JP2005085021A - 画像出力装置及び画像入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実行中の印刷ジョブと異なる印刷媒体情報が設定された印刷ジョブが予約された場合にも、印刷の不具合をなくすことのできる画像出力装置を提供する。
【解決手段】プリンタは、印刷の終了時(ステップS21)に、次の印刷ジョブがキューに記憶されているか否かを判断し(ステップS22)、次の印刷ジョブが記憶されている場合に、当該終了した印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」及び「用紙種類」と、前記次の印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」及び「用紙種類」とが一致するか否かを判断する(ステップS25)。そして、一致しない場合には、用紙の確認を促すメッセージを表示画面に表示させる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像出力装置及び画像入力装置に係り、詳しくは、所謂スタンドアロン型のインクジェットプリンタに適用して好適な画像出力装置、及びそれに接続して使用される画像入力装置に関するものである。
近年、メモリカード等の記憶媒体や、デジタルカメラ等に内蔵された記憶装置あるいはデジタルカメラに装着された記憶媒体に記憶した画像データをパーソナルコンピュータ(PC)を介さずに直接プリンタに取り込んでプリンタ内部で印刷データに変換し印刷媒体に印刷するようにしたスタンドアロン型のプリンタが提案されている。
この種のプリンタは、印刷すべき画像データが格納されたファイルを指定するファイル情報とその画像データを印刷する用紙(印刷媒体)のサイズ及び種類を指定する印刷媒体情報を少なくとも含む印刷ジョブを作成することも可能となっている。このようなプリンタでは、ある印刷ジョブに基づく印刷の実行中であっても、次の印刷ジョブの予約を受け付けることが可能である。
ところで、こうしたプリンタにおいては、各印刷ジョブでプリンタにセットできる用紙のサイズ及び種類は一種類に限られているものが多く、現在実行中の印刷ジョブと異なる印刷媒体情報が設定された印刷ジョブが予約された場合、ユーザは、その都度用紙を交換しなければならなかった。
つまり、一つの印刷ジョブに基づく印刷が終了して次の印刷ジョブに基づく印刷が行われるときに、その印刷に供される用紙が先の印刷ジョブに基づく印刷で使用された用紙と相違する場合がある。このような場合に、先の印刷に使用された用紙がそのまま間違って次の印刷に供されると、プリンタがインクによって汚れたり、印刷ミスにより用紙が無駄になるという問題があった。
そこで、従来、このような印刷の不具合を解消すべく、プリンタ本体に備えられているコントロールパネル(ユーザインタフェース:UI)上で印刷ジョブの予約を行う場合には、実行中の印刷ジョブで設定されている印刷媒体情報を基準として、それと異なる印刷媒体情報が設定された印刷ジョブの予約を禁止するようになっている。また、プリンタをPCに接続して、PCからの制御に基づいて印刷を行う場合には、PCが備えるプリンタドライバの機能により上記の禁止制御を実現するようになっている。
ところで、デジタルカメラを直接プリンタに接続して印刷を行う所謂ダイレクト印刷においては、上記したような印刷ジョブの予約を禁止する制御をデジタルカメラ側のコントロールパネル(UI)上で実現する必要がある。しかしながら、プリンタに接続されるデジタルカメラの製品仕様は各メーカごとに様々であることから、全てのデジタルカメラにおいて、上記のような禁止制御を期待することは難しい。このため、実行中の印刷ジョブと異なる印刷媒体情報が設定された印刷ジョブが予約された場合に、上記のような印刷の不具合が生じるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、実行中の印刷ジョブと異なる印刷媒体情報が設定された印刷ジョブが予約された場合にも、印刷の不具合をなくすことのできる画像出力装置及び画像入力装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によれば、印刷要求に基づいて発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブに基づく印刷を前記印刷ジョブの発生順に実行する画像出力装置であって、前記印刷要求に基づいて発生した印刷ジョブが予約であるか否かを判断し、予約である場合に、当該予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、その一つ前に発生した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを要旨とする。
これによれば、画像出力装置は、先に発生した印刷ジョブと異なる印刷ジョブであっても予約を受け付けることが可能であり、また、こうした予約を受け付けた場合には、ユーザに印刷媒体情報の確認を促すことで、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスの発生を防止することができる。
本発明によれば、印刷要求に基づいて発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブに基づく印刷を前記印刷ジョブの発生順に実行する画像出力装置であって、前記印刷ジョブに基づく印刷の終了時に、次の印刷ジョブが前記ジョブ記憶手段に記憶されているか否かを判断し、前記次の印刷ジョブが記憶されている場合に、当該終了した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを要旨とする。
これによれば、画像出力装置は、印刷が終了した印刷ジョブと異なる印刷ジョブに基づく印刷を開始する場合に、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスを防止することができる。
また、本発明における画像出力装置において、前記ジョブ判断手段は、前記終了した印刷ジョブと前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報が一致しない場合、前記メッセージに同意する操作がユーザによりなされるまで、前記次の印刷ジョブに基づく印刷動作を一時停止させることを要旨とする。
これによれば、画像出力装置は、印刷が終了した印刷ジョブと次の印刷ジョブとが異なる場合には印刷動作を一時停止するため、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスを確実に防止することができる。
また、本発明における画像出力装置において、前記ジョブ判断手段は、前記終了した印刷ジョブと前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報が一致する場合、前記次の印刷ジョブに基づく印刷動作を前記終了した印刷ジョブに続いて連続的に開始することを要旨とする。
これによれば、画像出力装置における印刷動作の不要な一時停止を防止して、印刷処理を効率良く行うことができる。
また、本発明における画像出力装置において、前記印刷媒体情報は、画像データを印刷する印刷媒体のサイズと種類とが少なくとも設定された情報であり、1つの印刷ジョブ内において、前記印刷媒体情報に設定される印刷媒体のサイズと種類とは同一であることを要旨とする。
これによれば、1つの印刷ジョブに基づく印刷において、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスの発生を防止することができる。
本発明によれば、ユーザの設定に基づき発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブの発生順に画像出力装置に対し印刷要求を行う画像入力装置であって、前記発生した印刷ジョブが予約であるか否かを判断し、予約である場合に、当該予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、その一つ前に発生した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを要旨とする。
これによれば、画像入力装置は、先に発生した印刷ジョブと異なる印刷ジョブであっても予約を受け付けることが可能であり、また、こうした予約を受け付けた場合には、その印刷要求時にユーザに印刷媒体情報の確認を促すことで、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスの発生を防止することができる。
本発明によれば、ユーザの設定に基づき発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブの発生順に画像出力装置に対し印刷要求を行う画像入力装置であって、前記画像出力装置より受信した印刷終了通知に基づいて、前記画像出力装置の印刷動作を停止させるとともに、次の印刷ジョブが前記ジョブ記憶手段に記憶されているか否かを判断し、前記次の印刷ジョブが記憶されている場合に、当該終了した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを要旨とする。
