては、メタアクリロイル基がより好ましい。疎水性モノマーのアルキル基乃至はアルケニル基としては、炭素数1〜24のもの
が好ましく、より好ましくは、炭素数12〜24のものである。具体的には、ラウリル基、ミリスチル基、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基、イソステアリル基、オレイル基などが好適に例示できる。以下に疎水性モノマーの製造例を示す。尚、本発明の明細書の化合物の表記で()付けは、()内の名称があってもなくても良いこと、乃至は、その前の語句が()内の名称で置換可能である旨を示すものとする。
<製造例1>
<2>本発明のメークアップ化粧料
本発明のメークアップ化粧料は、前記コポリマーを必須成分として含有する。本発明に言う、メークアップ化粧料とは、隠蔽効果、着色効果などの光学的に肌の色味を変える効果有する化粧料であって、無機粉体、或いは、有機顔料などを含むものを総称する。かかるメークアップ化粧料としては、例えば、紫外線防護化粧料、ファンデーション、アイカラー、チークカラー口紅などが好適に例示できる。本発明のメークアップ化粧料に於いては、前記コポリマー以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、べヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、べヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコ
ール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類などが好ましく例示できる。
かかる本発明のメークアップ化粧料は、皮膚を洗浄剤で洗浄した後、エッセンスタイプの基礎化粧料で皮膚を処置し、下地料なしに直接塗布して処置することが好ましい。処置に用いる量としては、顔であれば、0.03〜0.5gが適当であり、好適である。又、ファンデションの場合には、紫外線防護料を塗布した後に、塗布することが好ましい。これは、紫外線、及び粉体が紫外線を吸収した後に発生させるラジカルが、皮膚に対して好ましくない作用を発揮するため、これから防護するのが目的である。この様なファンデーションとしては、乳化分散タイプのファンデーションが、物理的刺激が少ないので好ましい。
この様に、本発明のメークアップ化粧料で肌、特に敏感肌を処置することにより、敏感肌の人の皮膚上に、水分拡散抑制作用や、刺激物との接触抑制するバリア機能などの、角層機能を有するメークアップ化粧膜を生成させることが出来る。この時皮膚と、化粧膜は前記コポリマーを介してのみ、接触しているので、化粧料による刺激発現が著しく軽減される。
以下に示す処方に従って、実施例1と同様に操作して、本発明のメークアップ化粧料である、ファンデーション2を得た。

グリセリルトリイソオクタネート 4.5 質量部
セチルイソオクタネート 3 質量部
ホホバ油 4 質量部
マイクロクリスタリンワックス 1.5 質量部
キャンデリラワックス 0.5 質量部
グリセリルモノオレート 0.5 質量部
POE(20)ソルビタンセスキステアレート 1.5 質量部
POE(45)ステアリン酸エステル 0.5 質量部
グリセリルモノステアレート 2.5 質量部
ソルビタンセスキオレート 1 質量部
ステアリン酸 1.5 質量部

1,3−ブタンジオール 9 質量部
キサンタンガム 0.1 質量部
アルギニン 0.8 質量部
コポリマー2 0.01質量部
異性化糖(ペンタバイテイン) 0.01質量部
エキス1 0.01質量部
水 51.67質量部

酸化チタン 11.5 質量部
タルク 5 質量部
黄色酸化鉄 0.6 質量部
ベンガラ 0.1 質量部
群青 0.2 質量部
<実施例3>
以下に示す処方に従って、実施例1と同様に操作して、本発明のメークアップ化粧料である、ファンデーション3を得た。

リセリルトリイソオクタネート 4.5 質量部
セチルイソオクタネート 3 質量部
ホホバ油 4 質量部
マイクロクリスタリンワックス 1.5 質量部
キャンデリラワックス 0.5 質量部
グリセリルモノオレート 0.5 質量部
POE(20)ソルビタンセスキステアレート 1.5 質量部
POE(45)ステアリン酸エステル 0.5 質量部
グリセリルモノステアレート 2.5 質量部
ソルビタンセスキオレート 1 質量部
ステアリン酸 1.5 質量部

1,3−ブタンジオール 9 質量部
キサンタンガム 0.1 質量部
アルギニン 0.8 質量部
コポリマー3 0.01質量部
異性化糖(ペンタバイテイン) 0.01質量部
エキス1 0.01質量部
水 51.67質量部