これによれば、画像入力装置は、印刷が終了した印刷ジョブと異なる印刷ジョブに基づく印刷が画像出力装置にて実行される場合に、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスを防止することができる。
また、本発明における画像入力装置において、前記ジョブ判断手段は、前記終了した印刷ジョブと前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報が一致しない場合、前記メッセージに同意する操作がユーザによりなされた後に、前記次の印刷ジョブに基づく印刷動作の開始要求を前記画像出力装置に対して行うことを要旨とする。
これによれば、画像入力装置は、印刷が終了した印刷ジョブと次の印刷ジョブとが異なる場合には、画像入力装置における印刷動作を一時停止させるため、印刷媒体のサイズや種類が違うことによる印刷ミスを確実に防止することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、本実施の形態に係るプリンタの外観を示す図である。なお、同図(a)は、プリンタを正面からみた斜視図であり、同図(b)は、プリンタの概略側面図である。
本実施の形態における画像出力装置としてのプリンタ1は、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)等のホスト装置と接続することなく、メモリカード等の記憶媒体、或いはそれを装着したデジタルカメラ等の画像入力装置から画像を直接読み込んで印刷することができる所謂スタンドアロン型プリンタの機能を備えている。
このプリンタ1は、本体2の上面右側にユーザインタフェース(UI)として機能するコントロールパネル3を備えたインクジェット式プリンタであって、ユーザは、このコントロールパネル3を操作することで、印刷指示等の各種の指示をプリンタ1に与えることができる。本体2の背面側には用紙供給装置4が設けられており、シートフィーダ4aにセットされた用紙、あるいはロール紙支持部4bにセットされたロール紙が本体2内部に給紙される(以下、本実施の形態においては、用紙、ロール紙等の印刷媒体を単に「用紙」という)。本体2の中央に設けられたカバー5の下方には印刷機構(図示略)が設けられており、この印刷機構の作動により印刷された用紙6が本体2の前側下部に設けられた排紙口7から排出される。
コントロールパネル3には、表示手段としての表示パネル8と、操作手段としての操作パネル9とが備えられている。表示パネル8は、液晶モニタ等の表示画面8aを有し、この表示画面8aは、例えば、用紙サイズ、用紙種類、レイアウト、写真選択、印刷枚数などを設定するための画面、及び後述する各種のメッセージ画面を表示する。操作パネル9は、電源スイッチ9a、印刷開始スイッチ9bなどの複数の操作スイッチから構成されている。
このスタンドアロン型プリンタでは、例えばメモリカードに記憶された画像を選択して印刷する場合、ホスト装置と接続されないので、ホスト装置の画面上で画像を確認することができない。このため、プリンタ1の本体2の上部には、それらメモリカード等の記憶媒体から読み込んだ画像を表示するための表示装置10が装備されており、プリンタ1をホスト装置と接続しなくても、印刷前に画像確認が行えるようになっている。なお、この表示装置10はオプションで取り付けられるものであり、必ずしも必要ではない。
プリンタ1の本体2の正面右側には、第1の記憶媒体11、第2の記憶媒体12及び第3の記憶媒体13をそれぞれ装着可能とする第1スロット14、第2スロット15及び第3スロット16が設けられている。各スロット14〜16の近傍にはそれぞれLED14a〜16aが配置されており、各LED14a〜16aは、それぞれ対応する第1〜第3スロット14〜16が有効なスロット(記憶媒体へのアクセスが許可されているスロット)となる場合に点灯するように構成されている。すなわち、各スロット14〜16のうちダイレクト印刷のためにアクセス可能となるスロットはその時々で1つに制限されるようになっている。
図1(b)に示すように、プリンタ1の本体2の側面下側には、外部機器と接続するための接続手段、本実施の形態においては例えばUSBポート21,22が設けられている。USBポート21は、例えば、プリンタ1とホスト装置としてのPC23とをケーブル24を介して接続する。この場合、プリンタ1はPC23の周辺機器として機能し、ユーザは、PC23を操作して、該PC23と接続した図示しない外部記憶装置(例えばMO)に挿入される記憶媒体(例えばMOディスク)に記憶されている画像の印刷指示等をプリンタ1に与えることができる。一方、USBポート22は、例えば、プリンタ1とデジタルカメラ26とをケーブル27を介して接続する。このデジタルカメラ26は、後述するように、画像の印刷要求をジョブ単位でプリンタ1に与えるようになっている。
図2は、プリンタ1(画像出力装置)及びそれに接続されるデジタルカメラ26(画像入力装置)の構成を示すブロック図である。なお、図1と同様な構成部分については、同一符号を付して説明する。
まず、プリンタ1の構成について説明する。
上記したように、このプリンタ1は、PC23と接続される場合にはそのPC23の周辺機器として機能し、PC23と接続されない場合にはスタンドアロン型プリンタとして機能する。つまり、このプリンタ1は、PC23と接続することなく、デジタルカメラ26と接続して印刷(所謂ダイレクト印刷)をすることが可能であり、例えば、USBインタフェースを介してデジタルカメラ26と接続される場合には、自分がUSBホストとなり、相手側機器がUSBデバイスとなるようにする。
プリンタ1は、第1のRAM31、ROM32、第2のRAM33、用紙検出センサ34、プリンタヘッド35及びCPU組込みASIC36を備えている。第1のRAM31には、各種の記憶媒体やデジタルカメラ26から直接読み込まれたデータ(画像ファイル等)が格納される。ROM32には、後述するCPU41が処理を実行するために必要な制御プログラムや各種のアプリケーションプログラムが格納されている。第2のRAM33は、CPU41が処理を実行する際のワーキングメモリとして利用される。例えば、第2のRAM33は、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブを一時格納しておくジョブ記憶手段としてのキューとして利用されたり、後述する画像処理の段階で生成されるデータ(印刷イメージデータ等)を一時格納しておくためのバッファとして利用される。
用紙検出センサ34は、プリンタ1内部に給紙される用紙のサイズ(以下「用紙サイズ」という)、及び普通紙や専用紙などの用紙の種類(以下「用紙種類」という)を光学的手法などにより検出する。
プリンタヘッド35は、主走査方向(紙送り方向と垂直な方向)に往復移動するキャリッジ(図示略)の下端に設けられており、用紙(印刷媒体)の搬送路に対向した面に各色用のノズルを多数個有している。このプリンタヘッド35は、後述するヘッド制御回路42の制御に基づいて、主走査方向に往復移動しながら、各色のインク滴をそれぞれの色に対応したノズルから吐出することで、給紙された用紙に画像を形成する。
CPU組込みASIC36は、CPU41、ヘッド制御回路42、画像処理回路43、メモリインタフェース回路(以下「メモリI/F」という)44、USBホスト回路45、ホストインタフェース回路(以下「ホストI/F」という)46及び第1〜第3カードインタフェース回路(以下「カードI/F」という)47a〜47cを備えており、それらは内部バス48を介して相互に接続されている。この内部バス48には、上述した第1のRAM31、ROM32、用紙検出センサ34及びコントロールパネル3も接続されている。
CPU41は、ROM32に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムに従った処理を実行することにより、プリンタ1を統括的に制御する。例えば、CPU41は、後述する画像処理回路43での色変換処理、ハーフトーン処理及びマイクロウィーブ処理や、ヘッド制御回路42でのキャリッジのモータの駆動制御を司る。また、本実施の形態においては、CPU41はジョブ判断手段として機能し、後述するように、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブの比較処理等を行う。
画像処理回路43は、色変換部、ハーフトーニング部及びマイクロウィーブ部としての機能を有している。詳述すると、色変換部は、第1のRAM31に格納されているRGBの多階調の画像データに色変換処理を施し、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ライトイエロー(LY)の7色の多階調の画像データを生成して、それを第2のRAM33に格納する。ハーフトーニング部は、その色変換処理後の画像データにハーフトーン処理を施し、多階調の画像データを各色毎に2値化して表した印刷イメージデータ(色プレーン)を生成して、それを第2のRAM33に格納する。マイクロウィーブ部は、そのハーフトーン処理後の各色プレーンのラスタラインをノズル数、ヘッド走査回数、紙送り量等に基づき並び替えて印刷データを生成し、それを第2のRAM33に格納する。
ヘッド制御回路42は、プリンタヘッド35を往復移動させるキャリッジのモータの駆動を制御するとともに、画像処理回路43で生成された各色の印刷データに基づいてインク滴の吐出の有無や、吐出するインク滴の量等を制御する。
USBホスト回路45は、ケーブル27を介してUSBデバイスとなる画像入力装置、本実施の形態ではデジタルカメラ26と接続され、CPU41の制御に基づいて、デジタルカメラ26と後述するUSBの規格に従った双方向のデータ通信を行う。例えば、USBホスト回路45は、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブに基づいて、同デジタルカメラ26より印刷対象となる画像データを取得する。
ホストI/F46は、ケーブル24を介してPC23と接続され、CPU41の制御に基づいて、PC23と双方向のデータ通信を行う。
第1〜第3カードI/F47a〜47cは、第1〜第3スロット14〜16に、それぞれ対応する第1〜第3の記憶媒体11〜13が装着されたときのインタフェース回路として機能し、各記憶媒体11〜13に格納された画像データをCPU41の制御に基づいてプリンタ1内部で処理可能なデータに変換する。
次に、プリンタ1と接続されたデジタルカメラ26の構成について説明する。
デジタルカメラ26は、USBインタフェース回路(以下「USBI/F」という)51、CPU52、ユーザインタフェース(UI)として機能するコントロールパネル53、記憶媒体54、ROM55、RAM56及び撮像部57を備えており、それらは内部バス58を介して相互に接続されている。
CPU52は、撮影処理や撮影した画像データの記憶等の各種の処理を行う。コントロールパネル53は、図示しない表示画面(表示手段)や操作スイッチを有し、撮影対象の表示、並びに印刷を行う画像データの表示や選択操作等に用いられる。記憶媒体54は、例えばメモリカードにて構成され、撮影した画像データやその他の各種データの格納に用いられる。ROM55には、CPU52が撮影処理等の各種処理を実行するためのプログラムやデータが格納される。RAM56は、CPU52が処理を実行する際のデータを一時記憶するために用いられ、撮像部57は、撮影対象を光電変換等の処理により画像データとして出力する。
USBI/F51は、ケーブル27を介してUSBホストとしてのプリンタ1(具体的にはUSBホスト回路45)と接続され、CPU52の制御に基づいて、プリンタ1とUSBの規格に従ったデータの送受信を行う。
次に、プリンタ1とデジタルカメラ26とをUSBインタフェース(USBホスト回路45、USBI/F51)により接続してダイレクト印刷を行う場合の通信プロトコルについて説明する。なお、本実施の形態では、DPDP(DSC to Printer Direct Print)と呼ばれるプロトコルを利用した場合について説明する。
図3は、DPDPを利用した場合の通信プロトコルを説明するタイミングチャートである。
まず、プリンタ1にデジタルカメラ26が接続されると、両機器はそれぞれ互いの機器がDPDPの機能を有しているかどうかを確認する。具体的には、プリンタ1は、DPDP Connection コマンドをデジタルカメラ26に送信し、それに応答してデジタルカメラ26は、DPDPの機能を有している場合にDPDP Connection コマンドをプリンタ1に送信する。
次に、互いの機器がそれぞれサポートしている情報を確認すべく、デジタルカメラ26は、DPDP Confirmation コマンドを送信して自機のサポート情報(メーカ名、DPDPのバージョンなど)をプリンタ1に通知し、それに応答してプリンタ1は、自機のサポート情報を含むResponseコマンドをデジタルカメラ26に送信する。
次に、デジタルカメラ26は、DPDP GetFunctionコマンドを送信してプリンタ1に対し設定可能な機能の問い合わせを行う。プリンタ1は、それに応答して、自機の機能情報(設定可能な用紙サイズ、用紙種類、レイアウトなど)を含むResponseコマンドをデジタルカメラ26に送信する。デジタルカメラ26は、このプリンタ1より受信した機能情報を、ユーザがコントロールパネル53から設定可能な情報として反映する。これにより、デジタルカメラ26は、ユーザの設定に基づき発生させた印刷ジョブに基づく印刷要求をプリンタ1に対し与えることができるようになっている。
次に、ユーザによるコントロールパネル53からの印刷開始操作により、デジタルカメラ26は、DPDP PrintJob コマンドを送信して、ユーザが指定した印刷ジョブでの印刷要求を行う。印刷ジョブは、画像データに対する印刷条件をスクリプトとして表したテキストデータであり、このテキストデータは、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により記述されている。例えば、図4に示すように、印刷ジョブには、用紙サイズ(A4、A3、はがき、…)、用紙種類(普通紙、専用紙、光沢紙、…)、印刷モード(高速印刷モード、高画質印刷モード、…)、画像データのファイルID(以下「画像ID」という)、印刷部数などが設定されている。なお、用紙サイズ及び用紙種類は、本実施の形態においては、印刷媒体情報として印刷ジョブに設定される。
プリンタ1は、デジタルカメラ26よりDPDP PrintJob コマンドを受け取ると、そのDPDP PrintJob コマンドで受信した印刷ジョブをCPU41の制御に基づいてキュー(第2のRAM33)に記憶し、その印刷ジョブでの印刷要求を受諾した旨を示すResponseコマンドをデジタルカメラ26に送信する。
次に、プリンタ1は、DPDP PrintJob コマンドで受信した印刷ジョブに設定されている画像IDをもとに、その画像IDに対応する印刷対象の画像データを取得すべく、DPDP GetImageFile コマンドを送信する。デジタルカメラ26は、このDPDP GetImageFile コマンドを受信すると、その画像IDに対応する画像データが格納された画像ファイルを読み出し、それをプリンタ1に送信する。
以上が、DPDPの機能を利用してダイレクト印刷を行う場合の通信態様であり、プリンタ1は、デジタルカメラ26より取得した画像データの印刷をその印刷に対し設定されている印刷ジョブに基づいて行う。
次に、プリンタ1がデジタルカメラ26から印刷要求(図3に示すDPDP PrintJob コマンド)を受信したときの処理(以下「印刷要求受信処理」という)について、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、プリンタ1は、デジタルカメラ26から印刷要求(DPDP PrintJob コマンド)を受信すると(ステップS11)、そのDPDP PrintJob コマンドで受信した印刷ジョブをジョブ記憶手段としてのキュー(具体的には第2のRAM33)に記憶する(ステップS12)。詳しくは、プリンタ1は、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブにジョブ番号を付し、このジョブ番号により、キューに記憶した印刷ジョブの実行順序を管理するようになっている。なお、通常、プリンタ1は、印刷ジョブの受信順(発生順)にジョブ番号を付して、キューに記憶した印刷ジョブをその印刷ジョブの受信順に実行するようになっている。
次に、プリンタ1は、上記ステップS11で受信した印刷ジョブの他に、既にキューに記憶されている印刷ジョブがあるか否かを判断し、当該受信した印刷ジョブが予約であるか否かを判断する(ステップS13)。
ここで、印刷ジョブが予約でない場合(ステップS13でNOの場合)、プリンタ1は印刷要求受信処理を終了し、受信した印刷ジョブの画像IDをもとに、対応する画像データをデジタルカメラ26より取得して、印刷動作を開始する。
一方、印刷ジョブが予約である場合(ステップS13でYESの場合)、プリンタ1は、当該受信した印刷ジョブ(つまり最後にキューに記憶した印刷ジョブ)と、その一つ前に記憶した印刷ジョブをキューより読み出し(ステップS14)、互いの印刷ジョブが一致するか否かを判断する(ステップS15)。この際、本実施の形態においては、プリンタ1は、互いの印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」と「用紙種類」(つまり印刷媒体情報)が一致するか否かを判断することで、両印刷ジョブが一致するか否かを判断する。
ここで、互いの印刷ジョブが一致する場合(ステップS15でYESの場合)、プリンタ1は印刷要求受信処理を終了し、各印刷ジョブに基づく印刷をその受信順に行う。
一方、互いの印刷ジョブが一致しない場合(ステップS15でNOの場合)、プリンタ1は、ユーザに用紙の確認を促すメッセージをコントロールパネル3の表示画面8aに出力して(ステップS16)、同処理を終了する。すなわち、プリンタ1は、最後に記憶した印刷ジョブの「用紙サイズ」及び「用紙種類」のうち少なくとも一方が、その一つ前に記憶した印刷ジョブのそれと異なる場合は、その旨を表示するメッセージを出力してユーザに用紙の確認を促す。
次に、プリンタ1がデジタルカメラ26から印刷ジョブの予約を受け付けたときの印刷開始時における処理(以下「印刷開始処理」という)を図6を参照しながら説明する。