二酸化チタン 11.5 質量部
タルク 5 質量部
黄色酸化鉄 0.6 質量部
ベンガラ 0.1 質量部
群青 0.2 質量部
<実施例4>
前記ファンデーション1〜4を、敏感肌ヒトモデル(n=5)を用いて、その安全性を
試験した。即ち、ヒトの背部にパッチテスト用の部位を作成し、該部位をガムテープで3回ストリッピングして、敏感肌モデルを作成し、この部位に前記サンプルの24時間クローズドパッチテストを行った。同時にファンデーション1のコポリマー1をポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(ポリクォタニウム51)に置換した比較例1と、コポリマー1を水に置換した対照例1も作成し、同じくクローズドパッチを行った。パッチ除去後下記に示す本邦パッチテスト基準に照らし合わせて皮膚反応を判定した。結果を表1に示す。これより、本発明のメークアップ化粧料は、敏感肌に安全に使用できることが判る。又、疎水モノマーのアルキル基の炭素数は12〜24が好ましいことも判る。
(本邦パッチテスト基準)
++:丘疹又は浮腫を伴う反応
+:明らかな紅斑を伴う反応
±:疑わしい紅斑を伴う反応
−:無反応
ファンデーション2について、製法を変えて検討を行った、即ち、ハの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、遊星ボールミルに仕込み3時間コーティング作業を行った。次いで、イ、ロの成分をそれぞれ、80℃で加熱可溶化し、イにハの成分を加え、デイスパーで分散させ、攪拌しながら、これにハを徐々に加え乳化し、攪拌冷却してファンデーション5を得た。このものを顕微鏡下観察すると、ファンデーション3に比して格段に粉体分散性が優れていた。試験例1の評価では、5例全てが−(無反応)であり、試験例2の評価では、TEWL抑制率は37.8%であり、試験例3のスティギング抑制試験では陽性例数が0/5であった。これより、製造法としては、予めコポリマーで粉体を被覆して配合する形態が好ましいことが判る。

グリセリルトリイソオクタネート 4.5 質量部
セチルイソオクタネート 3 質量部
ホホバ油 4 質量部
マイクロクリスタリンワックス 1.5 質量部
キャンデリラワックス 0.5 質量部
グリセリルモノオレート 0.5 質量部
POE(20)ソルビタンセスキステアレート 1.5 質量部
POE(45)ステアリン酸エステル 0.5 質量部
グリセリルモノステアレート 2.5 質量部
ソルビタンセスキオレート 1 質量部
ステアリン酸 1.5 質量部

1,3−ブタンジオール 9 質量部
キサンタンガム 0.1 質量部
アルギニン 0.8 質量部
異性化糖(ペンタバイテイン) 0.01質量部
エキス1 0.01質量部
水 51.67質量部

二酸化チタン 11.5 質量部
タルク 5 質量部
黄色酸化鉄 0.6 質量部
ベンガラ 0.1 質量部
群青 0.2 質量部
コポリマー2 0.01質量部
<試験例4>

Claims (16)

  1. (メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーを含有することを特徴とする、メークアップ化粧料。
  2. 前記(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)のアルキル基(アルケニル基)が、炭素数12〜24のものであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
  3. 敏感肌用のメークアップ化粧料であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 更に、シソ科或いはミカン科生薬のエキスを含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  5. 前記シソ科或いはミカン科の生薬のエキスが、シソ科ローズマリー、シソ科ミント、シソ科セイジ、ミカン科ポンカン、ミカン科ウンシュウミカン及びミカン科ハッサクからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする、請求項4に記載の化粧料
  6. 更に、異性化糖を含有することを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。
  7. 乳化形態のファンデーションであることを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の化粧料。
  8. 敏感肌の人の皮膚上に、角層機能に類似した特性を有するメークアップ化粧膜を生成させる方法であって、メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーを含有するメークアップ化粧料を、前記敏感肌の人の皮膚上に塗布することを特徴とする、角層機能に類似した特性を有するメークアップ化粧膜の生成方法。
  9. 前記角層機能に類似した特性が、皮膚バリア機能であることを特徴とする、請求項8に記載のメークアップ化粧膜の生成方法。
  10. 前記皮膚バリア機能が、刺激抑制機能及び/又は水分拡散抑制機能であることを特徴とする、請求項9に記載のメークアップ化粧膜の生成方法。
  11. 敏感肌の人の皮膚上に、角層機能に類似した特性を有するメークアップ化粧膜を生成させる為のメークアップ化粧料への、メタ)アクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと(メタ)アクリル酸アルキル(乃至はアルケニル)とのコポリマーの使用。
  12. 前記角層機能に類似した特性が、皮膚バリア機能であることを特徴とする、請求項11に記載の使用。
  13. 前記皮膚バリア機能が、刺激抑制機能及び/又は水分拡散抑制機能であることを特徴とする、請求項12に記載の使用。
  14. 請求項1〜7の何れか1項に記載の敏感肌用のメークアップ化粧料であって、安全性に関連する評価結果の表示を有することを特徴とする、敏感肌用のメークアップ化粧料。
  15. 安全性に関連する評価結果が、パッチテストを行い安全であることを確認したこと、ヒトでのアレルギーテストを行い安全であることを確認したこと、長期にわたる連用試験を行い安全であることを確認したこと及び一過性の刺激を発現する可能性を有する物質又はアレルギー性反応を起こす可能性のある物質を含有していないことから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項14に記載のメークアップ化粧料。
  16. 一過性の刺激を発現する可能性を有する物質又はアレルギー性反応を起こす可能性のある物質が、パラベン類及び/又は香料であることを特徴とする、請求項15に記載のメークアップ化粧料。
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