今、プリンタ1は、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブに基づく印刷を実行しており、この印刷が終了すると(ステップS21)、次に印刷を開始する印刷ジョブがキューに記憶されているか否か、つまり予約されている印刷ジョブがあるか否かを判断する(ステップS22)。
ここで、予約されている印刷ジョブがない場合(ステップS22でNOの場合)、プリンタ1は、キューをスライド、具体的にはキューに記憶されている印刷ジョブの実行順序をスライド(この場合は、終了した印刷ジョブをキューから削除する)して(ステップS23)、印刷動作を終了する。
一方、予約されている印刷ジョブがある場合(ステップS22でYESの場合)、プリンタ1は、印刷の終了した印刷ジョブと次に実行する印刷ジョブをキューより読み出し(ステップS24)、互いの印刷ジョブが一致しているか否かを判断する(ステップS25)。この際、本実施の形態においては、プリンタ1は、互いの印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」と「用紙種類」(つまり印刷媒体情報)が一致するか否かを判断することで、両印刷ジョブが一致するか否かを判断する。
ここで、互いの印刷ジョブが一致している場合(ステップS25でYESの場合)、プリンタ1は、キューをスライド(この場合、終了した印刷ジョブをキューから削除し、他の印刷ジョブの実行順序を一つずつ繰り上げる)して(ステップS26)、次の印刷ジョブに基づく印刷を開始する(ステップS27)。
一方、互いの印刷ジョブが一致していない場合(ステップS25でNOの場合)、プリンタ1は、次の印刷ジョブに基づく印刷の開始に先立って、ユーザに用紙の確認を促すメッセージをコントロールパネル3の表示画面8aに出力する(ステップS28)。すなわち、プリンタ1は、印刷の終了した印刷ジョブの「用紙サイズ」及び「用紙種類」のうち少なくとも一方が、次に開始する印刷ジョブのそれと異なる場合は、その旨を表示するメッセージを表示してユーザに通知する。このとき、プリンタ1の印刷動作は一時停止される。なお、上記表示画面8aに表示されるメッセージとしては、例えば、「用紙を確認して再スタートして下さい」などである。
そして、プリンタ1は、この表示画面8aに表示されたメッセージに同意する操作がコントロールパネル3の操作パネル9からユーザによりなされたと判断すると(ステップS29)、上記ステップS26,S27と同様、キューをスライドして次の印刷ジョブに基づく印刷を開始する。
図7は、上記印刷ジョブが予約されたときのプリンタ1における印刷時間を示すタイミングチャートである。
同図(a)は、印刷ジョブJOBaを受信した後、それと異なる印刷ジョブJOBbを受信した場合の印刷時間を示すタイミングチャートである。
今、時刻t1において、プリンタ1は、「用紙サイズ:A4」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBaを受信する。その後、プリンタ1は、この印刷ジョブJOBaに基づく印刷の実行中において、「用紙サイズ:はがき」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBbを受信する。このとき、プリンタ1は、上述した図5の印刷要求受信処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷ジョブJOBaと印刷ジョブJOBbとの「用紙サイズ」が異なることから、プリンタ1は、その旨を示すメッセージを表示画面8aに出力(図示略)して、ユーザに用紙の確認を促す。
次に、時刻t2において、プリンタ1は、印刷ジョブJOBaに基づく印刷を終了する。このとき、プリンタ1は、上述した図6の印刷開始処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷の終了した印刷ジョブJOBaと、予約されている印刷ジョブJOBbとの「用紙サイズ」が異なることから、プリンタ1は、印刷ジョブJOBbに基づく印刷の開始に先立って、表示画面8aに、例えば、「用紙を確認して再スタートして下さい」のメッセージを表示する。
次に、時刻t3において、このメッセージに対し同意する操作(具体的にはコントロールパネル3の印刷開始スイッチ9aの操作)がユーザによりなされると、プリンタ1は、印刷ジョブJOBbに基づく印刷を開始する。
図7(b)は、印刷ジョブJOBaを受信した後、それと同一の印刷ジョブJOBcを受信した場合の印刷時間を示すタイミングチャートである。
今、時刻t11において、プリンタ1は、「用紙サイズ:A4」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBaを受信する。その後、プリンタ1は、この印刷ジョブJOBaに基づく印刷の実行中において、「用紙サイズ:A4」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBcを受信する。このとき、プリンタ1は、上述した図5の印刷要求受信処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷ジョブJOBaと印刷ジョブJOBcとの「用紙サイズ」及び「用紙種類」が一致していることから、プリンタ1は、表示画面8aにメッセージを出力しない。
次に、時刻t12において、プリンタ1は、印刷ジョブJOBaに基づく印刷を終了する。このとき、プリンタ1は、上述した図6の印刷開始処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷の終了した印刷ジョブJOBaと、予約されている印刷ジョブJOBcとの「用紙サイズ」及び「用紙種類」が一致していることから、プリンタ1は、印刷ジョブJOBaに基づく印刷の終了後、一時停止することなく印刷ジョブJOBcに基づく印刷を開始する。従って、この場合には、図7(a)に示す(t3−t2)のプリンタ1の印刷動作の一時停止時間は生じない。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブが予約である場合に、当該受信した印刷ジョブとその一つ前にキューに記憶した印刷ジョブとを比較し、互いの印刷ジョブが異なる場合には、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力するようにした。これによれば、先に受信した印刷ジョブと異なる印刷ジョブであっても予約を受け付けることが可能であり、また、こうした予約を受け付けた場合には、ユーザに用紙の確認を促すことで、印刷する用紙のサイズや種類が違うことによる印刷ミスの発生を抑えることができる。
(2)印刷終了時において、次の印刷ジョブが予約されている場合、当該終了した印刷ジョブと次の印刷ジョブとを比較し、互いの印刷ジョブが異なる場合には、印刷動作を一時停止して、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力し、それにユーザが同意した後に、次の印刷ジョブに基づく印刷を開始するようにした。これによれば、印刷が終了した印刷ジョブと異なる印刷ジョブに基づく印刷を開始する場合に、印刷する用紙のサイズや種類が違うことによる印刷ミスを確実に防止することができる。
(3)印刷終了時において、当該終了した印刷ジョブと次に予約されている印刷ジョブとが一致する場合には、印刷動作を一時停止することなく、次の印刷ジョブに基づく印刷を連続的に開始するようにした。これによれば、印刷動作の不要な一時停止を防止して、効率良く印刷を行うことができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を上記第1の実施の形態との相違点を中心に図8及び図9に従って説明する。なお、第1の実施の形態と同様な構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態は、プリンタ1におけるキューの並び替え(具体的にはキューに記憶されている印刷ジョブの実行順序の並び替え)機能について説明するものであり、このキューの並び替え機能は、第1の実施の形態における図5の処理フローチャートを一部変更することで実現される。その他のプリンタ1の有する機能及び同プリンタ1が実行する処理については第1の実施の形態と同様である。
図8は、本実施の形態に係るキューの並び替え処理を示す処理フローチャートである。
同図に示すステップS31〜ステップS35は、図5に示すステップS11〜ステップS15と同様な処理である。つまり、プリンタ1は、デジタルカメラ26から所定の印刷ジョブでの印刷要求を受信すると(ステップS31)、それをキュー(第2のRAM33)に記憶する(ステップS32)。
次に、プリンタ1は、上記ステップS31で受信した印刷ジョブの他に、キューに既に記憶されている印刷ジョブがあるか否かを判断し、当該受信した印刷ジョブが予約であるか否かを判断する(ステップS33)。
ここで、印刷ジョブが予約でない場合(ステップS33でNOの場合)、プリンタ1は処理を終了し、受信した印刷ジョブの画像IDをもとに、対応する画像データをデジタルカメラ26より取得して印刷動作を開始する。
一方、印刷ジョブが予約である場合(ステップS33でYESの場合)、プリンタ1は、当該受信した印刷ジョブ(つまり最後にキューに記憶した印刷ジョブ)と、その一つ前に記憶した印刷ジョブをキューより読み出し(ステップS34)、互いの印刷ジョブが一致するか否かを判断する(ステップS35)。この際、本実施の形態においては、プリンタ1は、互いの印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」と「用紙種類」(つまり印刷媒体情報)が一致するか否かを判断することで、両印刷ジョブが一致するか否かを判断する。
ここで、互いの印刷ジョブが一致する場合(ステップS35でYESの場合)、プリンタ1はキューの並び替え処理を終了して、受信した印刷ジョブの画像IDをもとに、対応する画像データをデジタルカメラ26より取得して印刷動作を開始する。
一方、互いの印刷ジョブが一致しない場合(ステップS35でNOの場合)、プリンタ1は、キューに記憶されている全ての印刷ジョブを読み出し(ステップS36)、最後に記憶した印刷ジョブと一致する印刷ジョブが他に存在するか否かを上記ステップS35と同様な判断基準にて判断する(ステップS37)。
ここで、一致する印刷ジョブが他に存在する場合(ステップS37でYESの場合)、プリンタ1は、最後に記憶した印刷ジョブの実行順序(印刷の順序)が、その印刷ジョブと一致する他の印刷ジョブの後に連続するように、キューの並び替えを行う(ステップS38)。具体的には、印刷ジョブに付与したジョブ番号を変更することで、キューに記憶されている印刷ジョブの実行順序を並び替える。
一方、一致する印刷ジョブが他に存在しない場合(ステップS37でNOの場合)、プリンタ1は、ユーザに用紙の確認を促すメッセージをコントロールパネル3の表示画面8aに出力して(ステップS39)、同処理を終了する。すなわち、プリンタ1は、最後に記憶した印刷ジョブと「用紙サイズ」及び「用紙種類」が一致する印刷ジョブが他に存在しない場合に、用紙の確認を促すメッセージをユーザに通知する。
図9は、本実施の形態において、印刷ジョブが予約されたときの印刷時間を示すタイミングチャートである。なお、比較のため、同図(a)には、キューの並び替え処理を実行した場合の印刷時間を示し、同図(b)には、キューの並び替え処理を実行しない場合の印刷時間を示す。
まず、キューの並び替え処理を実行した場合について、図9(a)を参照しながら説明する。
今、時刻t21において、プリンタ1は、「用紙サイズ:A4」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBaを受信する。その後、プリンタ1は、この印刷ジョブJOBaに基づく印刷の実行中において、「用紙サイズ:A3」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBbを受信する。このとき、プリンタ1は、上述した図8の並び替え処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷ジョブJOBaと印刷ジョブJOBbとが異なることから、プリンタ1は、その旨を示すメッセージを表示画面8aに出力(図示略)して、ユーザに用紙の確認を促す。
また、上記印刷ジョブJOBaに基づく印刷の実行中において、プリンタ1は、印刷ジョブJOBbの受信後に、「用紙サイズ:A4」、「用紙種類:普通紙」が設定された印刷ジョブJOBcを受信する。このとき、プリンタ1は、同様に図8の並び替え処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷ジョブJOBcと印刷ジョブJOBaとが一致していることから、プリンタ1は、印刷ジョブJOBcの実行順序(印刷の順序)が印刷ジョブJOBaの後に連続するように、キューを並び替える。つまり、キューに記憶されている印刷ジョブの実行順序を、印刷ジョブJOBa、印刷ジョブJOBc、印刷ジョブJOBb、の順に並び替える。
次に、時刻t22において、プリンタ1は、印刷ジョブJOBaに基づく印刷を終了する。このとき、プリンタ1は、上述した図6の印刷開始処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷の終了した印刷ジョブJOBaと、予約されている並び替え後の印刷ジョブJOBcとが一致していることから、プリンタ1は、印刷ジョブJOBaに基づく印刷が終了した後、一時停止することなく印刷ジョブJOBcに基づく印刷を開始する。
次に、時刻t23において、プリンタ1は、印刷ジョブJOBcに基づく印刷を終了する。このとき、プリンタ1は、同様に図6の印刷開始処理に従った処理を実行する。すなわち、この場合は、印刷の終了した印刷ジョブJOBcと、予約されている並び替え後の印刷ジョブJOBbとが異なることから、プリンタ1は、その印刷ジョブJOBbに基づく印刷の開始に先立って、表示画面8aに、用紙の確認を促すメッセージを出力する。そして、時刻t24において、このメッセージに対し同意する操作がユーザによりなされると、プリンタ1は、印刷ジョブJOBbに基づく印刷を開始する。
次いで、キューの並び替え処理を実行しない場合について、図9(b)を参照しながら説明する。なお、便宜上、ここでは、図9(a)と図9(b)に示す各印刷ジョブJOBa〜JOBcがそれぞれ同一のものであるとして説明する。
今、時刻t31において、プリンタ1は、印刷ジョブJOBaを受信し、その後、印刷ジョブJOBaに基づく印刷の実行中において、印刷ジョブJOBaと「用紙サイズ」の異なる印刷ジョブJOBbを受信し、その後更に、印刷ジョブJOBbと「用紙サイズ」の異なる印刷ジョブJOBcを受信する。この場合、キューに記憶されている印刷ジョブの実行順序は、その受信順となり、印刷ジョブJOBa、印刷ジョブJOBb、印刷ジョブJOBc、となる。
従って、時刻t32における印刷ジョブJOBaの印刷終了時と、時刻t34における印刷ジョブJOBbの印刷終了時において、プリンタ1は印刷動作をそれぞれ一時停止して、用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力する。
すなわち、本例に示す印刷ジョブJOBa,JOBb,JOBcを受信する場合において、並び替え処理を行わない場合は、同処理を行う場合に比べて、プリンタ1が印刷動作を一時停止する回数が1回多くなり、2回となる。換言すれば、並び替え処理を行う場合には、同処理を行わない場合に比べて、全体の印刷時間が図9(b)に示す略(t33−t32)の時間、短縮される。
以上記述したように、本実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態で奏する(2),(3)の効果に加えて、さらに以下の効果を奏する。
(1)デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブが予約である場合に、当該受信した印刷ジョブと一致する印刷ジョブがキューにあるかどうかを判断し、一致する印刷ジョブがある場合(但し一つ前の印刷ジョブは除く)には、一致する印刷ジョブ同士が連続するように、キューに記憶されている印刷ジョブの実行順序を並び替えるようにした。これによれば、連続するように並び替えられた印刷ジョブの印刷開始時に、不要な一時停止を防止することができる。換言すれば、印刷動作が一時停止する回数を少なくすることができる。その結果、複数の印刷ジョブの実行に係る全体の印刷時間を短くして印刷処理を効率よく行うことが可能である。
(2)デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブが予約である場合に、当該受信した印刷ジョブと一致する印刷ジョブがキューにあるかどうかを判断し、一致する印刷ジョブがない場合には、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力するようにした。これによれば、先に受信した印刷ジョブと異なる印刷ジョブであっても予約を受け付けることが可能であり、また、こうした予約を受け付けた場合には、ユーザに用紙の確認を促すことで、印刷する用紙のサイズや種類が違うことによる印刷ミスの発生を抑えることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第3の実施の形態を上記第1の実施の形態との相違点を中心に図10に従って説明する。なお、第1の実施の形態と同様な構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第3の実施の形態は、印刷ジョブが予約された場合において、上述した第1の実施の形態における図6の印刷開始処理を、プリンタ1が備える用紙検出センサ34(図2参照)の検出結果を利用して行う一態様について説明するものである。なお、その他のプリンタ1の有する機能及び同プリンタ1が実行する処理については第1の実施の形態と同様である。
図10は、本実施の形態に係る印刷開始処理を示すフローチャートである。
この処理フローチャートは、図6で説明した処理フローチャートを一部変更したものであり、図10のステップS41〜ステップS43では、図6のステップS21〜ステップS23と同様な処理が実行される。また、図10において、ステップS44における印刷ジョブの比較処理では、図6に示すステップS24〜ステップS29と同様な処理が実行される。
すなわち、プリンタ1は、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブに基づく印刷が終了すると(ステップS41)、次の印刷ジョブがキュー(第2のRAM33)に記憶されているか否か、つまり予約されている印刷ジョブがあるか否かを判断する(ステップS42)。
ここで、予約されている印刷ジョブがない場合(ステップS42でNOの場合)、プリンタ1は、キューをスライド、つまり、キューに記憶されている印刷ジョブの実行順序をスライド(この場合は、終了した印刷ジョブをキューから削除する)して(ステップS43)、印刷動作を終了する。
一方、予約されている印刷ジョブがある場合(ステップS43でYESの場合)、プリンタ1は、印刷の終了した印刷ジョブと、次に実行する印刷ジョブをキューより読み出して、互いの印刷ジョブの比較処理を行う(ステップS44)。具体的には、プリンタ1は、互いの印刷ジョブが一致しているか否かを「用紙サイズ」と「用紙種類」(つまり印刷媒体情報)に基づいて判断し、一致している場合は、キューをスライド(この場合、終了した印刷ジョブをキューから削除して、他の印刷ジョブの実行順序を一つずつ繰り上げる)して、次のステップS45に移行する。一方、互いの印刷ジョブが異なる場合は、用紙を確認するメッセージを表示画面8aに出力(印刷動作を一時停止)し、それにユーザが同意した後、キューをスライドして、次のステップS45に移行する。
ステップS45では、プリンタ1は、次の印刷ジョブに基づく印刷に供される用紙のサイズ及び種類を用紙検出センサ34により検出する。そして、この用紙検出センサ34の検出結果に基づいて、該検出した用紙のサイズ及び種類が、次の印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」及び「用紙種類」と一致しているか否かを判断する(ステップS46)。
ここで、検出した用紙のサイズ及び種類が次の印刷ジョブの設定と一致している場合(ステップS46でYESの場合)、プリンタ1は、印刷する用紙が次の印刷ジョブの設定に対し適切なものであると判断して、印刷動作を開始する(ステップS47)。
一方、検出した用紙のサイズ及び種類が次の印刷ジョブの設定と異なる場合(ステップS46でNOの場合)、プリンタ1は、印刷する用紙が次の印刷ジョブの設定に対し不適切なものであると判断して印刷動作を一時停止し、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力する(ステップS48)。そして、プリンタ1は、このメッセージに同意する操作がユーザによりなされたと判断すると(ステップS49)、印刷する用紙が次の印刷ジョブの設定に対し適切なものに変更されたと判断して、印刷動作を開始する。
以上記述したように、本実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態で奏する(1)の効果に加えて、さらに以下の効果を奏する。
(1)印刷終了時において、次の印刷ジョブが予約されている場合、当該終了した印刷ジョブと次の印刷ジョブとを比較し、互いの印刷ジョブが異なる場合には、印刷動作を一時停止して、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力し、それにユーザが同意した後に、次の印刷ジョブに基づく印刷動作を再開する。その後、プリンタ1にセットされている次の印刷に使用する用紙のサイズ及び種類を用紙検出センサ34により検出し、該検出した用紙が次の印刷ジョブの設定と異なる場合には、印刷動作を再度一時停止してユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力し、それにユーザが同意した後に、印刷動作を再開するようにした。これによれば、印刷が終了した印刷ジョブと異なる印刷ジョブに基づく印刷を開始する場合に、印刷する用紙のサイズや種類が違うことによる印刷ミスの発生をより確実に防止することができる。
(2)印刷終了時において、当該終了した印刷ジョブと次に予約されている印刷ジョブとが同一の印刷ジョブであり、且つ、用紙検出センサ34により検出した用紙の検出結果と次の印刷ジョブの設定とが一致する場合には、印刷動作を一時停止することなく、次の印刷ジョブに基づく印刷を連続的に開始するようにした。これによれば、印刷動作の不要な一時停止を防止することができる。
(第4の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第4の実施の形態を上記第1の実施の形態との相違点を中心に図11に従って説明する。なお、第1の実施の形態と同様な構成部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第4の実施の形態は、印刷ジョブが予約された場合において、上述した第1の実施の形態における図6の印刷開始処理を行う場合に、上記用紙検出センサ34の検出結果を利用して、印刷ジョブに設定されている「印刷モード」(高速印刷モード、高画質印刷モード、…)の切り替えを行う一態様について説明するものである。なお、その他のプリンタ1の有する機能及び同プリンタ1が実行する処理については第1の実施の形態と同様である。
図11は、本実施の形態に係る印刷開始処理を示すフローチャートである。
この処理フローチャートは、上記第3の実施の形態で説明した図10に示す処理フローチャートを一部変更したものであり、図11のステップS51〜ステップS55では、図10のステップS41〜ステップS45と同様な処理が実行される。
すなわち、プリンタ1は、デジタルカメラ26から受信した印刷ジョブに基づく印刷が終了すると(ステップS51)、次の印刷ジョブがキュー(第2のRAM33)に記憶されているか否か、つまり予約されている印刷ジョブがあるか否かを判断する(ステップS52)。
ここで、予約されている印刷ジョブがない場合(ステップS52でNOの場合)、プリンタ1は、キューをスライド(この場合は、終了した印刷ジョブをキューから削除する)して(ステップS53)、印刷動作を終了する。
一方、予約されている印刷ジョブがある場合(ステップS52でYESの場合)、プリンタ1は、印刷の終了した印刷ジョブと、次に予約されている印刷ジョブとをキューから読み出して、互いの印刷ジョブの比較処理を行う(ステップS54)。具体的には、プリンタ1は、両印刷ジョブが一致しているか否かを「用紙サイズ」と「用紙種類」とに基づいて判断し、一致している場合は、キューをスライド(この場合、終了した印刷ジョブをキューから削除して、他の印刷ジョブの実行順序を一つずつ繰り上げる)して、次のステップS55に移行する。一方、互いの印刷ジョブが異なる場合には、用紙を確認するメッセージを表示画面8aに出力(印刷動作を一時停止)し、それにユーザが同意した後に、キューをスライドして、次のステップS55に移行する。
ステップS55では、プリンタ1は、次の印刷ジョブに基づく印刷に供される用紙のサイズ及び種類を用紙検出センサ34により検出する。そして、この用紙検出センサ34の検出結果に基づき、該検出した用紙のサイズが、次の印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」と一致しているか否かを判断する(ステップS56)。
ここで、検出した用紙のサイズが次の印刷ジョブの「用紙サイズ」と一致している場合(ステップS56でYESの場合)、プリンタ1は、次のステップS57の処理に移行する。一方、検出した用紙のサイズが次の印刷ジョブの「用紙サイズ」と異なる場合(ステップS56でNOの場合)、プリンタ1は、印刷する用紙が次の印刷ジョブの設定に対し不適切なものであると判断して印刷動作を一時停止し、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力する(ステップS58)。そして、このメッセージに同意する操作がユーザによりなされたと判断すると(ステップS59)、印刷する用紙が次の印刷ジョブの設定に対し適切なものに変更されたと判断し、ステップS57の処理に移行する。
ステップS57では、プリンタ1は、上記ステップS55で検出した用紙の種類が、次の印刷ジョブに設定されている「用紙種類」と一致しているか否かを判断する。
ここで、検出した用紙の種類が次の印刷ジョブの「用紙種類」と一致している場合(ステップS57でYESの場合)、プリンタ1は、印刷する用紙が次の印刷ジョブの設定に対し適切なものであると判断して、印刷動作を開始する(ステップS60)。
一方、検出した用紙の種類が次の印刷ジョブの「用紙種類」と異なる場合(ステップS57でNOの場合)、プリンタ1は、当該検出した用紙の種類に応じて、次の印刷ジョブに設定されている「印刷モード」を切り替える(ステップS61)。
詳述すると、例えば、次の印刷ジョブの「用紙種類」が普通紙に設定されていて、「印刷モード」が高速印刷モードに設定されている場合に、その印刷ジョブに基づく印刷に供される用紙の種類が専用紙であった場合、プリンタ1は、当該印刷ジョブに設定されている「印刷モード」を高速印刷モードから高画質印刷モードに自動で切り替える。
または、次の印刷ジョブの「用紙種類」が専用紙に設定されていて、「印刷モード」が高画質印刷モードに設定されている場合に、その印刷ジョブに基づく印刷に供される用紙の種類が普通紙であった場合、プリンタ1は、当該印刷ジョブに設定されている「印刷モード」を高画質印刷モードから高速印刷モードに自動で切り替える。
ここで、本例においては、検出した用紙の種類が普通紙である場合はその印刷における印刷ジョブの「印刷モード」が高速印刷モードとなるように、また、専用紙である場合には高画質印刷モードとなるように切り替え制御を行うこととしたが、この「印刷モード」の切り替えは、予めプリンタ1に登録されるユーザの設定に基づいて行われる。
つまり、プリンタ1は、次の印刷ジョブに設定されている「用紙種類」と異なる種類の用紙を検出した場合、その検出した用紙の種類に対しユーザによりあらかじめ設定された印刷モードとなるように、当該印刷ジョブの「印刷モード」を切り替える。
このように、用紙検出センサ34により検出される用紙の種類に応じて、次の印刷ジョブに設定されている「印刷モード」の切り替えを行うことで、印刷する用紙の種類に対して適切な印刷モードで印刷を行うことができる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態で奏する(1)の効果に加えて、さらに以下の効果を奏する。
(1)印刷終了時において、次の印刷ジョブが予約されている場合、当該終了した印刷ジョブと次の印刷ジョブとを比較し、互いの印刷ジョブが異なる場合には、印刷動作を一時停止して、ユーザに対し用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力し、それにユーザが同意した後に、次の印刷ジョブに基づく印刷動作を再開する。その後、プリンタ1にセットされている次の印刷に使用する用紙の種類を用紙検出センサ34により検出し、該検出した用紙の種類が次の印刷ジョブの設定と異なる場合には、当該検出した用紙の種類に応じて、次の印刷ジョブに設定されている「印刷モード」を自動で切り替えるようにした。これによれば、印刷する用紙の種類に対して適切な印刷モードでの印刷を行うことができる。
(2)印刷終了時において、当該終了した印刷ジョブと次に予約されている印刷ジョブとの比較処理を行い、次の印刷ジョブに基づく印刷を開始した後、用紙検出センサ34により検出した用紙のサイズが次の印刷ジョブの設定と異なる場合には、印刷動作を一時停止して、ユーザに用紙の確認を促すメッセージを表示画面8aに出力するようにした。これによれば、印刷が終了した印刷ジョブと用紙サイズの異なる印刷ジョブに基づく印刷を開始する場合に、印刷する用紙のサイズが違うことによる印刷ミスの発生を、確実に防止することができる。
(3)印刷終了時において、当該終了した印刷ジョブと次に予約されている印刷ジョブとが同一の印刷ジョブであり、且つ、用紙検出センサ34により検出した用紙の検出結果と次の印刷ジョブの設定とが一致する場合には、印刷動作を一時停止することなく、次の印刷ジョブに基づく印刷を連続的に開始するようにした。これによれば、印刷動作の不要な一時停止を防止することができる。
なお、上記各実施の形態においては、以下の態様に変更した変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記第1の実施の形態において、印刷要求の受信時にプリンタ1側で行う印刷ジョブの比較処理(図5参照)を、デジタルカメラ26側での印刷ジョブの発生時に行うようにしてもよい。なお、この場合において、デジタルカメラ26におけるCPU52はジョブ判断手段として機能する。また、RAM56は、印刷ジョブを記憶するキューとして利用される。
図12は、この変形例1に係る、印刷ジョブの発生時にデジタルカメラ26側で印刷ジョブの比較を行う場合の処理を示すフローチャートである。
デジタルカメラ26は、用紙サイズ、用紙種類、印刷モード及び印刷対象の画像データ等、各種印刷条件の入力をコントロールパネル53(図2参照)からユーザより受付け、該ユーザが入力した設定に基づいて印刷ジョブを発生させる(ステップS71)。
次に、デジタルカメラ26は、発生した印刷ジョブをRAM56(図2参照)を利用してキューに記憶する(ステップS72)。次に、デジタルカメラ26は、上記ステップS71で発生した印刷ジョブの他に、既にキューに記憶されている印刷ジョブがあるか否かを判断し、当該発生した印刷ジョブが予約であるか否かを判断する(ステップS73)。
ここで、印刷ジョブが予約でない場合(ステップS73でNOの場合)、デジタルカメラ26は、ユーザによる印刷開始の操作に基づいて、当該発生した印刷ジョブをプリンタ1に送信(具体的にはDPDP PrintJob コマンドを送信)し、印刷要求を行う(ステップS74)。
一方、印刷ジョブが予約である場合(ステップS73でYESの場合)、デジタルカメラ26は、当該発生した印刷ジョブ(つまり最後にキューに記憶した印刷ジョブ)と、その一つ前に記憶した印刷ジョブをキューより読み出し(ステップS75)、互いの印刷ジョブが一致するか否かを判断する(ステップS76)。なお、この際、デジタルカメラ26は、互いの印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」と「用紙種類」とが一致するか否かを判断することで、両印刷ジョブが一致するか否かを判断する。
ここで、互いの印刷ジョブが一致する場合(ステップS76でYESの場合)、デジタルカメラ26は、上記ステップS74に移行して、ユーザによる印刷開始の操作に基づき当該発生した印刷ジョブをプリンタ1に送信し、印刷要求を行う。
一方、互いの印刷ジョブが一致しない場合(ステップS76でNOの場合)、デジタルカメラ26は、ユーザに用紙の確認を促すメッセージをコントロールパネル53の表示画面に出力した後(ステップS77)、上記ステップS74に移行して、ユーザによる印刷開始の操作に基づき当該発生した印刷ジョブをプリンタ1に送信し、印刷要求を行う。
このように、デジタルカメラ26側で印刷ジョブの比較を行うようにすれば、ユーザによるデジタルカメラ26からの印刷要求(印刷開始の操作)時に、同デジタルカメラ26側の表示画面に用紙の確認を促すメッセージを表示させることができるため、プリンタ1側に表示させる場合に比べて、ユーザがメッセージを見落とす可能性を防止できる。
(変形例2)上記第1の実施の形態において、印刷開始時にプリンタ1側で行う印刷ジョブの比較処理(図6参照)を、デジタルカメラ26側で行うようにしてもよい。なお、この場合には、上述した図3に示すプリンタ1とデジタルカメラ26との間の通信プロトコルを一部変更する。
図13は、この変形例2に係る、印刷開始時(印刷ジョブの実行時)にデジタルカメラ26側で印刷ジョブの比較を行う場合の処理を示すフローチャートである。
今、プリンタ1は、デジタルカメラ26より受信した印刷ジョブに基づく印刷が終了すると、その通知をデジタルカメラ26に対して行い、デジタルカメラ26は、この通知を受け取ると(ステップS81)、プリンタ1に対して印刷動作を停止させる要求を行う(ステップS82)。
次に、デジタルカメラ26は、次に印刷を開始する印刷ジョブがキュー(具体的にはRAM56)に記憶されているか否か、つまりプリンタ1に対して予約した印刷ジョブがあるかないかを判断する(ステップS83)。
ここで、プリンタ1に対して予約した印刷ジョブがない場合(ステップS83でNOの場合)、デジタルカメラ26は、キューをスライド、具体的にはキューに記憶されている印刷ジョブの実行順序をスライド(この場合は、終了した印刷ジョブをキューから削除する)して(ステップS84)、処理を終了する。
一方、プリンタ1に対して予約した印刷ジョブがある場合(ステップS83でYESの場合)、デジタルカメラ26は、印刷の終了した印刷ジョブと、次に予約した印刷ジョブとをキューより読み出し(ステップS85)、互いの印刷ジョブが一致しているか否かを判断する(ステップS86)。なお、この際、デジタルカメラ26は、互いの印刷ジョブに設定されている「用紙サイズ」と「用紙種類」とが一致するか否かを判断することで、両印刷ジョブが一致するか否かを判断する。
ここで、互いの印刷ジョブが一致する場合(ステップS86でYESの場合)、デジタルカメラ26は、キューをスライド(この場合、終了した印刷ジョブをキューから削除し、他の印刷ジョブの実行順序を一つずつ繰り上げる)して(ステップS87)、次に予約した印刷ジョブに基づく印刷の開始要求をプリンタ1に対し行う(ステップS88)。
一方、互いの印刷ジョブが一致しない場合(ステップS86でNOの場合)、デジタルカメラ26は、ユーザに用紙の確認を促すメッセージをコントロールパネル53の表示画面に出力する(ステップS89)。そして、デジタルカメラ26は、この表示画面に表示されたメッセージに同意する操作がユーザによりコントロールパネル53からなされたと判断すると(ステップS90)、上記ステップS87,S88と同様、キューをスライドして、次に予約した印刷ジョブに基づく印刷の開始要求をプリンタ1に対し行う。
このように、プリンタ1における印刷開始時(印刷ジョブの実行時)にデジタルカメラ26側で印刷ジョブの比較を行うようにすれば、ユーザは、デジタルカメラ26側の表示画面において、用紙の確認を求める旨のメッセージを確認することができる。
(変形例3)上述した変形例1及び変形例2では、上記第1の実施の形態で行う印刷ジョブの比較処理をデジタルカメラ26側で行う態様について説明したが、上記第2〜第4の実施の形態で行う印刷ジョブの比較処理を、デジタルカメラ26側で行う態様としても勿論よい。
(変形例4)上記各実施の形態では、プリンタ1とデジタルカメラ26とをUSBインタフェースを介して行うダイレクト印刷の態様について説明したが、USB接続に限らず、その他のインタフェースによる有線通信の態様、あるいはブルートゥース等の無線通信の態様に適用することも可能である。また、プリンタ1に装着した第1〜第3の記憶媒体11〜13に記憶された画像データの印刷を行う場合において、コントロールパネル3から入力されたユーザの設定に基づき印刷ジョブを発生させる場合に適用することも可能である。
(変形例5)上記各実施の形態では、USBホストとなるプリンタ1に対し接続されるUSBデバイスをデジタルカメラ26としたが、これに限定されず、例えば、撮像機能を備えた携帯電話機などであってもよい。
(変形例6)上記各実施の形態では、印刷ジョブを比較するときの判断基準を用紙のサイズと種類とした。これを、用紙のサイズ及び種類のいずれか一方を基準として印刷ジョブの比較を行ってもよい。この場合にも、用紙(サイズまたは種類)の相違に基づく印刷の不具合をなくすことができる。
(変形例7)上記各実施の形態では、印刷ジョブの比較の結果、用紙サイズや用紙種類が相違した時、メッセージを表示して用紙の変更をユーザの意思に委ねるようにした。これを、ユーザの意思に委ねることなく、用紙の変更を自動的にプリンタ1側で変更させる機能を備えてもよい。この場合にも、用紙の相違に基づく印刷の不具合をなくすことができる。
(変形例8)上記第2の実施の形態では、図8に示すステップS38のキューの並び替え時(印刷ジョブの実行順序の並び替え時)において、その並び替え動作に先立ち、キューの並び替えを通知する旨のメッセージを表示画面8aに出力し、そのメッセージにユーザが同意する場合にキューの並び替えを行うようにしてもよい。
(変形例9)上記第3の実施の形態では、用紙検出センサ34による用紙のサイズ及び種類の検出結果を利用してプリンタ1の一時停止(メッセージを出力)制御を行うようにしたが(図10参照)、用紙検出センサ34による検出を用紙のサイズ及び種類のいずれか一方とし、それに基づいてメッセージの出力を行うようにしてもよい。この場合にも、用紙(サイズまたは種類)の相違に基づく印刷の不具合をなくすことができる。
(変形例10)上記第4の実施の形態では、図11に示すステップS61の印刷モードの切り替え時において、その切り替え動作に先立ち、印刷モードの変更を通知する旨のメッセージを表示画面8aに出力し、そのメッセージにユーザが同意する場合に印刷モードの変更を行うようにしてもよい。
本発明を具体化した第1の実施の形態に係るプリンタの概略図であり、(a)は正面からみたプリンタの斜視図、(b)は概略側面図である。 プリンタ及びデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 DPDPの機能を利用してダイレクト印刷を行う場合の通信プロトコルを説明するタイミングチャートである。 印刷ジョブの説明図である。 印刷要求を受信したときの処理(印刷要求受信処理)を説明するフローチャートである。 印刷開始時の処理(印刷開始処理)を説明するフローチャートである。 印刷ジョブが予約されたときの印刷時間を示すタイミングチャートであり、(a)は、先に受信した印刷ジョブと異なる印刷ジョブが予約された場合の印刷時間を示すタイミングチャート、(b)は、先に受信した印刷ジョブと同一の印刷ジョブが予約された場合の印刷時間を示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態に係るキューの並び替え処理を説明するフローチャートである。 同実施の形態において、印刷ジョブが予約されたときの印刷時間を示すタイミングチャートであり、(a)は、キューの並び替え処理を実行した場合の印刷時間を示すタイミングチャート、(b)は、キューの並び替え処理を実行しない場合の印刷時間を示すタイミングチャートである。 第3の実施の形態に係る印刷開始処理を説明するフローチャートである。 第4の実施の形態に係る印刷開始処理を説明するフローチャートである。 印刷ジョブの発生時に、デジタルカメラ側で印刷ジョブの比較を行う場合の処理を説明するフローチャートである。 プリンタにおける印刷開始時に、デジタルカメラ側で印刷ジョブの比較を行う場合の処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…画像出力装置としてのプリンタ、8…表示手段としての表示パネル、8a…表示画面、26…画像入力装置としてのデジタルカメラ、33…ジョブ記憶手段としての第2のRAM(キュー)、41…ジョブ判断手段としてのCPU、52…ジョブ判断手段としてのCPU、53…表示手段として機能するコントロールパネル、56…ジョブ記憶手段としてのRAM(キュー)、JOBa,JOBb,JOBc…印刷ジョブ。

Claims (8)

  1. 印刷要求に基づいて発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブに基づく印刷を前記印刷ジョブの発生順に実行する画像出力装置であって、
    前記印刷要求に基づいて発生した印刷ジョブが予約であるか否かを判断し、予約である場合に、当該予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、その一つ前に発生した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 印刷要求に基づいて発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブに基づく印刷を前記印刷ジョブの発生順に実行する画像出力装置であって、
    前記印刷ジョブに基づく印刷の終了時に、次の印刷ジョブが前記ジョブ記憶手段に記憶されているか否かを判断し、前記次の印刷ジョブが記憶されている場合に、当該終了した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを特徴とする画像出力装置。
  3. 前記ジョブ判断手段は、
    前記終了した印刷ジョブと前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報が一致しない場合、前記メッセージに同意する操作がユーザによりなされるまで、前記次の印刷ジョブに基づく印刷動作を一時停止させることを特徴とする請求項2記載の画像出力装置。
  4. 前記ジョブ判断手段は、
    前記終了した印刷ジョブと前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報が一致する場合、前記次の印刷ジョブに基づく印刷動作を前記終了した印刷ジョブに続いて連続的に開始することを特徴とする請求項2記載の画像出力装置。
  5. 前記印刷媒体情報は、画像データを印刷する印刷媒体のサイズと種類とが少なくとも設定された情報であり、
    1つの印刷ジョブ内において、前記印刷媒体情報に設定される印刷媒体のサイズと種類とは同一であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の画像出力装置。
  6. ユーザの設定に基づき発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブの発生順に画像出力装置に対し印刷要求を行う画像入力装置であって、
    前記発生した印刷ジョブが予約であるか否かを判断し、予約である場合に、当該予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、その一つ前に発生した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記予約された印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを特徴とする画像入力装置。
  7. ユーザの設定に基づき発生した印刷ジョブを記憶するジョブ記憶手段を備え、前記印刷ジョブの発生順に画像出力装置に対し印刷要求を行う画像入力装置であって、
    前記画像出力装置より受信した印刷終了通知に基づいて、前記画像出力装置の印刷動作を停止させるとともに、次の印刷ジョブが前記ジョブ記憶手段に記憶されているか否かを判断し、前記次の印刷ジョブが記憶されている場合に、当該終了した印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報と、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報とが一致するか否かを判断し、一致しない場合に、前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報の確認を促すメッセージを表示手段に出力するジョブ判断手段を備えることを特徴とする画像入力装置。
  8. 前記ジョブ判断手段は、
    前記終了した印刷ジョブと前記次の印刷ジョブに設定されている印刷媒体情報が一致しない場合、前記メッセージに同意する操作がユーザによりなされた後に、前記次の印刷ジョブに基づく印刷動作の開始要求を前記画像出力装置に対して行うことを特徴とする請求項7記載の画像入力装置。
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